説明

皮膚洗浄用シート状化粧料

【課題】汗、脂、ほこり等の汚れを拭き取り洗浄する効果を有しつつ、使用後のべたつき感を抑えてサラサラした肌状態にし、そのサラサラ感が持続する皮膚洗浄用シート状化粧料を提供する。
【解決手段】(A)球状シリカおよび(B)球状を除く不定形状シリカを含有してなる水溶性組成物をシート状基材に含浸させてなる皮膚洗浄用シート化粧料とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚洗浄用シート状化粧料に関する。
【背景技術】
【0002】
皮膚洗浄用シート化粧料には、汗、脂、ほこり等の汚れを拭き取り洗浄する効果のみならず、使用後のべたつき感を抑えてサラサラ(スルスル・スベスベ)とした肌状態とすることが求められる。
従来より、サラサラした肌状態を付与する手段として、例えば、合成高分子物質又は天然鉱物からなる粉体の1種以上と水性媒体とを不織布等の基材に担持してなるシート状化粧料(例えば、特許文献1参照)や、ミョウバンと1種以上の粉体成分を含有することを特徴とするシート型化粧料(例えば、特許文献2参照)等が提案されている。
他にも、皮脂吸着能力の高い超微粒子粉末として、外用液が含浸しているシートに超微粒子粉末が付加されてなる外用液含浸シート(例えば、特許文献3参照)や、吸油量が50〜200mL/100gで平均粒径が1〜80μmである粉体を含有する粉体含有化粧料(例えば、特許文献4参照)等が、更には、シリコーン樹脂で被覆した複合シリコーン粉体として、ゴム弾性を有するシリコーン粉体と油剤とを含有する非水系の液剤をシート状基材に含浸させたシート状化粧料(例えば、特許文献5参照)や、架橋(メタ)アクリル酸エステル系樹脂粉体として、圧縮強度が0.7〜10kgf/mmである架橋(メタ)アクリル酸エステル系樹脂粉体および油剤を含有する水性分散液にシート状基材を含浸させてなるシート状化粧料(例えば、特許文献6参照)等が提案されている。
【0003】
しかしながら、これら試みによって、使用後のべたつき感を抑え、サラサラとした感触を肌に付与することはできるものの、いずれも使用時のサラサラ感を持続する効果において満足し得るものではなかった。
【0004】
【特許文献1】特開2000−001424号公報
【特許文献2】特開2001−114660号公報
【特許文献3】特開2001−278736号公報
【特許文献4】特開2004−345980号公報
【特許文献5】特開2005−187426号公報
【特許文献6】特開2006−008659号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記した従来技術の問題点に鑑み、汗、脂、ほこり等の汚れを拭き取り洗浄する効果を有しつつ、使用後のべたつき感を抑えてサラサラした肌状態とし、そのサラサラ感が持続する皮膚洗浄用シート状化粧料の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者らは、鋭意研究の結果、(A)球状シリカ、および(B)球状を除く不定形状シリカを含有してなる水溶性組成物(以下「本発明組成物」と称す)をシート状基材に含浸させることによって得られた皮膚洗浄用シート化粧料が、汗、脂、ほこり等の汚れを拭き取り洗浄する効果に加え、使用後のべたつき感を抑えてサラサラした肌状態にし、そのサラサラ感が持続することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
即ち、請求項1に係る発明は、(A)球状シリカおよび(B)球状を除く不定形状シリカを含有してなる水溶性組成物をシート状基材に含浸させてなる皮膚洗浄用シート化粧料に関する。
請求項2に係る発明は、前記(B)成分の形状が、鱗片状である請求項1に記載の皮膚洗浄用シート化粧料に関する。
請求項3に係る発明は、前記(A)成分と(B)成分の重量含有比が、A:B=1:2〜2:1である請求項1又は2に記載の皮膚洗浄用シート化粧料に関する。
請求項4に係る発明は、前記シート状基材が、不織布である請求項1〜3の何れかに記載の皮膚洗浄用シート化粧料に関する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の皮膚洗浄用シート状化粧料は、(A)球状シリカと(B)不定形状シリカとを組み合わせることにより、汗、脂、ほこり等の汚れを拭き取り洗浄する効果を奏するとともに、使用後のべたつき感を抑えてサラサラした肌状態にし、そのサラサラ感が持続するという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
本発明は、(A)球状シリカ、および(B)球状を除く不定形状シリカを含有してなる水溶性組成物をシート状基材に含浸させることによって得られた「皮膚洗浄用シート状化粧料」に関する。以下、本発明の実施形態について説明する。
【0010】
