説明

癌の発症危険率を予測する方法

【課題】肺癌、頭頸部癌、大腸癌、乳癌、食道癌、前立腺癌、膵臓癌、および胃癌の発症危険率をより高精度でかつ広範に予測し、統計学的有意差をもって使用できるms-SNPを有する遺伝子とその遺伝子型を同定すること。
【解決手段】TDG遺伝子、RAD18遺伝子、RAD23B遺伝子、SNM1B遺伝子、MAD1L1遺伝子、AURKA遺伝子、NIN遺伝子、NOB1P遺伝子、CEP152遺伝子、CEP192遺伝子、WISP3遺伝子、PTPN13遺伝子、PTPRJ遺伝子、RASSF6遺伝子、CASP9遺伝子、TRAP1遺伝子、RAD17遺伝子、DUSP6遺伝子、EXO1遺伝子、ADH1B遺伝子、WRN遺伝子、TP53遺伝子、AXIN2遺伝子、PCNT2遺伝子、HER2遺伝子、ERBIN遺伝子、PTPN12遺伝子、BARD1遺伝子、及びIRAK1遺伝子から選ばれる遺伝子の少なくとも1種のミスセンス1塩基多型を調べることを特徴とする、肺癌、頭頸部癌、大腸癌、乳癌、食道癌、前立腺癌、膵臓癌、および胃癌からなる群より選択される少なくとも1種の癌の発症危険率を予測する方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
被験者の染色体上の遺伝子における、以下の(a1)〜(a34)から選ばれる少なくとも1種のミスセンス1塩基多型を調べることを特徴とする、肺癌、頭頸部癌、大腸癌、乳癌、食道癌、前立腺癌、膵臓癌、および胃癌からなる群より選択される少なくとも1種の癌の発症危険率を予測する方法。
(a1)配列番号1に示すTDG遺伝子がコードするアミノ酸配列における367番目のアミノ酸のコドンがGTG(Val)またはATG(Met)であるミスセンス1塩基多型
(a2)配列番号2に示すRAD18遺伝子がコードするアミノ酸配列における302番目のアミノ酸のコドンがCGA(Arg)またはCAA(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a3)配列番号3に示すRAD23B遺伝子がコードするアミノ酸配列における249番目のアミノ酸のコドンがGCT(Ala)またはGTT(Val)であるミスセンス1塩基多型
(a4)配列番号4に示すSNM1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における61番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)またはCAC(His)であるミスセンス1塩基多型
(a5)配列番号5に示すMAD1L1遺伝子がコードするアミノ酸配列における558番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)またはCAC(His)であるミスセンス1塩基多型
(a6)配列番号6に示すAURKA遺伝子がコードするアミノ酸配列における31番目のアミノ酸のコドンがATT(Ile)またはTTT(Phe)であるミスセンス1塩基多型
(a7)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1117番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)またはGCA(Ala)であるミスセンス1塩基多型
(a8)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1131番目のアミノ酸のコドンがCCG(Pro)またはCAG(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a9)配列番号8に示すNOB1P遺伝子がコードするアミノ酸配列における231番目のアミノ酸のコドンがCGG(Arg)またはCAG(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a10)配列番号9に示すCEP152遺伝子がコードするアミノ酸配列における54番目のアミノ酸のコドンがTCG(Ser)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a11)配列番号10に示すCEP192遺伝子がコードするアミノ酸配列における956番目のアミノ酸のコドンがCCC(Pro)またはTCC(Ser)であるミスセンス1塩基多型
(a12)配列番号11に示すWISP3遺伝子がコードするアミノ酸配列における56番目のアミノ酸のコドンがCAG(Gln)またはCAT(His)であるミスセンス1塩基多型
(a13)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)またはATA(Ile)であるミスセンス1塩基多型
(a14)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)またはGAC(Asp)であるミスセンス1塩基多型
(a15)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)またはCCA(Pro)であるミスセンス1塩基多型
(a16)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCGA(Arg)またはCAA(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a17)配列番号14に示すRASSF6遺伝子がコードするアミノ酸配列における163番目のアミノ酸のコドンがTCT(Ser)またはCCT(Pro)であるミスセンス1塩基多型
(a18)配列番号15に示すCASP9遺伝子がコードするアミノ酸配列における28番目のアミノ酸のコドンがGTC(Val)またはGCC(Ala)であるミスセンス1塩基多型
(a19)配列番号16に示すTRAP1遺伝子がコードするアミノ酸配列における307番目のアミノ酸のコドンがCGT(Arg)またはGGT(Gly)であるミスセンス1塩基多型
(a20)配列番号17に示すRAD17遺伝子がコードするアミノ酸配列における546番目のアミノ酸のコドンがCTC(Leu)またはCGC(Arg)であるミスセンス1塩基多型
(a21)配列番号18に示すDUSP6遺伝子がコードするアミノ酸配列における114番目のアミノ酸のコドンがGTG(Val)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a22)配列番号19に示すEXO1遺伝子がコードするアミノ酸配列における439番目のアミノ酸のコドンがACG(Thr)またはATG(Met)であるミスセンス1塩基多型
(a23)配列番号19に示すEXO1遺伝子がコードするアミノ酸配列における757番目のアミノ酸のコドンがCCT(Pro)またはCTT(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a24)配列番号20に示すADH1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における48番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)またはCGC(Arg)であるミスセンス1塩基多型
