説明

泡噴出容器

【課題】バックサクション機能を備えるとともに、きめの細かい泡を安定的に排出させることができる泡噴出容器を提案する。
【解決手段】本発明は、容器本体10の胴部12の圧搾により内容物と空気とを混合、発泡させて、ノズル70の噴出口71から発泡させた内容物を排出する泡噴出容器であって、ベースキャップ20に、筒体21を隙間を隔てて取り囲む外筒24を設け、筒体21と外筒24との相互間に内部空間Mに通じる環状経路Kを形成し、ノズル70に、排出経路Hと環状経路Kとを連通させて、外気及び排出経路H内の残留内容物を環状経路K内に導入する貫通孔を形成し、外筒24の下端部に、環状経路Kを区画して、導入した残留内容物の貯留空間を形成する仕切壁90を設け、仕切壁90に、内部空間Mと連通する開口91を設けることを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、可撓性の胴部を圧搾することにより、流動性を有する内容物(液状、ゲル状等)を発泡させて排出する泡噴出容器に関するものである。
【背景技術】
【0002】
シャンプー、ボディソープ、ハンドソープ、洗顔料等の各種液体洗浄剤やセットローション等の整髪剤を内容物とする容器としては、泡立て動作を省略して簡便な利用を図る観点から、内容物の流路内に例えばメッシュ等からなる発泡部材を組み入れておき、可撓性を有する胴部を圧搾することで、内容物と空気とを混合させつつこれらを発泡部材に通過させて発泡させ、泡状になった内容物をノズルの噴出口から排出する泡噴出容器が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
上記のような泡噴出容器において、泡状となった内容物は、噴出口から排出された分の他、一部がノズルの排出経路内に残ったままとなるが、残留した内容物は、時間が経つと泡が消えて元の流動性を有する内容物に戻るため、使用後しばらくすると噴出口から内容物が垂れ落ちる(液だれ)ことがあった。このことは、特にノズルの側面側に噴出口が設けられている横出しタイプの泡噴出容器において顕著であった。
【0004】
このような液だれを回避するものとしては、圧搾された胴部を復元させる外気導入孔を内容物の排出経路内に設けておき、胴部の復元に伴って容器本体内に取り込まれる外気とともに残留内容物も容器本体内に引き戻すバックサクション機能を設けた泡噴出容器が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】実開昭58−174272号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、きめの細かい泡を作るには、発泡部材を通過する、内容物と空気との混合比が重要な要素の1つであり、泡質を一定に維持するには、この混合比を安定的に保つことが必要とされている。しかしながら、上記のようなバックサクション機能を有する泡噴出容器では、胴部の圧搾と復元を繰り返して内容物の排出を続けると、引き戻された残留内容物の泡が容器本体内に充満して、発泡部材に空気を送給する流入孔を塞いでしまうことがあり、空気の流入量の減少や空気への泡の混入等が発生して、内容物と空気との混合比が所期した割合から変わってしまい、泡質が悪くなる(泡のきめが粗くなる)ことがあった。このため、バックサクション機能を備えてもなお、きめの細かい泡を安定的に排出させることができる、新たな泡噴出容器の出現が切に望まれていた。
【0007】
本発明の課題は、内容物を発泡させて排出させる泡噴出容器に関し、バックサクション機能を備えるとともに、きめの細かい泡を安定的に排出させることができて使い勝手が良い泡噴出容器を提案するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、可撓性を有する胴部を備え、その内側の内部空間に内容物を充填する容器本体と、該容器本体の口部において起立する筒体を有し、該筒体を該口部に固定保持するベースキャップと、内容物の吸引管を保持するとともに空気の流入孔を備え、該筒体の下端部と連結してその内側に内容物と空気との合流空間を区画形成するシリンダーと、該筒体の上端部と連結してその内側に形成した排出経路を該合流空間に連通させるノズルとを備え、
該胴部の圧搾により該合流空間内の内容物と空気とを混合、発泡させて、該排出経路の出口から発泡させた内容物を外界に噴出させる泡噴出容器であって、
前記ベースキャップに、前記筒体を隙間を隔てて取り囲む外筒を設け、該筒体と該外筒との相互間に前記内部空間に通じる環状経路を形成し、
前記ノズルに、前記排出経路と該環状経路とを連通させて、外気及び該排出経路内の残留内容物を該環状経路内に導入する貫通孔を形成し、
前記外筒の下端部に、該環状経路を区画して、導入した残留内容物の貯留空間を形成する仕切壁を設け、
