流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置
【課題】 流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換する効率を向上できる流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置を提供する。
【解決手段】 タービン装置100は概してマルチブレード式構造であり、軸受けによってタービン軸102に取り付けられて自由に回転可能であり、またはタービン軸102に固定されてタービン軸102とタービン装置100は共同して回転可能に台座に配置されるものである。タービン装置100の周囲には複数個のタービン軸102の径方向輻射線と同一方向に現れ、概して斜め方向に配置されたブレード101が設けられている。ブレード101の流体に向かう受力側に流体の押す動力を受けることにより、流体の動エネルギーが回転動エネルギーに転換されて負荷の駆動に供される。
【解決手段】 タービン装置100は概してマルチブレード式構造であり、軸受けによってタービン軸102に取り付けられて自由に回転可能であり、またはタービン軸102に固定されてタービン軸102とタービン装置100は共同して回転可能に台座に配置されるものである。タービン装置100の周囲には複数個のタービン軸102の径方向輻射線と同一方向に現れ、概して斜め方向に配置されたブレード101が設けられている。ブレード101の流体に向かう受力側に流体の押す動力を受けることにより、流体の動エネルギーが回転動エネルギーに転換されて負荷の駆動に供される。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、流体力タービンの外周に特定の向き沿い流れ案内構造ユニットを設置することにより、流体は特定の向き沿い流れ案内構造ユニットを経て前から後へタービンの受力側に沿って延伸する開放式流れ案内構造に案内され、更に進んでタービンの受力面の流体圧力を変え、流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換する効率を向上するものである。
【背景技術】
【0002】
伝統的覆い包み状の流れ案内覆い構造は、風抵抗値(Cd)が高く、比較的高速の風力または流体力の環境を載せることに不利であるのがそれの欠点であり、そのために如何に比較的低い風抵抗を獲得する新しい設計を思案し、本発明の新作及び性能の向上を作り出すことができた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、流れ案内翼を持つ流体力作動タービンの新しい設計を提供するものであり、それは、タービンに特定の前から後へタービンの受力側に沿って延伸する開放式流れ案内翼の向き沿い流れ案内覆いを設け加え、それによって流体の流れ方向に従い、流体の流れ方向に合わせて流れの案内を行い、更に進んでタービンの受力面の流体圧力を変えるものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の一種であって、流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換する効率を向上することができる設計であり、それの主要は特定の向き沿い流れ案内構造ユニットを流体力作動タービン装置に取り付け、流体は向き沿い流れ案内構造ユニットによって前から後へタービンの受力側に沿って延伸する開放式流れ案内構造に案内され、更に進んでタービンの受力面の流体圧力を変えるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の主要構成は、台座にある伝統的設置で、流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換することができるタービン装置100が含まれ、タービン装置100は概して球形または輪形に現れるマルチブレード式構造であり、軸受けによってタービン軸102に取り付けられて自由に回転することができ、またはタービン軸102に固定されてタービン軸102とタービン装置100は共同して回転可能に台座に配置されるもので、タービン装置100の周囲には複数個のタービン軸102の径方向輻射線と同一方向に現れ、概して斜め方向に配置されたブレード101が設けられ、ブレード101の流体に向かう受力側に大きな流体の押す動力を受けることにより、流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、他側の回転中に受ける流体の圧力はやや小さい負圧側に形成される。
【0006】
本発明の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が開示するのは、前述伝統的流体力を動エネルギーに転換するタービン装置の向き沿い流れ案内構造ユニットとの結合に供されるもので、その各種実施例の特徴は次のものを含む。
【0007】
図1及び図2に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内機能の一枚板状増圧流れ案内構造体104の構造形態に現れ、一枚板状増圧流れ案内構造体104は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸方向垂直の設置に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103の前端の最少一枚板状増圧流れ案内構造体104の流れ案内面はタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板107の指向が安定した後はタービン装置100の負圧側へ流れる流体の案内に供され、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内され、タービン装置100は駆動されて流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換し、負荷125の駆動に供される。
【0008】
図3及び図4に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の二枚板状増圧流れ案内構造体の構造形態に現れ、並びに軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸方向垂直設置に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103前端の二枚式板状体中の一枚板状体は増圧流れ案内機能のある増圧流れ案内構造体104’であり、それの流れ案内面はタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板107によって指向が安定した後はタービン装置100へ流れる流体の案内に供され、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内され、タービン装置100は駆動されて流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、別の一枚の板状体は負圧流れ案内機能のある減圧流れ案内構造体104”であり、それはタービン装置100の負受力側の流体圧力の減少に供され、二枚式板状体はΛ形状の構造に現れてそれの先端は流体源に向かい、開口端は設定間隔をもってタービン装置100を覆うことに供される。
【0009】
図5及び図6に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一体式増圧構造に現れて全体構造は覆い状形態に現れ、一体式増圧流れ案内構造体104’は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット103の回転方向と軸方向垂直設置に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103前端の二枚式板状体中の一枚板状体は増圧流れ案内機能のある増圧流れ案内構造体104’であり、それはタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板107によって指向が安定した後はタービン装置100へ流れる流体のさえぎ止めに供され、流体は増圧されてタービン装置100の受力側へ案内され、タービン装置100は駆動され、更に流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、別の一枚の板状体から構成される減圧流れ案内構造体104”は負圧流れ案内機能とし、二枚式板状体はΛ形状の構造に現れてそれの先端は流体源に向かい、開口端は設定間隔をもってタービン装置100を覆うことに供される。
【0010】
図7及び図8に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一枚減圧構造形態に現れてタービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、その一枚式板状減圧流れ案内構造体114は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット103の回転方向と軸方向の垂直設置に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103の前端一枚板状減圧流れ案内構造体114の流れ案内面はタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板107によって指向が安定した後はタービン装置100へ流れる負圧側の流体をさえぎ止め、タービン装置100を通る負圧側の流体の減圧に供される。
【0011】
図9及び図10に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一枚板錐形覆い状の減圧構造形態に現れてタービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、一枚式板状減圧流れ案内構造体114は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸方向の垂直設置に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103の前端一枚板錐形覆い状の減圧流れ案内構造体114の流れ案内面はタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板107によって指向が安定した後はタービン装置100へ流れる負圧側の流体をさえぎ止め、タービン装置100を通る負圧側の流体の減圧に供される。
【0012】
図11及び図12に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は独立に設置され、流体力源の前端に向かって後へタービン装置100の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体124’、及び独立に設置されてタービン装置100から流体力源の前端に向かい、タービン装置100の負受力方向に沿って逐次開き状の後へ延伸する減圧流れ案内構造体124”に現れ、そして開放式の二枚板分離式構造に現れて増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の形態を含み、二枚分離式板状増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の支持構造は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向が軸方向垂直の向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103の前端に独立設置された一枚板状増圧流れ案内構造体124’の流れ案内面とタービン装置100は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板107によってそれの指向が安定した後は一部のタービン装置100へ流れる流体を案内するため、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内されてタービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換し、負荷125の駆動に供される。独立してタービン装置100の負受力側に設置される減圧流れ案内構造体124”は、タービン装置100の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供される。
【0013】
図13及び図14に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体124’が設置され、及び増圧流れ案内構造体124’と一体に現れてタービン装置100から流体力源の前端に向かい、タービン装置100の負受力方向に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸する減圧流れ案内構造体124”が設置され、そして開放式の二枚板一体式構造に現れてタービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の形態を含み、それの二枚板一体式板状増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の支持構造は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット103の回転方向と軸間垂直に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103前端の板状増圧流れ案内構造体124’の流れ案内面とタービン装置100は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板107によってそれの指向が安定した後、タービン装置100へ流れる一部の流体を案内するため、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内される。その一体に延伸されてタービン装置100の負受力側に設置された減圧流れ案内構造体124”は、流体がタービン装置100の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供される。
【0014】