(a25)配列番号21に示すWRN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1074番目のアミノ酸のコドンがTTT(Phe)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a26)配列番号22に示すTP53遺伝子がコードするアミノ酸配列における72番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)またはCCC (Pro)であるミスセンス1塩基多型
(a27)配列番号23に示すAXIN2遺伝子がコードするアミノ酸配列における50番目のアミノ酸のコドンがCCT(Pro)またはTCT(Ser)であるミスセンス1塩基多型
(a28)配列番号24に示すPCNT2遺伝子がコードするアミノ酸配列における2274番目のアミノ酸のコドンがCCG(Pro)またはCTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a29)配列番号25に示すHER2遺伝子がコードするアミノ酸配列における1170番目のアミノ酸のコドンがCCC(Pro)またはGCC(Ala)であるミスセンス1塩基多型
(a30)配列番号26に示すERBIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1112番目のアミノ酸のコドンがTCA(Ser)またはTTA(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a31)配列番号27に示すPTPN12遺伝子がコードするアミノ酸配列における322番目のアミノ酸のコドンがATC(Ile)またはGTC(Val)であるミスセンス1塩基多型
(a32)配列番号27に示すPTPN12遺伝子がコードするアミノ酸配列における573番目のアミノ酸のコドンがGCA(Ala)またはACA(Thr)であるミスセンス1塩基多型
(a33)配列番号28に示すBARD1遺伝子がコードするアミノ酸配列における507番目のアミノ酸のコドンがGTG(Val)またはATG(Met)であるミスセンス1塩基多型
(a34)配列番号29に示すIRAK1遺伝子がコードするアミノ酸配列における532番目のアミノ酸のコドンがTCG(Ser)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
【請求項2】
肺癌が、全肺癌(非小細胞肺癌)、肺腺癌、または肺扁平上皮癌である、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
被験者が、以下の(b1)〜(b15)から選ばれる少なくとも1種の遺伝子型を有するかどうかを調べることを特徴とする、全肺癌(非小細胞肺癌)の発症危険率を予測する方法。
(b1)配列番号1に示すTDG遺伝子がコードするアミノ酸配列における367番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(b2)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1117番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルとGCA(Ala)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(b3)配列番号10に示すCEP192遺伝子がコードするアミノ酸配列における956番目のアミノ酸のコドンがTCC(Ser)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(b4)配列番号11に示すWISP3遺伝子がコードするアミノ酸配列における56番目のアミノ酸のコドンがCAT(His)であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
(b5)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(b6)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)のアリルであるホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルであるホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Met/Met-Tyr/Tyr)
(b7)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATA(Ile)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルとGAC(Asp)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Ile/Ile-Tyr/Asp)
(b8)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Pro/Pro-Gln/Gln)
(b9)配列番号20に示すADH1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における48番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)であるアリルとCGC(Arg)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(b10)配列番号2に示すRAD18遺伝子がコードするアミノ酸配列における302番目のアミノ酸のコドンがCGA(Arg)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(b11)配列番号6に示すAURKA遺伝子がコードするアミノ酸配列における31番目のアミノ酸のコドンがTTT(Phe)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(b12)配列番号5に示すMAD1L1遺伝子がコードするアミノ酸配列における558番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(b13)配列番号24に示すPCNT2遺伝子がコードするアミノ酸配列における2274番目のアミノ酸のコドンがCTG(Leu)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(b14)配列番号26に示すERBIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1112番目のアミノ酸のコドンがTTA(Leu)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(b15)配列番号28に示すBARD1遺伝子がコードするアミノ酸配列における507番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型
【請求項4】
被験者が、以下の(c1)〜(c15)から選ばれる少なくとも1種の遺伝子型を有するかどうかを調べることを特徴とする、肺腺癌の発症危険率を予測する方法。
