説明

汚染を防止した形でばら荷を容器から排出する、或いは容器に充填する方法

この発明の対象は、接続パイプを介して、柔軟な出口を持つ容器から後置の装置に、汚染を防止した形でばら荷を排出する方法であって、接続パイプの上に有る出口を結束箇所で結わえた形で容器を配置することと、チューブ状フォイルが、接続パイプの入口側の周縁部を密閉する形で置かれているように、接続パイプの周りにチューブ状フォイルを配置することと、チューブ状フォイルの端部が、結束箇所の上で、漏斗状に広がった形で残るように、チューブ状フォイルを接続パイプの上で結わえることと、柔軟な容器の出口とチューブ状フォイルとを挟み込む形で接続して、挟み込んだ接続部の上に、チューブ状フォイルが、自由に動けるような形で残るようにすることと、出口とチューブ状フォイルの結束箇所を解いて、ばら荷を排出することと、挟み込んだ箇所の上に残っているチューブ状フォイルの自由端を、容器の出口の方に対して纏めて、そこに固定することと、綺麗なチューブ状フォイルが接続パイプの上に供給されるまで、チューブ状フォイルのストックから、チューブ状フォイルを引き出すことと、綺麗な領域内の二つの隣接した閉鎖箇所でチューブ状フォイルを閉じることと、両方の閉鎖箇所の間でチューブ状フォイルを切断することと、チューブ状フォイルのストックから、チューブ状フォイルを引き出して、切断箇所から間隔を空けた結束箇所で、新たに結わえることと、切断箇所の領域において閉鎖箇所を取り去って、切断箇所と切断箇所から間隔を空けた所に有る結束箇所との間でチューブ状フォイルを漏斗状に広げることとの方法のステップを有する方法である。

【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
工業的に製造された生産物に対して絶えず増大する要求は、使用される原料及び成分に対するより一層高い要求も伴っている。生産物は、より一層高い特殊性、即ち、より一層高い純度、より一層効果的な材料及び残念ながら、より一層危険な材料を持つようになって来ている。汚染の毒性、アレルギー喚起及び影響が、益々増大している。これらの問題は、二つの方向、即ち、一方で操作者保護の分野において(操作者は、危険に曝されてはならない)、他方で生産物保護の分野において(生産物は、異物を加えられてはならない)進行している。これらのことは、特に、バイオ/食品技術、化学及び製薬工業分野において生じる一般的な要求である。
【0002】
これらの要求を達成するためには、処理しようとしている生産物を、開かれた状態ではなく、例えば、固い輸送容器、柔軟な輸送容器(ビッグバッグとも呼ばれる)、入れ物などの閉じられた輸送容器で取り扱うことになる。すべての輸送容器は、更にフォイルの内袋を備えることができる。
【0003】
この場合、どのようにして、これらの輸送容器に対して汚染を防止した形で排出及び充填を行うことができるかが問題となる。
【0004】
固い輸送容器に関しては、例えば、分割した蓋、円錐体のシステムなどの高価で負担のかかるドッキングシステムが既に利用可能である一方、柔軟な出口又は入口を持つ輸送容器に関しては、総じて満足すべき解決法が存在しない。
【0005】
周囲を閉じられた形の柔軟な出口を持つ輸送容器を、設備又はシステムの生産物の入口又は生産物の出口を取り囲んだ形で接続するとともに、排出済み又は充填済みの入れ物を、排出又は充填後に再び汚染されること無く取り外す手法が、これまで無かったことに問題が有る。
【0006】
従来のシステムは、入れ物の接続に機械的な挟み込み装置を使用しており、その際出口を接続機構に挟み込む形で密閉している。しかし、入れ物を交換する際、接続機構も、入れ物も開いてしまう。即ち、塵を含んだ空気と滴り落ちる残留生産物によって、接続箇所が汚れるとともに、操作者及び周囲が汚染される可能性が有る。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
この発明の課題は、保護フォイルを使用して、汚染の無い形でばら荷を容器から排出する、或いは容器に充填するための方法を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題は、この発明にもとづき、請求項1,7,8及び15による方法によって解決される。この発明の有利な改善構成は、従属請求項の対象である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下において、添付図面にもとづき、この発明による方法の有利な実施構成について述べる。
【0010】
[排出方法]
排出方法を開始するためには、図1〜9に図示されている通り、接続パイプ1(この接続パイプを通して、接続パイプ1の上に有る、下方に出口が取り付けられた柔軟な輸送容器を空にする)をチューブ状フォイル3で取り囲んで、符号3.1の所でチューブ状フォイルを結わえることによって閉じる。接続パイプ1を取り囲む形のフォイル保持体2の中には、複数回の排出プロセスのために十分な長さのフォイルが有り(「エンドレスフォイル」)、このフォイル保持体からチューブ状フォイルを広げる。このフォイルは、密閉リング収容部6内で接続パイプの上方周縁部上に置かれた軸方向密閉リング5と、そのリングが作用する接続パイプ1の上方終端部との間を通して誘導し、所要の長さだけ引っ張ることによって、フォイル保持体2から取り出すことができる。先ずは、充填パイプ1の上の符号3.1の所でチューブ状フォイル3を結わえる。この場合、チューブ状フォイルは、結わえた所の上に、漏斗状に広がった終端部分が出来るまで、フォイル保持体から引き出される。この終端部分は、拡張リング収容部8内に置かれた半径方向拡張リング9内に入れられて、そこで使い捨て部分として構成された対抗リング10(この外径は、半径方向拡張リング9の内径とほぼ等しい)を用いて、充填パイプ1上に配置された柔軟な容器(例えば、所謂ビッグバッグ)の出口周縁部と共に挟み付けられ、その際この時点では、排出しようとしている容器は、符号11.1で示されている通り、未だ結わえられた状態である(図1〜3参照)。
