説明

液状及び/又はペースト状の材料を保管及び付与するための装置

液状及び/又はペースト状の材料を保管及び付与するための装置であって、材料が、第1の開口部(7)を通して第1の方向に、アプリケータ(3)を補助として取り出されることができる容器(1)と、容器(1)の壁部に形成された第2の開口部(4)を通して容器(1)内に導入されることができる材料源とを備え、前記材料源がこの開口部(4)に対して、破断可能なフォイルにより封止されている装置において、前記第2開口部(4)が前記第1の方向に対して横方向に配置され、且つ、前記フォイルが、前記開口部(4)上に、前記開口部(4)を閉鎖するように取り付けられていることを特徴とする装置。

【発明の詳細な説明】
【発明の分野】
【0001】
本発明は、液状及び/又はペースト状の材料を保管及び付与(塗布)するための装置に関し、この装置は、材料を、第1の開口部を通して第1の方向に、アプリケータの補助により取り出すことができる容器と、容器の壁部に形成された第2の開口部を通して容器内に導かれることができる材料源とを備え、この材料源は、第2の開口部に対して、破断可能なフォイルにより封止されている。
【発明の背景】
【0002】
この種の知られた装置(欧州特許公開公報1 163 918 A2)は、材料を保持している1以上のフォイル容器を下部に有する容器を備える。この容器内にプランジャが押し込まれ、フォイル容器を破断する。その場合、材料がプランジャの開口部を通ってプランジャの内部空間に入り、この内部空間から、材料を、アプリケータにより取り出すことができる。
【0003】
この装置は様々な欠点を有する。プランジャ2は容器1に対して封止されていなければならない。封止されていなければ、プランジャをハウジングに押し込んだとき、材料が容器とプランジャとの間に漏出する可能性があるからである。アプリケータを最初からプランジャ内に配置しておき、プランジャから突き出そうとすると(これは、プランジャ内の混合スペースの汚染を防止し、また、一体型ユニットを得るために好都合である)、アプリケータの突出部が、プランジャを容器に押し込むときに邪魔になる。いずれにせよ、装置の作動と材料の取り出しとが、同一の方向、すなわち軸方向において行われることも不都合である。
【0004】
材料を混合スペース内に側方から導入することが知られている(DE−AS 23 24 296)。しかし、この混合スペースは閉鎖されている。すなわち、材料は、プランジャを補助として、ノズルを通して付与される。混合スペース内に挿入されることができるアプリケータを用いることは不可能である。本発明の課題は、上記の欠点を回避し、より良好な取り扱いを可能にする、上記タイプの装置を利用可能にすることである。
【発明の概要】
【0005】
この課題は、請求項1に記載されている装置により解決される。
【0006】
本発明による解決手段は、第2の開口部を第1の方向に対して横向きに配置することを利用する。従って、材料が側方から容器内の空間部に押し込まれ、この空間部から材料を、アプリケータを補助として容器上部から取り出すことができる。材料を容器内に押し込むために圧力が側方から加えられ、次いで、材料を容器上部から取り出すことができるため、装置は、材料が容器内に導入されるときに回転される必要がない。本発明による装置は、簡単で安価に製造される。
【0007】
2つの材料を混合することが意図されている有利な実施形態が、第2の材料源を有し、この第2の材料源が、第2の開口部に対して直径方向に配置された第3の開口部を通して容器内に導かれることができ、且つ、第2材料源が、この第3開口部に対して、破断可能なフォイルにより封止されていることを特徴とする。従って、前記2つの材料は、対向する2つの側部から容器内に押し込まれ、これにより、これらの2つの材料は完全に混合される。両方の側部から容器に圧力が加えられるため、容器は特別に支持される必要がない。
【0008】
少なくとも1つの材料源が、第2の/第3の開口部上に固定された破断可能なフォイルを有するフォイルパウチ内に収容されていることが有効である。このフォイルパウチは、材料が容器内に移動されるべきときに押し潰される。
【0009】
フォイルパウチは、開口部から遠い方の側に、開口部に面している側のフォイルよりも強いフォイルを有することが好適である。これは、フォイルパウチが正しい側にて開封されることを保証する。
【0010】
フォイルパウチの代わりに、プランジャにより閉じられたシリンダ内に、少なくとも1つの材料源を配置することも可能であり、このシリンダは、第1の方向に対して横向きに形成された第2の/第3の開口部よりも前方に配置され、且つ、この開口部に対して、破断可能なフォイルにより封止されている。従って、材料は、最初はシリンダ内に収容されている。次いで、圧力がシリンダのプランジャに加えられると、破断可能なフォイルは開放され、材料が開口部を通って容器内に流入する。
【0011】
材料が容器外壁部とフォイルとの間に漏出しないことを保証するために、好適には、破断可能なフォイルが、容器上に溶着又は接着されてもよい。特に簡単な方法は、破断可能なフォイルを、容器上に、フランジ接合、相欠きはぎ接合又はかしめ接合することである。驚くことに、これらの接合が非常に確実な固定を可能にするため、溶着又は接着が必要でないことが分かった。
【0012】
破断可能なフォイルに、予め決められた破断点が設けられていることが有利である。
【0013】
容器はプラスチックから作られるとよい。詳細には、容器は、射出成形品として製造されることができる。
【0014】
有利な実施形態において、フォイルはガス不透過性であり、従って、特に液状材料が乾燥することがない。フォイルの少なくとも幾つかが複合フォイルである。これらの複合フォイルは、ガス不透過性を高めるアルミニウム層を含むことができる。
【0015】
