説明

溝切機

【課題】 作業労力の削減が可能で、作業性に優れた溝切機を提供する。
【解決手段】 フレーム2の先端側にエンジン駆動の駆動輪9を設け、フレーム2の基端側の下方に溝切体を設けた溝切機1において、駆動輪9の先端と溝切体の基端との間でフレーム2にサドル21を設け、このサドル21の前側にハンドル25を設ける。また、溝切体が傾斜面34を有する回転部材16である。ハンドル25の横杆27を持ち、サドル21に跨った乗用体勢で操作できるため、労力を要さず作業性に優れたものとなる。しかも、基端側のディスク体31が土Gに食い込むと共に、回転しながら溝Mを形成するため、少ない抵抗で溝切をスムーズに行うことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、水田捕場などに溝を形成する溝切機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のものとして、基端にハンドルを備えたフレームの先端側にエンジン駆動の走行輪を設け、前記フレームの基端側の下方に掻上げ体を設けた自走式の作業機があり、この作業機は、フレームの一側に駆動輪を設ける簡易な構成(例えば特許文献1及び特許文献2)を採用しているため、広く用いられている。そして、作業機の後部には、土中に食い込む掻上げ体が設けられており、この掻上げ体と類似の溝切体を前記作業車に組み込むことにより、水田捕場などに溝を形成する溝切機を構成することができ、この溝切機では、先端側の駆動輪により走行駆動し、基端のハンドルを用いて溝切機の走行操作と溝切とを行うことができる。
【特許文献1】実開平2−114794号公報
【特許文献2】実開平5−74203号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記溝切機では、駆動輪により走行するため、溝切機を進行方向に押す力が不要になるが、作業者は溝切機について歩かなければならず、また、溝切体により溝を切るためにはハンドルにより下方に力を加える必要があり、その分の労力を必要とした。
【0004】
ところで、上記の掻上げ体のような溝切体は、地面に食い込みながらこれを削って溝を形成するから、走行抵抗が大きくなる面がある。また、従来の作業車は、単独の駆動輪が、フレームの前側の左右一方にのみ設けられているため、向きを安定させるためにハンドル操作が必要となる。
【0005】
そこで、本発明は、作業労力の削減が可能で、作業性に優れた溝切機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の発明は、フレームの先端側にエンジン駆動の駆動輪を設け、前記フレームの基端側に溝切体を設けた溝切機において、前記フレームにサドルを設け、このサドルの前側にハンドルを設け、前記溝切体が傾斜面を有する回転部材であるものである。
【0007】
請求項2の発明は、フレームの先端側にエンジン駆動の駆動輪を設け、前記フレームの基端側に溝切体を設けた溝切機において、前記フレームにサドルを設け、このサドルの前側にハンドルを設け、前記駆動輪を挟んで左右に前記フレームが設けられているものである。
【0008】
請求項3の発明は、フレームの先端側にエンジン駆動の駆動輪を設け、前記フレームの基端側に溝切体を設けた溝切機において、前記フレームにサドルを設け、このサドルの前側にハンドルを設け、前記駆動輪を左右にそれぞれ設けたものである。
【0009】
また、請求項4の発明は、前記ハンドルを前記フレームに固定したものである。
【0010】
また、請求項5の発明は、前記サドルを基端側に取り付けたものである。
【発明の効果】
【0011】
請求項1の構成によれば、ハンドルを持ちサドルに跨った乗用体勢で操作できるため、労力が軽減され、作業性に優れたものとなる。しかも、基端側の回転部材が地面に食い込むと共に、回転しながら溝を形成するため、少ない抵抗で溝切をスムーズに行うことができる。
【0012】
請求項2の構成によれば、ハンドルを持ちサドルに跨った乗用体勢で操作できるため、労力が軽減され、作業性に優れたものとなる。しかも、フレームが駆動輪の左右を挟んで設けられているため、走行時の直進性に優れ、走行操作性が向上する。
【0013】
請求項3の構成によれば、ハンドルを持ちサドルに跨った乗用体勢で操作できるため、労力が軽減され、作業性に優れたものとなる。しかも、先端側の左右に駆動輪を有するため、走行時の直進性及び安定性に優れ、走行操作性が向上する。
【0014】
また、請求項4の構成によれば、ハンドルによりフレームの向きを直接的に操作することができるため、操作性が向上する。
【0015】
また、請求項5の構成によれば、使用者の体重をサドルにより基端側の溝切体に効果的に加えることができ、これにより該溝切体を地面に食い込ませる力を得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。各実施例では、従来とは異なる新規な溝切機を採用することにより、従来にない溝切機が得られ、その水田などに用いられる溝切機について記述する。