(c1)配列番号1に示すTDG遺伝子がコードするアミノ酸配列における367番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(c2)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1117番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルとGCA(Ala)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(c3)配列番号10に示すCEP192遺伝子がコードするアミノ酸配列における956番目のアミノ酸のコドンがTCC(Ser)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(c4)配列番号11に示すWISP3遺伝子がコードするアミノ酸配列における56番目のアミノ酸のコドンがCAT(His)であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
(c5)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATA(Ile)のアリルであるホモ型の遺伝子型
(c6)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)のアリルであるホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルであるホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Met/Met-Tyr/Tyr)
(c7)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATA(Ile)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルとGAC(Asp)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Ile/Ile-Tyr/Asp)
(c8)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Pro/Pro-Gln/Gln)
(c9)配列番号14に示すRASSF6遺伝子がコードするアミノ酸配列における163番目のアミノ酸のコドンがTCT(Ser)であるアリルとCCT(Pro)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(c10)配列番号20に示すADH1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における48番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)であるアリルとCGC(Arg)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(c11)配列番号4に示すSNM1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における61番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(c12)配列番号6に示すAURKA遺伝子がコードするアミノ酸配列における31番目のアミノ酸のコドンがTTT(Phe)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(c13)配列番号15に示すCASP9遺伝子がコードするアミノ酸配列における28番目のアミノ酸のコドンがGCC(Ala)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(c14)配列番号3に示すRAD23B遺伝子がコードするアミノ酸配列における249番目のアミノ酸のコドンがGTT(Val)であるアリルを少なくとも1個含む遺伝子型
(c15)配列番号24に示すPCNT2遺伝子がコードするアミノ酸配列における2274番目のアミノ酸のコドンがCTG(Leu)であるアリルのホモ型の遺伝子型
【請求項5】
被験者が、以下の(d1)〜(d13)から選ばれる少なくとも1種の遺伝子型を有するかどうかを調べることを特徴とする、肺扁平上皮癌の発症危険率を予測する方法。
(d1)配列番号1に示すTDG遺伝子がコードするアミノ酸配列における367番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(d2)配列番号5に示すMAD1L1遺伝子がコードするアミノ酸配列における558番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(d3)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1131番目のアミノ酸のコドンがCAG(Gln)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(d4)配列番号8に示すNOB1P遺伝子がコードするアミノ酸配列における231番目のアミノ酸のコドンがCGG(Arg)であるアリルとCAG(Gln)であるヘテロ型の遺伝子型
(d5)配列番号9に示すCEP152遺伝子がコードするアミノ酸配列における54番目のアミノ酸のコドンがTTG(Leu) であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
(d6)配列番号11に示すWISP3遺伝子がコードするアミノ酸配列における56番目のアミノ酸のコドンがCAT(His)であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
(d7)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(d8)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)のアリルであるホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルであるホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Met/Met-Tyr/Tyr)
(d9)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATA(Ile)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルとGAC(Asp)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Ile/Ile-Tyr/Asp)
