説明

生物玩具の組付け構造

【課題】 従来は、板状の食材にカット線等の切離し手段で、切離した食材パーツで、動植物、建物、人形、家具、車輌等を組立て・分解し、この組立てで情操教育、頭脳の活性化と、老化防止等と、また、頭の働きとしての啓蒙道具と、又は趣味感の達成と、心身のリフレッシュと、疲労回復等に寄与する食材玩具の構造である。

【構成】 本発明は、板素材を加工した生物玩具で、生物玩具の骨格は、長手方向の支持体パーツと、生物玩具の体格は、短手方向の体格片パーツで構成し、支持体パーツの第一差込み側には、略同じ深さの複数個の第一切欠き部を形成し、また体格片パーツの第二差込み側には、不均等な深さの複数個の第二切欠き部を形成し、第一切欠き部に対し第二切欠き部を差込み支持し、体格片パーツで、生物玩具の胴体の膨らみを表現する生物玩具の組付け構造である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鋼材、板材、又はプラスチック等の板素材を、レーザー加工して形成する生物玩具の組付け構造に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明に、最も近い発明として、本発明者が提案する特開2007−209310の「切離し及び/又は組付け・分解可能な板状食材の構造」がある(文献(1)とする)。この発明は、板状の食材に切離し用のカット線、ミシン目等の切離し手段を介して、切離された食材パーツを成形可能とし、この食材パーツで、動植物、建物、人形、家具、車輌等の固形物(固形物とする)を組立て・分解(組立て等とする)し、この組立て等により、例えば、情操教育、頭脳の活性化と、老化防止等を図り、かつ頭の働きを達成するための啓蒙道具と、或いは組立て等による趣味感の達成等を図り、かつ心身のリフレッシュと、疲労回復等に寄与する構成のせんべい、ビスケット、チョコレート、飴等の板状食材の構造である。その目的は、前述した、啓蒙道具と、趣味達成、及び心身のリフレッシュと、疲労回復に寄与する等にある。
【0003】
この文献(1)は、食材パーツを板状として集合し、切離し手段を利用し、それぞれの食材パーツに分解する所作と、この食材パーツを固形物に組立てる所作、並びに固形物を観賞する等の利点がある。しかし、この食材パーツは、レーザー加工で切断するが、食材であることから、切断端面にバリ(切残し、欠損等によるバリ)が発生し易く、嵌合凹凸がしっくり行かないことが考えられる。従って、固形物の成形時の定形性(形状)が確保されないこと、又は形状の確保は、短期間になること等の問題を抱えている。最も、食材であることを考慮すれば、この程度の形状の確保と、期間であれば、十分とも考えられる。また、一度、組立てた後の分解と、再度の組立ては、困難性が考えられる。
【0004】
次に、実用新案登録第3060834号の「立体交差式多片組合せ玩具」がある(文献(2)とする)。この考案は、玩具の板片パーツを組合せて、玩具を構成するに際し、二枚の脚用板片パーツと、この二枚の板片パーツ間に設けた中間板片パーツ(連結手段)と、この中間板片パーツに嵌合した胴体用板片パーツで、骨格部(動物玩具の胴体)を構成し、この胴体用板片パーツに、頭部用の板片パーツを嵌合する構造である。従って、簡易に立体交差式多片組立て玩具が形成できることと、組立て状態の強度の向上が図れること等の特徴が考えられる。しかし、この文献(2)は、中間板片パーツを主体とする構造であり、写実性に欠けることと、立体交差式多片の玩具であるが、動植物の膨らみ(胴体の肉厚)に関し、十分な配慮がされていないこと等の改良点が考えられる。また、この文献(2)は、胴体用板片パーツ・中間板片パーツと、脚用板片パーツの組立て(嵌合)は、相互の溝の混合関係であり(胴体用板片パーツ・中間板片パーツ等の一部の長さの嵌合)、組付け後の定形性に問題を残している。
【0005】
また、実用新案登録第3125531号の「組立て置物」がある(文献(3)とする)。この考案は、展開した主体部紙片パーツを組立てて主体部を構成し、同様に頭部、左右脚部と、一枚の紙片パーツで形成した左右腕部で構成し、この主体部に、各頭部、左右脚部と、左右腕部を差込み組付けて置物を構成し、写実的な恐竜の置物を提供することを意図する。しかし、この文献(3)は、紙片パーツを主体とする構造であり、写実性に欠けることと、展開した紙片パーツを組立てて、恐竜の膨らみ(胴体、頭、又は脚の肉厚)に関し、十分な配慮がされていないこと等の改良点が考えられる。
【0006】
【特許文献1】特開2007−209310
【特許文献2】実用新案登録第3060834号
【特許文献3】実用新案登録第3125531号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