【実施例1】
【0017】
以下、本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。図1ないし図3は本発明の実施例1を示し、同図に示すように、溝切機1のフレーム2は、それぞれ前後方向のフレーム本体3とこの上部に配置された前後方向の中空な長杆4とからなり、この長杆4の基端にエンジン5が設けられ、先端にギヤケース6が設けられるとともに、このギヤケース6には前記長杆4と直交方向の駆動軸7が軸支されている。尚、この駆動軸7は進行方向右側に突設されている。また、前記駆動軸7には、前記長杆4に内挿され前記エンジン5に連結された伝達軸8の回転が、ギヤボツクス6内の図示しないギヤ機構を介して伝達されるようになっている。尚、フレーム2及び長杆4は金属製のパイプ材などからなる。
【0018】
前記駆動軸7には駆動輪9が設けられ、この駆動輪9は輪体11の外周縁に複数の掻き板12を固設し、この掻き板12の先端側に受板13が固着されるとともに、この受板13の他端が前記輪体11の外周縁に固着され、この輪体11が前記駆動軸7に挿通したボス部14にスポーク15を介して固着されており、前記ボス部14が前記駆動軸7に回り止め固定されている。このように、この例では、駆動輪9の進行方向左側にフレーム2が設けられている。
【0019】
前記フレーム体3は、側面から見て略へ字状をなし、その先端3Aを前記ギヤケース6に固着し、その基端3Bに溝切体たる回転部材16を着脱可能に固定している。また、フレーム体3の直線状の中央部3Cの上に、前記長杆4がほぼ平行に配置され、これら中央部3Cと長杆4とを固定部材17により一体的に固定している。
【0020】
また、前記溝切機1はサドル21を有し、このサドル21はフレーム2の中央側の上方にサドル受材22を設け、このサドル受部22の下部は先端部22Aと基端部22Bとに二股状に別れ、基端部22Bを前記固定部材17にボルトナットなどにより固着し、先端部22Aを前記長杆4の上に載置し、先端部22Aの下端は前記長杆4の外周形状に対応して湾曲状に形成されている。尚、先端部22Aを長杆4に固定するようにしてもよい。また、サドル21の着座部24はエンジン5より上方である。さらに、サドル21は、そのサドル受部22の上部に前後方向の枠部23を一体に固着し、この枠部23の上部に着座部24を設け、この着座部24はクッション性を備え、着座部24は平面略長方形形状をなし、その前後方向の中心線Sは前記駆動輪9の輪体11の前後方向に沿って配置されている。また、前記回転部材16も前記中心軸Sを中心に配置されている。さらに、前記溝切機1は、前記サドル21の前側にハンドル25を設け、このハンドル25は、左右一対の縦杆26,26とこれら縦杆26,26の上端を連結する横杆27とからなり、縦杆26の下端を前記枠部23の固着し、その縦杆26を屈曲して斜め前側上方に突設してなる。尚、図中、28は前記ギヤケース6の上部に固設された握部であり、また、29は駆動輪9の前側上部を左右から覆うフードであって、前記ギヤケース6に固定されている。さらに、30はスタンドであり、前記固定部材17の進行方向右側に基端を回動可能に連結し、走行時にはスタンド30を後側に回動して溝切機1を操作する。
【0021】
図2に示すように、前記回転部材16は、左右対称で、一対の皿型のディスク体31,31からなり、このディスク体31は、中央の平板部32の周囲に、中央側に凹んだ凹状湾曲部33を連結し、この凹状湾曲部33の周囲に斜め外側中央向きの傾斜面34を形成し、この傾斜面34の外周に回転部材16の回転軸35を中心とした外周面部36を形成し、この外周面部36の端面外側にフランジ部37を設け、ディスク体31,31のフランジ部37,37同士を接合することにより左右のディスク体31,31を接合一体化して回転部材16が形成され、左右両側の傾斜面34,34及び外周面部36,36により溝を形成する凸状外周部38を構成している。尚、回転軸35は進行方向と交差方向に配置されており、その回転軸35は前記平板部32,32の中心を貫通してそれら平板部32,32に固着され、その回転軸35の両端に軸受39,39を設けている。前記回転部材16は、取付部材41により前記フレーム3の基端3Bに取り付けられ、この取付部材41は枠体部42の内側に前記軸受39,39を固定し、枠体部42内に回転部材16を回転自在に設け、その取付部材41の先端を前記基端3Bに着脱可能に取り付けている。
【0022】
また、図3に示すように、駆動輪9,サドル21及びディスク体31は、溝切機1の左右の中心軸Sを中心に、進行方向前側、中央、後側にそれぞれ配置されている。
【0023】
次に前記構成につき、その作用を説明すると、作業者はサドル21に跨り、ハンドル25の横杆27などを掴んで溝切機1に乗る。この場合、足は地面につけておく。そして、エンジン5を始動すると、この回転力は伝達軸8、駆動軸7等を介して駆動輪9を回転駆動し、この回転駆動により掻き板12が水田などの土Gを掻き、溝切機1が前進する。そして、この前進に伴って該駆動輪9後方の回転部材16が土Gに食い込みながら回転し、図2に示すように、凸状外周部38の断面形状に倣った溝Mが形成される。
