説明

画像変換装置、画像変換プログラム及び画像変換方法

【課題】絵画を制作する手順を教授する。
【解決手段】読み出した画像を絵画風画像に変換し(ステップS2)、保存する(ステップS3)。保存した絵画風変換画像から、色成分を抽出する(ステップS4)。この色成分の抽出に際しては、シルクスクリーン画又は版画で絵画を作成する場合と同様に、当該絵画風変換画像において同一色の領域を抽出する。しかる後に、これら抽出した同一色のみ領域からなる複数の版(版の画像を表す画像データ)を作成する。引き続き、色を出す順序を決定する(ステップS5)。この決定した色の順序から、第1色(ステップS6)。第2色(ステップS7)・・・最終色を表示バッファに書き込んで(ステップSn)処理を終了する。したがって、ユーザは液晶表示パネル上で、各色画像のスライドショー表示を観賞することができ、これによりシルクスクリーン画や版画で絵画を制作する手順を知ることができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮影された画像を絵画風の画像に変換する画像変換装置、画像変換プログラム及び画像変換方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、撮影された画像に基づき、画家の描いた絵画に見られる特徴を擬似的に再現した絵画風画像を作成する変換技術が提案されるに至っている(例えば、特許文献1参照)。したがって、デジタルカメラで撮影した画像を、前記変換技術を用いて油絵調、水彩画調、シルクスクリーン画調等の絵画風画像に変換することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004−213598号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、絵画は、その種別に応じて様々な過程を経て、一つのまとまった絵として創作される。しかしながら、前記変換技術にあっては、装置の内部において、撮影画像から特定の種別絵画に見られる特徴で絵画風画像に変換する。したがって、前記変換技術によっては、絵画が描かれる手順を教授されるものではないことから、ユーザにおいて絵画を制作する手順を知ることができたり、学習することのできる技術の出現が要請されていた。
【0005】
この発明は、このような要請に鑑みてなされたものであり、絵画を制作する手順を教授する画像変換装置、画像変換プログラム及び画像変換方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため、本発明に係る画像変換装置にあっては、撮影により取得された撮影画像を、絵画風画像に変換する画像変換手段と、前記画像変換手段により変換された絵画風画像から、同一色の領域で構成される色成分毎の画像を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された色成分毎の画像を所定の順序で表示する表示手段とを備えることを特徴とする。また、本発明に係るプログラムにあっては、画像変換装置が有するコンピュータを前記各手段として機能させることを特徴とする。
【0007】
また、本発明に係る画像変換方法にあっては、撮影により取得された撮影画像を、絵画風画像に変換する画像変換ステップと、前記画像変換ステップで変換された絵画風画像から、同一色の領域で構成される色成分毎の画像を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにより抽出された色成分毎の画像を所定の順序で表示する表示ステップとを含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、絵画を制作する手順を教授することができるので、ユーザにおいて絵画を制作する手順を知ることができたり、学習することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像表示装置の外観を示す図である。
【図2】同画像表示装置の回路構成を示すブロック図である。
【図3】同画像表示装置の処理手順を示すフローチャートである。
【図4】本実施の形態における液晶表示パネルの表示遷移図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明を適用した画像表示装置1を示す外観図である。
【0011】
画像表示装置1の正面には、本体2に保持された液晶表示パネル3によって構成される表示部が設けられている。この液晶表示パネル3にはタッチパネル5が一体的に構成されており、指でタッチすることにより操作可能となっている。本体2の前面上部右側には撮像素子8が設けられ、側面にはメモリカードスロット6が設けられている。更に、本体上部にGPSアンテナ7、前面上部左側に人感センサ4が設けられている。
【0012】
図2は、画像表示装置1の電気的構成を示したブロック図である。画像表示装置1は、CPU(Central Processing Unit)11と、CPU11に接続されたROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access memory)13、内部メモリ14を備え、ROM12には、CPU11に後述するフローチャートに示す動作を行わせるためのプログラムが記憶されている。
