説明

画像形成装置

【課題】着脱式ユニットの連結状態、及びその状態で可能な作業を同時に且つ容易に視認可能であり、構成も簡単で低コストな画像形成装置を提供する。
【解決手段】表示部35は、本体ハウジング22に対するオプションフィーダー30の連結状態を表示する第1表示窓36a、36bと、第1表示窓36a、36bの表示に対応して実行可能な作業を表示する第2表示窓37とで構成されている。切り替え部材33を左右に往復移動させることにより、表示変更部33bも同方向に往復移動するため、第1表示窓36a、36b及び第2表示窓37に重なる第1パターン40及び第2パターン41も変化し、第1表示窓36a、36b及び第2表示窓37は切り替え部材33の位置に対応したオプションフィーダー30の状態を表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、複写機やプリンター、ファクシミリ等の画像形成装置本体に着脱可能に連結されるユニットを備えた画像形成装置に関し、特にユニットと装置本体との連結状態の表示に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の画像形成装置においては、装置内部に搭載された給紙トレイと異なるサイズの用紙を供給するためのオプションフィーダーや、画像形成装置を移動または載置するための専用台等の着脱式ユニットが装置本体に着脱可能に連結されるものがある。そして、装置本体への着脱式ユニットの連結や装置本体からの着脱式ユニットの取り外し作業、メンテナンス作業等は、専門のサービスマンによって行われるのが通常であった。また、画像形成装置のメンテナンスを作業手順は、取扱説明書(マニュアル)での説明、貼り付けシールでの説明、表示パネルでの説明など様々なものがあった。
【0003】
近年、ユーザー自身が着脱式ユニットの取り外し作業を行えるような設計が要望されている。このようなコンセプトを実現するにあたり、従来のマニュアルによる説明では、マニュアルを紛失した場合、作業が困難となる。また、貼り付けシールによる説明では、装置の外観を損なう上、シールの汚れや破れにより作業が困難となるおそれがある。また、表示パネルによる説明では、表示パネルと操作部とを見比べながら作業を行う必要があり、作業性が低下する。
【0004】
そこで、画像形成装置の操作方法や操作手順を容易に理解できるようにする方法が提案されており、例えば特許文献1には、装置の異常を検出したときに操作すべき部材が収容された装置外面の扉部に、操作すべき部材を重ね合わせた内部構造透視画像を表示する表示制御手段を備えた画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005−164928号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1の方法では、作業の進行に応じて表示を切り替えるために装置の状態を検知するセンサーが必要となり、コスト高となる。
【0007】
本発明は、上記問題点に鑑み、着脱式ユニットの連結状態、及びその状態で可能な作業を同時に且つ容易に視認可能であり、構成も簡単で低コストな画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために本発明は、画像形成装置本体に着脱可能に連結されるユニットと、該ユニットを画像形成装置本体に連結する連結位置と、連結を解除する解除位置とを往復移動可能な切り替え部材と、該切り替え部材の配置に応じて画像形成装置本体に対する前記ユニットの連結状態を表示する第1表示窓と、該第1表示窓の表示に対応した実行可能な作業を表示する第2表示窓とで構成される表示部と、該表示部の内側に重なるように配置され、前記切り替え部材の往復移動に連動して移動することにより前記第1表示窓及び前記第2表示窓の表示を変化させるパターンが描かれた表示変更部材と、を備えた画像形成装置である。
【0009】
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記第1表示窓及び前記第2表示窓は、前記表示変更部材に描かれたパターンとの組み合わせにより、前記ユニットの連結状態または実行可能な作業を形状によって表現可能であることを特徴としている。
【0010】
