説明

物品等の収容ケース

【課題】 包装や収納・運搬を従来通りに行えるようにすると共に、家に持ち帰ってからは見掛けを変化させることが出来るような、新規な構造を備えた物品等の収容ケースを提供する。また家に持ち帰って後、タワーや鉄道車両や駅舎や豪華客船などと言った、長大な意匠を有するものを再現して見せてその収容物を引き立てることが出来るような、新規な構造を備えた物品等の収容ケースを提供する。
【解決手段】 箱の側壁の延長部を折り返した時に内側となる内蓋と外側となって前記内蓋を包む外蓋とを有し、前記外蓋の下から引き出したり前記外蓋の下へ納めたりすることが出来るような抽出片を備えているものとした。なお外蓋と抽出片とに絵図が描かれており、抽出片を引き出した時に外蓋の絵図と抽出片の絵図とが繋がるように構成することが出来る。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は抽出片を備えて見掛けを変化させることが出来る、新規な構造を備えた物品等の収容ケースに関するものである。例えば長大な意匠を有するモデルを表した物品等の収容ケースでありながら、販売時にはコンパクトにして包装することが可能な包装容器への応用が可能なものである。
【背景技術】
【0002】
菓子や化粧品などの商品を収容する箱で一般的なものは、箱の側壁の延長部を折り返した時に内側となる内蓋と外側となって前記内蓋を包む外蓋とを有する構成のものであり、底部に付いては上記と同様の構成であったり、ロックボトム構造であったりする。例えば特開2010−159068号の商品収容箱は、フラップの差込片を箱本体内に差し込む際における入れ易さの改善を図るべく、開口部に複数のフラップを有する箱の、一のフラップに付いて、フラップの差込片が自己の付け根から自己の先端までの距離が最も大きな突出部とこの距離が徐々に小さくなるように前記突出部から縁部が傾斜して延在する傾斜部とから成る箱としたものである。このようにフラップ(内蓋)と、差込片を有するフラップ(外蓋)とから構成されている。実登3088632号の保冷剤用スペース付組立箱も同様にフラップを備えたものである。この他フラップではなく、箱の口に嵌合する蓋を有するものもある。
【0003】
また従来より菓子函としては直方体や立方体などの包装し易いものが多用されて来た。これに対して外観意匠に優れた紙函が各種提案されている。特開2004−314996は組み立てや分解を容易にしたハート型を呈する紙函に関するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2010−159068号公報
【特許文献2】実登3088632号公報
【特許文献3】特開2004−314996号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述したような箱は、商品を包装するためだけのものであり、これ自体で完結した商品であるため、消費者が包装を解いて商品を出してしまえば不要なものとなっていた。
【0006】
また特開2004−314996号は確かに外観意匠では優れてはいるが、複雑形状を呈する他の函体同様、直方体や立方体のものに比べて包装紙による包装が綺麗に出来ないと言う欠点を有する。一方東京タワーのような高い塔や、新幹線などの鉄道車両や、東京駅の駅舎や、世界を巡る豪華客船などのように縦や横に長い建造物をモデルにして、その全体を絵や写真で大きく表現した函体を作った場合には、見本として展示するのはよいとしても、この包装は技術的にも時間的にもコスト的にも困難であり、またこれを購入した人にとってはバッグへの収納や持ち運びが大変であると言う問題がある。従ってこれまでは縦や横に長過ぎる収容ケースと言うものは技術的には作れても現実的には売り場に置くことが出来なかったのである。
【0007】
そこでこの発明は、包装や収納・運搬を従来通りに行えるようにすると共に、家に持ち帰ってからは見掛けを変化させることが出来るような、新規な構造を備えた物品等の収容ケースを提供することを課題とする。または家に持ち帰って後、タワーや鉄道車両や駅舎や豪華客船などと言った長大な意匠を有するものを再現して見せてその収容物を引き立てることが出来るような、新規な構造を備えた物品等の収容ケースを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題は、請求項1の発明によれば、箱の側壁の延長部を折り返した時に内側となる内蓋と外側となって前記内蓋を包む外蓋とを有し、前記外蓋の下から引き出したり前記外蓋の下へ納めたりすることが出来るような抽出片を備えている物品等の収容ケースとすることにより達成される。箱の材質の選択は任意であるから、例えば紙や合成樹脂シートを選択することが出来る。抽出片は外蓋の下に設けられるわけであるが、外蓋側に取り付けたり内蓋側に取り付けたりするなど自由に設計して良い。また抽出片を引き出す構成としては、抽出片のスライド式や回動式が作り込み易いであろう。
