説明

生ゴミ処理装置及び生ゴミ処理装置の臭気漏れ防止方法

【課題】生ゴミ収納部内の臭いが本体の外へ漏れるのを防ぐことができる生ゴミ処理装置を提供する。
【解決手段】生ゴミ処理装置Aは、 生ゴミを投入する投入口11と、生ゴミ収納部12に収納された前記生ゴミを攪拌する攪拌部13とを備えた本体1と、生ゴミ収納部12内の空気を本体1の外へ案内する排気通路20と、この排気通路20内に設けられ、本体1の外へ送風する排気ファン21と、消臭剤収納部8内の消臭剤気体を生ゴミ収納部12へ案内する消臭剤案内通路25内に設けられ消臭剤収納部8内の消臭剤気体を吸い込んで送風する消臭ファン26が設置されている。使用者の存在を検知する検知センサ30が使用者を検知すると消臭ファン26及び排気ファン21を動作させるものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、生ゴミ処理装置及び生ゴミ処理装置の臭気漏れ防止方法に係り、特に、生ゴミ収納部内の臭いが本体の外へ漏れるのを防ぐことができる生ゴミ処理装置及び生ゴミ処理装置の臭気漏れ防止方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、生ゴミを投入する投入蓋の開放動作と生ゴミを内蔵するケーシング内の消臭剤噴射を連動させるようにしてケーシング内の臭気が外部へ漏れないようにした生ゴミ処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平11−262746号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上述した生ゴミ処理装置(特開平11−262746号公報)にあっては、生ゴミを投入する投入蓋の開放動作と生ゴミを内蔵するケーシング内の消臭剤噴射を連動させて、消臭剤をケーシング内に噴射しても、消臭剤の効果が発揮されるまでには、タイムラグがあり、その効果には時間がかかりケーシング内の臭いが外へ漏れるという問題点が生じた。
本発明は、上述した問題点を除去するようにした生ゴミ処理装置及び生ゴミ処理装置の臭気漏れ防止方法を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
前記した目的を達成するための本発明の生ゴミ処理装置は、生ゴミを投入する投入口と、この投入口より投入された前記生ゴミを収納する生ゴミ収納部と、この生ゴミ収納部に収納された前記生ゴミを攪拌する攪拌部とを備えた本体と、前記投入口を開閉する投入口開閉蓋と、前記生ゴミ収納部内の空気を前記本体の外へ案内する排気通路と、この排気通路内に設けられ、前記本体の外へ送風する排気ファンと、前記本体内に設けられ、消臭剤を収納する消臭剤収納部と、この消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記生ゴミ収納部へ案内する消臭剤案内通路と、この消臭剤案内通路内に設けられ、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を吸い込んで、前記生ゴミ収納部へ送風する消臭ファンと、前記本体の前面側に設けられ、使用者を検知する検知センサと、前記検知センサが使用者を検知すると、前記消臭ファン及び前記排気ファンを動作させる制御手段とを有するものである。
【0005】
また、請求項2記載の生ゴミ処理装置は、請求項1記載の生ゴミ処理装置において、投入口を開閉する投入口開閉蓋を、生ゴミ収納部に遠い側から第1の投入口開閉蓋、第2の投入口開閉蓋の少なくとも2個以上備えているものである。
【0006】
また、請求項3記載の生ゴミ処理装置の臭気漏れ防止方法は、生ゴミを投入する投入口と、この投入口より投入された前記生ゴミを収納する生ゴミ収納部と、この生ゴミ収納部に収納された前記生ゴミを攪拌する攪拌部とを備えた本体と、前記投入口を開閉する投入口開閉蓋と、前記生ゴミ収納部内の空気を前記本体の外へ案内する排気通路と、この排気通路内に設けられ、前記本体の外へ送風する排気ファンと、前記本体内に設けられ、消臭剤を収納する消臭剤収納部と、この消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記生ゴミ収納部へ案内する消臭剤案内通路と、この消臭剤案内通路内に設けられ、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を吸い込んで、前記生ゴミ収納部へ送風する消臭ファンと、前記本体の前面側に設けられ、使用者を検知する検知センサとを備え、前記検知センサが使用者を検知すると、前記消臭ファン及び前記排気ファンを動作させるものである。