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記表示変更部材には、前記第1表示窓と前記第2表示窓の一部とに重なる第1パターンと、該第1パターンに隣接して形成され、前記第1パターンとの間隔が前記表示変更部材の移動方向に沿って段階的に変化する階段状の第2パターンとが描かれており、前記第1表示窓は、前記表示変更部材の移動方向に間隔を隔てた2箇所に前記第1パターンと重なるように配置され、前記第2表示窓は、前記2箇所の第1表示窓の間に前記第1パターン及び前記第2パターンと重なるように配置されており、前記切り替え部材を前記連結位置に配置することにより、前記第1パターンが前記第1表示窓の一方に重なり前記画像形成装置本体に前記ユニットが連結された状態を表示するとともに、前記第1パターンと前記第2パターンの接触部分が前記第2表示窓に重なり前記画像形成装置本体と前記ユニットとを同時に持ち上げる作業を表示し、前記切り替え部材を前記解除位置に配置することにより、前記第1パターンが前記第1表示窓の他方に重なり前記画像形成装置本体と前記ユニットとの連結が解除された状態を表示するとともに、前記第1パターンと前記第2パターンの離間部分が前記第2表示窓に重なり前記画像形成装置本体と前記ユニットとを別個に持ち上げる作業を表示することを特徴としている。
【0011】
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記表示変更部材を、前記切り替え部材と一体形成したことを特徴としている。
【0012】
また本発明は、上記構成の画像形成装置において、前記表示部は、斜め下向きに傾斜していることを特徴としている。
【発明の効果】
【0013】
本発明の第1の構成によれば、着脱式のユニットと画像形成装置本体との連結状態を検知するセンサー等を用いずに、切り替え部材の位置に応じた連結状態を表示することができる。従って、ユニット及び画像形成装置本体の構造が簡素化されるとともに、コスト面においても有利となる。また、ユニットと画像形成装置本体との連結状態を表示する第1表示窓に加えて、作業者の実行可能な作業を表示する第2表示窓を設けることにより、作業者は連結状態のみでなく、その状態で実行可能な作業を簡単に知ることができる。
【0014】
また、本発明の第2の構成によれば、上記第1の構成の画像形成装置において、第1表示窓及び第2表示窓は、表示変更部材に描かれたパターンとの組み合わせにより、ユニットの連結状態または実行可能な作業を形状によって表現可能としたので、作業者は連結状態、作業内容、或いは作業手順を一目で理解することができる。
【0015】
また、本発明の第3の構成によれば、上記第2の構成の画像形成装置において、切り替え部材を連結位置または解除位置に配置することにより、第1パターンが第1表示窓のいずれか一方に重なり画像形成装置本体にユニットが連結された状態、または連結が解除された状態を表示するとともに、第2表示窓に重なる第1パターンと第2パターンとの間隔が変化して画像形成装置本体とユニットとを同時に、または別個に持ち上げる作業を表示されるため、連結状態や実際の作業に対応した表示が簡単な構成で可能となる。
【0016】
また、本発明の第4の構成によれば、上記第1乃至第3のいずれかの構成の画像形成装置において、表示変更部材を切り替え部材と一体形成することにより、表示変更部材と切り替え部材を安価に作成でき、部材点数も削減することができる。
【0017】
また、本発明の第5の構成によれば、上記第1乃至第4のいずれかの構成の画像形成装置において、表示部が斜め下向きに傾斜しているため、切り替え部材を走査する作業者が表示部を視認しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】オプションフィーダー30が連結された本発明の一実施形態に係る画像形成装置100の外観斜視図
【図2】ハウジング22本体とオプションフィーダー30とを連結または連結を解除する操作部31の斜視図
【図3】本発明の画像形成装置100に用いられる切り替え部材33の斜視図
【図4】切り替え部材33の表示変更部33bに描かれたパターンと、表示部35の第1表示窓36a、36b及び第2表示窓37との関係を示す平面図
【図5】ハウジング本体22を持ち上げてオプションフィーダー30とハウジング本体22を分離する様子を示す斜視図
【図6】切り替え部材33を解除位置から連結位置に移動させる途中の状態を示す操作部31の斜視図
【図7】切り替え部材33を連結位置に移動させた状態を示す操作部31の斜視図
【図8】オプションフィーダー30と共にハウジング本体22を持ち上げる様子を示す斜視図