前述した文献(1)〜(3)においては、前述した、それぞれの改良点が考えられること、又は組立て後の骨格の標本の感覚を凌駕した、所謂、写実的な感覚を連想するには、更なる改良点が考えられる。
【0008】
上記に鑑み、本発明は、次に記載した内容を意図する。
「1」 生物玩具の骨格を構成する支持体パーツと、また、生物玩具の体格を構成する体格片パーツを、確実に組付け(各組付け長さ全体の挾持関係を確保する)、生物玩具の形状の定形性の確保と、この生物玩具の型崩れを防止する。
「2」 この組付け構造を採用することで、一度の組付けで、その各切欠き部が崩れることがなく、分解及び再度の組付けも可能となる。
「3」 また、鋼材、板材、又はプラスチック等の板素材を、レーザー加工を利用し、各パーツ、及び切欠き部を成形することで、この各パーツ、及び各切欠き部の形状、加工、又は寸法等の正確性と、加工端面の正確性が確保できる。
「4」 前記「3」により、この生物玩具を、例えば、手、指等の人体で接触しても、怪我をすることなく、安全であり重宝する。
「5」 さらに、各パーツを組付ける際に、この各パーツの位置を確定するための手段を、各切欠き部の所定の箇所に形成する構成とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、本発明の上記「1」〜「4」に記載した意図を達成することにある。
【0010】
請求項1は、鋼材、板材、又はプラスチック等の板素材を加工して形成する生物玩具であり、この生物玩具の骨格は、板素材を加工した長手方向の支持体パーツで構成し、またこの生物玩具の体格は、板素材を加工した短手方向の体格片パーツで構成したことを特徴とし、
この支持体パーツの第一差込み側には、上端から中間部位に向かって、略同じ深さの複数個の第一切欠き部を形成し、またこの体格片パーツの第二差込み側には、下端から上端に向かって、不均等な深さの複数個の第二切欠き部を形成し、
前記複数個の第一切欠き部に対して、前記複数個の第二切欠き部を差込み支持することで、この体格片パーツで、前記生物玩具の胴体の膨らみを表現する構成とした生物玩具の組付け構造である。
【0011】
請求項2の発明は、請求項1に記載した意図を達成しつつ、かつこの意図を達成するに最適な、支持体パーツの第一切欠き部の構造を提供する。
【0012】
請求項2は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具の支持体パーツの第一切欠き部が、この生物玩具の頭部位から尻部位に向かって、略均等な間隔を保持することで、前記胴体の膨らみを、写実的に表現する構成とした生物玩具の組付け構造である。
【0013】
請求項3・4の発明は、本発明の上記「1」〜「5」に記載した意図を達成することにある。
【0014】
請求項3は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具の体格片パーツの第二切欠き部は、下端から上端に向かって、拡開した形状とし、前記支持体パーツに差込み支持した状態で、前記体格片パーツが、この支持体パーツに、確実に挾持された状態が確保される構成とした生物玩具の組付け構造である。
【0015】
請求項4は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具の支持体パーツの第一切欠き部の一辺側の下部に、突起を形成し、この突起には、前記第一切欠き部に差込まれた体格片パーツの下端が添接される構成とした生物玩具の組付け構造である。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1に記載した意図を達成しつつ、かつこの意図を達成するに最適な、擬似ねずみの構造を提供する。
【0017】
請求項5は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具が擬似ねずみであって、この複数の体格片パーツの第三差込み側には、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第三切欠き部を形成し、この第三切欠き部に、この生物玩具の耳パーツを差込み形成する構成とした生物玩具の組付け構造である。
【0018】
請求項6の発明は、請求項1に記載した意図を達成しつつ、かつこの意図を達成するに最適な、擬似ねずみの構造を提供する。
【0019】
請求項6は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具が擬似猪であって、この複数の体格片パーツの第四差込み側には、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第四切欠き部を形成し、この第四切欠き部に、この生物玩具の牙パーツ、又は足パーツを差込み形成する構成とした生物玩具の組付け構造である。
【0020】