図15及び図16に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103には流体力源の前端に向かって後へタービン装置100の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体124’、及びタービン装置100から流体力源の前端に向かい、タービン装置100の負受力方向に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸する減圧流れ案内構造体124”が設置され、両者は一体に現れ、並び覆い状に現れて向き沿い流れ案内構造ユニット103を構成し、増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の形態を含み、タービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、一体式板状増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の支持構造は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット103の回転方向と軸間垂直に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103前端の板状増圧流れ案内構造体124’の流れ案内面とタービン装置100は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板107によってそれの指向が安定した後、タービン装置100へ流れる一部の流体を案内するため、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内される。一体並びに覆い状に現れる自動向き沿い流れ案内構造ユニットのタービン装置100の負受力側に設置された減圧流れ案内構造体124”は、流体がタービン装置100の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供される。
【0015】
前述各実施例に配置された増圧流れ案内構造または減圧流れ案内構造は、タービン装置の直径が大きい場合はそれに合わせて一枚または一枚以上の向き沿い流れ案内翼を設け加えてマルチブレード式構造にしてもよく、図17は本発明の向き沿い流れ案内構造ユニットに向き沿い流れ案内翼を設け加えた構造例の平面図であり、図18は図17の側面図である。図18及び図17に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103には一枚または一枚以上のマルチブレード式向き沿い流れ案内翼108が設けられ、マルチブレード式向き沿い流れ案内翼108は流体力源の前端に向かって後へタービン装置100の受力側の表面に沿って延伸し、そしてマルチブレード式流れ案内機能のある増圧流れ案内構造の形態に現れ、並びに軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、及び延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸間垂直に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、マルチブレード式流れ案内機能のある増圧流れ案内構造の形態の前端板状体は増圧流れ案内機能の増圧流れ案内構造体、及び一枚または一枚以上の向き沿い流れ案内翼108が含まれ、各向き沿い流れ案内翼108の間と、増圧流れ案内構造体の流れ案内面の間は概して平行に設置されてマルチブレード式の流れ案内面に形成され、各流れ案内面はそれぞれタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、個別に流体を案内してタービン装置100の相対受力側へ通され、そして向き沿い舵板107によってそれの指向が安定した後、タービン装置100へ流れる流体の案内に供され、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内されてタービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、この外、需要によって選択性で負圧流れ案内機能のある減圧流れ案内構造体を設置し、タービン装置100の負受力側の流体圧力の減少に供されてもよく、上述マルチブレード式流れ案内翼に現れる増圧流れ案内構造体と減圧流れ案内構造体から形成されるΛ形状に近い構造の先端は流体源に向かうことに供され、開口端は設定間隔をもってタービン装置100を覆うことに供される。
【0016】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が高密度に布設される場合、瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、それは更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドを設置してもよく、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド301及びロッド302を捻り回し可能及び自動復帰定位置できる弾性ジョイント装置303に結合し、二本のロッド301及びロッド302両端の可動枢軸304、可動枢軸305と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限することができ、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避ける。図19は、本発明の流れ案内翼に弾性可動コネクチンロッドを複数組で布設した実施例の意表図である。
【0017】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流れ方向が比較的安定したやや大きい流れ場に布設される場合、二個または二個以上の流れ案内翼のある流体力作動タービン装置により、流体の流れ方向の軸線に沿って逐次後退斜め向きの排列に現れるように布設し、流体はそれぞれ流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に沿って全体が増圧面に形成されて増圧効果が形成されるようにしてもよい。瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、それは更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドが設置され、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド301及びロッド302を捩り回し可能及び自動復帰定位置できる弾性ジョイント装置303に結合し、二本のロッド301及びロッド302両端の可動枢軸304、可動枢軸305と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限することができ、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避ける。図20は、本発明の流体の流れ方向の軸線に沿って逐次後退斜め向きの排列に現れて複数組に布設された実施例の意表図である。
【0018】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流れ方向の変化が比較的安定したやや大きい流れ場に布設される場合、二個または二個以上の流れ案内翼のある流体力作動タービン装置により、流体の流れ方向の軸線に沿ってV形排列に現れるように布設し、流体はそれぞれ流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に沿って全体が増圧面に形成されて増圧効果が形成されるようにしてもよい。瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、それは更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドが設置され、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド301及びロッド302を捩り回し可能及び自動復帰定位置できる弾性ジョイント装置303に結合し、二本のロッド301及びロッド302両端の可動枢軸304、可動枢軸305と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限することができ、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避ける。図21は、本発明の流体の流れ方向の軸線に沿ってV形排列に現れて複数組に布設された実施例の意表図である。
【0019】
この設計の応用ははなはだ幅広く、気流または液流の流動力動エネルギーを回転動エネルギーに転換し、更に進んで各種負荷の駆動に供することができる。この外、図22及び図23の如く、市場の業者が設計した流動力によって駆動されるタービン装置、例えば、気流または液流作動のタービン装置で、タービン装置自体によって流体ポンプを構成するものを例とすれば、それの主要は第一空間に設置されたタービン装置に増圧流れ案内構造体を設置し、または負圧流れ案内翼を設置し、または両者すべてを設置して第一空間に流れる気流または液流の流体力によって前述タービン装置を押し動かし、気流または液流の流体力の動エネルギーを回転動エネルギーに転換してタービン装置100を回し、タービン装置100自身によってポンプの機能を構成し、負圧が発生する側のタービンブレードによって負圧効果が発生して流体を排出し、タービン装置100の下端に設置される第二空間の流体入口構造126の流体を抽出し、第二空間の流体を第一空間に送ることに供される。第一空間と第二空間の流体は同じ流体または違う流体でもよく、この応用例は流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が気流または液流の流動力動エネルギーによってタービン装置自身を駆動し、流体ポンプの機能を発生する応用例のひとつである。
【0020】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、更に気流または液流の流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換することに応用され、更に進んで負荷125を駆動することができ、負荷125は空中、地面、水上または水中の運搬具、または発電装置、または流体ポンプ、またはその他適用される機械力駆動の負荷を含み、それはいろいろあるが、いちいち列挙しない。
【0021】
前述各実施例に於いて、タービン装置100は、円筒形、球形、楕円球形、または茸形に現れ、または直径の上が大きくて下が小さく、または上が小さくて下が大きい円筒体等形状に現れ、並びにそれの周囲に沿って特定の斜め角に現れて流体力を受けることに供されるマルチブレードが設けられ、それの軸方向は両端開放または一端開放に現れて軸方向に流体が通れる中空のタービン構造に現れ、または流体が通れない閉鎖または実体のタービン構造に現れ、それの表面は流体力を受けるマルチブレード状の構造、または流体力を受けることに供される凹凸幾何形状の表面構造のものでもよい。
【0022】
前述流れ案内翼の構造は、工程のニーズ、コスト、環境等因素の考慮の基に板状構造または覆い構造が設け加えられるほか、それは需要によって実体、または中空、または組み合わせ等方式をもって選択して構成することができる。ところが、そのすべては増圧流れ案内面があるまたは減圧流れ案内面がある、または増圧及び減圧流れ案内面が同時に設置されていることを特徴とする。
【0023】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、一定の流れ方向または不定流れ方向に流れる気流動エネルギーを回転動エネルギーに転換することの応用に供することができ、または一定の流れ方向または不定流れ方向に流れる液流動エネルギーを回転動エネルギーに転換することの応用に供することができ、それの設置方式は一組または一組以上の結合された機器の上側または底部または側辺に設置されることを含み、結合される機器は固定式または移動式または錨定可能または人力、機械力、またはエンジン、または電力モータ、または自然力から構成された移行駆動装置のある空中、地面、地上または水中の運搬具であってもよい。
【0024】
このほか、流体の流れ方向が安定な流れ場環境である場合、この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は必要によって向き沿い機能の構造に作らずに流れ案内翼を固定式に製作してもよく、すなわち、流れ案内翼とタービン装置100及び流体源の方向間は固定角度の空間関係である。
【0025】
このほか、フレキシブルなニーズに合わせるため、流れ案内翼は調整可能及び締め付け可能な構造に製作することができ、すなわち、流体とタービン装置100との間はそれの受力流体源へ向かう方向に調整可能及び締め付け可能である。
【0026】
また、流体に含まれる異物がタービン装置100を干渉することを防ぐため、流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、更に進んで需要によって向き沿い流れ案内構造ユニット103に保護ネット109を設け加えてもよく、流体に含まれる異物がタービン装置100を干渉することが防げられることを特徴とする。
【0027】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、流体力源に向かう前端から後へタービンの受力側に沿って延伸する開放式片側流れ案内翼構造の原理により、構造形態は次のものを含む。
【0028】
一、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板増圧流れ案内構造体に現れる構造例の平面図。
二、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板増圧流れ案内構造体に現れる構造例の側面図。
【0029】
三、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧及び減圧流れ案内構造体を含む二枚板構造例の平面図。
四、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧及び減圧流れ案内構造体を含む二枚板構造例の側面図。
【0030】
五、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図。
六、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図。
【0031】