【0013】
また、CPU11は、前記撮像素子8で撮像した顔を認識処理するための顔認識エンジン100と、写真画像を絵画調の画像に変換する絵画変換エンジン200を含んでいる。顔認識エンジン100は、撮像素子8で撮像した画像の中に複数の顔が写っている場合、それぞれの顔を認識する能力を備えている。
【0014】
絵画変換エンジン200による絵画変換処理は、メモリカード60に記憶されている表示対象の画像(撮影により取得された撮影画像)を、絵画が有する特徴を備えた絵画調画像、つまり特定の効果を与えた絵画調画像に変換し、変換後の絵画調画像を液晶表示パネル3に表示する処理である。
【0015】
また、絵画調画像への変換に際して目標とする絵画の種類、つまり変換画調画像にする特徴(画調)が選択可能である。本実施の形態において、選択可能な画調は油絵調、水彩画調、シルクスクリーン画調、版画調、クレヨン画調、イラスト画調、点描画調、エアブラシ画調とする。しかし、これに限ることなく、ゴッホ調、モネ調、ピカソ調など、画家の特徴を加味した変換の選択を可能としても良い。また、別の画調のアルゴリズムを後述するメモリカード60で提供するようにすることもできる。
【0016】
RAM13は、CPU11が必要に応じて種々のデータを一時的に記憶する作業用のメモリである。
【0017】
内部メモリ14は、ハードディスク又はフラッシュメモリによる大容量不揮発性メモリであり、後述するフォルダが形成されて多数の画像を保存可能となっている。
【0018】
表示制御部16は、表示バッファを備え、CPU11から供給される表示用の画像データを表示バッファに書き込んだ後、この表示バッファに書き込んだバッファデータを液晶表示パネル3に送信して駆動する駆動することにより、画像や各種メニューを液晶表示パネル3に表示させる。
【0019】
キー入力部制御部17はCPU11の制御に基づいてタッチパネル5の操作信号を入力するものである。
【0020】
メモリカードインターフェース18は、メモリカードスロット6に着脱自在に装着された各種のメモリカード60と、CPU11との間におけるデータの入出力を制御する入出力インターフェースである。
【0021】
撮像制御部19は、撮像素子8を駆動して被写体の画像を取り込む制御を行う。ベイヤーデータで取り込まれた画像データはYUV及びRGBデータに変換後、JPEGデータに圧縮して内部メモリ14又はメモリカード60に記録される。
【0022】
GPS制御部20は、GPSアンテナ7で受信した情報を元に位置情報を取得する。これにより、画像表示装置1の現在位置を知ることができる。
【0023】
人感センサ4はCPU11に接続され、近くに人がいるかどうかを検知するものである。従って、近くに人がいない状態が所定時間以上続くと自動的に電源を切って節電を図る(オートパワーオフ)。
【0024】
通信制御部30は、電話回線31若しくは無線LAN32を経由してメールの送受信を含む通信制御を行う。
【0025】
33はメール送受信に使用するアドレス帳である。実際は内部メモリ14内に設けられる。
【0026】
40はネットワークを介して接続されるバックアップサーバーであり、自動的に若しくは手動指示により内部メモリ14に記録されたデータのバックアップを行う。
50は配信コンテンツサーバーであり、多数のコンテンツや画像を有しており、ネットワークを介して画像表示装置1へデータを配信することができる。
70はパーソナルコンピュータであり、無線LAN32等で通信制御部30を介して画像表示装置1と接続でき、画像表示装置1では設定できない複雑な設定等をすることができる。
80は電源制御部で、電源プラグ81を介してAC電源を取り入れ、直流に変換して各部に電力を供給する。前述したオートパワーオフの制御も行う。
【0027】
以上の構成に係る本実施の形態において、画像表示装置1はCPU11がROM12に格納されているプログラムに従って処理を実行することにより、図3のフローチャートに示す本実施の形態に係る画像変換表示処理を実行する。
【0028】
先ずCPU11は、保存領域である内部メモリ14又はメモリカード60から、撮影された画像であって絵画変換(画調変換)する画像を読み出す(ステップS1)。この画像の読み出しに際しては、例えば内部メモリ14又はメモリカード60に記憶されている撮影画像のサムネイルを液晶表示パネル3に表示し、タッチにより選択されたサムネイルに対応する画像を読み出す。これにより、ユーザは、所望の画像を絵画変換する画像として、選択することができる。
【0029】
次に、この読み出した画像を絵画風画像に変換する(ステップS2)。すなわち、本実施の形態においては、前述のように選択可能な画調は油絵調、水彩画調、シルクスクリーン画調、版画調、クレヨン画調、イラスト画調、点描画調、エアブラシ画調の8種類としている。そして、前記ステップS1で読み出された画像を、これら8種の画調の中から、予めユーザにより選択された画調の絵画風画像に変換する。しかる後に、この変換した画像である絵画風変換画像を内部メモリ14に保存する(ステップS3)。
【0030】