【0024】
このように作業者が溝切機1に跨った状態で地面に足をつけて作業を行うことができ、この状態で前方のハンドル25を把持するから、安定して乗ることができると共に、自走式の溝切機1を簡便に操作することができる。また、サドル21に跨った姿勢で体重の一部を回転部材16に加えることができるから、回転部材16を土に食い込ませる力を加えることができる。
【0025】
このように本実施例では、請求項1に対応して、フレーム2の先端側にエンジン駆動の駆動輪9を設け、フレーム2の基端側の下方に溝切体を設けた溝切機1において、駆動輪9の先端と溝切体の基端との間でフレーム2にサドル21を設け、このサドル21の前側にハンドル25を設け、溝切体が傾斜面34を有する回転部材16であるから、ハンドル25の横杆27を持ち、サドル21に跨った乗用体勢で操作できるため、労力を要さず作業性に優れたものとなる。しかも、基端側の回転部材16が土Gに食い込むと共に、回転しながら溝Mを形成するため、少ない抵抗で溝切をスムーズに行うことができる。
【0026】
また、実施例上の効果として、ディスク体31は、傾斜面34,34を有する凸状外周部38の両側に、凹状湾曲部33,33を有するから、凹状湾曲部33,33により溝Mの両側を押さえつけることにより、溝Mの左右両側を綺麗に仕上げることができる。
【実施例2】
【0027】
図4〜図5は本発明の実施例2を示し、上記実施例1と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例の溝切機1は、駆動輪9の進行方向右側に、前後方向に長尺な右フレーム51を設け、この右フレーム51の先端に軸受52を設け、この軸受52により前記駆動軸9の右端を回動可能に支持し、また、右フレーム51の基端51Bをフレーム2に固着し、この例ではフレーム本体3に固着している。尚、右フレーム51はフレーム部材3とほぼ同一形状をなす。前記右フレーム51は、前記フレーム2との間に前記駆動輪9を挟み、該フレーム51とほぼ平行に配置されている。また、右フレーム51と枠部23との間に、右の前記サドル受材22を設け、右フレーム51にもサドル21を固定している。尚、この例では、フレーム2は、フレーム本体3,長杆4及び左フレーム51とからなる。
【0028】
また、この例の溝切体は、フロートタイプのフロート体55であり、このフロート体55は、進行方向前側に向って幅狭になる左右の側板56,56と、これら側板56,56の下端を塞いで連結する底板57とを備え、底板57の前側は、斜め上向きの前側傾斜面57Aが形成され、底板57の後側はほぼ水平方向に形成されている。尚、本実施例を含む以下の実施例で、溝切体として実施例1の回転部材16を用いてもよい。
【0029】
そして、溝切機1を走行すると、フロート体55が土に食い込みながら移動し、底板57と両側板56,56の形状に倣った略V字状の溝Mが形成される。
【0030】
また、図5に示すように、駆動輪9,サドル21及びフロート体56は溝切機1の左右の中心軸Sを中心に、進行方向前側、中央、後側にそれぞれ配置されている。
【0031】
このように本実施例では、請求項2に対応して、フレーム2の先端側にエンジン駆動の駆動輪9を設け、フレーム2の基端側の下方に溝切体たるフロート体55を設けた溝切機1において、フレーム2,51にサドル21を設け、このサドル21の前側にハンドル25を設け、駆動輪9を挟んで左右にフレーム51,2が設けらているから、ハンドル25を持ち、サドル21に跨った乗用体勢で操作できるため、労力を要さず作業性に優れたものとなる。しかも、フレーム51,2が駆動輪の左右を挟んで設けられているため、走行時の直進性に優れ、走行操作性が向上する。
【0032】
また、実施例上の効果として、右側のフレーム2にサドル受材22を設け、右フレーム51に右のサドル受材22を設け、サドル21の荷重を左右のフレーム2,51により受けるようにしたから、一層安定した構造となる。
【実施例3】
【0033】
図6は本発明の実施例3を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例の溝切機1は、ギヤボックス6の左右に前記駆動軸7の端部をそれぞれ突設し、それら左右の端部にそれぞれ左右の駆動輪9,9のボス部14,14を固定し、これによりフレーム2の前側左右にそれぞれ駆動輪9,9を設けている。
【0034】
また、図6に示すように、駆動輪9,9はギヤケース6の両側で対称位置に設けられ、そのギヤケース6,サドル21及びフロート51は、溝切機1の左右の中心軸Sを中心に、進行方向前側、中央、後側にそれぞれ配置されている。
【0035】
このように本実施例では、請求項3に対応して、フレーム2の先端側にエンジン駆動の駆動輪9を設け、フレーム2の基端側の下方に溝切体たるフロート体55を設けた溝切機1において、フレーム2にサドル21を設け、このサドル21の前側にハンドル25を設け、駆動輪9,9を左右にそれぞれ設けたから、ハンドル25を持ち、サドル21に跨った乗用体勢で操作できるため、労力を要さず作業性に優れたものとなる。しかも、走行方向前側の左右に駆動輪9,9を有するため、走行時の直進性及び安定性に優れ、走行操作性が向上する。