請求項7の発明は、請求項1に記載した意図を達成しつつ、かつこの意図を達成するに最適な、擬似キリンの構造を提供する。
【0021】
請求項7は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具が擬似キリンであって、この複数の体格片パーツの第四差込み側には、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第四切欠き部を形成し、この第四切欠き部に、この生物玩具の足パーツを差込み形成し、また、この複数の体格片パーツの第五差込み側には、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第五切欠き部を形成し、この第五切欠き部に、この生物玩具の耳パーツを差込み形成する構成とした生物玩具の組付け構造である。
【0022】
請求項8の発明は、請求項1に記載した意図を達成しつつ、かつこの意図を達成するに最適な、擬似バッタの構造を提供する。
【0023】
請求項8は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具が擬似バッタであって、この複数の体格片パーツの第六差込み側には、中間側面から内部に向かって、不均等な深さの第六切欠き部を形成し、この第六切欠き部に、この生物玩具の足パーツを差込み形成する構成とした生物玩具の組付け構造である。
【発明の効果】
【0024】
請求項1の発明は、鋼材等の板素材を加工して形成する生物玩具であり、生物玩具の骨格は、長手方向の支持体パーツで、また生物玩具の体格は、短手方向の体格片パーツで、それぞれ構成し、
支持体パーツの第一差込み側には、上端から中間部位に向かって、略同じ深さの複数個の第一切欠き部を形成し、また体格片パーツの第二差込み側には、下端から上端に向かって、不均等な深さの複数個の第二切欠き部を形成し、
各第一切欠き部に対して、各第二切欠き部を、それぞれ差込み支持し、体格片パーツで、生物玩具の胴体の膨らみを表現する生物玩具の組付け構造である。
【0025】
従って、請求項1は、本発明の意図する前記「1」〜「4」を達成できる特徴がある。
【0026】
請求項2の発明は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
生物玩具の支持体パーツの第一切欠き部が、生物玩具の頭部位から尻部位に向かって、略均等な間隔を保持することで、胴体の膨らみを、写実的に表現する生物玩具の組付け構造である。
【0027】
従って、請求項2は、請求項1に記載した意図を達成でき、かつこの意図を達成するに最適な、支持体パーツの第一切欠き部の構造を提供できる特徴がある。
【0028】
請求項3の発明は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
生物玩具の体格片パーツの第二切欠き部の形状を、下端から上端に向かって拡開し、支持体パーツに差込み支持した状態で、支持体パーツに、確実に挾持された状態が確保される生物玩具の組付け構造である。
【0029】
請求項4の発明は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
生物玩具の支持体パーツの第一切欠き部の一辺側の下部に形成した突起に、第一切欠き部に差込まれた体格片パーツの下端が添接される生物玩具の組付け構造である。
【0030】
従って、請求項3・4は、本発明の意図する前記「1」〜「5」を達成できる特徴がある。
【0031】
請求項5の発明は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
生物玩具が擬似ねずみであり、複数個の体格片パーツの第三差込み側に、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第三切欠き部を形成し、第三切欠き部には、生物玩具の耳パーツを差込み形成する生物玩具の組付け構造である。
【0032】
従って、請求項5は、請求項1に記載した意図を達成でき、かつこの意図を達成するに最適な、擬似ねずみの構造を提供できる特徴がある。
【0033】
請求項6は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具が擬似猪であり、複数の体格片パーツの第四差込み側に、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第四切欠き部を形成し、第四切欠き部には、生物玩具の牙パーツ、又は足パーツを差込み形成する生物玩具の組付け構造である。
【0034】
従って、請求項6は、請求項1に記載した意図を達成でき、かつこの意図を達成するに最適な、擬似ねずみの構造を提供できる特徴がある。
【0035】
