説明

画像読取装置及び画像形成装置

【課題】 本発明は、耐久劣化や部品のサービス交換性を確保しながらも画像の劣化を防止できる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを可能にすることを目的としている。
【解決手段】 プラテンガラス6の上方に設けられ、読取位置17において搬送される搬送原稿D1をガイドする透明フィルム28と、透明フィルム28の原稿搬送方向下流側で該透明フィルム28と重なる搬送ガイドシート35とを有し、搬送ガイドシート35の原稿搬送方向下流側端部が下流側ガイド部材19の上側に配置される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、静止原稿の画像及び搬送原稿の画像を読み取ることのできる画像読取装置及びこれを用いた画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の複写機、ファクシミリ等の画像形成装置、或はスキャナ等の画像読取装置においては、特許文献1の図2に示されるようなADF(Auto Document Feeder)がある。
【0003】
図7はこのようなADFにおける搬送原稿読取部の拡大図であり、密着型イメージセンサ16の上方部には、原稿をプラテンガラス6へ押圧するための押圧手段20が設けられている。また、押圧手段20とプラテンガラス6との間には、該プラテンガラス6から下流側ガイド部材19へ原稿を受け渡すための透明シート部材18が設けられている。そのため、原稿の画像は、プラテンガラス6と透明シート部材18を介して読み取られる。
【0004】
密着型イメージセンサ16の内部には光源21、レンズ22、読取り素子23が設けられ、光源21からの光24が読取り位置において透明シート部材18を通過して原稿を照射する。照射された光24はレンズ22によって読取り素子23に集光され画像情報となる。
【0005】
ここで、上記のように透明シート部材18によって原稿が受け渡される下流側ガイド部材19を設けるのは、例えば、以下の理由による。搬送される原稿のみならず、静止原稿(例えばBOOK原稿)の画像を読み取ることが可能な画像読取装置の場合に、原稿突き当て部19aを有する下流側ガイド部材19が、載置された静止原稿の突き当て部材を兼ねるようにする。そうすることでプラテンガラス6を2枚に分割せず小さく安く出来るというメリットを得るためである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2003−46722号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記のような構成の場合、透明シート部材18の端部が下流側ガイド部材19上にある。その状態で押圧手段20によってプラテンガラス6面に付勢されるため読取り位置付近で透明シート部材18がその剛性により撓み緩やかな曲率部26を持つことになる。
【0008】
その結果、密着型イメージセンサ(CIS)16の寸法バラツキにより光源21からの正反射光(迷光)27が実際の読取り画像に混ざって混入する場合がある。たとえば、黒原稿を読み取った場合に読み取った黒レベルが正反射光(迷光)27の混入により完全に落ちきらず少し光が入った状態になる。その結果、コピー出力に黒地に白く抜けた部分ができ、画質が著しく劣化するという問題点があった。
【0009】
また一方で上記課題の対策のため、この透明シート部材18をプラテンガラス6に対して平行に保つために透明シート部材18をプラテンガラス6面に両面テープで接着するなどの対策が考えられる。しかし、この場合、光源21からの正反射光(迷光)27はおさえられるがユーザが透明シート部材18を傷つけてしまった場合や原稿の通過により傷や汚れが出来た場合、プラテンガラス6面と接着されているため交換できないという問題があった。
【0010】
また、別の対策として透明シート部材18をプラテンガラス6と下流側ガイド部材19とのなす角度にあわせて曲げを追加することにより対応することも考えられる。しかし上記のように両面テープが無い場合、透明シート部材18の曲げ角度のバラツキにより透明シート部材18とプラテンガラス6とが密着せず平行に維持することが出来ず、対策の信頼性が低いものとなっていた。
【0011】
そこで本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、耐久劣化や部品のサービス交換性を確保しながらも画像の劣化を防止できる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0012】
前記目的を達成するための本発明に係る画像読取装置の代表的な構成は、原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によってプラテンガラス上の読取位置に搬送される原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記読取位置よりも原稿の搬送方向下流側に設けられ、画像が読み取られた原稿を前記プラテンガラスからすくい上げるようにガイドするガイド部材と、を有する画像読取装置であって、前記プラテンガラスの上方に設けられ、前記読取位置において搬送される原稿をガイドする透明フィルムと、前記透明フィルムの原稿搬送方向下流側で該透明フィルムと重なる搬送ガイドシートとを有し、前記搬送ガイドシートの原稿搬送方向下流側端部が前記ガイド部材の上側に配置されることを特徴とする。