【0007】
また、請求項4記載の生ゴミ処理装置は、生ゴミを投入する投入口と、この投入口より投入された前記生ゴミを収納する生ゴミ収納部と、この生ゴミ収納部に収納された前記生ゴミを攪拌する攪拌部とを備えた本体と、前記投入口を開閉する投入口開閉蓋と、前記生ゴミ収納部内の空気を前記本体の外へ案内する排気通路と、この排気通路内に設けられ、前記本体の外へ送風する排気ファンと、前記本体内に設けられ、消臭剤を収納する消臭剤収納部と、この消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記生ゴミ収納部へ案内する消臭剤案内通路と、この消臭剤案内通路は、中途より分岐し、分岐した一方は前記排気通路に接続される消臭剤排気側通路であり、分岐した他方は前記生ゴミ収納部へ案内する消臭剤生ゴミ収納部側通路であり、前記分岐する手前は消臭剤通路であり、この消臭剤通路内に設けられ、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を吸い込んで、前記消臭剤排気側通路及び前記消臭剤生ゴミ収納部側通路へ送風する消臭ファンとを有するものである。
【0008】
また、請求項5記載の生ゴミ処理装置は、生ゴミを投入する投入口と、この投入口より投入された前記生ゴミを収納する生ゴミ収納部と、この生ゴミ収納部に収納された前記生ゴミを攪拌する攪拌部とを備えた本体と、前記投入口を開閉する投入口開閉蓋と、
前記生ゴミ収納部内の空気を前記本体の外へ案内する排気通路と、この排気通路内に設けられ、前記本体の外へ送風する排気ファンと、前記本体内に設けられ、消臭剤を収納する消臭剤収納部と、この消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記生ゴミ収納部へ案内する消臭剤生ゴミ収納部側通路と、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記排気通路に案内する消臭剤排気側通路と、前記消臭剤生ゴミ収納部側通路内に設けられ、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記生ゴミ収納部へ送風する第1の消臭ファンと、前記消臭剤排気側通路内に設けられ、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記消臭剤排気側通路へ送風する第2の消臭ファンとを有するものである。
【発明の効果】
【0009】
請求項1記載の生ゴミ処理装置によれば、投入口が投入口開閉蓋により開放される前に、検知センサが使用者を検知し、制御手段により消臭ファン及び排気ファンを動作させるため、投入口よりの臭いの漏れ、つまり、生ゴミ収納部内の臭いが本体の外へ漏れるのを防ぐことができる。
【0010】
また、請求項2記載の生ゴミ処理装置の臭気漏れ防止方法によれば、投入口が投入口開閉蓋により開放される前に、検知センサが使用者を検知し、制御手段により消臭ファン及び排気ファンが動作するため、投入口よりの臭いの漏れ、つまり、生ゴミ収納部内の臭いが本体の外へ漏れるのを防ぐことができ、しかも、投入口を開閉する投入口開閉蓋を、生ゴミ収納部に遠い側から第1の投入口開閉蓋、第2の投入口開閉蓋の少なくとも2個以上備えているため、開閉動作に時間を要するようにして、その間、消臭ファン及び排気ファンの動作により、生ゴミ収納部内の脱臭効果を発揮させて、生ゴミ収納部内の臭いが本体の外へ漏れるのをより防ぐことができる。
【0011】
また、請求項3記載の生ゴミ処理装置の臭気漏れ防止方法によれば、投入口が投入口開閉蓋により開く前に、検知センサが使用者を検知し、制御手段により消臭ファン及び排気ファンを動作させるため、投入口よりの臭いの漏れ、つまり、生ゴミ収納部内の臭いが本体の外へ漏れるのを防ぐことができる。
【0012】
また、請求項4記載の生ゴミ処理装置によれば、生ゴミ収納部内の空気は、消臭剤生ゴミ収納部側通路を介して供給される消臭剤により消臭され、排気通路により本体の外へ送風されると共に、消臭剤排気側通路を介して排気通路内に直接消臭剤が供給されるため、生ゴミ収納部内の臭いが本体の外へ漏れるのを防ぐことができる。
【0013】
また、請求項5記載の生ゴミ処理装置によれば、生ゴミ収納部内の空気は、消臭剤生ゴミ収納部側通路を介して供給される消臭剤により消臭され、排気通路により本体の外へ送風されると共に、消臭剤排気側通路を介して排気通路内に直接消臭剤が供給されるため、生ゴミ収納部内の臭いが本体の外へ漏れるのを防ぐことができる。