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明のオプションフィーダーを連結した画像形成装置の外観斜視図である。図1において、画像形成装置(カラープリンタ)100の本体ハウジング22の前面(図の右側面)には樹脂製のカセットカバー23、手差しトレイカバー24が装着されている。カセットカバー23は、本体ハウジング22内に設けられた給紙カセット(図示せず)の一部であり、外部に露出して本体ハウジング22の外装面の一部を構成する。
【0020】
手差しトレイカバー24は手差しトレイ(図示せず)の外側に装着され、下端部を支点として上下に開閉可能となっており、下方向に回動させて開放した状態では手差しトレイが使用可能となり、上方向に回動させて閉鎖した状態(図1の状態)では本体ハウジング22の外装面の一部を構成している。画像形成装置100の上面には画像が形成された用紙を排出する用紙排出部16と、用紙排出部16から排出された用紙をストックする排出トレイ17が配置されている。
【0021】
画像形成装置100の下方には、本体ハウジング22内の画像形成部(後述)に用紙を給紙するオプションフィーダー30が連結されている。オプションフィーダー30は、本体ハウジング22内に設けられた給紙カセットとはサイズの異なる用紙が収納されており、ユーザーの使用する用紙サイズに応じて画像形成装置100に着脱可能に構成されている。オプションフィーダー30の側面には、オプションフィーダー30を本体ハウジング22に連結された状態(連結状態)と、連結が解除された状態(解除状態)とに切り替える操作部31が設けられている。
【0022】
図2は、図1における操作部31の拡大図である。操作部31の内部には切り替え部材33が配置されており、ツマミ部34を把持して切り替え部材33を左右に往復移動させることにより、オプションフィーダー30のフック連結部43(図5参照)が連結状態と解除状態とに切り替わる。
【0023】
また、操作部31の下面31aには、切り替え部材33の位置に対応したオプションフィーダー30の状態を表示する表示部35が設けられている。表示部35は、本体ハウジング22に対するオプションフィーダー30の連結状態を表示する第1表示窓36a、36bと、第1表示窓36a、36bの表示に対応して実行可能な作業を表示する第2表示窓37とで構成されている。
【0024】
第1表示窓36a、36bは、切り替え部材33の移動方向(図2の左右方向)に所定の間隔を隔てて形成されており、第2表示窓37は2箇所の第1表示窓36a、36bの略中央部に配置されている。操作部31の下面31aは前方に向かって傾斜しており、切り替え部材33を操作する作業者が表示部35を視認しやすいようになっている。
【0025】
図3は、切り替え部材33の外観斜視図である。切り替え部材33は、ツマミ部34が形成された垂直部33aと、垂直部33aの下端から前方に突出する表示変更部33bとで構成される側面視略L字状の部材である。垂直部33aは、ツマミ部34と共に操作部31内に露出する。表示変更部33bは、操作部31の下面31aの内側に重なるように配置される。表示変更部33bの上面には、表示部35の表示を切り替えるための所定のパターン(後述)が描かれている。
【0026】
図4は、切り替え部材33の表示変更部33bに描かれたパターンと、表示部35の第1表示窓36a、36b及び第2表示窓37との関係を示す平面図である。表示変更部33bには、第1表示窓36a、36bと第2表示窓37の一部とに重なる第1パターン40と、第2表示窓37のみに重なる第2パターン41とが描かれている。第1パターン40は矩形状であり、第2パターン41は上段部41a、中段部41b、下段部41cが連結された階段状である。第2パターン41は下段部41cにおいて第1パターン40と接触しており、中段部41b、上段部41aにおいて第1パターン40との間隔が段階的に広くなっている。第1パターン40及び第2パターン41は、第1表示窓36a、36b及び第2表示窓37の視認性を高めるために、操作部31の下面31aに対してコントラストの高い色で描かれている。
【0027】
切り替え部材33を左右に往復移動させることにより、表示変更部33bも同方向(図4の矢印AA′方向)に往復移動するため、第1表示窓36a、36b及び第2表示窓37に重なる第1パターン40及び第2パターン41も変化する。これにより、第1表示窓36a、36b及び第2表示窓37を用いて切り替え部材33の位置に対応したオプションフィーダー30の状態を表示することができる。
