説明

画像符号化装置、画像復号装置、および画像符号化方法、画像復号方法、画像符号化プログラム、画像復号プログラム、ならびに画像符号化プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、画像復号プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

【課題】4:4:4フォーマットのような色成分間にサンプル比の区別のない動画像信号を符号化するにあたり、最適性を高める。
【解決手段】予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成する予測画像生成部と、該予測画像生成部から出力される予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定する予測モード判定部と、該予測モード判定部の出力を可変長符号化する符号化部とを備え、該予測モード判定部は、所定の制御信号に基づいて、前記入力画像信号を構成する各色成分に対して共通の予測モードを使用するか、各色成分ごとに個別の予測モードを使用するかを判断し、該制御信号の情報をビットストリームに多重化するとともに、共通の予測モードを使用する場合は共通の予測モード情報をビットストリームに多重化し、共通の予測モードを使用しない場合は各色成分ごとの予測モード情報をビットストリームに多重化する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成する予測画像生成部と、
該予測画像生成部から出力される予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定する予測モード判定部と、
該予測モード判定部の出力を可変長符号化する予測モード符号化部とを備え、
前記予測モード判定部は、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行い、
前記予測モード符号化部は、同一色成分上での前記画像領域の近傍の予測モード情報と、異なる色成分における前記画像領域と同一画面内位置の予測モード情報のうち、いずれかを選択して予測モードの予測値を定めて予測モード情報の符号化を行うことを特徴とする画像符号化装置。
【請求項2】
前記予測モード符号化部は、同一色成分上での前記画像領域の近傍の予測モード情報と、異なる色成分における前記画像領域と同一画面内位置の予測モード情報のうち、いずれを予測値として用いるかを指示する識別情報をビットストリームに多重化することを特徴とする請求項1記載の画像符号化装置。
【請求項3】
前記入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号する予測モード復号部と、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成する予測画像生成部と、
前記予測モード復号部により定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像生成部により予測画像を生成して画像データへの復号を行う復号部とを備え、
前記予測モード復号部は、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、同一色成分の近傍における予測モード情報と、異なる色成分の同一画面内位置における予測単位に割り当てられた予測モード情報のうち、いずれかを選択して予測モードの予測値を定めて復号を行うことを特徴とする画像復号装置。
【請求項4】
前記予測モード復号部は、同一色成分の近傍における予測モード情報と、異なる色成分の同一画面内位置における予測単位に割り当てられた予測モード情報のうち、いずれを予測値として用いるかを指示する識別情報をビットストリーム中から復号し、該識別情報の値に基づいて予測値を定めることを特徴とする請求項3記載の画像復号装置。
【請求項5】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
該生成された予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定するとともに、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行うステップと、
前記予測モードの判定を行うステップの出力を可変長符号化するとともに、同一色成分上での前記画像領域の近傍の予測モード情報と、異なる色成分における前記画像領域と同一画面内位置の予測モード情報のうち、いずれかを選択して予測モードの予測値を定めて予測モード情報の符号化を行うステップとを備えることを特徴とする画像符号化方法。
【請求項6】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
該生成された予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定するとともに、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行うステップと、
前記予測モードの判定を行うステップの出力を可変長符号化するとともに、同一色成分上での前記画像領域の近傍の予測モード情報と、異なる色成分における前記画像領域と同一画面内位置の予測モード情報のうち、いずれかを選択して予測モードの予測値を定めて予測モード情報の符号化を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像符号プログラム。
【請求項7】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
該生成された予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定するとともに、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行うステップと、
前記予測モードの判定を行うステップの出力を可変長符号化するとともに、同一色成分上での前記画像領域の近傍の予測モード情報と、異なる色成分における前記画像領域と同一画面内位置の予測モード情報のうち、いずれかを選択して予測モードの予測値を定めて予測モード情報の符号化を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像符号プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項8】
入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号するとともに、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、同一色成分の近傍における予測モード情報と、異なる色成分の同一画面内位置における予測単位に割り当てられた予測モード情報のうち、いずれかを選択して予測モードの予測値を定めて復号を行うステップと、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
