説明

現像剤搬送部材及び現像剤搬送装置

【課題】現像剤搬送部材が弾性変形することに伴う現像剤搬送量の減少を防止することにある。
【解決手段】トナーを一方向に搬送するトナー搬送スクリュー722であって、軸部と722a、搬送部722bとを備えている。軸部722aは、一方向に延び、一端側が固定支持されるとともに他端側が移動自在であり、弾性変形可能な部分である。搬送部722bは、軸部722aの外周側に設けられトナーを搬送する部分である。軸部722aは一端側が他端側に比較して太く形成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、現像剤搬送部材及び現像剤搬送装置、特に、現像剤を一方向に搬送する現像剤搬送部材及びこの現像剤搬送部材を有する現像剤搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
複写機やプリンタなどの電子写真方式の画像形成装置は、現像装置を備え用紙に画像を形成する画像形成部と、形成した画像を用紙に定着させる定着部と、用紙を画像形成部などに搬送する用紙搬送部と、画像が定着された用紙を排出する排出部と、現像装置に現像剤を搬送する現像剤搬送装置とを備えているものがある。このような画像形成装置では、画像形成部で画像が用紙に形成され、定着部で用紙に画像が定着される。画像が定着された用紙は排出部から排出される。現像装置の現像剤が減少すると現像剤搬送装置によって現像剤が現像装置に搬送される(特許文献1参照)。
【0003】
ここで、現像剤搬送装置には、現像装置の外部に配置され現像剤を内部に収納する現像剤収納容器と、現像剤収納容器の現像剤を現像装置に供給する現像剤供給部材と、現像剤収納容器と現像装置との間に配置された筒状部材と、筒状部材の内部に配置され現像剤を現像剤収納容器から現像剤供給装置まで搬送する現像剤搬送部材とを備えたものがある。現像剤搬送部材は、軸に螺旋状の羽根が設けられたスクリュー状の部材である。現像剤を搬送する際には、現像剤搬送部材が軸を中心として回転することで現像剤収納容器から現像剤供給部材側に現像剤が搬送される。現像剤が現像剤供給部材に搬送されると、現像剤供給部材によって現像装置に現像剤が供給される。
【特許文献1】特開2002−23472号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような現像剤搬送装置では、現像剤を現像剤搬送部材に補給する為の開口が現像剤収納容器に設けられており、筒状部材にも現像材収納容器の開口と重なり合う開口が配置されている。そして、現像剤収納容器の開口と筒状部材の開口とが重なり合う部分には空間が形成されている。ここで、現像剤搬送部材は、一般的に樹脂成型品であり、弾性変形しやすい部材であるので、現像剤搬送部材が回転する際に、この現像剤搬送部材が捩れて変形し、前述の空間に挟まり込む場合がある。このように現像剤搬送部材が開口部分の空間に挟まり込むと、現像剤の搬送効率が低下し、現像装置に搬送される現像剤の量が少なくなってしまう。
【0005】
本発明の課題は、現像剤搬送部材が弾性変形することに伴う現像剤搬送量の減少を防止することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る現像剤搬送部材は、現像剤を一方向に搬送する現像剤搬送部材であって、軸部と、搬送部とを備えている。軸部は、一方向に延び、一端側が固定支持されるとともに他端側が移動自在であり、弾性変形可能な部分である。搬送部は、軸部の外周側に設けられ現像剤を搬送する部分である。軸部は一端側が他端側に比較して太く形成されている。
【0007】
この現像剤搬送部材では、一端側が他端側に比較して太く形成されているために、一端側が弾性変形しにくくなっている。このために、現像剤搬送部材が大きく弾性変形して現像剤の搬送量が減少するのを抑えることができる。
【0008】
請求項2に係る現像剤搬送部材は、請求項1に記載の現像剤搬送部材であって、軸部と搬送部とは樹脂製の一体成型品である。
【0009】