前記仕切壁に、該内部空間と連通する開口を設けることを特徴とする泡噴出容器である。
【0009】
前記開口は、前記貫通孔のうち、最小の開口面積となる最小貫通孔よりも小さい開口面積を有することが望ましい。
【発明の効果】
【0010】
ベースキャップに、容器本体の口部に固定保持される筒体、及びこの筒体を取り囲む外筒を設けるとともにこれらの相互間に環状経路を形成し、筒体の下端部に、内容物と空気とが混合、発泡する合流空間を区画形成するシリンダーを連結させる一方、筒体の上端部に、排出経路を備えるノズルを連結して合流空間と排出経路とを連通させ、さらにノズルに、排出経路と環状経路とを連通させて、外気及び排出経路内の残留内容物を、ともに環状経路内に導入する貫通孔を形成したので、バックサクション機能を有効に発揮させて噴出口からの液だれを確実に防止することができる。
また、外筒の下端部に、環状経路を区画して、導入した残留内容物の貯留空間を形成する仕切壁を設け、仕切壁に、容器本体の内部空間と連通する開口を設けたので、残留内容物を一旦貯留空間内に留め置くことでその泡が消えやすくなり、また、残留内容物が開口を通過する際、その開口面積よりも泡が小さくなる。これにより、容器本体内が残留内容物の泡ですぐに充満されてしまうことがなくなるので、この残留内容物の泡による空気の流入孔の閉塞が発生しにくくなり、内容物と空気との混合比を所期した割合で維持して、きめの細かい泡を安定的に排出させることができる。
【0011】
仕切壁に設けた開口を、排出経路と環状経路とを連通する最小貫通孔よりも小さい開口面積を有するものとする場合は、環状経路内に貯留される残留内容物の泡の大きさを確実に小さくすることができるので、きめの細かい泡をより一層安定的に排出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【図1】本発明に従う泡噴出容器の流通時の形態に係る部分断面図である。
【図2】図1に示す泡噴出容器の胴部を圧搾した姿勢を示す部分断面図である。
【図3】図2に示す泡噴出容器の胴部が復元した姿勢を示す部分断面図である。
【図4】図3に示す泡噴出容器の貫通孔及び開口周辺の拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。
図1は、本発明に従う泡噴出容器の流通時の形態に係る部分断面図であって、図2は、図1に示す泡噴出容器の胴部を圧搾した姿勢を示す部分断面図であって、図3は、図2に示す泡噴出容器の胴部が復元した姿勢を示す部分断面図であって、図4は、図3に示す泡噴出容器の貫通孔及び開口周辺の拡大断面図である。
【0014】
図1において、符号10は容器本体である。容器本体10は、上部を開口させた筒状の口部11を有し、この口部11に図示しない底部につながる筒状の胴部12を連結させて、その内側に内容物を充填する内部空間Mを形成している。ここで胴部12は、例えば合成樹脂等によって形成される可撓性を有するものである。また口部11の外面壁には、ねじ部11aが形成されている。
【0015】
符号20は、容器本体10の内部空間Mを閉鎖するベースキャップである。ベースキャップ20は、口部11において容器本体10の軸線に沿って起立する筒体21を有し、筒体21の軸線方向中間部から径方向外側に延在する天壁22を段部22aを介して一体連結させて、天壁22の縁部から周壁23を垂下させている。周壁23の内面壁には、ねじ部11aに対応するねじ部23aが設けられており、ベースキャップ20は、口部11に着脱自在に固定保持されている。なお図示の例では、ねじによってベースキャップ20を固定保持する例を示したが、アンダーカットで固定保持するようにしてもよい。
【0016】
天壁22の上面には、筒体21を隙間を隔てて取り囲む上側外筒24aが設けられ、天壁22の下面には、同じく筒体21を隙間を隔てて取り囲む下側外筒24bが設けられている。上側外筒24aの外面壁には、軸線方向中間部に径方向外側に向けて突出する突部tが形成されている。さらに、筒体21と天壁22とが連結する段部22aには、周方向に間隔をおいて複数配置される透孔22bが形成されている。これにより、筒体21と上側外筒24a及び下側外筒24bとの相互間には、透孔22bでつながる環状経路Kが形成される。なお、上側外筒24a及び下側外筒24bをまとめて外筒24と称す。
【0017】
また筒体21の内側には、筒体21の内面壁から隙間を隔てて内筒25が設けられていて、この内筒25は、その下端から径方向外側に延在するフランジ25aを介して筒体21と一体連結されている。また筒体21と内筒25との連結部には、周方向に間隔をおいて複数配置される抜き孔25bが形成されていて、さらに内筒25の軸線方向中間部には、頂壁25cが設けられている。
【0018】
