説明

毛髪を処置するための求電子性モノマーの使用

【課題】毛髪処置のために使用する、その場で重合可能なモノマーを主体とする組成物を提供すること。
【解決手段】本発明は、求核試薬の存在下にアニオン重合によって重合可能な少なくとも一つのモノマーを化粧品として受容可能な媒体中に含む組成物の毛髪処置のための使用に関する。本発明に従って使用するモノマーは以下の構造(A)を有する。



式中、R1及びR2は、相互に独立に、電子吸引性をわずかに有するかまったく有しない基を表し、R3及びR4は、相互に独立に、電子吸引性基を意味する。
組成物を毛髪に適用することによって毛髪は完全に個別化されて残り、なんらの問題もなくスタイリングすることができ、かつ繊維の表面のコンディショニングがシャンプー処置に対して残留性である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、その場で重合可能なモノマーを主体とする組成物の、毛髪処置のための使用、及びさらに対応する化粧処置方法に関する。
【背景技術】
【0002】
毛髪に対する親和性が高いシリコーン又はポリマーを主体とする化粧組成物が、毛髪の表面特性を変化させ、特に毛髪をコンディショニングするために一般に使用されている。
コンディショナーには、特にシャンプー処置により除去される傾向があるために、これらの処置を再度行うことが一般に必要である。
ある種のモノマーのフリーラジカル重合を毛髪上で直接行わせてポリマー沈着物の残留を増強させることは、理論上は可能である。
しかしながら、このようにして得られた処置は化粧品としては受け入れることができない。重合開始剤によると考えられるかなりの繊維の崩壊が一般に観察され、かつ処置した毛髪のもつれを解くのが困難である。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ある種のモノマーのフリーラジカル重合を毛髪上で直接行わせてポリマー沈着物の残留を増強させることは、理論上は可能である。
しかしながら、このようにして得られた処置は化粧品としては受け入れることができない。重合開始剤によると考えられるかなりの繊維の崩壊が一般に観察され、かつ処置した毛髪のもつれを解くのが困難である。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本出願人は、中性pHで水中に含まれるヒドロキシドイオン(OH-)のような求核試薬の存在下にアニオン重合法が開始される求電子性モノマーを使用することによって、毛髪表面の改良されかつ長期に持続するコンディショニングを得ることが可能であることを見出した。
本出願人は特に、これらのモノマーを主体とする組成物を毛髪に適用することによって、ポリマーがその場で形成されることを見出した。この説明によって限定されることを望むものではないが、毛髪に吸着された水中に含まれるヒドロキシドイオンが、処置組成物/毛髪の界面においてアニオン重合のトリガーなるものと考えられる。界面アニオン重合によってその場でこのようにして形成されるポリマーは、均一な沈着物の形態にありかつ毛髪に対する優れた吸着力を有する。
さらに、驚くべきことに、毛髪は完全に個別化されて残り、なんらの問題もなくスタイリングすることができ、かつ繊維の表面のコンディショニングがシャンプー処置に対して残留性であることが見出された。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
従って、本発明の第1の主題は、求核試薬の存在下にアニオン重合を行うことが可能な少なくとも一つのモノマーを含む組成物の毛髪処置のための使用である。
さらに本発明の第2の主題は、本処置に即して使用する組成物の使用方法である。
本発明の他の主題は、以下の説明及び例を読むことによって明らかとなろう。
【0006】
“アニオン重合”という表現は、“Advanced Organic Chemistry”、第3版、Jerry March著、151〜161頁に規定された機構を意味する。
本発明に従って特に使用されるモノマーは以下の構造のモノマーである:



