説明

神経障害および神経病の治療に有用な受容体作動性カルシウムチャネル上の新規部位で活性な化合物

【課題】発作、頭部外傷、脊髄損傷、癲癇、不安などの神経病または神経障害、アルツハイマー病、ハンチントン病、またはパーキンソン病などの神経変性病の治療的処置に有用な、または、筋肉弛緩薬、鎮痛薬、または一般的な麻酔薬への補助剤として有用な化合物の提供。
【解決手段】以下の構造を有する化合物及びその誘導体。


該化合物は、例えば、1,1−ジ(m−フルオロフェニル)−2−メチルプロピルアミン、又はその薬学的に許容しうる塩である。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
以下の構造:
【化1】

[式中,
各Xは,独立して,1またはそれ以上のH,Br,Cl,F,低級アルキルおよび/またはOCH3であってよく,およびR1は,独立して,H,低級アルキル,OH,O−アルキルまたはO−アシルであってよく,および各R2は,独立して,Hまたは低級アルキルであってよい;
ただし,3,3−ジフェニルプロピルアミン,3−(3−メチルフェニル)−3−フェニルプロピルアミン,N−tert−ブチル−1−メチル−3,3−ジフェニルプロピルアミン,N−メチル−3,3−ジフェニルプロピルアミン,N−イソプロピル−3,3−ジフェニルプロピルアミン,およびN−(3−メチル−2−ブチル)−3,3−ジフェニルプロピルアミンは除かれる]
または
【化2】

[式中,
各Xは,独立して,1またはそれ以上のH,Br,Cl,F,低級アルキルおよび/またはOCH3であってよく,および各R1は,独立して,H,低級アルキル,OH,O−アルキルまたはO−アシルであってよく,および各R2は,独立して,Hまたは低級アルキルであってよい]
または
【化3】

[式中,n=1−6であり,および各Xは,独立して,1またはそれ以上のH,Br,Cl,F,低級アルキル,および/またはOCH3であってよく,およびR1は,H,低級アルキル,OH,O−アルキル,またはO−アシルであってよく,およびR2は、Hまたは低級アルキルであってよい]
または
【化4】

[式中,
n=1−6であり,および各Xは,独立して,1またはそれ以上のH,Br,Cl,F,低級アルキル,および/またはOCH3であってよく,およびR1は,H,低級アルキル,OH,O−アルキル,またはO−アシルであってよく,および各R2は,独立して,Hまたは低級アルキルであってよい]
を有する化合物であって,ただし,化合物20(3,3−ビス(3−フルオロフェニル)プロピルアミン)は除かれる化合物,またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項2】
【化5】

【化6】

【化7】

である,請求項1記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項3】
請求項1または2記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩を,任意に薬学的に許容しうる担体との組み合わせで含む医薬組成物。
【請求項4】
以下の構造:
【化8】

[式中,
各Xは,独立して,1またはそれ以上のH,Br,Cl,F,低級アルキルおよび/またはOCH3であってよく,およびR1は,独立して,H,低級アルキル,OH,O−アルキルまたはO−アシルであってよく,および各R2は,独立して,Hまたは低級アルキルであってよい]
または
【化9】

[式中,
各Xは,独立して,1またはそれ以上のH,Br,Cl,F,低級アルキルおよび/またはOCH3であってよく,および各R1は,独立して,H,低級アルキル,OH,O−アルキルまたはO−アシルであってよく,および各R2は,独立して,Hまたは低級アルキルであってよい]
または
【化10】

[式中,
n=1−6,および各Xは,独立して,1またはそれ以上のH,Br,Cl,F,低級アルキル,および/またはOCH3であってよく,およびR1は,H,低級アルキル,OH,O−アルキル,またはO−アシルであってよく,およびR2は,Hまたは低級アルキルであってよい]
または
【化11】

[式中,
n=1−6,および各Xは,独立して,1またはそれ以上のH,Br,Cl,F,低級アルキル,および/またはOCH3であってよく,およびR1は,H,低級アルキル,OH,O−アルキル,またはO−アシルであってよく,および各R2は,独立して,Hまたは低級アルキルであってよい]
を有する化合物であって,ただしテロジリン(N−tert−ブチル−1−メチル−3,3−ジフェニルプロピルアミン)ではない化合物,またはその薬学的に許容しうる塩を含む,NMDAレセプターに対して活性な医薬組成物。
【請求項5】
化合物が,
【化12】

【化13】

【化14】

【化15】

であるかまたはその薬学的に許容しうる塩である,請求項4記載の医薬組成物。
【請求項6】
医薬組成物が神経性疾患または疾病の治療用である,請求項4または5記載の医薬組成物。
【請求項7】
神経性疾患または疾病が,総体虚血または巣状虚血または出血性発作,頭部障害,脊髄損傷,低酸素誘導性神経細胞傷害,てんかん,不安または神経変性性疾患である,請求項6記載の医薬組成物。
【請求項8】
神経変性性疾患がアルツハイマー病,ハンチントン病またはパーキンソン病である,請求項7記載の医薬組成物。

【公開番号】特開2007−314556(P2007−314556A)
【公開日】平成19年12月6日(2007.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−188835(P2007−188835)
【出願日】平成19年7月19日(2007.7.19)
【分割の表示】特願2003−158350(P2003−158350)の分割
【原出願日】平成6年10月26日(1994.10.26)
【出願人】(596099583)エヌピーエス・ファーマシウティカルズ・インコーポレイテッド (9)
【氏名又は名称原語表記】NPS Pharmaceuticals, Inc.
【住所又は居所原語表記】420 Chipeta Way,Salt Lake City,Utah 84108,United States of America
【Fターム(参考)】