説明

樹脂部材の見切り構造

【課題】部材の端縁がフランジ形状をしている場合であってもインモールド成型によって加飾することができ、意匠面の全域に亘って同様の風合いを施すことが可能な樹脂部材の見切り構造を提案する。
【解決手段】本発明に係る樹脂部材の見切り構造の代表的な構成は、金型のキャビティ202とコア204の間に挟み込んだフィルム210の装飾を転写して加飾した内装パネル120と、内装パネル120の少なくとも端縁124の裏側に対向する支持部材140とを備え、内装パネル120は透明な樹脂材料であって、内装パネル120の端縁124にはフィルムによる加飾を行わず、支持部材140の少なくとも内装パネル120の端縁124の裏側に対向する部位にフィルム210と同様の装飾を施していることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は内装部材の構造に関し、更に詳しくは、フィルム加飾を施した樹脂部材の見切り構造に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、樹脂の成型技術の1つとしてインモールド成型が知られている。インモールド成型は、あらかじめ金型のキャビティとコアの中に絵柄や色を印刷したフィルムを挟み込んだ状態で射出成型することにより、絵柄を樹脂部材に転写する成型方法である。立体的な部材の表面にシルク印刷などを施すよりも、薄く平坦なフィルムの方が自由に印刷できることから、自由な色や複雑な模様を実現することが可能である。インモールド成型は、印刷設備も安価であり、成型と同時に着色できるために工数の増加も少ないことから、安く、早く、かつ高品質な加飾を施すことができる。また、絵柄を印刷するフィルム(PETフィルムがよく用いられる)をそのまま製品に残すことにより、着色と同時に表面にハードコートを施すことも可能である。
【0003】
インモールド成型は様々な分野の製品に利用されている。容器や携帯機器の外装はもちろんのこと、近年では自動車の部材をインモールド成型で製造することも行われている。
【0004】
特許文献1には、車両内装用加飾部材の樹脂層の表面または裏面に、ベースフィルムと硬化性樹脂によるハードコート層とアンカー層と着色層と接着層とからなる転写箔をインモールド転写により一体成形することにより、樹脂層の表面または裏面に図柄を転写絵付けした車両内装用樹脂製疑似木目パネルが提案されている。特許文献1によれば、転写箔の一部であるハードコート層を硬化性樹脂にすると共に、必要に応じて更にハードコート層の中に紫外線吸収剤やWAX剤を添加したものであるから、優れた耐摩耗性、耐候性を有するものであり、車両内装部材というきわめて厳しい条件下においても、優れた耐久性を発揮することができると述べている。
【0005】
特許文献2には、ホログラムを有するインサートフィルムをインモールド成型して、樹脂成形品の表面にインサートフィルムを一体化させたホイルキャップが提案されている。特許文献2によれば、立体感のあるホログラム光沢を有し、装飾性が優れたホイルキャップとなると述べている。
【0006】
特に漆塗りを模した漆黒調といわれる装飾は、透明感を出すために厚みのある層が必要である。これはインモールド成型によって装飾を転写することが極めて効率的かつ効果的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】特開平9−240386号公報
【特許文献2】特開平9−234999号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記のインモールド成型では、金型内のフィルムは、樹脂材料を射出した際に、部材の外面に倣うように(金型の一方の面に倣うように)変形することになる。しかしフィルムの伸びには限界がある。一方、自動車の部材は大型のものが多いため、広面積のフィルムが部材の外面の形状に追従できない場合がある。特に、部材の端縁(見切り)がフランジ形状(深絞り形状)をしている場合には、縁部にしわが寄ってしまったり、絞り部が破れてしまったりして、著しい外観不良となってしまう。またさらに、漆黒調のように転写箔が厚い場合には、フィルムが切れずとも転写箔にしわや破れが生じてしまうため、より難易度が高いものになっている。
【0009】
このため、インモールド成型によって加飾する場合であっても、端縁が比較的深い絞り形状となっている場合には、端縁まで加飾することができなかった。従来そのような場合には、部材を分割してインモールド成型したり、通常の吹き付け塗装を行ったり、水圧転写による加飾フィルムの貼り付けを行ったりしているが、いずれも単品でインモールド成型するよりもコストが高くなってしまうという問題がある。それでもインモールド成型によって加飾しようとする場合には、深い絞り形状とすることができず、意匠形状の自由度に制約が生じるという問題がある。
【0010】
そこで本発明は、部材の端縁がフランジ形状をしている場合であってもインモールド成型によって加飾することができ、意匠面の全域に亘って同様の風合いを施すことが可能な樹脂部材の見切り構造を提案することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0011】