式中:
1及びR2は、相互に独立に、電子吸引性をわずかに有するかまったく有しない基、例えば以下を意味する:
− 水素原子、
− 飽和又は不飽和の、直鎖、分岐した又は環状の炭化水素を主体とする基、該基は好ましくは4〜20の炭素原子を含み、かつ一又は複数の窒素、酸素又は硫黄原子を含んでもよく、かつOR、COOR、COR、SH、SR及びOHから選択する一又は複数の基で置換されていてもよく、
− 有機変性したか又は有機変性していないポリシロキサン残基、
− ポリオキシアルキレン基、
− OR、COOR、COR、SH、SR及びOH。
3及びR4は、相互に独立に、電子吸引性基、好ましくは以下から選択する基を意味し:N(R)3+、S(R)2+、NH3+、NO2、SO2R、C≡N、COOH、F、Cl、Br、I、OR、COOR、COR、SH、SR及びOH、直鎖又は分岐したアルケニル基、直鎖又は分岐したアルキニル基及びモノ−又はポリフルオロアルキル基、
Rは、C1〜C10アルキル基又はC1〜C10モノ−又はポリフルオロアルキル基を意味し、アルキル基は1〜10の炭素原子を含む。アルケニル又はアルキニル基は好ましくは2〜10の炭素原子を含む。
【0007】
有機変性したポリシロキサンのうち挙げることができるのは、C2〜C30アルキル及び/又はフェニル及び/又はシロキシ及び/又はシラノール及び/又はアミン及び/又はイミン及び/又はフルオロアルキル官能基を含むポリジメチルシロキサンである。
モノ−又はポリフルオロアルキル基のうち挙げることができるのは、(CH2)n−(CF2)m−CF3又は(CH2)n−(CF2)m−CHF2のような基であり、式中n=1〜20かつm=1〜20である。
ポリオキシアルキレン基のうち挙げることができるのは、好ましくは1〜200のオキシアルキレン化単位を含むポリオキシエチレン基及びポリオキシプロピレン基である。
置換基R1〜R4は、化粧活性を有する基で置換されていてもよい。特に使用される化粧活性は、着色、抗酸化、UV−遮蔽及びコンディショニング機能である。
【0008】
上記のモノマーのうち好ましいのは、以下の式(B)のシアノアクリレートに属するもの及びその誘導体のモノマーである:



1及びR2は上記と同じ意味を有し、R'3は非−電子吸引性又は電子吸引性の基、例えば式(A)で規定されるものを意味することができる。
挙げることができる式(B)の化合物はフルオロアルキル−2−シアノアクリレートに属するもの、例えば
a)



の2,2,3,3−テトラフルオロプロピル2−シアノ−2−プロペノエート、又は



の2,2,2−トリフルオロエチル2−シアノ−2−プロペノエート、又は
b)(C1〜C10)アルキル又はアルコキシシアノアクリレート及びこれらの誘導体を含む。
【0009】
特に以下を挙げることができる:エチル2−シアノアクリレート、メチル2−シアノアクリレート、n−プロピル2−シアノアクリレート、イソプロピル2−シアノアクリレート、t−ブチル2−シアノアクリレート、n−ブチル2−シアノアクリレート、イソブチル2−シアノアクリレート、3−メトキシブチルシアノアクリレート、n−デシルシアノアクリレート、ヘキシル2−シアノアクリレート、2−エトキシエチル2−シアノアクリレート、2−メトキシエチル2−シアノアクリレート、2−オクチル2−シアノアクリレート、2−プロポキシエチル2−シアノアクリレート、n−オクチル2−シアノアクリレート及びイソアミルシアノアクリレート。
本発明に即して、モノマーb)を使用することが好ましい。
特に好ましいモノマーは以下の式のn−オクチル2−シアノアクリレートである:


【0010】
本発明に従って使用するモノマーは支持体、例えばポリマー、オリゴマー又はデンドリマーに共有結合していてもよい。ポリマー又はオリゴマーは直鎖、分岐した櫛形又はブロック型のものであることができる。ポリマー、オリゴマー又はデンドリマー構造における本発明のモノマーの分布は、不規則であっても、末端に位置しても、又はブロックの形態にあってもよい。
アニオン重合を開始することができる求核試薬は自体公知のシステムであり、求核試薬と接触してカルバニオンを生成することが可能であり、例えば中性pHにおいて水中に含まれるヒドロキシドイオンである。“カルバニオン”という用語は“Advanced Organic Chemistry, 第3版”、Jerry March著、141頁に規定されている化学種を意味する。
求核試薬は、求核性官能基を有する分子化合物、オリゴマー、デンドリマー又はポリマーから成ることができる。挙げることができる求核性官能基は以下の官能基を含むがこれに限定されない:R2-、NH2-、Ph3-、R3-、PhNH-、ピリジン、ArS-、R−C≡C-、RS-、SH-、RO-、R2NH、ArO-、N3-、OH-、ArNH2、NH3、I-、Br-、Cl-、RCOO-、SCN-、ROH、RSH、NCO-、CN-、NO3-、ClO4-、H2O、等。
【0011】
本発明のモノマーを搬送するのに無水のかつ非−吸湿性の媒体を使用することが好ましく、該モノマーを純粋な形態で又はエマルジョンの形態で又はカプセルに封入して使用することができる。“無水の媒体”という表現は、1%より少ない水を含む媒体を意味する。
上記のモノマーを含む化粧品として受容可能な媒体を好ましくは以下から選択する:有機油、シリコーン、鉱油、ワックス又は有機溶媒、例えばC5〜C10アルカン、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸メチル、酢酸ブチル、酢酸エチル、ジメトキシエタン、ジエトキシエタン、脂肪アルコール、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪アミド及び脂肪アルコールベンゾエート、及びこれらの混合物。
本発明に従って使用する組成物は一般に、0.001質量%〜50質量%、特に0.1質量%〜10質量%の本発明に従うモノマーの濃度を有する。
【0012】
長期間にわたる組成物の安定性を増大させるために、重合禁止剤、特にフリーラジカル及び/又はアニオン重合禁止剤を組成物に導入することができる。以下の重合禁止剤を挙げることができるが、これに限定されない:二酸化硫黄、一酸化窒素、有機酸、例えばスルホン酸又はリン酸、ラクトン、三フッ化ホウ素、ヒドロキノン及びその誘導体、例えばヒドロキノンモノエチルエーテル、TBHQ、ベンゾキノン及びその誘導体、例えばデュロキノン、カテコール及びその誘導体、例えばt−ブチルカテコール及びメトキシカテコール、アニソール及びその誘導体、例えばメトキシアニソール又はヒドロキシアニソール、ピロガロール及びその誘導体、p−メトキシフェノール、ヒドロキシブチルトルエン、アルキルスルフェート、アルキルスルファイト、アルキルスルホン、アルキルスルホキシド、アルキルスルフィド、メルカプタン及び3−スルホネン及びこれらの混合物。アルキル基は好ましくは1〜6の炭素原子を含む基を意味する。
本発明の組成物における禁止剤の濃度は、10ppm〜5質量%、より好ましくは10ppm〜0.5質量%である。
【0013】
本発明に従う組成物はさらに噴射剤を含むことができ、該噴射剤はエアゾール組成物を製造するのに通常使用する圧縮し又は液化した気体から成ることができる。空気、二酸化炭素、圧縮窒素又は可溶性気体、例えばジメチルエーテル、ハロ炭化水素、例えばフルオロ炭化水素又はフッ素を含まない炭化水素、及びこれらの混合物を好ましくは使用する。
本発明に従う組成物はさらに化粧品に通常使用する例えば以下の剤を含むことができる:還元剤、脂肪物質、可塑剤、柔軟剤、消泡剤、保湿剤、顔料、クレイ、無機フィラー、UV遮蔽剤、無機コロイド、解こう剤、可溶化剤、芳香剤、保存剤、アニオン性、カチオン性、ノニオン性又は両性界面活性剤、固定又は非−固定ポリマー、ポリオール、タンパク質、ビタミン、直接染料又は酸化染料、真珠光沢剤等。
