説明

皮膚細胞の成長を促す方法、皮膚の状態又は頭髪の状態を治療する組成物

【課題】スキンケアとヘアケアの両方に有益な方法と製品を提供すること。
【解決手段】 本発明の皮膚細胞の成長を促す方法は、(A)再生細胞を培養媒体に添加するステップと、前記培養媒体は、前記再生細胞の成長と維持を可能とし、(B)前記再生細胞からの有益因子を前記培養媒体内に分泌させるステップと、これによりコンディショニングされた媒体を形成し、(C)前記コンディショニングされた媒体から、全細胞(whole cell)を含まない抽出物を取り出すステップと、(D)前記抽出物或いはその成分を、人間の皮膚に局部的に適用するステップと、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、スキンケアとヘアケアの製品に関し、特に、再生細胞(regenerative cell)によりコンディショニングされた(条件付けられた)媒体からの抽出物を用いて、治療と美容を目的としたスキンケアとヘアケアを行う方法と組成物に関する。
【背景技術】
【0002】
様々な皮膚の状態(皮膚炎、アクネ、皮膚炎症反応、発疹、乾燥肌)は、人間の皮膚に影響を及ぼし、それ等を効率的に治療する必要がある。さらに多くの人々の願望は、皮膚の艶を改善し皺を減らすことを含め通常のエイジングが皮膚に及ぼす影響を減らすことである。紫外線の過剰露出から皮膚を守ること、外科手術での皮膚の損傷を無くすことは、皮膚に対するケアを改善する必要性が認知されていることの一例である。
【0003】
頭髪に関して、自然脱毛や髪の毛が細くなることは、男女ともに影響を及ぼす周知の問題である。それに対する様々な試みがなされている、即ち皮膚の長寿命化と皮膚の質に対するケアを行う方法提供しその組成物を生成する試み、皮膚は人体にとって重要な器官であり、髪の毛の成長を促すことを含め髪の毛の量と質をケアする試みがなされている。ある種の軟膏や製品が長い間使用されてきた。様々な製品(軟膏、クリーム、ジェル、パウダー)が、皮膚や頭髪の状態を改善し、見た目、輝き、きめ、強度、状態、太さ、滑らかさ、色等を含む皮膚や頭髪の様々な状態を改善してきている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、皮膚の状態から受ける皮膚の活性があり長期にわたるケアを提供できるような固有の品質と要素を有するスキンケアの製品とヘアケアの製品を提供することである。更に若さを改善し皮膚の他の品質も改善することであり、頭髪の質を改善する製品及びその脱毛を止める或いは髪の毛が細くなるのを止めるような製品を提供することである。更に本発明の目的は、スキンケアとヘアケアの両方に有益な方法と製品を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明によれば、本発明の皮膚細胞の成長を促す方法は、
(A)再生細胞を培養媒体に添加するステップと、
前記培養媒体は、前記再生細胞の成長と維持を可能とし、
(B)前記再生細胞からの有益因子を前記培養媒体内に分泌させるステップと、
これによりコンディショニングされた媒体を形成し、
(C)前記コンディショニングされた媒体から、全細胞(whole cell)を含まない抽出物を取り出すステップと、
(D)前記抽出物或いはその成分を、人間の皮膚に局部的に適用するステップと、
を有する。
【0006】
本発明の他の態様によれば、本発明の頭髪の成長を促進する方法は、
(A)頭皮に、コンディショニングされた媒体の無細胞抽出物を適用するステップ
を有する。
前記コンディショニングされた媒体は、間葉性幹細胞を、培養媒体内で4時間から3日の間、培養することにより得られ、
これにより、間葉性幹細胞の分泌が行われ、培養媒体内に入りコンディショニングする。
【0007】
本発明の他の態様によれば、本発明の頭髪の質を改善する方法は、
(A)再生細胞を、培養媒体内で4時間から3日の間、培養するステップと、
これにより、間葉性幹細胞の分泌が行われ、培養媒体内に入りコンディショニングし、コンディショニングされた媒体を形成し、
(B)局部的に頭髪に、
(i)コンディショニングされた媒体の無細胞抽出物、又は
(ii)前記無細胞抽出物の成分
を適用するステップと
を有する。
【0008】
本発明の他の態様によれば、本発明の皮膚の状態又は頭髪の状態を治療する組成物は、コンディショニングされた媒体の無細胞抽出物を含有する。
前記コンディショニングされた媒体は、
培養媒体が再生細胞を培養し、
前記再生細胞の分泌作用が、4時間から3日の間、行われ、
前記培養媒体は、前記再生細胞の成長と維持を行う。
【0009】