請求項7の発明は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
生物玩具が擬似キリンであり、複数の体格片パーツの第四差込み側に、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第四切欠き部を形成し、第四切欠き部には、生物玩具の足パーツを差込み形成し、また、複数の体格片パーツの第五差込み側に、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第五切欠き部を形成し、第五切欠き部には、生物玩具の耳パーツを差込み形成する生物玩具の組付け構造である。
【0036】
従って、請求項7は、請求項1に記載した意図を達成でき、かつこの意図を達成するに最適な、擬似キリンの構造を提供できる特徴がある。
【0037】
請求項8の発明は、請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
生物玩具が擬似バッタであり、複数の体格片パーツの第六差込み側に、中間側面から内部に向かって、不均等な深さの第六切欠き部を形成し、第六切欠き部には、生物玩具の足パーツを差込み形成する構成とした生物玩具の組付け構造である。
【0038】
従って、請求項8は、請求項1に記載した意図を達成でき、かつこの意図を達成するに最適な、擬似バッタの構造を提供できる特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】擬似ねずみの一例の組付け状態の斜視図
【図2】図1の分解斜視図
【図3】擬似猪の組付け状態の斜視図
【図4】図3の分解斜視図
【図5】擬似キリンの組付け状態の斜視図
【図6】擬似バッタの組付け状態の斜視図
【図7】擬似人間の組付け状態の斜視図
【図8】図1の他の一例を示した一部を取外した斜視図
【図9】図1のさらに他の一例を示した一部を取外した斜視図
【図10】図9の分解斜視図
【発明を実施するための形態】
【0040】
本発明の一例を説明する。
【0041】
図面の説明をすると、図1は擬似ねずみの一例の組付け状態の斜視図、図2は図1の分解斜視図、図3は擬似猪の組付け状態の斜視図、図4は図3の分解斜視図、図5は擬似キリンの組付け状態の斜視図、図6は擬似バッタの組付け状態の斜視図、図7は擬似人間の組付け状態の斜視図、図8は図1の他の一例を示した一部を取外した斜視図、図9は図1のさらに他の一例を示した一部を取外した斜視図、図10は図9の分解斜視図、である。
【0042】
以下、各擬似生物玩具に関して、それぞれ個別に説明するが、この説明は、生物玩具(置物、又はモニュメント等の造形物)の好ましい一例である。
【0043】
図1と、図2において、1は鋼材、板材、又はプラスチック等の硬質性の板素材(図示しない)を、レーザー加工(加工とする)して形成する擬似ねずみで、この擬似ねずみ1(生物玩具)は、その骨格100は、板素材を加工した擬似ねずみ1の長手方向Xの外形を形成する(表現する)支持体パーツ2で構成し、またこの擬似ねずみ1の体格101は、板素材を加工した短手方向Yの肉厚(肉付き、膨らみ)を形成する体格片パーツ3を、複数個、かつ略均等な間隔で設けることで構成する。
【0044】
そして、この支持体パーツ2の長手方向Xの第一差込み側X1には、上端2aから中間部位2bに向かって、略同じ深さの複数個の第一切欠き部5を形成する。また、この体格片パーツ3の短手方向Yの第二差込み側Y1には、下端3aから上端3bに向かって、不均等な深さ(異なった深さ)の複数個の第二切欠き部6を形成する。そして、この体格片パーツ3は、前記第一切欠き部5の数だけ、必要とする。また、この体格片パーツ3は、図示の如く、短手方向Yの方向より見て、擬似ねずみ1の肉厚に対応し、この一例では、頭側から、頸を経由し、胴体、並びに尻に亙って、所定の面積比(本物のねずみの肉厚に添った面積比)となっており、写実性を確保する。尚、この略同じ深さの複数個の第一切欠き部5に、不均等な深さの複数個の第二切欠き部6を差込み支持することで、この複数個の体格片パーツ3で、この擬似ねずみ1が、本物のねずみを表現できる(他の例も同じであり、省略する)。
【0045】
