説明

眼科疾患を治療する方法

【課題】加齢性黄斑変性症などの眼科疾患の治療及び予防だけでなく、緑内障、糖尿病性網膜症、脈絡膜新生血管膜、ブドウ膜炎、近視性変性、眼腫瘍、ルベオーシス眼新血管新生、ドライアイなどの眼病変の治療法を提供。
【解決手段】有効量の阻害薬β−アミロイド(Aβ)ペプチドを対象に投与することを含む方法の開示。一実施形態において、阻害薬は、抗体、アンチセンス分子、siRNA分子、リポザイム、又は小分子化合物である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
眼科疾患に罹患している対象を治療する方法であって、有効量のβ−アミロイド(Aβ)ペプチドの阻害薬を対象に投与することを含む方法。
【請求項2】
抗体が、Aβ1〜36、Aβ1〜37、Aβ1〜38、Aβ1〜39、Aβ1〜40、Aβ1〜42、およびAβ1〜43からなる群から選択されるAβペプチドと特異的に結合する請求項1に記載の方法。
【請求項3】
抗体が、Aβ1〜40上のエピトープと特異的に結合する請求項2に記載の方法。
【請求項4】
抗体が、Aβ1〜42上のエピトープとも特異的に結合する請求項3に記載の方法。
【請求項5】
疾患が、加齢性黄斑変性症である請求項1に記載の方法。
【請求項6】
抗体が、約100nM以下のKでAβペプチドと結合する請求項2に記載の方法。
【請求項7】
抗体が、約100nM以下のKでAβ1〜40ペプチドと結合する請求項3に記載の方法。
【請求項8】
抗体が、約100nM以下のKでAβ1〜42ペプチドとも結合する請求項8に記載の方法。
【請求項9】
抗体が、AβペプチドのC末端と結合する請求項2に記載の方法。
【請求項10】
抗体が、アミノ酸25〜34および40が含まれるAβ1〜40上のエピトープと結合する請求項2に記載の方法。
【請求項11】
抗体が、そのAβ1〜42およびAβ1〜43との結合よりも高い親和性でAβ1〜40と結合し、抗体が、抗体2294ではない請求項2に記載の方法。
【請求項12】
抗体のFc領域が、N−グリコシル化されていないか、または天然Fc領域に関して変更されているN−グリコシル化パターンを有する請求項2に記載の方法。
【請求項13】
抗体が、配列番号26に示す抗体6G重鎖可変領域由来の3個のCDRを含む重鎖可変領域および配列番号27に示す抗体6G軽鎖可変領域由来の3個のCDRを含む軽鎖可変領域を含む請求項2に記載の抗体。
【請求項14】
抗体が、配列番号26に示すアミノ酸配列を含む重鎖可変領域および配列番号27に示すアミノ酸配列を含む軽鎖可変領域を含む請求項2に記載の抗体。
【請求項15】
加齢性黄斑変性症に罹患している対象を治療する方法であって、有効量を対象に投与することを含み、抗体が、Aβ1〜40およびAβ1〜42上のエピトープと特異的に結合する方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【公開番号】特開2009−62358(P2009−62358A)
【公開日】平成21年3月26日(2009.3.26)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2008−59313(P2008−59313)
【出願日】平成20年3月10日(2008.3.10)
【出願人】(505129415)ライナット ニューロサイエンス コーポレイション (33)
【Fターム(参考)】