ここでは、現像剤搬送部材が製造しやすくなる。
【0010】
請求項3に係る現像剤搬送部材は、請求項1又は2に記載の現像剤搬送部材であって、搬送部は螺旋状の羽根である。
【0011】
ここでは、軸部を回転させることで、現像剤を搬送することができる。
【0012】
請求項4に係る現像剤搬送装置は、現像剤収納容器から現像装置に現像剤を搬送する現像剤搬送装置であって、現像剤搬送部材と、筒状部材と、現像剤供給部材と、を備えている。現像剤搬送部材は、請求項1から3のいずれかに記載の部材である。筒状部材は、現像剤搬送部材が内部に設けられ、一端が現像剤収納容器に接続された筒状の部材である。現像剤供給部材は、筒状部材の他端が接続され、筒状部材を通して搬送されてくる現像剤を現像装置に供給可能な部材である。
【0013】
この現像剤搬送装置では、現像剤収納容器から現像剤が筒状部材に供給され、筒状部材内の現像剤搬送部材によって現像剤供給部材に現像剤が搬送される。そして、現像剤供給部材によって現像装置に現像剤が供給される。
【0014】
ここでは、現像剤搬送部材の一端側が他端側よりも太くなっているために一端側は他端側に対して弾性変形しにくくなっており、現像剤収納容器側に現像剤搬送部材の一端側を配置することで、現像剤搬送部材が大きく弾性変形して現像剤搬送量が減少するのを抑えることができる。
【0015】
請求項5に係る現像剤搬送装置は、請求項4に記載の現像剤搬送装置であって、筒状部材は、現像剤供給部材に接続された第1筒状部と、第1筒状部と現像剤収納容器との間に配置された第2筒状部とを有している。現像剤搬送部材は、第2筒状部内に位置している部分が他部分に比較して太く形成されている。
【0016】
ここでは、現像剤収納容器に接続される第2筒状部内に位置する部分が他の部分に比較して太くなっているために、第2筒状部内で弾性変形しにくくなっている。また、第2筒状部内に位置している部分以外の部分は細いために撓みやすく、特に現像剤供給部材が移動するような構成の場合は、その移動に伴って変形しやすくなる。
【0017】
請求項6に係る現像剤搬送装置は、請求項5に記載の現像剤搬送装置であって、現像剤搬送部材は第2筒状部の第1筒状部側の端部から徐々に太くなっている。
【0018】
ここでは、徐々に太くなっているために現像剤の搬送が妨げられにくくなる。
【発明の効果】
【0019】
本発明では、現像剤搬送部材が弾性変形することによる現像剤搬送量の減少を防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
1.構成
図1に本発明の一実施形態に係る画像形成装置としてのカラープリンタ1を示す。この図1は各構成要素の配置を示すための模式図であり、各部の詳細は省略して示している。
【0021】
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータなどに接続されており、外部のコンピュータなどから送られてくる画像情報に基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。カラープリンタ1は、画像形成部2と、用紙搬送部3と、定着部4と、用紙収納部5と、排出部6と、トナー補給装置7とを有している。ここで、トナー補給装置7については後に詳述する。
【0022】
画像形成部2は、感光体ドラム21と、回転現像装置22と、帯電装置23と、レーザユニット24と、クリーニング装置25とを有している。
【0023】
感光体ドラム21は、表面に静電潜像が形成される部材であって、カラープリンタ1のほぼ中央に配置されている。また、感光体ドラム21は、ドラム状の部材であって、図1の紙面に直交する方向に回転軸が設けられている。なお、感光体ドラム21の下側に、感光体ドラム21に近接して感光体ドラム21上のトナー画像を用紙に転写するための中間転写ベルト211が配置されている。
【0024】
