説明

決済端末

【課題】設置場所に合わせて表示部の表示内容を見易くすることができる決済端末を提供する。
【解決手段】決済端末1は、筐体2及び表示部3を有する本体5と、本体5に設けられ、支持面100に対する表示部3の角度を調整可能に表示部3を筐体2に連結した連結機構6と、支持面100に対する本体5の角度を調整する角度調整機構20と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示部を備える決済端末に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、小売店等における買い物での決済として電子マネーによる電子決済を行う決済システムがある。この決済システムでは、客が所有する非接触ICカードと店舗に設置された決済端末との間で近距離無線通信を行って、非接触ICカードに格納された電子マネーによる電子決済を行う(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
決済端末は、非接触ICカードに記憶された決済に係る情報を読み取る読取部と、各種情報を表示する表示部と、これらの読取部及び表示部が固定された筐体と、を備えている。このような決済端末では、決済端末が所定の高さのレジカウンタ等に設置された場合に客に表示部が見やすいように表示部が筐体に固定されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような決済端末の設置場所は店舗によって様々であり、決済端末を所定の高さよりも高い位置に設置した場合等には、客にとって表示部が見え難くなってしまうという問題がある。このように表示部が見え難くなると、客に本当に決済端末で決済が行われたのかと疑念を生じさせ、客に心理的な不安を与えてしまう。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、設置場所に合わせて表示部の表示内容を見易くすることができる決済端末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、支持部に支持される決済端末であって、筐体と、前記筐体に取り付けられ、決済に係る情報を記憶した決済情報媒体から前記情報を読み取る読取部と、表示部と、前記支持部に対する前記表示部の角度を調整可能に前記表示部を前記筐体に連結した連結機構と、を備えることを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、支持面に支持される決済端末であって、決済に係る情報を記憶した決済情報媒体から前記情報を読み取る読取部及び表示部を有する本体と、前記支持部に対する前記本体の角度を調整する角度調整機構と、を備えることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、支持面に支持される決済端末であって、筐体、前記筐体に支持され決済情報媒体に記憶されている情報を読み取る読取部及び表示部を有する本体と、前記本体に設けられ、前記支持部に対する前記表示部の角度を調整可能に前記表示部を前記筐体に連結した連結機構と、前記支持部に対する前記本体の角度を調整する角度調整機構と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、決済端末において、設置場所に合わせて表示部の表示内容を見易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】図1は、本発明の一実施の形態にかかる決済端末を示す斜視図である。
【図2】図2は、決済端末を示す側面図である。
【図3】図3は、決済端末を示す側面図である。
【図4】図4は、表示部及び連結機構を示す分解平面図である。
【図5】図5は、本体及び角度調整機構の一部を示す底面図である。
【図6】図6は、角度調整機構の一部を示す平面図である。
【図7】図7は、決済端末を備えるセルフ会計装置及び籠載置台を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる決済端末の一実施の形態を詳細に説明する。
【0012】
図1ないし図3に示すように、決済端末1は、筐体2に表示部3及び読取部4等が取り付けられて構成された本体5を備えている。決済端末1は、支持部である支持面100に載置され、支持面100によって支持される。支持面100は、例えば平坦に形成されている。
【0013】
本体5は、角度調整機構20によって、支持面100に対する角度(図3中のβ)が調整可能となっている。本体5は、略直方体状に形成されており、その長手方向の一端部から他端部に向かって、読取部4、表示部3が順に配置されている。
【0014】
筐体2は、略直方体状に形成されて読取部4を支持している読取支持面2aと、この読取支持面2aの一端部から延出していて表示部3を支持する左右一対の表示支持面2bと、を有している。
【0015】