【実施例4】
【0036】
図7は本発明の実施例4を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、サドル21と別体のハンドル25をフレーム2の前側に取り付けており、同図においては、ハンドル25の左側の縦杆26の下端26A(実線で示す)を、フレームを構成する長杆4の先端側に固着し、右側の縦杆26の下端26A(鎖線で示す)を、右フレーム51の前側に固着している。尚、実施例1の場合では、ハンドル25の縦杆26を1本にしてその下端26Aをフレーム2に固定するようにしてもよい。
【0037】
このように本実施例では、請求項1〜3に対応して、上記各実施例と同様な作用・効果を奏し、また、このように本実施例では、請求項4に対応して、ハンドル25をフレーム2に固定したから、ハンドル25によりフレーム2の向きを直接的に操作することができるため、操作性が向上する。
【0038】
また、実施例上の効果として、フレーム2,4,51の先端側に、ハンドル25の基端を固定したから、ハンドル25の基端が駆動輪9に近い位置となり、ハンドル25により駆動輪9の向きを安定して操作することができる。
【実施例5】
【0039】
図8は本発明の実施例5を示し、上記各実施例と同一部分に同一符号を付し、その詳細な説明を省略して詳述すると、この例では、サドル受材22を固定部材17に取り付けることなく、該サドル受材22の下端22Cをフレーム3の基端3Bに取付固定している。
【0040】
このように本実施例では、請求項1〜3に対応して、上記各実施例と同様な作用・効果を奏し、このように本実施例では、請求項5に対応して、サドル21を基端側に取り付けたから、使用者の体重をサドル21により基端側の溝切体たるフロート体55に効果的に加えることができ、これにより該溝切体を地面に食い込ませる力を得ることができる。
【0041】
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。例えば、実施例では、実施例1で示した回転部材を、他の実施例の溝切体として用いてもよい。また、フレームの形状は適宜選定可能である。さらに、駆動輪の大きさ、形状、寸法などは適宜選定可能である。また、ハンドルも実施例の形状に限らず、T型等各種の形状のものを用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0042】
【図1】本発明の実施例1を示す斜視図である。
【図2】同上、溝切体の断面図である。
【図3】同上、平面説明図である。
【図4】本発明の実施例2を示す側面図である。
【図5】同上、平面説明図である。
【図6】本発明の実施例3を示す平面説明図である。
【図7】本発明の実施例4を示す側面図である。
【図8】本発明の実施例5を示す側面図である。
【符号の説明】
【0043】
1 溝切機
2 フレーム
4 長杆(フレーム)
5 エンジン
9 駆動輪
16 回転部材(溝切体)
21 サドル
25 ハンドル
51 左フレーム
55 フロート体(溝切体)
G 土
M 溝


【特許請求の範囲】
【請求項1】
フレームの先端側にエンジン駆動の駆動輪を設け、前記フレームの基端側に溝切体を設けた溝切機において、前記フレームにサドルを設け、このサドルの前側にハンドルを設け、前記溝切体が傾斜面を有する回転部材であることを特徴とする溝切機。
【請求項2】
フレームの先端側にエンジン駆動の駆動輪を設け、前記フレームの基端側に溝切体を設けた溝切機において、前記フレームにサドルを設け、このサドルの前側にハンドルを設け、前記駆動輪を挟んで左右に前記フレームが設けられていることを特徴とする溝切機。
【請求項3】
フレームの先端側にエンジン駆動の駆動輪を設け、前記フレームの基端側に溝切体を設けた溝切機において、前記フレームにサドルを設け、このサドルの前側にハンドルを設け、前記駆動輪を左右にそれぞれ設けたことを特徴とする溝切機。
【請求項4】
前記ハンドルを前記フレームに固定したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の溝切機。
【請求項5】
前記サドルを基端側に取り付けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の溝切機。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2006−152710(P2006−152710A)
【公開日】平成18年6月15日(2006.6.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−346533(P2004−346533)
【出願日】平成16年11月30日(2004.11.30)
【出願人】(000160245)吉徳農機株式会社 (5)
【Fターム(参考)】