本発明は、現在公知のスキンケアとヘアケアの組成物とその方法の欠点を解決する。本発明によれば、効率よく且つ速やかに皮膚細胞或いは頭髪細胞を成長させ、皮膚と頭髪の質を改善して、治療或いは美容の目的を達成する方法と組成物を提供する。更に従来方法(使用される化学物質は有害な物が多い)とは対照的に、本発明の方法と組成物は、天然で且つ健康的な生化学成長因子と他の再生細胞とを用いる。更に、従来のスキンケア、ヘアケアの組成物の形成方法とは対照的に、本発明は、媒体中に分泌し抽出される最も有効な組成物を使用するパラクリン効果を利用し、これをスキンケアとヘアケアの組成物に使用する。
【0010】
本発明は、スキンケアとヘアケアの革新的な方法と組成物を開示する。以下に定義する「再生細胞」を培養して、コンディショニングされた媒体を得る。コンディショニングされた媒体の上清液又は無細胞抽出物(細胞を含まない抽出物)を得て、局所的に頭髪或いは皮膚に適用して、皮膚細胞の成長を促す。この抽出物は、他の反応物と共にスキンケアまたはヘアケアの形成に用いられる。
【0011】
本明細書において、用語「再生細胞」は、間葉性幹細胞(mesenchymal stem cell)、内皮祖先細胞(endothelial progenic cell)、造血幹細胞(hematopoietic stem cell)、祖先細胞(progenitor cell )、単核細胞(monocytes)、マクロファージ、角化細胞(keratinocytes)、線維芽細胞(fibroblast)、他の細胞(成長因子、サイトカイン因子、調整因子を生成或いを分泌する)の組合せである。ただし、胎芽幹細胞は除く。
【0012】
再生細胞は、単一ドナー或いは複数のドナーから得られる。再生細胞は、採取直後に、或いはある期間凍結した後、用いられる。
【0013】
間葉性幹細胞と内皮祖先細胞或いはその混合物は、大人の様々な組織(例、骨髄、胎児血、臍帯血)から、ワルトン臍帯膠質、胎盤、羊水から、通常分娩から、凍結臍帯血から得られる。これらは、臍帯血バンクに保存されている。通常分娩の場合、他の臍帯構成物(例、臍帯血幹細胞、臍帯血清、臍帯血漿)は、取り除かれ、他のアプリケーションで使用される。幹細胞と祖先細胞は、骨髄、末端血管、移植した末梢血管、臍帯血、生理血、脂肪組織、身体内の組織(幹細胞、祖先細胞、再生細胞の元となる)から得られる。一実施例において、例えば、再生細胞が、血管或いは他の組織を予め除去せずに、臍帯から得られるような場合、間葉性幹細胞は、他のタイプの幹細胞、祖先細胞、例えば、内皮祖先細胞、線維芽細胞と共に混合される。
【0014】
再生細胞(例、間葉性幹細胞)から分泌される「有益因子」とは、人体の他の細胞に有益な影響を及ぼす因子である。有益因子の一例は、成長因子、調整因子、ホルモン、酵素、リンホカイン、ペプチドである。有益因子は、培養媒体をエンリッチし、それを「コンディショニングされた媒体」に変える。
【0015】
培養媒体は、培養媒体と共に使用される再生細胞の成長と維持を助ける組織培養のような組成物である。培養媒体は、抗性物質、アミノ酸、水、塩、他の組成物、反応物、血清、血漿、細胞の成長に必要な成長因子を含む。
本発明で使用される培養媒体の一例は、RMPIである。例えば、RPMI−1640媒体は、人間の正常白血球と腫瘍性白血球の培養に用いられ、補助剤と共に、新鮮なヒト・リンホカインを含む多くの種類の培養細胞の成長をサポートする。
本発明で使用される培養媒体の別の例は、DMEMである。このDMEMは、www.invitrogen.comに記載された複数の会社から得られる。
培養媒体の更なる一例は、人間の血漿で、ビタミン、アミノ酸、抗性物質、塩、水のような組成物で補強した媒体である。
培養媒体は、様々な誘導方法(例、低圧酸素法、血清剥奪法、様々な反応剤の使用)を用いて誘導され、サイトカイン或いは成長因子が生成される。
培養媒体は、血清例えば人間の血清、胎児牛の血清を含む。
一実施例においては、培養媒体の全容積は、5%−15%の血清(人間或いは子牛の血清)を含む。一実施例において、血清は培養媒体の容積の10%を占める。
【0016】
培養媒体の抽出物は、プライマリパッセイジから或いは後続のパッセイジから或いは細胞ラインから得られる。例えば、抽出物或いは上清液は、プライマリパッセイジ或いは後続のパッセイジから得られ、スキンケアとヘアケアの成形と方法に用いられる。更に培養媒体からの抽出物を、スキンケアとヘアケアの化粧品組成物に入れると、抽出物は、更なる処理或いはそれ等を分離したりすることなく、使用することが出来る。
【0017】
本発明の皮膚の状態又は頭髪の状態を治療する組成物は、コンディショニングされた媒体の無細胞抽出物を含有する。前記コンディショニングされた媒体は、培養媒体が再生細胞を培養し、前記再生細胞の分泌作用が、4時間から3日の間、行われる。