この擬似ねずみ1の組付けは、例えば、支持体パーツ2の複数個の第一切欠き部5に対して、複数個の体格片パーツ3の第二切欠き部6を、順次、差込み、この第二切欠き部6を、支持体パーツ2の下端2cから中間部位2bの板部位200に、挾持するとともに、この第一切欠き部5には、体格片パーツ3の板部位300が差込み支持される(固定、又は保持される)。以上の作業を順次繰り返すことで、擬似ねずみ1の全体像が成形される。その後は、擬似ねずみ1として必要となる尻尾パーツ7を、支持体パーツ2の孔201に差込み、又は引抜き自在に設け、かつこの尻尾パーツ7の自由端が設置面に添接可能とし、本物の尻尾の感覚を演出する。また、複数枚の体格片パーツ3の上端3bの第三差込み側Y2には、複数個の不均等な深さ第三切欠き部8を対で設け、この左右の複数個の第三切欠き部8に、耳パーツ9の端部9aを差込み支持する。このような擬似ねずみ1の組付け手順は、一例であり、この例に限定されないが、最適な方法である。そして、組付けた擬似ねずみ1の分解(解体)は、前述の逆の操作によるが、一例であり、各人の操作による。図中10は口パーツを示しており、この口パーツ10の下端10aには、第二切欠き部6を有する。そして、この口パーツ10の第二切欠き部6は、支持体パーツ2の第一切欠き部5に、前述と同様であって、この第二切欠き部6を、支持体パーツ2の板部位200に、挾持するとともに、この第一切欠き部5には、口パーツ10の下端10aの板部位1000が差込み支持される。
【0046】
図3と、図4において、1−1は鋼材、板材、又はプラスチック等の硬質性の板素材(図示しない)を、加工して形成する擬似猪で、この擬似猪1−1(生物玩具)は、その骨格100−1は、板素材を加工した擬似猪1−1の長手方向Xの外形を形成する(表現する)支持体パーツ2−1で構成し、またこの擬似猪1−1の体格101−1は、板素材を加工した短手方向Yの肉厚(肉付き、膨らみ)を形成する体格片パーツ3−1を、複数個、かつ略均等な間隔で設けることで構成する。
【0047】
そして、この支持体パーツ2−1の長手方向Xの第一差込み側X1には、上端2−1aから中間部位2−1bに向かって、略同じ深さの複数個の第一切欠き部5−1を略均等に形成する。また、この体格片パーツ3−1の短手方向Yの第二差込み側Y1には、下端3−1aから上端3−1bに向かって、不均等な深さの複数個の第二切欠き部6−1を形成する。そして、この体格片パーツ3−1は、前記第一切欠き部5−1の数だけ、必要とする。また、この体格片パーツ3−1は、図示の如く、短手方向Yの方向より見て、擬似猪1−1の肉厚に対応し、この一例では、頭側から、頸を経由し、胴体、並びに尻に亙って、所定の面積比(本物の猪の肉厚に添った面積比)となっており、前述と同様である。
【0048】
この擬似猪1−1の組付けは、例えば、支持体パーツ2−1の複数個の第一切欠き部5−1に対して、複数個の体格片パーツ3−1の第二切欠き部6−1を、順次、差込み、この第二切欠き部6−1を、支持体パーツ2−1の下端2−1cから中間部位2−1bの板部位200−1に、挾持するとともに、この第一切欠き部5−1には、体格片パーツ3−1の上部の板部位300−1が差込み支持される。以上の作業を順次繰り返すことで、擬似猪1−1の全体像が成形される。その後は、擬似猪1−1として必要となる足パーツ7−1を組付けるために、複数枚の体格片パーツ2−1の下端3−1aの第四差込み側Zに、この下端3−1aから上端3−1bに向かって、対の略同じ深さの第四切欠き部8−1を形成する。そして、この第四切欠き部8−1に複数個の足パーツ7−1を差込み支持する。また、この体格片パーツ2−1の下端3−1aの第四差込み側Zに設けた対の第四切欠き部8−1には、対の牙パーツ9−1を差込み支持する。このような擬似猪1−1の組付け手順は、一例であり、この例に限定されないが、最適な方法である。そして、組付けた擬似猪1−1の分解(解体)は、前述の逆の操作によるが、一例であり、各人の操作による。図中10−1は口パーツを示しており、この口パーツ10−1の下端10−1aには、第二切欠き部6−1を有する。そして、この口パーツ10−1の第二切欠き部6−1は、支持体パーツ2−1の第一切欠き部5−1に、前述と同様であって、この第二切欠き部6−1を、支持体パーツ2−1の板部位200−1に、挾持するとともに、この第一切欠き部5−1には、口パーツ10−1の上部の板部位1000−1が差込み支持される。図中12−1は支持体パーツ2−1に設けた目を示した孔、13−1は同様に設けた鼻の孔を示している。その他の構造は、前述の各例に準ずる。
【0049】
図5において、1−2は鋼材、板材、又はプラスチック等の硬質性の板素材(図示しない)を、加工して形成する擬似キリンで、この擬似キリン1−2(生物玩具)は、その骨格100−2は、板素材を加工した擬似キリン1−2の長手方向Xの外形を形成する(表現する)支持体パーツ2−2で構成し、またこの擬似キリン1−2の体格101−2は、板素材を加工した短手方向Yの肉厚(肉付き、膨らみ)を形成する体格片パーツ3−2を、複数個、かつ略均等な間隔で設けることで構成する。
【0050】
