説明

種籾選別装置

【課題】 塩水選や揺動比重選別手段によることなく健全な種籾を得るとともに種籾とはならなくても他に利用が可能な不完全籾の有効利用を図ることができる種籾選別装置を提供する。
【解決手段】 種籾選別装置1は、種籾を投入して脱芒処理を施す脱芒部2と、脱芒した種籾を規定網目の選別網面8に摺接させて選別する選別部3とで構成される。脱芒部2および選別部3を内蔵する機体13の外装面26には、選別部3および脱芒部2の長手方向に沿った被選別排出物の排出口27と排出口27に対応する排出樋28を設ける。排出樋28をその長手方向に2分して一方を不完全籾の排出口29、かつ他方を芒の排出口30とする。排出樋28の一側上方位置には、排出樋28の上部をその長手方向に向けて送風する送風機31を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、種籾用として収穫し乾燥した種籾から不完全籾を排除して健全な種籾を得るための種籾選別装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
種籾用として収穫し乾燥した種籾には、健全な種籾とともに不完全籾がかなりの比率で混ざっているので、健全な種籾を得るには不完全籾を選別して除去する必要がある。
【0003】
従来、最も信頼性の高い種籾の選別手段として、一定濃度(比重:約1.13)の塩水に種籾を浸して掻き混ぜ、浮き上がった籾粒を除去する塩水選が普及している(特開平8−187464号公報、特開平8−187465号公報または特開平8−192109号公報のいずれも段落「0002」参照)。
【0004】
種籾の塩水選は不完全籾を確実に排除できるところから、健全な種籾を得るうえでの選別面からみれば優れた選別手段といえるものである。しかしながら高濃度の塩水を用いなければならないので、近年はその廃水による環境汚染や環境破壊が問題視されているだけでなく、塩水に浸した種籾を水洗して乾燥しなければならないなど、作業面からみても多くの問題点が指摘されていた。
【0005】
このように、広く行われている種籾の塩水選は、選別機能面で優れているとしてもその反面で多くの欠点もあるところから、前掲の特開平8−187464号公報、特開平8−187465号公報または特開平8−192109号公報においては、種籾の揺動による比重選別手段をそれぞれ紹介している。
【0006】
ところで、種籾の温湯浸漬法による消毒は、消毒のために農薬を全く使用しないので、環境への負担軽減が図られ、食の安全性の面からもすぐれた方法であるが、種籾の温湯浸漬法による消毒を確実かつ効果的に施すには、種籾の芒(ノゲ)を除去したうえ完全な種籾を選別し、それを温湯浸漬することが肝要である(特開2003−23815公報参照)。
【0007】
このための種籾選別方法および装置としては、特開2005−238203公報に掲載されている。なお、種籾の脱芒手段については、特開平5−23601号公報、実願平3−65524号(実開平5−9641号)のCD−ROM、特開昭63−208号公報、特開昭57−122703号公報または特開平8−19305号公報に、また、刺激性辛味成分を有する植物性香辛材を含有する酢酸水溶液に、浸種後のイネ種子を催芽させながら浸漬するイネ種子の消毒方法は、特開2004−82147公報に、それぞれ開示されている。
【特許文献1】特開平8−187464号公報
【特許文献2】特開平8−187465号公報
【特許文献3】特開平8−192109号公報
【特許文献4】特開2003−23815公報
【特許文献5】特開2005−238203公報
【特許文献6】特開平5−23601号公報
【特許文献7】実願平3−65524号(実開平5−9641号)のCD−ROM
【特許文献8】特開昭63−208号公報
【特許文献9】特開昭57−122703号公報
【特許文献10】特開平8−19305号公報
【特許文献11】特開2004−82147公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前掲の特開平8−187464号公報、特開平8−187465号公報または特開平8−192109号公報において紹介している種籾の揺動による比重選別手段は、揺動により比重の小さい籾粒を比重の大きい籾粒の上層に浮上させ、下層の籾粒を健全な種籾として分離する選別作用によるところから、下層に沈む籾粒と上層に浮上する籾粒との分離性が不完全であって、塩水選に匹敵するような信頼性の高い種籾の選別は到底できないものであった。
