説明

照明器具

【課題】感震ユニットを有し、薄型でかつ既存の照明器具の基本構造を変更する必要がない、照明器具を提供すること。
【解決手段】器具本体に、器具本体に固定されて器具本体からほぼ水平に延びる支持腕と、感震スイッチ並びに感震スイッチの動作により点灯する光源を有する感震ユニットを設けることにより薄型で、かつ既存の照明器具の基本構造を変更する必要がない感震ユニットを備える照明器具を提供することができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、感震スイッチ、光源及び二次電池を有する感震ユニットを照明器具に内蔵させて、感震スイッチが地震の振動を感知したときに光源を点灯させるようにした照明器具が知られている。
【0003】
このような照明器具では、日常の振動やプルスイッチを操作する際に生じる揺れなどで感震スイッチが動作しないように、感震ユニットを器具本体を天井に取付ける取付け部近傍に設置するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平9―167517号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
照明器具は住居などで住みよい空間を提供する装置であり、この場合には天井に取付けられる照明器具として、空間を広く提供できる薄型の形状をしたものが望まれる。
しかし、従来の感震ユニットを有する照明器具では、照明器具本体取付け部近傍に感震ユニットを設置するため往々にして照明器具が縦長になってしまうという問題があった。
また、感震ユニットと器具本体とを一体に形成するので、これらを天井に取付けるための専用スペースを取付け部近傍に設ける必要があり、照明器具が大型化してしまうとともに、新たに設計が必要になるため生産ラインも別に必要になり、生産コストが高くなってしまうという問題があった。
本発明は、かかる従来の問題を解消すべくなされたもので、薄型でかつ既存の照明器具の基本構造を変更する必要がない、感震ユニットを備える照明器具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題を解決するため、請求項1の発明は、器具本体と;前記器具本体に一端を固定されて該器具本体からほぼ水平に延びる支持腕と;前記支持腕の他端に固定された感震スイッチと;該感震スイッチの動作により点灯する光源を有する感震ユニット;を有することを特徴とする。
前記感震スイッチは、支持腕上を長手方向に移動可能となるように設けることができ、かつ所定の位置で固定可能とすることもできる。
【0006】
請求項2の発明は、前記器具本体は天板を有し、前記支持腕は、前記天板の水平方向よりも上方に傾斜するように前記器具本体に取付けられていることを特徴とする。
支持腕は設置時にほぼ水平になるように器具本体に取付けることが望ましいので感震ユニットなどの重量による撓みを考慮してやや上向きに取付けるようにすることもできる。
そして、感震ユニットが器具本体に対して略水平となると、感震ユニットの所定の感度を比較的容易に保持することが可能となる。
【0007】
請求項3の発明は、前記感震ユニット又は支持腕には、該支持腕の上面よりも上方に突出する弾性体からなる間隔調整手段が設けられていることを特徴とする。
感震ユニット又は支持腕と天井の間に設けられる間隔調整手段として例えば、ゴム又はパッキンなどを介すことができる。
【0008】
請求項4の発明は、前記光源の電源として常時は充電電源から充電される二次電池を有し、該二次電池は充電電源の遮断時のみ交換可能とされていることを特徴とする。
「遮断時のみ」とは、例えば、充電電源と二次電池との電気的接続を意図的に解除しなければ二次電池を交換することができない機械的構造であったり、充電電池と二次電池との電気的な接続が遮断されたことを検出することにより、二次電池を取外せる状態とする電気的制御構成などでもよい。
要するに、二次電池の充電状態を解除した後でなければ、二次電池の交換が不可能となる構成であればよい。
【0009】
前記光源及び二次電池は、前記感震スイッチ及び感震スイッチの動作時に二次電池の電力を前記光源に供給する制御手段とともに前記感震ユニット内に収容し、該感震ユニットは支持腕の自由端に固定させることが望ましい。