【0011】
その後、チューブ状フォイルの符号3.1の所の結束を解くと、図4に図示した状態となる。次に、排出しようとしている容器も、符号11.1の所で開くと、容器内に入っているばら荷が、接続パイプ1を通って容器から落ちて行く(図5)。
【0012】
この場合、チューブ状フォイルのポケット3,8は、接続パイプ1の内部に有って、接続パイプ1の上方の領域を生産物の付着から保護している。生産物の圧力が大きい場合、(図5に破線で示した)保護パイプ7によって、チューブ状フォイル3を支えることができる。柔軟な容器(ビッグバッグ)が空になるか、場合によっては真空になると、チューブ状フォイル3の自由端を、拡張リング収容部8の上で纏めて、符号3.2の所で容器の出口11と繋いで、特に、図示した通り結わえる(図6)。
【0013】
それに続いて、軸方向密閉リング5を解除して、チューブ状フォイル3を、綺麗なチューブ状フォイルが現れて、綺麗な領域内の符号3.4とその直ぐ上の符号3.3の所で閉じて(図6)、特に、図示した通り結わえることができるまで更に引き出す。
【0014】
次に、半径方向拡張リング9を解除して、チューブ状フォイルを結束箇所3.3と3.4の間で切断する(図7参照)。ここで、柔軟な容器11は、汚染を生じさせること無く取り去ることができる。対抗リング10は、一緒に取り去ることができる使い捨て部分である。
【0015】
それに続いて、チューブ状フォイルを、結束箇所3.4の下に新しい接続用漏斗のために十分なフォイルが現れて、充填リングの直ぐ上の符号3.1の所で再度結わえることができるまで、フォイル保持体2から更に引き出す(図8)。符号3.4の所の上方の結んだ所を取り去ることで、チューブ状フォイルを再び漏斗状に広げることができ、それによって、図1に図示した状態を再び実現して、新しい排出プロセス用の装置が準備された状態となる。
【0016】
このようにして、空にした入れ物を接続パイプ4から外すことにより、入れ物の汚れた出口も、汚れた接続パイプも決して開かれずに、周りを取り囲む保護フォイルによって常に閉じられているということが達成される。
【0017】
図10〜17は、フォイル保持体2内に入っている残りのフォイルが、もはや更なる排出プロセスに対して十分でなくなった時点以降の方法のステップを図示している。残りのフォイルは、処分する必要があると同時に、残りのフォイルが、接続パイプ1内に落ちる可能性がなく、場合によっては、汚れた接続パイプが上方に対して閉じられていることを保証しなければならない。
【0018】
図10は、図7に対応する状態を図示しており、チューブ状フォイルのストックが終端に来ていることだけが異なっている。
【0019】
図11に図示されている通り、充填パイプ周縁部に対してチューブ状フォイルを挟み込んでいる軸方向密閉リング5を解除して、フォイル保持体2をアクセス可能として、取り除くことができるように、軸方向密閉リング5用の収容部6も、拡張リング用の収容部8も取り外し(図11)、新しいフォイルを備えた新しいフォイル保持体2を取り付けて(図12)、新しいフォイル保持体2のチューブ状フォイルの端部を、好適な弾力性の有る固定リング4を用いて、接続パイプ1に固定する。次に、新しいチューブ状フォイルの始端を、古い残りのフォイルの上に引っ張り出して、両方のフォイルを、結束箇所3.4の下の符号3.5の所で結わえる(図13)。それに続いて、両方のフォイルを、古いフォイルの弾力性の有る固定リングを中に入れて一緒に引き上げ、新しいチューブ状フォイルを、その中に有る古いチューブ状フォイルの下の符号3.6と3.7の所で二回結わえる(図14)。次に、両方の結束箇所3.6と3.7の間で新しいチューブ状フォイルの切断を行い、その結果古いチューブ状フォイルの残りを、新しいチューブ状フォイルの一部の中に包んで取り去ることができる(図15)。符号3.7の結束箇所は、古いチューブ状フォイルを入れて切断された袋が、接続パイプ1内に落ちることを防止すると同時に、接続パイルを閉じる役割を果たしている。
【0020】
図16と17は、図8と9及び図8と9にもとづき記載した当該の方法のステップに対応している。
【0021】
単一の袋を空にする際、複数回の排出プロセス用チューブ状フォイルを配備する必要はない。そこで、同じ構造部分で構成されている場合、一回の排出プロセス用チューブ状フォイルを用いて、接続パイプ1を取り囲む。
【0022】
この場合の方法のステップは、新しいチューブ状フォイルを用いた使用済みのチューブ状フォイルの除去を含めて、図18〜27に図示されている。その場合、古いフォイルを入れた袋を最後にようやく切断するという点が違うが、図18〜21は、図2〜5に、図22と23は、図6と7に、図24と25は、図12と13に、図26と27は、図14〜17に対応している。
【0023】
この実施構成は、接続用漏斗が、生産物に触れず、そのため完全に汚染することが無く、従って、排出する入れ物の出口との結束が、汚染を生じさせること無く行われるという利点を有する。これは、新しい個別のフォイルが、古いチューブ状フォイルによって遮蔽されて、場合によっては汚染されている接続パイプの周縁部と接触しないという理由のためである。この新しいチューブ状フォイルは、使用済みのエンドレスフォイルと交換されるエンドレスフォイルの始端と同様の手法で保護されている。