【0009】
そこで本発明は、果実が充実していて外形状の整っている籾粒が、発芽能、生育能、耐細菌性および耐黴性に特にすぐれるとの新たな知見に基づき、種籾に脱芒処理を施した後、脱芒した種籾を規定網目の選別網面に摺接させて網目を透過する籾粒を排除することにより、選別網面の網目を透過せずに残った籾粒を健全な種籾として選び出すことができ、塩水選や揺動比重選別手段によることなく健全な種籾を得ることができるとともに、被選別排出物の排出樋の上部をその長手方向に向けて送風する送風機を備えることにより、選別部から排出される不完全籾とそれに混在する芒とを被選別排出物の排出樋で分離して、種籾とはならなくても他に利用が可能な不完全籾の有効利用を図ることができる種籾選別装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するための本発明の請求項1に係る種籾選別装置は、種籾を投入して脱芒処理を施す脱芒部と、脱芒した種籾を規定網目の選別網面に摺接させて選別する選別部とで構成された種籾選別装置であって、筒体内に撹拌回転体を備えた脱芒部と、規定網目の選別網面を有する選別筒体内にその内面に接して回転する可撓性板からなる掻き上げ回転体を備えた選別部とを、脱芒部の撹拌回転体と選別部の掻き上げ回転体を同一軸心の回転体とするユニット構成とし、上記脱芒部および選別部を内蔵する機体の外装面には、少なくとも選別部の選別筒体の長手方向に沿った被選別排出物の排出口とこの排出口に対応する排出樋を設けて、排出樋をその長手方向に2分して一方を不完全籾の排出口としかつ他方を芒の排出口とし、前記被選別排出物の排出樋の一側上方位置には、排出樋の上部をその長手方向に向けて送風する送風機を備えてなることを特徴とするものである。
【0011】
また、本発明の請求項2に係る種籾選別装置は、請求項1の構成において、送風機は、外装面に磁気により吸着させるものであって、必要に応じて送風角度の調整および着脱が可能であることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る種籾選別装置によれば、塩水選や揺動比重選別手段によることなく健全な種籾を得ることができるとともに、種籾とはならなくても他に利用が可能な不完全籾の有効利用を図ることができる効果が得られるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1は本発明による種籾選別装置の要部の斜視図、図2は同上全体の斜視図、図3は同上一部の分解斜視図、図4は同上平断面図である。
【0014】
本発明に係る種籾選別装置1は、種籾を投入して脱芒処理を施す脱芒部2と、脱芒した種籾を規定網目の選別網面に摺接させて選別する選別部3とで構成されている。脱芒部2は、多角形の筒体4内に、撹拌回転体5を備えており、図示の実施の形態では多角形の筒体4が8角筒体で構成されている。撹拌回転体5は円筒体6(8角筒体などの多角筒体であってもよい)の外周に多数の突起7を設けたものである。選別部3は、規定網目の選別網面8を有する円筒状の選別筒体9内に、その内面に接して回転する可撓性板10からなる掻き上げ回転体11を備えて構成されている。
【0015】
上記脱芒部2の撹拌回転体5と選別部3の掻き上げ回転体11は、1本の回転軸12により一連に構成されていて、脱芒部2と選別部3は、脱芒部2の撹拌回転体5と選別部3の掻き上げ回転体11が、同一軸心の回転体とするユニット構成を成している。そして、上記ユニット構成の脱芒部2と選別部3を、その軸心方向と平行に2基並設して種籾選別装置1を構成している。13は機体であり、各ユニット構成の脱芒部2と選別部3間は仕切板14により区画されている。
【0016】