一実施例においては、前記再生細胞は、間葉性幹細胞、内皮祖先細胞、造血幹細胞、祖先細胞、単核細胞、マクロファージ、角化細胞、線維芽細胞からなるグループから選択される。一実施例においては、分泌物は、成長因子、調整因子、ホルモン、酵素、リンホカイン、ペプチドを含む。
【0018】
本発明の組成物は、胎盤の抽出物、ワルトン臍帯膠質の抽出物、羊水或いはこれ等の組織から得られた組成物、臍帯血血漿、臍帯血血清、或いはそれ等から得られた組成物を含む。
【0019】
本発明の一実施例によれば本発明は方法発明である。本発明の方法は、再生細胞を培養媒体で培養する第1ステップを含む。このステップは、(A)再生細胞を培養媒体に添加するステップで行われる。ここで、前記培養媒体は、前記再生細胞の成長と維持を可能とする。再生細胞は、広範囲にわたるパラクリン効果を有するために、様々なシトカイン成長因子を培養媒体内に分泌する。
本発明は、更に、(B)前記再生細胞からの有益因子を前記培養媒体内に分泌させるステップを有する。これによりコンディショニングされた媒体を形成する。
一実施例においては、成長因子或いは血清は、培養媒体或いはコンディショニングされた媒体に添加される。
【0020】
本発明は、更に、(C)前記コンディショニングされた媒体から、全細胞(whole cell)を含まない抽出物を取り出すステップを有する。本発明の方法は、抽出物を複数の方法で取り出す。第1の方法では、コンディショニングされた媒体から、上清液を取り出す。第2の方法では、コンディショニングされた媒体の培養された細胞から、無細胞抽出物を取り出す。いずれの方法においても、抽出物には全細胞と基本細胞構成要素は含まれない。
【0021】
本発明は、更に、(D)前記抽出物を、人間の皮膚に局部的に、適用するステップ、或いは抽出物の成分を分離し適用するステップを含む。
治療用の場合は、人間の皮膚の治療領域に局部的に適用し、治療用と化粧用には、皮膚の細胞と髪の毛の細胞の成長を促すために適用する。
本発明は、更に公知の化粧用或いは治療用の組成物を抽出物に添加するステップを含む。これにより、抽出物をより効果的に更に安定化することができる。その後で、全組成物を皮膚に添加する。
【0022】
本発明の頭髪の質を改善する方法は、
(A)再生細胞を、培養媒体内で4時間から3日の間、培養するステップを有する。これにより、再生細胞(間葉性幹細胞)の分泌が行われ、培養媒体内に入りコンディショニングし、コンディショニングされた媒体を形成する。
本発明は、更に、(B)局部的に頭髪に、(i)コンディショニングされた媒体の無細胞抽出物、又は(ii)前記無細胞抽出物の成分を適用するステップを有する。
前記局部的に頭髪に適用するステップ(B)は、頭皮或いは頭髪に塗るステップを含む。ある場合には、前記局部的に頭髪に適用するステップ(B)は、前記無細胞抽出物をシャンプー内に含ませ、前記シャンプーで頭髪を洗浄するステップを含む。
【0023】
再生細胞と培養媒体の濃度と組成を調整することにより、培養媒体内への分泌を制御し、更にコンディショニングされた媒体の組成を制御し、更に最終製品となる抽出物を制御して、それ等を人間の皮膚或いは頭髪に適用して、化粧用或いは治療用に使用できる。
【0024】
培養媒体又は培養媒体の抽出物は、汚染或いは毒性のテストが行われる。更に、皮膚或いは組織の再生或いは病気に使用するために、インビトロ、インビボで、様々な効き目のテストが行われる。
【0025】
一実施例においては、絆創膏或いは貼り薬は、本発明の組成物或いは組成物を組み込むことが出来る。絆創膏或いは貼り薬は、皮膚に適用すること或いは皮膚のケガ或いは治療、化粧のアプリケーション用、皮膚の病気に適用することも出来る。
【0026】
本発明は、培養媒体、培養媒体の抽出物、培養媒体の抽出物の組成物等を使用し、管理してサプリメント或いは栄養剤と組み合わせて使用することも出来る。
【0027】
以上の説明は、本発明の一実施例に関するもので、この技術分野の当業者であれば、本発明の種々の変形例を考え得るが、それらはいずれも本発明の技術的範囲に包含される。特許請求の範囲の構成要素の後に記載した括弧内の番号は、図面の部品番号に対応し、発明の容易なる理解の為に付したものであり、発明を限定的に解釈するために用いてはならない。また、同一番号でも明細書と特許請求の範囲の部品名は必ずしも同一ではない。これは上記した理由による。用語「又は」に関して、例えば「A又はB」は、「Aのみ」、「Bのみ」ならず、「AとBの両方」を選択することも含む。特に記載のない限り、装置又は手段の数は、単数か複数かを問わない。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(A)再生細胞を培養媒体に添加するステップと、
前記培養媒体は、前記再生細胞の成長と維持を可能とし、