七、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板減圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図。
八、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板減圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施例による特定向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板増圧流れ案内構造体に現れる状態を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板増圧流れ案内構造体に現れる状態を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体が含まれる二枚板構造を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体が含まれる二枚板構造を示す側面図である。
【図5】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図である。
【図6】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図である。
【図7】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板減圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図である。
【図8】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板減圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図である。
【図9】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状減圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図である。
【図10】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状減圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図である。
【図11】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが分離式増圧流れ案内構造体及び負圧流れ案内構造体に現れる状態の平面図である。
【図12】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが分離式増圧流れ案内構造体及び負圧流れ案内構造体に現れる状態の側面図である。
【図13】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体が含まれる二枚板構造の平面図である。
【図14】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体が含まれる二枚板構造の側面図である。
【図15】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図である。
【図16】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図である。
【図17】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに向き沿い流れ案内翼を設け加えた構造の平面図である。
【図18】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに向き沿い流れ案内翼を設け加えた構造の側面図である。
【図19】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の流れ案内体に弾性可動コネクチンロッドの複数組が布設される状態の模式図である。
【図20】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流体の流れ方向の軸線に沿って逐次後退斜め向き排列の複数組布設に現れる状態の模式図である。
【図21】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流体の流れ方向の軸線に沿ってV形排列の複数組布設に現れる状態の模式図である。
【図22】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流体力駆動のタービン装置に応用されて自身がポンプ機能を構成する状態の模式図である。
【図23】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流体力駆動のタービン装置に応用されて自身がポンプ機能を構成する状態の側面図である。
【符号の説明】
【0033】
100 タービン装置、101 ブレード、102 タービン軸、103 向き沿い流れ案内構造ユニット、104 増圧流れ案内構造体、104’ 増圧流れ案内構造体、104” 減圧流れ案内構造体、105 軸受け、106 延伸構造、107 向き沿い舵板、108 向き沿い流れ案内翼、109 保護ネット、114 減圧流れ案内構造体、124’ 増圧流れ案内構造体、124” 減圧流れ案内構造体、125 負荷、126 流体入り口構造
【技術分野】
【0001】
本発明の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、流体力タービンの外周に特定の向き沿い流れ案内構造ユニットを設置することにより、流体は特定の向き沿い流れ案内構造ユニットを経て前から後へタービンの受力側に沿って延伸する開放式流れ案内構造に案内され、更に進んでタービンの受力面の流体圧力を変え、流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換する効率を向上するものである。
【背景技術】
【0002】
伝統的覆い包み状の流れ案内覆い構造は、風抵抗値(Cd)が高く、比較的高速の風力または流体力の環境を載せることに不利であるのがそれの欠点であり、そのために如何に比較的低い風抵抗を獲得する新しい設計を思案し、本発明の新作及び性能の向上を作り出すことができた。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、流れ案内翼を持つ流体力作動タービンの新しい設計を提供するものであり、それは、タービンに特定の前から後へタービンの受力側に沿って延伸する開放式流れ案内翼の向き沿い流れ案内覆いを設け加え、それによって流体の流れ方向に従い、流体の流れ方向に合わせて流れの案内を行い、更に進んでタービンの受力面の流体圧力を変えるものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の一種であって、流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換する効率を向上することができる設計であり、それの主要は特定の向き沿い流れ案内構造ユニットを流体力作動タービン装置に取り付け、流体は向き沿い流れ案内構造ユニットによって前から後へタービンの受力側に沿って延伸する開放式流れ案内構造に案内され、更に進んでタービンの受力面の流体圧力を変えるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の主要構成は、台座にある伝統的設置で、流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換することができるタービン装置100が含まれ、タービン装置100は概して球形または輪形に現れるマルチブレード式構造であり、軸受けによってタービン軸102に取り付けられて自由に回転することができ、またはタービン軸102に固定されてタービン軸102とタービン装置100は共同して回転可能に台座に配置されるもので、タービン装置100の周囲には複数個のタービン軸102の径方向輻射線と同一方向に現れ、概して斜め方向に配置されたブレード101が設けられ、ブレード101の流体に向かう受力側に大きな流体の押す動力を受けることにより、流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、他側の回転中に受ける流体の圧力はやや小さい負圧側に形成される。
【0006】
本発明の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が開示するのは、前述伝統的流体力を動エネルギーに転換するタービン装置の向き沿い流れ案内構造ユニットとの結合に供されるもので、その各種実施例の特徴は次のものを含む。
【0007】
図1及び図2に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内機能の一枚板状増圧流れ案内構造体104の構造形態に現れ、一枚板状増圧流れ案内構造体104は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸方向垂直の設置に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103の前端の最少一枚板状増圧流れ案内構造体104の流れ案内面はタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板107の指向が安定した後はタービン装置100の負圧側へ流れる流体の案内に供され、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内され、タービン装置100は駆動されて流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換し、負荷125の駆動に供される。
【0008】
図3及び図4に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の二枚板状増圧流れ案内構造体の構造形態に現れ、並びに軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸方向垂直設置に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103前端の二枚式板状体中の一枚板状体は増圧流れ案内機能のある増圧流れ案内構造体104’であり、それの流れ案内面はタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板107によって指向が安定した後はタービン装置100へ流れる流体の案内に供され、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内され、タービン装置100は駆動されて流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、別の一枚の板状体は負圧流れ案内機能のある減圧流れ案内構造体104”であり、それはタービン装置100の負受力側の流体圧力の減少に供され、二枚式板状体はΛ形状の構造に現れてそれの先端は流体源に向かい、開口端は設定間隔をもってタービン装置100を覆うことに供される。
【0009】
図5及び図6に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一体式増圧構造に現れて全体構造は覆い状形態に現れ、一体式増圧流れ案内構造体104’は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット103の回転方向と軸方向垂直設置に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103前端の二枚式板状体中の一枚板状体は増圧流れ案内機能のある増圧流れ案内構造体104’であり、それはタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板107によって指向が安定した後はタービン装置100へ流れる流体のさえぎ止めに供され、流体は増圧されてタービン装置100の受力側へ案内され、タービン装置100は駆動され、更に流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、別の一枚の板状体から構成される減圧流れ案内構造体104”は負圧流れ案内機能とし、二枚式板状体はΛ形状の構造に現れてそれの先端は流体源に向かい、開口端は設定間隔をもってタービン装置100を覆うことに供される。
【0010】
図7及び図8に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一枚減圧構造形態に現れてタービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、その一枚式板状減圧流れ案内構造体114は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット103の回転方向と軸方向の垂直設置に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103の前端一枚板状減圧流れ案内構造体114の流れ案内面はタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板107によって指向が安定した後はタービン装置100へ流れる負圧側の流体をさえぎ止め、タービン装置100を通る負圧側の流体の減圧に供される。
【0011】
図9及び図10に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一枚板錐形覆い状の減圧構造形態に現れてタービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、一枚式板状減圧流れ案内構造体114は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸方向の垂直設置に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103の前端一枚板錐形覆い状の減圧流れ案内構造体114の流れ案内面はタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板107によって指向が安定した後はタービン装置100へ流れる負圧側の流体をさえぎ止め、タービン装置100を通る負圧側の流体の減圧に供される。
【0012】