前記予測モードの復号を行うステップにより定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像を生成するステップにより予測画像を生成して画像データへの復号を行うステップとを備えることを特徴とする画像復号方法。
【請求項9】
前記入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号するとともに、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、同一色成分の近傍における予測モード情報と、異なる色成分の同一画面内位置における予測単位に割り当てられた予測モード情報のうち、いずれかを選択して予測モードの予測値を定めて復号を行うステップと、 予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、 前記予測モードの復号を行うステップにより定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像を生成するステップにより予測画像を生成して画像データへの復号を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像復号プログラム。
【請求項10】
前記入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号するとともに、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、同一色成分の近傍における予測モード情報と、異なる色成分の同一画面内位置における予測単位に割り当てられた予測モード情報のうち、いずれかを選択して予測モードの予測値を定めて復号を行うステップと、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
前記予測モードの復号を行うステップにより定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像を生成するステップにより予測画像を生成して画像データへの復号を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像復号プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項11】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成する予測画像生成部と、
該予測画像生成部から出力される予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定する予測モード判定部と、
該予測モード判定部の出力を可変長符号化する予測モード符号化部とを備え、
前記予測モード判定部は、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行い、
前記予測モード符号化部は、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態と符号化対象の予測モードに対する予測値との組み合わせをテーブル化したルックアップテーブルを参照することによって、前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態から予測モード情報の予測値を一意に定めて符号化を行うことを特徴とする画像符号化装置。
【請求項12】
前記予測モード符号化部は、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態と符号化対象の予測モードの値とに基づいて、前記ルックアップテーブル中の予測モード情報の予測値の値を動的に更新することを特徴とする請求項11記載の画像符号化装置。
【請求項13】
前記入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号する予測モード復号部と、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成する予測画像生成部と、
前記予測モード復号部により定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像生成部により予測画像を生成して画像データへの復号を行う復号部とを備え、
前記予測モード復号部は、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、同一色成分の近傍画像領域における複数の予測モード情報の状態と復号対象の予測モードに対する予測値との組み合わせをテーブル化したルックアップテーブルを参照することによって、前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態から予測モード情報の予測値を一意に定めて復号を行うことを特徴とする画像復号装置。
【請求項14】
前記予測モード復号部は、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態と復号された予測モードの値とに基づいて、前記ルックアップテーブル中の予測モード情報の予測値の値を動的に更新することを特徴とする請求項13記載の画像復号装置。
【請求項15】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成する予測画像生成部と、
該予測画像生成部から出力される予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定する予測モード判定部と、
該予測モード判定部の出力を可変長符号化する予測モード符号化部とを備え、
前記予測モード判定部は、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行い、
前記予測モード符号化部は、符号化対象の予測モードの値を二値系列化し、該二値系列の各ビンを符号化するに際して、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストに応じて生起確率を動的に変更しながら算術符号化を行うことを特徴とする画像符号化装置。
【請求項16】
前記予測モード符号化部は、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストとして、予測モードが画像面垂直方向の予測、画像面水平方向の予測のいずれに分類されるかを示す状態を用いることを特徴とする請求項15記載の画像符号化装置。
【請求項17】
