説明

画像転送装置

【課題】ピクセルクロック周波数の異なる装置に画像データを転送するときに、データの欠落や膨張が生じることが無い画像転送装置を実現する。
【解決手段】画像処理用のピクセルクロック周波数が異なる二つの装置間で画像データを転送する画像転送装置において、画像データを一時保管するメモリを備え、入力された画像データを入力側の装置のピクセルクロック周波数の整数倍の第一のクロック周波数で前記メモリに書き込み、出力側の装置のピクセルクロック周波数の整数倍の第二のクロック周波数で前記メモリから画像データを読み出して出力する制御手段を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は異なる信号規格の装置に画像信号の欠落や変化が無く画像データを転送する画像転送装置に係り、特に、画像中の輝度差によりエッジを検出(例えば1画素幅)した結果を、異なるピクセルクロック周波数の装置に転送する画像転送装置に関する。
【背景技術】
【0002】
画像処理に用いる画像処理用のLSIや装置などにおいては、使用するピクセルクロック周波数が装置により異なる場合がある。
例えば、
・Square Pixel(画素が正方形)のピクセルクロック周波数:12.2727MHz(640画素/走査線)、
・ITU−R BT.60l(標準テレビ放送向けの規格)のピクセルクロック周波数:13.5MHz(720画素/走査線)、
・4fcのピクセルクロック周波数:14.318MHz(768画素/走査線)、
がある。
水平同期信号の周期は規格であるので一定であり、有効画素範囲も使用するカメラにより固定であるため、ピクセルクロック周波数の変更により、取り込んだ画像の画素数が変化する。画像処理を行うために画像をメモリに取り込むとき、画像の総画素数にあわせてフレームグラバ(画像の一時保存)用のメモリのサイズが変わることとなる。
そのため、画像処理をおこなうマイクロコンピュータなどでは、その映像信号入力インターフェースの仕様により、特定のピクセルクロックを指定するものがある。異なるピクセルクロックの画像を転送するためには、ピクセルクロックにあわせて画像を変換する必要がある。
【0003】
特許第2938737号公報のように、2つの異なる周波数でカウンタを回し、メモリに記録されたデータを、異なる周波数で再標本化する手法や、特開平7−212690号公報のように、6画素ずつのデータを5画素へ圧縮することで、画像の画素数を変換する手法がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第293873号公報
【特許文献2】特開平7−212690号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、これらの装置は、画像のアスペクト比の変更や使用するディスプレイにあわせた画素数に変換し、表示することを目的としており、転送する画像の性質によっては、データの欠落や、膨張などが生じるため、画像処理用途としては適さない場合がある。
例えば、送信側の装置にてSquare Pixelで画像のエッジ検出及び1画素幅への細線化をおこなった後、ITU−RBT.601で次段の装置にデータを転送する場合、エッジの幅が1画素より広くなったり、画像の途中で欠落したりすることが生じる場合がある。
【0006】
この発明は、ピクセルクロック周波数の異なる装置に画像データを転送するときに、データの欠落や膨張が生じることが無い画像転送装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明は、画像処理用のピクセルクロック周波数が異なる二つの装置間で画像データを転送する画像転送装置において、画像データを一時保管するメモリを備え、入力された画像データを入力側の装置のピクセルクロック周波数の整数倍の第一のクロック周波数で前記メモリに書き込み、出力側の装置のピクセルクロック周波数の整数倍の第二のクロック周波数で前記メモリから画像データを読み出して出力する制御手段を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
この発明の画像転送装置は、ピクセルクロック周波数の異なる装置に画像データを転送するときに、画素の間引きや画素間の演算を行わないので、データの欠落や膨張が生じることが無い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】画像転送装置のシステム構成図である。(実施例)
【図2】書き込み処理のフローチャートである。(実施例)
【図3】読み出し処理のフローチャートである。(実施例)
【図4】読み出し/書き込み信号切り替え処理のフローチャートである。(実施例)
【図5】同期信号処理のフローチャートである。(実施例)
【図6】(A)は入力画像、(B)は出力画像を示す図である。(実施例)
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
【実施例】
【0011】