【0013】
また、本発明に係る画像形成装置の構成は、前記画像読取装置と、前記画像読取装置により読み取った画像情報に基づいて画像を形成する画像形成手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0014】
上記構成によれば、読取位置の上方に設けられた透明フィルムと透明フィルムの搬送方向下流側で重なり、下流側端部がガイド部材上側に配置された搬送ガイドシートを備えているので、透明フォルムの屈曲部が少なくなって迷光による画質の劣化を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【図1】本発明の画像読取装置の上方斜視図である。
【図2】本発明の画像読取装置の圧板ユニット開いた状態の上方斜視図である。
【図3】本発明の自動給送読取装置を示す主要断面図である。
【図4】読取り部の詳細部分図である。
【図5】透明フィルムを保持する保持部材の構成を示す斜視説明図である。
【図6】画像形成装置の構成を示す図である。
【図7】従来例の読取り部の詳細部分図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明を適用した画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。画像読取装置101において、図1、図2に示すように、圧板ユニット1の下面の静止原稿D2の画像を読み取る静止原稿読取部には静止画像原稿読取時に静止原稿D2をプラテンガラス6に密着するための白地板2が取り付けられている。そして、ヒンジ3を回転中心として圧板ユニット1が開閉できる構成になっている。
【0017】
また、図3に示すように、プラテンガラス6上(プラテンガラス上)の読取位置17にて搬送原稿D1の画像を読み取るための搬送原稿読取部5は、搬送原稿D1を搬送するための搬送手段となる略U字状の原稿搬送路(以下、「Uターンパス」という)7を有する。このUターンパス7には、分離ローラ8及び分離パッド9、該分離ローラ8に当接している予備搬送部材10が設けられる。さらに、搬送原稿D1の有無を検出する原稿有無センサ11、搬送原稿D1を搬送する搬送ローラ13及び排出ローラ対14、及び、搬送原稿D1の先端部及び後端部を検出する原稿エッジセンサ15等が取り付けられた構成となっている。
【0018】
画像読取手段としての密着型イメージセンサ16は、図4に示すように、LED(発光ダイオード)アレイからなる光源21から搬送原稿D1の画像情報面に光24を照射する。そして、画像情報面で反射した反射光をセルフォックレンズ(登録商標)22で読取り素子23に結像して画像情報を読み取るものである。
【0019】
この搬送原稿読取部5においては、操作者が搬送原稿D1を原稿トレイ4に載置するとき、搬送原稿D1の読取画像面を上側にして画像読取装置の手前側からセットされるようになっている。このとき、原稿有無センサ11により搬送原稿D1が有ることが検知される。
【0020】
そして、操作者が操作部12から読取開始を指示すると、不図示の駆動部が回転し、予備搬送部材10によって、搬送原稿D1が分離ローラ8と分離パッド9の分離部まで搬送され、搬送原稿D1が1枚ずつに分離され、最上位の搬送原稿D1が分離搬送される。また、分離された搬送原稿D1が搬送ローラ13によって、Uターンパス7に沿って搬送され、さらに密着型イメージセンサ16の読取部へ搬送される。
【0021】
原稿搬送部では、原稿エッジセンサ15により搬送原稿D1の先端部が検知されると、その位置から所定量搬送されたところで、密着型イメージセンサ16による画像情報の読み取りが開始される。
【0022】
ここで、図4は搬送原稿読取部5のX部拡大図である。密着型イメージセンサ16はプラテンガラス6の読取位置17にて搬送原稿D1の画像を読み取る。密着型イメージセンサ16の上方部には、搬送原稿D1をプラテンガラス6へ押圧するための押圧手段20が設けられている。読取位置17よりも搬送原稿D1の搬送方向下流側には、搬送原稿D1をプラテンガラス6からすくい上げるようにガイドする下流側ガイド部材19が設けられている。また、押圧手段20とプラテンガラス6との間には、該プラテンガラス6から下流側ガイド部材19の方へ搬送原稿D1をガイドする透明フィルム28が設けられている。即ち、搬送原稿読取部5の上方に設けられた透明フィルム28は搬送原稿D1の搬送を読取位置17でガイドする。そのため、搬送原稿D1の画像は、プラテンガラス6と透明フィルム28を介して、読み取られる。読取開始後、搬送原稿D1は排出ローラ対14に向かう。
【0023】
そして、原稿エッジセンサ15により搬送原稿D1の後端部が検知されると、その位置から所定量搬送されたところで、密着型イメージセンサ16による画像情報の読み取りを終了する。そして、当該搬送原稿D1は、排出ローラ対14によって画像読取装置外へ排出される。このようにして、搬送原稿読取部5では、原稿有無センサ11が原稿無しを検知するまで上述した読取動作を繰り返す。
【0024】
