説明

物品収納部の扉

【課題】物品収納部の内部における湿気の滞留を解消し、構成および構造が単純であり、強度を十分確保することもできる、物品収納部の扉を提供すること。
【解決手段】物品収納部の内部に面する扉1の裏面側に、調湿性を有する調湿板材6が配設されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、下駄箱やクローゼットなどの靴や衣類およびその他の生活用品などを収納し、保管する物品収納部に取り付けられる扉に関する。
【背景技術】
【0002】
下駄箱やクローゼットなどの靴や衣類およびその他の生活用品などを収納し、保管する物品収納部については、内部における湿気の滞留という問題が指摘されている。滞留する湿気を取り除くために、従来、物品収納部の内部に調湿材を配置し、具体的には、調湿材を隅部の底面上に置く、内部に取り付けられたバー材にハンガーによって調湿材を吊り下げるなどして湿気を調湿材で吸収することが行われている。
【0003】
しかしながら、そのように物品収納部の内部に配置される調湿材は、一般に使い捨てタイプのものであり、一定期間ごとに新品と取り替える必要があり、取替えが面倒であるとともに、手間がかかるという問題がある。また、調湿材の配置位置によっては湿気の淀みを十分に解消しきれない場合があり、これを解消しようとすると、調湿材の配置個数が増え、内部が雑然とした状態となってしまう。
【0004】
一方、本出願人は、下記特許文献1において、調湿性を有する植物繊維ボードを構成部材の一部とした収納体を提案している。植物繊維ボードは、植物から得られるリグノセルロース繊維同士がバインダーで接着されて形成され、内部に調湿材が保持されている。湿気を含んだ空気は、植物繊維ボードの内外を行き来することができ、植物繊維ボードは、湿度が高いときに空気中の水分を吸収し、乾燥しているときは水分を空気中に放出する。このような吸放湿によって、収納体は、その内部である収納部を適度な湿度に保つことができるようにしている。
【0005】
しかしながら、上記収納体を実際に下駄箱やクローゼットなどに適用するためには、さらに十分な検討が必要とされる。すなわち、調湿性を有する植物繊維ボードを収納体のどこに組み込めば、内部環境を物品の収納および保管のために良好な状態にし、維持することができるのか、また、それを簡便に実現し、コスト低減などを図るかについての検討が必要である。
【0006】
下記特許文献2には、扉の内部におけるクローゼットの内部側に、透湿シートやメッシュなどで包み込んだシリカゲルを配設し、このシリカゲルと扉表面部の化粧板との間に通気層を形成するとともに、化粧板の下部に空気取り入れ口を、上部に空気排出口を形成したクローゼット扉が記載されている。
【0007】
しかしながら、上記クローゼット扉では、シリカゲルが恒常的に繰り返す湿気の吸着および再生を利用するために、化粧板に空気取り入れ口および空気排出口を形成し、これら空気取り入れ口および空気排出口と連通する通気層の形成を必要としている。したがって、上記クローゼット扉は、構成および構造が単純ではなく、板材の加工などを含め、コストアップの問題が懸念される。また、強度不足となる場合があることも指摘される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2008−237590号公報
【特許文献2】特開2005−264702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、以上のとおりの事情に鑑みてなされたものであり、物品収納部の内部における湿気の滞留を解消することができ、しかも、構成および構造が単純であり、強度を十分確保することもできる、物品収納部の扉を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、上記の課題を解決するために、以下の特徴を有している。
【0011】
第1の発明は、物品収納部の内部に面する扉の裏面側に、調湿性を有する調湿板材が配設されていることを特徴としている。
【0012】
第2の発明は、上記第1の発明の特徴において、調湿板材は、麻類繊維を基材とする調湿性繊維ボードであることを特徴としている。
【0013】
第3の発明は、上記第2の発明の特徴において、調湿性繊維ボードは消臭剤を含有していることを特徴としている。
【0014】
第4の発明は、上記第1ないし第3のいずれか一つの発明の特徴において、枠材によって組み上げられた枠体の表面に化粧パネルが配設され、枠体の内側部分に、ハニカム状の中空部を複数有する芯材が、枠体の表裏方向に前記中空部が貫通するように向けて充填され、枠体の裏面に調湿板材が配設されていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0015】
上記第1の発明によれば、物品収納部の内部に面する扉の裏面側に、調湿性を有する調湿板材が配設されているので、物品収納部の内部における湿気の滞留を、単純な構成と構造によって容易に解消することができ、加工の手間やコストなどを削減することができる。しかも、扉は十分な強度を有し、外見上すっきりしたものとして実現される。
