説明

監視コントローラ再起動方法

【課題】システムのデータバックアップおよび復旧が可能で、再起動を素早く行うことができる監視コントローラ再起動方法を提供する。
【解決手段】 監視コントローラ内に設置された時計回路の信号と揮発性メモリに記憶された再起動設定時間を参照して再起動を実行する第1の工程と、再起動後に、前記揮発性メモリに保存されたバックアップリストと前記揮発性メモリのタイムスタンプとを照合する第2の工程と、前記タイムスタンプ中に不足がある場合に、不揮発性メモリに保存されたバックアップファイルから復旧する第3の工程とを有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、温度、湿度、音声および接点動作を監視する監視コントローラに関し、特にシステムのデータバックアップおよび復旧が可能で、再起動を素早く行うことができる監視コントローラ再起動方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の技術として、一つの住宅もしくは部屋のセキュリティを監視する防災感知器や防犯検知器が接続され、メッセージ等を表示可能な表示部を有する複数の住宅情報盤と、それらを管理する警報監視盤とを有する集合住宅監視システムにおいて、警報監視盤から住宅情報盤に向けて発信され電気的にラッチされることにより表示可能なメッセージや、住宅情報盤に接続された警報装置からの情報等を、停電後の復旧時に再現可能な遠隔監視システムがある(例えば特許文献1)。
【0003】
この遠隔監視システムは、各住宅情報盤に不揮発性のメモリであるEEPROMを搭載しており、メッセージを保存可能である。停電復旧後はROMやRAMに記憶されたプログラムとともにEEPROMのデータを読み込んで再起動することで、メッセージや警報装置からの情報等を再現可能である。
【特許文献1】特開平10−269480号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の遠隔監視システムによると、EEPROM等の不揮発性メモリを読み込んで再起動するため、揮発性メモリに比べ起動に時間を要するという問題がある。
【0005】
従って、本発明の目的は、システムのデータバックアップおよび復旧が可能で、再起動を素早く行うことができる監視コントローラ再起動方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は上記目的を達成するため、監視コントローラ内に設置された時計回路の信号と揮発性メモリに記憶された再起動設定時間を参照して再起動を実行する第1の工程と、再起動後に、前記揮発性メモリに保存されたバックアップリストと前記揮発性メモリのタイムスタンプとを照合する第2の工程と、前記タイムスタンプ中に不足がある場合に、不揮発性メモリに保存されたバックアップファイルから復旧する第3の工程とを有することを特徴とする監視コントローラ再起動方法を提供する。
【0007】
このような方法によれば、定期的に自動で再起動されることにより、監視コントローラのメンテナンスが行われ常に安定した動作が実現できる。また、再起動の度に、不揮発性メモリに保存されたバックアップファイルを利用して復旧するため、データ保存の高い信頼性を実現できる。
(2)また、本発明は上記目的を達成するため、監視コントローラ内に設置された時計回路の信号と揮発性メモリに記憶された再起動設定時間を参照して再起動を実行する第1の工程と、揮発性メモリに保存されたファイルのタイムスタンプと比較して、前記揮発性メモリに保存されたバックアップリスト中に更新がある場合に、不揮発性メモリにバックアップを実行する第2の工程と、前記バックアップの内容を前記揮発性メモリに前記バックアップリストとして上書き保存する第3の工程とを有することを特徴とする監視コントローラ再起動方法を提供する。
【0008】
このような方法によれば、再起動の度に定期的に、不揮発性メモリに揮発性メモリのバックアップを実行するため、不測の事態により揮発性メモリのデータが消えた場合もデータ損失の少ない復旧が可能となる。