(B)前記再生細胞からの有益因子を前記培養媒体内に分泌させるステップと、
これによりコンディショニングされた媒体を形成し、
(C)前記コンディショニングされた媒体から、全細胞(whole cell)を含まない抽出物を取り出すステップと、
(D)前記抽出物或いはその成分を、人間の皮膚に局部的に適用するステップと、
を有する
ことを特徴とする皮膚細胞の成長を促す方法。
【請求項2】
前記(D)ステップの前に、
(E)前記抽出物或いはその成分を局部的な皮膚組成に添加するステップ
を更に有する
ことを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項3】
前記(C)ステップは、前記コンディショニングされた媒体の上清液を取り出すステップを含む、
ことを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項4】
前記(C)ステップは、前記コンディショニングされた媒体の培養細胞から、無細胞抽出物を抽出するステップを含む
ことを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項5】
前記(D)ステップの前に、
(F)成長因子を添加するステップ
を更に有する
ことを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項6】
前記培養媒体は、5−15%の血清を含み
前記血清は、胎児牛の血清或いは人間の血清を含む
ことを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項7】
前記(B)ステップは、4時間から3日の間、行われる
ことを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項8】
前記再生細胞は、間葉性幹細胞である
ことを特徴とする請求項1記載の方法。
【請求項9】
頭髪の成長を促進する方法において、
(A)頭皮に、コンディショニングされた媒体の無細胞抽出物を適用するステップ
を有し、
前記コンディショニングされた媒体は、間葉性幹細胞を、培養媒体内で4時間から3日の間、培養することにより得られ、
これにより、間葉性幹細胞の分泌が行われ、培養媒体内に入りコンディショニングする
ことを特徴とする頭髪の成長を促進する方法。
【請求項10】
頭髪の質を改善する方法において、
(A)再生細胞を、培養媒体内で4時間から3日の間、培養するステップと、
これにより、間葉性幹細胞の分泌が行われ、培養媒体内に入りコンディショニングし、コンディショニングされた媒体を形成し、
(B)局部的に頭髪に、
(i)コンディショニングされた媒体の無細胞抽出物、又は
(ii)前記無細胞抽出物の成分
を適用するステップと
を有する
ことを特徴とする頭髪の質を改善する方法。
【請求項11】
前記(B)ステップは、前記(i)又は(ii)を頭髪に塗るステップを含む
ことを特徴とする請求項10記載の方法。
【請求項12】
前記(B)ステップは、前記無細胞抽出物をシャンプー内に含ませ、前記シャンプーで頭髪を洗浄するステップを含む
ことを特徴とする請求項10記載の方法。
【請求項13】
(C)コンディショニングされた媒体の上清液を抽出し、無細胞抽出物を創り出すステップ
を更に有する
ことを特徴とする請求項10記載の方法。
【請求項14】
皮膚の状態又は頭髪の状態を治療する組成物において、
前記組成物は、コンディショニングされた媒体の無細胞抽出物を含有し、
前記コンディショニングされた媒体は、
培養媒体が再生細胞を培養し、
前記再生細胞の分泌作用が、4時間から3日の間、行われ、
前記培養媒体は、前記再生細胞の成長と維持を行う
ことを特徴とする皮膚の状態又は頭髪の状態を治療する組成物。
【請求項15】
前記再生細胞は、間葉性幹細胞、内皮祖先細胞、造血幹細胞、祖先細胞、単核細胞、マクロファージ、角化細胞、線維芽細胞からなるグループから選択される
ことを特徴とする請求項14記載の組成物。
【請求項16】
前記上清液は、酵素、ホルモン、成長因子、調整因子、リンパ球からなるグループから選択される
ことを特徴とする請求項14記載の組成物。

【公表番号】特表2012−504598(P2012−504598A)
【公表日】平成24年2月23日(2012.2.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−529678(P2011−529678)
【出願日】平成21年10月11日(2009.10.11)
【国際出願番号】PCT/IL2009/000954
【国際公開番号】WO2010/038232
【国際公開日】平成22年4月8日(2010.4.8)
【出願人】(511081118)
【Fターム(参考)】