【0024】
図28は、固い出口を持つ入れ物に使用する場合の方法を図示しており、この場合、入れ物は、容器内に閉鎖用フラップ13を備えた丈夫な輸送容器(コンテナ)14として構成されている。
【0025】
拡張リング収容部8を持つ半径方向拡張リング9と対抗リング10は、不要である。前述したチューブ状フォイル3の接続用漏斗は、バンドクランプ12を用いて、容器の出口に直接固定される。結束箇所3.1の結びを解くことにより、容器を空にすることができる。
【0026】
空にした後、チューブ状フォイルを、図6にもとづき記載した通り、引き出して、綺麗な領域内で二回結わえて、その間を切断する(図7)。このようにして、汚染を生じさせること無く、入れ物を切り離すことができる。
【0027】
ここで、フォイル保持体2の交換に関しては、柔軟な出口を持つ入れ物の場合に前述したことと全く同様に行われる。
【0028】
閉鎖箇所3.1から分かる通り、有利には、別の閉鎖箇所3.2〜3.7を、例えば、溶接によって、或いはその他の永続的な閉鎖手法で形成することもできる。
【0029】
[充填方法]
充填方法を開始するためには、図29〜39に図示されている通り、接続パイプ1(この接続パイプを通して、接続パイプ1の下に有る柔軟な輸送容器に充填する)をチューブ状フォイル3で取り囲んで、符号8.1の所でチューブ状フォイルを結わえることによって閉じる。下に落ちる生産物から保護するとともに、生産物の損失を最小限にするために、更に閉鎖機構20を接続パイプ1内に統合することができる。接続パイプ1を取り囲む形のフォイル保持体2の中には、複数回の充填プロセスのために十分な長さのフォイルが有り(「エンドレスフォイル」)、このフォイル保持体からチューブ状フォイルを広げる。このフォイル3は、接続パイプの下方周縁部上に置かれた半径方向密閉リング19と接続パイプ1との間を通して誘導し、所要の長さだけ引っ張ることによって、フォイル保持体2から取り出すことができる。先ずは、接続パイプ1の下の符号8.1の所でチューブ状フォイルを結わえる。この場合、チューブ状フォイルは、結わえた所の下に、広がったチューブ部分が出来るまで、フォイル保持体から引き出される。この終端部分に、対抗リング10を入れる。次に、柔軟な輸送容器11の入口11.2を、保護フォイル3と対抗リング10を用いて、容器入口用半径方向密閉リング9内に挟み付けて、密閉することができる(図29〜31参照)。
【0030】
符号8.1の所のチューブ状フォイルの結び目を解くことによって、接続パイプ1と輸送容器の入口11.2との間の接続が開かれる。ここで、閉鎖機構20を開くことにより、輸送容器に充填することができる(図33)。この場合、チューブ状フォイルのポケットは、容器入口の周縁部の内部に有って、周縁部を粗い生産物が付着することから保護している。
【0031】
柔軟な容器11(ビッグバッグ)の充填が完了し、閉鎖機構20を閉じると、半径方向密閉リング9を、接続パイプ1から解除して、綺麗な領域内の符号8.2とその直ぐ下の符号8.3の所で閉じて(図34参照)、特に図示されている通り、結わえることができる程度に、綺麗なチューブ状フォイルが現れるまで、新鮮なチューブ状フォイル3を引き出す。
【0032】
閉じた所8.2と8.3の間でチューブ状フォイル3を切断後、必要な場合、手で生産物のサンプルを輸送容器11から取り出して、符号8.4の所で結わえることによってチューブ状フォイル内に閉じ込めることができる。それに続いて、輸送容器11の入口11.2を、先ずは半径方向密閉リング9の上の結び目8.5の所と、次に半径方向密閉リングの下の符号8.6の所と、更にその直ぐ下の符号8.7の所で結わえなければならない。その次に、半径方向密閉リング9を解除して、結束箇所8.4と8.5の間(サンプル用小袋の分離)と符号8.6と8.7の間でチューブ状フォイルを切断する(図37参照)。ここで、対抗リング10が中に入ったフォイルポケットを汚染を生じさせること無く取り去ることができる。
【0033】
それに続いて、結束箇所8.2の上に、新しい接続用漏斗のために十分なフォイルが現れて、接続パイプ1の直ぐ下の符号8.1の所で再び結わえることができるようになるまで、チューブ状フォイルを再びフォイル保持体2から引き出す(図38)。下の方の結び目を符号8.2の所で取り去ることにより、チューブ状フォイル3を再び漏斗状に広げることができ、それによって、図29に図示した状態を再び実現して、新しい充填プロセス用の装置の準備が出来上がる。
【0034】
このようにして、接続パイプ1から充填した入れ物11を取り去ることにより、入れ物の汚染された入口も汚染された接続パイプも決して開かれることはなく、周りを取り囲む保護フォイルによって常に閉じているということが達成される。
【0035】
図40〜47は、フォイル保持体2内に入っている残りのフォイルが、もはや更なる充填プロセスに対して十分でなくなった時点以降の方法のステップを図示している。残りのフォイルは、処分する必要があると同時に、充填パイプ1が開いている時点が無いことを保証しなければならない。
【0036】
図40は、図37に対応する状態を図示しており、チューブ状フォイルのストックが終端になっていることだけが異なっている。
【0037】
