説明

画像形成装置

【課題】1つのジョブによって排紙トレイが占有されることにより他のジョブが実行できない事態を回避する。
【解決手段】ジョブによる印刷物を排紙する排紙トレイを具備する複合機Aであって、排紙トレイが印刷物により満載状態となると、ジョブの画像形成を中断させ、また中断されたジョブを再開させる演算制御部7を具備する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ジョブにおける印刷物の排出時に、スタッカ(フィニッシャー)のビン(排紙トレイ)上における印刷物の積載状態を判定し、排出先として設定されているビンが印刷物で満載状態になると、印刷物が積載されていない他のビンあるいは他の印刷物が存在するが満載状態ではない他のビンに印刷物を排出する画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平10−330018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来技術では、印刷物の現在の排出先になっている排紙トレイが満載状態になると、他の排紙トレイを次々に排出先に切り替えながらジョブを継続するので、1つのジョブによって多くの排紙トレイが占有されてしまう。特に、オフィス等のように多人数で画像形成装置を共有する環境下においては、1つのジョブによって多くの排紙トレイが占有されてしまうことにより、他の多くのジョブに関する画像形成が制限されるという事態が発生し得る。
【0005】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、1つのジョブによって排紙トレイが占有されることにより他のジョブが実行できない事態を回避することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では、第1の解決手段として、ジョブによる印刷物を排紙する排紙トレイを具備する画像形成装置であって、排紙トレイが印刷物により満載状態となると、ジョブの画像形成を中断させるジョブ中断制御手段と、中断されたジョブを再開させるジョブ再開制御手段とを具備する、という手段を採用する。
【0007】
本発明では、第2の解決手段として、上記第1の解決手段において、原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取部をさらに具備し、ジョブ再開制御手段は、画像読取部によって読み取られた画像がジョブの中断前の最後のページに関する画像と一致するか否かを判定し、一致する場合にはジョブを再開する、という手段を採用する。
【0008】
本発明では、第3の解決手段として、上記第2の解決手段において、操作手段をさらに具備し、ジョブ再開制御手段は、操作手段がジョブの再開指示を受け付けた後に、画像読取部が読み取った画像と、ジョブの中断前の最後の頁に関する画像とが一致するか否かを判定する、という手段を採用する。
【0009】
本発明では、第4の解決手段として、上記第1の解決手段において、操作手段を具備し、ジョブ再開制御手段は、操作手段が再開指示を受け付けた場合に、ジョブを再開する、という手段を採用する。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ジョブの実行時に、印刷物を排紙している排紙トレイが印刷物により満載状態となった場合には該ジョブの画像形成を中断するので、1つのジョブによって排紙トレイが占有されことにより他のジョブが実行できないという事態を回避することができる。したがって、例えば多数のユーザーで画像形成装置を共有する環境下において、各ユーザーに画像形成のチャンスをより公平に提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施形態に係る複合機Aの機能ブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る複合機Aの外観構成を示す正面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る複合機Aの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
本実施形態に係る複合機Aは、電子写真方式に基づいて記録紙に画像を形成する画像形成装置であり、図1に示すように、操作表示部1、画像読取部2、画像データ記憶部3、通信部4、画像形成部5、フィニッシャー6及び演算制御部7を備える。なお、操作表示部1は本実施形態における操作手段であり、また演算制御部7は、本実施形態におけるジョブ中断制御手段及びジョブ再開制御手段である。
【0013】
操作表示部1は、操作キー1a及びタッチパネル1bを備え、ユーザーと複合機Aとを関係付けるマンマシンインターフェイスとして機能するものであり、図2に示すように、複合機Aの上部近傍に設置されている。操作表示部1は、ユーザーによって押下された操作キー1aまたはタッチパネル1bに表示された操作ボタンの操作信号を演算制御部7に出力するとともに、演算制御部7の制御信号に基づいてタッチパネル1bに種々の画像を表示する。一例として、操作表示部1は、1つのジョブ(画像形成の単位)に割り当てる排紙トレイの最大個数(トレイ使用数)をユーザーから受け付けて演算制御部7に出力する。
