説明

水中カット造粒装置用ナイフホルダ

【課題】片持ち支持に比べて、ナイフに生じる撓みを減らしてナイフの摺動面とダイプレートの硬化凸面との間に生じる隙間を小さくすることができ、形状の良好な樹脂ペレットが得られるようにした、水中カット造粒装置用ナイフホルダを提供すること。
【解決手段】円板状をなし、外周端11aがダイプレート40の硬化凸面52の内周端52bよりも内側で且つナイフ30を含むように位置するナイフホルダ本体11と、ナイフホルダ本体11の外周端11aの周方向における等間隔位置にそれぞれ設けられ、該外周端11aから径方向外方へ突出して硬化凸面52の内周端52bよりも外側まで延び、ダイプレート40に臨む側であるその前面側にナイフ上面側を位置させた状態でナイフ30が固定されるリブ部12と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、熱可塑性樹脂のペレットを製造するための水中カット造粒装置に備えられる水中カット造粒装置用ナイフホルダに関するものである。
【背景技術】
【0002】
図5は従来例1の水中カット造粒装置用ナイフホルダを備えた水中カット造粒装置を示す側面断面図、図6は図5におけるダイプレートの硬化凸面及びナイフの斜視図、図7は図5におけるナイフホルダ及びナイフの背面図、図8は図5におけるナイフホルダ、ナイフ及びダイプレートの断面図である。
【0003】
水中カット造粒装置の代表例として、実開平7−40112号公報に記載されたようなものが知られている。この水中カット造粒装置は、図5に示すように、混練押出機の押出筒の先端部に取り付けられ、多数のダイス孔2aが形成されたダイス部2(図8参照)を有するダイプレート1と、冷却水(約60℃の温水)が充満し、流通する水室を形成するウォータチャンバ6と、ウォータチャンバ6内に突出させた回転軸7を有して該回転軸7を回転させるためのナイフ駆動装置、前記回転軸7の先端部に固定されたナイフホルダ8に支持され、ダイプレート1のダイス部2に対向して位置される複数個のナイフ(カッターナイフ)9とを備えている。
【0004】
全体として厚肉の円板状(円盤状)をなす前記ダイプレート1は、図7,図8に示すように、円環状をなすダイス部2と、このダイス部2の外側に配置された円環状をなす外周部4と、ダイス部2の内側に配置された円板状をなす中心部5とにより構成されている。そして、前記ダイス部2の内部には、前記混練押出機に供給されてそのスクリュにより混練された熱可塑性樹脂をストランド状に押出すための多数のダイス孔2aが形成されている。また、ダイス部2の表面全体にわたって、硬化層(例えばTiC硬化層)からなる硬化凸面3が形成されている。
【0005】
円環状に延びる前記硬化凸面3にナイフ9が押し付けられながら該硬化凸面3に沿って回転運動することにより(図6参照)、多数のダイス孔2aから押出されたストランド状の熱可塑性樹脂がナイフ9によってペレット状に切断されて、熱可塑性樹脂の水中ペレット造粒がなされるようになっている。
【0006】
前記のナイフ9は、正面視(背面視)で長方形状をなし長く延びており、図6に示すように、ダイプレート1の硬化凸面3に押し付けられて接する摺動面9aと、ナイフすくい角を形成するすくい面9bとを有している。
【0007】
そして、この例では4個のナイフ9が、円板状をなす前記ナイフホルダ8の前面(ダイプレート1に臨む側の面)において、ホルダ外周部の周方向における等間隔位置にナイフ基端側部分(ナイフ一端側部分)がボルトにて締め付け固定されることで、ナイフホルダ8に片持ち支持されている。
【0008】
ここで、ナイフホルダ8の外径寸法は、図7,図8に示すように、ホルダ外周端8aがダイプレート1の硬化凸面3の内周端3bよりも内側に位置するように設計されている。その理由は、ナイフホルダ8の外周端8aが硬化凸面3の内周端3bよりも外側に位置するようにナイフホルダ8の外径寸法を大きくすると、ナイフ9の回転時に硬化凸面3の上方がナイフホルダ8によって覆われてしまい、このため、ナイフ9で切断された樹脂ペレットが、硬化凸面3とナイフホルダ8の前面との隙間に挟まれる可能性が高く、形状がくずれてしまうためである。
【0009】
さて、硬化凸面3に押し付けられるナイフ9を片持ち支持するナイフホルダ8では、ナイフ9におけるナイフホルダ8に近い位置では硬化凸面3にナイフ9の摺動面9aが接触するものの、ナイフホルダ8から離れてナイフ9の自由端側へ行くに従い、ナイフ9に生じる撓みにより摺動面9aと硬化凸面3との間に生じる隙間が大きくなる。このため、円柱形状をなす良好な形状の樹脂ペレットが得られず、切断面に糸状のものが2〜3mm程度付着したテイルペレットや、該テイルペレットから千切れた糸状のものであるファインが発生することがあった。
【0010】