【実施例】
【0014】
本発明の一実施例の生ゴミ処理装置及び生ゴミ処理装置の臭気漏れ防止方法を図面を参照して説明する。
図1乃至図4において、Aは生ゴミ処理装置で、生ゴミ処理装置Aは、例えば、生ゴミを攪拌すると共に、好気性菌を投入して発酵を促進させて処理するものである。また、生ゴミは、例えば、飲食店等において発生する残飯、野菜屑、ファーストフード店、コンビニエンスストアー等から出る賞味期限切れの弁当、食品等である。
【0015】
1は、生ゴミを投入する投入口11と、投入口11より投入された生ゴミを収納する生ゴミ収納部12と、この生ゴミ収納部12に収納された生ゴミを攪拌する攪拌部13とを備えた本体である。
生ゴミ収納部12は本体1の下方に位置し、攪拌部13は、例えば、生ゴミ収納部12の略中央に位置し、モータ2よりの回転をスプロケット3、チェーン等の伝達部材4を介して回転する回転軸5に直交するように設けられた複数の部材13aで構成されている。
【0016】
投入口11は、投入口開閉蓋6により開閉される。開閉は、例えば、投入口開閉蓋6の一端を軸支して回動するようにする。投入口開閉蓋6を回動させた状態を図3に示す。投入口開閉蓋6は1個でも良いが、望ましくは、少なくとも2個以上備えている方が良い。
即ち、投入口を開閉する投入口開閉蓋6を、生ゴミ収納部12に遠い側から第1の投入口開閉蓋61、第2の投入口開閉蓋62の少なくとも二つ以上備えている。
これは、投入口開閉蓋6の開閉動作に時間を要するようにして、その間、後述する消臭ファン及び排気ファンの動作により、生ゴミ収納部12内の脱臭効果を増大させて、生ゴミ収納部12内の臭いが本体1の外へ漏れるのをより防ぐようにするためである。
なお、第1の投入口開閉蓋61は、本体1の上方中央に位置し、第2の投入口開閉蓋62は、生ゴミ収納部12の上方に位置し、例えば、水平方向にスライド自在に支持され、図4は、第2の投入口開閉蓋62が水平方向に移動し、生ゴミ収納部12の上方が開放している状態を示している。
7は、消臭剤収納部8の収納室を開閉する開閉蓋であり、9は、脱臭装置10(例えば、活性炭による脱臭装置)の収納室を開閉する開閉蓋である。
【0017】
20は、生ゴミ収納部12内の空気を本体1の外へ案内する排気通路で、21は排気通路20内に設けられ、本体1の外へ送風する排気ファンで、排気ファン21は、後述する検知センサ30が使用者を検知すると、後述する制御手段40により動作する。22は、排気通路20内に設けられ、生ゴミ処理装置Aが作動している間、常時動作し、本体1の外へ送風する脱臭用排気ファンである。
【0018】
8は、本体1内に設けられ、消臭剤を収納する消臭剤収納部で、25は、消臭剤収納部8内の消臭剤を生ゴミ収納部12へ案内する消臭剤案内通路で、消臭剤案内通路25の先端は、生ゴミ収納部12内を臨むように構成されている。
26は、消臭剤案内通路25内に設けられ、消臭剤収納部8内の消臭剤を吸い込んで、生ゴミ収納部12へ送風する消臭ファンである。
【0019】
30は本体1の前面側に設けられ、使用者を検知する検知センサで、検知センサ30は、例えば、検知領域内で使用者を検知するもので、赤外線センサ、超音波センサ等である。40は、検知センサ30が投入口開閉蓋6を開けようとする使用者を検知すると、消臭ファン26及び排気ファン21を動作させる制御手段で、例えば、検知センサ30が使用者を検知すると、消臭ファン26及び排気ファン21の回路を閉じるようにして消臭ファン26及び排気ファン21を動作させるるものである。
【0020】
従って、使用者が生ゴミを入れようと生ゴミ処理装置Aに近づき、投入口開閉蓋6(第1の投入口開閉蓋61、第2の投入口開閉蓋62)を開けようとすると、検知センサ30が使用者を検知し、つまり、投入口11が投入口開閉蓋6(第1の投入口開閉蓋61、第2の投入口開閉蓋62)により開放される前に、制御手段40により消臭ファン26及び排気ファン21が動作するため、投入口11よりの臭いの漏れ、つまり、生ゴミ収納部12内の臭いが本体1の外へ漏れるのを防ぐことができる。
なお、消臭ファン26及び排気ファン21は、検知センサ30が使用者を検知しないと、動作を停止するようになっているが、脱臭用排気ファン22は、攪拌部13が動作している間、つまり、回転軸5が回転している間、ON状態を維持して生ゴミ収納部12内の臭いを脱臭装置10で除去して本体1の外へ排出するように制御手段40により制御している。