図11及び図12に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は独立に設置され、流体力源の前端に向かって後へタービン装置100の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体124’、及び独立に設置されてタービン装置100から流体力源の前端に向かい、タービン装置100の負受力方向に沿って逐次開き状の後へ延伸する減圧流れ案内構造体124”に現れ、そして開放式の二枚板分離式構造に現れて増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の形態を含み、二枚分離式板状増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の支持構造は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向が軸方向垂直の向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103の前端に独立設置された一枚板状増圧流れ案内構造体124’の流れ案内面とタービン装置100は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板107によってそれの指向が安定した後は一部のタービン装置100へ流れる流体を案内するため、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内されてタービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換し、負荷125の駆動に供される。独立してタービン装置100の負受力側に設置される減圧流れ案内構造体124”は、タービン装置100の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供される。
【0013】
図13及び図14に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103は流体力源に向かう前端から後へタービン装置100の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体124’が設置され、及び増圧流れ案内構造体124’と一体に現れてタービン装置100から流体力源の前端に向かい、タービン装置100の負受力方向に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸する減圧流れ案内構造体124”が設置され、そして開放式の二枚板一体式構造に現れてタービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の形態を含み、それの二枚板一体式板状増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の支持構造は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット103の回転方向と軸間垂直に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103前端の板状増圧流れ案内構造体124’の流れ案内面とタービン装置100は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板107によってそれの指向が安定した後、タービン装置100へ流れる一部の流体を案内するため、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内される。その一体に延伸されてタービン装置100の負受力側に設置された減圧流れ案内構造体124”は、流体がタービン装置100の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供される。
【0014】
図15及び図16に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103には流体力源の前端に向かって後へタービン装置100の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体124’、及びタービン装置100から流体力源の前端に向かい、タービン装置100の負受力方向に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸する減圧流れ案内構造体124”が設置され、両者は一体に現れ、並び覆い状に現れて向き沿い流れ案内構造ユニット103を構成し、増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の形態を含み、タービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、一体式板状増圧流れ案内構造体124’及び減圧流れ案内構造体124”の支持構造は軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット103の回転方向と軸間垂直に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット103前端の板状増圧流れ案内構造体124’の流れ案内面とタービン装置100は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板107によってそれの指向が安定した後、タービン装置100へ流れる一部の流体を案内するため、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内される。一体並びに覆い状に現れる自動向き沿い流れ案内構造ユニットのタービン装置100の負受力側に設置された減圧流れ案内構造体124”は、流体がタービン装置100の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供される。
【0015】
前述各実施例に配置された増圧流れ案内構造または減圧流れ案内構造は、タービン装置の直径が大きい場合はそれに合わせて一枚または一枚以上の向き沿い流れ案内翼を設け加えてマルチブレード式構造にしてもよく、図17は本発明の向き沿い流れ案内構造ユニットに向き沿い流れ案内翼を設け加えた構造例の平面図であり、図18は図17の側面図である。図18及び図17に示すのは、タービン軸102に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット103で、向き沿い流れ案内構造ユニット103には一枚または一枚以上のマルチブレード式向き沿い流れ案内翼108が設けられ、マルチブレード式向き沿い流れ案内翼108は流体力源の前端に向かって後へタービン装置100の受力側の表面に沿って延伸し、そしてマルチブレード式流れ案内機能のある増圧流れ案内構造の形態に現れ、並びに軸受け105によってタービン軸102の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、及び延伸構造106によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸間垂直に現れる向き沿い舵板107の設置に供され、マルチブレード式流れ案内機能のある増圧流れ案内構造の形態の前端板状体は増圧流れ案内機能の増圧流れ案内構造体、及び一枚または一枚以上の向き沿い流れ案内翼108が含まれ、各向き沿い流れ案内翼108の間と、増圧流れ案内構造体の流れ案内面の間は概して平行に設置されてマルチブレード式の流れ案内面に形成され、各流れ案内面はそれぞれタービン装置100と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置100の輪郭に沿って隙間を形成し、個別に流体を案内してタービン装置100の相対受力側へ通され、そして向き沿い舵板107によってそれの指向が安定した後、タービン装置100へ流れる流体の案内に供され、流体は合流増圧されてタービン装置100の受力側へ案内されてタービン装置100の駆動に供され、更に進んで流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷125の駆動に供され、この外、需要によって選択性で負圧流れ案内機能のある減圧流れ案内構造体を設置し、タービン装置100の負受力側の流体圧力の減少に供されてもよく、上述マルチブレード式流れ案内翼に現れる増圧流れ案内構造体と減圧流れ案内構造体から形成されるΛ形状に近い構造の先端は流体源に向かうことに供され、開口端は設定間隔をもってタービン装置100を覆うことに供される。
【0016】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が高密度に布設される場合、瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、それは更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドを設置してもよく、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド301及びロッド302を捻り回し可能及び自動復帰定位置できる弾性ジョイント装置303に結合し、二本のロッド301及びロッド302両端の可動枢軸304、可動枢軸305と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限することができ、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避ける。図19は、本発明の流れ案内翼に弾性可動コネクチンロッドを複数組で布設した実施例の意表図である。
【0017】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流れ方向が比較的安定したやや大きい流れ場に布設される場合、二個または二個以上の流れ案内翼のある流体力作動タービン装置により、流体の流れ方向の軸線に沿って逐次後退斜め向きの排列に現れるように布設し、流体はそれぞれ流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に沿って全体が増圧面に形成されて増圧効果が形成されるようにしてもよい。瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、それは更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドが設置され、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド301及びロッド302を捩り回し可能及び自動復帰定位置できる弾性ジョイント装置303に結合し、二本のロッド301及びロッド302両端の可動枢軸304、可動枢軸305と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限することができ、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避ける。図20は、本発明の流体の流れ方向の軸線に沿って逐次後退斜め向きの排列に現れて複数組に布設された実施例の意表図である。
【0018】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流れ方向の変化が比較的安定したやや大きい流れ場に布設される場合、二個または二個以上の流れ案内翼のある流体力作動タービン装置により、流体の流れ方向の軸線に沿ってV形排列に現れるように布設し、流体はそれぞれ流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に沿って全体が増圧面に形成されて増圧効果が形成されるようにしてもよい。瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、それは更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドが設置され、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド301及びロッド302を捩り回し可能及び自動復帰定位置できる弾性ジョイント装置303に結合し、二本のロッド301及びロッド302両端の可動枢軸304、可動枢軸305と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限することができ、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避ける。図21は、本発明の流体の流れ方向の軸線に沿ってV形排列に現れて複数組に布設された実施例の意表図である。
【0019】
この設計の応用ははなはだ幅広く、気流または液流の流動力動エネルギーを回転動エネルギーに転換し、更に進んで各種負荷の駆動に供することができる。この外、図22及び図23の如く、市場の業者が設計した流動力によって駆動されるタービン装置、例えば、気流または液流作動のタービン装置で、タービン装置自体によって流体ポンプを構成するものを例とすれば、それの主要は第一空間に設置されたタービン装置に増圧流れ案内構造体を設置し、または負圧流れ案内翼を設置し、または両者すべてを設置して第一空間に流れる気流または液流の流体力によって前述タービン装置を押し動かし、気流または液流の流体力の動エネルギーを回転動エネルギーに転換してタービン装置100を回し、タービン装置100自身によってポンプの機能を構成し、負圧が発生する側のタービンブレードによって負圧効果が発生して流体を排出し、タービン装置100の下端に設置される第二空間の流体入口構造126の流体を抽出し、第二空間の流体を第一空間に送ることに供される。第一空間と第二空間の流体は同じ流体または違う流体でもよく、この応用例は流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が気流または液流の流動力動エネルギーによってタービン装置自身を駆動し、流体ポンプの機能を発生する応用例のひとつである。
【0020】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、更に気流または液流の流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換することに応用され、更に進んで負荷125を駆動することができ、負荷125は空中、地面、水上または水中の運搬具、または発電装置、または流体ポンプ、またはその他適用される機械力駆動の負荷を含み、それはいろいろあるが、いちいち列挙しない。
【0021】