前記予測モード符号化部は、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストとして、予測モードがDC予測か、DC予測以外のいずれかを示す状態を用いることを特徴とする請求項15記載の画像符号化装置。
【請求項18】
前記入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号する予測モード復号部と、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成する予測画像生成部と、
前記予測モード復号部により定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像生成部により予測画像を生成して画像データへの復号を行う復号部とを備え、
前記予測モード復号部は、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、二値系列として表現される復号対象の予測モードの値を、該二値系列の各ビンごとに復号するに際して、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストに応じて生起確率を動的に変更しながら算術復号を行うことを特徴とする画像復号装置。
【請求項19】
前記予測モード復号部は、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストとして、予測モードが画像面垂直方向の予測、画像面水平方向の予測のいずれに分類されるかを示す状態を用いることを特徴とする請求項18記載の画像復号装置。
【請求項20】
前記予測モード復号部は、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストとして、予測モードがDC予測か、DC予測以外のいずれかを示す状態を用いることを特徴とする請求項18記載の画像復号装置。
【請求項21】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
該生成された予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定するとともに、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行うステップと、
前記予測モードの判定を行うステップの出力を可変長符号化するとともに、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態と符号化対象の予測モードに対する予測値との組み合わせをテーブル化したルックアップテーブルを参照することによって、前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態から予測モード情報の予測値を一意に定めて符号化を行うステップとを備えることを特徴とする画像符号化方法。
【請求項22】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
該生成された予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定するとともに、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行うステップと、
前記予測モードの判定を行うステップの出力を可変長符号化するとともに、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態と符号化対象の予測モードに対する予測値との組み合わせをテーブル化したルックアップテーブルを参照することによって、前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態から予測モード情報の予測値を一意に定めて符号化を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像符号プログラム。
【請求項23】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
該生成された予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定するとともに、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行うステップと、
前記予測モードの判定を行うステップの出力を可変長符号化するとともに、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態と符号化対象の予測モードに対する予測値との組み合わせをテーブル化したルックアップテーブルを参照することによって、前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態から予測モード情報の予測値を一意に定めて符号化を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像符号プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項24】
入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号するとともに、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、同一色成分の近傍画像領域における複数の予測モード情報の状態と復号対象の予測モードに対する予測値との組み合わせをテーブル化したルックアップテーブルを参照することによって、前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態から予測モード情報の予測値を一意に定めて復号を行うステップと、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
前記予測モードの復号を行うステップにより定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像を生成するステップにより予測画像を生成して画像データへの復号を行うステップとを備えることを特徴とする画像復号方法。
【請求項25】
入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号するとともに、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、同一色成分の近傍画像領域における複数の予測モード情報の状態と復号対象の予測モードに対する予測値との組み合わせをテーブル化したルックアップテーブルを参照することによって、前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態から予測モード情報の予測値を一意に定めて復号を行うステップと、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