(3)また、本発明は上記目的を達成するため、監視コントローラ内に設置された時計回路の信号と揮発性メモリに記憶された再起動設定時間を参照して再起動を実行する第1の工程と、再起動後に、前記揮発性メモリに保存されたバックアップリストと前記揮発性メモリのタイムスタンプとを照合する第2の工程と、前記タイムスタンプ中に不足がある場合に、不揮発性メモリに保存してあるバックアップファイルから復旧する第3の工程と、前記タイムスタンプと比較して前記バックアップリスト中に更新がある場合に、前記不揮発性メモリにバックアップを実行する第4の工程と、前記バックアップの内容を前記揮発性メモリに前記バックアップリストとして上書き保存する第5の工程とを有することを特徴とする監視コントローラ再起動方法を提供する。
【0009】
このような方法によれば、(1)と(2)の効果を有する監視コントローラ再起動方法が可能となる。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、監視コントローラのデータバックアップおよび復旧が可能で、再起動を素早く行うことができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
〔第1の実施の形態〕
以下に、本発明の第1の実施の形態を図面を参考にして詳細に説明する。
(監視コントローラの構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に関する監視コントローラの構成を示す概略図である。
【0012】
この監視コントローラ1は、内部にCPU(Central Processing Unit)等の制御部やSRAM(Static Random Access Memory)等の記憶媒体を有し外部との接続端子としてLANケーブル209が接続されたイーサネット(登録商標)端子204とRS−232C端子207と入出力端子200とを有するセンササーバ10と、各センサと接続されてセンササーバ10および認証キーソケットと電源と信号をともに送信可能な1−WIRE201および208により接続される接点ユニット11と、音声ユニット付きの認証キーソケット12と、ドアの開閉を検知する有線のドアセンサ13と、窓の開閉を検知する有線の窓センサ14と、各無線センサの信号を受信する無線受信部15と、窓の開閉を検知する無線の窓センサ16と、非常状態を送信するための無線の非常スイッチ17とを有する。
【0013】
センササーバ10、接点ユニット11、および認証キーソケット12はそれぞれ電力供給および信号送信が可能な1−WIRE201、および208にて接続されている。ドアセンサ13、窓センサ14、窓センサ16、および非常スイッチ17が設置された設備は監視され、各センサからの異常信号は接点ユニット11を介しセンササーバ10に送信され、異常ログは内部の記憶装置に記録されて、LANケーブル209を介して外部ネットワーク上の機器に情報送信が可能である。監視の実行、および解除は認証キーソケット12に図示しない専用の認証キーを用いて照合することで変更可能である。
【0014】
図2は、本発明の第1の実施の形態に関する監視コントローラの構成を示すブロック図である。
【0015】
センササーバ10は、信号入出力部20と信号処理部30とからなり、各部に共通して各信号回路を駆動する駆動回路301を含んだCPU等の電子部品からなる主制御部300が設置される。
【0016】
信号入出力部20は、1−WIRE201により接点ユニット11に接続される入出力端子200と、イーサネット(登録商標)端子204と信号線203により接続されてイーサネット(登録商標)信号を処理するためのドライバ202と、RS−232C端子207と信号線206により接続されてRS−232C信号を処理するためのRS−232Cドライバ205とを有する。
【0017】
信号処理部30は、時刻信号を主制御部300へ発信する時計回路302と、記憶部310を有する。記憶部310は、主制御部300に接続され揮発性の記憶媒体であるSRAM311と、SRAM311に接続され不揮発性の記憶媒体であるフラッシュメモリ312と、SRAM311に電力を供給する電源を監視する電源監視部313と、電力供給部40からSRAM311に電力供給されない場合に補助的に電力を供給するバックアップ電源314とから構成される。
【0018】
接点ユニット11は、Ch1からCh8の8チャンネルからなる入出力部111を有する8chアドレススイッチ110を有し、各チャンネルからドアセンサ13、窓センサ14、および無線受信部15に接続されている。
【0019】