【0010】
なお、二次電池が取外されたままにならないように、二次電池が外れていることが容易に確認できるようにしておくことが望ましい。このような方法としては、例えば、筐体に収納された二次電池の充電回路をコネクタで接続しておき、二次電池の交換をコネクタを抜いて筐体ごと、必要に応じて支持腕ごと器具本体から外して行うように構成することによって達成される。この方法によると二次電池の交換時は筐体又は筐体と支持腕が外されているから、感震スイッチが不作動状態にあることが一見してわかり、誤って感震スイッチが不作動のままになることが防止される。
【0011】
また、本発明における二次電池には、化学電池に限らず主電源で充電される二次電池として機能するキャパシターなども含まれる。
【0012】
請求項5の発明は、前記器具本体又は前記支持腕には、前記支持腕の仰角を調整する調整手段が設けられていることを特徴とする。
【0013】
前記支持腕は、器具本体に取付けられる際に前記感震ユニットなどの重量で撓むことが考えられる。また、器具本体が取付けられる取付け面が傾斜している場合には、支持腕が水平状態とならないことがある。
感震スイッチは、水平度により感度が大きい影響を受ける。したがって調整手段は、感震スイッチの取付け角度を調整可能となるように設けられていればよい。そして、調整手段としては例えば、感震スイッチと支持腕との固定部の感震スイッチ側又は支持腕側に1個又は複数個のレベル調整ねじを設けることである。これにより水平度の調整を容易に行うことが可能となる。
また、支持腕を、器具本体に対して例えばねじ止めで固定しねじを緩めることによって取外し可能としたり、器具本体に固定した時の支持腕の仰角を支持腕又は器具本体側に設けたレベル調整用ねじの操作で調整可能とすることもできる。
【0014】
請求項6の発明は、前記感震ユニットを、前記器具本体の一端に設けられた主電源を入切するためのプルスイッチと前記器具本体の中心を介して対向する位置に設けた。
照明器具がプルスイッチ付きの場合には、支持腕の一端を器具本体の中心を挟んでプルスイッチの反対側の縁部に固定し他端をプルスイッチから遠ざかる方向に伸ばして、その自由端側に感震スイッチを固着することにより、プルスイッチ操作時の振動による影響を少なくすることができる。なお、「対向する位置」とはプルスイッチから見て180°の位置のみではなく前後数10°の範囲も含まれるものである。
【0015】
本発明の照明器具は、天井に取付け具を介して着脱自在に取付けられるようにしたものが適しているが、天井に固定したものや、天井以外の梁や壁面に取付ける照明器具についても同様に適用することが可能である。
【0016】
また、照明器具の主照明用の光源は特に限定されず、蛍光ランプ、水銀灯、ハロゲンランプ、LEDなど任意のものが適用可能である。地震時に点灯する光源も特に限定されるものではないが、例えば一般的な豆球やLEDが使用可能である。
【0017】
前記支持腕としては、通常金属製の平板状、円柱状、円筒状のものが用いられるが、金属製にかぎらず、適当な剛性をもつFRP製のものも使用可能である。
【発明の効果】
【0018】
請求項1の発明によれば、器具本体に一端を固定されて器具本体からほぼ水平に延びる支持腕の自由端に感震スイッチを固定したので、器具本体を薄型化することができ、照明器具の外観を損ねることがない。また、既存の照明器具の基本構造を大幅に変更する必要がないので、汎用性が高く生産性を低下させることがない。
【0019】
請求項2の発明によれば、支持腕は、天板から上方に傾斜するように取付けられるので、器具本体を取付け面などに取付けた状態で感震ユニットなどの重量により支持腕が撓んでも感震ユニットが器具本体に対して略水平となるように配設され、照明器具の外観性が低下することがない。
【0020】
請求項3の発明によれば、感震ユニット又は支持腕には、該支持腕の上面よりも上方に突出する弾性体からなる間隔調整手段が設けられているので器具本体を取付け面に取付けると間隔調整手段が取付け面と支持腕との間に配設されることになる。すなわち支持腕が下方へ押し下げられて器具本体に対して略水平となるので、照明器具の設置後における支持腕及び感震ユニットの位置を容易にかつ確実に所望の状態とすることができる。
