説明

樹脂識別装置

【課題】簡単な構成で、樹脂片の高さの測定可能な許容範囲を大幅に増大できて、大量評価が可能で、かつ作業環境を損なうことのない樹脂識別装置を得る。
【解決手段】この発明に係る樹脂識別装置は、樹脂片8に赤外光源1からの赤外線を照射し、樹脂片8からの反射あるいは乱反射された赤外線を検出器10で検出し、その検出結果に基づいて樹脂片8の種類を識別する、赤外分光光度計を用いた樹脂識別装置において、赤外光源1からの赤外線を受ける第1のミラーである、曲面ミラー部12a,12b,12c、赤外光源1と樹脂片8との光路の途中であって、焦点位置が樹脂片8の高さ方向で異なった位置に複数存在するように配置されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、廃家電製品等から得られる破砕混合樹脂から再利用可能な樹脂を光学的手法により識別する樹脂識別装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
廃家電における樹脂のリサイクルでは、当該樹脂を手で解体できる部分は限られているため、小さな部品や複雑な構成の部品については、機械的に粉砕して、金属又は樹脂等を選別したうえでリサイクル材とする必要がある。
この場合、粉砕して混合された状態から、それぞれの材料を分別することが要求されるため、高度な選別技術が必要である。
このうち金属は、比重や電気的又は磁気的な力により、選別されるが、樹脂は、電気的又は磁気的な力による選別が出来ないため、比重や静電気の帯電量等による分類が提案されている。
【0003】
しかしながら、類似した樹脂については、これらの方法では識別できないため、近赤外帯または中赤外帯の光における樹脂の吸収率または反射率の波長(波数)依存性の違いに着目した識別方法が提案されている。
樹脂のうち、カーボンブラック等を含有した黒色樹脂を識別する場合、近赤外帯では吸収が大きく必要な信号強度が得られないために、識別が困難である。そのため、黒色樹脂を識別する場合には、カーボンブラックの吸収の影響が少ない、中赤外帯を用いるのが望ましい。
【0004】
個々の粉砕した樹脂片を、中赤外を用いて識別するには、コンベアで順次樹脂片を流し、樹脂片の上方から、フーリエ変換型赤外分光光度計を用いて拡散反射法で測定する方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、この方法を粉砕した樹脂片に適用する場合、樹脂片の高さが一定でないために、焦点位置が樹脂片の高さ方向にずれて測定困難になる問題点があった(なお、本願明細書、特許請求の範囲では、「焦点」とは、光学的な定義(光軸に平行な入射光線が集中する点)に加えて、光が集光する「像点」の意味も含めて使用する)。
【0005】
これに対しては、適正な信号が得られるように樹脂片毎の高さを調整する位置調整装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開昭60-89732号公報(図3)
【特許文献2】特開昭60-117132号公報(図3)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記位置調整装置を用いた場合、樹脂片が飛び跳ねて移動し、測定できなくなる場合があるという問題点があった。
即ち、樹脂片は、数mmから数cmのサイズに粉砕されており、この樹脂片を大量に評価する必要性があるので、この樹脂片の1個当たりの測定時間を短くする必要性があり、当然樹脂片毎の高さ調整も短時間でしなければならず、樹脂片が飛び跳ねて移動してしまい、測定ができないという問題点があった。
【0008】
また、樹脂片の高さを調整する他、光学系のミラー高さを調整する装置も考えられる。
しかしながら、この装置の場合、ミラーの位置を制御するために、複雑な機構が必要になるという問題点がある。
また、高さ調整の台やミラーが高速に振動することにより、大きな音が発生し作業環境を損なう問題点もある。
【0009】
この発明は、上記のような問題点を解決することを課題とするものであって、簡単な構成で、樹脂片の高さの測定可能な許容範囲を大幅に増大できて、大量評価が可能で、かつ作業環境を損なうことのない樹脂識別装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明に係る樹脂識別装置は、樹脂片に光源からの赤外線を照射し、樹脂片からの反射あるいは乱反射された赤外線を検出器で検出し、その検出結果に基づいて樹脂片及びその添加剤の種類の少なくとも一方の種類を識別する、赤外分光光度計を用いた樹脂識別装置において、