前記予測モードの復号を行うステップにより定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像を生成するステップにより予測画像を生成して画像データへの復号を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像復号プログラム。
【請求項26】
入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号するとともに、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、同一色成分の近傍画像領域における複数の予測モード情報の状態と復号対象の予測モードに対する予測値との組み合わせをテーブル化したルックアップテーブルを参照することによって、前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態から予測モード情報の予測値を一意に定めて復号を行うステップと、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
前記予測モードの復号を行うステップにより定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像を生成するステップにより予測画像を生成して画像データへの復号を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像復号プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項27】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
該生成された予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定するとともに、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行うステップと、
前記予測モードの判定を行うステップの出力を可変長符号化するとともに、符号化対象の予測モードの値を二値系列化し、該二値系列の各ビンを符号化するに際して、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストに応じて生起確率を動的に変更しながら算術符号化を行うステップとを備えることを特徴とする画像符号化方法。
【請求項28】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
該生成された予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定するとともに、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行うステップと、
前記予測モードの判定を行うステップの出力を可変長符号化するとともに、符号化対象の予測モードの値を二値系列化し、該二値系列の各ビンを符号化するに際して、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストに応じて生起確率を動的に変更しながら算術符号化を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像符号プログラム。
【請求項29】
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
該生成された予測画像の予測効率を評価して所定の予測モードを判定するとともに、予測対象の画像領域の単位に対して、各色成分ごとに個別に予測モードの判定を行うステップと、
前記予測モードの判定を行うステップの出力を可変長符号化するとともに、符号化対象の予測モードの値を二値系列化し、該二値系列の各ビンを符号化するに際して、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストに応じて生起確率を動的に変更しながら算術符号化を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像符号プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項30】
入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号するとともに、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、二値系列として表現される復号対象の予測モードの値を、該二値系列の各ビンごとに復号するに際して、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストに応じて生起確率を動的に変更しながら算術復号を行うステップと、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
前記予測モードの復号を行うステップにより定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像を生成するステップにより予測画像を生成して画像データへの復号を行うステップとを備えることを特徴とする画像復号方法。
【請求項31】
入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号するとともに、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、二値系列として表現される復号対象の予測モードの値を、該二値系列の各ビンごとに復号するに際して、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストに応じて生起確率を動的に変更しながら算術復号を行うステップと、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
前記予測モードの復号を行うステップにより定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像を生成するステップにより予測画像を生成して画像データへの復号を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像復号プログラム。
【請求項32】
入力画像信号を構成する各色成分に対して個別に符号化された予測モードを復号するとともに、ある予測単位に割り当てられた予測モードを復号するにあたって、二値系列として表現される復号対象の予測モードの値を、該二値系列の各ビンごとに復号するに際して、同一色成分上での前記画像領域近傍の複数の予測モード情報の状態によって定まるコンテクストに応じて生起確率を動的に変更しながら算術復号を行うステップと、