読取部4は、アンテナ(図示せず)を有した無線通信装置であり、読取面4aにかざされた非接触ICカード(図示せず)との間で近距離の無線通信を行う。非接触ICカードには、決済に係る情報が記憶されており、読取部4は、無線通信によって非接触ICカードに記憶されている決済に係る情報を読み取る。この無線通信は、例えばRFID(Radio Frequency Identification:無線周波数識別)で用いられる近距離無線通信用の電波を用いて行われる。ここで、非接触ICカードには、決済に係る情報として、例えばプリペイド方式の電子マネーの残高、カード識別情報、顧客識別情報等の情報が記憶されている。
【0016】
表示部3は、例えば液晶表示器であり、左右方向に細長い直方体に形成されている。表示部3は、図示しない制御部に制御されて、表示面3aに各種情報を表示する。表示部3が表示する情報としては、例えば、取引の金額や非接触ICカードの残金等の取引に関する金額情報の他、「こちらにかざして下さい」、「ご利用ありがとうございました」等の情報である。この表示部3は、連結機構6によって筐体2に連結されている。
【0017】
連結機構6は、支持面100に対する角度(図2中のα)を調整可能に表示部3を筐体2に連結している。連結機構6は、図2ないし図4に示すように、表示部3に設けられた左右一対の軸部7と、これらの各軸部7毎に筐体2に設けられ、対応する軸部7に相対回動可能に嵌合した嵌合部8と、を有して構成されたフリーストップヒンジである。軸部7は、表示部3の側壁から側方に延出しており、軸部7の軸方向は、支持面100に沿っている。この軸部7は、例えば樹脂製である。嵌合部8は、円筒状に形成されており、その軸方向は、軸部7の軸方向と同じである。この嵌合部8は、その筒孔に軸部7が圧入嵌合されている。嵌合部8は、例えば樹脂製である。そして、連結機構6は、軸部7と嵌合部8との間の摩擦抵抗によって支持面100に対する表示部3の角度を維持しており、これにより、表示部3が自重によって軸部7を中心として回動することを阻止している。一方、表示部3に軸部7回りの回動方向の力が作用して規定以上の回転モーメントが軸部7に作用すると、軸部7が嵌合部8に対して相対回動し、これにより表示部3が回動する。なお、軸部7を筐体2に設け、嵌合部8を表示部3に設けても良い。即ち、軸部7が筐体2と表示部3とのうちの一方に設けられ、嵌合部8が筐体2と表示部3とのうちの他方に設けられていれば良い。
【0018】
角度調整機構20は、支持面100に対する本体5の角度を調整する。角度調整機構20は、支軸21によって本体5に回動可能に連結されて支持面100に支持される基体22と、基体22に設けられたストッパ部25と、本体5に回動可能に連結された突っ張り部材23と、を有している。
【0019】
支軸21は、筐体2の一端部を左右方向に貫通して設けられている。この支軸21の軸方向は、軸部7の軸方向と同一である。
【0020】
基体22は、支持面100に載置される平板部22aを有している。平板部22aは、略矩形状をなしており、本体5の底面に対して対向配置されている。この基体22の一端部における左右の縁部のそれぞれには、側壁部22bが本体5に向けて立設されている。これら左右一対の側壁部22bには、支軸21が連結されており、これにより、基体22と本体5とが支軸21によって回動可能に連結されている。
【0021】
また、基体22の他端部には、支持壁部22cが本体5に向けて立設されている。この支持壁部22cは、その上端部で本体5の底面(筐体2の底面)を支持することで支軸21を中心とする本体5の下方への回動を阻止し、本体5を位置決めする。このときの基体22に対する本体5の位置を初期位置と称する。この初期位置では、読取部4の読取面4aが支持面100と略平行となる。したがって、支持面100が略水平の場合には、読取部4の読取面4aが略水平となる。
【0022】
ストッパ部25は、図3及び図6に示すように、基体22における本体5との対向面(上面)に設けられている。ストッパ部25には、複数の係止部である複数の溝部25aが形成されている。これらの溝部25aは、支軸21の軸方向(左右方向)に沿って延在しており、これらの溝部25aは、支軸21の軸方向と直交する方向に沿って並列配置されている。
【0023】
突っ張り部材23は、複数の溝部25aに選択的に係止可能に本体5に回動可能に連結されている。突っ張り部材23は、具体的には、図5に示すように、支軸21と平行な軸部23aと、この軸部23aと平行であって軸部23aに対して対向配置された係合棒部23cと、軸部23aと係合棒部23cとの端部同士を接続した左右一対の接続棒部23bと、を有して、矩形の環状形に形成されている。軸部23aは、留め具24によって本体5の裏面に対して回動可能に取り付けられており、かかる構造によって、突っ張り部材23は、係合棒部23cを自由端部とし、軸部23aを中心として本体5に対して回動可能となっている。そして、係合棒部23cが、溝部25aに係脱可能となっている。
【0024】
