説明

用紙搬送装置

【課題】光学的に用紙を検出する用紙検出手段における用紙の検出面に付着した紙粉を除去して用紙の誤検出を防止する。
【解決手段】指向性を有する光を出射し、該出射された光をガイド板3の用紙案内面側に配置された検出面4cで受光して、搬送される用紙を光学的に検出する用紙検出手段4と、用紙搬送方向と直交する方向にガイド板3を横切る形で軸支された支持シャフトに設けられ、用紙の搬送動作に伴い検出面4cと接触し、当該検出面4cに付着した紙粉を除去する清掃部材5とを備えた。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、各種プリンタ、複写機、FAX等の画像形成装置において所定方向に用紙を搬送する用紙搬送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
例えばインクジェットプリンタ、レーザービームプリンタ、孔版印刷装置等の各種印刷機、複写機、FAX等の画像形成装置には、給紙トレイ等を備えた給紙ユニットから給紙された用紙を所望の画像形成を行う印刷部まで一枚ずつ搬送する用紙搬送装置が給紙ユニットと印刷部との間に設けられている。
【0003】
この種の用紙搬送装置では、用紙搬送に際し、給紙トレイから給紙された用紙の先端縁が進行方向と直角にならず、斜めの状態で用紙が搬送されてくることがある。そこで、まず1次搬送として給紙トレイに積層された最上位の用紙を給紙ローラで一枚ずつ捌いて停止しているレジストローラ対まで搬送し、レジストローラ対に用紙先端を突き当ててレジストレーションすることで用紙のニップ位置で矯正する。そして、2次搬送として用紙先端がレジストローラ対に案内された状態で所定時間待機した後、印刷タイミングに合わせて用紙を印刷部に搬送している。
【0004】
また、用紙搬送装置には、2次搬送に際し、用紙がレジストローラ対に当接した状態で待機しているか否かを光学的に判別する用紙検出手段がレジストローラ対よりも用紙搬送方向上流側の所定箇所に配置されている。
【0005】
ところで、この種の用紙検出手段は、一対の投光・受光素子からなる光電センサで構成されている。そのため、用紙として例えば藁半紙や紙粉の発生しやすい安価な用紙を使用した場合、用紙搬送時に用紙から剥がれ落ちた紙粉が用紙検出手段の受光部分に付着し、この付着した紙粉を用紙と誤検出してジャム(紙詰まり)を起こるという問題があった。また、用紙検出手段はユーザが触れることのできない装置内部に配設されているため、サービスマンによる定期的な内部清掃が必要であり、時間的損失やメンテナンス費用等が嵩むという問題があった。
【0006】
そこで、このような紙粉の付着による不具合を解消する方法として、下記特許文献1に開示される両面原稿搬送読取装置が提案されている。
【0007】
下記特許文献1に開示される両面原稿搬送読取装置は、読取ガラスを通過する原稿の画像を読み取る原稿読取部と、原稿を搬送する原稿自動給紙部と、原稿自動給紙部を制御する駆動制御部とを備え、駆動制御部は、原稿自動給紙部を制御して、原稿の読取後に、原稿を排出するまでに再度反転搬送し、読取ガラスを通過させる際に原稿を撓ませて読取ガラスに接触させ、読取ガラスの紙粉を除去している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
【特許文献1】特開2009−152888号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、特許文献1の両面原稿搬送読取装置は、原稿を直接読取ガラスに接触させることでガラス面に付着した紙粉を除去しているため、原稿とガラスによる摩擦で双方に擦れ傷が生じてしまう虞があった。
【0010】
また、複数のユーザが使用する環境下では、ユーザが使用する用紙の種類が特定されないため、用紙の紙質やサイズによってガラス面に接触する曲率半径が得られないことがあり、紙粉の清掃能力を十分に発揮することができなかった。
