説明

画像処理装置、表示ボード

【課題】ユーザに発光によるまぶしさや、該発光させるための消費電力に伴う熱による不快感を感じさせず、製造コストを抑える。
【解決手段】外部装置から供給された外部画像を表示する第1表示装置と、入力画像が入力される入力装置と、に接続されている画像処理装置であって、記憶手段と、前記入力画像および前記外部画像を取得する取得手段と、前記入力画像および前記外部画像を対応させて、前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置、表示ボードを提供する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、表示ボードに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、図1に示すように、表示装置10が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。図1の例では、説明者Aと傍聴者B、Cとで会議が行われている。図1の例では、傍聴者Bが保有するノートPCから共有された画像S(破線で囲まれている)が、表示装置10に表示される。また、表示装置10は、タッチパネル機能が具備されており、説明者Aが説明をしながら、表示装置10に画像を記載することが出来る。図1の例では、説明者Bは、画像Tを記載している。
【0003】
図1に示す技術では、表示装置10の画像Sの表示部分は、液晶ディスプレイまたはプラズマディスプレイが用いられていた。液晶ディスプレイまたはプラズマディスプレイは、どちらも発光する。従って、発光によるまぶしさや、該発光させるための消費電力に伴う熱により、説明者A(ユーザ)に不快感を感じさせるという問題があった。
【0004】
また、OLED(Organic light−Emitting Diode:有機ELディスプレイ)の技術を採用することも考えられる。この場合には、説明者Aは、消費電力に伴う熱を感じないという効果を奏する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、非特許文献1記載の技術に、OLEDの技術を採用した表示装置10では、説明者Aに対する発光による不快感を解消することは出来ない。また、OLEDを採用した表示装置10では製造コストが高くなる。
【0006】
そこで、このような問題を鑑みて、ユーザに発光によるまぶしさや、該発光させるための消費電力に伴う熱による不快感を感じさせず、製造コストを抑えた画像処理装置、表示ボードを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、外部装置から供給された外部画像を表示する第1表示装置と、入力画像が入力される入力装置と、に接続されている画像処理装置であって、記憶手段と、前記入力画像および前記外部画像を取得する取得手段と、前記入力画像および前記外部画像を対応させて、前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置、表示ボードを提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の画像処理装置、表示ボードによれば、ユーザに不快感を感じさせず、製造コストを抑えることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】従来の表示ボードの一例を示した図。
【図2】本実施例の表示ボードの一例を示した図。
【図3】本実施例の表示ボードの機能構成例を示した図。
【図4】本実施例の画像処理装置の機能構成例を示した図。
【図5】本実施例の外部画像と入力画像の対応例を示した図。
【図6】別の実施形態の画像処理装置の機能構成例を示した図(その1)。
【図7】本実施例の外部装置の表示手段に表示される画像の一例を示した図。
【図8】別の実施形態の画像処理装置の機能構成例を示した図(その2)。
【図9】別の実施形態の画像処理装置の機能構成例を示した図(その3)。
【図10】別の実施形態の画像処理装置の機能構成例を示した図(その4)。
【図11】別の実施形態の画像処理装置の機能構成例を示した図(その5)。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、各実施形態について説明する。同じ機能を持つ構成部や同じ処理を行う過程には同じ番号を付し、重複説明を省略する。また、画像とは、文字や図形、パターン、これらが組み合わされたものをいう。
[実施形態1]
図2に、本実施例の表示ボード300を用いた会議システム1000の一例を示す。図2に示すように、会議システム1000は、主に、第1表示装置100と、外部装置200と、表示ボード300と、を用いて行なわれる。第1表示装置100と、外部装置200と、表示ボード300と、はそれぞれ離間している。