図41に図示されている通り、半径方向密閉リング19と容器入口用半径方向密閉リング9を解除して、フォイル保持体2をアクセス可能として、取り除くことができるようにする。新しいフォイル3を備えた新しいフォイル保持体2を取り付けて(図42)、そのチューブ状フォイルの端部を、好適な弾力性の有る固定リング4を用いて、接続パイプ1に固定する。次に、新しいチューブ状フォイルの始端を古い残りのフォイルの上に引っ張り出して、符号8.8の所で閉じる(図43)。それに続いて、古いフォイルを、その固定リングと共に取り去って、符号8.9の所で新しいフォイルを結わえることによって、フォイルポケットの中に閉じ込めて、チューブ状フォイルを、符号8.9から短い間隔だけ上の符号8.10の所で再び結わえる(図44)。結束箇所8.9と8.10の間でチューブ状フォイル3を切断することにより、古いフォイルの残りを、それを取り囲む保護フォイルと共に取り去ることができる。ここで、半径方向密閉リング19と容器入口用半径方向密閉リング9を、再び動作箇所に取り付けることができる。
【0038】
図46と47は、図38と39及び当該の図38と39にもとづき記載した新しい接続用漏斗を形成するための方法のステップに対応する。
【0039】
図48〜51は、生産物の付着によって、閉鎖機構20の下側の清掃が必要になった場合の所要の方法のステップを図示している。
【0040】
図48は、充填プロセスを終了した後の図39に対応する状態を図示している。清掃用の布を、好適な綺麗な環境の中において、清掃手段を含む形又は含まない形でフォイルの袋の中に包む。ここで、この袋を、図49にもとづき、符号8.12の所で結わえることにより、チューブ状フォイル3の接続用漏斗内に閉じ込めることができる。結び目8.1を解くとともに、清掃用の袋を開くことにより、閉鎖機構20の表面を拭き取ることがきる。次に、保護フォイル3を、接続パイプの直ぐ下の符号8.2と8.13の所で、再び結わえる。これらの結束箇所の間で、チューブ状フォイルを切断して、清掃用具と共に、フォイルポケットを取り去る(図50と51)。
【0041】
図52と53は、図38と39及び当該の図38と39にもとづき記載した新しい接続用漏斗を形成するための方法のステップに対応する。
【0042】
閉鎖箇所8.1から分かる通り、有利には、別の閉鎖箇所8.2〜8.13を、例えば、溶接によって、或いはその他の永続的な閉鎖手法で形成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【0043】
【図1】柔軟な出口を持つ容器を空にする際に、複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の方法のステップ
【図2】柔軟な出口を持つ容器を空にする際に、複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の方法のステップ
【図3】柔軟な出口を持つ容器を空にする際に、複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の方法のステップ
【図4】柔軟な出口を持つ容器を空にする際に、複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の方法のステップ
【図5】柔軟な出口を持つ容器を空にする際に、複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の方法のステップ
【図6】柔軟な出口を持つ容器を空にする際に、複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の方法のステップ
【図7】柔軟な出口を持つ容器を空にする際に、複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の方法のステップ
【図8】柔軟な出口を持つ容器を空にする際に、複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の方法のステップ
【図9】柔軟な出口を持つ容器を空にする際に、複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の方法のステップ
【図10】容器を空にする際における、保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図11】容器を空にする際における、保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図12】容器を空にする際における、保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図13】容器を空にする際における、保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図14】容器を空にする際における、保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図15】容器を空にする際における、保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図16】容器を空にする際における、保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図17】容器を空にする際における、保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図18】それぞれ一回だけの排出プロセスに関する、保護フォイルを用いた単一の袋を空にする際の方法のステップ