本発明で用いることができる(A)成分の球状シリカとしては、その形状が球状であれば、特に限定されるものではなく、その表面が無孔質あるいは多孔質のいずれであってもよい。球状シリカの製造方法についても特に制限はなく、種々の方法で製造したシリカを使用することができる。例えば、界面活性剤を含む非極性有機溶媒中で珪酸塩の微粒子状の液滴を形成した後、炭酸ガスでゲル化し、洗浄、乾燥することにより球状シリカが得られる。また、溶剤中で珪酸エステルの微粒子の液滴を形成した後、アンモニア等でゲル化することによっても得られる。さらに、シリカゾルをスプレードライで乾燥することによっても球状シリカが得られる。尚、前記方法で得られるシリカは多孔質であるが、無孔質シリカの場合、例えば、球状の多孔質シリカを高温の気流中で焼成することにより、無孔質の球状シリカを得ることができる(例えば、特開平4−83712号公報参照)。好適な(A)成分としては、汚れ除去の観点から、多孔質の球状シリカを用いることが好ましい。
【0011】
球状シリカの一次粒子径(平均粒子径)については、特に限定されるものではないが、1〜10μmのものが好ましく、2〜7μmのものがより好ましい。
この理由は、1μm未満の一次粒子径の場合、使用後の肌の滑り感やサラサラ感に劣る為、又、10μmを超える一次粒子径の場合、使用感触に優れない為、いずれの場合も好ましくないからである。
又、球状シリカの細孔容積については、特に限定されるものではないが、0.05〜3mL/gの範囲が好ましく、0.1〜2mL/gの範囲がより好ましい。
球状シリカの比表面積については、40〜1000m/gの範囲が好ましく、300〜800m/gの範囲がより好ましい。
球状シリカの吸油量については、特に限定されるものではないが、30〜500mL/100gの範囲が好ましく、60〜400mL/100gの範囲がより好ましい。
【0012】
前記(A)成分の具体例としては、市場において容易に入手することができるものであればいずれでもよく、例えば、シリカマイクロビートP−500、P−700、P−1000、P−1500、P−1505(商品名,いずれも触媒化成社製)、サンスフェアH−31、H−51、H−32、H−52、H−33、H−53、L−31、L−51(商品名,いずれも旭硝子社製)等の市販品を使用することができる。
上記(A)成分は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0013】
(A)成分の配合量は、特に限定されるものではないが、本発明組成物中0.1〜10重量%とすることが好ましく、1〜8重量%とするのがより好ましい。この理由は、0.1重量%未満の配合量の場合、汚れ除去および塗布後のサラサラ感に劣る為、一方、10重量%を超えて配合すると、きしみ感や過剰な粉感、肌での粉体による白浮き等の問題が生じる為、いずれの場合も好ましくないからである。
【0014】
本発明で用いることができる(B)成分の球状を除く不定形状シリカとしては、その形状が球状以外であって、(B)成分そのものが皮膚上に残り易い形状であれば、いずれの形状であっても特に限定されるものではなく、例えば、破砕、粉砕等された不定形な形状、鱗片状、楕円体状、直方体状、多面体形状、中空球状、薄片状等を例示することができる。これらの中でも、特に鱗片状のものが、皮膚上に残り易く、サラサラ感が持続する効果に優れる為、好ましい。
【0015】
(B)成分は、前記(A)成分と同様、その表面は無孔質あるいは多孔質のいずれであってもよく、シリカの平均粒子径、細孔容積、表面積等についても特に限定されるものではない。又、その製造方法についても制限はなく、種々の方法で製造したシリカを使用することができる。
前記(B)成分の具体例としては、市場において容易に入手することができるものであればいずれでもよく、例えば、サイリシア530、550、710、730(商品名,いずれも富士リシリア社製)、サンラブリーC(商品名,旭硝子社製)等の市販品を使用することができる。
(B)成分は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
【0016】
(B)成分の配合量は、特に限定されるものではないが、本発明組成物中0.1〜10重量%とすることが好ましく、1〜8重量%とするのがより好ましい。この理由は、0.1重量%未満の配合量の場合、汚れ除去およびサラサラ感の持続に劣る為に、又、10重量%を超えて配合しても、塗布時のサラサラ感に劣り、肌での粉体による白浮きが生じる為、いずれの場合も好ましくないからである。
【0017】
本発明組成物に於ける(A)成分と(B)成分の重量含有比は、特に限定されるものではないが、使用後のサラサラ感を持続させる観点から、その重量含有比を、A:B=1:2〜2:1とすることが好ましい。
又、(A)成分および(B)成分を併せた配合量は、特に限定されるものではないが、本発明組成物中1〜15重量%とすることが好ましく、2〜10重量%とするのがより好ましい。この理由は、1重量%未満の配合量の場合、汚れ除去および使用後のサラサラ感とその持続に劣る為、一方、15重量%を超えて配合すると、きしみ感や過剰な粉感、肌での粉体による白浮き等の問題が生じる為、いずれの場合も好ましくないからである。
【0018】