本発明に係る樹脂部材の見切り構造の代表的な構成は、金型のキャビティとコアの間に挟み込んだフィルムの装飾を転写して加飾した第1部材と、第1部材の少なくとも端縁の裏側に対向する第2部材とを備え、第1部材は透明な樹脂材料であって、第1部材の端縁にはフィルムによる加飾を行わず、第2部材の少なくとも第1部材の端縁の裏側に対向する部位にフィルムと同様の装飾を施していることを特徴とする。
【0012】
上記構成によれば、第1部材の加飾していない部分は、第2部材が視認される。そしてフィルムによる装飾と第2部材の装飾を同様のものにすることにより、加飾した部分としていない部分の装飾が継目なく連続して見えるため、あたかも意匠面(外観として観察される面)の全域に亘って加飾が施されているように見せることができる。したがって、深いフランジ形状を有する部材であっても、インモールド成型によって加飾することができ、製造コストの低廉化を図ることができる。
【0013】
第1部材は、加飾している部分としていない部分の境界線の意匠面側に、角度が急変する稜線が形成されていることが好ましい。これにより、加飾している部分としていない部分の境界線を目立たせなくすることができる。
【0014】
樹脂部材は、装飾を施したフィルムが追従して変形可能な浅い凹形状のキャビティと、全体的に凸形状であって、かつ樹脂部材の端縁を形成する凹部を有するコアとを用いて、キャビティ側の内面にフィルムが倣うようにインモールド成型することが好ましい。これにより、端縁が深いフランジ形状であってもフィルムをキャビティの内面に追従させて加飾を行うことが可能となる。
【0015】
第1部材に転写する装飾および第2部材の装飾を暗色とすることが好ましい。暗色(黒っぽい色調)にすることにより、他の色より繋ぎ目が目立たないようにする効果を得ることができる。
【0016】
第1部材の装飾は漆黒調とし、第2部材の装飾は黒色とし、第1部材の加飾していない部分の意匠面を鏡面仕上げとすることが好ましい。漆黒調とは透明感のある黒色であるため、転写箔による加飾部分は表面に透明層を有している。そのため、加飾していない部分の意匠面を鏡面仕上げとし、第2部材の装飾を黒色とすることにより、第1部材の装飾と同様に端縁の外観を漆黒調の雰囲気に似せる事ができ、端縁まで高級感を与える事ができる。
【0017】
第1部材がスモーク色の透明な樹脂材料であってもよい。第1部材が光透過性樹脂の場合に、樹脂色をスモーク色とすることにより、成型品背面からの光透過と端縁の漆黒調の外観を両立させることができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明にかかる樹脂部材の見切り構造によれば、部材の端縁がフランジ形状をしている場合であってもインモールド成型によって加飾することができ、意匠面の全域に亘って同様の風合いを施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】自動車の運転席近傍の内装を示す図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のB−B断面図である。
【図4】インモールド成型を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下に添付図面を参照しながら、本発明にかかる樹脂部材の見切り構造の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0021】
図1は自動車の運転席近傍の内装を示す図である。図2は図1のA−A断面図であって、内装パネル120の取り付け構造を説明する図である。図3は図1のB−B断面図であって、内装パネル120の詳細を説明する図である。本実施形態では、図1に示すように、ダッシュボード100の正面中央に取り付けられた内装パネル120(インストゥルメンタル・パネル)を樹脂部材(第1部材)の例に用いて本発明を説明する。
【0022】
図1に示すように、内装パネル120(網掛けをした部材)はカーナビゲーション装置やエアコンの吹出口の周囲を覆う部材である。したがって内装パネル120には、各装置を取り付けるための開口120a、120bが設けられている。内装パネル120は乗員から常に観察される位置にある部材であるため、外観が極めて重要になっている。
【0023】
図2および図3に示すように、内装パネル120の樹脂本体122の端縁124は、主表面(乗員と対向する面であって、端縁124以外の領域)に対してダッシュボード100側(車両前方側)に起立したフランジ形状(深絞り形状)となっている。樹脂本体122は、透明な樹脂からなり、端縁124も透明である。また端縁124の意匠面124aは鏡面仕上げされている。
【0024】
内装パネル120は、樹脂本体122の表面にインモールド成型によってフィルム上に形成された転写箔126(装飾)を転写することによって加飾されている。なお図2および図3において転写箔126は強調するために厚く描いているが、実際には極めて薄い層である。本実施形態において内装パネル120には、漆黒調の装飾を施すものとする。漆黒調の装飾とは漆塗りを模した装飾であって、透明感を有するほぼ黒色の装飾である。透明感は、転写箔126の表層に透明な層を設けることによって実現している。