また、間隔調整手段は、弾性体であるので、取付け面と支持腕との間に配設されたとしても地震などの振動は感震スイッチで確実に検出することができる。
請求項4の発明によれば、二次電池は、主電源の遮断時のみ交換可能とされているので、交換作業時の安全性を確実に得ることができる。
【0021】
また、請求項5の発明によれば、器具本体又は支持腕にはこの支持腕の仰角を調整する調整手段が設けられているので、感震ユニットの水平度を調整することができる。すなわち支持腕の撓み又は器具本体の取付け状態などから生じる誤差動の発生を抑制することができる。
さらに、請求項6の発明によれば、感震スイッチをプルスイッチに対して器具本体の中心を介して対向する位置に固定されているので、プルスイッチの操作時の振動による誤作動を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0022】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一つの実施形態にかかる照明器具の構成を示す平面図である。図2は図1の照明器具を一部透視して示す側面図である。図3は図1及び図2の照明器具を天井に取付けた時の構成を一部透視して示す側面図である。図4は感震スイッチ、二次電池などを筐体に納めた感震ユニットの平面図である。図5は図4の感震ユニットを支持部材に取付けたときの構成を示す平面図である。図6は図5の感震ユニットを支持部材に取付けたときの構成を示す側面図である。図7は図3の感震ユニットの下面の平面図である。図8は本発明の他の実施形態にかかる照明器具を一部透視して示す側面図である。図9は他の実施形態にかかる支持部材の傾き調整を一部透視して示す側面拡大図である。
【実施例1】
【0023】
この照明器具1は、図1及び図2に示すように、円盤状のシャーシ2の下面側に同心的に固定された器具本体3と、シャーシ2の外縁に一端が固定された金属製の平板状の支持腕である支持部材4と、この支持部材4の他端の自由端側に下向きに取付けられた感震ユニット5と、器具本体3を覆ってシャーシ2の縁部に係止金具を介して係合されたセード6から主要部分が構成されている。
【0024】
シャーシ2の外縁に支持部材4と、支持部材4の他端の自由端側に感震スイッチを固定することで、器具本体を薄型化することができる。また、既存の照明器具の基本構造を変更する必要がない。
器具本体3には、複数の蛍光灯用のホルダー10が所定の間隔をおいて環状に配設され、中央にはベビー球用のホルダー11が設けられている。
支持部材4は設置時にほぼ水平になるようにシャーシ2の所定の個所に取付けることが望ましいので感震ユニット5などの重量による支持部材4の撓みを考慮して、支持部材4はシャーシ2の水平から任意の角度θ分上方に傾斜して取付けられている。任意の角度θ分上方に取付けられることにより支持部材4が撓んでも感震ユニット5が器具本体3に対して略水平となるように配設される。すなわち外観性が低下することがない。
【0025】
また、感震ユニット5の所定の感度を比較的容易に保持することが可能となる。
支持部材4の上面にはパッキン25が設けられている。
感震ユニット5は、支持部材4に長手方向に摺動可能に装着されており、ねじ7により支持部材4の所定の位置に係止されている。シャーシ2の支持部材4を取付けた縁部と中心をはさんだ反対側にはプルスイッチ用の穴8が形成され、ここからプルスイッチ9が垂下している。感震ユニット5は、支持部材4の長手方向に移動可能とされているので、固定位置の調整により設置個所のスペースの状況に応じた形態とすることができる。
【0026】
感震ユニット5の筐体12の下面側にはLEDからなる保安用のランプ13が装着されている。筐体12の内部には、図示を省略したが地震の振動により作動する感震スイッチ、主電源で充電される二次電池及び感震スイッチの動作時又は停電時に二次電池の電力をランプ13に給電して点灯させる点灯回路などの機能部品が収納されている。
【0027】