【図19】それぞれ一回だけの排出プロセスに関する、保護フォイルを用いた単一の袋を空にする際の方法のステップ
【図20】それぞれ一回だけの排出プロセスに関する、保護フォイルを用いた単一の袋を空にする際の方法のステップ
【図21】それぞれ一回だけの排出プロセスに関する、保護フォイルを用いた単一の袋を空にする際の方法のステップ
【図22】それぞれ一回だけの排出プロセスに関する、保護フォイルを用いた単一の袋を空にする際の方法のステップ
【図23】それぞれ一回だけの排出プロセスに関する、保護フォイルを用いた単一の袋を空にする際の方法のステップ
【図24】それぞれ一回だけの排出プロセスに関する、保護フォイルを用いた単一の袋を空にする際の方法のステップ
【図25】それぞれ一回だけの排出プロセスに関する、保護フォイルを用いた単一の袋を空にする際の方法のステップ
【図26】それぞれ一回だけの排出プロセスに関する、保護フォイルを用いた単一の袋を空にする際の方法のステップ
【図27】それぞれ一回だけの排出プロセスに関する、保護フォイルを用いた単一の袋を空にする際の方法のステップ
【図28】固い出口を持つ容器を空にする際の方法
【図29】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図30】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図31】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図32】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図33】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図34】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図35】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図36】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図37】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図38】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図39】複数の容器を交換するためのフォイルストックを収容することができるフォイル保持体を使用して、開始状態とその開始状態の次の到達状態との間の充填プロセスの方法のステップ
【図40】保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図41】保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図42】保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図43】保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図44】保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図45】保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図46】保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図47】保護フォイルのもはや利用できなくなった端部の除去と新しいフォイルの取付の方法のステップ
【図48】充填用閉鎖機構の下側を清掃するための方法のステップ
【図49】充填用閉鎖機構の下側を清掃するための方法のステップ
【図50】充填用閉鎖機構の下側を清掃するための方法のステップ
【図51】充填用閉鎖機構の下側を清掃するための方法のステップ
【図52】充填用閉鎖機構の下側を清掃するための方法のステップ
【図53】充填用閉鎖機構の下側を清掃するための方法のステップ
【符号の説明】
【0044】
1 接続パイプ
1.1 保護フォイル用波形部(エンドレスフォイルの端部用)
1.2 保護フォイル用波形部(フォイルの交換用)
2 フォイル保持体
3 チューブ状フォイル
3.1〜3.7 結束又は閉鎖箇所
3.8 フォイルポケット
4 弾力性の有る固定リング
5 軸方向密閉リング(静止型又は可動型)
6 密閉リング収容部
7 保護パイプ
8 拡張リング収容部
8.1〜8.12 結束又は閉鎖箇所
9 半径方向拡張リング(半径方向密閉リング)
10 対抗リング(使い捨て型)
11 柔軟な輸送容器(例えば、ビッグバッグ)
11.1 輸送容器の閉鎖箇所
11.2 輸送容器の入口
12 バンドクランプ
13 閉鎖用フラップ(滴り落ちるのを防止)
14 固い輸送容器(コンテナ)
31 計量機構、コンベヤ機構、設備
33 柔軟な計量器分離部
44 換気部
54 閉鎖機構の清掃用布
55 フォイル保持体用固定部


【特許請求の範囲】
【請求項1】
接続パイプ(1)を介して、柔軟な出口を持つ容器から後置の装置に、汚染を防止した形でばら荷を排出する方法であって、
接続パイプの上に有る出口を結束箇所(11.1)で結わえた形で容器を配置することと、
チューブ状フォイル(3)が、接続パイプの入口側の周縁部を密閉する形で置かれているように、接続パイプの周りにチューブ状フォイル(3)を配置することと、
