説明

画像診断装置

【課題】複数のモダリティが有するデータを簡潔に表示することができる画像診断装置を提供する。
【解決手段】ユーザが患者IDを入力する。データサーバ2の患者IDテーブル21から、入力された患者IDに対応する患者名、身長、体重等といった基本データを取得する。次に件数カウント部54は、自装置である画像診断装置3aの当該患者IDに関する記載件数(検査件数)をカウントする。次にリスト取得部52は、通信部15を介して他の画像診断装置3b〜3eへ、当該患者IDを送信し、当該患者IDに関するリストを取得し記憶部16に格納する。次に、件数カウント部54は、他の画像診断装置それぞれについて、取得したリストの記載件数(検査件数)をカウントし、すべてカウントを終了したら、統合リスト作成部55は、患者IDおよび自装置を含めた各画像診断装置におけるリストの記載件数を記載した統合リストを作成し、表示部12に表示する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、他の画像診断装置が有するデータを参照する画像診断装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像診断装置には、X線CT(Computed Tomography)装置、MRI(磁気共鳴イメージング:Magnetic Resonance Imaging)装置、X線診断装置、超音波診断装置等様々なモダリティがある。あるモダリティによって被検体を撮影診断するために、同一被検体を撮影した他のモダリティの医用画像を参照する手法が多く用いられている。例えば、CT、MRI等で撮影した形態画像に、PET(陽電子放出コンピュータ断層:Positron Emission computed Tomography)で撮影した機能画像を重ね合わせることで、撮影した部位の位置を特定する。また、事前にCTで撮影された3次元画像データを用いて、超音波診断装置やX線診断装置での撮影位置を決定する。このように、現在診断しているモダリティが、他のモダリティから医用画像や詳細情報を取得することは、診断精度や検査効率の向上のためにも重要である。
【0003】
各モダリティは、撮影および診断する患者のID、名前、撮影条件、撮影部位等といった、撮影および診断に必要な項目についてのリストを作成する機能を有している。図6にX線診断装置のリストの例、図7に超音波診断装置のリストの例を示す。例えば、X線診断装置におけるリストでは、患者ID、実施日、プロトコル(診断手法)、X線線量、撮影した画像データに対応する少なくとも1つの画像IDが項目として表記される。また、超音波診断装置におけるリストでは、患者ID、実施日、プロトコル、診断部位、撮影した画像データに対応する少なくとも1つの画像IDが項目として表記される。リストは、1検査につき1行で表記されるため、リストの行数が検査した件数である。
【0004】
特許文献1では、医用画像診断装置に参照画像収集表示手段を備え、撮影対象の被検者について、他の装置が有する医用画像の全てを検索および収集する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2006−230867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
検査技師が医用画像診断装置で患者を診断中に、他モダリティの画像や情報を参照したい場合がある。この場合、現在使用しているモダリティにおけるリスト項目に、他モダリティの項目を付け加えてリストを表示する方法が知られている。図8は、超音波診断装置のリストにPETの項目を付け加えたリストの例である。各モダリティはそれぞれ装置特有の項目を有しているため、一方のモダリティでは使用する項目が、もう一方のモダリティでは使用しない場合がある。例えばPETでは、「線量」や「使用核種」の項目があるが、超音波診断装置には使用しない項目のため、リストに情報の無い空欄の部分が存在してしまう。さらに、項目が増えるため、リストが横に長くなってしまい、すべての項目が一度に表示できず、例えばスクロールバーを設けて表示をスクロールしないとリスト全体を見ることができない。表に空欄部分があるにもかかわらず、項目が多いために表全体を一度に表示できないことは、ユーザにとって煩わしく感じる。
【0007】
本発明はこのような点を考慮してなされたもので、複数の装置が有するデータを簡潔に表示することができる画像診断装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る画像診断装置は、被検体をスキャンして診断画像データを収集するデータ収集部と、前記被検体の識別情報に基づいて、他の医用画像診断装置に対応する画像リストを取得するリスト取得部と、前記リスト取得部で取得した前記画像リストにおける画像識別子を選択するための選択部と、前記選択部で選択された前記画像識別子に対応した画像データを他の医用画像診断装置から取得する画像データ取得部と、前記データ収集部で取得した前記診断画像データ及び前記画像データ取得手段で取得した画像データを表示する表示部と、を有することを