【0014】
本発明に従う毛髪の処置方法は、上記の組成物を、特に求核試薬の存在下に毛髪に適用することから成る。
好ましくは、この求核試薬は水である。水を、予め湿潤化することによって提供することができる。
反応の動力学を変えるために、塩基、酸又は酸/塩基混合物によってpHを調整した水性溶液を使用して、予め繊維を湿潤化することが可能である。酸及び/又は塩基は無機又は有機であってもよい。
求核試薬を使用して繊維を予め浸漬することによってアニオン重合の反応の動力学を変えることも可能である。求核試薬を、純粋な形態で、溶液として、又はエマルジョンの形態で、又はカプセルに封入して使用することができる。
【0015】
アニオン重合反応の動力学を変えるために、ケラチン物質を化学的に変換することによって繊維の求核性を増大させることもできる。挙げることができる例は、ジスルフィド結合のチオールへの還元を含み、本発明の組成物を適用する前にケラチンの該結合が部分的にチオールになっている。ケラチンのジスルフィド結合を部分的に還元する剤として挙げることができるものは以下の化合物を含むが、これらが全てではない:
− 無水チオ硫酸ナトリウム、
− 粉末化したナトリウムメタビスルファイト、
− チオ尿素、
− 亜硫酸アンモニウム、
− チオグリコール酸、
− チオ乳酸、
− チオ乳酸アンモニウム、
− グリセリルモノチオグリコレート、
− アンモニウムチオグリコレート、
− チオグリセロール、
− 2,5−ジヒドロキシ安息香酸、
− ジアンモニウムジチオグリコレート、
− ストロンチウムチオグリコレート、
− カルシウムチオグリコレート、
− 亜鉛ホルムアルデヒドスルホキシレート、
− イソオクチルチオグリコレート、
− d,l−システイン、
− モノエタノールアミンチオグリコレート。
【0016】
アニオン重合反応の動力学を変えるために、特に本発明のモノマー重合速度を減少させるために、本組成物の粘度を増大させることができる。こうするために、本発明に従うモノマーに対する反応性がない一又は複数のポリマーを、本発明の組成物に添加することができる。この場合、ポリメチルメタクリレート(PMMA)又はシアノアクリレートを主体とするコポリマー、例えば米国特許第6,224,622号に記載されているものを挙げることができるが、これらが全てではない。
特にその場で形成されたポリ(シアノアクリレート)の接着性を改良するために、いずれかの型のポリマーで前もって繊維を処置することができ、又は本発明の組成物を適用する前に毛髪の処置、例えば直接染色又は酸化染色処置、パーマネントウェーブ処置又は直毛化処置を行うことができる。
本発明に従う組成物の適用に引き続いてリンスを行ってもよい。これらの組成物は種々の形態にあることができ、例えばローション、スプレー又はムースの形態にあることができ、かつシャンプー又はコンディショナーの形態で適用することもできる。
以下の例は本発明を説明するためのものであり、本質的に制限するものではない。
【0017】
例1
以下の組成物を製造した:
n−オクチル2−シアノアクリレート (1) 10 g
シリコーン油 (2) 90 g
(1) RITE LOK CON895, ケメンス(Chemence)社により市販
(2) Dow Corning 556 Fluid Cosmetic
適用法1
アルカリ溶解性が20%である敏感になった毛髪2.7gから成る房に上記の組成物2gを適用する。毛髪の房と組成物を1分間接触させた後で、房をDOPカミツレシャンプーを使用して洗浄し、次いで室温で1時間乾燥させる。
同様の操作を他の房に対してシリコーン油のみで行う。
適用法2
アルカリ溶解性が20%である敏感になった毛髪2.7gからなる房を1mlの水で湿潤にする。この湿潤になった房に2gの上記組成物を適用する。毛髪の房と組成物を1分間接触させた後で、房をDOPカミツレシャンプーを使用して洗浄し、次いで室温で1時間乾燥させる。
同様の操作をシリコーン油のみで湿潤にした他の房に対して行う。
各房について、10人のパネルにより毛髪の感覚を評価する。対照として同じアルカリ溶解性を有する未処置の房を使用する。
種々の毛髪の房の触覚による評価は、DOPカミツレの名称で市販されているシャンプーを使用して5回連続して洗浄した後、同じ手順で繰り返す。
結果