この角度調整機構20においては、図2に示すように、突っ張り部材23の係合棒部23cがストッパ部25の溝部25aに対して離脱した状態では、支持壁部22cがその上端部で本体5の底面(筐体2の底面)を支持し、本体5を初期位置に位置決めする。一方、図3に示すように、初期位置から支軸21を中心に本体5が上方へ回動した状態で、突っ張り部材23の係合棒部23cがストッパ部25のいずれか一つの溝部25aに対して係止した状態では、突っ張り部材23が本体5と基体22との間で突っ張り状態となる。これにより、溝部25aに係止した突っ張り部材23が本体5の回動を阻止し、本体5を溝部25aに応じた回動位置に位置決めする。このとき、係合棒部23cが係合する溝部25aに応じて支持面100に対する本体5の角度が変化する。具体的には、係合棒部23cが係合する溝部25aが支軸21に近いほど支持面100に対して本体5が立った状態に近づく。即ち、突っ張り部材23は、係止する溝部25a毎に支持面100に対する本体5の角度を異ならせる。なお、溝部25aを含むストッパ部25を本体5に設け、突っ張り部材を基体22に設けても良い。即ち、溝部25aが基体22と本体5とのうちの一方に設けられ、突っ張り部材23が基体22と本体5とのうちの他方に回動可能に連結されていれば良い。
【0025】
以上の構成の決済端末1は、様々な場所に設置可能である。決済端末1の設置態様の一例として、図7に、セルフ会計装置200の載置台201に形成された支持面100に決済端末1を設置した例を示す。
【0026】
図7に示すセルフ会計装置200は、タッチパネル付き表示部202と、バーコード化された商品コードを読み取るスキャナ203と、レシートを発行するプリンタ204と、秤装置205と、袋支持具206とを備えている。タッチパネル付き表示部202とスキャナ203とプリンタ204とは、筐体207に取り付けられており、この筐体207の側壁に載置台201が固定されている。また、このセルフ会計装置200は、制御部(図示せず)を備えている。この制御部には、タッチパネル付き表示部202、スキャナ203、プリンタ204、秤装置205、決済端末1が接続されており、制御部は、それらの各部を制御する。このセルフ会計装置200の隣には、籠載置台300が設置されている。
【0027】
このセルフ会計装置200は、当該セルフ会計装置200の前方に立った客によって操作される。客は、籠載置台300に載置した買物籠の中の会計前の商品を取り出してスキャナ203に近接させて、スキャナ203に商品コードの読み取りを行わせる。そして、客は、スキャナ203によって商品コードの読み取りがなされた商品をレジ袋に詰める。このレジ袋は、袋支持具206に引掛けられている。
【0028】
そして、タッチパネル付き表示部202に表示された終了ボタンが客によってタッチ操作されると、セルフ会計装置200の制御部は、タッチパネル付き表示部202を制御して、代金及び決済端末1での電子マネーによる支払いを指示するメッセージをタッチパネル付き表示部202に表示するとともに、決済端末1を制御して、決済端末1の表示部3に非接触ICカードの近接を促すメッセージ(例えば、「ここにかざして下さい」)等を表示させる。そして、決済端末1の読取部4は、当該読取部4にかざされた非接触ICカードに記憶された電子マネーの残高やカード識別情報等の情報を読み取った後、非接触ICカードに、電子マネーの残高から代金分の金額を減額させる。このようにして電子マネーによる決済が完了した後、決済端末1の読取部4は、例えば「ご利用ありがとうございました」等の情報を表示する。
【0029】
以上説明したように、本実施の形態の決済端末1にあっては、連結機構6が、支持面100に対する表示部3の角度を調整可能に表示部3を筐体2に連結していることにより、決済端末1の設置場所に合わせて支持面100に対する表示部3の角度を調整することができるので、決済端末1の設置場所に合わせて表示部3の表示内容を見易くすることができる。
【0030】
また、決済端末1にあっては、連結機構6は、筐体2と表示部3とのうちの一方(本実施の形態では表示部3)に設けられた軸部7と、筐体2と表示部3とのうちの他方(本実施の形態では筐体2)に設けられ、軸部7に相対回動可能に外嵌した嵌合部8と、を有している。そして、連結機構6は、軸部7と嵌合部8との間の摩擦抵抗によって支持面100に対する表示部3の角度を維持する。したがって、比較的簡素な構成で支持面100に対する表示部3の角度を調整することができる。
【0031】
また、決済端末1にあっては、角度調整機構20が支持面100に対する本体5の角度を調整する。したがって、決済端末1の設置場所に合わせて、支持面100に対する本体5の角度を調整することで支持面100に対する表示部3の角度を調整することができるので、決済端末1の設置場所に合わせて表示部3の表示内容を見易くすることができる。また、このように、角度調整機構20によって支持面100に対する本体5の角度を調整可能であるので、読取部4の読取面4aを、水平にしたり水平面から傾斜させたりすることができる。読取部4の読取面4aを水平にすることにより、非接触ICカードを読取面4aに安定して載置することができる。一方、読取面4aを水平面に対して傾斜させて、読取面4aへ載置された非接触ICカードを落下させるようにすれば、読取面4aに非接触ICカードをかざす際には、客は非接触ICカードを読取面4aに置かずに把持する必要があるので、支持面100への非接触ICカードの置き忘れを抑制することができる。