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る画像診断装置は、被検体をスキャンして診断画像データを収集するデータ収集部と、前記被検体の識別情報に基づいて、他の医用画像診断装置に対応する画像リストを取得するリスト取得部と、前記リスト取得部で取得した前記画像リストにおける記載件数を、前記画像診断装置毎にカウントする件数カウント部と、前記件数カウント部でカウントした、前記各記載件数を前記画像診断装置毎に表記した合成リストを作成する合成リスト作成部と、前記合成リスト作成部で作成した前記合成リストを、参照情報として表示する表示部と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る画像診断装置によれば、複数の装置が有するデータを簡潔に表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像診断装置の概略構成を示すブロック図。
【図2】同上の実施形態における、統合リスト作成の動作を示すフローチャート。
【図3】同上の実施形態における、統合リストから画像診断装置のリストを表示する動作を示すフローチャート。
【図4】同上の実施形態における、(a)統合リスト、(b)X線診断装置のリスト、(c)超音波診断装置のリスト。
【図5】同上の実施形態における、(d)X線診断装置の診断に必要な項目リスト、(e)は(d)のリストで「循環器用」が選択された場合のリスト。
【図6】同上の実施形態における、X線診断装置のリスト。
【図7】同上の実施形態における、超音波診断装置のリスト。
【図8】同上の実施形態における、超音波診断装置のリストにPETの項目を付け加えたリスト。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
【0013】
図1は、本発明の一実施形態に係るデータサーバ2及び画像診断装置3a、3b、3c、3d、3e・・・の概略構成を示すブロック図である。画像診断装置3a、3b、3c、3d、3eは、例えば超音波診断装置、X線CT装置、MRI装置、陽電子放出コンピュータ断層(PET: positron emission computed tomography)装置や単光子放出コンピュータ断層(SPECT: single photon emission computed tomography)装置等の核医学診断装置、X線診断装置等を示す。
【0014】
データサーバ2は、病院内のLAN(ローカルエリアネットワーク)を介して画像診断装置3a、3b、3c、3d、3eと相互に通信可能に接続される。
【0015】
画像診断装置3aは医用情報操作装置1、センサ31、データ処理部32、画像データ記憶部33を含む。なお、画像診断装置3b〜3eにも医用情報操作装置1を含んでいても良い。センサ31は、患者である被検体からデータを取得する。データ処理部32は、センサ31で取得したデータに対し所定の信号処理を行うことにより、画像データを生成する。画像データ記憶部33は、データ処理部32で生成した画像データを記憶する。
【0016】
医用情報操作装置1は、制御部10、操作部11、表示部12、通信部15、記憶部16を含む。制御部10は、全体の制御を司り、例えばOS(Operating System)等の基本プログラム及び所定のプログラムに従って処理を実行する演算装置である。操作部11はキーボードやマウス等の入力装置であり、データの入力を行う。表示部12はモニタ等であり、後述するリストや撮影画像等を表示する。通信部15は、病院内LANに接続し、データサーバ2との通信を行う。
【0017】
記憶部16は、プログラム及びデータを記憶するメモリであり、後述する制御部10の自装置リスト作成部53で作成する、画像診断装置3a自身の、患者ID、名前、撮影条件、撮影部位、画像識別のための画像ID等といった撮影および診断に必要な項目に対する少なくとも1つのデータが記載されたリストを格納する。また記憶部16は、後述する制御部10のリスト取得部52が他の画像診断装置から取得した、患者ID、名前、撮影条件、撮影部位、画像識別のための画像ID等といった撮影および診断に必要な項目に対する少なくとも1つのデータが記載されたリストを格納する。
【0018】
制御部10は、患者データ取得部50、画像データ取得部51、リスト取得部52、自装置リスト作成部53、件数カウント部54、統合リスト作成部55を含む。患者データ取得部50は、データサーバ2内の患者IDテーブル21より、患者ID、患者名、身長、体重等の基本データを取得する。画像データ取得部51は、データサーバ2内の画像データテーブル22または画像診断装置3a〜3eの画像データ記憶部が有する、少なくとも1つの画像IDおよび対応する画像データを取得する。リスト取得部52は、他の画像診断装置3b〜3eが有する、患者データ取得部50および画像データ取得部51で取得したデータに基づく、上述した撮影及び診断に必要な項目に対する少なくとも1つのデータが記載されたリストを取得する。自装置リスト作成部53は、画像診断装置3a自身における、患者データ取得部50および画像データ取得部51で取得したデータに基づく、上述した撮影及び診断に必要な項目に対する少なくとも1つのデータが記載されたリストを作成する。件数カウント部54は、リスト取得部52で取得した他の画像診断装置3b〜3eのリストおよび自装置リスト作成部53で作成した画像診断装置3aのリストに表記された検査の件数をカウントする。統合リスト作成部55は、リスト取得部52で取得した他の画像診断装置3b〜3eのリストおよび自装置リスト作成部53で作成した画像診断装置3aのリストを参照可能であり、患者IDおよびリストの記載件数を記載した統合リストを作成する。
