説明

画像形成装置

【課題】設置面に起因して画質が低下することを防止する。
【解決手段】第1の枠体13は、ガラスを含む樹脂からなる。第2の枠体14は、ガラスを含まない樹脂からなる右側基底部材80a、左側基底部材80b、及び右側基底部材80aと左側基底部材80bとを接続する接続部材である用紙揃えユニット82を有する。第1の枠体13の固定部92−1と第2の枠体14の被固定部88−1とが固定部材94によって固定され、第1の枠体13の固定部92−2と第2の枠体14の被固定部88−2とが固定部材94によって固定されることにより、第1の枠体13と第2の枠体14とは、互いに2箇所で固定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタ、複写機又はファクシミリ等の画像形成装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、骨格フレームと、骨格フレームの上方に取り付けられるサブフレームとを、3箇所で連結・固定することにより、骨格フレームに発生するねじれがサブフレームに伝達しにくくなるプリンタ装置を開示する。また、特許文献2は、画像形成部分を収容した画像形成部筐体と、プリント部分を収容したプリント部筐体とを有し、設置面への装置の設置側となるプリント部筐体に対し、画像形成部筐体を分離可能かつ像担持体の回転軸方向に移動可能に装着した画像形成装置を開示する。また、特許文献3は、像担持体等を有する第1の筐体に左右の脚部を締結し、該左右の脚部を床面にそれぞれ一箇所で接すると共に、該左右の脚部それぞれの内部に床面に接するブロックを揺動可能に支持し、該左右のブロックにこれらの動作を連動させる連動板を係合させた画像形成装置を開示する。
【0003】
【特許文献1】特許第3692926号
【特許文献2】特開2000−298386号公報
【特許文献3】特開2002−23440号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、設置面に起因して画質が低下することを防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するため、本発明の特徴とするところは、少なくとも像保持体を支持する第1の枠体と、この第1の枠体を重力方向下方から支持する第2の枠体とを有し、前記第1の枠体は、前記第2の枠体よりも剛性が高い画像形成装置にある。
【0006】
好適には、前記第1の枠体と前記第2の枠体とは、互いに固定されている部位が2箇所である。
【0007】
また、好適には、前記第1の枠体は、ガラスを含む樹脂からなる。
【0008】
また、好適には、前記第2の枠体は、2つ以上の基底部材と、前記基底部材それぞれを接続する接続部材とを有する。
【0009】
また、好適には、前記第2の枠体は、前記像保持体に向けて記録媒体を供給する記録媒体供給装置の少なくとも一部を構成する。
【0010】
また、好適には、前記接続部材は、前記像保持体に向けて記録媒体を供給する記録媒体供給装置の少なくとも一部を構成する。
【0011】
また、好適には、前記第1の枠体と前記第2の枠体とは、前記第2の枠体の端部よりも、前記第1の枠体、前記第2の枠体、並びに、前記第1の枠体及び前記第2の枠体がそれぞれ支持する部材に働く重力の合力が作用する点を含む鉛直な1つの面に近い位置で互いに固定されている。つまり、第1の枠体と第2の枠体とは、画像形成装置の重心を含む鉛直な1つの面に近い位置で互いに固定されている。
【0012】
また、好適には、前記第2の枠体は、該第2の枠体を支える脚部を4つ以上有する。
【0013】
また、好適には、前記第1の枠体は、前記像保持体に潜像を書き込む光書き込み装置、この光書き込み装置により書き込まれた潜像を現像剤によって可視化する現像装置、この現像装置により可視化された現像剤像を記録媒体に転写する転写装置、この転写装置により転写された現像剤像を記録媒体に定着させる定着装置、並びに、前記像保持体、前記光書き込み装置、前記現像装置、前記転写装置及び前記定着装置の少なくともいずれかを駆動する駆動装置の少なくともいずれかを支持する。
【0014】
