説明

水道メータ

【目的】通信線の末端が水没等し、2本の通信線の末端間が水を介して接続されているか否かを判別できる水道メータを提供する。
【構成】2本の通信線2a,2bを有し、該通信線2a,2bを少なくとも送信可能な通信機器に3に接続して、該通信機器3からの信号を受信できる水道メータ1であって、第1の抵抗Rrと、該第1の抵抗Rrの抵抗値より大きな抵抗値の第2の抵抗Rcを有し、前記通信線2a,2bの線間に前記第1の抵抗Rrを介して電圧Vrを掛けて、前記通信機器3における前記2線間2a,2bの開閉を検知して前記通信機器3からの信号を受信し、前記通信線2a,2bの線間に、少なくとも前記第2の抵抗Rcを介して電圧Vrを掛けて、前記2線2a,2b間の絶縁抵抗の低下を検知する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水道メータに関する。
【背景技術】
【0002】
水道メータ101として、図4に示すように、隔測表示器やT−NCU等の送受信機102と、2本の通信線103,103を用いて送受信できるようにし、水道メータ101が、送受信機102から受信を行う際、先ず、水道メータ101側が、送受信機102からの受信信号を検知した後に受信開始するようにしたものがある。また、その水道メータ101は、送受信機102による2本通信線103,103間の開閉を検知して、送受信機102からの信号を受信することができるようになっている。
【0003】
通常、この水道メータ101は、定期的に切替スイッチSWrを切替えて、間欠的に抵抗Rrを介して通信線103,103の線間に電源を供給している。この電源を供給している間に、送受信機102による2本の通信線103,103間を閉としたことを検知すると、切替スイッチSWrを電源側に切替えて、一定時間(例えば、約200msec)、2本の通信線103,103間を閉とする受信開始信号を検知した後に、受信を開始するようになっている。前記送受信機102による通信線103,103の線間の開閉は、2本の通信線103,103の線間電圧Vsの変化から検知する(図示しない)ようになっている。
【0004】
しかし、通信線103,103の線間が短絡している場合には、2本の通信線103,103間の閉状態が連続して、2本の通信線103,103間を開閉する受信信号を検知することができない。そのため、通信線103,103間の閉状態が、所定時間(例えば500msec)以上連続する場合、短絡していると判別し、通信線103,103の線間への電源を断つか、或いは、電源供給間隔を長くすることにより、消費電力を減らし、電池寿命が短くならないようにしている。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、水道メータ101の通信線103が送受信機102等の機器に接続されず、また、その通信線103の末端に防水処理が施されていない状態で、水道メータ101が水没するとともに通信線末端も水没すると、通信線103の末端同士が、水を介して電気的に接続され、完全な短絡とならず、通信線103の末端が浸漬している水を介しての短絡となる。また、CMOS−ICで2本の通信線103,103の線間電圧Vsを検知する回路を構成した場合、2本の通信線103,103の線間電圧Vsが、2本の通信線103,103間への供給電源の電圧Vrの半分以下とならないとその低下を検知できない。
【0006】
そのため、通信線103の末端が浸漬している水の抵抗が、受信の際に使用する抵抗Rrよりも大きい場合には、2本の通信線103,103の線間電圧Vsが、供給電圧Vrの1/2以上となるため、2本の通信線103,103の末端が何れの機器等にも接続されず、2本の末端同士が電気的に接続されていない状態の線間電圧Vsよりも、線間電圧Vsが低下しているのにその低下を判別することができず、短絡しているのに短絡していないと判別し、定期的に電圧Vrの印加を続けることとなる。その際、通信線103,103間が短絡しているため、通信を行っていないのに、2本の通信線103,103間に電流が流れ、電池寿命が短くなってしまうという問題が生じる。
【0007】
一方、通信の際に使用する抵抗Rrは、自動検針メータ通信機能仕様書(Ver2.6A)で範囲が定められているため、一定以上大きくすることはできない。また、この抵抗Rrを大きくすると、流れる電流が小さくなり、ノイズに対して弱くなり、受信信号を検知するのに失敗する可能性が大きくなる。
【0008】
そこで、本発明は、上記問題点を解決した水道メータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記の課題を解決するために、請求項1記載の発明は、2本の通信線を有し、該通信線を少なくとも送信可能な通信機器に接続して、該通信機器からの信号を受信できる水道メータであって、
第1の抵抗と、該第1の抵抗の抵抗値より大きな抵抗値の第2の抵抗を有し、
前記通信線の線間に前記第1の抵抗を介して電圧を掛けて、前記通信機器における前記2線間の開閉を検知して前記通信機器からの信号を受信し、