チューブ状フォイルの端部が、結束箇所(3.1)の上で、漏斗状に広がった形で残るように、チューブ状フォイルを接続パイプの上で結わえることと、
柔軟な容器の出口とチューブ状フォイルとを挟み込む形で接続して、挟み込んだ接続部の上に、チューブ状フォイルが、自由に動けるような形で残るようにすることと、
出口とチューブ状フォイルの結束箇所(11.1,3.1)を解いて、ばら荷を排出することと、
挟み込んだ箇所の上に残っている、チューブ状フォイルの自由端を、容器の出口の方に対して纏めて(3.2)、そこに固定することと、
綺麗なチューブ状フォイル(3)が接続パイプ(1)の上に供給されるまで、チューブ状フォイルのストックから、チューブ状フォイルを引き出すことと、
チューブ状フォイルを、綺麗な領域内の二つの隣接した閉鎖箇所(3,3,3.4)で閉じることと、
チューブ状フォイルを、両方の閉鎖箇所(3.3,3.4)の間で切断することと、
チューブ状フォイルのストックから、チューブ状フォイルを引き出して、切断箇所から間隔を空けた結束箇所(3.1)で、新たに結わえることと、
切断箇所の領域において閉鎖箇所(3.4)を取り去って、切断箇所と切断箇所から間隔を空けた所に有る結束箇所(3.1)との間でチューブ状フォイルを漏斗状に広げることと、
の方法のステップを有する方法。
【請求項2】
接続パイプ(1)の入口側の周縁部に対して密閉した形で置かれているチューブ状フォイルを作るために、チューブ状フォイルを介して接続パイプの入口側の周縁部に対して作用する軸方向密閉リング(5)を使用することを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
チューブ状フォイルのストックを収容するために、接続パイプ(1)を取り囲む形のフォイル保持体(2)を使用することを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
【請求項4】
チューブ状フォイルの端部を自由に動けるようにして、弾力性の有る固定リング(4)を用いて、接続パイプ(1)の周囲に延びる第一の波形部(1.1)に対して挟み込むことを特徴とする請求項3に記載の方法。
【請求項5】
柔軟な容器の出口とチューブ状フォイルを挟み込んだ形で接続するために、その接続箇所を外側から取り囲む半径方向拡張リング(9)とその接続箇所を内側から支持する対抗リング(10)を使用することを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の方法。
【請求項6】
チューブ状フォイルのストックが終端に近づいた場合、両方の閉鎖箇所(3.3,3.4)の間でチューブ状フォイルを切断した後に、もはやチューブ状フォイルのストックからチューブ状フォイルを引き出さずに、
軸方向密閉リング(5)を取り外すことと、
第一の波形部(1.1)から第一の波形部(1.1)の上に有る第二の波形部(1.2)に弾力性の有る固定リング(4)をチューブ状フォイルと共に引いて移動させることと、
新しいチューブ状フォイルを備えた新しいフォイル保持体(2)を取り付けて、新しいチューブ状フォイルの端部を、弾力性の有る固定リング(4)を用いて、接続パイプ(1)の第一の波形部(1.1)に挟み込むことと、
フォイル保持体(2)から新しいチューブ状フォイルの始端を引き出すことと、
古いチューブ状フォイルの閉鎖箇所(3.4)の下に有る閉鎖箇所(3.5)で、古いチューブ状フォイルに対して、新しいチューブ状フォイルを閉じることと、
新しいチューブ状フォイルを、それと繋がった古いチューブ状フォイルと共に、古いチューブ状フォイルの端部が、第二の波形部(1.2)から解放されるまで引き上げることと、
古いチューブ状フォイルの端部の下の二つの互いに隣接する閉鎖箇所(3.6,3.7)で新しいチューブ状フォイルを閉じることと、
両方の閉鎖箇所(3.6,3.7)の間で新しいチューブ状フォイルを切断して、新しいチューブ状フォイル内に包まれた古いチューブ状フォイルを取り去ることと、
新しいチューブ状フォイルを更に引き上げて、端部に残った閉鎖箇所(3.7)から間隔が空いた所に有る結束箇所(3.1)で新しいチューブ状フォイルを結わえることと、
端部側の閉鎖箇所(3.7)を取り去って、新しいチューブ状フォイルを漏斗状に広げることと、
の方法のステップを実行する請求項4に記載の方法。
【請求項7】
接続パイプ(1)を介して、柔軟な出口を持つ容器から後置の装置に、汚染を防止した形でばら荷を排出する方法であって、
接続パイプの上に有る出口を結束箇所(11.1)で結わえた形で容器を配置することと、
チューブ状フォイル(3)が、接続パイプの入口側の周縁部を密閉する形で置かれているように、接続パイプの周りに、排出プロセスに十分なチューブ状フォイル(3)を配置することと、
チューブ状フォイルの端部が、結束箇所(3.1)の上で、漏斗状に広がった形で残るように、チューブ状フォイルを接続パイプの上で結わえることと、
柔軟な容器の出口とチューブ状フォイルとを挟み込む形で接続して、挟み込んだ接続部の上に、チューブ状フォイルが、自由に動けるような形で残るようにすることと、
出口とチューブ状フォイルの結束箇所(11.1,3.1)を解いて、ばら荷を排出することと、
挟み込んだ箇所の上に残っている、チューブ状フォイルの自由端を、容器の出口の方に対して纏めて(3.2)、そこに固定することと、
綺麗なチューブ状フォイル(3)が接続パイプ(1)の上に供給されるまで、チューブ状フォイルを引き出すことと、
チューブ状フォイルを、綺麗な領域内の二つの隣接した閉鎖箇所(3,3,3.4)で閉じることと、