評価段階:0 感知できない → 5 非常に明確
本実験は、本発明に従うモノマーによって提供された繊維の感覚(被覆感)における変化がシャンプー処置に対して残留性であり、一方、シリコーンによって提供される感覚(脂ぎった感覚)における変化がシャンプー処置に対して残留性でないことを示している。従って、本組成物は何回かのシャンプー処置の後で変化した感覚を保持しかつ該組成物を再度適用することなく保持することを可能にする。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
求核試薬の存在下にアニオン重合によって重合可能な少なくとも一つのモノマーを化粧品として受容可能な媒体中に含む組成物の毛髪処置のための使用。
【請求項2】
モノマーを以下の式のモノマーから選択することを特徴とする、請求項1に記載の使用:



式中:
1及びR2は、相互に独立に、電子吸引性をわずかに有するかまったく有しない基、例えば以下を意味し:
− 水素原子、
− 飽和又は不飽和の、直鎖、分岐した又は環状の炭化水素を主体とする基、該基は好ましくは4〜20の炭素原子を含み、かつ一又は複数の窒素、酸素又は硫黄原子を含んでもよく、かつOR、COOR、COR、SH、SR及びOHから選択する一又は複数の基で置換されていてもよく、
− 有機変性したか又は有機変性していないポリシロキサン残基、
− ポリオキシアルキレン基、
− OR、COOR、COR、SH、SR及びOH。
3及びR4は、相互に独立に、電子吸引性基、好ましくは以下から選択する基を意味し:N(R)3+、S(R)2+、SH2+、NH3+、NO2、SO2R、C≡N、COOH、F、Cl、Br、I、OR、COOR、COR、SH、SR及びOH、直鎖又は分岐したアルケニル基、直鎖又は分岐したアルキニル基及びモノ−又はポリフルオロアルキル基、
Rは、C1〜C10アルキル基又はC1〜C10モノ−又はポリフルオロアルキル基を意味する。
【請求項3】
モノマーを以下の式の化合物から選択することを特徴とする、請求項1に記載の使用:



1及びR2は上記と同じ意味を有し、R'3は非−電子吸引性又は電子吸引性の基、例えば式(A)で規定されるものを意味することができる。
【請求項4】
モノマーを(C1〜C10)アルキル又はアルコキシシアノアクリレートから選択することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の使用。
【請求項5】
モノマーがポリマー、オリゴマー又はデンドリマーのような支持体に共有結合していることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか1項に記載の使用。
【請求項6】
組成物の毛髪処置のための使用であって、該組成物が求核試薬の存在下にアニオン重合によって重合可能な少なくとも一つのモノマーを化粧品として受容可能な無水のかつ非−吸湿性の媒体中に含むことを特徴とする使用。
【請求項7】
請求項1ないし6のいずれか1項に記載の組成物の使用であって、該組成物が重合禁止剤を含むことを特徴とする使用。
【請求項8】
請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成物を求核試薬の存在下に適用することを特徴とする、方法。
【請求項9】
請求項1ないし5のいずれか1項に記載のモノマーを含む組成物を予め湿潤化した毛髪に適用することを特徴とする、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
請求項1ないし4のいずれか1項に記載のモノマーを含む組成物の適用に引き続いてリンスを行うことを特徴とする、請求項8又は9のいずれか1項に記載の方法。

【公開番号】特開2007−277272(P2007−277272A)
【公開日】平成19年10月25日(2007.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−200467(P2007−200467)
【出願日】平成19年8月1日(2007.8.1)
【分割の表示】特願2003−554140(P2003−554140)の分割
【原出願日】平成14年12月12日(2002.12.12)
【出願人】(391023932)ロレアル (950)
【Fターム(参考)】