本発明に従えば、装置は、容器からアプリケータにより取り出されるために容器内に押し込まれる材料を1つだけ含むように設計されることができる。しかし、先に既に述べたように、2つの材料を供給することも可能であり、これらの2つの材料は、詳細には、対向する側部から容器内に押し込まれ、容器内で混合される。しかし、第3の材料を容器に配置することもできる。
【0016】
汚染を回避するために、使用前には第1の開口部を、例えばフォイルにより閉鎖しておくことができる。そして、適切なアプリケータが用いられる。しかし、装置は既にアプリケータを含むことが有効である。アプリケータはブラシ又はスポンジとすることができる。ブラシ又はスポンジの場合、アプリケータにさらなる材料を含浸させることができる。
【0017】
アプリケータは、もちろん、容器と共に供給され得るが、最初から容器に接続されていないこともある。しかし、アプリケータが第1の開口部を液密に閉鎖しているならば、それが好適である。こうすると、容器を使用前に汚染から防止するための特別な封止手段が必要ない。
【0018】
アプリケータは、歯科の用途においては、前方部分が円錐形であることが好都合であり、これは、材料を容器から患者の口腔内に付与することを容易にする。アプリケータは、第1開口部上に、フォームフィット(form fit)(形状の合った嵌合)により固定されることができる。特に、アプリケータは、容器上に、スナップ嵌め式ロック連結により固定されることができ、従って、使用時には容易に取り外されることができる。このスナップ嵌め式ロック連結による固定は、別の実施形態において、容器が、予め決められた破断点を介して別の容器に連結される場合にも同様に用いられる。
【0019】
好ましい一実施形態において、アプリケータを受け入れるための管が第1の開口部に設けられる。
【0020】
アプリケータは、材料/複数の材料が押し込まれているときも、また、材料を、容器からアプリケータを用いて取り出しているときにも直立に維持される。容器が、支持台上に配置されるための底面を有するならば、容器は、支持台上に配置される時にも直立位置を維持する。別の有利な実施形態において、容器は支持面を有する。
【0021】
先に既に述べたように、本発明に従う装置は、歯科用に用いられることができる。しかし、液状及び/又はペースト状の材料は、歯科用の材料に限定されない。本発明の装置は、他の分野の用途にも適している。特に有利な利用分野の例として列挙し得る装置は、医薬品、化粧品、及び技術的用途(例えば、接着剤、塗料、封止剤(シーラント)、並びに他のプラスチック化合物)のために用いられる装置であり、これらの装置は、対応する目的のために特別に設計される。
【0022】
さらなる実施形態は、従属請求項に記載されている。
【0023】
以下に、本発明を、例示としての有利な実施形態に基づいて、添付図面(斜視図)を参照しつつ説明する。
【好適な実施形態の説明】
【0024】
図1に示されているように、本発明の装置は容器1を備え、容器1は空間部2及び第1の開口部7を有している。開口部7内にはアプリケータ3が挿入されており、又は挿入され得る。アプリケータ3の長手に対して垂直な壁に、さらなる開口部4が設けられ、この開口部4を覆うようにして、付与されるべき材料を収容しているフォイルパウチ5が固定されている。フォイルパウチ5が押し潰されると、フォイルパウチ5内に収容されている材料が開口部4を通って空間部2内に流入し、次いで、アプリケータ3により取り出されることができる。
【0025】
図2に示す実施形態においては、容器1に、さらなる開口部4が2つ設けられ、これらの開口部4は、互いに対して径方向に配置され、且つ、アプリケータ3の長手を横切る方向にあり、これらの開口部4を覆うようにしてフォイルパウチ5が固定されている。フォイルパウチ5を押し潰すことにより、フォイルパウチ5内の材料が空間部2内に移送されて混合され、次いで、アプリケータ3により取り出されることができる。
【0026】
図3は、図2に示した実施形態の拡大図である。この図において(他の図においても)、材料を付与することができる要素11も概略的に示されている。この要素は、詳細には、ブラシ、スポンジ、又はスパチュラ等である。勿論、スパチュラは、もちろん、ペースト状の材料を用いる用途に特に適している。
【0027】
図1〜図3に示した実施形態において、容器はほぼ矩形である。図4は、容器1がほぼ円形である実施形態を示す。フォイルパウチ5を容器1に取り付けた後、フォイルパウチ5を確実に保持するために、フォイルパウチ5の縁部の周囲の突出部6を、フランジ状又は相欠きはぎ用の切込み付き(rabbeted)にすることができる。
【0028】
図5は、好ましい実施形態の斜視図である。図6は、この実施形態を拡大して示し、その一部を断面で示している。
【0029】
図7及び図8は、図5及び図6と類似の図であり、それぞれ、1つの材料源のみを有する実施形態の全体図及び拡大断面図である。
【0030】
図9及び図10も、それぞれ、さらなる実施形態の斜視図及び部分断面図であり、この実施形態は、3つのフォイルパウチ5を、例えば溶着により取り付けることができるように三角形状に設計されている。この実施形態においても、フォイルパウチ5の各々の後ろに、穴(開口部)4が設けられている。3つの穴4は、フォイルパウチ5が破断された後に個々の液体が混合されるように、空間部2の中央にて合流している。
【0031】
図11及び図12も、3つの側部を有して構成された容器1を示す。3つの材料の全てを別個に、且つ連続して付与することができるように、フォイルパウチ5の後側の穴4は、図9及び図10に示した実施形態とは異なり、相互に接続していない。従って、この実施形態において、3つの第1の開口部7に対して、3つの空間部2、及び、3つのアプリケータ3が設けられている。
【0032】