なお、以下においては、ユーザによりシルクスクリーン画調又は版画調が予め選択されており、ステップS1で読み出した画像をシルクスクリーン画調又は版画調の絵画風画像に変換する場合について説明する。
【0031】
すなわち、前記ステップS3で内部メモリ14に保存したシルクスクリーン画調又は版画調の絵画風変換画像から、色成分を抽出する(ステップS4)。この色成分の抽出に際しては、シルクスクリーン画又は版画で絵画を作成する場合と同様に、当該絵画風変換画像において同一色の領域を抽出する。しかる後に、これら抽出した同一色のみの領域からなる複数の版(版の画像を表す画像データ)を作成する。
【0032】
引き続き、色を出す順序を決定する(ステップS5)。ここで、色を出す順序とは、シルクスクリーン画又は版画を作成する際に、刷る色の順序であり、この刷る色の順序は作家によって異なる。例えば、ある作家の場合には明るい色から刷っていき、他の作家の場合にはこれとは逆に暗い色から刷っていく。また、例えば、ある作家の場合には領域が少ない色から刷っていき、他の作家の場合にはこれとは逆に領域が多い暗い色から刷っていく。さらに、これら以外にも、当該絵画風変換画像の特徴等に応じて、刷る色の順序は作家毎に異なる。
【0033】
このため、ROM12には、予め特定の作家の刷る色の順序に従って色の順序を決定するアルゴリズムが記憶されている。そして、ステップS5ではこのアルゴリズムに基づき、ステップS4で抽出した色成分毎に順序を決定する。したがって、後述する図4に示すように、例えば4色の色成分が抽出されたとすると、アルゴリズムに基づき第1色(第1刷の色)から最終色(第4刷の色)までの4色の順序が決定されることとなる。また、これよりも遙かに使用色数が多く、ステップS4で当該絵画風変換画像から例えば15色の色成分が抽出されたとすると、アルゴリズムに基づき第1色(第1刷の色)から最終色(第15刷の色)までの色の順序が決定されることとなる。
【0034】
次に、この決定した色の順序から、第1色を表示制御部16が有する表示バッファに書き込む(ステップS6)。すると、表示制御部16は、表示装置(液晶表示パネル3)にバッファデータを送信する(ステップSm)。これにより、表示装置である液晶表示パネル3には、変換された絵画風変換画像における第1色の部分が表示されることとなる。
【0035】
引き続き、決定した色の順序から、第2色を表示制御部16が有する表示バッファに書き込む(ステップS7)。すると、表示制御部16は、表示装置(液晶表示パネル3)にバッファデータを送信する(ステップSm)。これにより、表示装置である液晶表示パネル3には、変換された絵画風変換画像における第1色部分に第2色の部分が加えられて表示されることとなる。さらに、決定した色の順序から、第3色以降を表示制御部16が有する表示バッファに書き込んだ後、最終色を表示バッファに書き込んで(ステップSn)処理を終了する。
【0036】
これにより、第1色の部分から最終色の部分までが順次表示バッファに書き込まれて行くこととなる。また、表示制御部16は、表示装置(液晶表示パネル3)にバッファデータを順次送信し(ステップSm)、最終色の部分までの送信を完了することより、当該絵画風変換画像における表示処理を完了する。
【0037】
すなわち、図4(A)に示すように、変換された絵画風変換画像において、両側の樹木101、102の輪郭、中央部の円103、その下部の円柱104が同一色であり、当該色が第1色であったとする。すると、前記ステップS6での処理により、第1色を構成する樹木101、102の輪郭、円103、円柱104からなる画像である第1色画像P1が、表示バッファに書き込まれて液晶表示パネル3に表示される。
【0038】
また、図4(B)に示すように、変換された絵画風変換画像において、両側の樹木101、102自体の色が同一色であり、当該色が第2色であったとする。すると、前記ステップS7での処理により、第1色画像P1に第2色を構成する樹木101、102自体の色が加えられた画像である第2色画像P2が、表示バッファに書き込まれて液晶表示パネル3に表示される。
【0039】
また、図4(C)に示すように、変換された絵画風変換画像において、地面105が第3色であったとする。すると、前記ステップS7に続くステップでの処理により、第2色画像P2に地面105が加えられた画像である第3色画像P3が表示バッファに書き込まれて液晶表示パネル3に表示される。
【0040】
また、図4(D)に示すように、変換された絵画風変換画像において、円103に配置された両眼106、106及び口107の色が同一色であり、当該色が最終色であったとする。すると、前記ステップSnでの処理により、第3色画像P3に両眼106、106及び口107の色が加えられた画像である最終色画像P4が、表示バッファに書き込まれて液晶表示パネル3に表示される。
【0041】
このとき、各色画像P1、P2、P3、P4の表示切り替えは、一般的なスライドショー表示と同様の時間間隔で行う。したがって、ユーザは液晶表示パネル3上で、各色画像P1、P2、P3、P4のスライドショー表示を観賞することができ、これによりシルクスクリーン画や版画で絵画を制作する手順を知ることができたり、学習することが可能となる。
【0042】