前記光源からの前記赤外線を受ける第1のミラーまたは第1のレンズは、前記光源と前記樹脂片との光路の途中であって、焦点位置が前記樹脂片の高さ方向で異なった位置に複数存在するように配置されている。
【0011】
また、この発明に係る樹脂識別装置は、樹脂片に光源からの赤外線を照射し、樹脂片からの反射あるいは乱反射された赤外線を検出器で検出し、その検出結果に基づいて樹脂片及びその添加剤の種類の少なくとも一方の種類を識別する、赤外分光光度計を用いた樹脂識別装置において、
前記樹脂片からの前記赤外線を受ける第2のミラーまたは第2のレンズは、前記樹脂片と前記検出器との光路の途中であって、焦点位置が前記樹脂片の高さ方向で異なった位置に複数存在するように配置されている。
【発明の効果】
【0012】
この発明による樹脂識別装置によれば、光源と樹脂片との光路の途中にある、第1のミラーまたは第1のレンズは、焦点位置が樹脂片の高さ方向で異なった位置に複数存在するように配置されているので、簡単な構成で、樹脂片の高さの測定可能な許容範囲を大幅に増大できて、大量評価が可能で、かつ作業環境を損なうことのない。
【0013】
この発明による樹脂識別装置によれば、樹脂片と検出器との光路の途中にある、第2のミラーまたは第2のレンズは、焦点位置が樹脂片の高さ方向で異なった位置に複数存在するように配置されているので、簡単な構成で、樹脂片の高さの測定可能な許容範囲を大幅に増大できて、大量評価が可能で、かつ作業環境を損なうことのない。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】この発明の実施の形態1による樹脂識別装置を示す光路図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図1の樹脂識別装置を用いた場合の樹脂片高さと検出光量との関係を示す図である。
【図4】従来の樹脂識別装置の一例を示す光路図である。
【図5】図4の樹脂識別装置の一使用態様を示す光路図である。
【図6】図4の樹脂識別装置を用いた場合の樹脂片高さと検出光量との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下、この発明の各実施の形態の樹脂識別装置について、図に基づいて説明するが、各図において同一、または相当部材、部位については同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
この発明の実施の形態1の樹脂識別装置を説明の前に、拡散反射式のフーリエ変換型赤外分光光度計を用いた従来の樹脂識別装置について説明する。
図4は従来の樹脂識別装置を示す光路図であり、赤外光源1から放出した連続スペクトルを有する赤外光は、第1の曲面ミラー2で平行光に変換される。この赤外線はハーフミラー3で2方向に分けられ、一方は固定ミラー4で反射し、もう一方は可動ミラー5で反射する。可動ミラー5は、光学距離を周期的に変化させるため、周期的に移動する。
【0016】
固定ミラー4で反射した赤外光及び可動ミラー5で反射した赤外光は、再度ハーフミラー3により重ね合わされ、第2の曲面ミラー6で反射し、第3の曲面ミラー7に向かう。赤外光は、第3の曲面ミラー7で反射し、測定対象物である樹脂片8の表面に集光される。
樹脂片8の表面で反射あるいは乱反射された赤外線は、第4の曲面ミラー9で集められ、反射して検出器10で赤外光強度を検出する。
ここで、第1のスリット15は、第1の曲面ミラー2で平行光になった光だけを通すためのものであり、第2のスリット11は、迷光が検知器10に入らないようにカットするためのものである。
【0017】
次に、図5の矢印Aに示すように、樹脂片8の位置が上にずれた場合について説明する。
この場合には、本来の位置とは異なり、第3の曲面ミラー7で反射された赤外光は、十分に集光されずに樹脂片8に当る。当った赤外光は、正反射あるいは乱反射して、第4の曲面ミラー9に向かう。
しかし、第4の曲面ミラー9で反射された光は、樹脂片8が正しい高さにある場合と比べて光路がずれているために、検知器10に入らない。
樹脂片8の高さが下にずれた場合でも、同様に検知器10に赤外光が入らない。
なお、樹脂片8の高さは、自身の厚み及び例えばコンベアで搬送時の上下動により変動する。
【0018】
従って、従来の拡散反射式のフーリエ変換型赤外分光光度計を用いた樹脂識別装置では、樹脂片8の高さを正しい第1の曲面ミラー7の焦点位置に調整する必要があった。