図1〜図6は、この発明の実施例を示すものである。図1において、1はNTSC(Square Pixel、ピクセルクロック周波数:12.2727MHz、640画素/走査線)によりビデオ信号を処理する装置、2はNTSC(BT.601、ピクセルクロック周波数:13.5MHz、720画素/走査線)によりビデオ信号を処理する装置、3はこれらピクセルクロック周波数が異なる二つの装置1及び装置2間で画像データを転送する画像転送装置である。この実施例の画像転送装置3は、入力側に配置した装置1のNTSC(Square Pixel)から、出力側に配置した装置2のNTSC(ITU−R BT.601)へ画像データを変換して出力する。(NTSC:National Television Standards Committee)
画像転送装置3は、入力側に配置した装置1から入力するYCbCr信号、Sync信号、ピクセルクロック周波数を処理し、出力側に配置した装置2に出力する。画像転送装置3は、画像データを一時保管するメモリとして、第一のDual Port RAM4及び第二のDual Port RAM5を備えている。2つのDual Port RAM4及びDual Port RAM5は、それぞれ1走査線上の有効画素分の記憶容量を有するラインメモリからなる。したがって、画像転換装置3は、走査線2本分のラインメモリを備えている。(Dual Port RAM:二つのアクセスポートを持ち、同時にアクセス可能なメモリ)
画像転送装置3は、第一のDual Port RAM4及び第二のDual Port RAM5に画像データを書き込み、第一のDual Port RAM4及び第二のDual Port RAM5から画像データを読み出す制御手段6を備えている。
制御手段6は、入力側の装置1から入力された画像データを、入力側の装置1のピクセルクロック周波数の整数倍の第一のクロック周波数で第一のDual Port RAM4及び第二のDual Port RAM5に書き込み、前記第一のDual Port RAM4及び第二のDual Port RAM5に書き込まれた画像データを、出力側の装置2のピクセルクロック周波数の整数倍の第二のクロック周波数で読み出して出力する。前記第一のクロック周波数は、入力側の装置1のピクセルクロック周波数(12.2727MHz)を2倍した24.5454MHzとする。前記第二のクロック周波数は、出力側の装置2のピクセルクロック周波数(13.5MHz)を2倍した27MHzとする。
制御手段6は、1走査線当たりの出力側の装置2の画素よりも入力側の装置1の画素が少ない場合には、無効なデータを挿入する。
【0012】
この画像転送装置3は、二つのDua1 Port RAM4・5を使い、制御手段6によって、水平同期信号のタイミングで、書き込み用、読み出し用を切り替えている。この実施例では、第一のDua1 Port RAM4及び第二のDual Port RAM5にY信号(輝度信号)のみを書き込み、カラー信号(CbCr:色差信号)はグレースケール固定とする。
前記制御手段6は、図2に示すように、Dual Port RAM4及びDual Port RAM5に書き込み処理する。制御手段6は、書き込み処理がスタートすると(101)、水平同期信号であるかを判断する(102)。この判断(102)がYESの場合は、書き込みアドレスカウンタをリセットする(103)。なお、書き込みアドレスカウンタは、書き込み側(入力側)の装置1のピクセルクロック周波数(第一のクロック周波数)によりカウントする。
この判断(102)がNOの場合は、有効画素位置であるかを判断する(104)。この判断(104)がNOの場合は、判断(104)を繰り返す。この判断(104)がYESの場合は、書き込みアドレスカウンタをカウントアップし(105)、書き込み先は第一のDua1 Port RAM4であるかを判断する(106)。
この判断(106)がYESの場合は、第一のDua1 Port RAM4に書き込みアドレスを指定し、ライトイネーブルとし、書き込みデータを転送し(107)、処理をエンドにする(109)。この判断(106)がNOの場合は、第二のDua1 Port RAM5に書き込みアドレスを指定し、ライトイネーブルとし、書き込みデータを転送し(108)、処理をエンドにする(109)。
書き込み処理においては、装置1からビデオ信号入力されたNTSC(Square Pixel)の信号を、制御手段6により、有効画素位置(ピクセルクロックをカウントする)内のY信号を抽出する。(カラー情報が必要な場合は、CbCr全て取り扱う。)
制御手段6は、抽出されたY信号を、第一のDual Port RAM4あるいは第二のDual Port RAM5に(ピクセルクロックをカウントして作成したメモリアドレスに)書き込む。(メモリアドレスは、例えば走査線上の有効画素位置の先頭を0とする。)
書込みのための第一のクロック周波数は、NTSC(Square Pixel)の装置1のピクセルクロック周波数×2(24.5454MHz)とする。(書込みのための第一のクロック周波数は、2倍でなく、ピクセルクロック周波数の等倍でも可。CbCr情報も書き込む場合は、2倍とする。)
制御手段6は、続けて1走査線分のデータを書き込み、1画像を入力する(図6(A)参照)。
【0013】
前記制御手段6は、図3に示すように、第一のDual Port RAM4及び第二のDual Port RAM5から読み出し処理する。制御手段6は、読み出し処理がスタートすると(201)、水平同期信号であるかを判断する(202)。この判断(202)がYESの場合は、読み出しアドレスカウンタをリセットする(203)。なお、読み出しアドレスカウンタは、読み出し側(出力側)の装置2のピクセルクロック周波数(第二のクロック周波数)によりカウントする。