予測画像生成方法を示す複数の予測モードに対応して予測画像を生成するステップと、
前記予測モードの復号を行うステップにより定まる各色成分の予測モードに基づいて、前記予測画像を生成するステップにより予測画像を生成して画像データへの復号を行うステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする画像復号プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項33】
予測画像生成方法を示す複数のオーバヘッド情報に対応して予測画像を生成する予測画像生成部と、
該予測画像生成部から出力される予測画像の予測効率を評価して所定のオーバヘッド情報を判定する判定部と、
該判定部の出力を可変長符号化する符号化部とを備え、
該判定部は、色成分の数を含む所定の制御信号の情報をビットストリームに多重化するとともに、該制御信号に基づいて各色成分のオーバヘッド情報をビットストリームに多重化することを特徴とする画像符号化装置。
【請求項34】
入力画像信号を構成する色成分の数の情報を含む所定の制御信号を復号するとともに、該制御信号の値に基づいて各色成分のオーバヘッド情報を復号する復号部と、
該復号部により復号されたオーバヘッド情報と前記色成分の数の情報を含む前記制御信号とに基づいて予測画像を生成する予測画像生成部とを備え、
前記復号部は、前記予測画像生成部により生成された予測画像に基づいて画像データへの復号を行うことを特徴とする画像復号装置。
【請求項35】
予測画像生成方法を示す複数のオーバヘッド情報に対応して予測画像を生成する予測画像生成部と、
該予測画像生成部から出力される予測画像の予測効率を評価して所定のオーバヘッド情報を判定する判定部と、
該判定部の出力を可変長符号化する符号化部とを備え、
該判定部は、スライスが属するピクチャを識別する情報をビットストリームに多重化するとともに、該スライスが属するピクチャを識別する情報に基づいて各色成分のオーバヘッド情報をビットストリームに多重化することを特徴とする画像符号化装置。
【請求項36】
スライスが属するピクチャを識別する情報を復号するとともに、該スライスが属するピクチャを識別する情報の値に基づいて各色成分のオーバヘッド情報を復号する復号部と、
該復号部により復号されたオーバヘッド情報に基づいて予測画像を生成する予測画像生成部とを備え、
前記復号部は、前記予測画像生成部により生成された予測画像に基づいて画像データへの復号を行うことを特徴とする画像復号装置。
【請求項37】
スライス単位に該スライスが属するピクチャを識別する情報を復号して、該スライスが属するピクチャを識別する情報の値に基づいて各色成分の復号画像を生成する復号部を備え、
該復号部は、前記スライスが属するピクチャを識別する情報の値が同一であるスライス符号化データの集合からピクチャの復号を行うことを特徴とする画像復号装置。
【請求項38】
複数の色成分からなる入力画像信号を圧縮符号化した結果生成されるビットストリームであって、
各色成分の画像信号の圧縮データをスライス単位に構成し、該スライスのヘッダ領域に該スライスデータがいずれの色成分の圧縮データを含むかを示すパラメータが多重されることを特徴とする画像符号化ビットストリーム。
【請求項39】
複数の色成分からなる入力画像信号を圧縮符号化した結果生成されるビットストリームを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 各色成分の画像信号の圧縮データをスライス単位に構成し、該スライスのヘッダ領域に該スライスデータがいずれの色成分の圧縮データを含むかを示すパラメータが多重されることを特徴とする画像符号化ビットストリームを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項40】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として、所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化装置において、
前記符号化単位となる領域をすべての色成分の信号の分だけまとめて共通の予測方法によって符号化するか、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化するかを指示する共通符号化・独立符号化識別情報を多重化する多重化部と、
前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域をすべての色成分の信号の分だけまとめて共通の予測方法によって符号化することを示す場合は、すべての色成分に共通に用いるイントラ予測モードを定め、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合は、各色成分ごとに個別にイントラ予測モードを定め、該定めたイントラ予測モードに基づいて求めた予測誤差信号を圧縮符号化する符号化部とを備えることを特徴とする画像符号化装置。
【請求項41】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として、所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化方法において、
前記符号化単位となる領域をすべての色成分の信号の分だけまとめて共通の予測方法によって符号化するか、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化するかを指示する共通符号化・独立符号化識別情報を多重化する多重化ステップと、
前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域をすべての色成分の信号の分だけまとめて共通の予測方法によって符号化することを示す場合は、すべての色成分に共通に用いるイントラ予測モードを定め、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合は、各色成分ごとに個別にイントラ予測モードを定め、該定めたイントラ予測モードに基づいて求めた予測誤差信号を圧縮符号化する符号化ステップとを備えることを特徴とする画像符号化方法。
【請求項42】
複数の色成分で構成されるカラー画像を所定の領域に分割した単位で圧縮符号化することによって生成されたビットストリームを入力として,カラー画像信号を復号する画像復号装置において、
前記ビットストリームから共通符号化・独立符号化識別情報を抽出するヘッダ解析部と、
前記ビットストリームから、1つ以上の前記領域の符号化データをまとめたスライスのデータ単位を特定するスライスデータ検出部と、