また、好適には、前記第1の枠体は、前記像保持体、前記光書き込み装置、前記現像装置、前記転写装置、前記定着装置及び前記駆動装置の少なくともいずれかに電圧を印加する電源部を支持し、前記第2の枠体は、前記電源部よりも高い電圧を印加する高圧部を支持する。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、設置面に起因して画質が低下することを防止することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0016】
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。この画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有する。画像形成装置本体12は、内部に第1の枠体(シャーシ)13と、この第1の枠体13を重力方向下方から支持する第2の枠体(シャーシ)14とを有する。
【0017】
第1の枠体13は、例えばガラスを含む樹脂からなり、第2の枠体14よりも剛性が高く、後述する画像形成部15及び電源ユニット16などを支持する。電源ユニット16は、例えば基板ブラケット(図示せず)によって支持され、画像形成装置10を構成する各部に所定の電圧を印加する電源用の電気部品を有する。
【0018】
第2の枠体14は、例えばガラスを含まない樹脂からなる複数の部材(図4などを用いて後述)を有し、画像形成部15に用紙などの記録媒体を供給する記録媒体供給装置54の一部を構成するとともに、高圧ユニット17を支持する。高圧ユニット17は、例えば基板ブラケット(図示せず)によって支持され、電源ユニット16が有する電気部品よりも高い電圧を印加する高電圧部品を有する。また、高圧ユニット17は、画像形成装置10を構成する各部を制御する制御用の電気部品などを収容する制御ユニット66を介し、電源ユニット16に接続されている。
【0019】
画像形成部15は、カラー画像を形成する電子写真方式のもので、現像剤像を保持する像保持体としてのドラム形状の感光体22Y、22M、22C、22Bと、この各感光体22Y、22M、22C、22Bを一様に帯電する帯電ロールを備えた帯電手段としての帯電装置24Y、24M、24C、24Bと、各感光体22Y、22M、22C、22Bに光により静電潜像を書き込む潜像形成手段としての光書き込み装置26Y、26M、26C、26Bと、各感光体22Y、22M、22C、22Bに書き込まれた潜像を現像剤(トナー)で現像する現像ユニット28Y、28M、28C、28Bと、各感光体22Y、22M、22C、22Bに形成された現像剤像を記録媒体に転写する転写手段として用いられる転写ユニット42と、転写ユニット42による現像剤像の転写がなされた後に感光体22Y、22M、22C、22Bに残留する廃現像剤を例えば掻き取ってクリーニングするクリーニング装置30Y、30M、30C、30Bとを有する。
【0020】
光書き込み装置26Y、26M、26C、26Bは、それぞれレーザー露光装置からなり、光書き込み装置26Yは感光体22Yにイエロー画像に対応するレーザー光を、光書き込み装置26Mは感光体22Mにマゼンダ画像に対応するレーザー光を、光書き込み装置26Cは感光体22Cにシアン画像に対応するレーザー光を、光書き込み装置26Bは感光体22Bにブラック画像に対応するレーザー光をそれぞれ発し、感光体22Y、22M、22C、22Bに、それぞれ静電潜像を書き込むようになっている。
なお、光書き込み装置26Y、26M、26C、26Bは、光書き込みユニット27として一体化されている。
【0021】
画像形成部15が有する部材のうち感光体22Y、22M、22C、22B、帯電装置24Y、24M、24C、24B、現像ユニット28Y、28M、28C、28B及びクリーニング装置30Y、30M、30C、30Bは、交換ユニットとして用いられるプロセスカートリッジ32として一体型され、画像形成装置本体12に対して正面側(図1において左側)から着脱自在に装着される。
【0022】
また、このプロセスカートリッジ32には、現像ユニット28Y、28M、28C、28Bに供給される現像剤をそれぞれ収容する交換ユニットとしての現像剤カートリッジ34Y、34M、34C、34Bが画像形成装置本体12に対して側面側から着脱自在に装着されている。
現像剤カートリッジ34Y、34M、34C、34Bには、トナーなどの現像剤を収容する現像剤収容室36Y、36M、36C、36B及び廃現像剤収容室38Y、38M、38C、38Bがそれぞれ内部に形成されている。
【0023】