この照明器具1を天井22に取付けた場合を図3に示す。照明器具1は、シャーシ2側を図示はしないが引掛シーリングに取付け、支持部材4が天井22との間に間隙が生じるように固定される。支持部材4と天井22との間にはパッキン25が設置されている。パッキン25を支持部材4と天井22との間に介すことにより、支持部材4が下方へ押し下げられてシャーシ2に対して略水平となるので、照明器具1の設置後における支持部材4及び感震ユニット5の位置を容易にかつ確実に所望の状態とすることができる。また、例えば階上の住人の移動などによって生じるわずかな振動をパッキン25が吸収するので、感震スイッチの誤作動を抑制できる。
【0028】
パッキン25は弾性体であるので、わずかな振動は吸収するが地震などの振動は感震スイッチで確実に検出することができる。
【0029】
感震ユニット5の上面側は図4に示すように、感震ユニット5の筐体12の上蓋12aには、この筐体12を支持部材にねじ止めするビスを通すためのビス孔14と給電ケーブル15を導出するためのケーブル挿通孔16が形成されている。
給電ケーブル15は、図5及び図6に示すように支持部材4のケーブル導出孔17から支持部材4の上面に導かれ、支持部材4に沿って器具本体3(図示せず)に案内され、コネクタ18を介して器具本体3の図示を省略した充電回路に設けたソケットに接続される。
【0030】
二次電池は上蓋12aを外さないと取出すことが出来ないようになっている。すなわち、照明器具1が天井22に取付けられている状態では、天井22と上蓋12aとの距離が小さく、かつパッキン25も設置されているため上蓋12aを取外すことができない。
そして、取外すためには照明器具1を天井面から外すか、又は支持部材4を器具本体3から外すか、又は感震ユニット5を支持部材4から外すかしかない。よって結果的に感震ユニット5への電気的接続が遮断された状態でのみ電池交換が行えるようになり電池交換作業時の安全性を確実に得ることができる。つまり二次電池の交換は、コネクタ18より感震ユニット5ごと、必要に応じて支持部材4ごと給電ケーブル15を取外し、上蓋12aを取外すことで行なわれる。
【0031】
また、二次電池が高温になりがちな器具本体に取付けられている照明器具では電池寿命が短くなり、電池交換の頻度が高くなるという問題もあったが本実施例の照明器具1では熱により寿命が短くなることもない。
【0032】
感震ユニット5の下面には図7に示すように感震スイッチの作動により点灯するランプ13と二次電池の充電の程度を表示するチャージランプ20が設けられている。チャージランプ20は例えば満充電では緑色で点灯、充電中では赤色の点滅、停電時のランプ13点灯時には赤色で点灯する。
【0033】
また、感震ユニット5を、プルスイッチ9と器具本体3の中心を介して対向する位置に設置したのでプルスイッチ9の操作時に発生するわずかな振動が感震ユニット5に伝わりにくくなる。わずかに伝わる振動は感震ユニット5と天井22の間に設置されたパッキン25が吸収するので感震スイッチの誤作動を抑制できる。
なお、感震ユニット5の設置位置は器具本体3の中心を介した個所ならば実施例で示す位置に限らず器具本体3の中心位置以降の側であれば任意の場所とすることができる。
【0034】
このように構成された照明器具1は、感震スイッチが一定レベル以上の地震の振動を感知すると点灯回路を作動させてランプ13を点灯させる。
この実施例はプルスイッチ付きのものであるが、蛍光灯とベビーランプの点滅をリモコンで制御する照明器具にも同様に適用することができる。
【実施例2】
【0035】
この実施例は、図8に示すように、実施例1の支持部材4の器具本体3の設置部の構造を変形させた照明器具を用いたものである。支持部材4はねじ23によりシャーシ2の所定の個所に設置されており、仰角調整としての水平調整ねじ24によりやや上方に傾斜して取付けられている。その他の構造や支持部材4のシャーシ2所定の設置部は実施例1と同じであるので、図3と対応する部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
なお、この実施例では感震ユニット5の筐体12の側面に二次電池交換用の窓19が設けられており、二次電池を交換する場合には、感震ユニット5又は支持部材4を器具本体3から取外した後この二次電池交換用窓19より交換を行なう。
従来、感震スイッチのメンテナンスや保安灯、二次電池などの交換を行う場合には、照明器具に装着された蛍光灯などをいちいち取外さなければならず非常に手間のかかるという問題があったが本実施例の照明器具では、支持部材4を介して感震ユニット5を器具本体3の外側に出してあるため、二次電池の交換を手間を掛けずに行なうことができる。