【0011】
従って、この技術を用紙搬送装置に採用した場合であっても、用紙検出手段に付着した紙粉を確実に除去することができなかった。
【0012】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、簡易的な構成で用紙検出手段に付着した紙粉を確実に除去して用紙の誤検出によるジャムを防止することのできる用紙搬送装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
上記した目的を達成するために、請求項1記載の用紙搬送装置は、搬送手段により用紙をガイド板の案内に沿って搬送する用紙搬送装置において、
指向性を有する光を出射し、該出射された光を前記ガイド板の用紙案内面側に配置された検出面で受光して、搬送される前記用紙を光学的に検出する用紙検出手段と、
前記検出面と前記ガイド板の用紙案内面との間に用紙搬送方向と直交する方向へ前記ガイド板を横切る形で軸支された支持シャフトに設けられ、前記用紙の搬送動作に伴い前記検出面と接触し、当該検出面に付着した紙粉を除去する清掃部材と、
を備えたことを特徴とする。
【0014】
請求項2記載の用紙搬送装置は、請求項1記載の用紙搬送装置において、前記用紙を搬送方向へ搬送する第1搬送手段と、該第1搬送手段で搬送された前記用紙をレジストレーションしてから後段へ搬送する第2搬送手段とを備え、
前記第2搬送手段によるレジストレーションによって撓んだ前記用紙の形状に伴い前記清掃部材を変形させて前記検出面と接触し、当該検出面に付着した紙粉を除去することを特徴とする。
【0015】
請求項3記載の用紙搬送装置は、請求項1又は2記載の用紙搬送装置において、前記清掃部材は、前記支持シャフトと、該支持シャフトの周方向に複数立設した接触部材とで構成され、
搬送される前記用紙の表面に前記接触部材を接しながら回転することで前記検出面と接触し、当該検出面に付着した紙粉を除去することを特徴とする。
【発明の効果】
【0016】
本発明の用紙搬送装置によれば、レジストレーション時の用紙の撓みに伴って変形する清掃部材で用紙検出手段の受光面の紙粉を除去するため、用紙の誤検出によるジャムを未然に防止することができる。また、ユーザやサービスマンによる定期的なメンテナンスが不要となり、メンテナンスの手間が省けるとともにメンテナンス費用を削減することができる。
【0017】
さらに、紙粉除去に際し、用紙搬送に伴って撓ませた清掃部材を検出面に接触させているため、検出面と用紙とが直接接触することにより両者が傷付くことなく紙粉除去を行うことができる。
【0018】
また、清掃部材を用紙搬送方向と直交する方向にガイド板を横切る形で回転可能に軸支された支持シャフトと、該支持シャフトの周方向に等ピッチで風車状に複数立設した接触部材とで構成した場合、使用する用紙の種類(紙質、サイズ等)に拘わらず受光面の紙粉除去を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】本発明に係る用紙搬送装置の概略構成を示す説明図である。
【図2】(a) 同用紙搬送装置の上面図である。 (b) 同用紙搬送装置の側面図である。
【図3】同装置における清掃部材の他の形態を示す説明図である。
【図4】(a)〜(c) 同装置における紙粉除去動作を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。また、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではなく、この形態に基づいて当業者などによりなされる実施可能な他の形態、実施例及び運用技術などはすべて本発明の範疇に含まれる。
【0021】