前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合に、前記スライスのヘッダ領域から、該スライスに含まれる符号化データがいずれの色成分の信号かを示す色成分識別子を復号するスライスヘッダ解析部とを備え、
前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合に、前記色成分識別子に基づいて色成分を特定して各色成分の復号画像を生成することを特徴とする画像復号装置。
【請求項43】
複数の色成分で構成されるカラー画像を所定の領域に分割した単位で圧縮符号化することによって生成されたビットストリームを入力として,カラー画像信号を復号する画像復号方法において、
前記ビットストリームから共通符号化・独立符号化識別情報を抽出するヘッダ解析ステップと、
前記ビットストリームから、1つ以上の前記領域の符号化データをまとめたスライスのデータ単位を特定するスライスデータ検出ステップと、
前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合に、前記スライスのヘッダ領域から、該スライスに含まれる符号化データがいずれの色成分の信号かを示す色成分識別子を復号するスライスヘッダ解析ステップとを備え、
前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合に、前記色成分識別子に基づいて色成分を特定して各色成分の復号画像を生成することを特徴とする画像復号方法。
【請求項44】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として,所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化装置において、
前記符号化単位となる領域をすべての色成分の信号の分だけまとめて共通の予測方法によって符号化するか、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化するかを指示する共通符号化・独立符号化識別情報を多重化し、前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合は、各色成分ごとに個別に、1つ以上の前記領域の符号化データをまとめてスライスのデータ単位を構成し、該スライスのヘッダ領域に、スライス中に含まれる符号化データがいずれの色成分の符号化データかを示す色成分識別子を多重化する多重化部を備えることを特徴とする画像符号化装置。
【請求項45】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として,所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化方法において、
前記符号化単位となる領域をすべての色成分の信号の分だけまとめて共通の予測方法によって符号化するか、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化するかを指示する共通符号化・独立符号化識別情報を多重化し、前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合は、各色成分ごとに個別に、1つ以上の前記領域の符号化データをまとめてスライスのデータ単位を構成し、該スライスのヘッダ領域に、スライス中に含まれる符号化データがいずれの色成分の符号化データかを示す色成分識別子を多重化する多重化ステップを備えることを特徴とする画像符号化方法。
【請求項46】
複数の色成分で構成されるカラー画像を所定の領域に分割した単位で圧縮符号化することによって生成されたビットストリームを入力として、カラー画像信号を復号する画像復号装置において、
前記ビットストリームから共通符号化・独立符号化識別情報を抽出するヘッダ解析部と、
前記ビットストリームから前記領域ごとにインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を復号するとともに、前記領域の予測誤差信号を復号する復号部と、
前記復号されたインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号に基づいて予測画像を生成する予測画像生成部と、
前記復号された予測誤差信号と前記予測画像とを加算して復号画像を生成する加算部を備え、
前記復号部は、前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合には、すべての色成分に共通に用いるインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を復号し、前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合は、各色成分ごとに前記領域の単位でインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を復号し、
前記予測画像生成部は、各色成分ごとに、前記復号されたインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を用いて予測画像を生成することを特徴とする画像復号装置。
【請求項47】
複数の色成分で構成されるカラー画像を所定の領域に分割した単位で圧縮符号化することによって生成されたビットストリームを入力として、カラー画像信号を復号する画像復号方法において、
前記ビットストリームから共通符号化・独立符号化識別情報を抽出するヘッダ解析ステップと、
前記ビットストリームから前記領域ごとにインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を復号するとともに、前記領域の予測誤差信号を復号する復号ステップと、
前記復号されたインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号に基づいて予測画像を生成する予測画像生成ステップと、
前記復号された予測誤差信号と前記予測画像とを加算して復号画像を生成する加算ステップを備え、
前記復号ステップは、前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合には、すべての色成分に共通に用いるインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を復号し、前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合は、各色成分ごとに前記領域の単位でインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を復号し、
前記予測画像生成ステップは、各色成分ごとに、前記復号されたインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を用いて予測画像を生成することを特徴とする画像復号方法。