【0009】
前記抽出片を外蓋の下から引き出すと、外箱の面積は引き出された抽出片の分だけ増加したことになり、また外箱の見掛けが変化したことになる。請求項2の発明では更に前記抽出片を延長し得るように設けている。従って抽出片を外蓋の下から引き出して更に延長させることが出来る。このようなことを可能にする構成の一例として、抽出片を2つ折りにしたものを上げる。あるいは抽出片を2枚重ねにし且つスライド自在に構成したものを上げる。請求項3の発明は、請求項1や請求項2の発明に関して、前記外蓋の下から相対する2方向に引き出したり納めたりすることが出来るような前記抽出片を備えているものとした点に特徴を有している。従って外蓋の面積はこの両側に引き出された抽出片の分だけ増加したことになる。箱の見掛けも大きく変化させることが出来る。なお2つの抽出片の大きさや形状は同一であっても異なっていても良い。
【0010】
このように見掛けが変化するだけでも興味深いのであるが、請求項4の発明では、前記外蓋と前記抽出片とに絵図が描かれており、前記抽出片を引き出した時に前記外蓋の絵図と前記抽出片の絵図とが繋がるように構成されているものとしている。この時の絵図には上述したようなタワーや鉄道車両や駅舎や豪華客船などの長大な意匠を有する絵図が好ましい。前記抽出片を外蓋の下から引き出すと、抽出片上の絵図が外箱の絵図とが一続きとなってモデルの長大さを再現して見せてインパクトを与えることが出来るのである。なお絵図にはレンチキュラーレンズやホログラムなどを用いた3D写真としても興趣がある。
【0011】
これに対して包装時には前記抽出片を外蓋の下へ納めることにより、見掛けが変化して一般的な箱の外観に戻り、包装し易い形状に纏めることが出来、持ち運びや収納も容易なものとなる。菓子の土産物などでは包装を行った状態で陳列展示されているが、このような陳列展示に際してもコンパクトである。この纏められた状態が例えば台形状であっても包装には問題がない。またこの状態で箱を保護するスリーブに納めたものとしても良い。或いはまたこの状態で箱を包装紙で包装したものとしても良い。こうしておけば販売時に包装紙による包装の手間を省くことが出来る。なお前記スリーブを用いる場合と同様であるが、展示用に抽出片を引き出した状態の見掛けが大きく変化したものを置いておけば、消費者には分かり易い。
【0012】
ところで、抽出片を前記外蓋の下から引き出したり前記外蓋の下へ納めたりすることが出来るようにする構成としては、請求項5の発明では、前記内蓋に平行に設けたガイド溝に前記抽出片の両側に設けた突出片を嵌め合わせて、前記抽出片が前記内蓋に対してスライド自在となるようにしたものを上げている。ここでは抽出片を内蓋側に取り付けているのであるが、前記ガイド溝を外蓋の内側に設けてここに抽出片をその突出片を嵌め合わせることで取り付ける構成も可能である。その何れにしても、前記突出片がガイド溝をスライドすることによって、抽出片を引き出したり納めたりすることが出来る。
【0013】
さて請求項6の発明は、前記抽出片が引き出し易くなるように、前記抽出片に引き手が設けられているものである。抽出片を外蓋の下に納めた時に、抽出片の一部が外蓋の縁部から出るように構成しても外蓋の下に完全に隠れるように構成しても良い。しかしながら後者の場合には抽出片が外蓋の下に完全に隠れると、次に引き出すのが大変になる可能性がある。そこで抽出片に引き手を設けて、この引き手が外蓋の外に出るようにしておくのである。
【発明の効果】
【0014】
この発明によれば、包装や収納・運搬は従来通りであるにも拘わらず、家に持ち帰ってからは、抽出片を操作して見掛けを変化させることが出来て興味深い。ここで更に、前記外蓋と前記抽出片とに絵図が描かれており、前記抽出片を引き出した時に前記外蓋の絵図と前記抽出片の絵図とが繋がるように構成したものとすることによって、家に持ち帰ってからはタワーや鉄道車両や駅舎や豪華客船などのような長大な意匠を有するものをワイドに再現して見せて、その収容物を引き立てることが出来ると言う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】 実施例1の蓋を開けた状態を表す説明図である。
【図2】 この動作状態を表した説明図である。
【図3】 この動作状態を表した説明図である。
【図4】 この使用状態を表した説明図である。
【図5】 実施例2の抽出片27の説明図である。
【図6】 実施例3の蓋を開けた状態を表した説明図である。
【図7】 この使用状態を表した説明図である。
【図8】 実施例4の動作状態を断面図にて表した説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下4つの実施例を図面に基づいて説明するが、この発明はこれ等の実施例にのみ限定されるものではない。
【実施例1】
【0017】