なお、本明細書では、本発明に係る用紙搬送装置を一般的な孔版印刷装置の給紙部と印刷部との間に搭載した例で説明するが、例えば孔版印刷装置以外の画像形成装置(インクジェットプリンタ、レーザービームプリンタ等の各種印刷機、複写機、FAX等)における給紙部と印刷部との間、又はこれら画像形成装置に搭載される原稿読取装置の原稿自動送り部(Auto Document Feeder:ADF)等にも採用することができる。
【0022】
まず、本例の用紙搬送装置の構成について、図1〜4を参照しながら説明する。
図1に示すように、本例の用紙搬送装置1は、孔版印刷装置における給紙トレイ11を含む給紙部10と、印刷ドラム21やプレスローラ22を含む印刷部20との間に設けられ、第1搬送手段2、ガイド板3、用紙検出手段4、清掃部材5、第2搬送手段6とで構成されている。用紙搬送装置1は、1次搬送として給紙部10に載置された用紙束から用紙Pを一枚ずつ第2搬送手段6まで搬送し、2次搬送として第2搬送手段6でレジストレーションされた用紙Pを所定の印刷タイミングで印刷部20へ搬送する。
【0023】
第1搬送手段2は、用紙Pを用紙搬送方向下流側へ搬送できる方向に回転駆動して給紙部10に積載された最上位の用紙Pを搬送する給紙ローラで構成され、装置本体にベアリング2aを介在して回転可能に軸支されている。なお、図示の例では、第1搬送手段2の構成として、給紙ローラのみで給紙トレイ11上に積載された用紙束から最上位の用紙Pを搬送する構成であるが、より確実な用紙搬送を実現するために、用紙束の最上位の用紙Pをピックアップするピックアップローラと、重送された用紙Pを分離する捌きローラを別途設ける構成でもよい。
【0024】
ガイド板3は、給紙部10と印刷部20との間の用紙搬送経路を形成し、第1搬送手段2で給紙された用紙Pを第2搬送手段6に案内している。なお、本実施例では、用紙検出手段4が投受光型光センサを用いて例であるため、図2(b)に示すようにガイド板3の裏面側に設置された用紙検出手段4の出射部4aから投光された光を、ガイド板3の表面側(すなわち用紙案内面側)に設置された用紙検出部4bで受光するため、用紙検出手段4が設置される箇所に合わせて開口窓4dが設けられている。
【0025】
用紙検出手段4は、出射した指向性を有する光を受光して光学的に用紙Pの有無を検出する検出面4cを有する光電センサで構成され、印刷部20への2次搬送に際し、用紙Pが所定位置で待機しているか否かを判別するため、レジストローラ対よりも用紙搬送方向上流側で用紙Pが検出可能な位置(図2(a)では給紙経路の幅方向における中央付近)に配置されている。
【0026】
用紙検出手段4の構成例としては、(1)光を出射する出射部4aと出射部4aからの光を検出面4cで受光する用紙検出部4bとをガイド板3を介在して対抗配置し、出射部4aからの光が用紙Pによって遮光されることで光量の変化を用紙検出部4bで検出する投受光型光センサ、(2)光を出射する出射部4aと用紙検出部4bとをガイド板3を介在して前述の(1)投受光型センサと逆配置にして対向配置した投受光型センサ、(3)出射部4aと用紙検出部4bとを同一側に配置し出射部4aからの光をガイド板3に向けて出射して用紙Pの有無によって反射する光量の強弱を用紙検出部4bで検出する反射型光センサ等がある。
【0027】
清掃部材5は、用紙検出手段4から出射される光に影響を与えないよう透光性を有し、且つレジストレーション時の用紙Pの変形に伴い、その形状が用紙Pの撓み形状と同一の向きに変形(すなわち、用紙Pの撓み形状の曲率半径と同程度の曲率半径となること)して用紙搬送後には元の形状に戻るような可撓性を有する材料で構成され、装置本体に軸支された支持軸5aに配置されている。具体的な材料としては、ポリエステル系樹脂フィルム(例えば、帝人デュポンフィルム(株)製のMylar (登録商標)PET Film)等が挙げられる。
【0028】