前述各実施例に於いて、タービン装置100は、円筒形、球形、楕円球形、または茸形に現れ、または直径の上が大きくて下が小さく、または上が小さくて下が大きい円筒体等形状に現れ、並びにそれの周囲に沿って特定の斜め角に現れて流体力を受けることに供されるマルチブレードが設けられ、それの軸方向は両端開放または一端開放に現れて軸方向に流体が通れる中空のタービン構造に現れ、または流体が通れない閉鎖または実体のタービン構造に現れ、それの表面は流体力を受けるマルチブレード状の構造、または流体力を受けることに供される凹凸幾何形状の表面構造のものでもよい。
【0022】
前述流れ案内翼の構造は、工程のニーズ、コスト、環境等因素の考慮の基に板状構造または覆い構造が設け加えられるほか、それは需要によって実体、または中空、または組み合わせ等方式をもって選択して構成することができる。ところが、そのすべては増圧流れ案内面があるまたは減圧流れ案内面がある、または増圧及び減圧流れ案内面が同時に設置されていることを特徴とする。
【0023】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、一定の流れ方向または不定流れ方向に流れる気流動エネルギーを回転動エネルギーに転換することの応用に供することができ、または一定の流れ方向または不定流れ方向に流れる液流動エネルギーを回転動エネルギーに転換することの応用に供することができ、それの設置方式は一組または一組以上の結合された機器の上側または底部または側辺に設置されることを含み、結合される機器は固定式または移動式または錨定可能または人力、機械力、またはエンジン、または電力モータ、または自然力から構成された移行駆動装置のある空中、地面、地上または水中の運搬具であってもよい。
【0024】
このほか、流体の流れ方向が安定な流れ場環境である場合、この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は必要によって向き沿い機能の構造に作らずに流れ案内翼を固定式に製作してもよく、すなわち、流れ案内翼とタービン装置100及び流体源の方向間は固定角度の空間関係である。
【0025】
このほか、フレキシブルなニーズに合わせるため、流れ案内翼は調整可能及び締め付け可能な構造に製作することができ、すなわち、流体とタービン装置100との間はそれの受力流体源へ向かう方向に調整可能及び締め付け可能である。
【0026】
また、流体に含まれる異物がタービン装置100を干渉することを防ぐため、流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、更に進んで需要によって向き沿い流れ案内構造ユニット103に保護ネット109を設け加えてもよく、流体に含まれる異物がタービン装置100を干渉することが防げられることを特徴とする。
【0027】
この流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、流体力源に向かう前端から後へタービンの受力側に沿って延伸する開放式片側流れ案内翼構造の原理により、構造形態は次のものを含む。
【0028】
一、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板増圧流れ案内構造体に現れる構造例の平面図。
二、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板増圧流れ案内構造体に現れる構造例の側面図。
【0029】
三、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧及び減圧流れ案内構造体を含む二枚板構造例の平面図。
四、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧及び減圧流れ案内構造体を含む二枚板構造例の側面図。
【0030】
五、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図。
六、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図。
【0031】
七、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板減圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図。
八、特定の向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板減圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の一実施例による特定向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板増圧流れ案内構造体に現れる状態を示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板増圧流れ案内構造体に現れる状態を示す側面図である。
【図3】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体が含まれる二枚板構造を示す平面図である。
【図4】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体が含まれる二枚板構造を示す側面図である。
【図5】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図である。
【図6】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図である。
【図7】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板減圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図である。
【図8】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが一枚板減圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図である。
【図9】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状減圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図である。
【図10】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状減圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図である。
【図11】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが分離式増圧流れ案内構造体及び負圧流れ案内構造体に現れる状態の平面図である。
【図12】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが分離式増圧流れ案内構造体及び負圧流れ案内構造体に現れる状態の側面図である。
【図13】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体が含まれる二枚板構造の平面図である。
【図14】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体が含まれる二枚板構造の側面図である。
【図15】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体に現れる構造の平面図である。
【図16】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットが覆い状増圧流れ案内構造体及び減圧流れ案内構造体に現れる構造の側面図である。
【図17】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに向き沿い流れ案内翼を設け加えた構造の平面図である。
【図18】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の特定向き沿い流れ案内構造ユニットに向き沿い流れ案内翼を設け加えた構造の側面図である。
【図19】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置の流れ案内体に弾性可動コネクチンロッドの複数組が布設される状態の模式図である。
【図20】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流体の流れ方向の軸線に沿って逐次後退斜め向き排列の複数組布設に現れる状態の模式図である。
【図21】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流体の流れ方向の軸線に沿ってV形排列の複数組布設に現れる状態の模式図である。
【図22】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流体力駆動のタービン装置に応用されて自身がポンプ機能を構成する状態の模式図である。
【図23】本発明の一実施例による流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置が流体力駆動のタービン装置に応用されて自身がポンプ機能を構成する状態の側面図である。
【符号の説明】
【0033】
100 タービン装置、101 ブレード、102 タービン軸、103 向き沿い流れ案内構造ユニット、104 増圧流れ案内構造体、104’ 増圧流れ案内構造体、104” 減圧流れ案内構造体、105 軸受け、106 延伸構造、107 向き沿い舵板、108 向き沿い流れ案内翼、109 保護ネット、114 減圧流れ案内構造体、124’ 増圧流れ案内構造体、124” 減圧流れ案内構造体、125 負荷、126 流体入り口構造
【特許請求の範囲】
【請求項1】
流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置であって、それの主要は特定の向き沿い流れ案内構造ユニットによって流体力作動タービン装置に取り付け、流体は向き沿い流れ案内構造ユニットによって前から後へタービンの受力側に沿って延伸する開放式案内構造に案内され、更に進んでタービンの受力面の流体圧力を変えるもので、それの主要構成は伝統的台座に設置された流体力エネルギーを動エネルギーに転換可能なタービン装置(100)が含まれ、タービン装置(100)は概して球形または輪形に現れるマルチブレード式構造であり、それは軸受けによってタービン軸(102)に取り付けられて自由に回転可能であり、またはタービン軸(102)に固定されてタービン軸(102)とタービン装置(100)は共同して回転可能に台座に配置されるもので、タービン装置(100)の周囲には複数個のタービン軸(102)の径方向輻射線と同一方向に現れ、概して斜め方向に配置されたブレード(101)が設けられ、ブレード(101)の流体に向かう受力側に大きな流体の押す動力を受けることにより、流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷(125)の駆動に供され、他側の回転中に受ける流体の圧力はやや小さい負圧側に形成されることを特徴とする流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項2】
タービン軸(102)に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット(103)が含まれ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は流体力源に向かう前端から後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内機能の一枚板状増圧流れ案内構造体(104)の構造形態に現れ、一枚板状増圧流れ案内構造体(104)は軸受け(105)によってタービン軸(102)の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造(106)によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸方向垂直の設置に現れる向き沿い舵板(107)の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)の前端の最少一枚板状増圧流れ案内構造体(104)の最前端の流れ案内面はタービン装置(100)と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板(107)の指向が安定した後はタービン装置(100)の負圧側へ流れる流体の案内に供され、流体は合流増圧されてタービン装置(100)の受力側へ案内され、タービン装置(100)は駆動されて流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換し、負荷(125)の駆動に供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項3】
タービン軸(102)に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット(103)が含まれ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は流体力源に向かう前端から後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の二枚板状増圧流れ案内構造体の構造形態に現れ、並びに軸受け(105)によってタービン軸(102)の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造(106)によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸方向垂直設置に現れる向き沿い舵板(107)の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)前端の二枚式板状体中の一枚板状体は増圧流れ案内機能のある増圧流れ案内構造体(104’)であり、それはタービン装置(100)と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、前端は向き沿い舵板(107)によって指向が安定した後はタービン装置(100)へ流れる流体の案内に供され、流体は合流増圧されてタービン装置(100)の受力側へ案内され、タービン装置(100)は駆動されて流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷(125)の駆動に供され、別の一枚の板状体は負圧流れ案内機能のある減圧流れ案内構造体(104”)であり、それはタービン装置(100)の負受力側の流体圧力の減少に供され、二枚式板状体はΛ形状の構造に現れてそれの先端は流体源に向かい、開口端は設定間隔をもってタービン装置(100)を覆うことに供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項4】