図13及び図14は、2つの分離された空間部2、及び、これらの空間部2内に配置されたアプリケータ3を有する実施形態を示す。図面の左側の空間部に、2つの開口部4、及び、空間部2内でその内容物が混合されることができる2つのフォイルパウチ5が設けられている。右側の空間部2には、1つの開口部4及び1つのフォイルパウチ5のみが設けられており、従って、右側の空間部2においては、1つの材料のみをアプリケータ3により取り出すことができる。
【0033】
図15及び図16は、4つのフォイルパウチ5を有する実施形態を示し、これらのフォイルパウチ5に関連付けられている開口部4は全て空間部2に通じており、従って、4つの材料を混合することができる。
【0034】
図17及び図18に示した実施形態においても、フォイルパウチ5が4つ設けられており、これらのフォイルパウチ5は、各々、空間部2に通じている。空間部2は互いに分離されて配置されており、各々の空間部に、別々のアプリケータ3が設けられている。従って、4つの液体又はペーストを互いに独立に取り出すことができ、これらの液体又はペーストは容器1内で混合されることはない。
【0035】
図19及び図20は、さらなる実施形態を、それぞれ前方及び後方から示す。この実施形態の部分断面拡大図が図21に示されている。この場合、容器1は、互いに接続された2つの領域を有し、これらの領域は、各々、フォイルパウチ5、開口部4、空間部2及びアプリケータ3から成る独立のシステムを含む。しかし、空間部2の各々に1つのフォイルパウチ5の内容物のみが供給され、個々の材料は混合されない。
【0036】
図22〜図24は、さらなる実施形態を、図19〜図21と同様に示す。この実施形態は2つの領域を有し、これらの2つの領域は機械的に相互接続されているが、流れに関しては互いに分離されている。一方の領域に2つのフォイルパウチ5が設けられており、従って、この領域において2つの材料が混合されることができ、第2の領域は、1つのフォイル及び1つの材料源のみを有する。
【0037】
図25〜図27に示されている実施形態は、並列に配置された3つの領域を有する。1つの領域において、材料源から供給される2つの材料が互いに混合され、その他の領域においては、各々の領域に1つのフォイルパウチ5のみが設けられ、従って、これらの領域において、個々の材料の1つのみが取り出されることができる。
【0038】
図28及び図30は、さらなる実施形態を示し、これらの実施形態において、並列に配置されたフォイルパウチ5は、図29及び図31にてより明確に示されているように、1つの部片にて互いに接続されている。
【0039】
図32及び図33は、2つの空間部2及び2つのアプリケータ3が並べて配置されている実施形態を示す。空間部2の各々に、開口部4及びフォイルパウチ5が設けられている。従って、1つの材料が、別の材料とは独立に取り出され得る。
【0040】
図34及び図35に示した実施形態は、図5及び図6に示した実施形態に事実上対応しているが、三角形の形状を有する。
【0041】
図36及び図37に示した実施形態も、図34及び図35に示した実施形態と同様に三角形の形状である。しかし、この実施形態においては、フォイルパウチ5及び開口部4が傾斜側面に配置されている。
【0042】
図38に示されている実施形態は、アプリケータ3を固定することができるスナップ嵌め式ロック装置8を有する。この場合、空間部2が、汚染されることを回避するためにストッパ9により閉鎖される。このストッパ9は、アプリケータ3が開口部7に挿入されるときに取り外される。
【0043】
図39に示した実施形態は、スナップ嵌め式ロック装置10を有する複数の容器1を有する。このスナップ嵌め式ロック装置10により、容器1が互いに連結されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】本発明に従う装置の第1の実施形態を示す図であり、一部が断面で示されている。
【図2】本発明の第2の実施形態を示す図であり、一部が断面で示されている。
【図3】図2に示した実施形態の拡大図である。
【図4】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図5】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図6】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図7】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図8】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図9】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図10】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図11】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図12】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図13】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図14】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図15】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図16】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図17】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図18】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図19】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図20】