そして、この支持体パーツ2−2の長手方向Xの第一差込み側X1には、上端2−2aから下端2−2cか、又は前側2−2dから中間部位2−2eか、或いは下端2−2cから中間部位2−2bに向かって、略同じ深さの複数個の第一切欠き部5−2を略均等に形成する。また、この体格片パーツ3−2の短手方向Yの第二差込み側Y1には、下端3−2aから上端3−2bか、又は後側3−2cから中間部位3−2dか、或いは上端3−2bから中間部位3−2eに向かって、不均等な深さの複数個の第二切欠き部6−2を形成する。そして、この体格片パーツ3−2は、前記第一切欠き部5−2の数だけ、必要とする。また、この体格片パーツ3−2は、図示の如く、短手方向Yの方向より見て、擬似キリン1−2の肉厚に対応し、頭側から、頸を経由し、胴体、並びに尻に亙って、所定の面積比(本物のキリンの肉厚に添った面積比)となっており、前述と同様である。
【0051】
この擬似キリン1−2の組付けは、例えば、支持体パーツ2−2の複数個の第一切欠き部5−2に対して、複数個の体格片パーツ3−2の第二切欠き部6−2を、順次、差込み、この第二切欠き部6−2を、支持体パーツ2−2の下端2−2cから中間部位2−2bの板部位200−2に、挾持するとともに、この第一切欠き部5−2には、体格片パーツ3−2の上部の板部位300−2が差込み支持される。以上の作業を順次繰り返すことで、擬似キリン1−2の全体像が成形される。その後は、擬似キリン1−2として必要となる足パーツ7−2を組付けるために、複数枚の体格片パーツ2−2の下端3−2aの第五差込み側Z1に、この下端3−2aから上端3−2bに向かって、対の略同じ深さの第五切欠き部8−2を形成する。そして、この第五切欠き部8−2に複数個の足パーツ7−2を差込み支持する。また、この擬似キリン1−2として必要となる耳パーツ9−2の略同じ深さの切欠き部(符合付さず)を、体格片パーツ3−2の上端3−2bに差込み、又は引抜き自在に設け、図示しない本物のキリンとの相似性を確保する(他の実施例も同じ)。さらに、この擬似キリン1−2として必要となる尻尾パーツ10−2の略同じ深さの切欠き部(符合付さず)を、支持体パーツ2−2の孔(図示しない)に差込み、又は引抜き自在に設け、かつこの尻尾パーツ10−2の自由端が設置面に添接しない構造とし、本物のキリンの尻尾の感覚を演出する。また、11−2は角パーツであり、角パーツ11−2及び/又は支持体パーツ2−2に、他の実施例と同様に、切欠き部(図示しない)を設けて、差込み、又は引抜き自在に組付けることも可能である。このような擬似キリン1−2の組付け手順は、一例であり、この例に限定されないが、最適な方法である。そして、組付けた擬似キリン1−2の分解(解体)は、前述の逆の操作によるが、一例であり、各人の操作による。そして、図示しないが、その他の構造は、前述の各例に準ずる。
【0052】
図6において、1−3は鋼材、板材、又はプラスチック等の硬質性の板素材(図示しない)を、加工して形成する擬似バッタで、この擬似バッタ1−3(生物玩具)は、その骨格100−3は、板素材を加工した擬似バッタ1−3の長手方向Xの外形を形成する(表現する)支持体パーツ2−3で構成し、またこの擬似バッタ1−3の体格101−3は、板素材を加工した短手方向Yの肉厚(肉付き、膨らみ)を形成する体格片パーツ3−3を、複数個、かつ略均等な間隔で設けることで構成する。
【0053】
そして、この支持体パーツ2−3の長手方向Xの第一差込み側X1には、上端2−3aから中間部位2−3bに向かって、略同じ深さの複数個の第一切欠き部5−3を略均等に形成する。また、この体格片パーツ3−3の短手方向Yの第二差込み側Y1には、下端3−3aから上端3−3bに向かって、不均等な深さの複数個の第二切欠き部6−3を形成する。そして、この体格片パーツ3−3は、前記第一切欠き部5−3の数だけ、必要とする。また、この体格片パーツ3−3は、図示の如く、短手方向Yの方向より見て、擬似バッタ1−3の肉厚に対応し、この一例では、頭側から、頸を経由し、胴体、並びに尻に亙って、所定の面積比(本物のバッタの肉厚に添った面積比)となっており、前述と同様である。
【0054】
この擬似バッタ1−3の組付けは、例えば、支持体パーツ2−3の複数個の第一切欠き部5−3に対して、複数個の体格片パーツ3−3の第二切欠き部6−3を、順次、差込み、この第二切欠き部6−3を、支持体パーツ2−3の下端2−3cから中間部位2−3bの板部位200−3に、挾持するとともに、この第一切欠き部5−3には、体格片パーツ3−3の上部の板部位300−3が差込み支持される。以上の作業を順次繰り返すことで、擬似バッタ1−3の全体像が成形される。その後は、擬似バッタ1−3として必要となる足パーツ7−3を組付けるために、複数枚の体格片パーツ−3の中間部位3−3cの第六差込み側Z2に、この下端3−3aから上端3−3bに向かって、対の第六切欠き部8−3を形成する。そして、この第六切欠き部8−3に複数個の略同じ深さの足パーツ7−3を差込み支持する。また、触角パーツ9−3及び/又は支持体パーツ2−3の上端2−3aの板部材200−3に、他の実施例と同様に、切欠き部(図示しない)を設け、触角パーツ9−3を差込み支持して、差込み、又は引抜き自在に組付けることも可能である。このような擬似バッタ1−3の組付け手順は、一例であり、この例に限定されないが、最適な方法である。そして、組付けた擬似バッタ1−3の分解(解体)は、前述の逆の操作によるが、一例であり、各人の操作による。図中12−3は支持体パーツ2−3に設けた孔で、目を示している。尚、その他の構造は、前述の例に準ずる。