【請求項48】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として、所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化装置において、
前記符号化単位となる領域をすべての色成分の信号の分だけまとめて共通の予測方法によって符号化するか、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化するかを指示する共通符号化・独立符号化識別情報を多重化する多重化部と、
前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域をすべての色成分の信号の分だけまとめて共通の予測方法によって符号化することを示す場合は、すべての色成分に共通に用いるインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を定め、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合は、各色成分ごとに個別にインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を定め、該定めたインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号に基づいて求めた予測誤差信号を圧縮符号化する符号化部とを備えることを特徴とする画像符号化装置。
【請求項49】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として、所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化方法において、
前記符号化単位となる領域をすべての色成分の信号の分だけまとめて共通の予測方法によって符号化するか、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化するかを指示する共通符号化・独立符号化識別情報を多重化する多重化ステップと、
前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域をすべての色成分の信号の分だけまとめて共通の予測方法によって符号化することを示す場合は、すべての色成分に共通に用いるインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を定め、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合は、各色成分ごとに個別にインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号を定め、該定めたインター予測モード、動きベクトル、参照画像番号に基づいて求めた予測誤差信号を圧縮符号化する符号化ステップとを備えることを特徴とする画像符号化方法。
【請求項50】
複数の色成分で構成されるカラー画像を所定の領域に分割した単位で圧縮符号化することによって生成されたビットストリームを入力として、カラー画像信号を復号する画像復号装置において、
前記ビットストリームから色差フォーマット指示情報と共通符号化・独立符号化識別情報を抽出するヘッダ解析部と、
前記色差フォーマット指示情報が4:2:0ないしは4:2:2フォーマットを示す場合は、前記ビットストリームから、前記領域ごとに、輝度成分に用いる第1のイントラ予測モードおよび色差成分に用いる第2のイントラ予測モードを復号するとともに、前記色差フォーマット指示情報が4:4:4フォーマットを示す場合は、前記共通符号化・独立符号化識別情報に基づいて、各色成分に対応する第1のイントラ予測モードを復号し、前記領域の予測誤差信号を復号する復号部と、
前記復号された第1のイントラ予測モードに基づいて予測画像を生成する第1の予測画像生成部と、
前記復号された第2のイントラ予測モードに基づいて予測画像を生成する第2の予測画像生成部と、
前記復号された予測誤差信号と前記予測画像とを加算して復号画像を生成する加算部を備え、
前記復号部は、前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合には、すべての色成分に共通に用いる第1のイントラ予測モードを復号し、前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合は、各色成分ごとに前記領域の単位で第1のイントラ予測モードを復号し、前記色差フォーマット指示情報に基づいて前記第1または第2の予測画像生成部によって予測画像を生成して加算部への入力とすることを特徴とする画像復号装置。
【請求項51】
複数の色成分で構成されるカラー画像を所定の領域に分割した単位で圧縮符号化することによって生成されたビットストリームを入力として、カラー画像信号を復号する画像復号方法において、
前記ビットストリームから色差フォーマット指示情報と共通符号化・独立符号化識別情報を抽出するヘッダ解析ステップと、
前記色差フォーマット指示情報が4:2:0ないしは4:2:2フォーマットを示す場合は、前記ビットストリームから、前記領域ごとに、輝度成分に用いる第1のイントラ予測モードおよび色差成分に用いる第2のイントラ予測モードを復号するとともに、前記色差フォーマット指示情報が4:4:4フォーマットを示す場合は、前記共通符号化・独立符号化識別情報に基づいて、各色成分に対応する第1のイントラ予測モードを復号し、前記領域の予測誤差信号を復号する復号ステップと、
前記復号された第1のイントラ予測モードに基づいて予測画像を生成する第1の予測画像生成ステップと、
前記復号された第2のイントラ予測モードに基づいて予測画像を生成する第2の予測画像生成ステップと、
前記復号された予測誤差信号と前記予測画像とを加算して復号画像を生成する加算ステップを備え、
前記復号ステップは、前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合には、すべての色成分に共通に用いる第1のイントラ予測モードを復号し、前記共通符号化・独立符号化識別情報が、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の予測方法によって符号化することを示す場合は、各色成分ごとに前記領域の単位で第1のイントラ予測モードを復号し、前記色差フォーマット指示情報に基づいて前記第1または第2の予測画像生成部によって予測画像を生成して加算部への入力とすることを特徴とする画像復号方法。
【請求項52】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として、所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化装置において、
各色成分の信号を独立に符号化を行うか否かを示す識別情報をビットストリームに多重するとともに、