【0028】
次に、切り替え部材33の位置と第1表示窓36a、36b及び第2表示窓37の表示との関係について具体的に説明する。ツマミ部34を把持して切り替え部材33を左端(解除位置)に移動させた図2の状態では、第1パターン40は第1表示窓36aに重なっており、鍵が開いた形状の左側の第1表示窓36aが表示状態、鍵が閉じられた形状の右側の第1表示窓36bが非表示状態となる。即ち、作業者が第1表示窓36aを見ればオプションフィーダー30とハウジング本体22との連結が解除されていることがわかる。このとき、第2表示窓37には第1パターン40の上部と第2パターンの上段部41aが重なっている。
【0029】
第2表示窓37は、ハウジング本体22及びオプションフィーダー30を表した形状であり、第2表示窓37の近傍には作業者が持ち上げるイラストが描かれている。第2表示窓37に第1パターン40の上部と第2パターン41の上段部41aが重なることで、オプションフィーダー30とハウジング本体22とが分離した状態が表示される。即ち、作業者が第2表示窓37を見れば、オプションフィーダー30の上面に突出する連結フック部45とハウジング本体22との係合が解除され、オプションフィーダー30とハウジング本体22とが分離可能であることがわかる。作業者は、実際にハウジング本体22を持ち上げることで、図5に示すようにオプションフィーダー30とハウジング本体22を分離することができる。
【0030】
一方、図2の状態からツマミ部34を把持して切り替え部材33を右方向(図4の矢印A方向)に移動させていくと、図6に示すように、切り替え部材33の移動に伴って左側の第1表示窓36aに重なっていた第1パターン40が右側の第1表示窓36bに移動していく。また、第2表示窓37には第2パターン41の中段部41bが重なり、オプションフィーダー30とハウジング本体22との隙間が狭くなる様子が表示される。
【0031】
そして、切り替え部材33を右端(連結位置)まで移動させると、図7に示すように、第1パターン40は左側の第1表示窓36aから離れて右側の第1表示窓36bのみに重なり、鍵が開いた形状の左側の第1表示窓36aが非表示状態、鍵が閉じられた形状の右側の第1表示窓36bが表示状態となる。即ち、作業者が第1表示窓36bを見ればオプションフィーダー30とハウジング本体22とが連結されていることがわかる。
【0032】
また、第2表示窓37には第1パターン40の上部と第2パターン41の下段部41cが重なることで、オプションフィーダー30とハウジング本体22とが連結した状態が表示される。即ち、作業者が第2表示窓37を見れば、オプションフィーダー30とハウジング本体22とを連結した状態で運搬可能であることがわかる。作業者は、実際にハウジング本体22を持ち上げることで、図8に示すようにオプションフィーダー30と共にハウジング本体22を持ち上げて運搬することができる。
【0033】
上記の構成によれば、オプションフィーダー30とハウジング本体との連結状態を検知するセンサー等を用いずに、切り替え部材33の位置に応じた連結状態を表示することができる。従って、オプションフィーダー30及び画像形成装置100の構造が簡素化されるとともに、コスト面においても有利となる。
【0034】
また、オプションフィーダー30とハウジング本体との連結状態を表示する第1表示窓36a、36bに加えて、作業者の実行可能な作業を表示する第2表示窓37を設けることにより、作業者は連結状態のみでなく、その状態で実行可能な作業を知ることができる。さらに、第1表示窓36a、36b及び第2表示窓37は、第1パターン40または第2パターン41との組み合わせにより、オプションフィーダー30の連結状態または実行可能な作業を形状(絵文字)によって表現することができる。例えば、実際の作業をしているように表示が変化する第2表示窓37を視認することで、作業者は作業内容や作業手順を一目で理解することができる。
【0035】
なお、上記実施形態では、切り替え部材33に表示部35と重なる表示変更部33bを設け、表示変更部33bに描かれた第1パターン40及び第2パターン41により表示部35の表示を変化させる構成としたが、第1パターン40及び第2パターン41が描かれた表示変更部材を切り替え部材33と別個に設け、切り替え部材33と連動して表示変更部材が移動する構成としても良い。