【0011】
第1表示装置100には、外部装置200から供給された画像(以下、「外部画像α」という。)が表示される。第1表示装置100は、FPD(Flat Pnael Display)であり、液晶ディスプレイや、プラズマディスプレイや、プロジェクタなどを用いればよい。図2の例では、外部画像αは、会議や授業で議論される対象の画像である。表示ボード300が授業で用いられるような場合には、外部画像αは例えば、教科書の内容である。また、表示ボード300が会議で用いられるような場合には、外部画像αは例えば、説明者Aが説明に用いられる。
【0012】
そして、説明者Aが、外部画像αを説明しながら、会議は進行される。説明者Aは説明と共に、表示ボード300に画像(以下、「入力画像β」という。)を記述する。入力画像βは、外部画像αを説明する上で追記される、外部画像αの補助的な情報の画像である。図2の例の入力画像βは、「今日のミーティングで議論すること」などの文字画像である。表示ボード300に記述された入力画像βは、図2に記載されるように、表示ボード300に表示される。従って、傍聴者Bは、外部画像αと入力画像βの両方を視認することが出来る。表示ボード300の詳細な構成は、後述する図3に示す。
【0013】
上述のように、外部画像αが表示される第1表示装置100と、入力画像βが入力・表示される表示ボード300とは、離間されている。従って、発光によるまぶしさや熱により、説明者A(ユーザ)は不快感を感じることはない。また、OLED技術を採用していないことから、製造コストを抑えることが出来る。また、第1表示装置100からの発光や熱が、ユーザに対して不快感を感じさせない程度に、第1表示装置100と電子ボード300とは、離間されている。
【0014】
図3に、表示ボード300の機能構成例を示す。表示ボード300は、入力装置400と、第2表示装置500と、画像処理装置600と、で構成されている。
【0015】
入力装置400は、例えば、タッチパネルである。タッチパネルの方式として、赤外線方式、感圧膜方式、超音波方式、静電容量方式、などを用いればよい。図3の例では、入力装置400は、透過性のある薄板状のタッチパネルである。透過性とは、ユーザが透過して、視認できるほどの濃度を有することをいう。
【0016】
第2表示装置500は、入力装置400から入力された入力画像βを表示するものであり、例えば、反射型ディスプレイを用いればよい。図3の例では、薄板状となっている。反射型ディスプレイの方式として、電気泳動方式や、粒子移動方式や、コレステリック液晶方式や、エレクトロクロミック方式などを用いればよい。反射型ディスプレイの詳細については、例えば、「「電子ペーパ」日本画像学会編集、面谷信監修、東京電機大学出版局、2008」」などに記載されている。
【0017】
図4に、本実施形態の画像処理装置600などの機能構成例を示す。図4に示すように、外部装置200からの外部画像を画像処理装置600および第1表示装置100に供給するために、分岐型のディスプレイケーブル252が用いられる。ディスプレイケーブル252は、VGAケーブル(Video Graphics Array)や、DMIケーブル(DIGITAL Visual Interface)や、HDMIケーブル(High Definition Multimedia Interface)などが用いられる。
【0018】
また、外部装置200の接続手段(例えば、USBホスト端子であり、図示せず)と、画像処理装置600の第2接続手段612(USBデバイス端子)とをUSBケーブル254により接続する。
【0019】
外部装置200を第2接続手段612に接続する理由は、画像処理装置608の記憶手段608をメモリ領域として、外部端末(例えば、ノートPC)のOSに認識させるためである。このように、あるメモリ領域をPCの外部記録領域として認識させる技術は、USBのマストレージと呼ばれる規格でよく知られている。
【0020】
また、入力装置400、第2表示装置500も画像処理装置600に接続される。
【0021】
次に、画像処理装置600などの処理の流れを説明する。まず、傍聴者Bが、外部端末200の表示手段200aに表示されている表示対象の外部画像を、画像供給ボタンを押下することで、外部装置200から、該外部画像αが、第1表示装置100および画像処理装置600に供給される。
【0022】