そこで、ナイフに生じる撓みを少なくするようにした水中カット造粒装置用ナイフホルダが提案されている(特開平11−165316号公報)。図9は従来例2の水中カット造粒装置用ナイフホルダの説明図である。
【0011】
図9に示すように、このナイフホルダ100は、ナイフ200の一端側に設けられた取付部200aがボルト付けされる直径が小径のインナーホルダ部101と、このインナーホルダ部101の外側の、ナイフ200の他端側に設けられた取付部200bがボルト付けされる直径が大径のアウターホルダ部102とからなり、これらイン・アウターホルダ部101,102は回転軸により回転される円板部103と一体的に形成されている。そして、これらイン・アウターホルダ部101,102の円板部103からのダイプレート方向への突出部分はこの例では4枚のリブ104によって連結されている。
【0012】
このように、ナイフ200は、その一端側の取付部200aがインナーホルダ部101に、他端側の取付部200bがアウターホルダ部102にそれぞれ取付けられており、ナイフホルダ100に両端支持されている。これにより、ナイフ200に生じる撓みを少なくして、ダイプレートの硬化凸面とナイフの摺動面との間に生じる隙間を小さくすることができるようにしている。
【0013】
しかしながら、前記従来例2のナイフホルダ100では、前記リブ104と前記ナイフ200とで囲まれる空間に切断された樹脂ペレットが詰まる心配があり、また、切断された樹脂ペレットが高速回転している104に接触することで変形する心配がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0014】
【特許文献1】実開平7−40112号公報
【特許文献2】特開平11−165316号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0015】
そこで、本発明の課題は、従来の片持ち支持に比べて、ナイフに生じる撓みを減らしてナイフの摺動面とダイプレートの硬化凸面との間に生じる隙間を小さくすることができ、テイルペレットやファインを発生させることなく、形状の良好な樹脂ペレットが得られるようにした、水中カット造粒装置用ナイフホルダを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
前記の課題を解決するため、本願発明では、次の技術的手段を講じている。
【0017】
請求項1の発明は、回転軸に固定され、ダイプレートの円環状をなす硬化凸面に設けられた多数のダイス孔から押し出される溶融樹脂を冷却水中で切断して樹脂ペレットとする複数枚のナイフを支持する水中カット造粒装置用ナイフホルダにおいて、円板状をなし、外周端が前記ダイプレートの前記硬化凸面の内周端よりも内側で且つ前記ナイフを含むように位置するナイフホルダ本体と、前記ナイフホルダ本体の前記外周端の周方向における等間隔位置にそれぞれ設けられ、該外周端から径方向外方へ突出して前記硬化凸面の内周端よりも外側まで延び、前記ダイプレートに臨む側であるその前面側にナイフ上面側を位置させた状態で前記各ナイフが固定されるリブ部と、を備えたことを特徴とする水中カット造粒装置用ナイフホルダである。
【0018】
請求項2の発明は、請求項1記載の水中カット造粒装置用ナイフホルダにおいて、前記リブ部は、前記ナイフのすくい面に対して同一傾斜角をなして該すくい面に連なる傾斜面を有していることを特徴とするものである。
【0019】
請求項3の発明は、請求項1又は2記載の水中カット造粒装置用ナイフホルダにおいて、前記リブ部は、その幅寸法が前記ナイフの上面幅の寸法と同一又はそれ以下であることを特徴とするものである。
【0020】
請求項4の発明は、請求項1、2又は3記載の水中カット造粒装置用ナイフホルダにおいて、前記リブ部は、前記ナイフホルダ本体の前記外周端から径方向外方へ突出して前記硬化凸面の外周端まで延びる長さを有していることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0021】
本発明の水中カット造粒装置用ナイフホルダは、外周端が該ダイプレートの硬化凸面の内周端よりも内側で且つナイフを含むように位置するナイフホルダ本体と、このナイフホルダ本体の前記外周端の周方向における等間隔位置にそれぞれ設けられ、該外周端から径方向外方へ突出して前記硬化凸面の内周端よりも外側まで延びるリブ部とを備え、このリブ部にナイフが固定されるように構成されている。したがって、ナイフを片持ち支持する従来のナイフホルダに比べて、ナイフに生じる撓みを減らしてナイフの摺動面とダイプレートの硬化凸面との間に生じる隙間を小さくすることができ、テイルペレットやファインを発生させることなく、形状の良好な樹脂ペレットを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の一実施形態による水中カット造粒装置用ナイフホルダの構成を示す背面図である。