【0025】
内装パネル120は、第2部材の例としての支持部材140によって取り付けられている。支持部材140はダッシュボード100に取り付けられている。なおダッシュボード100に内装パネル120を直接取り付けてもよく、その場合はダッシュボード100の筐体が本発明にいう第2部材となる。
【0026】
ダッシュボード100と支持部材140、支持部材140と内装パネル120は、嵌め込みによって固定することができ、さらに不図示のネジやボルトによって固定してもよい。重要なことは、第2部材である支持部材140が内装パネル120の端縁124の裏側に位置している(存在している)ことである。すなわち支持部材140は、内装パネル120の端縁124の裏面に当接する概ね四角筒の枠材である。
【0027】
ここで図3に示すように、転写箔126は樹脂本体122の主表面に転写されているが、端縁124には転写されていない(樹脂が意匠面にむき出しになっている)。端縁124も乗員から観察される意匠面であるが、インモールド成型においてフィルムが追従しないため、転写は行わず、意匠面124aを鏡面仕上げするのみとしている。
【0028】
なお、図2および図3に示すように、樹脂本体122の主表面も端縁124の近傍は湾曲している。するとどこまでが主表面であってどこからが端縁124であるかというと、結果物からいえば、転写箔126が転写されている範囲が主表面であって、転写されていない範囲が端縁124である。そして、どこまでが転写箔126を転写する範囲であるかというと、インモールド成型においてフィルムおよび転写箔126が金型の形状に追従しうる範囲内で設定される。
【0029】
図4はインモールド成型を説明する図である。一対の金型のうち、全体的に凹形状をしている方をキャビティ202といい、全体的に凸形状をしている方をコア204という。コア204にはゲート204a(注入口)が設けられており、ノズル208から樹脂が射出される。フィルム210には印刷などによって、転写箔126となる装飾が付着している。このフィルム210を、転写箔126をコア204側に向けた状態でキャビティ202とコア204の間に挟み込み、ノズル208をゲート204aに接続して樹脂を注入する。するとフィルム210は樹脂に押されてキャビティ202の内面に倣い、フィルム210上の転写箔126は樹脂製品に固着してフィルム210から剥離し、結果として樹脂製品の表面に転写箔126が転写される。
【0030】
したがって上記の「フィルムおよび転写箔126が金型の形状に追従しうる範囲」とは、キャビティ202の凹形状の曲率半径、フィルム210および転写箔126の薄さや柔軟性に依存して適宜設定される事項である。ただし、端縁124が深いフランジ形状をしている場合には、通常の材料を用いる限りにおいて、端縁124の先端まで転写によって加飾することは困難である。
【0031】
そこでコア204には、端縁124を形成するための凹部206を設けている。したがってフィルム210はキャビティ202とコア204の境界までに追従すればよく、端縁124の先端まで追従する必要はない。したがって端縁124がどれほど深いフランジ形状であったとしてもフィルム210をキャビティ202の内面に追従させることができ、フィルム210や転写箔126にしわや破れを生じることなく、容易に加飾を施すことができる。
【0032】
上記のようにして、端縁124ではフィルム210による加飾が行われないため、樹脂がむき出しとなる。しかし、端縁124が透明の樹脂で形成されていることから、その後側が透過して観察される。そして、支持部材140の少なくとも内装パネル120の端縁124の裏側に対向する部位に、フィルム210と同様の装飾を施すことにより、端縁124でもその景色を観察することができる。
【0033】
本実施形態では、転写箔126を漆黒調としているところ、支持部材140の装飾は黒色とし、端縁124の意匠面を鏡面仕上げとしている。漆黒調とは透明感のある黒色であるため、転写箔126による加飾部分は表面に透明層を有している。そのため、端縁124の意匠面を鏡面仕上げとし、支持部材140の装飾を黒色とすることにより、転写箔126による装飾と同様に端縁124の外観を漆黒調の雰囲気に見せることができる。
【0034】
このように、加飾した部分としていない部分の装飾が継目なく連続して見えるため、あたかも意匠面(外観として観察される面)の全域に亘って加飾が施されているように見せることができる。したがって、深いフランジ形状を有する部材であっても、インモールド成型によって加飾することができ、部材の分割や隣接部材によるフィルム末端の処理が不要となるため、製造コストの低廉化を図ることができる。
【0035】
なお端縁124の鏡面仕上げは、コア204の凹部206の内面を鏡面仕上げしておくことでもよく、成型後に研磨することでもよい。
【0036】