向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は、流体力源に向かう前端から後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一体式増圧構造に現れ、二枚式板状体はΛ形の覆い状構造に現れ、それの先端は流体源に向かい、開口端は設定間隔をもってタービン装置(100)を覆うことに供されることを特徴とする請求項3記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項5】
タービン軸(102)に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット(103)が含まれ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は流体力源に向かう前端から後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一枚減圧構造形態に現れてタービン装置(100)の駆動に供され、更に進んで流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷(125)の駆動に供され、一枚式板状減圧流れ案内構造体(114)は軸受け(105)によってタービン軸(102)の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造(106)によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット(103)の回転方向と軸方向の垂直設置に現れる向き沿い舵板(107)の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)の前端一枚板状減圧流れ案内構造体(114)の流れ案内面はタービン装置(100)と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板(107)によって指向が安定した後はタービン装置(100)へ流れる負圧側の流体をさえぎ止め、タービン装置(100)を通る負圧側の流体の減圧に供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項6】
向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は、流体力源に向かう前からタービン装置(100)の負受力側に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一枚錐形覆い状の減圧構造形態に現れ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)前端の一枚錐形覆い状減圧流れ案内構造体(114)の流れ案内面とタービン装置(100)は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板(107)によってそれの指向が安定した後、タービン装置(100)へ流れる負圧側の流体をさえぎ止め、タービン装置(100)を通る負圧側の流体の減圧に供されることを特徴とする請求項5記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項7】
タービン軸(102)に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット(103)が含まれ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は独立で設置され、流体力源の前端に向かって後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体(124’)、及び独立で設置されてタービン装置(100)から流体力源の前端に向かい、タービン装置(100)の負受力方向に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸する減圧流れ案内構造体(124”)で、開放式の二枚板分離式構造に現れて増圧流れ案内構造体(124’)及び減圧流れ案内構造体(124”)の形態を含み、二枚分離式板状増圧流れ案内構造体(124’)及び減圧流れ案内構造体(124”)の支持構造は軸受け(105)によってタービン軸(102)の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造(106)によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向が軸方向垂直の向き沿い舵板(107)の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)の前端に独立設置された一枚板状増圧流れ案内構造体(124’)の流れ案内面とタービン装置(100)は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板(107)によってそれの指向が安定した後は一部のタービン装置(100)へ流れる流体を案内するため、流体は合流増圧されてタービン装置(100)の受力側へ案内されてタービン装置(100)の駆動に供され、更に進んで流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換し、負荷(125)の駆動に供され、独立してタービン装置(100)の負受力側に設置される減圧流れ案内構造体(124”)はタービン装置(100)の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項8】
タービン軸(102)に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット(103)が含まれ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は流体力源に向かう前端から後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体(124’)が設置され、及び増圧流れ案内構造体(124’)と一体に現れてタービン装置(100)から流体力源の前端に向かい、タービン装置(100)の負受力方向に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸する減圧流れ案内構造体(124”)が設置され、そして開放式の二枚板一体式構造に現れてタービン装置(100)の駆動に供され、更に進んで流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷(125)の駆動に供されて増圧流れ案内構造体(124’)及び減圧流れ案内構造体(124”)の形態を含み、それの二枚板一体式板状増圧流れ案内構造体(124’)及び減圧流れ案内構造体(124”)の支持構造は軸受け(105)によってタービン軸(102)の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造(106)によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット(103)の回転方向と軸間垂直に現れる向き沿い舵板(107)の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)前端の板状増圧流れ案内構造体(124’)の流れ案内面とタービン装置(100)は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板(107)によってそれの指向が安定した後、タービン装置(100)へ流れる一部の流体を案内するため、流体は合流増圧されてタービン装置(100)の受力側へ案内され、その一体に延伸されてタービン装置(100)の負受力側に設置された減圧流れ案内構造体(124”)は流体がタービン装置(100)の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項9】
向き沿い流れ案内構造ユニット(103)には、流体力源の前端に向かって後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体(124’)、及びタービン装置(100)から流体力源の前端に向かい、タービン装置(100)の負受力方向に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸する減圧流れ案内構造体(124”)が設置され、両者は一体に現れ、並び覆い状に現れて向き沿い流れ案内構造ユニット(103)を構成し、一体並びに覆い状に現れる自動向き沿い流れ案内構造ユニットのタービン装置(100)の負受力側に設置される減圧流れ案内構造体(124”)はタービン装置(100)の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供されることを特徴とする請求項8記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項10】
それに配置される増圧流れ案内構造または減圧流れ案内構造は、タービンの直径に合わせて一枚または一枚以上の向き沿い流れ案内翼を設け加えてマルチブレード式構造に現れてもよく、一枚または一枚以上の向き沿い流れ案内翼(108)の各案内翼の間と増圧流れ案内構造体の流れ案内面の間は概して平行に設置されてマルチブレード式の流れ案内面に形成され、各流れ案内面はそれぞれタービン装置(100)と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、個別に流体を案内してタービン装置(100)の相対受力側へ通されてタービン装置(100)の駆動に供され、更に進んで流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷(125)の駆動に供され、この外、需要によって選択性で負圧流れ案内機能のある減圧流れ案内構造体を設置し、タービン装置(100)の負受力側の流体圧力の減少に供されてもよく、上述マルチブレード式流れ案内翼に現れる増圧流れ案内構造体と減圧流れ案内構造体から形成されるΛ形状に近い構造の先端は流体源に向かうことに供され、開口端は設定間隔をもってタービン装置(100)を覆うことに供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項11】
それが高密度に布設される場合、瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドを設置してもよく、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド(301)及びロッド(302)を捻り回し可能及び自動復帰定位置可能な弾性ジョイント装置(303)に結合し、二本のロッド(301)及びロッド(302)両端の可動枢軸(304)、可動枢軸(305)と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限可能であり、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避けることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項12】
流れ方向が比較的安定したやや大きい流れ場に布設される場合、二個または二個以上の流れ案内翼のある流体力作動タービン装置により、流体の流れ方向の軸線に沿って逐次後退斜め向きの排列に現れるように布設され、流体はそれぞれ流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に沿って全体が増圧面に形成されて増圧効果が形成されるようにしてもよく、瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、それは更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドが設置され、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド(301)及びロッド(302)を捩り回し可能及び自動復帰定位置可能な弾性ジョイント装置(303)に結合し、二本のロッド(301)及びロッド(302)両端の可動枢軸(304)、可動枢軸(305)と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限可能であり、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避けることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項13】
流れ方向の変化が比較的安定したやや大きい流れ場に布設される場合、二個または二個以上の流れ案内翼のある流体力作動タービン装置により、流体の流れ方向の軸線に沿ってV形排列に表れるように布設し、流体はそれぞれ流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に沿って全体が増圧面に形成されて増圧効果が形成されるようにしてもよく、瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、それは更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドが設置され、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド(301)及びロッド(302)を捩り回し可能及び自動復帰定位置可能な弾性ジョイント装置(303)に結合し、二本のロッド(301)及びロッド(302)両端の可動枢軸(304)、可動枢軸(305)と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限可能であり、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避けることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項14】