(d10)配列番号2に示すRAD18遺伝子がコードするアミノ酸配列における302番目のアミノ酸のコドンがCGA(Arg)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(d11)配列番号15に示すCASP9遺伝子がコードするアミノ酸配列における28番目のアミノ酸のコドンがGTC(Val)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(d12)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Pro/Pro-Gln/Gln)、または前記アミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)およびCCA(Pro)のヘテロ型の遺伝子型と326番目のアミノ酸のコドンが少なくとも1個はCGA(Arg)アリルの遺伝子型からなる複合遺伝子型 (Gln/Pro-Gln/Arg またはGln/Pro-Arg/Arg)
(d13)配列番号28に示すBARD1遺伝子がコードするアミノ酸配列における507番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型
【請求項6】
被験者が、以下の(e1)〜(e6)から選ばれる少なくとも1種の遺伝子型を有するかどうかを調べることを特徴とする、頭頸部癌の発症危険率を予測する方法。
(e1)配列番号3に示すRAD23B遺伝子がコードするアミノ酸配列における249番目のアミノ酸のコドンがGTT(Val)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(e2)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(e3)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルとGAC(Asp)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Met/Met-Tyr/Asp)。
(e4)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Pro/Pro-Gln/Gln)
(e5)配列番号8に示すNOB1P遺伝子がコードするアミノ酸配列における231番目のアミノ酸のコドンがCGG(Arg)であるアリルとCAG(Gln)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(e6)配列番号27に示すPTPN12遺伝子がコードするアミノ酸配列における322番目のアミノ酸のコドンがATC(Ile)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における573番目のアミノ酸のコドンがACA(Thr)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Ile/Ile-Thr/Thr)、並びに同アミノ酸配列における322番目と573番目のアミノ酸のコドンが共にヘテロ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Ile/Val-Ala/Thr)
【請求項7】
被験者が、以下の(f1)〜(f5)から選ばれる少なくとも1種の遺伝子型を有するかどうかを調べることを特徴とする、大腸癌の発症危険率を予測する方法。
(f1)配列番号5に示すMAD1L1遺伝子がコードするアミノ酸配列における558番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(f2)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルとGAC(Asp)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Met/Met-Tyr/Asp)
(f3)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCGA(Arg)であるアリルのホモ型である遺伝子型
(f4)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Pro/Pro-Gln/Gln)
(f5)配列番号17に示すRAD17遺伝子がコードするアミノ酸配列における546番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)であるアリルのホモ型の遺伝子型
【請求項8】
被験者が、以下の(g1)〜(g11)から選ばれる少なくとも1種の遺伝子型を有するかどうかを調べることを特徴とする、食道癌の発症危険率を予測する方法。
(g1)配列番号1に示すTDG遺伝子がコードするアミノ酸配列における367番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(g2)配列番号3に示すRAD23B遺伝子がコードするアミノ酸配列における249番目のアミノ酸のコドンがGCT(Ala)であるアリルとGTT(Val)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(g3)配列番号8に示すNOB1P遺伝子がコードするアミノ酸配列における231番目のアミノ酸のコドンがCGG(Arg)であるアリルとCAG(Gln)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(g4)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCGA(Arg)であるアリルとCAA(Gln)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(g5)配列番号18に示すDUSP6遺伝子がコードするアミノ酸配列における114番目のアミノ酸のコドンがGTG(Val)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(g6)配列番号16に示すTRAP1遺伝子がコードするアミノ酸配列における307番目のアミノ酸のコドンがCGT(Arg)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(g7)配列番号5に示すMAD1L1遺伝子がコードするアミノ酸配列における558番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(g8)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATA(Ile)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Ile/Ile-Tyr/Tyr)、または前記アミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATA(Ile)とATG(Met)のヘテロ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがGAC(Asp)またはTAC(Tyr)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Ile/Met-Tyr/TyrまたはIle/Met-Asp/Asp)