第1表示装置100は、共有された外部画像αを表示する(図2参照)。また、画像処理装置600の取得手段604は、第1接続手段602経由で、外部画像αを取得する。一方、図2に示すように、説明者Aが、第1表示装置100に表示された外部画像αを見ながら、説明者Aが追記したい画像(入力画像β)を入力装置400(タッチパネル)に入力する。該入力画像βは、描画手段により行なわれる。描画手段は、説明者の指やスタイラスペンなどである。また、図2の例では、入力画像βは、「解決済み 要検討」である。取得手段604は、入力装置400に入力された入力画像βを取得する。つまり、取得手段604は、外部装置200からの外部画像α、および、入力装置400に入力された入力画像βを取得する。
【0023】
取得手段604が、外部画像αと入力画像βを取得すると、記憶手段606が、取得された外部画像αと入力画像βを対応させて記憶手段608に記憶させる。外部画像α、入力画像βは、例えば、ビットマップ形式で、記憶手段606に記憶される。図5に記憶手段608の記憶形態の一例を示す。図5の例では、各ユーザX、X・・・ごとに、外部画像αと入力画像βとの対応が記憶されている。ユーザX、Xなどはユーザ識別情報(例えばユーザID)とし、α11、β11等は、それぞれ外部画像、入力画像の識別情報を示す。例えば、ユーザXについては、N個の「外部画像αと入力画像β」の対応が記憶されている。ユーザXについては、対応の組(α11、β11)・・・(α1N、β1N)が記憶されている。図5中のN、Mはそれぞれ自然数とする。なお、ユーザとは、説明者Aや傍観者Bなどを含めた画像処理装置600、表示ボード300を使用する全ての者をいう。
【0024】
また取得手段604が、入力画像βは、第3表示制御手段610に送信される。そして第3表示制御手段610は、取得手段604が取得した入力画像βを第2表示装置500に表示させる。
【0025】
図3で説明したように、入力装置400は透過性のある薄板状のタッチパネルであり、第2表示装置500は薄板状のディスプレイである。そして、入力装置400は第2表示装置500に重畳している。従って、入力装置400に入力(記述)された入力画像βは、第2表示装置500に表示され、説明者Aや傍聴者Bは、該入力画像βは視認することが出来る。
【0026】
この実施形態1の画像処理装置600、および、画像処理装置が用いられた表示ボード300であれば、外部画像αが表示される第1表示装置100と離間されている。従って、発光によるまぶしさや熱により、説明者A(ユーザ)は不快感を感じることはない。また、OLED技術を採用していないことから、製造コストを抑えることが出来る。
[実施形態2]
次に、実施形態2の画像処理装置600−1について説明する。図6に画像処理装置6000−1の機能構成例を示す。図6は図4と比較すると、第1表示制御手段620が具備されている点で異なる。
【0027】
第1表示制御手段620は、取得手段604が取得した外部画像αと、入力画像βと、を対応させて外部装置200の表示手段200a(図2参照)に表示させる。表示手段200aに表示させる画面の一例を図7に示す。図7に示すように、表示手段200aには、対応付けられた外部画像αと、入力画像βとが表示される。表示される画像のレイアウトは、図7に示すものに限られない。
【0028】
この実施形態2の画像処理装置600−1によれば、傍聴者Bが保有する外部装置200の表示手段200aに、対応付けられた外部画像αと、入力画像βとが表示される。従って、傍聴者Bは、外部画像αと、該外部画像αと対応する入力画像βの両方を視認することが出来る。よって、会議や授業などを円滑に進行することが出来る。
[実施形態3]
次に、実施形態3の画像処理装置600−2について説明する。画像処理装置600−2の機能構成例を図8に示す。図8を図4と比較すると、異なる主な点は、画像処理装置600−2は、外部記憶装置700に接続されている点である。
【0029】
外部記憶装置700とは、画像処理装置600−2に着脱可能に外部接続される記憶装置であり、例えば、USBメモリなどである。外部記憶装置700をUSBメモリとすると、画像処理装置600−2は、該USBメモリを差し込むためのUSBホスト端子が設けられる。また、画像処理装置600−2には、例えば、記録開始入力手段(図示せず)が設けられている。記録開始入力手段とは、例えば、記録開始ボタンであり、該記録開始ボタンをユーザが押下すると、記憶制御手段606が、(取得手段604に取得された)外部画像と入力画像を対応させて外部記憶装置700に記憶させる。
【0030】
そして、ユーザは、対応された入力画像および外部画像が記憶された外部記憶装置700を、画像処理装置600−2から取り外し、自由に搬送することができる。そして、ユーザは、外部記憶装置700に記憶されている対応された入力画像および外部画像を、他の表示装置などで表示させることが出来る。
【0031】
この実施形態3によれば、ユーザは、外部記憶装置700に対応された入力画像および外部画像を搬送でき、他の表示装置などで表示させることが出来る。