以上のように、実施の形態により開示される請求項1記載の発明によれば、撮影により取得された撮影画像を、絵画風画像に変換する画像変換手段と、前記画像変換手段により変換された絵画風画像から、同一色の領域で構成される色成分毎の画像を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された色成分毎の画像を所定の順序で表示する表示手段とを備えることを特徴とする画像変換装置を提供することができる。
【0043】
また、実施の形態により開示される請求項2記載の発明によれば、前記画像変換手段は、前記撮影画像をシルクスクリーン画又は版画を模した絵画風画像に変換することを特徴とする請求項1記載の画像変換装置を提供することができる。
【0044】
また、実施の形態により開示される請求項3記載の発明によれば、特定の作家がシルクスクリーン画又は版画を制作する際の制作順序を示す情報を記憶した記憶手段を備え、前記表示手段は、前記記憶手段に記憶されている前記情報に基づく順序で、前記色成分毎の画像を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像変換装置を提供することができる。
【0045】
また、実施の形態により開示される請求項4記載の発明によれば、画像変換装置が有するコンピュータを、撮影により取得された撮影画像を、絵画風画像に変換する画像変換手段と、前記画像変換手段により変換された絵画風画像から、同一色の領域で構成される色成分毎の画像を抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された色成分毎の画像を所定の順序で表示する表示手段として機能させることを特徴とするプログラムを提供することができる。
【0046】
また、実施の形態により開示される請求項5記載の発明によれば、撮影により取得された撮影画像を、絵画風画像に変換する画像変換ステップと、前記画像変換ステップで変換された絵画風画像から、同一色の領域で構成される色成分毎の画像を抽出する抽出ステップと、前記抽出ステップにより抽出された色成分毎の画像を所定の順序で表示する表示ステップとを含むことを特徴とする画像変換方法を提供することができる。
【0047】
なお、本実施の形態においては、本発明を画像表示装置に適用した場合を示したが、画像表示装置に限らず、画像を表示可能な機器であればデジタルカメラや携帯電話等の他の機器に適用するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0048】
1 画像表示装置
3 液晶表示パネル
4 人感センサ
6 メモリカードスロット
8 撮像素子
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 内部メモリ
16 表示制御部
17 キー入力部制御部
18 メモリカードインターフェース
19 撮像制御部
100 顔認識エンジン
200 絵画変換エンジン

【特許請求の範囲】
【請求項1】
撮影により取得された撮影画像を、絵画風画像に変換する画像変換手段と、
前記画像変換手段により変換された絵画風画像から、同一色の領域で構成される色成分毎の画像を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された色成分毎の画像を所定の順序で表示する表示手段と、
を備えることを特徴とする画像変換装置。
【請求項2】
前記画像変換手段は、前記撮影画像をシルクスクリーン画又は版画を模した絵画風画像に変換することを特徴とする請求項1記載の画像変換装置。
【請求項3】
特定の作家がシルクスクリーン画又は版画を制作する際の制作順序を示す情報を記憶した記憶手段を備え、
前記表示手段は、前記記憶手段に記憶されている前記情報に基づく順序で、前記色成分毎の画像を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の画像変換装置。
【請求項4】
画像変換装置が有するコンピュータを、
撮影により取得された撮影画像を、絵画風画像に変換する画像変換手段と、
前記画像変換手段により変換された絵画風画像から、同一色の領域で構成される色成分毎の画像を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された色成分毎の画像を所定の順序で表示する表示手段と、
して機能させることを特徴とするプログラム。
【請求項5】
撮影により取得された撮影画像を、絵画風画像に変換する画像変換ステップと、
前記画像変換ステップで変換された絵画風画像から、同一色の領域で構成される色成分毎の画像を抽出する抽出ステップと、
前記抽出ステップにより抽出された色成分毎の画像を所定の順序で表示する表示ステップと、
を含むことを特徴とする画像変換方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2012−208748(P2012−208748A)
【公開日】平成24年10月25日(2012.10.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−74153(P2011−74153)
【出願日】平成23年3月30日(2011.3.30)
【出願人】(000001443)カシオ計算機株式会社 (8,748)
【Fターム(参考)】