回転現像装置22は、感光体ドラム21に隣接して配置された部材であって、全体として円柱状の装置である。回転現像装置22は、4つの現像器221(現像装置)と、この4つの現像器221を支持するフレーム222とを有している。現像器221は、図3に示すように容器本体223と、現像ローラ224とを備えている。容器本体223は、円柱を周方向に4分割したような形状であって、長手方向に延びる開口を有している。また、容器本体223の表面には、後述するトナー供給パイプ723が通過可能なトナー補給口223aが形成されており、このトナー補給口223aはシール部材223bを有している。シール部材223bは、略正方形のシート状の弾性部材であって、略中央に1本のスリット223cが形成されている。4つの容器本体223の内部には、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのトナーがそれぞれ収納されている。ここで、図3は現像器221のうちの一つを示すものである。現像ローラ224は、回転現像装置22の回転軸方向に延び、容器本体223の開口に配置されている。この現像ローラ224は感光体ドラム21の表面にトナーを供給するための部材である。現像ローラ224の両端には感光体ドラム21と現像ローラ224との間の距離を保つための距離規制コロ225が配置されている。この距離規制コロ225は現像ローラ224よりも半径の大きな円板状の部材であって、感光体ドラム21と現像ローラ224との間の距離を一定に保っている。
【0025】
帯電装置23は、感光体ドラム21の表面を帯電させるための装置であって、感光体ドラム21の上側に配置されている。
【0026】
また、レーザユニット24は、回転現像装置22の上側に配置された部材であって、感光体ドラム21上に画像データに基づいた静電潜像を形成するためにレーザ光を照射するための部分である。
【0027】
クリーニング装置25は、感光体ドラム21に残留した残留トナーなどの付着物を除去するための装置であって、本カラープリンタ1では感光体ドラム21の上側において感光体ドラム21の軸方向全体にクリーニングブレードが設けられている。
【0028】
用紙搬送部3は、用紙収納部5から画像形成部2と定着部4とを通過して排出部6まで連続する搬送路を有している。
【0029】
定着部4は、回転現像装置22の下側に配置されており、加熱ローラ41と加圧ローラ42とを有している。加熱ローラ41は、用紙上に形成された画像を形成するトナーを熱で溶解するための部材であって、加圧ローラ42の上側に配置されている。
【0030】
用紙収納部5は、カラープリンタ1の下部に配置された部分であって、給紙カセット51を有している。
【0031】
排出部6は、カラープリンタ1の上部表面に配置され、画像が形成された用紙を排出する。
【0032】
2.トナー補給装置
トナー補給装置7は、図1又は2に示すように、トナーを現像器221に補給するためのものであり、トナーコンテナ(現像剤収納容器)71と、トナー搬送装置72とを備えている。
【0033】
トナーコンテナ71は、感光体ドラム21の上方において、レーザユニット24とほぼ同じ高さ位置に配置されている。また、トナーコンテナ71は、内部にトナーを収納する箱状の部材であって、下部にトナー補給の際にトナー搬送パイプ721にトナーを供給するための第1開口711が設けられている。
【0034】
トナー搬送装置72は、トナーコンテナ71のトナーを現像器221に搬送するための装置であって、トナー搬送パイプ721(筒状部材)と、トナー搬送スクリュー722(現像剤搬送部材)と、トナー供給パイプ723(現像剤供給部材)と、トナー供給パイプ移動機構74とを備えている。
【0035】
トナー搬送パイプ721は、トナーコンテナ71とトナー供給パイプ723との間に配置され、一端がトナーコンテナ71に接続されている。また、トナー搬送パイプ721は、図2及び図4に示すように、第1筒状部721aと、第2筒状部721bとを備えている。第1筒状部721aは、一端がトナー供給パイプ723に連結されており、弾性部材によって形成されている。第2筒状部721bは、第1筒状部721aの他端側とトナーコンテナ71とに接続されており、トナーコンテナ71の図4における下側に配置されている。また、第2筒状部721bは、トナーコンテナ71の第1開口711に重なり合う第2開口721cを有しており、第2開口721cの近傍にトナーが通過可能な空間を有している。さらに第2筒状部721bは、第1筒状部721aが配置されている側端部の逆側端部(図2の右側端部)に図示しない駆動源から駆動力が入力される入力ギア721dが配置されている。なお、トナー搬送パイプ721は、トナー供給パイプ723の上下動に追従して移動可能なように、可撓性を有するパイプである。