【0019】
なお、樹脂片8の高さに対する余裕は、光学系に依存するが、強い信号強度を得るためには、樹脂片8からの正反射及び乱反射の光を広く集める必要があり、そのため樹脂片8に対する入光角度(樹脂片8に対する垂直線と入光線との間の角度)が大きくなり、それだけ樹脂片8の高さの変動に対する光の強度の変動も大きく、樹脂片8の高さに対する余裕が小さくなる。
【0020】
次に、この発明の実施の形態1の樹脂識別装置について、図1に基づいて説明する。
第3の曲面ミラー7に代わるものとして、この実施の形態の第1のミラーは、曲面ミラー部12a,12b,12cで構成されている。
赤外光源1からの赤外線を受ける上記第1のミラーは、赤外光源1と樹脂片8との光路の途中であって、各曲面ミラー部12a,12b,12cの焦点位置が樹脂片8の高さ方向で異なった位置に存在するように配置されている。
また、第4の曲面ミラー9に代わるものとして、この実施の形態の第2のミラーは、曲面ミラー部13a,13b,13cで構成されている。
樹脂片8からの赤外線を受ける上記第2のミラーは、樹脂片8と検出器10との光路の途中であって、各曲面ミラー部13a,13b,13cの焦点位置が樹脂片8の高さ方向で異なった位置に存在するように配置されている。
【0021】
上記構成の樹脂識別装置では、図2に示すように、曲面ミラー部12aで反射した赤外光は点22aに集光し、曲面ミラー12b部で反射した赤外光は点22bに集光し、曲面ミラー部12cで反射した赤外光は点22cに集光する。
また、点22aから出た赤外光は、曲面ミラー部13aで集光して検知器10に入り、点22bから出た赤外光は、曲面ミラー部13bで集光して検知器10に入り、点22cから出た赤外光は、曲面ミラー部13cで集光して検知器10に入る。
これにより、高さの異なる樹脂片8でも、赤外光を適正位置に照射でき、樹脂片8での反射光を検知器10に導いて、測定が可能になる。
【0022】
次に、この発明の実施の形態1の樹脂識別装置の効果を補足説明するために、樹脂片8の高さと検出光量(吸収スペクトルを得るための検知器10で検出される光量)の関係について図3に基づいて説明する。
なお、図6は、図4に示した従来の樹脂識別装置での樹脂片8の高さと検出光量との関係を示す図である。
従来の樹脂識別装置では、第3の曲面ミラー7及び第4の曲面ミラー9の各焦点位置が樹脂片8の高さ位置とほぼ一致した場合のみ、光量を検出する。
樹脂識別装置では、樹脂種を識別するには、一定量以上の検出光量が必要であるが、このものの場合、検出器10が検出する光量は、樹脂種を識別するのに必要とする検出光量を大幅に超える検出光量を確保できる代わりに、検出可能は樹脂片8の樹脂片高さの幅は小さく、この幅から外れた高さの樹脂片8では、樹脂種を識別することができない。
【0023】
これに対して、この実施の形態の樹脂識別装置では、図3から分るように、検出光量の最大値は、図6のものと比較して小さい。
しかしながら、樹脂片8の高さが変わっても、その高さの変動に応じて分割された異なる曲面ミラー部12a,12b,12cによる樹脂片8に対する照射、分割された異なる曲面ミラー部13a,13b,13cによる赤外線の集光が行なわれるため、必要とする検出光量を超える検出光量が確保され、検出可能な樹脂片8の高さの幅は、従来のものと比較して大幅に増大し、樹脂片8の種類を識別できる樹脂片8の高さの許容範囲が大幅に増大する。
【0024】
実施の形態2.
この発明の実施の形態2の樹脂識別装置では、赤外光源1からの赤外線を受ける第1のミラーである曲面ミラー部12a,12b,12cは、赤外光源1と樹脂片8との光路の途中であって、焦点位置が樹脂片8の高さ方向で異なった位置に複数存在するように配置されている。
即ち、図4に示した第3の曲面ミラー7に代わるものとして、第1のミラーは、曲面ミラー部12a,12b,12cで構成されているものの、図4に示した第4の曲面ミラー9はそのまま用いられている。
なお、この実施の形態2の樹脂識別装置の各構成部材は、図1または図4に記載された構成部材と同一であり、図に関しては省略した。
【0025】
この実施の形態2の樹脂識別装置では、実施の形態1の樹脂識別装置と比較して、樹脂片8から出た赤外光が第4の曲面ミラー9で集光される光量は少なくなるものの、従来の樹脂識別装置と比較して、検出可能な樹脂片8の高さの幅は増大し、樹脂片8の種類を識別できる樹脂片8の高さの許容範囲が増大する。
【0026】
実施の形態3.