【0055】
図7において、1−4は鋼材、板材、又はプラスチック等の硬質性の板素材(図示しない)を、加工して形成する擬似人間で、この擬似人間1−4(生物玩具)は、その骨格100−4は、板素材を加工した擬似人間1−4の身長方向Qの外形を形成する(表現する)支持体パーツ2−4で構成し、またこの擬似人間1−4の体格101−4は、板素材を加工した肉付きP(胴体の肉付き、顔面)を形成する体格片パーツ3−4を、複数個、かつ略均等な間隔で設けることで構成する。尚、この一例では、頭側から、顔面を経由し、胴体、並びに尻に亙って、所定の面積比(本物の人間の肉厚に添った面積比)となっており、前述と同様である。尚、足パーツ7−4に自立片(符号付さず)を設けて、自立させている。
【0056】
そして、この一例では、前記支持体パーツ2−4に、その身長方向Q(顔面と胴体とする。一例である)に差込み用の第一切欠き部5−4を略同じ深さで複数個開設する。そして、この各第一切欠き部5−4には、体格101−4を構成する数枚の体格片パーツ3−4の差込み先端部(図示せず)を差込み支持することで、前記肉付きPを構成し、擬似人間1−4としての実感を表現する。また、この一例では、数枚の体格片パーツ3−4を支持するために、補助片パーツ3−400を身長方向Qに組付け構成する。この補助パーツ3−400は、支持体パーツ2−4の中央部位に差込み支持される。尚、支持体パーツ2−4の肩部2−4aには、腕パーツ15の複数個の略同じ深さの第七切欠き部15−1を差込み支持するとともに、その腰部2−4bには、足パーツ7−4の複数個の略同じ深さの第八切欠き部15−2を差込み支持する構造である。この組付けは一例であり限定されないが、最適な方法である。そして、組付けた擬似人間1−4の分解(解体)は、前述の逆の操作によるが、一例であり、各人の操作による。尚、その他の構造は、前述の例に準ずる。
【0057】
図8は図1の他の一例を示した一部を取外した斜視図であり、体格片パーツ3を変更した一例であって、第二切欠き部6の溝の形態を工夫した例である。即ち、下端3aから上端3bに向かって、拡開した形状とし、支持体パーツ2への支持を強固とした構造である。そして、図示しないが、他の支持体パーツ2にも同様な構造とする。また、図9と図10は、図1のさらに他の一例を示した一部を取外した斜視図であり、支持体パーツ2の各第一切欠き部5の一辺側5aの下部に突起16を、それぞれ設けた構造であり、この突起16には、体格片パーツ3の下端3aの一面が添接支持される。これによって、体格片パーツ3の支持体パーツ2への支持を強固とする。尚、その他の構造は、前述の例に準ずる。
【符号の説明】
【0058】
1 擬似ねずみ
100 骨格
101 体格
2 支持体パーツ
200 板部位
2a 上端
2b 中間部位
2c 下端
201 孔
3 体格片パーツ
300 板部位
3a 下端
3b 上端
5 第一切欠き部
5a 一辺側
6 第二切欠き部
7 尻尾パーツ
8 第三切欠き部
9 耳パーツ
9a 端部
10 口パーツ
10a 下端
1000 板部材
1−1 擬似猪
100−1 骨格
101−1 体格
2−1 支持体パーツ
200−1 板部位
2−1a 上端
2−1b 中間部位
2−1c 下端
3−1 体格片パーツ
300−1 板部位
3−1a 下端
3−1b 上端
5−1 第一切欠き部
6−1 第二切欠き部
7−1 足パーツ
8−1 第四切欠き部
9−1 牙パーツ
10−1 口パーツ
10−1a 下端
1000−1 板部材
12−1 孔
13−1 孔
1−2 擬似キリン
100−2 骨格
101−2 体格
2−2 支持体パーツ
200−2 板部位
2−2a 上端
2−2b 中間部位
2−2c 下端
2−2d 前側
2−2e 中間部位
3−2 体格片パーツ
300−2 板部位
3−2a 下端
3−2b 上端
3−2c 後側
3−2d 中間部位
2−2e 中間部位
5−2 第一切欠き部
6−2 第二切欠き部
7−2 足パーツ
8−2 第五切欠き部
9−2 耳パーツ
10−2 尻尾パーツ
11−2 角パーツ
1−3 擬似バッタ
100−3 骨格
101−3 体格
2−3 支持体パーツ
200−3 板部位
2−3a 上端
2−3b 中間部位
2−3c 下端
3−3 体格片パーツ
300−3 板部位
3−3a 下端
3−3b 上端
3−3c 中間部位
5−3 第一切欠き部
6−3 第二切欠き部
7−3 足パーツ
8−3 第六切欠き部
9−3 触角パーツ
12−3 孔
1−4 擬似人間
100−4 骨格
101−4 体格