【0016】
上記第2の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、調湿板材は、麻類繊維を基材とする調湿ボードであるので、湿気の吸収と放出を繰り返すことができ、物品収納部の内部を物品の収納および保管に適した湿度に保つことができ、しかも、取替え不要となる。
【0017】
上記第3の発明によれば、上記第2の発明の効果に加え、調湿性繊維ボードは消臭剤を含有しているので、扉は消臭機能を併せ持ち、物品収納部の内部の消臭を調湿とともに容易に実現することができる。
【0018】
上記第4の発明は、上記第1ないし第3のいずれか一つの発明の効果に加え、枠体の内側部分に、ハニカム状の中空部を複数有する芯材が、枠体の表裏方向に前記中空部が貫通するように向けて充填されているので、軽量でありながら、高耐久性を有し、強度が一層高い扉を実現することができる。また、他の扉と構成および構造の共通化を図ることができ、扉の製造プロセスの共通化が図られ、コスト低減に一層寄与する。しかも、芯材の中空部において通気性が確保され、調湿板材による調湿効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明の物品収納部の扉の一実施形態を裏面側から示した一部切欠斜視図である。
【図2】図1に示した物品収納部の扉の分解斜視図である。
【図3】(a)(b)は、それぞれ、図1に示した物品収納部の扉の裏面側に配設される調湿板材の一形態を概略的に示した断面図である。
【図4】図1に示した物品収納部の扉が取り付けられたクローゼットを概略的に示した要部斜視図である。
【図5】(a)は、図4に示したクローゼットの内部の湿度環境の変化を示した実験データであり、(b)は、調湿板材が配設されていない扉を同じ大きさのクローゼットに取り付けた場合の湿度環境の変化を示した比較実験データである。
【図6】図1に示した物品収納部の扉が取り付けられた収納箱体の一形態を概略的に示した要部斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
図1、2は、それぞれ、本発明の物品収納部の扉の一実施形態を裏面側から示した一部切欠斜視図と、その分解斜視図である。
【0021】
図1および図2に示した物品収納部の扉1は、枠体2と、枠体2の表面側に配設された化粧パネル3と、枠体2の内側部分4に充填された芯材5と、枠体2の裏面側に配設された調湿板材6とから形成されている。
【0022】
枠体2は、その左右両端に配置された2本の縦枠材7と、縦枠材7の上下両端の内側に配置され、2本の縦枠材7を連結する2本の横枠材8とから、平面視で縦長の長方形状に形成されている。枠体2では、2本の横枠材8の間において、縦枠材7の長さ方向に均等な間隔で3本の横桟材9が2本の縦枠材7に架設されている。また、横枠材8とその直近の横桟材9の間および直近の2本の横枠材9の間に合計3つの内側部分4が形成されている。
【0023】
このような枠体2を形成する縦枠材7、横枠材8および横桟材9には、たとえば、木質の角材、木粉と樹脂との混合材から成形された角材などが適用され、枠体2は、建具として用いられる他の扉と同様な構成および構造を有している。
【0024】
化粧パネル3は、表面に木目調などの化粧面を有するパネルであり、左右両端部において裏面部に、断面がV字状の形状を有するV溝10が2つ平行に形成されている。V溝10において化粧パネル3は、裏面側に略90°折り曲がり、枠体2の表面側の左右両角部と裏面側の左右両角部に一致して、枠体2を包み込むように取り付けられている。
【0025】
このような化粧パネル3には、たとえば、厚さ2.5〜3mm程度のMDF(Medium Density Fiberboard(中密度繊維板))が適用され、建具に一般的に用いられているものと同様なものを使用することができる。
【0026】
芯材5は、六角筒状の中空部11が複数隣接して密集し、相互間で結合し、全体としてハニカム状に一体に形成されたものである。素材には、ボール紙などの紙質のものが採用される他、要求性能に応じて、樹脂含浸したり、不燃紙を用いたりすることができる。また、紙質のものばかりでなく、樹脂繊維から芯材5を形成することも可能である。
【0027】
このような芯材5は、枠体2の内側部分4に、枠体2の表裏方向に中空部11が貫通するように向けて充填されており、芯材5もまた、建具として用いられる他の扉(たとえば、フラッシュドアなど)に使用されるものを適用することができる。
【0028】
調湿板材6は、枠体2の裏面において化粧パネル3の左右両端の間に配設され、物品収納部の内側に面する扉1の裏面側に配設されている。調湿板材6は、化粧パネル3と略同一の厚さを有する、平面視で縦長の長方形状の板材に形成されている。また、調湿板材6は、その内外を湿気を含んだ空気が行き来することができ、湿度が高いときには、調湿板材6は空気中の水分を吸収し、乾燥しているときは水分を空気中に放出する。このような調湿板材6としては、上記特許文献1にも記載したような調湿性繊維ボードが例示される。