【0014】
画像読取部2は、演算制御部7から入力される制御信号に基づいてADF(Automatic document feeder:自動原稿送り装置)により自動給紙される原稿またはプラテンガラス上に載置された原稿の表面画像(原稿画像)をラインセンサーで読み取って原稿画像データに変換し、この原稿画像データを画像データ記憶部3に出力する。このような画像読取部2は、図2に示すように、複合機Aの上部近傍に設けられている。
【0015】
画像データ記憶部3は、半導体メモリーまたはハードディスク装置等であり、演算制御部7から入力される制御信号に基づいて原稿画像データや、通信部4が外部のクライアントコンピューター(図示略)から受信するプリント画像データや、通信部4がファクシミリ装置から受信するファクシミリ画像データを記憶すると共に、これら画像データを演算制御部7から入力される制御信号に基づいて読み出して画像形成部5に出力する。
【0016】
通信部4は、演算制御部7から入力される制御信号に基づいて電話回線を介して外部の複合機あるいはファクシミリ装置、またLAN(Local Area Network)を介してクライアントコンピューター等と通信を行うものである。すなわち、この通信部4は、イーサネット(登録商標)等のLAN規格に準拠した通信機能と、G3等のファクシミリ規格に準拠した通信機能とを兼ね備えたものである。
【0017】
画像形成部5は、プリントエンジン(感光ドラム、帯電器、現像装置及び定着ローラなど)などを備え、演算制御部7から入力される制御信号に基づいて記録紙を搬送し、画像データ記憶部3から入力された画像データに基づいて記録紙上にトナー画像を形成し、画像形成が完了した記録紙をフィニッシャー6に排出するものである。画像形成部5は、画像読取部2が読み取った1あるいは複数枚の原稿画像や通信部4が個々のクライアントコンピューターから受信した1あるいは複数枚の印刷対象画像を個々の「ジョブ(プリントジョブ)」として処理することにより画像形成を行う。なお、このような画像形成部5は、図2に示すように、複合機Aの略中央部に設けられている。
【0018】
フィニッシャー6は、図2に示すように、5つの排紙トレイ6a,6b,6c,6d,6eを備え、画像形成部5から搬送された印刷物を受け入れ、演算制御部7から入力される制御信号に基づいて印刷物にソーティング処理(並べ替え処理)やステイプル処理(綴じ処理)を施して排紙トレイ6a〜6e何れかに排紙する。なお、ソーティング処理やステイプル処理は、ユーザーの指示に基づき演算制御部7によって制御される。なお、印刷物の排紙先である排紙トレイ6a〜6eは、各々に印刷物の有無を検出するセンサー(印刷物センサー)を備えており、当該印刷物センサーの検出結果を演算制御部7に出力する。
【0019】
演算制御部7は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)及び上述した各部と各種信号の送受信を行うインターフェイス回路等から構成されており、上記ROMに記憶された制御プログラムに基づいて複合機Aの全体動作を制御する。
【0020】
例えば、演算制御部7は、上記操作表示部1を介してユーザーから予め指定されたトレイ使用数(1つのジョブに割り当てる排紙トレイの最大個数)を記憶しており、特徴的な制御処理として、このトレイ使用数に基づいてジョブに排紙トレイを割り当て、当該排紙トレイが印刷物により満載状態となると、ジョブの画像形成を中断させる。
【0021】
次に、このように構成された複合機Aの動作について、図3に示すフローチャートに沿って説明する。
【0022】
本複合機Aにおいて、例えば通信部4がクライアントコンピューターからプリントジョブPJを受信すると、演算制御部7は、このプリントジョブPJに関する画像データを画像データ記憶部3に記憶させる。そして、演算制御部7は、この画像データを画像データ記憶部3から読み出して画像形成部5に提供させることにより、当該画像形成部5にプリントジョブPJに関する画像形成を行わせる。
【0023】
ここで、演算制御部7は、画像形成部5にプリントジョブPJに関する画像形成を行わせるに際して、以下の特徴的な処理を行う。すなわち、演算制御部7は、自らが予め記憶している上記トレイ使用数に基づいてプリントジョブPJにフィニッシャー6の排紙トレイを割り当てる(ステップS1)。例えば上記トレイ使用数が「2つ」である場合、演算制御部7は、各排紙トレイ6a〜6eの印刷物センサーに基づいて印刷物が収容されていない空状態の排紙トレイ6a,6bを認知し、当該排紙トレイ6a,6bにプリントジョブPJに割り当てる。なお、上述においてトレイ使用数は「2つ」であるが、その数は1つであってもよいしまた3つ以上、つまり複数であってもよい。
【0024】