前記通信線の線間に、少なくとも前記第2の抵抗を介して電圧を掛けて、前記2線間の絶縁抵抗の低下を検知することを特徴とするものである。
【0010】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗を並列に配設し、前記通信機器からの信号受信時には第1の抵抗に接続し、前記通信線の線間の絶縁抵抗の低下を検知する際には第2の抵抗に接続する切替部を有することを特徴とするものである。
【0011】
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第1の抵抗と前記第2の抵抗を直列に接続し、第2の抵抗とスイッチを並列に接続し、受信時には前記スイッチを閉とし、前記通信線の線間の絶縁抵抗の低下を検知する際には前記スイッチを開とすることを特徴とするものである。
【0012】
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の発明において、前記通信線の線間に前記第2の抵抗を介して電圧を掛けた際の前記通信線の線間電圧から、前記通信線の線間の絶縁抵抗の低下を検知することを特徴とするものである。
【0013】
請求項5記載の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載の発明において、前記通信線の線間に前記第2の抵抗を介して電圧を掛けた際の前記通信機器又は通信機器側端と第2の抵抗との間の通信線の電圧から、前記通信線の線間の絶縁抵抗の低下を検知することを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0014】
本発明の水道メータによれば、2本の通信線の線間に第1の抵抗を介して電圧を掛けて、通信機器からの信号を受信し、2本の通信線の線間の絶縁抵抗の低下を検知する際には、前記第1の抵抗より大きな抵抗を介して、通信線の線間に電圧を掛けて行うようにしたことにより、完全な短絡とならず、通信線の末端が浸漬している水を介しての短絡が生じた場合にも、CMOS−ICで回路を構成する前記短絡を検知する回路を用いて、通信線の線間の絶縁抵抗の低下を検知することができる。これにより、2本の通信線間が短絡している際に、通信を行っていないのに、通信線に電流を流すことを抑制し、電池寿命が短くなることを防止できる。
【0015】
また、通信線の末端が未処理の場合でも、電池寿命が短くなることを防止できるため、水道メータを通信機器と接続しない場合には、通信線を短く切るだけで、その末端に防水処理を施さなくてもよくなり、設置作業を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の実施例1の水道メータの通信線を通信機器に接続した状態の全体構成を示すブロック図。
【図2】本発明の実施例1の水道メータの通信線を通信機器に接続していない状態の全体構成を示すブロック図。
【図3】本発明の実施例2の水道メータの全体構成を示すブロック図。
【図4】従来の水道メータの全体構成を示すブロック図。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明を実施するための形態を実施例に基づいて説明する。
【実施例1】
【0018】
図1,2は本発明の実施例1を示す。
水道メータ1は、2本の通信線2a,2bを有し、該通信線2a,2bの端部を、隔測表示器やT−NCU等の通信機器3に接続し、水道メータ1とこれら通信機器3との間で信号を送受信できるようになっている。図1は、通信機器3からの送信信号を水道メータ1が受信する場合のブロック図を示す。なお、通信機器3は、少なくとも送信可能な機器であればよく、送信のみ可能な機器でも、送受信可能な機器でもよい。
【0019】
水道メータ1内における通信線2aには、第1の抵抗Rr(本実施例においては10kΩ)と、該第1の抵抗Rrの抵抗値より大きい抵抗値(本実施例においては500kΩ)を有する第2の抵抗Rcとが、並列に配設されている。第1の抵抗Rrと第2の抵抗Rcは第1切替部である切替スイッチSWcに接続され、制御部4からの信号で、切替スイッチSWcが切替わり、通信線2a,2bは、第1の抵抗Rrと第2の抵抗Rcの何れか一方に電気的に接続されるようになっている。
【0020】
制御部4からの信号により、第2切替部である切替スイッチSWrが切り替ることにより、通信線2a,2b間を、電源を供給する電源供給手段6を介して接続するか、電源供給手段6を介さずに接続するか、すなわち、通信線2a,2b間を、電圧Vrを掛けて接続するか、電圧Vrを掛けずに接続するかを、切り替えられるようになっている。また、通信線2a,2b間の線間電圧Vsが受信・短絡検知部5に入力されるようになっている。
【0021】