電力供給部40は、AC100Vを供給するコンセントに接続されるための電源コネクタ400と、入力されるAC電源のノイズを除去するノイズフィルタ401と、AC100Vの電源をDC5Vに変換するスイッチング電源部402と、DC5VをDC3.2Vに降圧するレギュレータ回路403と、DC3.2VをDC1.8Vに降圧するレギュレータ回路404とを有する。
【0020】
また、電力供給部40は、DC1.8V、3.2V、5Vの3種類の電圧を出力できるため、監視コントローラ1の各部の定格電圧に適した電力を供給可能である。
(記憶領域の構成)
図3は、本発明の第1の実施の形態に関するSRAMおよびフラッシュメモリの記憶領域構成を示す概略図である。
【0021】
SRAM311は、記憶領域を分割して独立的に扱う事が可能で各領域にそれぞれ、各プログラムを共通して操作しセンササーバ10の各部を管理するオペレーティングシステム記憶領域311Aと、センササーバ10の各部を動作させるためのプログラム記憶領域311Bと、監視コントローラ1のユーザーによって設定可能なオペレーティングシステムおよびプログラムの設定を記憶する設定ファイル記憶領域311Cとを記憶している。
【0022】
また、SRAM311の各領域に、監視コントローラ1において異常が発生した場合に管理者に送られるメールの履歴を記憶するメールログファイル記憶領域311Dと、メールログファイル記憶領域311Dの記憶領域を越えた場合に作成日時の古い物からオールドファイルとして保存されるメールログファイルオールド記憶領域311Eと、監視コントローラ1において発生した異常について詳細情報の履歴を記憶する警報ログファイル記憶領域311Fと、警報ログファイル記憶領域311Fの記憶領域を越えた場合に作成日時の古い物からオールドファイルとして保存される警報ログファイルオールド記憶領域311Gとを記憶している。
【0023】
フラッシュメモリ312は、記憶領域を分割して独立的に扱う事が可能で、バックアップ領域312Aからバックアップ領域312Gにかけての各領域に、SRAM311のオペレーティングシステム記憶領域311Aから警報ログファイルオールド記憶領域311Gのそれぞれに対応した情報が複製されている。
【0024】
SRAM311には、フラッシュメモリ312へ各バックアップファイルが作成された日時等のファイル情報が各記憶領域内にバックアップリスト311Hとして保存される。
(第1の実施の形態の動作)
以下に、本発明の第1の実施の形態における監視コントローラの動作を図1から図5を参照しつつ説明する。
【0025】
図4は、本発明の第1の実施の形態に関するセンササーバの工場出荷時の再起動動作を示すフローチャートである。
【0026】
まず、工場出荷状態ではゼロデータが記憶されているSRAM311の記憶領域を分割し、オペレーティングシステム記憶領域311Aにオペレーティングシステムを、プログラム記憶領域311Bにプログラムを、また設定ファイル記憶領域311Cにデフォルトの設定ファイルをインストールする(s10)。
【0027】
次に、センササーバ10を操作し、再起動する(s11)。センササーバ10の主制御部300は、SRAM311の各記憶領域に記憶されたバックアップリスト311Hを読み込み、バックアップリスト311H内のファイル作成時のタイムスタンプを参照する(s12)。
【0028】
初期再起動の時点ではバックアップファイルは存在していないため、主制御部300はバックアップリスト311Hを参照することにより、フラッシュメモリ312内にデータが存在していないことを認識する。認識した後、主制御部300は、SRAM311内のデータをフラッシュメモリ312にコピーし、バックアップを実行する(s13)。
【0029】
次に、主制御部300は、SRAM311からフラッシュメモリ312へとバックアップされたデータのファイル名とデータ容量およびタイムスタンプを含むバックアップの詳細データをバックアップリスト311Hへ保存する(s14)。
【0030】
図5は、本発明の第1の実施の形態に関するセンササーバの再起動動作を示すフローチャートである。
【0031】
まず、主制御部300は、SRAM311内の設定ファイル記憶領域311Cより再起動設定時間を読み込み、時計回路302が発信する時刻情報を参照する(s20)。設定時間になるまでは同動作を繰り返し(s20;NO)、設定時刻になったら(s20;YES)、センササーバ10を再起動する(s21)。
【0032】