図1は紙箱の菓子ケース1であって、収容部10から外蓋11と右内蓋13及び左内蓋15とを開放した状態を平面視したものである。底部17は所謂ロックボトムである。
【0018】
外蓋11には、収容部10の壁面と閉じた右内蓋13及び左内蓋15の側縁部との間に挿入して、外蓋11を閉じるための差込片12が設けられている。前記右内蓋13にはその両縁部の近くに、内蓋を開放する方向にガイドスリット14が設けられている。同様に左内蓋15にはガイドスリット16が設けられている。
【0019】
また前記右内蓋13には、閉じた際に表側となる面に抽出片2がその角部両側に設けたスライド突片21を前記ガイドスリット14に填め込むようにして取り付けられている。このスライド突片21は抽出片2に切込線20を入れることで形成されている。なお図示の状態では抽出片2は右内蓋13に重ねられているが、この際に抽出片2は右内蓋13に隠れる程度の大きさ及び形状とされている。同様に、左内蓋15には、閉じた際に表側となる面に抽出片23がその角部両側に設けたスライド突片25を前記ガイドスリット16に填め込むようにして取り付けられている。スライド突片25は抽出片23に切込線24を入れることで形成されている。なお抽出片2,23にはこれを引き出し易くするための摘み22,26が設けられている。
【0020】
図2では右内蓋13、左内蓋15の順に内蓋を閉じた状態が表されている。外蓋11は開放されたままである。この状態から左内蓋15の抽出片23に付いている摘み26を引くと、抽出片23の両側のスライド突片25,25が左内蓋15の両側のガイドスリット14,14にガイドされて抽出片23が左内蓋15の下から引き出されて来る(図3)。実際には外蓋11を閉じた状態でこの操作を行うのであるから、抽出片23は外蓋11の下から引き出されたように見える。
【0021】
実際の使用に際しては右内蓋13、左内蓋15、外蓋11が全て閉じられた状態から、左内蓋15の抽出片23に付いている摘み26を左方に、右内蓋13の抽出片2に付いている摘み22を右方に引くと、これまで外蓋11しか見えない状態であったものの左右に抽出片2と抽出片23とが追加されたように見える(図4)。すなわちこの実施例1によれば見掛けの形状が大きく変化すると言う効果を奏するのである。
【0022】
更にこの実施例1では、抽出片2、外蓋11、抽出片23に一繋がりの絵図3が印刷されている。従って抽出片2,23を引き出した時に外蓋11の絵図と繋がって、ワイドな絵図3となるのである。この絵図には上述のようなタワーや鉄道車両や駅舎や豪華客船などの長大な意匠を有する絵図が好ましいが、この発明では長大な意匠に限定しない。なお絵図3にレンチキュラーレンズやホログラムなどを用いた3D写真や3Dイラストを用いることが可能である。
【実施例2】
【0023】
上述した実施例1で用いた抽出片2,23と差し替えて用いることが出来るものを図5に示す。この抽出片27は、基片28と折返片29とを谷折線200で繋げて成るものであり、通常は折返片29を谷折線200で折って基片28に重ねた状態で、内蓋に隠しておくようにするが、内蓋から引き出した後は折りを戻して拡げるようにする。これにより抽出片27の見掛けの形状が大きく変化すると共に、基片28と折返片29とに一繋がりで描かれた絵図30がワイドに見られるようになる。
【0024】
なお符号201はスライド突片であり、これを以て図示しない左内蓋のガイドスリットに填め込むようにして取り付けられる。前記画柄30は鎖線で表すように外箱へ、更には右内蓋へ繋がるように表すことが可能である。
【実施例3】
【0025】
図6は紙箱の菓子ケース4であって、収容部40から外蓋41と右フラップ43及び左フラップ44とを開放した状態を平面視したものである。底部45は所謂ロックボトムである。
【0026】
外蓋41には、収容部40の壁面と閉じた右フラップ43及び左フラップ44の側縁部との間に挿入して、外蓋41を閉じるための差込片42が設けられている。また外蓋41の内側には、1/4円の形状をした回動片5がその回動軸50を以て、右フラップ43に近い側の外蓋41の角近くに回動自在に取り付けられている。
【0027】
このように構成されているため、外蓋41を閉じた後に回動片5を引くと、それまでは外蓋41に隠れて見えない状態であった回動片5が回動軸50を以て回動し、外蓋41の下から現れて新たに追加されたように見えてくるため、見掛けの形状が大きく変化すると言う効果を奏する(図7)。回動片5の縁を外蓋41の方向に押すようにすると、今度は回動片5を逆方向に回動させて外蓋41の下に隠すことが出来る。
【0028】
なお外蓋41と回動片5とに一繋がりとなる絵柄を印刷するようにしても良い。また回動片5を引き易くするための摘みなどを取り付けるようにしても良い。
【実施例4】
【0029】
図8は紙箱の化粧品ケース6である。底部がある略方形の収容部60の内壁にこの収容部60よりも丈高の内筒61が填め込まれている。内筒61の頂部は後述する蓋部63を被嵌する開口部62となっている。