【0032】
また、実施形態1〜実施形態3を総合すると、対応された入力画像および外部画像の供給先は、(i)記憶手段608(図4参照、実施形態1で説明)(ii)外部装置200(図6参照、実施形態2で説明)(iii)外部記憶装置700(図8参照、実施形態3で説明)であるとして説明した。
【0033】
本実施例の画像処理装置、表示ボードは、これら3つの共有先(i)〜(iii)のうち少なくとも2つとするように、構成してもよい。
[実施形態4]
次に、実施形態4の画像処理装置600−3について説明する。図9に実施形態4の画像処理装置600−3の機能構成例を示す。図9を図4と比較すると、図9では、第2表示手段630が具備されている点で異なる。
【0034】
上述のように、第2表示装置500は、入力装置400から入力された入力画像βを表示させる。そして、外部装置200からのトリガー信号Tにより、第2表示制御手段630は、過去に記憶手段608に記憶された入力画像βを第2表示装置500に表示させる。第2表示装置500に過去の入力画像βを表示させることで、ユーザは、過去の入力画像βを視認することが出来る。
【0035】
従って、例えば、画像処理装置600−3が学校の授業で用いられている場合には、説明者A(先生)が、過去に表示ボードに描画した(入力装置400に入力した)画像を表示させることが出来、該過去の画像について生徒たちに復習させることが出来る。
【0036】
次に、トリガー信号Tの第1の例について説明する。まず、予め外部装置200内の記憶手段(図示せず)に、過去に入力装置400に入力された入力画像βを取得し、記憶させておく。そして、ユーザは、外部装置200に記憶されている入力画像βであり、かつ、第2表示装置500に表示させたい入力画像βを、外部装置200から(第2接続手段612経由で)記憶手段608に送信する。
【0037】
また、実施形態1では、記憶制御手段606は、取得手段604が取得した入力画像βと外部画像αとを対応させて、記憶手段608に記憶させる、と説明した。実施形態4の記憶制御手段606は、この記憶処理と共に、記憶手段608を監視処理を行っている。そして、記憶制御手段606は、該記憶制御手段606以外の手段で、記憶手段608に記憶された画像については、第2表示制御手段630に送信する。そして、第2表示制御手段630は、該送信させる該画像を第2表示装置500に送信し、第2表示装置500に表示させる。
【0038】
つまり、外部装置200から送信され、記憶手段608に記憶された画像は、記憶制御手段606以外の手段で、記憶手段608に記憶された画像である。よって、外部装置200から送信され、記憶された画像(過去に記憶された入力画像β)がトリガー信号Tとなり、該記憶された画像を記憶手段608から取得し、第2表示制御手段630は、該取得した該入力画像βを第2表示装置500に表示させる。
【0039】
次に、トリガー信号Tの第2の例について説明する。過去に、記憶手段608に記憶された各入力画像βそれぞれに該識別情報を付与する。そして、外部装置200からは、第2表示装置500に表示される対象の入力画像βについての識別情報が第2表示制御手段630に送信される(図9の破線の矢印)。
【0040】
第2表示制御手段630は、外部装置200から送信された識別情報に対応する入力画像βを取得する。そして、第2表示制御手段630は、該取得した入力画像βを第2表示装置500に送信し、表示させる。
【0041】
この実施形態4の画像処理装置600−3によれば、外部装置200からのトリガー信号Tにより、ユーザの所望する、過去に記憶手段608に記憶された入力画像βを第2表示装置500に表示させることが出来る。
[その他の実施形態]
次に、その他の実施形態について説明する。その他の実施形態では、主に、外部装置200と表示ボード300との接続についての実施形態1〜4以外の接続手法について説明する。
【0042】
図10に、第1の接続手法で、外部装置200と、画像処理装置600とを接続した構成を示す。図10の例では、外部装置200と、画像処理装置600とが、ディスプレイケーブル256で接続されている。また、第1表示装置100と画像処理装置600とは、ディスプレイケーブル258で接続されている。外部装置200からの外部画像αは、第1接続手段602に入力される。そして、入力された外部画像αは、第3接続手段640に入力される。第3接続手段640から、ディスプレイケーブル258で、第1表示装置100に対して、外部画像αが入力される。ディスプレイケーブル258は例えば、VGAケーブルである。
【0043】
この第1の接続手法であれば、ディスプレイケーブル252(図4参照)のような分岐型ディスプレイケーブルを使用しなくてもよい、という効果を奏する。