符号30は、筒体21の下端部に連結するシリンダーである。シリンダー30は、有底筒部31と、この有底筒部31の縁部に段部を介して一体連結する環状部32とを備えており、環状部32に筒体21の下端部を嵌合させて、その内側に合流空間Gを区画形成している。また、有底筒部31の底面には表裏を貫く底孔31aが形成されており、底孔31aの縁部下方には有底筒部31と一体連結する筒状の嵌合部31bが設けられ、底孔31aの縁部上方には突部31cが突出している。嵌合部31bには、胴部12の圧搾によって内部空間Mの内容物を吸引して合流空間Gに送給する吸引管40が嵌合している。また嵌合部31bの上方には、径方向に延在するとともに、周方向に間隔をおいて複数配置される流入孔31dが設けられていて、胴部12を圧搾すると内部空間Mの空気が合流空間Gに導入される。
【0019】
ここで有底筒部31の内側には、リング51の内側にて弁部52を弾性支持した逆止弁50が設けられている。弁部52の周りには、表裏を貫通するとともに周方向に間隔をおいて配置される弁孔53が形成されている。逆止弁50は、通常は図1に示すように突部31cと弁部52とが密着して、流入孔31dからの空気の流通を遮断している。なお、本発明において逆止弁50は必須ではなく、省略してもよい。
【0020】
さらに逆止弁50の上方には、発泡部材60を設けている。図示の例では、総計2個の発泡部材60を上下に対称に配置している。ここで発泡部材60は、リング61の端面に設置されたメッシュ62からなり、空気の混在した内容物をこの発泡部材60に通過させることにより発泡させて泡状にすることができる。なお、発泡部材60の設置個数やメッシュ62の目の粗さ等は内容物の種類に応じて適宜変更される。
【0021】
また筒体21の上端部には、側面側に噴出口71を設けた横出しタイプのノズル70を設けている。ノズル70は、筒体21の内面壁と摺動可能に当接する環状壁72を有し、この環状壁72から径方向外側に向けて伸延し環状壁72との間で排出経路Hを区画形成する区画壁73を備えている。そして環状壁72の径方向外側には、環状壁72を取り囲み上側外筒24aの内面壁と摺動可能に当接する環状周壁74が設けられ、区画壁73には排出経路Hと環状経路Kとを連通させる貫通孔75が形成されている。さらにノズル70の側壁76には、その内面壁の下端に爪部76aが形成されている。なお、環状壁72と筒体21、及び環状周壁74と上側外筒24aとは液密に当接していて、内容物の漏れが阻止されている。
【0022】
そしてベースキャップ20の天壁22で区切られた、下方の環状経路Kには、リング81の外側に弾性変位する弁体82を設けた逆止弁80が配置されている。図示の例では逆止弁80を天壁22の段部22aに配置して、筒体21の外面壁に設けたアンダーカット部で抜け止め保持されている。逆止弁80は、通常は図1に示すように弁体82と天壁22の下面とが密着して、透孔22bからの空気の流通を遮断している。
【0023】
外筒24の下端部(下側外筒24bの下端部)には、シリンダー30との間に掛け渡されて環状経路Kを区画する仕切壁90が設けられている。図示の例で仕切壁90は、外筒24の内面壁と有底筒部31の外面壁との間で挟持されて抜け出し不能に保持されている。仕切壁90にはその表裏を貫通する開口91が形成されていて、これにより環状経路Kと内部空間Mとが連通している。なお、仕切壁90をシリンダー30と一体連結して、これを外筒24に嵌合させるようにしてもよい。
【0024】
上記のように構成される泡噴出容器は、流通時において、ノズル70が図1に示す押し下げ姿勢に維持されており、内容物の不用意な漏れ出しが有効に阻止されている。そして内容物を排出させるに当たっては、ノズル70を、図1に示す押し下げ姿勢から、図2に示す引き上げ姿勢に変位させる。ノズル70には、ベースキャップ20の突部tに係合する爪部76aが設けられているので、所期した位置でノズル70の引き上げを停止することができる。
【0025】
その後、図2に示すように胴部12を圧搾する。これにより加圧された内容物は、図2に実線で示す矢印のように吸引管40を通して底孔31aに向かい、また同じく加圧された空気は、図2に二点鎖線で示す矢印のように流入孔31dを通して底孔31aに向かって、弁部52を持ち上げる。弁部52を通過した内容物及び空気は、弁孔53を通して合流空間Gに至り、混合された状態で発泡部材60を通過する。そして、発泡部材60の通過により所期した泡質に発泡された内容物は、排出経路Hを経て噴出口71から排出される。なお、内部空間Mが加圧されても、透孔22bは弁体82によって遮断されているので、内部空間Mの空気がこの透孔22bから外界へ逃げることはない。
【0026】