流体力によって駆動されるタービン装置の応用、例えば、気流または液流作動のタービン装置を含み、タービン装置自体によって流体ポンプを構成するものを例とすれば、それの主要は、第一空間に設置されたタービン装置に増圧流れ案内構造体を設置し、または負圧流れ案内翼を設置し、または両者すべてを設置して第一空間に流れる気流または液流の流体力によって前述タービン装置を押し動かし、気流または液流の流体力の動エネルギーを回転動エネルギーに転換してタービン装置(100)を回し、タービン装置(100)自身によってポンプの機能を構成し、負圧が発生する側のタービンブレードによって負圧効果が発生して流体を排出し、タービン装置(100)の下端に設置される第二空間の流体入口構造(126)の流体を抽出し、第二空間の流体を第一空間に送ることに供され、第一空間と第二空間の流体は同じ流体または違う流体でもよいことを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項15】
気流または液流の流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換することに応用され、更に進んで負荷(125)を駆動し、負荷(125)は空中、地面、水上または水中の運搬具、または発電装置、または流体ポンプ、またはその他適用される機械力駆動の負荷を含むことを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項16】
タービン装置(100)は、円筒形、球形、楕円球形、または茸形に現れ、または直径の上が大きくて下が小さく、または上が小さくて下が大きい円筒体等形状に現れ、並びにそれの周囲に沿って特定の斜め角に現れて流体力を受けることに供されるマルチブレードが設けられ、それの軸方向は両端開放または一端開放に現れて軸方向に流体が通れる中空のタービン構造に現れ、または流体が通れない閉鎖または実体のタービン構造に現れ、それの表面は流体力を受けるマルチブレード状の構造、または流体力を受けることに供される凹凸幾何形状の表面構造のものでもよいことを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項17】
流れ案内翼の構造は、工程のニーズ、コスト、環境等因素の考慮の基に板状構造または覆い構造が設け加えられるほか、それは需要によって実体、または中空、または組み合わせ等方式をもって選択して構成可能であり、ところが、そのすべては増圧流れ案内面があるまたは減圧流れ案内面があり、または増圧及び減圧流れ案内面が同時に設置されていることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項18】
流れ案内翼のある流体力作動タービン装置は、一定の流れ方向または不定流れ方向に流れる気流動エネルギーを回転動エネルギーに転換することの応用に供することが可能であり、または一定の流れ方向または不定流れ方向に流れる液流動エネルギーを回転動エネルギーに転換することの応用に供することが可能であり、それの設置方式は一組または一組以上の結合された機器の上側または底部または側辺に設置されることを含み、結合される機器は固定式または移動式または錨定可能または人力、機械力、またはエンジン、または電力モータ、または自然力から構成された移行駆動装置のある空中、地面、地上または水中の運搬具であってもよいことを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項19】
流体が流れ方向が安定な流れ場環境である場合、本項の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、必要によって向き沿い機能の構造に作らず、流れ案内翼を固定式に製作してもよく、すなわち、流れ案内翼とタービン装置(100)及び流体源の方向間は固定角度の空間関係であることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項20】
フレキシブルなニーズに合わせるため、流れ案内翼は、調整可能及び締め付け可能な構造に製作することが可能であり、すなわち、流体とタービン装置(100)の間はそれの受力流体源へ向かう方向に調整可能及び締め付け可能であることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項21】
更に進んで需要によって向き沿い流れ案内構造ユニット(103)に保護ネット(109)が設け加えられることが可能であり、流体に含まれる異物がタービンを干渉することが防げられることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項1】
流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置であって、それの主要は特定の向き沿い流れ案内構造ユニットによって流体力作動タービン装置に取り付け、流体は向き沿い流れ案内構造ユニットによって前から後へタービンの受力側に沿って延伸する開放式案内構造に案内され、更に進んでタービンの受力面の流体圧力を変えるもので、それの主要構成は伝統的台座に設置された流体力エネルギーを動エネルギーに転換可能なタービン装置(100)が含まれ、タービン装置(100)は概して球形または輪形に現れるマルチブレード式構造であり、それは軸受けによってタービン軸(102)に取り付けられて自由に回転可能であり、またはタービン軸(102)に固定されてタービン軸(102)とタービン装置(100)は共同して回転可能に台座に配置されるもので、タービン装置(100)の周囲には複数個のタービン軸(102)の径方向輻射線と同一方向に現れ、概して斜め方向に配置されたブレード(101)が設けられ、ブレード(101)の流体に向かう受力側に大きな流体の押す動力を受けることにより、流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷(125)の駆動に供され、他側の回転中に受ける流体の圧力はやや小さい負圧側に形成されることを特徴とする流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項2】
タービン軸(102)に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット(103)が含まれ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は流体力源に向かう前端から後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内機能の一枚板状増圧流れ案内構造体(104)の構造形態に現れ、一枚板状増圧流れ案内構造体(104)は軸受け(105)によってタービン軸(102)の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造(106)によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸方向垂直の設置に現れる向き沿い舵板(107)の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)の前端の最少一枚板状増圧流れ案内構造体(104)の最前端の流れ案内面はタービン装置(100)と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板(107)の指向が安定した後はタービン装置(100)の負圧側へ流れる流体の案内に供され、流体は合流増圧されてタービン装置(100)の受力側へ案内され、タービン装置(100)は駆動されて流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換し、負荷(125)の駆動に供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項3】
タービン軸(102)に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット(103)が含まれ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は流体力源に向かう前端から後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の二枚板状増圧流れ案内構造体の構造形態に現れ、並びに軸受け(105)によってタービン軸(102)の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造(106)によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向と軸方向垂直設置に現れる向き沿い舵板(107)の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)前端の二枚式板状体中の一枚板状体は増圧流れ案内機能のある増圧流れ案内構造体(104’)であり、それはタービン装置(100)と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、前端は向き沿い舵板(107)によって指向が安定した後はタービン装置(100)へ流れる流体の案内に供され、流体は合流増圧されてタービン装置(100)の受力側へ案内され、タービン装置(100)は駆動されて流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷(125)の駆動に供され、別の一枚の板状体は負圧流れ案内機能のある減圧流れ案内構造体(104”)であり、それはタービン装置(100)の負受力側の流体圧力の減少に供され、二枚式板状体はΛ形状の構造に現れてそれの先端は流体源に向かい、開口端は設定間隔をもってタービン装置(100)を覆うことに供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項4】
向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は、流体力源に向かう前端から後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一体式増圧構造に現れ、二枚式板状体はΛ形の覆い状構造に現れ、それの先端は流体源に向かい、開口端は設定間隔をもってタービン装置(100)を覆うことに供されることを特徴とする請求項3記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項5】
タービン軸(102)に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット(103)が含まれ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は流体力源に向かう前端から後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一枚減圧構造形態に現れてタービン装置(100)の駆動に供され、更に進んで流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷(125)の駆動に供され、一枚式板状減圧流れ案内構造体(114)は軸受け(105)によってタービン軸(102)の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造(106)によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット(103)の回転方向と軸方向の垂直設置に現れる向き沿い舵板(107)の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)の前端一枚板状減圧流れ案内構造体(114)の流れ案内面はタービン装置(100)と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、向き沿い舵板(107)によって指向が安定した後はタービン装置(100)へ流れる負圧側の流体をさえぎ止め、タービン装置(100)を通る負圧側の流体の減圧に供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項6】
向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は、流体力源に向かう前からタービン装置(100)の負受力側に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸し、そして開放式流れ案内翼構造の一枚錐形覆い状の減圧構造形態に現れ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)前端の一枚錐形覆い状減圧流れ案内構造体(114)の流れ案内面とタービン装置(100)は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板(107)によってそれの指向が安定した後、タービン装置(100)へ流れる負圧側の流体をさえぎ止め、タービン装置(100)を通る負圧側の流体の減圧に供されることを特徴とする請求項5記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項7】
タービン軸(102)に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット(103)が含まれ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は独立で設置され、流体力源の前端に向かって後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体(124’)、及び独立で設置されてタービン装置(100)から流体力源の前端に向かい、タービン装置(100)の負受力方向に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸する減圧流れ案内構造体(124”)で、開放式の二枚板分離式構造に現れて増圧流れ案内構造体(124’)及び減圧流れ案内構造体(124”)の形態を含み、二枚分離式板状増圧流れ案内構造体(124’)及び減圧流れ案内構造体(124”)の支持構造は軸受け(105)によってタービン軸(102)の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造(106)によって後へ適当な長さに延伸し、それによって向き沿い流れ案内構造ユニットの回転方向が軸方向垂直の向き沿い舵板(107)の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)の前端に独立設置された一枚板状増圧流れ案内構造体(124’)の流れ案内面とタービン装置(100)は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板(107)によってそれの指向が安定した後は一部のタービン装置(100)へ流れる流体を案内するため、流体は合流増圧されてタービン装置(100)の受力側へ案内されてタービン装置(100)の駆動に供され、更に進んで流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換し、負荷(125)の駆動に供され、独立してタービン装置(100)の負受力側に設置される減圧流れ案内構造体(124”)はタービン装置(100)の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項8】