通信機器3は、2本の通信線2a,2b間に電圧Vrが掛けられた状態において、通信線2a,2b間を、開閉スイッチSWt等により開閉(ショート、オープン)することにより、送信信号を水道メータ1に伝送する。このスイッチSWtの開閉により、通信線2a,2b間の線間電圧Vsが変化する。この通信線2a,2b間の線間電圧Vsの変化を、CMOS−ICで回路を構成した受信・短絡検知部5で検知して、この検知信号を制御部4に入力し、水道メータ1は、通信機器3からの送信信号を受信するようになっている。
【0022】
通常、水道メータ1は、図1に示すように、切替スイッチSWcを第1の抵抗Rr側に切替えた状態で、制御部4からの信号により、切替スイッチSWrを切替えて、一定周期(本実施例においては62.5msec)で一定時間(本実施例においては3.9msec)、通信線2a,2b間に電圧Vrを掛け、この電圧Vrを掛けている間、通信線2a,2b間の線間電圧Vsの変化を、受信・短絡検知部5で監視している。これを、マーク検知モードという。
【0023】
通信機器3は、水道メータ1に送信信号を伝送する場合には、一定時間(本実施例においては200msec)、スイッチSWtを閉として、受信開始信号を送信した後に、スイッチSWtを開閉することにより送信信号を送信するようになっている。
【0024】
マーク検知モードの際に、スイッチSWtが閉となると、通信線2a,2b間の線間電圧Vsが低下し、この線間電圧Vsの変化を受信・短絡検知部5が検知すると、制御部4へ信号を出力する。この信号が出力されると、制御部4は切替スイッチSWrを電源供給手段6側に固定して、通信線2a,2b間に電圧Vrを掛け続け、水道メータ1は受信を開始する。これを、受信モードという。
【0025】
しかし、通信線2a,2bが、短絡している場合は、通信線2a,2b間に電圧Vrを掛け続けても、スイッチSWtが開閉されることがなく、長時間スイッチSWtが閉の状態のままとなる。従って、制御部4において、一定時間より長い所定時間(本実施例においては500msec)以上、スイッチSWtが閉と判別する状態が続くと異常と判別するようになっている。異常と判別すると、制御部4は、切替スイッチSWcを第2の抵抗Rc側に切替えるとともに、切替スイッチSWrを切替えて、通信線2a,2b間に電圧Vrを掛け続けるのを停止する。
【0026】
そして、切替スイッチSWcを第2の抵抗Rc側に固定した状態で、制御部4は切替スイッチSWrを切替えて、一定周期(本実施例においては5秒)で一定時間(本実施例においては100msec)、通信線2a,2b間に電圧Vrを掛け、この電圧Vrを掛けている間における、通信線2a,2b間の線間電圧Vsの変化を、受信・短絡検知部5で監視する。これを、開放検知モードという。
【0027】
開放検知モードにおいて、受信・短絡検知部5が、通信線2a,2b間が開と検知すると、信号を制御部4へ出力し、制御部4は、前記マーク検知モードに戻すようになっている。
【0028】
また、図2に示すように、2本の通信線の末端が何れの機器にも接続されず、2本の末端同士が電気的に接続されず(なお、この状態の2本の通信線の末端間の抵抗を絶縁抵抗という。)において、通信線2a,2bの末端に防水処理が施されていない状態で、その末端が水没等して、水に浸漬した場合には、2本の通信線2a,2bの末端間が水を介することにより、2本の通信線2a,2bの末端間の絶縁抵抗が低下して、電気的に接続された状態となることがある。絶縁抵抗の低下度は、水に含まれる不純物等の状態により異なる。一方、受信・短絡検知部5では、2本の通信線2a,2bの線間電圧Vsが、通信線2a,2bの線間への供給電圧Vrの1/2以下まで低下しなければ、通信線2a,2b末端間の絶縁抵抗の低下を検知することができない。そのため、通信線2a,2bに第1の抵抗Rrが接続されている状態では、通信線2a,2bの末端が浸漬した水における抵抗が、第1の抵抗Rrよりも大きい場合には、水を介して通信線2a,2bが接続されている状態でも受信・短絡検知部5では通信線2a,2b末端間の絶縁抵抗の低下を検知することができない。
【0029】
そのため、制御部4は、所定間隔(本実施例では1日に1回)、所定時間(本実施例では1秒間)、切替スイッチSWcを第2の抵抗Rc側に切替えるとともに、切替スイッチSWrを切替えて、通信線2a,2b間に電圧Vrを掛けて、2本の通信線2a,2b末端間が、水を介して接続されているか否かを検知するようになっている。これを、水没検知モードという。
【0030】
例えば、通信線2a,2bの末端が浸漬した水の抵抗が400kΩの場合、10kΩの第1の抵抗Rrが通信線2a,2bに接続された状態では、線間電圧Vsが、供給電圧Vrの1/2以下とならないために、絶縁状態からの線間電圧Vsの低下を検知できない。しかし、500kΩの第2の抵抗Rcが通信線2a,2bに接続した状態では、線間電圧Vsは供給電圧Vrの1/2以下となり、絶縁状態からの線間電圧Vsの低下を検知することができる。なお、水の抵抗が、500kΩより大きい場合には、絶縁状態からの線間電圧Vsの低下を検知することができないが、この状態で、10kΩの第1の抵抗Rrを用いて、通信線2a,2b間に電圧Vrを掛けても、少量の電流しか流れないため、電池寿命に大きな影響とはならない。
【0031】