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図21】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図22】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図23】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図24】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図25】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図26】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図27】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図28】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図29】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図30】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図31】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図32】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図33】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図34】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図35】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図36】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図37】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図38】本発明のさらなる実施形態を示す。
【図39】本発明のさらなる実施形態を示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
液状の材料及び/又はペースト状の材料を保管及び付与するための装置であって、前記材料を、第1の開口部(7)を通して第1の方向に、アプリケータ(3)の補助にて取り出すことができる容器(1)と、前記容器(1)の壁部に形成された第2の開口部(4)を通して前記容器(1)内に導かれ得る材料源とを備え、前記材料源が、前記開口部(4)に対して、破断可能なフォイルにより封止されている、前記装置において、
前記第2の開口部(4)が、前記第1の方向に対して横向きに配置されており、前記フォイルが、前記第2の開口部(4)を覆って該第2の開口部(4)を閉鎖するように取り付けられていることを特徴とする装置。
【請求項2】
前記第2の開口部(4)に対して径方向に配置された第3の開口部(4)を通して前記容器(1)内に導かれ得る第2の材料源が設けられ、前記第2の材料源が、前記第3の開口部(4)に対して、破断可能なフォイルにより封止されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記第1の方向に対して横向きに配置されたさらなる開口部(4)を通して前記容器(1)内に導かれ得る、2つより多くの材料源が設けられ、これらの材料源が、各々、前記さらなる開口部(4)に対して、破断可能なフォイルにより封止されていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
【請求項4】
前記材料源が3つ設けられていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記材料源が4つ設けられており、これらの材料源が、前記容器(1)内に、各々が対向する開口部(4)に対して径方向に配置された開口部(4)を通して導かれることができ、これらの材料源が、対応する開口部(4)に対して、破断可能なフォイルにより封止されていることを特徴とする請求項3に記載の装置。
【請求項6】
少なくとも1つの前記材料源が、該材料源に対応する開口部(4)上に固定された破断可能なフォイルを有するフォイルパウチ(5)内に収容されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置
【請求項7】
前記フォイルパウチ(5)が、前記開口部(4)から遠い方の側に、該開口部(4)に面している側のフォイルよりも強いフォイルを有することを特徴とする請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記破断可能なフォイルが前記容器(1)に溶着されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項9】
前記破断可能なフォイルが前記容器(1)に接着されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項10】
前記破断可能なフォイルが前記容器(1)に、フランジ接合、相欠きはぎ接合又はかしめ接合されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
【請求項11】
前記破断可能なフォイルに、予め決められた破断点が設けられていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
【請求項12】
前記フォイルがガス不透過性であることを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