次に、主制御部300は、バックアップリスト311Hを参照し(s22)、SRAM311に保存された各ファイルのタイムスタンプと照合する(s23)。バックアップリスト311Hとタイムスタンプに不一致がある場合(s24;YES)、まず、フラッシュメモリ312にバックアップされているにも関わらず、ある不具合でSRAM311内から消えてしまったファイルを復元する(s25)。
【0033】
次に、バックアップリスト311Hとタイムスタンプに不一致がない場合(s24;NO)、もしくはs25を実行後、前回のバックアップ以降に更新保存、追加および削除等の動作により新規で変更されたデータをSRAM311からフラッシュメモリ312へバックアップする(s26)。この時、オペレーティングシステム記憶領域311A、プログラム記憶領域311B、および設定ファイル記憶領域311Cに関しては変更分のみ新たにバックアップし、その他のファイルについてはすべてのファイルをフラッシュメモリ312へバックアップする。次に、s26において行われたバックアップ動作に基づくバックアップリストを作成し、バックアップリスト311Hを更新する(s27)。
(第1の実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、SRAM311に保存されたデータによりセンササーバ10を動作させ、フラッシュメモリ312にバックアップデータを保存することにより、電源供給がストップする等の不測の事態により揮発型メモリであるSRAM311のデータが消えてしまった場合にも復旧が可能である。
【0034】
また、SRAM311は読み込み、および書き込みの動作が不揮発性メモリに比べて速いため、通常動作および再起動の処理速度が向上する。また、データ検証のためにバックアップリスト311HとSRAM311内のヘッダ情報のみを参照しており、全データを読み込まないため、再起動に要する時間が短縮される。
【0035】
また、定期的に再起動を行うことによりセンササーバ10の主制御部300内に設置される図示しない一時記憶メモリ等のメンテナンスを行うことができ、センササーバの動作安定性向上となる。
〔第2の実施の形態〕
(第2の実施の形態の構成)
図6は、本発明の第2の実施の形態に関するSRAMおよびフラッシュメモリの記憶領域構成を示す概略図である。なお、以下の説明において、第1の実施の形態と同一の構成および機能を有する部分については共通の符号を付している。
【0036】
SRAM311は、各センサによって測定される温度や湿度等の測定情報を記憶する拡張ログファイル記憶領域311Iを有する。フラッシュメモリ312は、拡張ログファイル記憶領域311Iをバックアップして記憶するバックアップ領域312Iを有する。
【0037】
拡張ログファイル記憶領域311Iのバックアップ動作は、更新分のみのバックアップではなく、ミラーリングにより行う。
【0038】
拡張ログファイル記憶領域311Iは、それぞれ64KBの容量を有する15の記憶領域に分割されており、1日あたりの温度、および湿度の測定データを例えば、64KBまでと設定することにより最大15日分のログを保存可能である。なお、1から15までナンバリングされた各記憶領域に、ログが順番に繰り返し保存され、最新の書き込み位置をポインタにより記憶することで常に最新の15日分のログを保持可能である。
(第2の実施の形態の効果)
上記した実施の形態によると、第1の実施の形態の効果に加え、メールログファイルや警報ログファイルと同様に拡張ログを保存、およびバックアップ可能にしたことで、監視コントローラはセキュリティとしての監視だけでなく、データ測定が可能となるため、より詳細な監視体制を構築することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0039】
【図1】本発明の第1の実施の形態に関する監視コントローラの構成を示す概略図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に関する監視コントローラの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に関するSRAMおよびフラッシュメモリの記憶領域構成を示す概略図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に関するセンササーバの工場出荷時の再起動動作を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態に関するセンササーバの再起動動作を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態に関するSRAMおよびフラッシュメモリの記憶領域構成を示す概略図である。