例えば、現像剤カートリッジ34Yにはイエロートナーが、現像剤カートリッジ34Mにはマゼンダトナーが、現像剤カートリッジ34Cにはシアントナーが、トナーカートリッジ34Bにはブラックトナーが充填(収容)されている。
【0024】
転写ユニット42は、プロセスカートリッジ32の感光体22Y、22M、22C、22Bと接触するように配置されている。この転写ユニット42は、ユニットとして一体化されていて二つの支持ロール44a、44bと、記録媒体又は像を搬送する搬送手段としての搬送ベルト46と、この搬送ベルト46に記録媒体を吸着させる吸着手段としての吸着ロール48と、搬送ベルト46により搬送中の記録媒体に、各感光体22Y、22M、22C、22Bに形成された現像剤像をそれぞれ転写する転写ロール50Y、50M、50C、50Bとが装着されてなる。
【0025】
吸着ロール48は、搬送ベルト46を介して支持ロール44aに圧接する状態で設けられ、電源ユニット16から電圧が印加されて搬送ベルト46に静電的に記録媒体を吸着させるようになっている。
【0026】
転写ロール50Y、50M、50C、50Bは、それぞれ転写バイアスが印加されており、感光体22Y、22M、22C、22Bに形成された現像剤像を、搬送ベルト46によって搬送中の記録媒体へ順に転写し、記録媒体にイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの4色の現像剤像が重ねられたカラー現像剤像を形成するようになっている。
【0027】
また、画像形成装置本体12の上部には、転写ユニット42により記録媒体に転写された現像剤像を記録媒体へと定着する定着ユニット52が第1の枠体13に支持されて配置されている。定着ユニット52は、加熱ロール53a及び加圧ロール53bを有し、加熱ロール53aと加圧ロール53bとの間を通過する記録媒体を加熱し加圧することで、記録媒体に現像剤像を定着するようになっている。
【0028】
また、画像形成装置本体12内には、ピックアップロール55によって記録媒体供給装置54からピックアップされた記録媒体を画像形成装置本体12上部の記録媒体排出部まで搬送する搬送路60が設けられていて、この搬送路60に沿って、記録媒体搬送方向上流側から順に、レジストロール62、転写ユニット42、定着ユニット52及び排出ロール64が配置されている。排出ロール64は、定着ユニット52から搬送された記録媒体を記録媒体排出部へと排出する。
【0029】
次に、第1の枠体13及び第2の枠体14について詳述する。
図2乃至図7において、第1の枠体13、第2の枠体14及び、第1の枠体13と第2の枠体14との固定部位が示されている。 以下、画像形成装置10を構成する各部の位置(位置関係)を、作業者が画像形成装置10を正面側から見た場合に、画像形成装置10の前側(前方)、後側(後方)、左側(左方)、右側(右方)、上側(上方)又は下側(下方)のいずれ側に位置するかによって示すことがある。
【0030】
第1の枠体13は、前側に前側部材支持部70が、後側に後側部材支持部72が、上部に上側部材支持部74が、右側に右側部材支持部76が、左側に左側部材支持部78が形成されている。右側部材支持部76の下部には、後述する突起部86−1が下方から貫通する穴部90−1と、例えばネジなどの固定部材94によって第1の枠体13と第2の枠体14とを固定するための穴を有する固定部92−1とが設けられている。左側部材支持部78の下部には、後述する突起部86−2が下方から貫通する穴部90−2と、例えばネジなどの固定部材94によって第1の枠体13と第2の枠体14とを固定するための穴を有する固定部92−2とが設けられている。
【0031】
第2の枠体14は、第1の枠体13の右側を支持する右側基底部材80a、第1の枠体13の左側を支持する左側基底部材80b及び用紙揃えユニット82を有する。右側基底部材80aは、下側の面に脚部84−1、84−2が長手方向端部にそれぞれ設けられている。また、右側基底部材80aは、上側の面の例えば中央近傍に、第1の枠体13の穴部90−1を下方から貫通する突起部86−1と、固定部材94によって第1の枠体13と第2の枠体14とを固定するために固定部92−1が有する穴に対向する例えばネジ穴などの被固定部88−1とを有する。左側基底部材80bは、下側の面に脚部84−3、84−4が長手方向端部にそれぞれ設けられている。また、左側基底部材80bは、上側の面の例えば中央近傍に、第1の枠体13の穴部90−2を下方から貫通する突起部86−2と、固定部材94によって第1の枠体13と第2の枠体14とを固定するために固定部92−2が有する穴に対向する例えばネジ穴などの被固定部88−2とを有する。