2−4 支持体パーツ
2−4a 肩部
2−4b 腰部
3−4 体格片パーツ
3−400 補助片パーツ
5−4 第一切欠き部
7−4 足パーツ
15 腕パーツ
15−1 第七切欠き部
15−2 第八切欠き部
16 突起
X 長手方向
X1 第一差込み側
Y 短手方向
Y1 第二差込み側
Y2 第三差込み側
Z 第四差込み側
Z1 第五差込み側
Z2 第六差込み側
Q 身長方向
P 肉付き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
鋼材、板材、又はプラスチック等の板素材を加工して形成する生物玩具であり、この生物玩具の骨格は、板素材を加工した長手方向の支持体パーツで構成し、またこの生物玩具の体格は、板素材を加工した短手方向の体格片パーツで構成したことを特徴とし、
この支持体パーツの第一差込み側には、上端から中間部位に向かって、略同じ深さの複数個の第一切欠き部を形成し、またこの体格片パーツの第二差込み側には、下端から上端に向かって、不均等な深さの複数個の第二切欠き部を形成し、
前記複数個の第一切欠き部に対して、前記複数個の第二切欠き部を差込み支持することで、この体格片パーツで、前記生物玩具の胴体の膨らみを表現する構成とした生物玩具の組付け構造。
【請求項2】
請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具の支持体パーツの第一切欠き部が、この生物玩具の頭部位から尻部位に向かって、略均等な間隔を保持することで、前記胴体の膨らみを、写実的に表現する構成とした生物玩具の組付け構造。
【請求項3】
請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具の体格片パーツの第二切欠き部は、下端から上端に向かって、拡開した形状とし、前記支持体パーツに差込み支持した状態で、前記体格片パーツが、この支持体パーツに、確実に挾持された状態が確保される構成とした生物玩具の組付け構造。
【請求項4】
請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具の支持体パーツの第一切欠き部の一辺側の下部に、突起を形成し、この突起には、前記第一切欠き部に差込まれた体格片パーツの下端が添接される構成とした生物玩具の組付け構造。
【請求項5】
請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具が擬似ねずみであって、この複数の体格片パーツの第三差込み側には、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第三切欠き部を形成し、この第三切欠き部に、この生物玩具の耳パーツを差込み形成する構成とした生物玩具の組付け構造。
【請求項6】
請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具が擬似猪であって、この複数の体格片パーツの第四差込み側には、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第四切欠き部を形成し、この第四切欠き部に、この生物玩具の牙パーツ、又は足パーツを差込み形成する構成とした生物玩具の組付け構造。
【請求項7】
請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具が擬似キリンであって、この複数の体格片パーツの第四差込み側には、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第四切欠き部を形成し、この第四切欠き部に、この生物玩具の足パーツを差込み形成し、また、この複数の体格片パーツの第五差込み側には、上端から中間部位に向かって、不均等な深さの第五切欠き部を形成し、この第五切欠き部に、この生物玩具の耳パーツを差込み形成する構成とした生物玩具の組付け構造。
【請求項8】
請求項1に記載の生物玩具の組付け構造であって、
前記生物玩具が擬似バッタであって、この複数の体格片パーツの第六差込み側には、中間側面から内部に向かって、不均等な深さの第六切欠き部を形成し、この第六切欠き部に、この生物玩具の足パーツを差込み形成する構成とした生物玩具の組付け構造。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【公開番号】特開2010−162079(P2010−162079A)
【公開日】平成22年7月29日(2010.7.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−4807(P2009−4807)
【出願日】平成21年1月13日(2009.1.13)
【出願人】(594148667)株式会社石亀工業 (27)
【Fターム(参考)】