【請求項13】
前記フォイルの少なくとも幾つかが複合フォイルであることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項14】
前記複合フォイルがアルミニウム層を有することを特徴とする請求項13に記載の装置。
【請求項15】
少なくとも1つの材料源が、プランジャにより閉じられたシリンダ内に配置されており、前記シリンダが、前記第1の方向に対して横向き位置する前記開口部(4)よりも前方に配置され、且つ、前記開口部(4)に対して、破断可能なフォイルにより封止されていることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。
【請求項16】
前記容器(1)がプラスチックから作られていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の装置。
【請求項17】
前記容器(1)が射出成形品であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載の装置。
【請求項18】
前記容器(1)が、一部片にて互いに接続された複数の領域を有し、前記複数の領域が、各々、アプリケータ(3)のための第1の開口部(7)、及び、前記第1の方向に対して横向き配置された、前記複数の領域に関連付けられたさらなる開口部(4)を有し、且つ、これらの開口部(4)に、破断可能なフォイルにより収容された材料源が配置されていることを特徴とする請求項1〜17のいずれか一項に記載の装置。
【請求項19】
前記複数の領域の少なくとも幾つかの空間部(2)が互いに接続されていることを特徴とする請求項18に記載の装置。
【請求項20】
前記材料源の少なくとも幾つかが、連続したフォイルパウチ(5)により収容されていることを特徴とする請求項18又は19に記載の装置。
【請求項21】
前記領域が、異なる数のさらなる開口部(4)及び材料源を有することを特徴とする請求項18〜20のいずれか一項に記載の装置。
【請求項22】
プラグ又はロック連結部(10)により互いに連結されることができる複数の容器を備えることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の装置。
【請求項23】
前記容器(1)が略円筒状であることを特徴とする請求項1〜22のいずれか一項に記載の装置。
【請求項24】
前記容器(1)が略角錐形状であることを特徴とする請求項1〜22のいずれか一項に記載の装置。
【請求項25】
前記容器(1)が略立方体状であることを特徴とする請求項1〜22のいずれか一項に記載の装置。
【請求項26】
さらなる材料が前記容器(1)内に配置されることを特徴とする請求項1〜25のいずれか一項に記載の装置。
【請求項27】
アプリケータ(3)を備えることを特徴とする請求項1〜26のいずれか一項に記載の装置。
【請求項28】
前記アプリケータが、前記容器(1)上にロック要素(8)により固定されることができ、且つ、前記第1開口部(7)がストッパ(9)により閉じられることができることを特徴とする請求項27に記載の装置。
【請求項29】
前記アプリケータ(3)がブラシ又はスポンジ(11)を備えることを特徴とする請求項27及び28のいずれか一項に記載の装置。
【請求項30】
前記アプリケータ(3)がスパチュラ(11)を備えることを特徴とする請求項27及び28のいずれか一項に記載の装置。
【請求項31】
前記スパチュラが当該装置の一端に設けられ、当該装置が、前記第1の開口部(7)を閉じるストッパを有することを特徴とする請求項30に記載の装置。
【請求項32】
前記アプリケータ(3)にさらなる材料が含浸されることを特徴とする請求項27〜31のいずれか一項に記載の装置。
【請求項33】
前記アプリケータ(3)が前記第1の開口部(7)を液密に閉じることを特徴とする請求項27〜32のいずれか一項に記載の装置。
【請求項34】
前記アプリケータ(3)の前方部分が円錐状であることを特徴とする請求項27〜33のいずれか一項に記載の装置。
【請求項35】
前記アプリケータ(3)が、形状の合った嵌合により、前記第1の開口部に固定されていることを特徴とする請求項27〜34のいずれか一項に記載の装置。
【請求項36】
前記アプリケータ(3)が前記容器(1)に、予め決められた破断点を介して連結されていることを特徴とする請求項27〜34のいずれか一項に記載の装置。
【請求項37】
前記アプリケータ(3)を受け入れるための管が前記第1開口部に設けられていることを特徴とする請求項1〜36のいずれか一項に記載の装置。
【請求項38】
前記容器(1)が、支持台上に設置されるための底面を有することを特徴とする請求項1〜37のいずれか一項に記載の装置。
【請求項39】
前記容器(1)が支持部を有することを特徴とする請求項1〜38のいずれか一項に記載の装置。
【請求項40】
歯科用材料を保管及び付与するよう設計されていることを特徴とする請求項1〜39のいずれか一項に記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【公表番号】特表2009−504211(P2009−504211A)
【公表日】平成21年2月5日(2009.2.5)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−525456(P2008−525456)
【出願日】平成18年8月7日(2006.8.7)
【国際出願番号】PCT/EP2006/007794
【国際公開番号】WO2007/017225
【国際公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【出願人】(503102386)ユルンスト ミュールバオアー ゲーエムベーハー ウント コー. カーゲー (1)
【Fターム(参考)】