該識別情報が、各色成分の信号が独立に符号化されていることを示す場合は、同一フレームないしはフィールドに属する各色成分ピクチャの符号化に際して、符号化順を示す番号をすべての色成分について同一として符号化することを特徴とする画像符号化装置。
【請求項53】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として、所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化方法において、
各色成分の信号を独立に符号化を行うか否かを示す識別情報をビットストリームに多重するとともに、
該識別情報が、各色成分の信号が独立に符号化されていることを示す場合は、同一フレームないしはフィールドに属する各色成分ピクチャの符号化に際して、符号化順を示す番号をすべての色成分について同一として符号化することを特徴とする画像符号化方法。
【請求項54】
複数の色成分で構成されるカラー画像を所定の領域に分割した単位で圧縮符号化することによって生成されたビットストリームを入力として、カラー画像信号を復号する画像復号装置において、
前記ビットストリームから前記領域ごとにイントラ予測モードを復号するとともに、前記領域の予測誤差信号を復号する復号部と、
前記復号されたイントラ予測モードに基づいて予測画像を生成する予測画像生成部と、
前記復号された予測誤差信号と前記予測画像とを加算して復号画像を生成する加算部を備え、
前記復号部は、前記符号化単位となる領域を各色成分個別のイントラ予測モードで復号する場合に、色成分間の予測に基づいて各色成分のイントラ予測モードを復号することを特徴とする画像復号装置。
【請求項55】
複数の色成分で構成されるカラー画像を所定の領域に分割した単位で圧縮符号化することによって生成されたビットストリームを入力として、カラー画像信号を復号する画像復号方法において、
前記ビットストリームから前記領域ごとにイントラ予測モードを復号するとともに、前記領域の予測誤差信号を復号する復号ステップと、
前記復号されたイントラ予測モードに基づいて予測画像を生成する予測画像生成ステップと、
前記復号された予測誤差信号と前記予測画像とを加算して復号画像を生成する加算ステップを備え、
前記復号ステップは、前記符号化単位となる領域を各色成分個別のイントラ予測モードで復号する場合に、色成分間の予測に基づいて各色成分のイントラ予測モードを復号することを特徴とする画像復号方法。
【請求項56】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として、所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化装置において、
前記符号化単位となる領域を各色成分個別のイントラ予測モードで予測符号化する場合に、各色成分のイントラ予測モードを、色成分間の予測に基づいて符号化する符号化部を備えることを特徴とする画像符号化装置。
【請求項57】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として、所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化方法において、
前記符号化単位となる領域を各色成分個別のイントラ予測モードで予測符号化する場合に、各色成分のイントラ予測モードを、色成分間の予測に基づいて符号化する符号化ステップを備えることを特徴とする画像符号化方法。
【請求項58】
複数の色成分で構成されるカラー画像を所定の領域に分割した単位で圧縮符号化することによって生成されたビットストリームを入力として、カラー画像信号を復号する画像復号装置において、
前記ビットストリームから前記領域ごとに動きベクトルを復号するとともに、前記領域の予測誤差信号を復号する復号部と、
前記復号された動きベクトルに基づいて予測画像を生成する予測画像生成部と、
前記復号された予測誤差信号と前記予測画像とを加算して復号画像を生成する加算部を備え、
前記復号部は、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の動きベクトルで復号する場合に、色成分間の予測に基づいて各色成分の動きベクトルを復号することを特徴とする画像復号装置。
【請求項59】
複数の色成分で構成されるカラー画像を所定の領域に分割した単位で圧縮符号化することによって生成されたビットストリームを入力として、カラー画像信号を復号する画像復号方法において、
前記ビットストリームから前記領域ごとに動きベクトルを復号するとともに、前記領域の予測誤差信号を復号する復号ステップと、
前記復号された動きベクトルに基づいて予測画像を生成する予測画像生成ステップと、
前記復号された予測誤差信号と前記予測画像とを加算して復号画像を生成する加算ステップを備え、
前記復号ステップは、前記符号化単位となる領域を各色成分個別の動きベクトルで復号する場合に、色成分間の予測に基づいて各色成分の動きベクトルを復号することを特徴とする画像復号方法。
【請求項60】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として、所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化装置において、
前記符号化単位となる領域を各色成分個別の動きベクトルで予測符号化する場合に、各色成分の動きベクトルを、色成分間の予測に基づいて符号化する符号化部を備えることを特徴とする画像符号化装置。
【請求項61】
複数の色成分で構成されるカラー画像を入力として、所定の領域に分割した単位で圧縮符号化してビットストリームを生成する画像符号化方法において、
前記符号化単位となる領域を各色成分個別の動きベクトルで予測符号化する場合に、各色成分の動きベクトルを、色成分間の予測に基づいて符号化する符号化ステップを備えることを特徴とする画像符号化方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【公開番号】特開2010−110006(P2010−110006A)
【公開日】平成22年5月13日(2010.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−3109(P2010−3109)
【出願日】平成22年1月8日(2010.1.8)
【分割の表示】特願2006−551668(P2006−551668)の分割
【原出願日】平成18年6月16日(2006.6.16)
【国等の委託研究の成果に係る記載事項】(出願人による申告)平成18年度、文部科学省、「重要課題解決型研究等の推進デジタルシネマの標準技術に関する研究」委託研究、産業技術力強化法第19条の適用を受ける特許出願
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】