続いて、演算制御部7は、ステップS1の処理の後に、プリントジョブPJに関する画像形成を画像形成部5に実行させると共に、プリントジョブPJに割り当てた排紙トレイ6a,6bに印刷物が排紙されるようにフィニッシャー6を制御する(ステップS2)。そして、演算制御部7は、プリントジョブPJにおける1ページ分の画像形成が完了する度に、プリントジョブPJの全ての画像形成が完了したか否かを判定する(ステップS3)。そして、演算制御部7は、プリントジョブPJの全ての画像形成が完了した場合(YESの場合)は、プリントジョブPJに関する処理を終了する。
【0025】
一方、演算制御部7は、ステップS3においてプリントジョブPJの全ての画像形成が完了していない場合(NOの場合)には、プリントジョブPJに割り当てた排紙トレイ6a,6bが印刷物により満載状態になったか否かを判定する(ステップS4)。なお、演算制御部7は、排紙トレイ6a,6bそれぞれに排紙された印刷物の枚数をカウントしており、このカウント結果に基づいて排紙トレイ6a,6bが満載状態になったかどうかを判断する。
【0026】
演算制御部7は、ステップS4において排紙トレイ6a,6bが満載状態でないと判定した場合(NOの場合)には、上述したステップS2の処理を繰り返す。また、演算制御部7は、ステップS4において排紙トレイ6a,6bが満載状態であると判定した場合(YESの場合)には、画像形成部5及びフィニッシャー6を制御することによりプリントジョブPJに関する画像形成を中断させる(ステップS5)。
【0027】
そして、演算制御部7は、プリントジョブPJの中断前において最後に画像形成したページ(中断時の最終ページ)以降のページに関する画像データを中断画像データとして画像データ記憶部3の所定の記憶領域に保存させ(ステップS6)、さらにタッチパネル1bに再開ボタンを表示させる(ステップS7)。通常、演算制御部7は、ジョブの実行時において画像形成が完了したページの画像データを順次画像データ記憶部3から順次消去させるが、ステップS6では、上記最終ページ以降のページに関する画像データを画像データ記憶部3に中断画像データとして保存させる。
【0028】
続いて、演算制御部7は、プリントジョブPJの実行中またはプリントジョブPJの中断後に他のジョブを受け付けると、画像形成部5及びフィニッシャー6を制御することにより上記他のジョブに関する画像形成を実行させる(ステップS8)。
【0029】
ところで、プリントジョブPJの実行を指示したユーザーは、上記ステップS5の処理によってプリントジョブPJが中断された後、排紙トレイ6a,6b上の印刷物を取り除き、その印刷物の中から中断時の最終ページをADFまたはプラテンガラス上にセットし、タッチパネル1bに表示された再開ボタンを押下する。
【0030】
一方、演算制御部7は、タッチパネル1bに表示した再開ボタンが押下されたか否か、つまりユーザーから再開指示を受け付けたか否かを判定する(ステップS9)。演算制御部7は、再開ボタンが押下された場合(YESの場合)には、画像読取部2にADFまたはプラテンガラス上に載置された原稿の画像を読み取らせ(ステップS10)、当該原稿の画像が画像データ記憶部3に保存されている中断時の最終ページの画像と一致するか否かを判定する(ステップS11)。例えば、演算制御部7は、原稿の画像に関する画像データと最終ページの画像に関する画像データとをパターンマッチングの手法を用いて処理することにより両画像の類似度を算出し、この類似度が所定のしきい値を超える場合に両画像が一致すると判定する。
【0031】
なお、演算制御部7は、再開ボタンが押下されずに画像読取部2が原稿の画像を読み取った場合、つまり通常の処理として画像読取部2が原稿の画像を読み取った場合には、ステップS11における判断処理を実行しない。すなわち、演算制御部7は、無駄な比較処理を避けるために、再開ボタンが押下された後に画像読取部2が原稿の画像を読み取った場合にのみ、原稿の画像と中断時の最終ページの画像とを比較する。
【0032】
そして、演算制御部7は、ステップS11の判断が「YES」の場合、つまり原稿の画像と中断時の最終ページの画像とが一致する場合には、ステップS2の処理を繰り返す。すなわち、演算制御部7は、中断画像データを用いることによりプリントジョブPJの上記最終ページの次ページ以降のページに関する画像形成を画像形成部5に実行させる。なお、演算制御部7は、他のジョブが実行中である場合には、該ジョブが完了した後に、中断画像データを用いたプリントジョブPJに関する画像形成を画像形成部5に実行させる。なお、演算制御部7は、ステップS11の判断が「NO」の場合には、ステップS9の判定処理を繰り返すことにより、再開ボタンの押下を待つ待機状態になる。この待機状態時に、演算制御部7は、他のジョブを受け付けると、画像形成部5及びフィニッシャー6を制御することにより上記他のジョブに関する画像形成を実行させる。
【0033】