【図2】図1に示す水中カット造粒装置用ナイフホルダにナイフが装着された状態を示す背面図である。
【図3】図2における要部の断面図である。
【図4】図3におけるA−A線断面図である。
【図5】従来例1の水中カット造粒装置用ナイフホルダを備えた水中カット造粒装置を示す側面断面図である。
【図6】図5におけるダイプレートの硬化凸面及びナイフの斜視図である。
【図7】図5におけるナイフホルダ及びナイフの背面図である。
【図8】図5におけるナイフホルダ、ナイフ及びダイプレートの断面図である。
【図9】従来例2の水中カット造粒装置用ナイフホルダの説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0023】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態による水中カット造粒装置用ナイフホルダの構成を示す背面図、図2は図1に示す水中カット造粒装置用ナイフホルダにナイフが装着された状態を示す背面図、図3は図2における要部の断面図である。
【0024】
図1〜図3において、40は円板状をなすダイプレートである。水中カット造粒装置のダイプレート40は、円環状をなすダイス部50と、このダイス部50の外側に配置された円環状をなす外周部60と、ダイス部50の内側に配置された円板状又は円環状をなす中心部70とにより構成されている。前記の外周部60及び中心部70には、それぞれ、ボルトを通す複数のボルト孔が設けられており、これらのボルトにより、ダイプレート40がダイスホルダに固定されるようになっている。このダイプレート40のダイス部50内部には、多数のダイス孔51が形成されており、また、ダイス部50の表面全体にわたって硬化凸面52が形成されている(図3参照)。
【0025】
10は水中カット造粒装置用ナイフホルダ(以下、単にナイフホルダともいう)である。ナイフホルダ10は、ステンレス鋼製のナイフホルダ本体11と、ステンレス鋼製のリブ部12とによって構成されている。
【0026】
回転軸20の先端部に固定されるナイフホルダ本体11は、円板状乃至は円盤状をなし、前記ダイプレート40に対してその外周端11aが該ダイプレート40の硬化凸面52の内周端52bよりも内側に位置する外径寸法となされている。また、ナイフホルダ本体11は、回転軸方向に見てその外周端11aよりも内側にナイフ30の基端側部分が位置するように構成されている。換言すると、ナイフホルダ本体11は、回転軸方向に見てその外周端11aがナイフ30を含むように位置している。このナイフホルダ本体11の前面(ダイプレート40に臨む側の面)には、その外周部の周方向における等間隔位置、本実施形態では円周の四等分位置に、それぞれ、リブ部12を取り付けるためのリブ取付け溝が設けられている。
【0027】
ナイフホルダ10は、本実施形態では、4個のリブ部12を有している。各リブ部12は、正面視(背面視)で長方形状をなし(図1参照)、また、図3に示すように、ナイフホルダ本体11と同一の厚みを有し、かつ、長手方向におけるナイフホルダ本体11側にナイフホルダ本体11の前記リブ取付け溝の溝深さと等しい厚みに減厚された取付け部12aを有している。
【0028】
これら4個のリブ部12は、それぞれ、その前記取付け部12aがナイフホルダ本体11の前記リブ取付け溝に嵌め込まれた状態で、ボルト13にてナイフホルダ本体11に固定されており、ナイフホルダ本体11の外周端11aから径方向外方へ突出して前記硬化凸面52の内周端52bよりも外側まで延び、この実施形態では硬化凸面52の内周端52bと外周端52aとの中央部付近まで延びる長さを有している。
【0029】
そして、ナイフホルダ本体11乃至は各リブ部12には、その前面(ダイプレート40に臨む側の面)にナイフ上面側を位置させた状態で、ボルト31にてナイフ30が固定される。本実施形態では、各ナイフ30は各リブ部12に対してボルト31にて固定されている。
【0030】
図4は図3におけるA−A線断面図である。
【0031】
前記ナイフ30は、正面視(背面視)で長方形状をなし長く延びており、図4に示すように、ダイス部50の硬化凸面52に押し付けられて接する摺動面30aと、ナイフすくい角を形成するすくい面30bとを有している。そして、前記リブ部12は、図4に示すように、ナイフ30のすくい面30bに対して同一傾斜角をなして該すくい面30bに連なる傾斜面12bを有している。また、リブ部12は、その幅寸法がナイフ30の上面幅Wの寸法と同一又はそれ以下であることがよく、本実施形態では、図4に示すように、最大幅寸法がナイフ30の上面幅Wと同一寸法となされている。なお、上面幅Wとは、図4に示すように、ナイフ30のすくい面30bに対してナイフ回転方向後ろ側で連接する部分に対応する面のナイフ前後の幅を意味する。