【0036】
その他、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、操作部31をオプションフィーダー30側に設けたが、操作部31を画像形成装置100側に設けても良い。
【0037】
また、ここではオプションフィーダー30と画像形成装置100の本体ハウジング22との連結について説明したが、本発明は、画像形成装置を載置する専用台等の、他の着脱式ユニットが連結された画像形成装置にも同様に適用できるのはもちろんである。
【産業上の利用可能性】
【0038】
本発明は、着脱式のユニットが連絡される画像形成装置に利用可能である。本発明の利用により、ユニットの連結状態のみでなく、連結状態に応じた作業内容を容易に理解することができ、構成も簡単に画像形成装置となる。
【符号の説明】
【0039】
22 ハウジング本体(画像形成装置本体)
30 オプションフィーダー(ユニット)
31 操作部
33 切り替え部材
33a 垂直部
33b 表示変更部(表示変更部材)
34 ツマミ部
35 表示部
36a、36b 第1表示窓
37 第2表示窓
40 第1パターン
41 第2パターン
41a 上段部
41b 中段部
41c 下段部
100 画像形成装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像形成装置本体に着脱可能に連結されるユニットと、
該ユニットを画像形成装置本体に連結する連結位置と、連結を解除する解除位置とを往復移動可能な切り替え部材と、
該切り替え部材の配置に応じて前記画像形成装置本体に対する前記ユニットの連結状態を表示する第1表示窓と、該第1表示窓の表示に対応した実行可能な作業を表示する第2表示窓とで構成される表示部と、
該表示部の内側に重なるように配置され、前記切り替え部材の往復移動に連動して移動することにより前記第1表示窓及び前記第2表示窓の表示を変化させるパターンが描かれた表示変更部材と、
を備えた画像形成装置。
【請求項2】
前記第1表示窓及び前記第2表示窓は、前記表示変更部材に描かれたパターンとの組み合わせにより、前記ユニットの連結状態または実行可能な作業を形状によって表現可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記表示変更部材には、前記第1表示窓と前記第2表示窓の一部とに重なる第1パターンと、該第1パターンに隣接して形成され、前記第1パターンとの間隔が前記表示変更部材の移動方向に沿って段階的に変化する階段状の第2パターンとが描かれており、
前記第1表示窓は、前記表示変更部材の移動方向に間隔を隔てた2箇所に前記第1パターンと重なるように配置され、前記第2表示窓は、前記2箇所の第1表示窓の間に前記第1パターン及び前記第2パターンと重なるように配置されており、
前記切り替え部材を前記連結位置に配置することにより、前記第1パターンが前記第1表示窓の一方に重なり前記画像形成装置本体に前記ユニットが連結された状態を表示するとともに、前記第1パターンと前記第2パターンの接触部分が前記第2表示窓に重なり前記画像形成装置本体と前記ユニットとを同時に持ち上げる作業を表示し、前記切り替え部材を前記解除位置に配置することにより、前記第1パターンが前記第1表示窓の他方に重なり前記画像形成装置本体と前記ユニットとの連結が解除された状態を表示するとともに、前記第1パターンと前記第2パターンの離間部分が前記第2表示窓に重なり前記画像形成装置本体と前記ユニットとを別個に持ち上げる作業を表示することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記表示変更部材を、前記切り替え部材と一体形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記表示部は、斜め下向きに傾斜していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2012−242705(P2012−242705A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−114293(P2011−114293)
【出願日】平成23年5月23日(2011.5.23)
【出願人】(000006150)京セラドキュメントソリューションズ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】