清掃部材5は、図2(a)に示すように、紙粉除去時に撓んだ面が用紙検出手段4の検出面4cである用紙検出部4bの検出面4cと確実に接触するよう少なくとも検出面4cを覆う程度の面積(本例では図中矢印に示す幅)を有し、用紙検出手段4の用紙検出部4bとガイド板3との間に用紙搬送方向と直交する方向へガイド板3を横切る形で軸支された支持シャフト5aに設置されている。清掃部材5は、印刷部20への2次搬送に際し、レジストレーションされた用紙Pの撓みに伴い変形して用紙検出部4bの検出面4cと接触し、2次搬送時に用紙Pが搬送されることで検出面4cと擦れて該検出面4cに付着した紙粉を除去している。
【0029】
また、図3に示すように、清掃部材5の他の形態として、支持シャフト5aに変えて装置本体に回転可能に支持された支持シャフト5aと、支持シャフト5aの周方向に等ピッチで風車状に複数立設した接触部材とで構成することもできる。このような構成とした場合、用紙Pの搬送移動に伴い支持シャフト5aを中心軸として接触部材が回転して用紙検出部4bの検出面4cと接触することで該検出面4cに付着した紙粉を除去している。
なお、この形態は、用紙Pのレジストレーション動作ではなく用紙搬送により生じた回転力により機能するため、接触部材が搬送される用紙Pと検出面4cとにそれぞれ接触し、且つ用紙Pのレジストレーションを阻害しない位置に配置することが好ましい。
【0030】
第2搬送手段6は、印刷部20への給紙の際にスキュー状態での印刷を防止するため、第1搬送手段2で搬送された用紙Pのスキュー補正をしてから搬送するレジストローラ対で構成され、装置本体にベアリング6aを介在して回転可能に軸支されている。第2搬送手段6は、第1搬送手段2により給紙部10から搬送されてきた用紙Pの先端が停止しているローラ対に突き当てられてレジストレーションされ、この状態のまま所定時間待機した後、画像形成タイミングに合わせて回転駆動して用紙Pを搬送している。
【0031】
また、第2搬送手段6にその先端が突き当てられた用紙Pは、レジストレーションされることで先端部分から徐々にガイド板3から離間する方向へ撓み、この撓みにより変形した清掃部材5を用紙検出部4bの検出面4cに接触させている。
【0032】
次に、上述した用紙搬送装置1における処理動作について、図4を参照しながら説明する。
【0033】
印刷処理が開始されると、まず図4(a)に示すように、第1搬送手段2によって給紙部10に載置された用紙束の最上位の用紙Pをガイド板3の案内に従って第2搬送手段6まで搬送する。次に、図4(b)に示すように、用紙先端を停止している第2搬送手段6に突き当ててレジストレーションする。このとき、ガイド板3から徐々に離間する方向に変形した用紙Pの撓み形状に合わせて、清掃部材5もその形状が用紙Pの撓み形状と同一の向きに変形して用紙検出部4bの検出面4cと接触する。
【0034】
そして、図4(c)に示すように、レジストレーションされた用紙Pを印刷部20に搬送するタイミングになると、用紙Pを印刷部20に向けて搬送する。このとき、用紙搬送に伴って清掃部材5が元の形状に戻ろうとするときに用紙検出部4bの検出面4cと擦れることで検出面4cに付着した紙粉が除去される。
【0035】
以上説明したように、上述した用紙搬送装置1は、第1搬送手段2によって給紙部10に載置された用紙束の最上位の用紙Pをガイド板3の案内に従って第2搬送手段6まで搬送してレジストレーションするとき、ガイド板3から徐々に離間する方向に撓む用紙Pの形状に合わせて清掃部材5もその形状が用紙Pの撓み形状と同一の向きに変形して用紙検出部4bの検出面4cと接触する。そして、用紙搬送タイミングで用紙Pを搬送すると、清掃部材5は元の形状に戻るときに用紙検出部4bの検出面4cと擦れることで検出面4cに付着した紙粉を除去する。
【0036】
これにより、用紙搬送の際に自動的に紙粉除去されるため、用紙Pの誤検出によるジャムを未然に防止することができる。また、ユーザやサービスマンによる定期的なメンテナンスが不要となり、メンテナンスの手間が省けるとともにメンテナンス費用を削減することができる。