【0032】
また、決済端末1にあっては、角度調整機構20は、基体22と、複数の係止部である複数の溝部25aと、突っ張り部材23と有し、基体22は、本体5に回動可能に連結されて、支持面100に支持され、溝部25aは、基体22と本体5とのうちの一方(本実施の形態では、基体22)に設けられ、突っ張り部材23は、複数の溝部25aに選択的に係止可能に基体22と本体5とのうちの他方(本実施の形態では、本体5)に回動可能に連結され、係止する溝部25a毎に支持面100に対する本体5の角度を異ならせる。したがって、突っ張り部材23の係止先(溝部25a)を変更することにより、表示部3を含む本体5の支持面100に対する角度を変更することができるので、決済端末1の設置場所に合わせて表示部3の表示内容を見易くすることができる。
【0033】
なお、本発明は、上記実施の形態に限ることなく本発明の要旨を逸脱しない範囲で他の実施の形態を各種採用することができる。例えば、読取部は、非接触ICカードの情報を読み取るものに限ることなく、例えば、クレジットカードやキャッシュカード等の磁気カードの情報を読み取るものであっても良い。
【0034】
また、支持部としては、平坦な支持面100に限ることなく、例えば、凹凸状や湾曲状に形成されたものや、決済端末1を嵌合等によって支持するものであっても良い。
【符号の説明】
【0035】
1…決済端末
2…筐体
3…表示部
4…読取部
5…本体
6…連結機構
7…軸部
8…嵌合部
20…角度調整機構
22…基体
23…突っ張り部材
25…ストッパ部
25a…溝部(係止部)
100…支持面(支持部)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0036】
【特許文献1】特開2004−86242公報

【特許請求の範囲】
【請求項1】
支持部に支持される決済端末であって、
筐体と、
前記筐体に取り付けられ、決済に係る情報を記憶した決済情報媒体から前記情報を読み取る読取部と、
表示部と、
前記支持部に対する前記表示部の角度を調整可能に前記表示部を前記筐体に連結した連結機構と、
を備えることを特徴とする決済端末。
【請求項2】
前記連結機構は、前記筐体と前記表示部とのうちの一方に設けられた軸部と、前記筐体と前記表示部とのうちの他方に設けられ、前記軸部に相対回動可能に外嵌した嵌合部と、を有し、前記軸部と前記嵌合部との間の摩擦抵抗によって前記支持部に対する前記表示部の角度を維持することを特徴とする請求項1に記載の決済端末。
【請求項3】
支持部に支持される決済端末であって、
決済に係る情報を記憶した決済情報媒体から前記情報を読み取る読取部及び表示部を有する本体と、
前記支持部に対する前記本体の角度を調整する角度調整機構と、
を備えることを特徴とする決済端末。
【請求項4】
前記角度調整機構は、
前記本体に回動可能に連結され、前記支持部に支持される基体と、
前記基体と前記本体とのうちの一方に設けられた複数の係止部と、
複数の前記係止部に選択的に係止可能に前記基体と前記本体とのうちの他方に回動可能に連結され、係止する前記係止部毎に前記支持部に対する前記本体の角度を異ならせる突っ張り部材と、
を有することを特徴とする請求項3に記載の決済端末。
【請求項5】
支持部に支持される決済端末であって、
筐体、前記筐体に支持され決済情報媒体に記憶されている情報を読み取る読取部及び表示部を有する本体と、
前記本体に設けられ、前記支持部に対する前記表示部の角度を調整可能に前記表示部を前記筐体に連結した連結機構と、
前記支持部に対する前記本体の角度を調整する角度調整機構と、
を備えることを特徴とする決済端末。
【請求項6】
前記連結機構は、前記筐体と前記表示部とのうちの一方に設けられた軸部と、前記筐体と前記表示部とのうちの他方に設けられ、前記軸部に相対回動可能に外嵌した嵌合部と、を有し、前記軸部と前記嵌合部との間の摩擦抵抗によって前記支持部に対する前記表示部の角度を維持し、
前記角度調整機構は、
前記本体に回動可能に連結され、前記支持部に支持される基体と、
前記基体と前記本体とのうちの一方に設けられた複数の係止部と、
複数の前記係止部に選択的に係止可能に前記基体と前記本体とのうちの他方に回動可能に連結され、係止する前記係止部毎に前記支持部に対する前記本体の角度を異ならせる突っ張り部材と、
を有することを特徴とする請求項5に記載の決済端末。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−100205(P2011−100205A)
【公開日】平成23年5月19日(2011.5.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−253160(P2009−253160)
【出願日】平成21年11月4日(2009.11.4)
【出願人】(000003562)東芝テック株式会社 (5,631)
【Fターム(参考)】