【0032】
このように、本実施形態による水中カット造粒装置用ナイフホルダ10は、ダイプレート40に対して外周端11aが該ダイプレート40の硬化凸面52の内周端52bよりも内側に位置するナイフホルダ本体11と、このナイフホルダ本体11の前記外周端11aの周方向における等間隔位置にそれぞれ設けられ、該外周端11aから径方向外方へ突出して前記硬化凸面52の内周端52bよりも外側まで延びるリブ部12とを備え、このリブ部12にナイフ30が固定されるように構成されている。
【0033】
したがって、ナイフ30を片持ち支持するに際して、ナイフ30の上面に対してリブ部12の前面が密着した状態でナイフ30とリブ部12とが固定されることから、従来のナイフホルダに比べて、ナイフ30に生じる撓みを減らしてナイフ30の摺動面30aとダイプレート40の硬化凸面52との間に生じる隙間を小さくすることができ、テイルペレットやファインを発生させることなく、形状の良好な樹脂ペレットを得ることができる。
【0034】
また、前記実施形態では、前記リブ部12は、ナイフ30のすくい面30bに対して同一傾斜角をなして該すくい面30bに連なる傾斜面12bを有しており、また、リブ部12の最大幅寸法がナイフ30の上面幅の寸法と同一又はそれ以下としてある。これにより、ナイフ30によって切断された樹脂ペレットがリブ部12に邪魔され滞留することがなくて、切断された樹脂ペレットをスムーズに水中カット造粒装置のウォータチャンバ内からPCW(ペレット冷却水)によって次工程へ搬送することができる。
【0035】
なお、リブ部12は、前記実施形態では、ナイフホルダ本体11の外周端11aから径方向外方へ突出して硬化凸面52の内周端52bと外周端52aとの中央部付近まで延びる長さを有するものとしているが、硬化凸面52の外周端52aまで延びる長さを有するものとしてもよい。このように、リブ部12によってナイフ30を全長にわたって支持することで、より確実にナイフ30の撓みを減らして小さくすることができる。
【0036】
なお、前記実施形態では、ナイフホルダ本体11にリブ部12をボルトで固定する構造としたが、削り出し加工、もしくは溶接接合により、ナイフホルダ本体11とリブ部12とを一体品とする構造がより好ましい。
【符号の説明】
【0037】
10…水中カット造粒装置用ナイフホルダ、
11…ナイフホルダ本体 11a…外周端
12…リブ部 12a…取付け部 12b…傾斜面
13…ボルト
20…回転軸
30…ナイフ30 30a…摺動面 30b…すくい面
31…ボルト
40…ダイプレート
50…ダイプレートのダイス部
51…ダイス孔
52…硬化凸面
52a…硬化凸面の外周端
52b…硬化凸面の内周端
60…ダイプレートの外周部
70…ダイプレートの中心部
W…ナイフの上面幅

【特許請求の範囲】
【請求項1】
回転軸に固定され、ダイプレートの円環状をなす硬化凸面に設けられた多数のダイス孔から押し出される溶融樹脂を冷却水中で切断して樹脂ペレットとする複数枚のナイフを支持する水中カット造粒装置用ナイフホルダにおいて、
円板状をなし、外周端が前記ダイプレートの前記硬化凸面の内周端よりも内側で且つ前記ナイフを含むように位置するナイフホルダ本体と、前記ナイフホルダ本体の前記外周端の周方向における等間隔位置にそれぞれ設けられ、該外周端から径方向外方へ突出して前記硬化凸面の内周端よりも外側まで延び、前記ダイプレートに臨む側であるその前面側にナイフ上面側を位置させた状態で前記各ナイフが固定されるリブ部と、を備えたことを特徴とする水中カット造粒装置用ナイフホルダ。
【請求項2】
前記リブ部は、前記ナイフのすくい面に対して同一傾斜角をなして該すくい面に連なる傾斜面を有していることを特徴とする請求項1記載の水中カット造粒装置用ナイフホルダ。
【請求項3】
前記リブ部は、その幅寸法が前記ナイフの上面幅の寸法と同一又はそれ以下であることを特徴とする請求項1又は2記載の水中カット造粒装置用ナイフホルダ。
【請求項4】
前記リブ部は、前記ナイフホルダ本体の前記外周端から径方向外方へ突出して前記硬化凸面の外周端まで延びる長さを有していることを特徴とする請求項1、2又は3記載の水中カット造粒装置用ナイフホルダ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2011−255535(P2011−255535A)
【公開日】平成23年12月22日(2011.12.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−129957(P2010−129957)
【出願日】平成22年6月7日(2010.6.7)
【出願人】(000001199)株式会社神戸製鋼所 (5,860)
【Fターム(参考)】