【0029】
すなわち、図3(a)に示したように、調湿性繊維ボード12には、たとえば、植物から得られるリグノセルロース繊維13を基材として用い、リグノセルロース繊維13同士をバインダー14によって接着し、リグノセルロース繊維13が相互に絡み合い、その間に形成された空隙部に調湿材15を均一に分散させて保持したものが例示される。このような調湿性繊維ボード12では、透湿性に優れたリグノセルロース繊維13によって、湿潤時には上記空隙部に侵入する湿気から水分を調湿材15が吸収し、乾燥時には調湿材15から放出される水分が空隙部を通って外部に放出される。
【0030】
リグノセルロース繊維13には、主成分がセルロースとリグニンからなるものが使用可能である。具体的には、ケナフ、亜麻、ラミー、大麻、ジュートなどの麻類植物の靱皮から採取される繊維、マニラ麻やサイザル麻などの麻類植物の茎または葉の筋から採取される繊維、木材繊維などが例示される。このような麻類繊維を基材とする調湿性繊維ボード12は、繊維強度の高さおよび吸放湿時の良好な寸法安定性をいかすことができ、調湿性繊維ボード12が湿気を含むときでも寸法変化が小さく、扉1の反りや歪などが十分に抑制される。
【0031】
バインダー14としては、たとえば、ユリア樹脂、メラミン樹脂、フェノール・エポキシ樹脂、ウレタン系樹脂などの熱硬化性樹脂接着剤や、酢酸ビニル系接着剤、合成ゴム系接着剤、ポリ乳酸やデンプン系樹脂のエマルジョン接着剤などが例示される。このようなバインダー14をリグノセルロース繊維13にスプレーする、バインダー14中にリグノセルロース繊維13を含浸させるなどしてリグノセルロース繊維13をバインダー14によって接着することができる。調湿性繊維ボード12は、加熱プレスなどによって成形される。
【0032】
調湿材15には、たとえば、木炭、竹炭などの炭類、タルク、ゼオライト、珪藻土、B型シリカゲル、モンモリロナイト、セピオライトなどの粘土鉱物、アルミナ、シリカなどの無機物、アクリル樹脂などから形成される高分子吸放湿材などが例示される。これらの材料は、多孔質であり、孔に水分が出入りすることによって吸放湿性を示す。このような調湿材15の中には消臭剤として用いられるものが含まれ、吸放湿性ばかりでなく消臭機能も発揮することができる。
【0033】
調湿性繊維ボード12では、消臭機能も調湿機能に劣らず発揮させることができ、この場合、バインダー14に消臭剤を添加することができる。消臭剤としては、炭類などの粉末や、常温で臭い成分を分解することのできる触媒粉などが例示される。
【0034】
また、調湿性繊維ボード12は、図3(b)に示したようなサンドイッチ構造を有するものとして形成することもできる。この場合、たとえば、リグノセルロース繊維13を基材として用い、リグノセルロース繊維13同士をバインダー14によって接着して植物繊維マット16を作製し、次に、複数枚の植物繊維マット16の間に調湿材15からなる調湿層17を介在させ、プレス成形することによって、サンドイッチ構造を有する調湿性繊維ボード12を形成することができる。
【0035】
以上の枠体2、化粧パネル3、芯材5および調湿板材6によって扉1が形成され、物品収納部の内部に面する扉1の裏面側に調湿板材6が配設され、扉1の裏面が、その左右両端部に配置された化粧パネルパネル3を除いて調湿板材6によって形成されている。
【0036】
図4は、上記扉1が取り付けられたクローゼットを概略的に示した要部斜視図である。
【0037】
物品収納部18の一つであるクローゼット19では、その前面開口部を開閉する中折れ戸20として扉1が取り付けられている。扉1は、クローゼット19の内部21に面する裏面側に調湿板材6が配設されている。調湿板材6の吸放湿によって、クローゼット19の内部21は適度な湿度に保たれ、内部21における湿気の滞留が解消され、結露およびカビの発生が抑制される。また、内部21は乾燥し過ぎることがない。このため、クローゼット19の内部21には、革製品、ウール製品などの衣類などを収納、保管することができ、衣類などは傷まず、良好な状態で保存される。
【0038】
なお、クローゼット19は、食品を収納し、保管するパントリーに等しく置き換えることができる。この場合、根菜や果物などの食品の保存状態も良好となる。
【0039】
また、調湿板材6による調湿効果は、扉1の開閉にともない室内の空気が移動することから、クローゼット19の内部21ばかりでなく、室内の湿度制御にも寄与する。
【0040】
実際に、図4に示したように、横幅a=1710mm、奥行b=830mm、高さc=2500mmで容積約3.5mのクローゼットを作製し、その前面開口部を開閉する中折れ戸として、クローゼットの内部に面する扉の裏面側に調湿板材が配設された物品収納部の扉を取り付けた。扉は4枚配設し、クローゼットの前面部に約3.3mの面積を占めた。