発泡した内容物の排出後、胴部12の圧搾を解除すると、可撓性を有する胴部12は、図3に示すように元の形状に復元する。これにより内部空間Mは負圧となるため、外気は、図3に実線で示す矢印のように、噴出口71から貫通孔75を通り、逆止弁80の弁体82を下方に変位させて内部空間Mに導入される。このとき併せて、排出経路H内の発泡した残留内容物も環状経路K内に引き戻されるので、残留内容物による噴出口71からの液だれが確実に回避される。ここで環状経路Kは、仕切壁90によって区画されて、環状経路K内に導入された残留内容物の貯留空間となっているので、発泡した残留内容物はこの貯留空間内に一時的に留め置かれることになる。これにより、泡を減らした状態で、残留内容物を内部空間Mに戻すことができる。また図4に示すように、環状経路K内では比較的大きな泡となっている残留内容物は、開口91を通過することによって、その開口面積よりも泡を小さくして内部空間Mに引き戻される。このため内部空間Mが残留内容物の泡ですぐに充満されてしまうことがなくなるので、この残留内容物の泡による流入孔31dの閉塞が発生しにくくなり、内容物と空気との混合比を所期した割合で維持して、きめの細かい泡を安定的に、しかも連続して排出させることができる。
【0027】
胴部12の復元後は、ノズル70を、図1に示す押し下げ姿勢に変位させる。これにより、環状壁72が内筒25と密着して、合流空間Gと排出経路Hとの連通が閉鎖されるので、内部空間Mをより確実に封止することができる。
【0028】
そして、仕切壁90に設けた開口91を、貫通孔75のうち、最小の開口面積となる最小貫通孔よりも小さい開口面積を有するものとする場合は、貯留される残留内容物の泡の大きさを確実に小さくすることができるので、きめの細かい泡をより一層安定的に排出させることができる。なお、貫通孔75を設ける部位は区画壁73だけに限られず、環状壁72に設けてもよい。また、透孔22bの開口面積も小さくして、この透孔22bでも残留内容物の泡を小さくするようにしてもよい。
【0029】
そして図示のように、排出経路Hのまわりに環状経路Kを設ける場合は、内部スペースの有効利用を図ることができるので、上述した所期する泡質での安定的な排出を、容器のサイズを大きくすることなく実現することができる。
【産業上の利用可能性】
【0030】
本発明によれば、バックサクション機能を備えるとともに、きめの細かい泡を安定的に排出させることができて使い勝手の良い泡噴出容器を提供できる。
【符号の説明】
【0031】
10 容器本体
11 口部
12 胴部
20 ベースキャップ
21 筒体
22 天壁
23 周壁
24 外筒
25 内筒
30 シリンダー
31 有底筒部
31d 流入孔
32 環状部
40 吸引管
50 逆止弁
60 発泡部材
70 ノズル
71 噴出口
75 貫通孔
76 側壁
80 逆止弁
90 仕切壁
91 開口
M 内部空間
K 環状経路
G 合流空間
H 排出経路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
可撓性を有する胴部を備え、その内側の内部空間に内容物を充填する容器本体と、該容器本体の口部において起立する筒体を有し、該筒体を該口部に固定保持するベースキャップと、内容物の吸引管を保持するとともに空気の流入孔を備え、該筒体の下端部と連結してその内側に内容物と空気との合流空間を区画形成するシリンダーと、該筒体の上端部と連結してその内側に形成した排出経路を該合流空間に連通させるノズルとを備え、
該胴部の圧搾により該合流空間内の内容物と空気とを混合、発泡させて、該排出経路の出口から発泡させた内容物を外界に噴出させる泡噴出容器であって、
前記ベースキャップに、前記筒体を隙間を隔てて取り囲む外筒を設け、該筒体と該外筒との相互間に前記内部空間に通じる環状経路を形成し、
前記ノズルに、前記排出経路と該環状経路とを連通させて、外気及び該排出経路内の残留内容物を該環状経路内に導入する貫通孔を形成し、
前記外筒の下端部に、該環状経路を区画して、導入した残留内容物の貯留空間を形成する仕切壁を設け、
前記仕切壁に、該内部空間と連通する開口を設けることを特徴とする泡噴出容器。
【請求項2】
前記開口は、前記貫通孔のうち、最小の開口面積となる最小貫通孔よりも小さい開口面積を有する請求項1に記載の泡噴出容器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−250714(P2012−250714A)
【公開日】平成24年12月20日(2012.12.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−122481(P2011−122481)
【出願日】平成23年5月31日(2011.5.31)
【出願人】(000006909)株式会社吉野工業所 (2,913)
【Fターム(参考)】