【0036】
トナー搬送スクリュー722は、トナーをトナーコンテナ71側からトナー供給パイプ723に搬送する部材であって、軸部722aと、羽根部722b(搬送部)とを有している。また、トナー搬送スクリュー722は、弾性変形可能なエラストマーによって形成されており、トナー搬送パイプ721の内部に配置されている。軸部722aは、一端が第2筒状部721bの第1筒状部721aが接続されている側端部の逆側端部に回転自在に固定支持されており、入力ギア721dと一体回転するように配置されている。また、軸部722aは第2開口721cの近傍の空間内に配置されている部分が他の部分よりも太く形成されている。具体的には、第2筒状部721bの第1筒状部721aが配置されている側端部から入力ギア721dが配置されている側端部にむかって徐々に太くなっており、第2開口721cの図4における下側の空間内では均一の太さになっている。さらに軸部722aのトナー供給パイプ723側の端部は自由端になっており移動自在である。羽根部722bは、軸部722aの外周側に設けられ、軸部722aのほぼ全体に螺旋状に配置されている。この実施形態で説明している軸部の太さの比較については、トナーを搬送する部分(羽根部が配置されている部分)についての比較であって、軸部が支持されている部分やギアが配置されている部分は含んでいない。ここで、図4はトナー搬送パイプ721の断面図である。
【0037】
トナー供給パイプ723は、上下方向に長く、上端が図1の右側に、下端が図1の左側に傾斜している。また、トナー供給パイプ723の先端にはトナー補給用の開口が設けられている。このトナー供給パイプ723は、先端が先細形状となっており、現像器221側に移動した際には、先端が現像器221の表面に配置されたシール部材223bに形成されたスリット223cを通って内部に進入可能である。また、トナー供給パイプ723の内部には、トナー搬送用スクリュー部材723aが回転可能に設けられている。
【0038】
トナー供給パイプ移動機構74は、図2に示すように、トナー供給パイプ723の外周部に、軸方向に沿って設けられたラック741と、このラック741に噛み合うピニオンギア742とを有している。ピニオンギア742は装置のフレームに回転自在に支持されており、モータ及びウォーム、ウォームホイル及び減速ギア列によって駆動されるようになっている。そして、このトナー供給パイプ移動機構74によって、4つのトナー供給パイプ723は、上方の待避位置と、下方で先端部が現像器221の内部に進入した供給位置とを取り得る。ここで図2はトナー搬送パイプ721やトナー供給パイプ723等を示す図である。
【0039】
3.動作
画像形成動作について説明する。
【0040】
外部に接続されたコンピュータから画像情報が送信されてくると、感光体ドラム21の表面が帯電装置23によって帯電させられ、画像情報に基づいて照射装置から照射される。そして、感光体ドラム21上に静電潜像が形成されると、フレーム222が回転して各現像器221から感光体ドラム21にトナーが供給される。このようにして感光体ドラム21上に画像が形成されると、中間転写ベルト211を介して、用紙に転写される。画像が転写された用紙は定着部4に搬送され、定着部4で画像が定着される。その後、排出部6からカラープリンタ1の外部に排出される。
【0041】
次に、現像器221内のトナーが減少した際にトナーを補給する動作について説明する。
【0042】