この判断(202)がNOの場合は、有効画素位置であるかを判断する(204)。この判断(204)がNOの場合は、判断(204)を繰り返す。この判断(204)がYESの場合は、読み込みアドレスカウンタをカウントアップし(205)、読み出し先は第一のDua1 Port RAM4であるかを判断する(206)。
この判断(206)がYESの場合は、第一のDua1 Port RAM4に読み込みアドレスを指定し、リードイネーブルとし、読み出しデータを受信し(207)、処理をエンドにする(209)。この判断(206)がNOの場合は、第二のDua1 Port RAM5に読み込みアドレスを指定し、リードイネーブルとし、読み込みデータを受信し(208)、処理をエンドにする(209)。
読み出し処理においては、NTSC(BT.601)の装置2のピクセルクロック周波数×2(27MHz)の第二のクロック周波数にて、制御手段6により、水平走査線上の有効画素の開始位置を求める。
この実施例では、Square PixelからBT.601への変換なので、640画素から720画素となり、80画素不足する。出力する信号は、YCbCr信号となっているので、CbCr分を入れると、160個のデータが不足することになる。そこで、制御手段6は、画像の左右両側に40画素ずつ無効なデータ(例えば黒)を挿入する。
制御手段6は、NTSC(BT.601)の装置2のピクセルクロック周波数×2にて80クロックカウント後に、第一のDua1 Port RAM4あるいは第二のDua1 Port RAM5に記録してある画像データの読み出し、無効なデータの挿入を開始する。
読み出しのための第二のクロック周波数は、NTSC(BT.601)の装置2のピクセルクロック周波数×2(27MHz)とする。
この実施例では、モノクロ画像を取り扱っているので、読み出すデータはY信号のみであり、CbCrのデータ位置には、128を出力する。
制御手段6は、続けて1走査線分のデータを読み出し、1画像を出力する(図6(B)参照)。
【0014】
前記制御手段6は、上述のように第一のDua1 Port RAM4及び第二のDua1 Port RAM5に対して書き込み/読み出しを各1走査線分ずつ行い、水平同期信号にて書き込み側・読み出し側の第一のDua1 Port RAM4及び第二のDua1 Port RAM5を切り替える。
制御手段6は、図4に示すように、読み出し/書き込み信号切り替え処理がスタートすると(301)、水平同期信号立ち上がりエッジの検出を行い(302)、立ち上がりエッジを検出したかを判断する(303)。
この判断(303)がNOの場合は、判断(303)を繰り返す。この判断(303)がYESの場合は、第一のDua1 Port RAM4及び第二のDua1 Port RAM5に対する読み出し信号/書き込み信号を切り替え(304)、処理をエンドにする(305)。なお、第一のDua1 Port RAM4と第二のDua1 Port RAM5とでは、読み出し信号/書き込み信号が逆となる。
【0015】
また、前記制御手段6は、入力側の装置1より入力されたSync信号を、出力側の装置2のピクセルクロック周波数×2(27MHz)で同期を取り、出力側のSync信号として出力する。
制御手段6は、図5に示すように、同期信号処理がスタートすると(401)、水平同期信号または垂直同期信号(Sync信号)が入力したかを判断する(402)。
この判断(402)がNOの場合は、判断(402)を繰り返す。この判断(402)がYESの場合は、読み出し側(出力側)の装置2のピクセルクロック周波数による同期処理を行い(403)、同期信号(Sync信号)を出力し(404)、処理をエンドにする(405)。なお、同期は、出力側の装置2のピクセルクロック周波数のエッジに同期信号を同期する。
【0016】
この画像転送装置3は、図5に示すように、第一のDual Port RAM4及び第二のDual Port RAM5への入力画像(A)に対して、第一のDual Port RAM4及び第二のDual Port RAM5からの出力画像(B)の左右両側に無効なデータ(例えば黒)を挿入している。出力画像(B)の左右には、データの無い領域が生じているが、画像に映っている範囲には違いが無いことが確認できる。画像を記録した第一のDual Port RAM4及び第二のDual Port RAM5上のデータ範囲は、640×480となり、変わらない。
なお、この実施例の画像転送装置3は、出力側の装置2ヘ送る画像がモノクロ画像であるので、不要なリソースを省くため、第一・第二のDua1 Port RAM4・5にはYデータ(輝度信号)のみを記録し、カラー信号(CbCr:色差信号)は、グレースケール固定としているが、カラー画像を転送する場合は、Dua1 Port RAMの容量を増やすことで(通常アドレス指定がバイナリのため、2倍)同様に対応可能である。
【0017】
このように、画像転送装置3は、二つのDual Port RAM4及びDual Port RAM5を備え、書き込み・読み出しクロックに、入力側の装置1、出力側の装置2のそれぞれのピクセルクロック周波数を用いている。