また、消臭ファン26及び排気ファン21は、検知センサ30が使用者を検知しないと、動作を停止するようにしたが、本願発明にあってはこれに限らず、例えば、検知センサ30が使用者を検知し、検知後タイマーにより一定時間後、動作を停止するように制御手段40により制御するようにしても良い。
【0021】
また、上述の実施例では、排気通路20に設けた排気ファン21と脱臭用排気ファン22を直列に配置したが、排気ファン21と脱臭用排気ファン22を、図5に示すように、並列に設けても良い。脱臭装置10は、脱臭用排気ファン22より上流側に位置している。
また、図5に示すように、消臭剤収納部8内の消臭剤を案内する消臭剤案内通路25を中途より分岐しても良い。
即ち、分岐した一方は排気通路20に接続される消臭剤排気側通路25Bであり、分岐した他方は生ゴミ収納部12へ案内する消臭剤生ゴミ収納部側通路25Aであり、前記分岐する手前は消臭剤通路25Cとなっている。
そして、特に、前述した消臭ファン26は、消臭剤通路25C内に設けられ、消臭剤収納部8内の消臭剤を吸い込んで、消臭剤排気側通路25B及び消臭剤生ゴミ収納部側通路25Aへ送風するようになっている。
【0022】
生ゴミ収納部12内の空気は、消臭剤生ゴミ収納部側通路25Aを介して供給される消臭剤により消臭され、排気通路20により本体1の外へ送風されると共に、消臭剤排気側通路25Bを介して排気通路20内に直接消臭剤が供給されるため、生ゴミ収納部12内の臭いが本体1の外へ漏れるのを防ぐことができる。なお、図5においては、図1乃至図4記載のものと同一部分に同一符号を付してその説明を一部省略している。
【0023】
また、上述の実施例(図1乃至図5)では、1個の消臭ファン26を消臭剤通路25C内に設け、1個の消臭ファン26により、消臭剤収納部8内の消臭剤を吸い込んで、消臭剤排気側通路25B及び消臭剤生ゴミ収納部側通路25Aへ送風するようにしたが、第1の消臭ファン26A、第2の消臭ファン26Bと2個設けても良い。
即ち、図6に示すように、消臭剤収納部8と生ゴミ収納部12とを連通する消臭剤生ゴミ収納部側通路25A内に第1の消臭ファン26Aを設け、消臭剤収納部12内の消臭剤を生ゴミ収納部12へ送風して導き、また、消臭剤収納部8と排気通路20とを連通する消臭剤排気側通路25B内に第2の消臭ファン26Bを設け、消臭剤排気側通路25B内の消臭剤を排気通路20へ送風して導くようにしても、上述と同様な効果を有する。
なお、図6においては、図1乃至図5記載のものと同一部分に同一符号を付してその説明を一部省略している。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】図1は、本発明の一実施例の生ゴミ処理装置の概略的斜視図である。
【図2】図2は、図1の生ゴミ処理装置の概略的正断面図である。
【図3】図3は、図1の生ゴミ処理装置の概略的側断面図である。
【図4】図4は、 図1の生ゴミ処理装置の機能部分を説明するための概略的説明図である。
【図5】図5は、 図1の生ゴミ処理装置と異なる他の生ゴミ処理装置の機能部分を説明するための概略的説明図である。
【図6】図6は、 図5の生ゴミ処理装置と異なる他の生ゴミ処理装置の機能部分を説明するための概略的説明図である。
【符号の説明】
【0025】
A ・・・・・生ゴミ処理装置
1 ・・・・・本体
6 ・・・・・投入口開閉蓋
8 ・・・・・消臭剤収納部
11 ・・・・・投入口
12 ・・・・・生ゴミ収納部
13 ・・・・・攪拌部
20 ・・・・・排気通路
21 ・・・・・排気ファン
25 ・・・・・消臭剤案内通路
26 ・・・・・消臭ファン
30 ・・・・・検知センサ
40 ・・・・・制御手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】
生ゴミを投入する投入口と、この投入口より投入された前記生ゴミを収納する生ゴミ収納部と、この生ゴミ収納部に収納された前記生ゴミを攪拌する攪拌部とを備えた本体と、
前記投入口を開閉する投入口開閉蓋と、
前記生ゴミ収納部内の空気を前記本体の外へ案内する排気通路と、
この排気通路内に設けられ、前記本体の外へ送風する排気ファンと、
前記本体内に設けられ、消臭剤を収納する消臭剤収納部と、
この消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記生ゴミ収納部へ案内する消臭剤案内通路と、
この消臭剤案内通路内に設けられ、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を吸い込んで、前記生ゴミ収納部へ送風する消臭ファンと、