このように、制御部4は、絶縁状態からの線間電圧Vsの低下を検知した場合、例えば、線間電圧Vsが所定値以下であることが、所定時間(本実施例においては500msec)以上続く場合に、水没している、即ち、水を介して通信線2a,2bが接続されていると判別するようになっている。
【0032】
前記のように水没していると判別した場合は、通信線2a,2b間に電源を供給しないようにする。
【0033】
また、水没していると判別した場合は、所定間隔(本実施例では1日に1回)、所定時間(本実施例では1秒間)、切替スイッチSWcを第2の抵抗Rc側に切替えるとともに、切替スイッチSWrを切替えて、通信線2a,2b間に電圧Vrを掛けて、通信線2a,2bが開となるか受信・短絡検知部5で監視し、受信・短絡検知部5で通信線2a,2bが開と検知すると、制御部4は、通常のマーク検知モードに戻す。
【0034】
これにより、前記従来技術のように、通信をしていないのに、2線間に電流が流れることを防止し、電池寿命が短くなるのを防止できる。
【0035】
また、通信線2a,2bの末端に防水処理が施されていなくても、電池寿命が短くなることを防止できるため、水道メータ1の通信線2a,2bを通信機器3に接続しない場合には、通信線2a,2bを短く切るだけで、その末端に防水処理を施さなくてもよくなり、設置作業を簡略化できる。
【実施例2】
【0036】
図3は実施例2を示す。
前記実施例1においては、第1の抵抗Rrと第2の抵抗Rcとを並列に配設し、切替部である切替スイッチSWcを切替えることにより、通信線2a,2bを、第1の抵抗Rrと第2の抵抗Rcの何れか一方に電気的に接続するようにしたが、本実施例2においては、図3に示すように、通信線2aに第1の抵抗Rrと前記第2の抵抗Rcを直列に接続し、第2の抵抗Rcと開閉スイッチSWaを並列に接続したものである。
【0037】
前記実施例1において、スイッチSWaを切替え、第1の抵抗Rrを介して通信線2a,2b間に電圧Vrを掛ける場合は、本実施例2においては、スイッチSWaを閉として、第1の抵抗Rrを介して通信線2a,2b間に電圧Vrを掛け、前記実施例1において、スイッチSWaを切替え、第2の抵抗Rcを介して通信線2a,2b間に電圧Vrを掛ける場合は、本実施例2においては、スイッチSWaを開として、第1の抵抗Rrと第2の抵抗Rcを介して通信線2a,2b間に電圧Vrを掛けるようになっている。
【0038】
その他の構造、構成は、前記実施例1と同様である。
本実施例2においても、前記実施例1と同様の効果を奏する。
【符号の説明】
【0039】
1 水道メータ
2a,2b 通信線
3 通信機器
Rr 第1の抵抗
Rc 第2の抵抗
Vr 電圧
Vs 線間電圧
SWa スイッチ
SWc 切換部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
2本の通信線を有し、該通信線を少なくとも送信可能な通信機器に接続して、該通信機器からの信号を受信できる水道メータであって、
第1の抵抗と、該第1の抵抗の抵抗値より大きな抵抗値の第2の抵抗を有し、
前記通信線の線間に前記第1の抵抗を介して電圧を掛けて、前記通信機器における前記2線間の開閉を検知して前記通信機器からの信号を受信し、
前記通信線の線間に、少なくとも前記第2の抵抗を介して電圧を掛けて、前記2線間の絶縁抵抗の低下を検知することを特徴とする水道メータ。
【請求項2】
前記第1の抵抗と前記第2の抵抗を並列に配設し、前記通信機器からの信号受信時には第1の抵抗に接続し、前記通信線の線間の絶縁抵抗の低下を検知する際には第2の抵抗に接続する切替部を有することを特徴とする請求項1記載の水道メータ。
【請求項3】
前記第1の抵抗と前記第2の抵抗を直列に接続し、第2の抵抗とスイッチを並列に接続し、受信時には前記スイッチを閉とし、前記通信線の線間の絶縁抵抗の低下を検知する際には前記スイッチを開とすることを特徴とする請求項1記載の水道メータ。
【請求項4】
前記通信線の線間に前記第2の抵抗を介して電圧を掛けた際の前記通信線の線間電圧から、前記通信線の線間の絶縁抵抗の低下を検知することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の水道メータ。
【請求項5】
前記通信線の線間に前記第2の抵抗を介して電圧を掛けた際の前記通信機器又は通信機器側端と第2の抵抗との間の通信線の電圧から、前記通信線の線間の絶縁抵抗の低下を検知することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の水道メータ。



【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−88160(P2012−88160A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−234725(P2010−234725)
【出願日】平成22年10月19日(2010.10.19)
【出願人】(000116633)愛知時計電機株式会社 (126)
【Fターム(参考)】