【符号の説明】
【0040】
1…監視コントローラ、10…センササーバ、11…接点ユニット、12…認証キーソケット、13…ドアセンサ、14…窓センサ、15…無線受信部、16…窓センサ、17…非常スイッチ、20…信号入出力部、30…信号処理部、40…電力供給部、110…アドレススイッチ、111…入出力部、200…入出力端子、201…1−WIRE、202…ドライバ、203…信号線、204…イーサネット(登録商標)端子、205…ドライバ、206…信号線、207…RS−232C端子、208…1−WIRE、209…LANケーブル、300…主制御部、301…駆動回路、302…時計回路、310…記憶部、311…SRAM、311A…オペレーティングシステム記憶領域、311B…プログラム記憶領域、311C…設定ファイル記憶領域、311D…メールログファイル記憶領域、311E…メールログファイルオールド記憶領域、311F…警報ログファイル記憶領域、311G…警報ログファイルオールド記憶領域、311H…バックアップリスト、311I…拡張ログファイル記憶領域、312…フラッシュメモリ、312A…バックアップ領域、312G…バックアップ領域、312I…バックアップ領域、313…電源監視部、314…バックアップ電源、400…電源コネクタ、401…ノイズフィルタ、402…スイッチング電源部、403…レギュレータ回路、404…レギュレータ回路

【特許請求の範囲】
【請求項1】
監視コントローラ内に設置された時計回路の信号と揮発性メモリに記憶された再起動設定時間を参照して再起動を実行する第1の工程と、
再起動後に、前記揮発性メモリに保存されたバックアップリストと前記揮発性メモリのタイムスタンプとを照合する第2の工程と、
前記タイムスタンプ中に不足がある場合に、不揮発性メモリに保存されたバックアップファイルから復旧する第3の工程とを有することを特徴とする監視コントローラ再起動方法。
【請求項2】
監視コントローラ内に設置された時計回路の信号と揮発性メモリに記憶された再起動設定時間を参照して再起動を実行する第1の工程と、
揮発性メモリに保存されたファイルのタイムスタンプと比較して、前記揮発性メモリに保存されたバックアップリスト中に更新がある場合に、不揮発性メモリにバックアップを実行する第2の工程と、
前記バックアップの内容を前記揮発性メモリに前記バックアップリストとして上書き保存する第3の工程とを有することを特徴とする監視コントローラ再起動方法。
【請求項3】
監視コントローラ内に設置された時計回路の信号と揮発性メモリに記憶された再起動設定時間を参照して再起動を実行する第1の工程と、
再起動後に、前記揮発性メモリに保存されたバックアップリストと前記揮発性メモリのタイムスタンプとを照合する第2の工程と、
前記タイムスタンプ中に不足がある場合に、不揮発性メモリに保存してあるバックアップファイルから復旧する第3の工程と、
前記タイムスタンプと比較して前記バックアップリスト中に更新がある場合に、前記不揮発性メモリにバックアップを実行する第4の工程と、
前記バックアップの内容を前記揮発性メモリに前記バックアップリストとして上書き保存する第5の工程とを有することを特徴とする監視コントローラ再起動方法。
【請求項4】
前記バックアップは、前記揮発性メモリに保存されたオペレーティングシステム、プログラム、設定ファイルについてその更新分を前記不揮発性メモリに追加して保存することを特徴とする請求項2または3に記載の監視コントローラ再起動方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2009−3967(P2009−3967A)
【公開日】平成21年1月8日(2009.1.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−245949(P2008−245949)
【出願日】平成20年9月25日(2008.9.25)
【分割の表示】特願2006−86221(P2006−86221)の分割
【原出願日】平成18年3月27日(2006.3.27)
【出願人】(000001889)三洋電機株式会社 (18,308)
【Fターム(参考)】