(g9)配列番号19に示すEXO1遺伝子がコードするアミノ酸配列における757番目のアミノ酸のコドンがCCT(Pro)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(g10)配列番号27に示すPTPN12遺伝子がコードするアミノ酸配列における322番目のアミノ酸のコドンがATC(Ile)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における573番目のアミノ酸のコドンがACA(Thr)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Ile/Ile-Thr/Thr)、並びに同アミノ酸配列における322番目と573番目のアミノ酸のコドンが共にヘテロ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Ile/Val-Ala/Thr)
(g11)配列番号29に示すIRAK1遺伝子がコードするアミノ酸配列における532番目のアミノ酸のコドンがTTG(Leu)である遺伝子型(男性のみに適用、X染色体上にあるため、1アリルしか存在しない)
【請求項9】
被験者が、以下の(h1)〜(h7)から選ばれる少なくとも1種の遺伝子型を有するかどうかを調べることを特徴とする、乳癌の発症危険率を予測する方法。
(h1)配列番号19に示すEXO1遺伝子がコードするアミノ酸配列における439番目のアミノ酸のコドンがACG(Thr)であるアリルとATG(Met)であるアリルのヘテロ型遺伝子型
(h2)配列番号20に示すADH1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における48番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)であるアリルとCGC(Arg)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(h3)配列番号10に示すCEP192遺伝子がコードするアミノ酸配列における956番目のアミノ酸のコドンがTCC(Ser)であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
(h4)配列番号11に示すWISP3遺伝子がコードするアミノ酸配列における56番目のアミノ酸のコドンがCAT(His)であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
(h5)配列番号17に示すRAD17遺伝子がコードするアミノ酸配列における546番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
(h6)配列番号19に示すEXO1遺伝子がコードするアミノ酸配列における757番目のアミノ酸のコドンがCCT(Pro)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(h7)配列番号25に示すHER2遺伝子がコードするアミノ酸配列における1170番目のアミノ酸のコドンがGCC(Ala)であるアリルのホモ型の遺伝子型
【請求項10】
被験者が、以下の(i1)〜(i10)から選ばれる少なくとも1種の遺伝子型を有するかどうかを調べることを特徴とする、前立腺癌の発症危険率を予測する方法。
(i1)配列番号1に示すTDG遺伝子がコードするアミノ酸配列における367番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(i2)配列番号6に示すAURKA遺伝子がコードするアミノ酸配列における31番目のアミノ酸のコドンがATT(Ile) であるアリルとTTT(Phe)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(i3)配列番号11に示すWISP3遺伝子がコードするアミノ酸配列における56番目のアミノ酸のコドンがCAT(His)であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
(i4)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATA(Ile)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型 (Ile/Ile-Tyr/Tyr)
(i5)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)であるアリルとCGA(Arg)であるアリルとのヘテロ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Pro/Pro-Gln/Arg)、または前記アミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)およびCCA(Pro)のヘテロ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)およびCGA(Arg)アリルのヘテロ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Gln/Pro-Gln/Arg)
(i6)配列番号16に示すTRAP1遺伝子がコードするアミノ酸配列における307番目のアミノ酸のコドンがCGT(Arg)であるアリルとGGT(Gly) であるアリルとのヘテロ型の遺伝子型
(i7)配列番号19に示すEXO1遺伝子がコードするアミノ酸配列における757番目のアミノ酸のコドンがCTT(Leu)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(i8)配列番号20に示すADH1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における48番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
(i9)配列番号22に示すTP53遺伝子がコードするアミノ酸配列における72番目のアミノ酸のコドンがCCC (Pro)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(i10)配列番号23に示すAXIN2遺伝子がコードするアミノ酸配列における50番目のアミノ酸のコドンがCCT(Pro)であるアリルとTCT(Ser)であるであるアリルとのヘテロ型の遺伝子型
【請求項11】
被験者が、以下の(j1)〜(j9) から選ばれる少なくとも1種の遺伝子型を有するかどうかを調べることを特徴とする、膵臓癌の発症危険率を予測する方法。
(j1)配列番号1に示すTDG遺伝子がコードするアミノ酸配列における367番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(j2)配列番号5に示すMAD1L1遺伝子がコードするアミノ酸配列における558番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(j3)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1117番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルとGCA(Ala)であるアリルとのヘテロ型の遺伝子型と、前記アミノ酸配列における1131番目のアミノ酸のコドンがCCG(Pro)アリルのホモ型である遺伝子型からなる複合遺伝子型(Pro/Ala-Pro/Pro)