チューブ状フォイルを、両方の閉鎖箇所(3.3,3.4)の間で切断することと、
新しいチューブ状フォイルを取り付けて、古いチューブ状フォイルの下で、接続パイプに対して新しいチューブ状フォイルの端部を挟み込むことと、
新しいチューブ状フォイルの始端を引き出すことと、
古いチューブ状フォイルの閉鎖箇所(3.4)の下に有る閉鎖箇所(3.5)で、新しいチューブ状フォイルを古いチューブ状フォイルに対して閉じることと、
新しいチューブ状フォイルを、それと繋がった古いチューブ状フォイルと共に、古いチューブ状フォイルの端部が解放されるまで引き上げることと、
古いチューブ状フォイルの端部の下の閉鎖箇所(3.6)で、新しいチューブ状フォイルを閉じることと、
閉鎖箇所(3.6)の下で新しいチューブ状フォイルを切断して、新しいチューブ状フォイル内に包まれた古いチューブ状フォイルを取り去ることと、
新しいチューブ状フォイルを更に引き上げて、端部に残った閉鎖箇所(3.6)から間隔が空いた所に有る結束箇所(3.1)でチューブ状フォイルを結わえることと、
新しいチューブ状フォイルを漏斗状に広げることと、
の方法のステップを有する方法。
【請求項8】
接続パイプ(1)を介して、固い出口を持つ輸送容器から後置の装置に、汚染を防止した形でばら荷を排出する方法であって、
接続パイプの上に、閉鎖した状態で輸送容器を配置することと、
チューブ状フォイル(3)が、接続パイプの入口側の周縁部を密閉する形で置かれているように、接続パイプの周りに、チューブ状フォイル(3)を配置することと、
チューブ状フォイルの端部が、結束箇所(3.1)の上で、漏斗状に広がった形で残るように、チューブ状フォイルを接続パイプの上で結わえることと、
容器の固い出口とチューブ状フォイルの始端とを挟み込む形で接続することと、
チューブ状フォイルの結束箇所(3.1)を解いて、ばら荷を排出することと、
綺麗なチューブ状フォイル(3)が接続パイプ(1)の上に供給されるまで、チューブ状フォイルのストックからチューブ状フォイルを引き出すことと、
チューブ状フォイルを、綺麗な領域内の二つの隣接した閉鎖箇所(3,3,3.4)で閉じることと、
チューブ状フォイルを、両方の閉鎖箇所(3.3,3.4)の間で切断することと、
チューブ状フォイルのストックから、チューブ状フォイルを引き出して、切断箇所から間隔を空けた結束箇所(3.1)で、新たに結わえることと、
切断箇所の領域において結束箇所(3.4)を取り去って、切断箇所と切断箇所から間隔を空けた所に有る結束箇所(3.1)との間でチューブ状フォイルを漏斗状に広げることと、
の方法のステップを有する方法。
【請求項9】
接続パイプ(1)の入口側の周縁部に対して密閉した形で置かれているチューブ状フォイルを作るために、チューブ状フォイルを介して接続パイプの入口側の周縁部に対して作用する軸方向密閉リング(5)を使用することを特徴とする請求項8に記載の方法。
【請求項10】
チューブ状フォイルのストックを収容するために、接続パイプ(1)を取り囲む形のフォイル保持体(2)を使用することを特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
【請求項11】
チューブ状フォイルの端部を自由に動けるようにして、弾力性の有る固定リング(4)を用いて、接続パイプ(1)の周囲に延びる第一の波形部(1.1)に対して挟み込むことを特徴とする請求項10に記載の方法。
【請求項12】
チューブ状フォイルのストックが終端に近づいた場合、両方の閉鎖箇所(3.3,3.4)の間でチューブ状フォイルを切断後に、もはやチューブ状フォイルのストックからチューブ状フォイルを引き出さずに、
軸方向密閉リング(5)を取り外すことと、
第一の波形部(1.1)から第一の波形部(1.1)の上に有る第二の波形部(1.2)に弾力性の有る固定リング(4)をチューブ状フォイルと共に引いて移動させることと、
新しいチューブ状フォイルを備えた新しいフォイル保持体(2)を取り付けて、弾力性の有る固定リング(4)を用いて、新しいチューブ状フォイルの端部を、接続パイプ(1)の第一の波形部(1.1)に挟み込むことと、
フォイル保持体(2)から新しいチューブ状フォイルの始端を引き出すことと、
古いチューブ状フォイルの閉鎖箇所(3.4)の下に有る閉鎖箇所(3.5)で、古いチューブ状フォイルに対して、新しいチューブ状フォイルを閉じることと、
新しいチューブ状フォイルを、それと繋がった古いチューブ状フォイルと共に、古いチューブ状フォイルの端部が、第二の波形部(1.2)から解放されるまで引き上げることと、
古いチューブ状フォイルの端部の下の二つの互いに隣接する閉鎖箇所(3.6,3.7)で新しいチューブ状フォイルを閉じることと、
両方の閉鎖箇所(3.6,3.7)の間で新しいチューブ状フォイルを切断して、新しいチューブ状フォイル内に包まれた古いチューブ状フォイルを取り去ることと、
新しいチューブ状フォイルを更に引き上げて、端部に残った閉鎖箇所(3.7)から間隔が空いた所に有る結束箇所(3.1)で新しいチューブ状フォイルを結わえることと、
端部側の閉鎖箇所(3.7)を取り去って、新しいチューブ状フォイルを漏斗状に広げることと、
の方法のステップを実行する請求項11に記載の方法。
【請求項13】
閉鎖箇所(3.2〜3.7)を、結束箇所として形成することを特徴とする請求項1から12までのいずれか一つに記載の方法。
【請求項14】
閉鎖箇所(3.2〜3.7)を、溶接箇所として形成することを特徴とする請求項1から12までのいずれか一つに記載の方法。
【請求項15】