【0041】
調湿板材には、ジュートを5割、熱溶融ポリエステル繊維を5割混合したものを、解繊後、不織布状にマット化し、調湿材として平均粒径30μmのB型シリカゲルを300g/mの割合で混合し、熱圧プレスして成形したものを用いた。厚さは2.7mmで、比重は0.65であった。熱溶融ポリエステル繊維には、芯鞘構造を有し、鞘部分の溶融温度が110℃であるものを使用した。
【0042】
そして、クローゼットの内部に15g/hの水蒸気を2時間継続して発生させた場合の湿度変化を測定した。測定点は、湿気が滞りやすい内部の隅部の3点(図4に示した上段x、中段yおよび下段z)を選定した。調湿板材が配設されていない扉の場合と比較したところ、図5(a)(b)に示したように、クローゼットの内部において湿気の滞りやすい隅部における湿気の滞留がほぼ解消され、特に下段zでは大きく改善されることが確認された。
【0043】
図6は、上記扉1が取り付けられた収納箱体の一形態を概略的に示した要部斜視図である。
【0044】
物品収納部18の一つである収納箱体22は、下駄箱23であり、その開き戸24として扉1が取り付けられている。扉1は、下駄箱23の内部21に面する裏面側に調湿板材6が配設されている。調湿板材6の吸放湿によって、下駄箱23の内部21は適度な湿度に保たれ、内部21における湿気の滞留が解消され、結露およびカビの発生が抑制される。また、内部21は乾燥し過ぎることがない。このため、下駄箱23の内部21には、革製品などの靴を収納、保管することができ、革などは傷まず、良好な状態で保存される。下駄箱23の内部21には、複数の棚25を配設することができ、棚25によって上下方向に複数の収納空間26を区画して形成することができる。右端側の扉1の表面には姿見用の鏡27が配設されている。
【0045】
なお、収納箱体22は、下駄箱23ばかりでなく、衣類などを収納する箪笥などに等しく置き換えることができる。
【0046】
また、調湿板材6による調湿効果は、扉1の開閉にともない室内の空気が移動することから、下駄箱23の内部21ばかりでなく、室内の湿度制御にも寄与する。
【0047】
上記のとおりの物品収納部18の扉1は、物品収納部18の内部21に面する裏面側に、調湿性を有する調湿板材6が配設されているので、物品収納部18の内部21における湿気の滞留を、単純な構成と構造によって容易に解消することができ、加工の手間やコストなどを削減することができる。しかも、扉1は十分な強度を有し、外見上すっきりしたものとして実現される。
【0048】
また、調湿板材6が、麻類繊維を基材とする調湿性繊維ボード12である場合、湿気の吸収と放出を繰り返すことができ、物品収納部18の内部21を物品の収納および保管に適した湿度に保つことができ、しかも、取替え不要である。
【0049】
さらに、調湿性繊維ボード12は、消臭剤を含有する場合には、扉1は消臭機能を併せ持ち、物品収納部18の内部21の消臭を調湿とともに容易に実現することができる。
【0050】
そして、枠体2の内側部分4に、ハニカム状の中空部11を複数有する芯材5が充填されているので、軽量でありながら、高耐久性を有し、強度が一層高い扉1を実現することができる。また、他の扉と構成および構造の共通化を図ることができ、扉1の製造プロセスの共通化が図られ、コスト低減に一層寄与する。しかも、芯材5の中空部11において通気性が確保され、調湿板材6による調湿効果が向上する。
【符号の説明】
【0051】
1 扉
2 枠体
3 化粧パネル
4 内側部分
5 芯材
6 調湿板材
11 中空部
12 調湿性繊維ボード
18 物品収納部
19 クローゼット
21 内部
22 収納箱体

【特許請求の範囲】
【請求項1】
物品収納部の内部に面する扉の裏面側に、調湿性を有する調湿板材が配設されていることを特徴とする物品収納部の扉。
【請求項2】
調湿板材は、麻類繊維を基材とする調湿性繊維ボードであることを特徴とする請求項1に記載の物品収納部の扉。
【請求項3】
調湿性繊維ボードは消臭剤を含有していることを特徴とする請求項2に記載の物品収納部の扉。
【請求項4】
枠材によって組み上げられた枠体の表面に化粧パネルが配設され、枠体の内側部分に、ハニカム状の中空部を複数有する芯材が、枠体の表裏方向に前記中空部が貫通するように向けて充填され、枠体の裏面に調湿板材が配設されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の物品収納部の扉。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−4904(P2011−4904A)
【公開日】平成23年1月13日(2011.1.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−150359(P2009−150359)
【出願日】平成21年6月24日(2009.6.24)
【出願人】(000005832)パナソニック電工株式会社 (17,916)
【Fターム(参考)】