タービン軸(102)に取り付けてある向き沿い流れ案内構造ユニット(103)が含まれ、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)は流体力源に向かう前端から後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体(124’)が設置され、及び増圧流れ案内構造体(124’)と一体に現れてタービン装置(100)から流体力源の前端に向かい、タービン装置(100)の負受力方向に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸する減圧流れ案内構造体(124”)が設置され、そして開放式の二枚板一体式構造に現れてタービン装置(100)の駆動に供され、更に進んで流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷(125)の駆動に供されて増圧流れ案内構造体(124’)及び減圧流れ案内構造体(124”)の形態を含み、それの二枚板一体式板状増圧流れ案内構造体(124’)及び減圧流れ案内構造体(124”)の支持構造は軸受け(105)によってタービン軸(102)の一端または両端に取り付けられ(またはタービンに取り付けられ)、並びに延伸構造(106)によって後へ適当な長さに延伸され、それによって向き沿い流れ案内構造ユニット(103)の回転方向と軸間垂直に現れる向き沿い舵板(107)の設置に供され、向き沿い流れ案内構造ユニット(103)前端の板状増圧流れ案内構造体(124’)の流れ案内面とタービン装置(100)は適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、そして向き沿い舵板(107)によってそれの指向が安定した後、タービン装置(100)へ流れる一部の流体を案内するため、流体は合流増圧されてタービン装置(100)の受力側へ案内され、その一体に延伸されてタービン装置(100)の負受力側に設置された減圧流れ案内構造体(124”)は流体がタービン装置(100)の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項9】
向き沿い流れ案内構造ユニット(103)には、流体力源の前端に向かって後へタービン装置(100)の受力側に沿って延伸する増圧流れ案内構造体(124’)、及びタービン装置(100)から流体力源の前端に向かい、タービン装置(100)の負受力方向に沿って逐次開き状に現れて後へ延伸する減圧流れ案内構造体(124”)が設置され、両者は一体に現れ、並び覆い状に現れて向き沿い流れ案内構造ユニット(103)を構成し、一体並びに覆い状に現れる自動向き沿い流れ案内構造ユニットのタービン装置(100)の負受力側に設置される減圧流れ案内構造体(124”)はタービン装置(100)の負受力側へ流れる流体圧力の減少に供されることを特徴とする請求項8記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項10】
それに配置される増圧流れ案内構造または減圧流れ案内構造は、タービンの直径に合わせて一枚または一枚以上の向き沿い流れ案内翼を設け加えてマルチブレード式構造に現れてもよく、一枚または一枚以上の向き沿い流れ案内翼(108)の各案内翼の間と増圧流れ案内構造体の流れ案内面の間は概して平行に設置されてマルチブレード式の流れ案内面に形成され、各流れ案内面はそれぞれタービン装置(100)と適当な流れ案内角を形成し、並びにタービン装置(100)の輪郭に沿って隙間を形成し、個別に流体を案内してタービン装置(100)の相対受力側へ通されてタービン装置(100)の駆動に供され、更に進んで流体の動エネルギーを回転動エネルギーに転換して負荷(125)の駆動に供され、この外、需要によって選択性で負圧流れ案内機能のある減圧流れ案内構造体を設置し、タービン装置(100)の負受力側の流体圧力の減少に供されてもよく、上述マルチブレード式流れ案内翼に現れる増圧流れ案内構造体と減圧流れ案内構造体から形成されるΛ形状に近い構造の先端は流体源に向かうことに供され、開口端は設定間隔をもってタービン装置(100)を覆うことに供されることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項11】
それが高密度に布設される場合、瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドを設置してもよく、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド(301)及びロッド(302)を捻り回し可能及び自動復帰定位置可能な弾性ジョイント装置(303)に結合し、二本のロッド(301)及びロッド(302)両端の可動枢軸(304)、可動枢軸(305)と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限可能であり、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避けることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項12】
流れ方向が比較的安定したやや大きい流れ場に布設される場合、二個または二個以上の流れ案内翼のある流体力作動タービン装置により、流体の流れ方向の軸線に沿って逐次後退斜め向きの排列に現れるように布設され、流体はそれぞれ流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に沿って全体が増圧面に形成されて増圧効果が形成されるようにしてもよく、瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、それは更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドが設置され、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド(301)及びロッド(302)を捩り回し可能及び自動復帰定位置可能な弾性ジョイント装置(303)に結合し、二本のロッド(301)及びロッド(302)両端の可動枢軸(304)、可動枢軸(305)と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限可能であり、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避けることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項13】
流れ方向の変化が比較的安定したやや大きい流れ場に布設される場合、二個または二個以上の流れ案内翼のある流体力作動タービン装置により、流体の流れ方向の軸線に沿ってV形排列に表れるように布設し、流体はそれぞれ流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に沿って全体が増圧面に形成されて増圧効果が形成されるようにしてもよく、瞬間乱流の干渉によって流れ案内翼が互いに衝撃することを避けるため、それは更に進んで二組または二組以上の流れ案内翼間に一本または一本以上の弾性可動コネクチンロッドが設置され、弾性可動コネクチンロッドはV形に現れる二本のロッド(301)及びロッド(302)を捩り回し可能及び自動復帰定位置可能な弾性ジョイント装置(303)に結合し、二本のロッド(301)及びロッド(302)両端の可動枢軸(304)、可動枢軸(305)と配置された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置のタービン中心距離は同じで、それによって流体の流れ方向が変化する瞬間は各流れ案内翼の回転方向を制限可能であり、隣接で布設された流れ案内翼のある流体力作動タービン装置に設置された流れ案内翼の互いに干渉することを避けることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項14】
流体力によって駆動されるタービン装置の応用、例えば、気流または液流作動のタービン装置を含み、タービン装置自体によって流体ポンプを構成するものを例とすれば、それの主要は、第一空間に設置されたタービン装置に増圧流れ案内構造体を設置し、または負圧流れ案内翼を設置し、または両者すべてを設置して第一空間に流れる気流または液流の流体力によって前述タービン装置を押し動かし、気流または液流の流体力の動エネルギーを回転動エネルギーに転換してタービン装置(100)を回し、タービン装置(100)自身によってポンプの機能を構成し、負圧が発生する側のタービンブレードによって負圧効果が発生して流体を排出し、タービン装置(100)の下端に設置される第二空間の流体入口構造(126)の流体を抽出し、第二空間の流体を第一空間に送ることに供され、第一空間と第二空間の流体は同じ流体または違う流体でもよいことを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項15】
気流または液流の流体動エネルギーを回転動エネルギーに転換することに応用され、更に進んで負荷(125)を駆動し、負荷(125)は空中、地面、水上または水中の運搬具、または発電装置、または流体ポンプ、またはその他適用される機械力駆動の負荷を含むことを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項16】
タービン装置(100)は、円筒形、球形、楕円球形、または茸形に現れ、または直径の上が大きくて下が小さく、または上が小さくて下が大きい円筒体等形状に現れ、並びにそれの周囲に沿って特定の斜め角に現れて流体力を受けることに供されるマルチブレードが設けられ、それの軸方向は両端開放または一端開放に現れて軸方向に流体が通れる中空のタービン構造に現れ、または流体が通れない閉鎖または実体のタービン構造に現れ、それの表面は流体力を受けるマルチブレード状の構造、または流体力を受けることに供される凹凸幾何形状の表面構造のものでもよいことを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項17】
流れ案内翼の構造は、工程のニーズ、コスト、環境等因素の考慮の基に板状構造または覆い構造が設け加えられるほか、それは需要によって実体、または中空、または組み合わせ等方式をもって選択して構成可能であり、ところが、そのすべては増圧流れ案内面があるまたは減圧流れ案内面があり、または増圧及び減圧流れ案内面が同時に設置されていることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項18】
流れ案内翼のある流体力作動タービン装置は、一定の流れ方向または不定流れ方向に流れる気流動エネルギーを回転動エネルギーに転換することの応用に供することが可能であり、または一定の流れ方向または不定流れ方向に流れる液流動エネルギーを回転動エネルギーに転換することの応用に供することが可能であり、それの設置方式は一組または一組以上の結合された機器の上側または底部または側辺に設置されることを含み、結合される機器は固定式または移動式または錨定可能または人力、機械力、またはエンジン、または電力モータ、または自然力から構成された移行駆動装置のある空中、地面、地上または水中の運搬具であってもよいことを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項19】
流体が流れ方向が安定な流れ場環境である場合、本項の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置は、必要によって向き沿い機能の構造に作らず、流れ案内翼を固定式に製作してもよく、すなわち、流れ案内翼とタービン装置(100)及び流体源の方向間は固定角度の空間関係であることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項20】
フレキシブルなニーズに合わせるため、流れ案内翼は、調整可能及び締め付け可能な構造に製作することが可能であり、すなわち、流体とタービン装置(100)の間はそれの受力流体源へ向かう方向に調整可能及び締め付け可能であることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【請求項21】
更に進んで需要によって向き沿い流れ案内構造ユニット(103)に保護ネット(109)が設け加えられることが可能であり、流体に含まれる異物がタービンを干渉することが防げられることを特徴とする請求項1記載の流れ案内翼を持つ流体力作動タービン装置。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図2】
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【図8】
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【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【公開番号】特開2006−52670(P2006−52670A)
【公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−234453(P2004−234453)
【出願日】平成16年8月11日(2004.8.11)
【出願人】(599075531)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年2月23日(2006.2.23)
【国際特許分類】
【出願日】平成16年8月11日(2004.8.11)
【出願人】(599075531)
【Fターム(参考)】
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