【0044】
次に、第2の接続手法について説明する。図11に、第2の接続手法で、外部装置200と、画像処理装置600とを接続した構成を示す。図11の例では、外部装置200と、画像処理装置600とが、USBケーブル254のみで接続されている。
【0045】
外部装置200からの外部画像αは、USBケーブル254で送信可能な規格で、USBケーブル254を経由して、第2接続手段612に送信される。USBケーブル254を経由して、外部画像αを送信する技術は、例えば、ディスプレーリンク社のUSBグラフィックス技術が良く知られている。この技術は、VGA、DVI、HDMI、のような一般的なディスプレイケーブルよりも通信帯域の小さいUSBケーブルを通るように、外部画像αを圧縮して送信するものである。
【0046】
第2接続手段612に送信された外部画像αは、変換手段650に入力される。変換手段650に入力された外部画像αは、例えば、VGAケーブルで送信可能な規格に変換される。具体的には、圧縮された外部画像αを解凍することなどの処理が行われる。そして、外部画像αは、第3接続手段640から、ディスプレイケーブル258を経由して、第1表示装置100に送信される。
【0047】
この第2の接続手法であれば、外部装置200と画像処理装置600とを接続するためのケーブルを1本にすることが出来る。
【符号の説明】
【0048】
602 第1接続手段
604 取得手段
606 記憶制御手段
608 記憶手段
610 生成手段
612 第2接続手段
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0049】
【非特許文献1】"日立ソリューションズ"[online][平成23年3月2日検索]インターネット〈URL:http://hitachisoft.jp/products/starboard/〉

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部装置から供給された外部画像を表示する第1表示装置と、
入力画像が入力される入力装置と、に接続されている画像処理装置であって、
記憶手段と、
前記入力画像および前記外部画像を取得する取得手段と、
前記入力画像および前記外部画像を対応させて、前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項2】
外部装置から供給された外部画像を表示する第1表示装置と、
入力画像が入力される入力装置と、に接続されている画像処理装置であって、
前記入力画像および前記外部画像を取得する取得手段と、
前記入力画像および前記外部画像を対応させて、前記外部装置の表示手段に表示させる第1表示制御手段を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項3】
外部装置から供給された外部画像を表示する第1表示装置と、
入力画像が入力される入力装置と、
記憶装置と、に接続されている画像処理装置であって、
前記入力画像および前記外部画像を取得する取得手段と、
前記入力画像および前記外部画像を対応させて、前記記憶装置に記憶させる記憶制御手段と、を有することを特徴とする画像処理装置。
【請求項4】
前記画像処理装置は、前記入力装置から入力された入力画像を表示させる第2表示装置に接続され、
過去に前記記憶された前記入力画像を前記第2表示装置に表示させる第2表示制御手段を有することを特徴とする請求項1または3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
請求項1〜3何れか1項に記載の画像処理装置と、
前記入力装置と、
前記入力装置から入力された入力画像を表示させる第2表示装置と、を有し、
前記入力装置は、透過性のある薄板状のタッチパネルであり、
前記第2表示装置は、薄板状のディスプレイであり、
前記入力装置は、前記第2表示装置に重畳されていることを特徴とする表示ボード。
【請求項6】
過去に前記記憶された前記入力画像を前記第2表示装置に表示させる第2表示制御手段を有することを特徴とする請求項5に記載の表示ボード。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公開番号】特開2012−194702(P2012−194702A)
【公開日】平成24年10月11日(2012.10.11)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−57223(P2011−57223)
【出願日】平成23年3月15日(2011.3.15)
【出願人】(000006747)株式会社リコー (37,907)
【Fターム(参考)】