【0032】
用紙揃えユニット82は、上述したピックアップロール55及びレジストロール62を含み、記録媒体供給装置54の一部を構成するユニットであり、記録媒体供給装置54に収容されている記録媒体をピックアップし、所定のタイミングで記録媒体を搬送路60に向けて搬送する。また、用紙揃えユニット82は、右側基底部材80aと左側基底部材80bとを前側で接続する接続部材となっている。つまり、それぞれ独立した右側基底部材80aと左側基底部材80bとが用紙揃えユニット82を介して接続されることにより、一体化された第2の枠体14が構成されている。
【0033】
第1の枠体13と第2の枠体14とは、突起部86−1が穴部90−1を貫通し、突起部86−2が穴部90−2を貫通することによって相互の位置が決められる。また、固定部92−1と被固定部88−1とが固定部材94によって固定され、固定部92−2と被固定部88−2とが固定部材94によって固定されることにより、第1の枠体13と第2の枠体14とは、互いに固定される。
【0034】
このように、2つの固定部材94によって第2の枠体14に固定された第1の枠体13は、図8に示すように、前側部材支持部70においてプロセスカートリッジ32を支持することにより、ねじれの力に対する強度が増す。また、第1の枠体13は、後側部材支持部72において光書き込みユニット27を支持することにより、ねじれの力に対する強度が増す。
【0035】
さらに、第1の枠体13は、図9に示すように、前側部材支持部70においてプロセスカートリッジ32よりも前側で転写ユニット42を支持し、上側部材支持部74において定着ユニット52を支持し、画像形成装置10を構成する各部に必要な駆動力を発生させる駆動ユニット96を左側部材支持部78において支持することにより、それぞれねじれの力に対する強度が増す。
【0036】
制御ユニット66は、図10に示すように、光書き込みユニット27よりも後側に配置され、電源ユニット16と高圧ユニット17との間でそれぞれを接続している。
現像剤カートリッジ34Y、34M、34C、34Bは、実際には、図11に示すように、右側部材支持部76において支持され、着脱自在になっている。
そして、2つの固定部材94は、右側基底部材80a及び左側基底部材80bの端部よりも、第1の枠体13、第2の枠体14、並びに、第1の枠体13及び第2の枠体14がそれぞれ支持する部材に働く重力の合力が作用する点を含む鉛直な1つの面(鉛直面A)に近い位置で、第1の枠体13と第2の枠体14とをそれぞれ固定している(図11参照)。また、突起部86−1と穴部90−1、及び突起部86−2と穴部90−2は、それぞれそれぞれ鉛直面Aに近い位置に配置されている。
【0037】
このように、画像形成装置10は、床などの設置面に対して4つの脚部84−1〜84−4を有し、第1の枠体13と第2の枠体14とが2点で固定されており、設置面に起因して第2の枠体14にねじれなどの歪みが生じても、設置面に起因するねじれの力が第1の枠体13に伝達されにくくなっている。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の概要を示す概要図である。
【図2】第1の枠体と第2の枠体とが互いに固定されている状態を示す斜視図である。
【図3】第1の枠体を示す斜視図である。
【図4】第2の枠体を左側上方から見た斜視図である。
【図5】第2の枠体を左側下方から見た斜視図である。
【図6】第1の枠体の左側と第2の枠体の左側とを固定する部位を示す拡大斜視図である。
【図7】第1の枠体の右側と第2の枠体の右側とを固定する部位を示す拡大斜視図である。
【図8】第2の枠体に支持された第1の枠体がプロセスカートリッジを支持した状態を示す斜視図である。
【図9】第2の枠体に支持された第1の枠体が転写ユニットを支持した状態を示す斜視図である。
【図10】第2の枠体に支持された第1の枠体が各部材を支持した状態を左側後方から見た斜視図である。
【図11】第2の枠体に支持された第1の枠体が各部材を支持した状態を右側後方から見た斜視図である。
【符号の説明】
【0039】
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
13 第1の枠体