これにより、画像転送装置3は、1つの装置1からピクセルクロック周波数の異なる他の装置2に画像データを転送するときに、画素の間引きや画素間の演算を行わないので、データの欠落や膨張が生じることが無い。
【0018】
前記制御手段6は、1走査線当たりの出力側の装置2の画素よりも入力側の装置1の画素が少ない場合には無効なデータを挿入しており(図6)、装置1からピクセルクロック周波数の異なる装置2に画像データを転送するときに、画像の膨張や収縮を行わないので、エッジ画像でエッジの幅の変化や画像データの欠落が発生しない。
すなわち、画像転送装置3は、ピクセルクロック周波数が人力側よりも出力側が大きい場合、入力される1走査線あたりの画素数が足りなくなるため、足りない画素に、例えば黒のデータを挿入し出力する。
例えば、NTSC(Square Pixel)からNTSC(BT.601)への変換の場合、1走査線あたりの画素数は、入力側640画素、出力側720画素となるため、80画素分のデータが不足する。そこで、画像転送装置3は、80画素分のデータは出力側の画像処理に影響を与えない値(例えば黒)などを挿入する。挿入位置は、画像の右、左、左右均等などから、状況に応じて選択すればよい。
この処理によって、特に入力側の装置1にて、画像のエッジ検出などをおこなった結果を、出力側の装置2に送る際に、走査線の画素数に合わせて、画像の収縮や膨張を行ってしまうことで、データが欠落したり、エッジ画像のエッジ幅が膨張してしまったりする不都合を防止することができる。
【0019】
また、画像転送装置3は、ピクセルクロック周波数が入力側よりも出力側が小さい場合、入力される1走査線あたりの画素数が多くなるため、画像処理に必要のない周辺部を切り取り、出力する。
例えば、NTSC(BT.601)からNTSC(Square Pixel)への変換の場合、1走査線あたりの画素数は、入力側720画素、出力側640画素となるため、80画素分のデータが余剰となる。そこで、画像転送装置3は、80画素分のデータは出力側の画像処理に影響を与えない範囲について削除する。削除位置は、画像の右、左、左右均等などから、状況に応じて選択すればよい。
この処理によって、有効画素の領域の横幅が変わるため、若干縦長の画像となるが、カメラのキャリブレーション(calibration)が必要ない用途では、問題とならず、また、キャリブレーションが必要なシステムにおいても、カメラパラメータを変換前の画像と同じ有効画素数でキャリブレーションしたデータを用いる(1画素の幅をSquare Pixelと合わせて、有効画素領域のみ使用する)ことにより影響を排除することができる。
【0020】
さらに、この画像転送装置3は、メモリを二つのDual Port RAM4及びDual Port RAM5としているので、走査線2本分のラインメモリしか使用しないため、簡単な構成にすることができる。また、画素と画像データとが1対1で対応するので、複雑な演算が不要となる。
【0021】
なお、上述実施例においては、入力側、出力側のピクセルクロック周波数を用いてNTSC(Square Pixel)からNTSC(BT.601)へ変換したが、NTSC(Square Pixel)からNTSC(BT.601)への変換後に、SAV、EAV(有効画素の開始と終了とを標したタイミングコード)を付加することにより、ITU−R BT.656(テレビ放送向けコンポーネント信号のインターフェースに関する規格)への変換も可能である。また、4fcからITU−R BT.601への変換も同様に可能である。さらに、メモリは、Dual Port RAMでなく、FIFO(先入れ先出し方式)メモリとすることもできる。
【産業上の利用可能性】
【0022】
この発明は、1つの装置からピクセルクロック周波数の異なる他の装置に画像データを転送するときに、データの欠落や膨張が生じることが無いように転送することができ、ピクセルクロック周波数が異なる二つの画像処理用の装置間の画像転送に適用することができる。
【符号の説明】
【0023】
1 装置
2 装置
3 画像転送装置
4 Dual Port RAM
5 Dual Port RAM
6 制御手段




【特許請求の範囲】
【請求項1】
画像処理用のピクセルクロック周波数が異なる二つの装置間で画像データを転送する画像転送装置において、
画像データを一時保管するメモリを備え、
入力された画像データを入力側の装置のピクセルクロック周波数の整数倍の第一のクロック周波数で前記メモリに書き込み、出力側の装置のピクセルクロック周波数の整数倍の第二のクロック周波数で前記メモリから画像データを読み出して出力する制御手段を備えることを特徴とする画像転送装置。
【請求項2】
前記制御手段は、1走査線当たりの出力側の装置の画素よりも入力側の装置の画素が少ない場合には無効なデータを挿入することを特徴とする請求項1に記載の画像転送装置。
【請求項3】
前記メモリは、Dual Port RAMであることを特徴とする請求項1に記載の画像転送装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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