現像器221内部のトナーが減少すると、モータの動力によってピニオンギア742が回転し、ピニオンギア742の回転に伴ってトナー供給パイプ723が図6の下側に移動する。このとき、トナー搬送パイプ721内のトナー搬送スクリュー722が駆動させられ、トナーがトナーコンテナ71からトナー供給パイプ723側に搬送される。すると、トナー供給パイプ723の内部のトナー搬送用スクリュー部材723aが回転しトナーをトナー供給パイプ723先端側に搬送する。このようにしてトナーコンテナ71のトナーが現像器221に補給される。
【0043】
ここでは、トナー搬送スクリュー722の軸部722aの第2開口721cの下側に配置された空間内に存在する部分の太さがトナー供給パイプ723の近傍よりも太いためにトナー搬送スクリュー722が撓みにくくなる。このために、トナー搬送パイプ721によってトナーコンテナ71のトナーをトナー供給パイプ723に搬送する場合にトナー搬送スクリュー722が第2開口721cの近傍の空間に挟まり込んで第2開口721cを塞ぐことによってトナー搬送量が減少するのを防止できる。さらに、トナー搬送スクリュー722のトナー供給パイプ723の近傍は軸部722aが太くないために撓みやすく、トナー供給パイプ723の上下動に伴ってトナー搬送パイプ721が変形しやすくなっている。
【0044】
4.他の実施形態
(a)上記実施形態では、カラープリンタ1について説明したが、本発明はこれに限られずに、複写機や複合機などであってもよい。
【0045】
(b)また、上記実施形態では、トナー補給装置について説明したが、クリーニング装置から廃棄現像剤回収容器に現像剤を搬送する現像剤回収装置の搬送部材としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【0046】
【図1】本発明の一実施形態に係るトナー搬送スクリューを備えたカラープリンタの全体概略図。
【図2】トナー補給装置を示す図。
【図3】現像器を示す図。
【図4】トナー搬送パイプの断面図。
【符号の説明】
【0047】
1 カラープリンタ
7 トナー補給装置
71 トナーコンテナ(現像剤収納容器)
72 トナー搬送装置
74 トナー供給パイプ移動機構
221 現像器(現像装置)
711 第1開口
721 トナー搬送パイプ(筒状部材)
721a 第1筒状部
721b 第2筒状部
721c 第2開口
722 トナー搬送スクリュー(現像剤搬送部材)
722a 軸部
722b 羽根部
723 トナー供給パイプ(現像剤供給部材)


【特許請求の範囲】
【請求項1】
現像剤を搬送する現像剤搬送部材であって、
一方向に延び、一端側が固定支持されるとともに他端側が移動自在であり、弾性変形可能な軸部と、
前記軸部の外周側に設けられ現像剤を搬送する搬送部と、
を備え、
前記軸部は前記一端側が他端側に比較して太く形成されている、
現像剤搬送部材。
【請求項2】
前記軸部と前記搬送部とは樹脂製の一体成型品である、請求項1に記載の現像剤搬送部材。
【請求項3】
前記搬送部は螺旋状の羽根である、請求項1又は2に記載の現像剤搬送部材。
【請求項4】
現像剤収納容器から現像装置に現像剤を搬送する現像剤搬送装置であって、
前記請求項1から3のいずれかに記載の現像剤搬送部材と、
前記現像剤搬送部材が内部に設けられ、一端が前記現像剤収納容器に接続された筒状部材と、
前記筒状部材の他端に接続され、前記筒状部材を通して搬送されてくる現像剤を前記現像装置に供給可能な現像剤供給部材と、
を備えた現像剤搬送装置。
【請求項5】
前記筒状部材は、前記現像剤供給部材に接続された第1筒状部と、前記第1筒状部と前記現像剤収納容器との間に配置された第2筒状部とを有し、
前記現像剤搬送部材は、前記第2筒状部内に位置している部分が他部分に比較して太く形成されている、
請求項4に記載の現像剤搬送装置。
【請求項6】
前記現像剤搬送部材は前記第2筒状部の前記第1筒状部側の端部から徐々に太くなっている、請求項5に記載の現像剤搬送装置。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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