脱芒部2の筒体4は機体13に嵌め込まれて固定されており、選別部3の選別筒体9は、その一端に一体のフランジ15を有していて、選別筒体9は機体13に挿入してフランジ15により機体13に固定して取り付けられている。1本の回転軸12により一連に構成されている撹拌回転体5と掻き上げ回転体11は、上記フランジ15に軸受16により基端側が軸止されており、1本の回転軸12の先端側を選別筒体9に挿入することにより装着される。各1本の回転軸12の撹拌回転体5側にはプーリ17、17が取り付けられており、これら各1本の回転軸12のプーリ17、17と1基の駆動電動機18の出力プーリ19間には、伝動ベルト20が一連に懸架されている。プーリ17、17は出力プーリ19より大径であって、プーリ17、17とプーリ19の径比による減速ベルト伝動機構を構成している。なお、撹拌回転体5および掻き上げ回転体11の回転数は300〜500r.p.mである。各脱芒部2の始端側には種籾流入口21、21が開口しており、種籾を投入するホッパ22は種籾流入口21、21に接続されている。
【0017】
脱芒部2の筒体4と選別部3の選別筒体9は、軸方向に連なるように配置されており、その仕切板14の下部は連通口23により連通していて、連通口23には開度および開閉自在の手動によるシャッタ24を備えている。
【0018】
選別部3の掻き上げ回転体11は、1本の回転軸12の選別筒体9に対応する部分に2枚の可撓性板10、10を装着して構成されているが、可撓性板10はウレタンゴム板であって回転により選別筒体9の内面に摺接するものである。可撓性板10は摩耗するので交換自在である。
【0019】
選別部3の選別筒体9の終端側下部には選別された健全な種籾の送出樋25、25を設けてある。また、脱芒部2および選別部3を内蔵する機体13の外装面26には、選別部3の選別筒体9および脱芒部2の筒体4の長手方向に沿った長さの被選別排出物の排出口27を設けるとともに、この排出口27に対応して排出樋28を設けあり、この排出樋28はその長手方向に2分して一方を不完全籾の排出口29としかつ他方を芒の排出口30としている。
【0020】
外装面26の被選別排出物の排出樋28の一側上方位置には、排出樋28の上部でその長手方向に向けて送風する送風機31を備えてある。この送風機31は外装面26に磁気により吸着させるものであって、必要に応じて送風角度の調整および着脱が可能である(図2は送風機31を取り外した態様を示している)。不完全籾の排出口29、芒の排出口30の下にはそれぞれ収納袋32、33をセットするようになっている。
【0021】
健全な種籾の送出樋25、25には集合ホッパ34を設けてあり、35はその流下口であってシャッタ36を備えている。健全な種籾の流下口35の下には重量計37と袋開口保持器38が配置されており、39は収納袋である。40は制御盤である。
【0022】
選別部3における選別筒体9の選別網面8は、周方向に細長の網目をなしており、その網目の目幅は2.0〜2.5mmの範囲内で選定するが、2.1mmまたは2.2mmが好適である。
【0023】
本発明に係る種籾選別装置1により種籾の選別をするには、ホッパ22に種籾を投入するが、ホッパ22に投入された種籾は脱芒部2の撹拌回転体5による撹拌に伴う筒体4との間の衝撃や摩擦作用によって脱芒され、脱芒された種籾は連通口25から選別部3の選別筒体9内に移動する。そして、選別部3の選別筒体9内に移動した種籾は、掻き上げ回転体11により選別筒体9の内面に摺接されるとともに投擲作用も加わるので、種籾に混在している不完全籾粒と塵埃は選別筒体9の選別網面8を透過して排除され、選別網面8を透過せずに残った籾粒が健全な種籾として送出樋25、25から集合ホッパ34を経て種籾の流下口35から収納袋39に収納される。
【0024】
このように、本発明に係る種籾選別装置1によれば、選別部3の選別筒体9の選別網面8から透過しない籾粒を健全な種籾とするので、選別網面8の目幅を大きく設定するほど信頼性の高い健全な種籾を選別することができるが、その反面不完全籾として排除される比率が高くなる。しかしながら、排除される籾粒も塩水選のように籾粒を濡らさないので、そのまま食用などの消費用として無駄なく利用することができる。そして、この場合にあっては、選別網面8の網目の目幅は2.5mmを超えてさらに大きく選定してもよい。
【0025】
本発明に係る種籾選別装置1によれば、被選別排出物の排出口27に対応する排出樋28の一側上方位置に、排出樋28の上部でその長手方向に向けて送風する送風機31を備えてあるので、排出口27から排出樋28に流下する不完全籾とそれに混在する芒は送風機31から送風される風圧によって分離され、不完全籾aは送風機31側の不完全籾の排出口29から収納袋32に、芒bなどは送風機31から遠い芒の排出口30から収納袋33にそれぞれ収納される。このため、収集される不完全籾には芒などの混入が少なくなり、選別された不完全籾の食用などの利用に好都合である。