(j4)配列番号11に示すWISP3遺伝子がコードするアミノ酸配列における56番目のアミノ酸のコドンがCAT(His)であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
(j5)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATA(Ile)であるアリルとATG(Met)であるアリルとのヘテロ型の遺伝子型と、前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)またはGAC(Asp)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型 (Ile/Met-Tyr/Tyr またはIle/Met-Asp/Asp)
(j6)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)であるアリルとCGA(Arg) であるアリルとのヘテロ型の遺伝子型(Gln/Arg)
(j7)配列番号15に示すCASP9遺伝子がコードするアミノ酸配列における28番目のアミノ酸のコドンがGCC(Ala)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(j8)配列番号16に示すTRAP1遺伝子がコードするアミノ酸配列における307番目のアミノ酸のコドンがGGT(Gly) であるアリルのホモ型の遺伝子型
(j9)配列番号21に示すWRN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1074番目のアミノ酸のコドンがTTG(Leu)であるアリルのホモ型の遺伝子型
【請求項12】
被験者が、以下の(k1)〜(k8)から選ばれる少なくとも1種の遺伝子型を有するかどうかを調べることを特徴とする、胃癌の発症危険率を予測する方法。
(k1)配列番号1に示すTDG遺伝子がコードするアミノ酸配列における367番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(k2)配列番号3に示すRAD23B遺伝子がコードするアミノ酸配列における249番目のアミノ酸のコドンがGTT(Val)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(k3)配列番号5に示すMAD1L1遺伝子がコードするアミノ酸配列における558番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)であるアリルのホモ型の遺伝子型
(k4)配列番号6に示すAURKA遺伝子がコードするアミノ酸配列における31番目のアミノ酸のコドンがATT(Ile) であるアリルとTTT(Phe)であるアリルのヘテロ型の遺伝子型
(k5)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1117番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルとGCA(Ala)であるアリルとのヘテロ型の遺伝子型と、前記アミノ酸配列における1131番目のアミノ酸のコドンがCCG(Pro)であるアリルとCAG(Gln)でありアリルとのヘテロ型である遺伝子型からなる複合遺伝子型(Pro/Ala-Pro/Gln)
(k6)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATA(Ile)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型 (Ile/Ile-Tyr/Tyr)、並びに前記アミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがGAC(Asp)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型 (Met/Met-Asp/Asp)
(k7)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)であるアリルのホモ型の遺伝子型と前記アミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)であるアリルのホモ型の遺伝子型からなる複合遺伝子型(Pro/Pro-Gln/Gln)
(k8)配列番号14に示すRASSF6遺伝子がコードするアミノ酸配列における163番目のアミノ酸のコドンがCCT(Pro)であるアリルを少なくとも1個有する遺伝子型
【請求項13】
以下の(a1)〜(a34)から選ばれる少なくとも1種のミスセンス1塩基多型部位を含む連続する少なくとも10塩基の配列、またはその相補配列にハイブリダイズすることができる、請求項1〜12に記載の方法においてプローブとして用いるオリゴヌクレオチド。
(a1)配列番号1に示すTDG遺伝子がコードするアミノ酸配列における367番目のアミノ酸のコドンがGTG(Val)またはATG(Met)であるミスセンス1塩基多型
(a2)配列番号2に示すRAD18遺伝子がコードするアミノ酸配列における302番目のアミノ酸のコドンがCGA(Arg)またはCAA(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a3)配列番号3に示すRAD23B遺伝子がコードするアミノ酸配列における249番目のアミノ酸のコドンがGCT(Ala)またはGTT(Val)であるミスセンス1塩基多型
(a4)配列番号4に示すSNM1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における61番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)またはCAC(His)であるミスセンス1塩基多型
(a5)配列番号5に示すMAD1L1遺伝子がコードするアミノ酸配列における558番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)またはCAC(His)であるミスセンス1塩基多型
(a6)配列番号6に示すAURKA遺伝子がコードするアミノ酸配列における31番目のアミノ酸のコドンがATT(Ile)またはTTT(Phe)であるミスセンス1塩基多型
(a7)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1117番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)またはGCA(Ala)であるミスセンス1塩基多型
(a8)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1131番目のアミノ酸のコドンがCCG(Pro)またはCAG(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a9)配列番号8に示すNOB1P遺伝子がコードするアミノ酸配列における231番目のアミノ酸のコドンがCGG(Arg)またはCAG(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a10)配列番号9に示すCEP152遺伝子がコードするアミノ酸配列における54番目のアミノ酸のコドンがTCG(Ser)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a11)配列番号10に示すCEP192遺伝子がコードするアミノ酸配列における956番目のアミノ酸のコドンがCCC(Pro)またはTCC(Ser)であるミスセンス1塩基多型