また、二次電池交換用窓19は実施例で示す位置に限らず筐体12の任意の面に設けることができる。
【0036】
仰角調整の具体的な手段を図9に示す。支持部材4はシャーシ2にねじ23によって固定されている。ねじ23の近傍には水平調整ねじ24が設けられている。この水平調整ネジ24の締め付けによって支持部材4は想像線のように傾斜するので感震ユニット5などの重量による支持部材4の撓みを補正したり、器具本体の取付け状態などから生じる誤差動の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明の実施例に使用する照明器具の構成を示す平面図である。
【図2】本発明の実施例に使用する照明器具を一部透視して示す側面図である。
【図3】本発明の実施例に使用する照明器具を天井に取付けた時の構成を一部透視して示す側面図である。
【図4】本発明の実施例に使用する感震スイッチ、二次電池などを筐体に納めた感震ユニットの平面図。
【図5】本発明の実施例に使用する感震ユニットを支持部材に取付けたときの構成を示す平面図。
【図6】本発明の実施例に使用する感震ユニットを支持部材に取付けたときの構成を示す側面図。
【図7】本発明の実施例に使用する感震ユニット下面の平面図。
【図8】本発明の他の実施例に使用する照明器具を一部透視して示す側面図である。
【図9】本発明の他の実施例に使用する支持部材の傾き調整を一部透視して示す側面拡大図である
【符号の説明】
【0038】
1…照明器具、2…シャーシ、3…器具本体、4…支持部材、5…感震ユニット、6…セード、7…ねじ、8…プルスイッチ用の穴、9…プルスイッチ、10…蛍光灯用ホルダ、11…ベビー球用ホルダー、12…筐体、12a…上蓋、13…ランプ、14…ビス孔、15…給電用ケーブル、16…ケーブル挿通孔、17…ケーブル導出孔、18…コネクタ、19…二次電池交換用の窓、20…チャージランプ、21…グロメット、22…天井、23…ねじ、24…水平調整ねじ、25…パッキン。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
器具本体と;
前記器具本体に一端を固定されて該器具本体からほぼ水平に延びる支持腕と;
前記支持腕の他端に固定された感震スイッチと、該感震スイッチの動作により点灯する光源とを有する感震ユニットと;
を有することを特徴とする照明器具。
【請求項2】
前記器具本体は天板を有し、前記支持腕は、前記天板から上方に傾斜するように前記器具本体に取付けられていることを特徴とする請求項1記載の照明器具。
【請求項3】
前記感震ユニット又は支持腕には、該支持腕の上面よりも上方に突出する弾性体からなる間隔調整手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載の照明器具。
【請求項4】
前記光源の電源として常時は充電電源から充電される二次電池を有し、該二次電池は充電電源の遮断時のみ交換可能とされていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項5】
前記器具本体又は前記支持腕には、前記支持腕の仰角を調整する調整手段が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の照明器具。
【請求項6】
前記感震ユニットを、前記器具本体の一端に設けられた主電源を入切するためのプルスイッチと前記器具本体の中心を介して対向する位置に設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の照明器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2007−250497(P2007−250497A)
【公開日】平成19年9月27日(2007.9.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−76201(P2006−76201)
【出願日】平成18年3月20日(2006.3.20)
【出願人】(303063643)東芝ホームライティング株式会社 (24)
【Fターム(参考)】