【0019】
データサーバ2は、患者IDテーブル21、画像データテーブル22を格納する。患者IDテーブル21には、患者ID、患者名、身長、体重等の基本データを格納する。画像データテーブル22は、画像診断装置3a〜3eで撮影した画像を識別する画像IDと、対応する撮影画像データを、装置毎に格納する。
【0020】
次に、上記構成における画像診断装置3a内の医用情報操作装置1における、統合リスト作成動作について、図2を用いて説明する。本実施形態では、患者ID「00001」についての統合リストを作成する。
【0021】
ユーザは医用情報操作装置1の操作部11を用いて患者ID「00001」を入力する(ステップS101)。制御部10の患者データ取得部50は、通信部15を介してデータサーバ2の患者IDテーブル21から、入力された患者ID「00001」に対応する患者名、身長、体重等といった基本データを取得する(ステップS103)。
【0022】
次に件数カウント部54は、自装置リスト作成部53で作成され、記憶部16に格納された、自装置(画像診断装置3a)の患者ID「00001」に関する撮影及び診断に必要な項目に対応するデータが記載されたリストに基づいて、記載件数(検査件数)をカウントする(ステップS104)。
【0023】
次にリスト取得部52は、通信部15を介して他の画像診断装置3b〜3eへ、患者ID「00001」を送信して各装置に患者ID「00001」に関するデータを要求し(ステップS105)、他装置における患者ID「00001」に関するリストを取得し記憶部16に格納する(ステップS107)。このときリスト取得部52は、LANに接続されたすべての画像診断装置にデータを要求してもよいし、記憶部16にあらかじめ登録した画像診断装置に対してのみデータを要求してもよい。また、要求するデータは、患者ID「00001」のデータ全てでもよいし、リスト取得部52が指定する特定のデータでもよい。
【0024】
次に、件数カウント部54は、他の画像診断装置毎に、取得したリストの記載件数(検査件数)をカウントする(ステップS109)。例えば、リスト取得部52が、図6および図7に示した患者ID「00001」におけるX線診断装置および超音波診断装置のリストを取得したとすると、件数カウント部54は、X線診断装置におけるリストの記載件数を3件、超音波診断装置におけるリストの記載件数を2件とカウントする。
【0025】
件数カウント部54が取得した他の画像診断装置のリストについて、すべてカウントを終了したら(ステップS111で「Yes」)、統合リスト作成部55は、患者IDおよび自装置を含めた各画像診断装置におけるリストの記載件数を記載した統合リストを作成し、表示部12に表示する(ステップS113)。
【0026】
なお、ステップS109で件数カウント部54がカウントする件数は、記載件数(検査件数)の他に、各画像診断装置における検査に対応する画像データの合計数でもよい。例えば、図6のX線診断装置では画像IDの合計が7個あるので7件とカウントし、図7の超音波診断装置では画像IDの合計が4個あるので4件とカウントしても良い。
【0027】
次に、統合リストから画像診断装置のリストを表示する動作を図3に示す。この統合リストにおいて、ユーザは任意の画像診断装置の記載件数の数字を選択する(ステップS201)。選択された記載件数の数字が自装置の項目ではない場合(ステップS203で「No」)、制御部10はリスト取得部52が取得し記憶部16に格納した、対応する画像診断装置のリストを表示部12に表示させる(ステップS205)。選択された記載件数の数字が自装置の項目である場合(ステップS203で「Yes」)、制御部10は記憶部16から自装置のリストを取得し、表示部12に表示させる(ステップS207)。
【0028】
次にユーザは、ステップS205またはステップS207で表示された画像診断装置のリストにおいて、画像IDの項目に表示された画像IDを選択する(ステップS208)。画像データ取得部51は、データサーバ2の画像データテーブル22より、該当する画像IDに対応した画像データを取得して表示部12に表示させる(ステップS209)。なお、上記画像データが該当する画像診断装置内に記憶され、画像データ取得部51が画像IDに対応する画像データを画像診断装置から直接取得しても良い。
【0029】