この発明の実施の形態3の樹脂識別装置では、樹脂片8からの赤外線を受ける第2のミラーである各曲面ミラー部13a,13b,13cは、樹脂片8と検出器10との光路の途中であって、各焦点位置が樹脂片8の高さ方向で異なった位置に存在するように配置されている。
即ち、第4の曲面ミラー9に代わるものとして、この実施の形態3の第2のミラーは、曲面ミラー部13a,13b,13cで構成されているものの、図4に示した第3の曲面ミラー7はそのまま用いられている。
なお、この実施の形態3の樹脂識別装置の各構成部材は、図1または図4に記載された構成部材と同一であり、図に関しては省略した。
【0027】
この実施の形態3の樹脂識別装置では、実施の形態1の樹脂識別装置と比較して、第3の曲面ミラー7で反射された赤外光源1から出た赤外光が樹脂片8の表面で反射する光量は少なくなるものの、従来の樹脂識別装置と比較して、検出可能な樹脂片8の高さの幅は、増大し、樹脂片8の種類を識別できる樹脂片8の高さの許容範囲が増大する。
【0028】
なお、上記各実施の形態では、第1のミラーである曲面ミラー部12a,12b,12c、第2のミラーである曲面ミラー部13a,13b,13cは、それぞれ別個に焦点を有しているが、第1のミラー、第2のミラーともに連続的に焦点が変化した一枚のミラーであってもよい。
また、上記各実施の形態では、中赤外を用いたフーリエ変換型赤外分光光度計を用いて説明したが、近赤外など異なる波長帯を用い、またフーリエ変換型以外の赤外分光光度計でも、この発明は同様に適用できる。
また、ミラーの代わりに、近赤外等のレンズを用い、レンズの部分毎の像点位置をずらす(球面収差の大きいレンズを用いる)ことで同様の効果を得ることができる。
また、レンズの場合も、ミラーと同様に、それぞれ別個に構成しても、また一枚で構成してもよい。
【0029】
また、上記各実施の形態では、樹脂片の種類の識別を例として説明したが、樹脂片の添加剤の種類を識別するのにも適用できるし、樹脂片及び樹脂片の添加剤の種類も同時に識別することができる。
また、この発明の樹脂識別装置を用いて、搬送手段であるコンベアで搬送される、樹脂片及び樹脂片の添加剤の種類を識別した場合には、作業環境を損なうことなく、大量評価が可能であるという効果がある。
【符号の説明】
【0030】
1 赤外光源、2 第1の曲面ミラー、3 ハーフミラー、4 固定ミラー、5 可動ミラー、6 第2の曲面ミラー、7 第3の曲面ミラー、8 樹脂片、9 第4の曲面ミラー、10 検知器、11 スリット、12a,12b,12c 曲面ミラー部、 13a,13b,13c 曲面ミラー部、15 スリット。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
樹脂片に光源からの赤外線を照射し、樹脂片からの反射あるいは乱反射された赤外線を検出器で検出し、その検出結果に基づいて樹脂片及びその添加剤の種類の少なくとも一方の種類を識別する、赤外分光光度計を用いた樹脂識別装置において、
前記光源からの前記赤外線を受ける第1のミラーまたは第1のレンズは、前記光源と前記樹脂片との光路の途中であって、焦点位置が前記樹脂片の高さ方向で異なった位置に複数存在するように配置されていることを特徴とする樹脂識別装置。
【請求項2】
樹脂片に光源からの赤外線を照射し、樹脂片からの反射あるいは乱反射された赤外線を検出器で検出し、その検出結果に基づいて樹脂片及びその添加剤の種類の少なくとも一方の種類を識別する、赤外分光光度計を用いた樹脂識別装置において、
前記樹脂片からの前記赤外線を受ける第2のミラーまたは第2のレンズは、前記樹脂片と前記検出器との光路の途中であって、焦点位置が前記樹脂片の高さ方向で異なった位置に複数存在するように配置されていることを特徴とする樹脂識別装置。
【請求項3】
さらに、前記樹脂片からの前記赤外線を受ける第2のミラーまたは第2のレンズは、前記樹脂片と前記検出器との光路の途中であって、焦点位置が前記樹脂片の高さ方向で異なった位置に複数存在するように配置されていることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の樹脂識別装置。
【請求項4】
搬送手段により搬送される前記樹脂片に前記赤外線が照射されることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の樹脂識別装置。
【請求項5】
前記第1のミラーまたは前記第1のレンズは、それぞれ別個の前記焦点を有する複数個のミラー部またはレンズ部から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂識別装置。
【請求項6】
前記第2のミラーまたは前記第2のレンズは、それぞれ別個の前記焦点を有する複数個のミラー部またはレンズ部から構成されていることを特徴とする請求項2に記載の樹脂識別装置。
【請求項7】
前記赤外分光光度計は、フーリエ変換型赤外分光光度計であることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の樹脂識別装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2012−103026(P2012−103026A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−249473(P2010−249473)
【出願日】平成22年11月8日(2010.11.8)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成22年度、経済産業省、産業技術研究開発委託費(プラスチック高度素材別分別技術開発)、委託事業、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】