前記本体の前面側に設けられ、使用者を検知する検知センサと、
前記検知センサが使用者を検知すると、前記消臭ファン及び前記排気ファンを動作させる制御手段とを有することを特徴とする生ゴミ処理装置。
【請求項2】
投入口を開閉する投入口開閉蓋を、生ゴミ収納部に遠い側から第1の投入口開閉蓋、第2の投入口開閉蓋の少なくとも2個以上備えていることを特徴とする請求項1記載の生ゴミ処理装置。
【請求項3】
生ゴミを投入する投入口と、この投入口より投入された前記生ゴミを収納する生ゴミ収納部と、この生ゴミ収納部に収納された前記生ゴミを攪拌する攪拌部とを備えた本体と、
前記投入口を開閉する投入口開閉蓋と、
前記生ゴミ収納部内の空気を前記本体の外へ案内する排気通路と、
この排気通路内に設けられ、前記本体の外へ送風する排気ファンと、
前記本体内に設けられ、消臭剤を収納する消臭剤収納部と、
この消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記生ゴミ収納部へ案内する消臭剤案内通路と、
この消臭剤案内通路内に設けられ、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を吸い込んで、前記生ゴミ収納部へ送風する消臭ファンと、
前記本体の前面側に設けられ、使用者を検知する検知センサとを備え、
前記検知センサが使用者を検知すると、前記消臭ファン及び前記排気ファンを動作させることを特徴とする生ゴミ処理装置の臭気漏れ防止方法。
【請求項4】
生ゴミを投入する投入口と、この投入口より投入された前記生ゴミを収納する生ゴミ収納部と、この生ゴミ収納部に収納された前記生ゴミを攪拌する攪拌部とを備えた本体と、
前記投入口を開閉する投入口開閉蓋と、
前記生ゴミ収納部内の空気を前記本体の外へ案内する排気通路と、
この排気通路内に設けられ、前記本体の外へ送風する排気ファンと、
前記本体内に設けられ、消臭剤を収納する消臭剤収納部と、
この消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記生ゴミ収納部へ案内する消臭剤案内通路と、 この消臭剤案内通路は、中途より分岐し、分岐した一方は前記排気通路に接続される消臭剤排気側通路であり、分岐した他方は前記生ゴミ収納部へ案内する消臭剤生ゴミ収納部側通路であり、前記分岐する手前は消臭剤通路であり、
この消臭剤通路内に設けられ、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を吸い込んで、前記消臭剤排気側通路及び前記消臭剤生ゴミ収納部側通路へ送風する消臭ファンとを有することを特徴とする生ゴミ処理装置。
【請求項5】
生ゴミを投入する投入口と、この投入口より投入された前記生ゴミを収納する生ゴミ収納部と、この生ゴミ収納部に収納された前記生ゴミを攪拌する攪拌部とを備えた本体と、
前記投入口を開閉する投入口開閉蓋と、
前記生ゴミ収納部内の空気を前記本体の外へ案内する排気通路と、
この排気通路内に設けられ、前記本体の外へ送風する排気ファンと、
前記本体内に設けられ、消臭剤を収納する消臭剤収納部と、
この消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記生ゴミ収納部へ案内する消臭剤生ゴミ収納部 側通路と、
前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記排気通路に案内する消臭剤排気側通路と、
前記消臭剤生ゴミ収納部側通路内に設けられ、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記生ゴミ収納部へ送風する第1の消臭ファンと、
前記消臭剤排気側通路内に設けられ、前記消臭剤収納部内の前記消臭剤を前記消臭剤排気側通路へ送風する第2の消臭ファンとを有することを特徴とする生ゴミ処理装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2006−110437(P2006−110437A)
【公開日】平成18年4月27日(2006.4.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−299468(P2004−299468)
【出願日】平成16年10月14日(2004.10.14)
【出願人】(398014078)ピース産業株式会社 (4)
【Fターム(参考)】