【0030】
天部を有する前記蓋部63はその内側に内蓋64が填め込まれている。この内蓋64は後述する抽出片7を納めて抽出片7をスライドさせるための隙間65を確保するためのものであると同時に、蓋部63を収容部60の開口部62に嵌合する時に開口部62に突き当てて位置決めを行うためのものである。
【0031】
前記抽出片7は、蓋部63の天部と内蓋64との間に出来た隙間65に蓋部63の側壁に設けた抽出口66から出入自在に納められている。なお抽出片7は蓋部63の中に納め切った状態で僅かに抽出口66から抽出の端緒となる部位を外に出す程度の大きさを有している。もっとも別途摘みなどを付けるようにすれば、抽出片7を蓋部63の中に完全に隠すように構成することも可能である。
【0032】
さて蓋部63の天部の下側に隠されている抽出片7を外に引き出すと、これまでは蓋部63しか見えない状態であったものの、一側に抽出片7の分だけ拡張されて見掛けの形状が大きく変化したように見える(図8)。これによりインパクトを与えることが出来る。しかしながら抽出片7を蓋部63の天部の下側に納めることによって、再び見掛けがコンパクトに変化して一般的な箱の外観に戻り、包装し易い形状に纏まり、持ち運びや収納も容易なものとなる。なお
【0033】
このように物品の収容部とこの蓋部とからなり、当該蓋部から引き出したり蓋部へ納めたりすることが出来るような抽出片を備えて成る物品等の収容ケースについてもこの発明の権利範囲内のものであり、更に抽出片を延長し得るように設けたものや、蓋部から相対する2方向に引き出したり納めたりすることが出来るような抽出片を備えているものや、蓋部と抽出片とに絵図が描かれており抽出片を引き出した時に蓋部の絵図と抽出片の絵図とが繋がるように構成されているものや、蓋部内に平行に設けたガイド溝に抽出片の両側に設けた突出片を嵌め合わせて抽出片をスライド自在とする構成や、抽出片を引き出すことがし易いように抽出片に引き手が設けられているものも、この発明の権利範囲内のものである。
【産業上の利用可能性】
【0034】
この発明は、ケース部分を物品等の収容部として用いるのではなく、ケース部分を基台とするスタンド式の模型や看板などとして活用することが可能である。
【符号の説明】
【0035】
1 菓子ケース
10 収容部
11 外蓋
12 差込片
13 右内蓋
14 ガイドスリット
15 左内蓋
16 ガイドスリット
17 底部
2 抽出片
20 切込線
21 スライド突片
22 摘み
23 抽出片
24 切込線
25 スライド突片
26 摘み
27 抽出片
28 基片
29 折返片
200 谷折線
201 スライド突片
3 絵図
30 絵図
4 菓子ケース
40 収容部
41 外蓋
42 差込片
43 右フラップ
44 左フラップ
45 底部
5 回動片
50 回動軸
6 化粧品ケース
60 収容部
61 内筒
62 開口部
63 蓋部
64 内蓋
65 隙間
66 抽出口
7 抽出片

【特許請求の範囲】
【請求項1】
箱の側壁の延長部を折り返した時に内側となる内蓋と外側となって前記内蓋を包む外蓋とを有し、前記外蓋の下から引き出したり前記外蓋の下へ納めたりすることが出来るような抽出片を備えている物品等の収容ケース。
【請求項2】
更に、前記抽出片を延長し得るように設けて成る、請求項1に記載の物品等の収容ケース。
【請求項3】
前記外蓋の下から相対する2方向に引き出したり納めたりすることが出来るような前記抽出片を備えている、請求項1または請求項2に記載の物品等の収容ケース。
【請求項4】
前記外蓋と前記抽出片とに絵図が描かれており、前記抽出片を引き出した時に前記外蓋の絵図と前記抽出片の絵図とが繋がるように構成されている、請求項1または請求項2または請求項3に記載の物品等の収容ケース。
【請求項5】
前記内蓋に平行に設けたガイド溝に前記抽出片の両側に設けた突出片を嵌め合わせることで、前記抽出片が前記内蓋に対してスライド自在となり、前記外蓋の下から引き出したり前記外蓋の下へ納めたりすることが出来るように構成されている、請求項1または請求項2または請求項3に記載の物品等の収容ケース。
【請求項6】
前記抽出片が引き出し易くなるように、前記抽出片に引き手が設けられている、請求項1または請求項2または請求項3に記載の物品等の収容ケース。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−86891(P2012−86891A)
【公開日】平成24年5月10日(2012.5.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−249117(P2010−249117)
【出願日】平成22年10月19日(2010.10.19)
【出願人】(393030774)株式会社エーモン (14)
【Fターム(参考)】