次に、本実施形態の特徴である透明フィルム28部分の構成について図4及び図5を用いて説明する。基本構成は前述した従来例の構成と同等であるが、本実施形態では白色押圧板からなる押圧手段20と、透明フィルム28との間を通過する搬送原稿D1を画像読取手段である密着型イメージセンサ16が透明フィルム28を介して読み取る構成になっている。
【0025】
本実施形態においては保持部材37に両面テープで保持された透明フィルム28と、その原稿搬送方向下流側で該透明フィルム28の下に重なる形で設けられた搬送ガイドシート35が設けられている。この搬送ガイドシート35は接着剤によりプラテンガラス6の面と、搬送原稿D1をすくい上げる原稿すくい上げ部となる下流側ガイド部材19の上面とに渡って接着されている。搬送ガイドシート35の原稿搬送方向下流側端部は原稿すくい上げ部となる下流側ガイド部材19の上側に配置される。下流側ガイド部材19には、図4に示すように静止原稿D2の原稿突き当て部19aが形成されている。プラテンガラス6上における、下流側ガイド部材19に対して読取位置17とは反対側に、画像読取手段となる密着型イメージセンサ16によって画像が読み取られる静止原稿D2が原稿突き当て部19aに突き当てられて載置される。
【0026】
透明フィルム28の長さとしては下流側ガイド部材19の手前まで延びる程度の長さであり屈曲無くプラテンガラス6面に平行な部品である。搬送ガイドシート35が透明フィルム28に対して下に重なる形とすることで原稿搬送時に引っ掛かりを起こさないようにしている。
【0027】
このように傷つく可能性があり交換が必要な部分となる透明フィルム28と、交換は必要無いがガイド形状に沿って一定の角度を常に保ち搬送原稿D1の搬送をガイドする機能が必要な部分となる搬送ガイドシート35とに分割した構成にする。これにより画像劣化に対する信頼性と耐久による傷等の劣化が起きた場合の交換性とを両立させることができる。
【0028】
ここで、透明フィルム28は光24を透過して搬送原稿D1の読み取りを行うため透明度と耐久性の高いPET(ポリエチレンテレフタレート)シートが使用され、厚みは100μm程度である。一般に密着型イメージセンサ16の焦点深度が0.5mm程度であることから薄い材料が使用され50μm〜200μm程度のものが使用される。表面はガラスコートやDLC(ダイヤモンド ライク カーボン)コートなどの表面処理が行なわれ、搬送原稿D1の通過による傷の発生や耐久劣化を軽減している。
【0029】
搬送ガイドシート35の材質は同様に耐久性を考えて透明PETシートを用いているが、ここでは厚さ50μm程度のものを使用している。薄いものを使用する理由は透明フィルム28と重なった状態で極力、プラテンガラス6面に対して平行になるためであり実際、接着剤を含めて50μm〜60μmの左右差しか無いため透明フィルム28の傾斜・屈曲に対してはほとんど影響しないようにしている。
【0030】
透明フィルム28と搬送ガイドシート35との重なり部36は本実施形態では5mm程度の重なり部36を持っている。重なり量は読取位置17にかからない範囲で設定すれば良く、押圧手段20で抑えた場合の透明フィルム28の傾き・屈曲への影響を考えると搬送ガイドシート35の原稿搬送方向上流側端部は極力、読取り部から離すことが望ましい。この搬送ガイドシート35は必ずしも透明である必要は無く、色が黒の場合は反射による迷光27をより抑制できるので好ましい。
【0031】
この構成で読み取りが行われた場合、透明フィルム28はプラテンガラス6面に対して平行が保持されるため前述の従来例のような屈曲による正反射光(迷光)27の混入が発生しない。
【0032】
また透明フィルム28に曲げ部を持たないことに加え、原稿ガイド部となる搬送ガイドシート35を接着剤で固定しているため曲げ部の角度のバラツキによる影響を受けず正反射光(迷光)27の混入に対して信頼性が高い。
【0033】
さらに、この透明フィルム28は、図5に示すように、保持部材37に両面テープで接着されて保持される。そして、その保持部材37はスナップヒット爪30で搬送原稿読取部5の上面を覆う外装フレーム部となるリーダーカバー29の穴31に嵌合し、着脱自在に取り付けられて保持されている。
【0034】
透明フィルム28を交換する場合は保持部材37と一体的に撓ませてスナップヒット爪30をリーダーカバー29の穴31から外す形で行われる。
【0035】
このような構成にすることで透明フィルム28が耐久で傷ついた場合やユーザが不用意に傷つけてしまった場合にユーザが透明フィルム28を貼り直すことなく保持部材37と一体で容易に精度良く交換することができる。操作性・視認性も圧板ユニット1を開放した状態でプラテンガラス6の上面にあるため良好である。
【0036】
透明フィルム28は保持部材37で保持され、さらに該保持部材37はプラテンガラス6の周囲であって搬送原稿読取部5の上面を覆う外装フレーム部に着脱自在に保持される。これによりユーザが透明フィルム28を交換する場合に視認性が良くユーザが透明フィルム28を貼り直す等の手間が無く誰でも精度良く交換が可能であり作業性が大幅に向上する。
【0037】
図6は上記画像読取装置101を備えた画像形成装置の一例であり、該画像読取装置101により読み取った画像情報に基づいて画像を形成する画像形成手段102を備えたプリンタ部201を有する。図6において、プリンタ部201は、画像形成手段102にシートPを1枚ずつ分離給送するシート給送部202を備えている。