また、内装パネル120をスモーク色の透明な樹脂材料としてもよい。内装パネル120が光透過性樹脂の場合に、樹脂色をスモーク色とすることにより、内装パネル120の背面からの光透過と端縁124の漆黒調の外観を両立させることができる。
【0037】
[他の実施形態]
上記実施形態においては、転写箔126および端縁124の装飾を漆黒調にする場合について説明した。しかし本発明は、他の装飾を施す場合にも適用することができる。すなわち、第2部材である支持部材140にフィルム210の転写箔126と同様の装飾を施すことにより、加飾した部分としていない部分の装飾を継目なく連続して見せることができる。
【0038】
なお、同様の装飾とは、主として色彩である。ただし支持部材140は内装パネル120の端縁124を透過して視認されるため、若干暗く見える可能性がある。このため、支持部材140の色彩を、転写箔126の色彩よりも若干明るくするなど、適宜色合いを調整してもよい。また、同様の装飾には、梨地処理やヘアライン加工など、表面形状も含まれる。これについても第1部材と第2部材の表面形状を統一することにより、装飾の連続性を感じさせることができる。
【0039】
特に、転写箔126の装飾および支持部材140の装飾を、暗色とすることが好ましい。暗色(黒っぽい色調)にすることにより、他の色より繋ぎ目が目立たないようにする効果を得ることができる。従って例えば、ワインレッドのような深い赤や、ウッドパネルの深い茶色、ダークグレーなどの色で装飾する場合にも、本発明の効果を高めることができる。
【0040】
また図3に示すように、加飾している部分としていない部分の境界線の意匠面側に、角度が急変する稜線124bを形成することが好ましい。稜線とは、角度の異なる面が交わる線である。この稜線124bは、キャビティ202とコア204の境界線でもある。このように意図的に稜線124bを形成することにより、加飾している部分としていない部分(転写箔126が存在する部分としない部分)の境界線を目立たせなくすることができる。また金型の継目を目立たせなくする効果もあるため、後処理が容易になるという効果も有している。
【0041】
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明は内装部材の構造として、更に詳しくは、フィルム加飾を施した樹脂部材の見切り構造として利用することができる。
【符号の説明】
【0043】
100…ダッシュボード、120…内装パネル、120a…開口、120b…開口、122…樹脂本体、124…端縁、124a…意匠面、124b…稜線、126…転写箔、140…支持部材、202…キャビティ、204…コア、204a…ゲート、206…凹部、208…ノズル、210…フィルム

【特許請求の範囲】
【請求項1】
金型のキャビティとコアの間に挟み込んだフィルムの装飾を転写して加飾した第1部材と、
前記第1部材の少なくとも端縁の裏側に対向する第2部材とを備え、
前記第1部材は透明な樹脂材料であって、該第1部材の端縁には前記フィルムによる加飾を行わず、
前記第2部材の少なくとも前記第1部材の端縁の裏側に対向する部位に前記フィルムと同様の装飾を施していることを特徴とする樹脂部材の見切り構造。
【請求項2】
前記第1部材は、加飾している部分としていない部分の境界線の意匠面側に、角度が急変する稜線が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の樹脂部材の見切り構造。
【請求項3】
前記樹脂部材は、
装飾を施した前記フィルムが追従して変形可能な浅い凹形状のキャビティと、
全体的に凸形状であって、かつ前記樹脂部材の端縁を形成する凹部を有するコアとを用いて、
前記キャビティ側の内面に前記フィルムが倣うようにインモールド成型したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の樹脂部材の見切り構造。
【請求項4】
前記第1部材に転写する装飾および前記第2部材の装飾を暗色としたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の樹脂部材の見切り構造。
【請求項5】
前記第1部材の装飾は漆黒調とし、前記第2部材の装飾は黒色とし、前記第1部材の加飾していない部分の意匠面を鏡面仕上げとしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の樹脂部材の見切り構造。
【請求項6】
前記第1部材がスモーク色の透明な樹脂材料であることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の樹脂部材の見切り構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−101482(P2012−101482A)
【公開日】平成24年5月31日(2012.5.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−253001(P2010−253001)
【出願日】平成22年11月11日(2010.11.11)
【出願人】(000002082)スズキ株式会社 (3,196)
【Fターム(参考)】