本発明組成物には、上記配合成分(A、B)の分散媒体として、一般に水が用いられる。使用される水としては、精製水、イオン交換水、水道水等を例示することができる。
また、本発明の効果を損なわない範囲に於いて、本発明組成物には、更にエタノール等のアルコール類を配合することができる。
【0019】
その他、皮脂の除去効果を高める為に、界面活性剤を配合することもできる。配合される界面活性剤は、非イオン性界面活性剤を用いるのが好ましく、具体的には、ソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ヒマシ油、硬化ヒマシ油及びこれらのアルキレンオキシド付加物、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル等を例示することができる。これらの内、硬化ヒマシ油のアルキレンオキシド付加物、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルを用いることが好ましい。本発明に好適に用いられる硬化ヒマシ油のアルキレンオキシド付加物としては、具体的には、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を、又、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルとしては、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル等が挙げられる。
又、使用後の肌に爽快感を付与するために清涼剤を配合することもできる。配合される清涼剤は、化粧料に配合できるものであれば、特に限定されるものではないが、例えば、メントール、メンチルグリセリルエーテルなどのメントール誘導体、カンフル等が挙げられる。
【0020】
本発明の効果を損なわない範囲であれば、上記した成分の他に通常化粧品に用いられる成分、例えば、多価アルコール、上記以外の界面活性剤、殺菌剤、抗炎症剤、上記以外の粉体、紫外線吸収剤、金属イオン封鎖剤、香料、酸化防止剤、ビタミン類、植物抽出物、pH調整剤等も適宜配合することもできる。
【0021】
次に、本発明に用いられる「シート状基材」について説明する。
本発明組成物を含浸するシート状基材としては、化粧料組成物を含浸できるものであれば特に制限はなく、通常化粧品として用いられるシート状支持体を用いることができる。
例えば、天然、合成又は半天然繊維からなる織布又は不織布を挙げることができるが、本発明に於いては、使用感、加工のし易さ等から、「不織布」を用いることが好ましい。
天然繊維としては、綿、パルプ、シルク、セルロース、麻、リンター、カボック等を、合成繊維としては、ナイロン、ポリエステル繊維、ポリアクリル繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維等を、半天然繊維としては、レーヨン、アセテート等を例示することができる。
これらの繊維は、単独で又は組み合わせて用いることができる。
尚、上記シート状基材には、エンボス(Emboss)加工処理を施すことも可能である。
エンボス加工処理には、裏面を押し上げて浮かす(したがって裏面は凹む)方式や、表面に特殊なインクを付着することで凸部を形成する(裏面は凹まない)方式等があるが、特に限定されない。
【0022】
シート状基材に含浸させる本発明組成物の量は、特に限定されるものではないが、シート状基材1重量部に対して、好ましくは、本発明組成物を0.5〜10重量部、より好ましくは、1〜6重量部とされる。
又、含浸させる方法についても特に限定されるものではなく、最終的にシート状基材に本発明組成物が含浸されていれば如何なる形態であってもよいが、例えば、折りたたんだ状態のシート状基材に組成物を注入し含浸させる方法、裁断前にスプレーする法、印刷法等により含浸後裁断して積層とする方法、組成物中に裁断したシート状基材を浸す方法等を例示することができる。
【0023】
本発明に係るシート状化粧料は、上記したシート状基材を用いることで、拭き取った際に、上記(A)成分と(B)成分を含有する含浸媒体により、皮膚表面に浮き出た過剰な皮脂や汚れを効果的に除去し、更には、(A)成分と(B)成分とを効率よく皮膚上に移行させることにより、サラサラ感を持続的に付与することができる。
尚、本発明で好適に用いられるシート状基材としては、例えば、ダイワボウポリテックRH(商品名、大和紡績株式会社製)、TCF405(商品名、二村化学社製)、SHALERIA CR050(商品名、旭化成社製)、コットエース C060S/A02(商品名、ユニチカ社製)、ベンリーゼ(商品名、旭化成社製)、M1−30−2PE(商品名、伊野紙社製)等が例示できる。
【0024】
以上、詳述した本発明に係る皮膚洗浄用シート状化粧料は、汗、脂、ほこり等の汚れを拭き取り洗浄する効果を有しつつ、使用後のべたつき感を抑えてサラサラした肌状態とし、加えて、使用時のサラサラ感が持続することから、汗、脂、汚れ等が際立つ、顔面部、首部、腕部、胸部、背部等に好ましく用いることができる。
【0025】