(a12)配列番号11に示すWISP3遺伝子がコードするアミノ酸配列における56番目のアミノ酸のコドンがCAG(Gln)またはCAT(His)であるミスセンス1塩基多型
(a13)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)またはATA(Ile)であるミスセンス1塩基多型
(a14)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)またはGAC(Asp)であるミスセンス1塩基多型
(a15)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)またはCCA(Pro)であるミスセンス1塩基多型
(a16)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCGA(Arg)またはCAA(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a17)配列番号14に示すRASSF6遺伝子がコードするアミノ酸配列における163番目のアミノ酸のコドンがTCT(Ser)またはCCT(Pro)であるミスセンス1塩基多型
(a18)配列番号15に示すCASP9遺伝子がコードするアミノ酸配列における28番目のアミノ酸のコドンがGTC(Val)またはGCC(Ala)であるミスセンス1塩基多型
(a19)配列番号16に示すTRAP1遺伝子がコードするアミノ酸配列における307番目のアミノ酸のコドンがCGT(Arg)またはGGT(Gly)であるミスセンス1塩基多型
(a20)配列番号17に示すRAD17遺伝子がコードするアミノ酸配列における546番目のアミノ酸のコドンがCTC(Leu)またはCGC(Arg)であるミスセンス1塩基多型
(a21)配列番号18に示すDUSP6遺伝子がコードするアミノ酸配列における114番目のアミノ酸のコドンがGTG(Val)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a22)配列番号19に示すEXO1遺伝子がコードするアミノ酸配列における439番目のアミノ酸のコドンがACG(Thr)またはATG(Met)であるミスセンス1塩基多型
(a23)配列番号19に示すEXO1遺伝子がコードするアミノ酸配列における757番目のアミノ酸のコドンがCCT(Pro)またはCTT(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a24)配列番号20に示すADH1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における48番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)またはCGC(Arg)であるミスセンス1塩基多型
(a25)配列番号21に示すWRN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1074番目のアミノ酸のコドンがTTT(Phe)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a26)配列番号22に示すTP53遺伝子がコードするアミノ酸配列における72番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)またはCCC (Pro)であるミスセンス1塩基多型
(a27)配列番号23に示すAXIN2遺伝子がコードするアミノ酸配列における50番目のアミノ酸のコドンがCCT(Pro)またはTCT(Ser)であるミスセンス1塩基多型
(a28)配列番号24に示すPCNT2遺伝子がコードするアミノ酸配列における2274番目のアミノ酸のコドンがCCG(Pro)またはCTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a29)配列番号25に示すHER2遺伝子がコードするアミノ酸配列における1170番目のアミノ酸のコドンがCCC(Pro)またはGCC(Ala)であるミスセンス1塩基多型
(a30)配列番号26に示すERBIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1112番目のアミノ酸のコドンがTCA(Ser)またはTTA(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a31)配列番号27に示すPTPN12遺伝子がコードするアミノ酸配列における322番目のアミノ酸のコドンがATC(Ile)またはGTC(Val)であるミスセンス1塩基多型
(a32)配列番号27に示すPTPN12遺伝子がコードするアミノ酸配列における573番目のアミノ酸のコドンがGCA(Ala)またはACA(Thr)であるミスセンス1塩基多型
(a33)配列番号28に示すBARD1遺伝子がコードするアミノ酸配列における507番目のアミノ酸のコドンがGTG(Val)またはATG(Met)であるミスセンス1塩基多型
(a34)配列番号29に示すIRAK1遺伝子がコードするアミノ酸配列における532番目のアミノ酸のコドンがTCG(Ser)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
【請求項14】
以下の(a1)〜(a34)から選ばれる少なくとも1種のミスセンス1塩基多型部位を含む連続する少なくとも10塩基の配列、またはその相補配列を増幅することができる、請求項1〜12に記載の方法においてプライマーとして用いるオリゴヌクレオチド。
(a1)配列番号1に示すTDG遺伝子がコードするアミノ酸配列における367番目のアミノ酸のコドンがGTG(Val)またはATG(Met)であるミスセンス1塩基多型
(a2)配列番号2に示すRAD18遺伝子がコードするアミノ酸配列における302番目のアミノ酸のコドンがCGA(Arg)またはCAA(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a3)配列番号3に示すRAD23B遺伝子がコードするアミノ酸配列における249番目のアミノ酸のコドンがGCT(Ala)またはGTT(Val)であるミスセンス1塩基多型
(a4)配列番号4に示すSNM1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における61番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)またはCAC(His)であるミスセンス1塩基多型
(a5)配列番号5に示すMAD1L1遺伝子がコードするアミノ酸配列における558番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)またはCAC(His)であるミスセンス1塩基多型
(a6)配列番号6に示すAURKA遺伝子がコードするアミノ酸配列における31番目のアミノ酸のコドンがATT(Ile)またはTTT(Phe)であるミスセンス1塩基多型