このような本実施形態によれば、演算制御部7は、プリントジョブPJの実行時に、該ジョブに割り当てられた2つの排紙トレイ6a,6bが印刷物により満載状態となった場合には、プリントジョブPJの画像形成を中断し、他のジョブに関する画像形成を実行し得る状態とする。このような本実施形態によれば、1つのプリントジョブPJによって全ての排紙トレイ6a,6b,6c,6d,6eが占有されることにより他のジョブが実行できないという事態を回避することができる。したがって、本実施形態によれば、例えば多数のユーザーが複合機Aを共有している場合に、各ユーザーに画像形成のチャンスをより公平に提供することが可能である。
【0034】
また、本実施形態によれば、中断時の最終ページの画像と一致する原稿の画像が画像読取部2によって読み取られることを中断ジョブであるプリントジョブPJの再開条件とするので、中断ジョブを簡単に再開することができる。
【0035】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることなく、例えば以下のような変形が考えられる。
(1)上記実施形態では、再開ボタンが押下された後に画像読取部2が読み取った原稿の画像と中断時の最終ページの画像とを比較し、両画像が一致する場合にプリントジョブPJを再開したが、本発明はこれに限定されない。例えば、再開ボタンが押下されると、既に記憶されている複数の中断画像データに基づいて各中断画像データに対応する各中断ジョブの最終ページの画像をタッチパネル1bに一覧表示し、このタッチパネル1bの画面表示に対してユーザーが選択した中断ジョブに関する画像形成を実行するようにしてもよい。
【0036】
(2)上記実施形態では、ユーザーによって予め指定されたトレイ使用数に基づいてプリントジョブPJに割り当てる排紙トレイの数を設定しているが、本発明はこれに限定されない。例えば、受付済みのジョブ数に応じて各ジョブに割り当てる排紙トレイの数を決定するようにしてもよい。つまり、演算制御部7は、現在受け付けているジョブ数が多い場合には、各ジョブに割り当てる排紙トレイの数を少なくし(例えば1つ)、現在受け付けているジョブ数が少ない場合には、各ジョブに割り当てる排紙トレイの数を多くする。
【0037】
(3)上記実施形態では、複数の排紙トレイを備え、プリントジョブPJに割り当てられた以外の排紙トレイを他のジョブが使用したが、本発明これに限定されない。例えば、複合機Aの排紙トレイが1つである場合には、演算制御部7は、ジョブの印刷物により排紙トレイが満載状態になると、画像形成部5及びフィニッシャー6を制御することによりジョブの画像形成を中断させる。そして、演算制御部7は、、排紙トレイの印刷物が取り除かれると、プリントジョブPJの実行中またはプリントジョブPJの中断後に受け付けた他のジョブを実行するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0038】
A…複合機、1…操作表示部(操作手段)、2…画像読取部、3…画像データ記憶部、4…通信部、5…画像形成部、6…フィニッシャー、7…演算制御部(ジョブ中断制御手段,ジョブ再開制御手段)、1a…操作キー、1b…タッチパネル、6a,6b,6c,6d,6e…排紙トレイ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ジョブによる印刷物を排紙する排紙トレイを具備する画像形成装置であって、
前記排紙トレイが印刷物により満載状態となると、前記ジョブの画像形成を中断させるジョブ中断制御手段と、
中断された前記ジョブを再開させるジョブ再開制御手段とを具備することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】
原稿の画像を読み取って画像データに変換する画像読取部をさらに具備し、
前記ジョブ再開制御手段は、前記画像読取部によって読み取られた画像が前記ジョブの中断前の最後のページに関する画像と一致するか否かを判定し、一致する場合には前記ジョブを再開することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
操作手段をさらに具備し、
前記ジョブ再開制御手段は、前記操作手段が前記ジョブの再開指示を受け付けた後に、前記画像読取部が読み取った画像と、前記ジョブの中断前の最後の頁に関する画像とが一致するか否かを判定することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
操作手段を具備し、
前記ジョブ再開制御手段は、前記操作手段が再開指示を受け付けた場合に、前記ジョブを再開することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2013−29706(P2013−29706A)
【公開日】平成25年2月7日(2013.2.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−166295(P2011−166295)
【出願日】平成23年7月29日(2011.7.29)
【出願人】(000006150)京セラドキュメントソリューションズ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】