統合リストと各画像診断装置のリストとの例を図4に示す。統合リスト(a)で、患者ID「00001」のX線診断装置の欄に記載された「3」(記載件数が3件であることを示す)をユーザが選択すると、制御部10はX線診断装置のリスト(b)を表示部12に表示する。ユーザがX線診断装置のリスト(b)にある、所望の画像IDを選択すると、画像データテーブル22に格納されたX線診断装置の、選択した画像IDに対応する画像データが表示部12に表示される。超音波診断装置についても同様に、ユーザが統合リストの超音波診断装置の欄に記載された「2」を選択すると、制御部10は超音波診断装置のリスト(c)を表示部12に表示する。ユーザが超音波診断装置のリスト(c)にある、所望の画像IDを選択すると、画像データテーブル22に格納された超音波診断装置の、選択した画像IDに対応する画像データが表示部12に表示される。また、X線診断装置が自装置である場合は、X線診断装置のリストは記憶部16に格納される。
【0030】
なお、上述した実施形態では、各画像診断装置からリストを取得したが、データサーバ2に各画像診断装置のリストが格納され、データサーバ2から取得しても良い。
【0031】
また、上述した統合リストでは、画像診断装置3a〜3eを項目として、各画像診断装置におけるリストの記載件数を選択することで、各画像診断装置のリストを表示したが、各画像診断装置における診断に必要な項目についても、同様のリスト表示が可能である。画像診断装置のリストに記載されている、特定の項目をユーザが選択すると、その項目に絞られたリストが表示される。
【0032】
例として図5に、X線診断装置の診断に必要な項目のリスト(d)と、項目の「用途」で「循環器用」が選択された場合の、絞り込まれた循環器用のリスト(e)とを示す。このとき、(d)のリストで表示していない、X線診断装置の循環器用に特化した項目について、(e)のリストに表示する。
【0033】
以上により本発明では、他の画像診断装置の情報および画像を参照したい場合、各画像診断装置の検査件数をカウントして統合リストが作成される。そしてその統合リストに記載した検査件数を選択することにより、該当する画像診断装置のリストおよび画像を表示することができる。よって、複数の画像診断装置のデータを簡潔に表示することができ、画像や情報の参照を効率よく行うことができる。また、ユーザが直接項目を選択することができるので、直感的な使用が可能である。
【符号の説明】
【0034】
1…医用情報操作装置、2…データサーバ、3a〜3e…画像診断装置、10…制御部、11…操作部、12…表示部、15…通信部、16…記憶部、21…患者IDテーブル、22…画像データテーブル、50…患者データ取得部、51…画像データ取得部、52…リスト取得部、53…自装置リスト作成部、54…件数カウント部、55…統合リスト作成部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被検体をスキャンして診断画像データを収集するデータ収集部と、
前記被検体の識別情報に基づいて、他の医用画像診断装置に対応する画像リストを取得するリスト取得部と、
前記リスト取得部で取得した前記画像リストにおける画像識別子を選択するための選択部と、
前記選択部で選択された前記画像識別子に対応した画像データを他の医用画像診断装置から取得する画像データ取得部と、
前記データ収集部で取得した前記診断画像データ及び前記画像データ取得手段で取得した画像データを表示する表示部と、
を有することを特徴とする画像診断装置。
【請求項2】
被検体をスキャンして診断画像データを収集するデータ収集部と、
前記被検体の識別情報に基づいて、他の医用画像診断装置に対応する画像リストを取得するリスト取得部と、
前記リスト取得部で取得した前記画像リストにおける記載件数を、前記画像診断装置毎にカウントする件数カウント部と、
前記件数カウント部でカウントした、前記各記載件数を前記画像診断装置毎に表記した合成リストを作成する合成リスト作成部と、
前記合成リスト作成部で作成した前記合成リストを、参照情報として表示する表示部と、
を有することを特徴とする画像診断装置。
【請求項3】
前記合成リストに表記された、任意の画像診断装置の前記記載件数が選択された場合、前記表示部は該当する前記画像診断装置の前記画像リストを表示する、
ことを特徴とする請求項2記載の画像診断装置。
【請求項4】
前記合成リストに表記された、前記任意の画像診断装置の前記記載件数が選択された場合、前記表示部は該当する前記画像診断装置で撮影した前記画像データを取得して表示する、
ことを特徴とする請求項2記載の画像診断装置。
【請求項5】
前記任意の画像診断装置の前記画像リストにおける任意の診断項目が選択された場合、前記表示部は当該診断項目に特化したリストを表示する、
ことを特徴とする請求項3記載の画像診断装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2011−24688(P2011−24688A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−171500(P2009−171500)
【出願日】平成21年7月22日(2009.7.22)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(594164542)東芝メディカルシステムズ株式会社 (4,066)
【Fターム(参考)】