(a7)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1117番目のアミノ酸のコドンがCCA(Pro)またはGCA(Ala)であるミスセンス1塩基多型
(a8)配列番号7に示すNIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1131番目のアミノ酸のコドンがCCG(Pro)またはCAG(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a9)配列番号8に示すNOB1P遺伝子がコードするアミノ酸配列における231番目のアミノ酸のコドンがCGG(Arg)またはCAG(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a10)配列番号9に示すCEP152遺伝子がコードするアミノ酸配列における54番目のアミノ酸のコドンがTCG(Ser)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a11)配列番号10に示すCEP192遺伝子がコードするアミノ酸配列における956番目のアミノ酸のコドンがCCC(Pro)またはTCC(Ser)であるミスセンス1塩基多型
(a12)配列番号11に示すWISP3遺伝子がコードするアミノ酸配列における56番目のアミノ酸のコドンがCAG(Gln)またはCAT(His)であるミスセンス1塩基多型
(a13)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における1527番目のアミノ酸のコドンがATG(Met)またはATA(Ile)であるミスセンス1塩基多型
(a14)配列番号12に示すPTPN13遺伝子がコードするアミノ酸配列における2086番目のアミノ酸のコドンがTAC(Tyr)またはGAC(Asp)であるミスセンス1塩基多型
(a15)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における276番目のアミノ酸のコドンがCAA(Gln)またはCCA(Pro)であるミスセンス1塩基多型
(a16)配列番号13に示すPTPRJ遺伝子がコードするアミノ酸配列における326番目のアミノ酸のコドンがCGA(Arg)またはCAA(Gln)であるミスセンス1塩基多型
(a17)配列番号14に示すRASSF6遺伝子がコードするアミノ酸配列における163番目のアミノ酸のコドンがTCT(Ser)またはCCT(Pro)であるミスセンス1塩基多型
(a18)配列番号15に示すCASP9遺伝子がコードするアミノ酸配列における28番目のアミノ酸のコドンがGTC(Val)またはGCC(Ala)であるミスセンス1塩基多型
(a19)配列番号16に示すTRAP1遺伝子がコードするアミノ酸配列における307番目のアミノ酸のコドンがCGT(Arg)またはGGT(Gly)であるミスセンス1塩基多型
(a20)配列番号17に示すRAD17遺伝子がコードするアミノ酸配列における546番目のアミノ酸のコドンがCTC(Leu)またはCGC(Arg)であるミスセンス1塩基多型
(a21)配列番号18に示すDUSP6遺伝子がコードするアミノ酸配列における114番目のアミノ酸のコドンがGTG(Val)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a22)配列番号19に示すEXO1遺伝子がコードするアミノ酸配列における439番目のアミノ酸のコドンがACG(Thr)またはATG(Met)であるミスセンス1塩基多型
(a23)配列番号19に示すEXO1遺伝子がコードするアミノ酸配列における757番目のアミノ酸のコドンがCCT(Pro)またはCTT(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a24)配列番号20に示すADH1B遺伝子がコードするアミノ酸配列における48番目のアミノ酸のコドンがCAC(His)またはCGC(Arg)であるミスセンス1塩基多型
(a25)配列番号21に示すWRN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1074番目のアミノ酸のコドンがTTT(Phe)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a26)配列番号22に示すTP53遺伝子がコードするアミノ酸配列における72番目のアミノ酸のコドンがCGC(Arg)またはCCC (Pro)であるミスセンス1塩基多型
(a27)配列番号23に示すAXIN2遺伝子がコードするアミノ酸配列における50番目のアミノ酸のコドンがCCT(Pro)またはTCT(Ser)であるミスセンス1塩基多型
(a28)配列番号24に示すPCNT2遺伝子がコードするアミノ酸配列における2274番目のアミノ酸のコドンがCCG(Pro)またはCTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a29)配列番号25に示すHER2遺伝子がコードするアミノ酸配列における1170番目のアミノ酸のコドンがCCC(Pro)またはGCC(Ala)であるミスセンス1塩基多型
(a30)配列番号26に示すERBIN遺伝子がコードするアミノ酸配列における1112番目のアミノ酸のコドンがTCA(Ser)またはTTA(Leu)であるミスセンス1塩基多型
(a31)配列番号27に示すPTPN12遺伝子がコードするアミノ酸配列における322番目のアミノ酸のコドンがATC(Ile)またはGTC(Val)であるミスセンス1塩基多型
(a32)配列番号27に示すPTPN12遺伝子がコードするアミノ酸配列における573番目のアミノ酸のコドンがGCA(Ala)またはACA(Thr)であるミスセンス1塩基多型
(a33)配列番号28に示すBARD1遺伝子がコードするアミノ酸配列における507番目のアミノ酸のコドンがGTG(Val)またはATG(Met)であるミスセンス1塩基多型
(a34)配列番号29に示すIRAK1遺伝子がコードするアミノ酸配列における532番目のアミノ酸のコドンがTCG(Ser)またはTTG(Leu)であるミスセンス1塩基多型
【請求項15】
配列番号29+(2n−1)(nは1〜33までの整数を示す)で示されるフォワードプライマーと、配列番号29+(2n)(nは1〜33までの整数を示す)で示されるリバースプライマーからなる癌発症危険性判定用プライマーセット。
【請求項16】
請求項13若しくは14に記載のオリゴヌクレオチド、または請求項15に記載のプライマーセットを含む、被験者の癌発症危険性判定用キット。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−48733(P2008−48733A)
【公開日】平成20年3月6日(2008.3.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−193981(P2007−193981)
【出願日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【出願人】(504147243)国立大学法人 岡山大学 (444)
【Fターム(参考)】