【0038】
ここで、画像形成手段102はプロセスカートリッジ209、レーザスキャナユニット210、転写ローラ212等を備えている。なお、プロセスカートリッジ209は感光体ドラム211と、これに作用するプロセス手段(帯電手段、現像手段、クリーニング手段)とを一体的に備えている。シート給送部202はシートPを積載するシート積載台203、シート積載台203に積載されたシートPを給送する給送ローラ205を備えている。なお、図6において、204は、シート積載台203の下方に設けられ、シートPを給送ローラ205に圧接させるシート積載台バネ、213は定着ユニット、217はシート排出積載台である。
【0039】
次に、このように構成されたプリンタ部201の画像形成動作を説明する。画像読取装置101が読み取った画像情報が送られ、この画像情報を画像形成処理した不図示の制御部がプリント命令を発すると、シート積載台203に積載されたシートPが給送ローラ205によって給送される。この後、シートPは給送ローラ205と分離パッド206によって構成される分離部により、1枚ずつ分離され、搬送ローラ207を経てレジストローラ208に搬送される。
【0040】
一方、プリント命令と共に画像情報に基づきレーザスキャナユニット210からは画像情報をビットイメージにしたレーザ光Zが感光体ドラム211上に照射され、このビットイメージに従って感光体ドラム211の表面上に潜像が形成される。さらに、この潜像を現像することにより、感光体ドラム211上にトナー画像が形成される。
【0041】
この後、レジストローラ208によって感光体ドラム211と転写ローラ212とにより構成される転写部214に給送され、転写部214を通過する際、感光体ドラム211上のトナー画像がシートPに転写される。トナー画像が転写されたシートPは、この後、定着ユニット213に送られ、定着ユニット213に設けられた定着ローラ対によって加熱加圧されることにより、トナー画像が半永久的に定着される。定着ユニット213を通過したシートPは定着排出ローラ215とコロ215aとによって搬送されてから、排出ローラ対216によってシート排出積載台217に排出される。
【産業上の利用可能性】
【0042】
本発明の活用例として、静止原稿の画像及び搬送原稿の画像を読み取ることのできる画像読取装置及びこれを用いた画像形成装置に適用出来る。
【符号の説明】
【0043】
D1 …搬送原稿
6 …プラテンガラス
17 …読取位置
19 …下流側ガイド部材
28 …透明フィルム
35 …搬送ガイドシート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
原稿を搬送する搬送手段と、前記搬送手段によってプラテンガラス上の読取位置に搬送される原稿の画像を読み取る画像読取手段と、前記読取位置よりも原稿の搬送方向下流側に設けられ、画像が読み取られた原稿を前記プラテンガラスからすくい上げるようにガイドするガイド部材と、を有する画像読取装置であって、
前記プラテンガラスの上方に設けられ、前記読取位置において搬送される原稿をガイドする透明フィルムと、
前記透明フィルムの原稿搬送方向下流側で該透明フィルムと重なる搬送ガイドシートと、
を有し、
前記搬送ガイドシートの原稿搬送方向下流側端部が前記ガイド部材の上側に配置されることを特徴とする画像読取装置。
【請求項2】
前記プラテンガラス上における、前記ガイド部材に対して前記読取位置とは反対側に、前記画像読取手段によって画像が読み取られる静止原稿が載置され、前記ガイド部材には前記静止原稿の原稿突き当て部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記透明フィルムは保持部材で保持され、該保持部材は着脱自在に保持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記搬送ガイドシートは前記プラテンガラスの上面および前記ガイド部材の上面に接着されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記透明フィルムと前記搬送ガイドシートとが重なる部分は前記プラテンガラス上であって、前記透明フィルムが前記搬送ガイドシートの上になるように重なることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の画像読取装置。
【請求項6】
請求項1または請求項5に記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置により読み取った画像情報に基づいて画像を形成する画像形成手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−114433(P2011−114433A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−267129(P2009−267129)
【出願日】平成21年11月25日(2009.11.25)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】