14 第2の枠体
15 画像形成部
16 電源ユニット
17 高圧ユニット
22Y、22M、22C、22B 感光体
27 光書き込みユニット
28Y、28M、28C、28B 現像ユニット
32 プロセスカートリッジ
42 転写ユニット
52 定着ユニット
54 記録媒体供給装置
66 制御ユニット
80a 右側基底部材
80b 左側基底部材
82 用紙揃えユニット
84−1〜84−4 脚部
86−1、86−2 突起部
88−1、88−2 被固定部
90−1、90−2 穴部
92−1、92−2 固定部
94 固定部材
96 駆動ユニット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも像保持体を支持する第1の枠体と、この第1の枠体を重力方向下方から支持する第2の枠体とを有し、前記第1の枠体は、前記第2の枠体よりも剛性が高い画像形成装置。
【請求項2】
前記第1の枠体と前記第2の枠体とは、互いに固定されている部位が2箇所である請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記第1の枠体は、ガラスを含む樹脂からなる請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第2の枠体は、2つ以上の基底部材と、前記基底部材それぞれを接続する接続部材とを有する請求項1乃至3いずれか記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記第2の枠体は、前記像保持体に向けて記録媒体を供給する記録媒体供給装置の少なくとも一部を構成する請求項1乃至4いずれか記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記接続部材は、前記像保持体に向けて記録媒体を供給する記録媒体供給装置の少なくとも一部を構成する請求項4記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1の枠体と前記第2の枠体とは、前記第2の枠体の端部よりも、前記第1の枠体、前記第2の枠体、並びに、前記第1の枠体及び前記第2の枠体がそれぞれ支持する部材に働く重力の合力が作用する点を含む鉛直な1つの面に近い位置で互いに固定されている請求項1乃至6いずれか記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記第2の枠体は、該第2の枠体を支える脚部を4つ以上有する請求項1乃至7いずれか記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記第1の枠体は、前記像保持体に潜像を書き込む光書き込み装置、この光書き込み装置により書き込まれた潜像を現像剤によって可視化する現像装置、この現像装置により可視化された現像剤像を記録媒体に転写する転写装置、この転写装置により転写された現像剤像を記録媒体に定着させる定着装置、並びに、前記像保持体、前記光書き込み装置、前記現像装置、前記転写装置及び前記定着装置の少なくともいずれかを駆動する駆動装置の少なくともいずれかを支持する請求項1乃至8いずれか記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記第1の枠体は、前記像保持体、前記光書き込み装置、前記現像装置、前記転写装置、前記定着装置及び前記駆動装置の少なくともいずれかに電圧を印加する電源部を支持し、前記第2の枠体は、前記電源部よりも高い電圧を印加する高圧部を支持する請求項1乃至9いずれか記載の画像形成装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate

【図7】
image rotate

【図8】
image rotate

【図9】
image rotate

【図10】
image rotate

【図11】
image rotate


【公開番号】特開2008−90122(P2008−90122A)
【公開日】平成20年4月17日(2008.4.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−272686(P2006−272686)
【出願日】平成18年10月4日(2006.10.4)
【出願人】(000005496)富士ゼロックス株式会社 (21,908)
【Fターム(参考)】