本発明の皮膚洗浄用シートの使用形態は、特に限定されないが、例えば、包装具等に収納された状態や容器等に収納された状態等で使用される。
包装具や容器の形態や材質は特に限定されないが、シート状基材に含浸させる本発明組成物の各成分が揮発するのを防止できるものが好ましい。
【実施例】
【0026】
以下、本発明の皮膚洗浄用シートについて、実施例を挙げて詳細に説明する。
但し、本発明は以下の実施例により何ら限定されるものではない。
【0027】
(試料の調製1)
表1〜2に記した組成に従い水溶性組成物を調製後、20cm四方の不織布(商品名;コットエース,ユニチカ社製)に、不織布1gに対して水溶性組成物4gを含浸させて実施例1〜6および比較例1〜3の各皮膚洗浄用シート化粧料とし、下記評価に供した。結果をそれぞれ表1〜2に併記する。
尚、評価はすべて、23℃、湿度60%の恒温恒湿の一定条件下で実施した。
【0028】
(試験例1:サラサラ感および汚れ除去効果の評価)
評価パネル20名により、各実施例および各比較例で得られた皮膚洗浄用シート化粧料を顔面に施し、拭き取り直後のサラサラ感および汚れ除去効果を下記評価基準に従って官能評価した。
<サラサラ感の評価基準>
◎:20名中16名以上がサラサラ感があると回答
○:20名中11〜15名がサラサラ感があると回答
△:20名中6〜10名がサラサラ感があると回答
×:20名中5名以下がサラサラ感があると回答
<汚れ除去効果の評価基準>
◎:20名中16名以上が不織布に汚れが付着しており、汚れが落ちた感があると回答
○:20名中11〜15名が不織布に汚れが付着しており、汚れが落ちた感があると回答
△:20名中6〜10名が不織布に汚れが付着しており、汚れが落ちた感があると回答
×:20名中5名以下が不織布に汚れが付着しており、汚れが落ちた感があると回答
【0029】
(試験例2:サラサラ感の持続の評価)
試験例1の評価1時間後のサラサラ感を評価パネル20名により、下記評価基準に従って官能評価した。
<サラサラ感の持続の評価基準>
◎:20名中16名以上が塗布直後と同様のサラサラ感があると回答
○:20名中11〜15名が塗布直後と同様のサラサラ感があると回答
△:20名中6〜10名が塗布直後と同様のサラサラ感があると回答
×:20名中5名以下が塗布直後と同様のサラサラ感があると回答
【0030】
【表1】

【0031】
【表2】

【0032】
表1〜2の結果より、本発明にかかる皮膚洗浄用シート状化粧料(実施例1〜6)は、比較例1〜3の各皮膚洗浄用シート化粧料と比べて、球状シリカと不定形状シリカを組み合わせることで、使用後のサラサラ感のみならず、その持続性にも格段に優れた効果を有していることが分かる。
【0033】
以上より、本発明にかかる皮膚洗浄用シート状化粧料は、汗、脂、ほこり等の汚れを拭き取り洗浄する効果に加え、使用後のべたつき感を抑えてサラサラした肌状態を持続よく付与することができる。
【0034】
以下、本発明組成物の処方例を示す。尚、配合量は重量%である。
【0035】
(処方例1)
球状シリカ 4.0
鱗片状シリカ 2.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.1
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.1
メントール 0.03
デカメチルシクロペンタシロキサン 0.05
ハマメリス抽出液 0.01
エタノール 20.0
精製水 残 部
合計 100.0
【0036】
(処方例2)
球状シリカ 3.0
鱗片状シリカ 3.0
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(60E.O.) 0.1
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(40E.O.) 0.1
メントール 0.03
ジメチルポリシロキサン 0.2
ハマメリス抽出液 0.01
エタノール 20.0
精製水 残 部
合計 100.0

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)球状シリカおよび(B)球状を除く不定形状シリカを含有してなる水溶性組成物をシート状基材に含浸させてなる皮膚洗浄用シート化粧料。
【請求項2】
前記(B)成分の形状が、鱗片状である請求項1に記載の皮膚洗浄用シート化粧料。
【請求項3】
前記(A)成分と(B)成分の重量含有比が、A:B=1:2〜2:1である請求項1又は2に記載の皮膚洗浄用シート化粧料。
【請求項4】
前記シート状基材が、不織布である請求項1〜3の何れかに記載の皮膚洗浄用シート化粧料。

【公開番号】特開2008−169180(P2008−169180A)
【公開日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−6178(P2007−6178)
【出願日】平成19年1月15日(2007.1.15)
【出願人】(390011442)株式会社マンダム (305)
【Fターム(参考)】