【0037】
さらに、紙粉除去に際し、用紙搬送に伴い撓ませた清掃部材5を検出面4cに接触させているため、検出面4cと用紙Pとが直接接触することにより両者が傷付くことなく紙粉除去を行うことができる。
【0038】
また、清掃部材5を用紙搬送方向と直交する方向にガイド板3を横切る形で回転可能に軸支された支持シャフト5aと、該支持シャフト5aの周方向に等ピッチで風車状に複数立設した接触部材とで構成した場合、使用する用紙Pの種類(紙質、サイズ等)に拘わらず受光面の紙粉除去を行うことができる。
【0039】
ところで、上述した形態では、用紙搬送の際に、その都度紙粉除去を行う形態で説明したが、これに限定されることはない。他の実施例としては、下記(1)〜(3)に示すように、例えば通常時は清掃部材5を待機位置に退避させておくことを前提とし、
(1)予め清掃開始用のトリガとして設定した印刷枚数に達したときに、上記形態で規定した位置まで清掃部材5を移動させ用紙Pのレジストレーションにより紙粉を除去する構成。
(2)用紙検出手段4に清掃開始用のトリガとなる閾値(例えば受光量)を適宜設定し、この閾値を超えたときに上記形態で規定した位置まで清掃部材5を移動させ、用紙Pのレジストレーションにより紙粉を除去する構成。
(3)操作パネルやPC等の設定情報から使用する用紙Pの種類を判別し、坪量が比較的低い薄紙等を使用するときは退避させ、一般的に普及する紙質の枚葉紙を使用するときのみ上記形態で規定した位置まで清掃部材5を移動させ用紙Pのレジストレーションにより紙粉を除去する構成。
等も可能である。
【符号の説明】
【0040】
1…用紙搬送装置
2…第1搬送手段(2a…ベアリング)
3…ガイド板
4…用紙検出手段(4a…出射部、4b…用紙検出部、4c…検出面、4d…開口窓)
5…清掃部材(5a…支持シャフト)
6…第2搬送手段(6a…ベアリング)
10…給紙部
11…給紙トレイ
20…印刷部
21…印刷ドラム
22…プレスローラ
P…用紙

【特許請求の範囲】
【請求項1】
搬送手段により用紙をガイド板の案内に沿って搬送する用紙搬送装置において、
指向性を有する光を出射し、該出射された光を前記ガイド板の用紙案内面側に配置された検出面で受光して、搬送される前記用紙を光学的に検出する用紙検出手段と、
前記検出面と前記ガイド板の用紙案内面との間に用紙搬送方向と直交する方向へ前記ガイド板を横切る形で軸支された支持シャフトに設けられ、前記用紙の搬送動作に伴い前記検出面と接触し、当該検出面に付着した紙粉を除去する清掃部材と、
を備えたことを特徴とする用紙搬送装置。
【請求項2】
前記用紙を搬送方向へ搬送する第1搬送手段と、該第1搬送手段で搬送された前記用紙をレジストレーションしてから後段へ搬送する第2搬送手段とを備え、
前記第2搬送手段によるレジストレーションによって撓んだ前記用紙の形状に伴い前記清掃部材を変形させて前記検出面と接触し、当該検出面に付着した紙粉を除去することを特徴とする請求項1記載の用紙搬送装置。
【請求項3】
前記清掃部材は、前記支持シャフトと、該支持シャフトの周方向に複数立設した接触部材とで構成され、
搬送される前記用紙の表面に前記接触部材を接しながら回転することで前記検出面と接触し、当該検出面に付着した紙粉を除去することを特徴とする請求項1又は2記載の用紙搬送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−91914(P2012−91914A)
【公開日】平成24年5月17日(2012.5.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−241101(P2010−241101)
【出願日】平成22年10月27日(2010.10.27)
【出願人】(000250502)理想科学工業株式会社 (1,191)
【Fターム(参考)】