接続パイプ(1)を介して、前置した装置から柔軟な入口を持つ容器に、汚染を防止した形でばら荷を充填する方法であって、
開放用入口を持つ容器を接続パイプの下に配置することと、
チューブ状フォイル(3)が、接続パイプの出口側の周縁部を密閉する形で置かれているように、接続パイプの周りにチューブ状フォイル(3)を配置することと、
チューブ状フォイルの端部が、結束箇所(8.1)の下で、漏斗状に広がった形で残るように、チューブ状フォイルを接続パイプの下で結わえることと、
柔軟な容器の入口とチューブ状フォイルとを挟み込む形で接続して、挟み込んだ接続部の上に、入口の端部が、自由に動けるような形で残るようにすることと、
チューブ状フォイルの結束箇所(8.1)を解いて、ばら荷を容器に充填することと、
綺麗なチューブ状フォイル(3)が接続パイプ(1)の下に供給されるまで、チューブ状フォイルのストックから、チューブ状フォイルを引き出すことと、
チューブ状フォイルを、綺麗な領域内の二つの隣接した閉鎖箇所(8,2,8.3)で閉じることと、
チューブ状フォイルを、両方の閉鎖箇所(8.2,8.3)の間で切断することと、
挟み込んだ箇所の上に残っている、入口の自由端を、チューブ状フォイルの方に対して纏めて(8.5)、そこに固定することと、
挟み込んで接続した所の下の二つの互いに隣接する箇所(8.6,8.7)で、入口を閉じて、それらの箇所の間で入口を切断することと、
チューブ状フォイルのストックから、チューブ状フォイルを引き出して、チューブ状フォイルの切断箇所から間隔を空けた結束箇所(8.1)で、新たに結わえることと、
チューブ状フォイルの切断箇所の領域において閉鎖箇所(8.2)を取り去って、切断箇所と切断箇所から間隔を空けた所に有る結束箇所(8.1)との間でチューブ状フォイルを漏斗状に広げることと、
の方法のステップを有する方法。
【請求項16】
接続パイプ(1)の出口側の端部に対して密閉した形で置かれているチューブ状フォイルを作るために、チューブ状フォイルを介して接続パイプの出口側の端部に対して作用する半径方向密閉リング(19)を使用することを特徴とする請求項15に記載の方法。
【請求項17】
チューブ状フォイルのストックを収容するために、接続パイプ(1)を取り囲む形のフォイル保持体(2)を使用することを特徴とする請求項15又は16に記載の方法。
【請求項18】
チューブ状フォイルの端部を自由に動けるようにして、弾力性の有る固定リング(4)を用いて、接続パイプ(1)の周囲に延びる第一の波形部(1.1)に対して挟み込むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
【請求項19】
柔軟な容器の入口とチューブ状フォイルを挟み込み形で接続するために、その接続箇所を外側から取り囲む半径方向拡張リング(9)とその接続箇所を内側から支持する対抗リング(10)とを使用することを特徴とする請求項15から18までのいずれか一つに記載の方法。
【請求項20】
チューブ状フォイルのストックが終端に近づいた場合、両方の閉鎖箇所(8.2,8.3)の間でチューブ状フォイルを切断した後に、もはやチューブ状フォイルのストックからチューブ状フォイルを引き出さずに、
半径方向密閉リング(19)を取り外すことと、
第一の波形部(1.1)から第一の波形部(1.1)の下に有る第二の波形部(1.2)に弾力性の有る固定リング(4)をチューブ状フォイルと共に引いて移動させることと、
新しいチューブ状フォイルを備えた新しいフォイル保持体(2)を取り付けて、弾力性の有る固定リング(4)を用いて、新しいチューブ状フォイルの端部を、接続パイプ(1)の第一の波形部(1.1)に挟み込むことと、
フォイル保持体(2)から新しいチューブ状フォイルの始端を引き出すことと、
古いチューブ状フォイルの閉鎖箇所(8.1)の下に有る閉鎖箇所(8.8)で、新しいチューブ状フォイルを閉じることと、
新しいチューブ状フォイルを、古いチューブ状フォイルと共に、古いチューブ状フォイルの端部が、第二の波形部(1.2)から解放されるまで引き下げることと、
古いチューブ状フォイルの端部の上の二つの互いに隣接する閉鎖箇所(8.9,8.10)で新しいチューブ状フォイルを閉じることと、
両方の閉鎖箇所(8.9,8.10)の間で新しいチューブ状フォイルを切断して、新しいチューブ状フォイル内に包まれた古いチューブ状フォイルを取り去ることと、
新しいチューブ状フォイルを更に引き下げて、端部に残った閉鎖箇所(8.10)から間隔が空いた所に有る結束箇所(8.1)で新しいチューブ状フォイルを結わえることと、
端部側の閉鎖箇所(8.10)を取り去って、新しいチューブ状フォイルを漏斗状に広げることと、
の方法のステップを実行する請求項18に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【公表番号】特表2007−514626(P2007−514626A)
【公表日】平成19年6月7日(2007.6.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−543495(P2006−543495)
【出願日】平成16年12月10日(2004.12.10)
【国際出願番号】PCT/EP2004/014109
【国際公開番号】WO2005/056443
【国際公開日】平成17年6月23日(2005.6.23)
【出願人】(506200566)ヘヒト・アンラーゲンバウ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング (3)
【Fターム(参考)】