【0026】
本発明に係る種籾選別装置1により選別された健全な種籾は、網袋に余裕を十分もたせて詰め、温湯浸漬装置により58〜62℃の真水の温湯に8〜12分間程度浸漬して温湯消毒処理をする。温湯消毒処理の温湯温度および浸漬時間は、種々の条件により最適値が異なるが60℃、10分間が、種籾の発芽能を損なわずしかも高い消毒効果を得るうえで好適である。温湯消毒処理をした種籾は、浸種装置により浸種処理をする。浸種処理後の種籾は、催芽機により催芽処理をする。この催芽処理は、種籾を30〜32℃の温湯に12〜24時間程度浸漬して行うが、催芽処理の温湯に食酢を添加することにより、種籾の催芽処理中に種籾に潜在している細菌および糸状菌を、温湯消毒処理後に第二次的に死滅ないしは不活化させることができる。催芽処理の温湯に酸度4〜5%のうち酢酸含有量が90〜80%の食酢(醸造酢または合成酢)を添加するが、催芽処理の温湯の食酢濃度は下限が2.5%、上限が5.0%が適当である。なお、食酢を添加した場合催芽時の温度が高いほど(30℃以上)食酢の抗菌性が高まるので、種籾の発芽傷害や食酢の使用量を勘案して、催芽処理を温度が32℃で、かつ温湯に対する食酢の割合が2.5%の温湯で24時間行うのが好適である。そして、この条件下で催芽処理を行った場合、特に褐条病菌および細菌性病害に対して十分かつ確実な防除効果を得ることができる。
【0027】
本発明に係る種籾選別装置1により選別された健全な種籾は、温湯消毒処理を経たうえ上述のように食酢を添加した温水で催芽処理するのが褐条病および細菌性病害の防除にたいへん効果的であるが、催芽処理後の種籾は通常冷水に浸漬して芽止めを施すので、この冷水に炭酸水素ナトリウム(NaHCO:重曹)を2.0%の割合で添加すれば、もみ枯れ細菌病、苗立枯細菌病に対する防除効果がさらに向上するうえ、種籾を均等に芽止めする芽止め効果も得られる。なお、2%の炭酸水素ナトリウム液に浸漬した種籾は真水で洗浄してもよいが、これをそのままにして種籾の表面に炭酸水素ナトリウムの成分を残留させておけば、種籾の保管中や播種直後の病害の再感染を防止する効果を期待することができる。炭酸水素ナトリウムの添加は、催芽処理の最終段階で催芽処理の温度下で行ってもよいことは勿論である。
【0028】
以上のように、本発明に係る種籾選別装置1により選別された健全な種籾については、温湯消毒処理、食酢を添加した温湯による催芽処理および炭酸水素ナトリウム液の浸漬処理の順に施すことが細菌性および糸状菌性病害防除に卓越した効果を奏するが、前述のように、温湯消毒処理の対象となる細菌および糸状菌は、主として苗立枯細菌病菌、もみ枯細菌病菌、ばか苗病菌、いもち病菌であり、食酢を添加した温湯による催芽処理により主として細菌のうち褐条病菌の消毒に高い効果が得られる。またこの食酢を添加した温湯による催芽処理により苗立枯細菌病菌、もみ枯細菌病菌、ばか苗病菌、いもち病菌などの防除効果も得られ、さらに炭酸水素ナトリウムを添加した冷水等の浸漬処理を加えることにより前記病害防除効果を一層向上させることができる。
【産業上の利用可能性】
【0029】
本発明による種籾選別装置は、種籾に脱芒処理を施し、次いで脱芒した種籾を規定網目の選別網面に摺接させて網目を透過する籾粒を排除し、上記選別網面の網目を透過せずに残った籾粒を健全種籾とするものであるから、必ずしも種籾に限らず食用などの消費用籾の選別にも利用することができる。また、本発明による種籾選別装置は、玄米の粒選別に代わって貯蔵性に優れた籾の選別手段として今後の利用可能性の拡大が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明による種籾選別装置の要部の斜視図である。
【図2】同上全体の斜視図である。
【図3】同上一部の分解斜視図である。
【図4】同上平断面図である。
【符号の説明】
【0031】
1 種籾選別装置
2 脱芒部
3 選別部
4 筒体
5 撹拌回転体
6 円筒体
7 多数の突起
8 選別網面
9 選別筒体
10 可撓性板
11 掻き上げ回転体
12 1本の回転軸
13 機体
14 仕切板
15 フランジ
16 軸受
17 プーリ
18 駆動電動機
19 出力プーリ
20 伝動ベルト
21 種籾流入口
22 ホッパ
23 連通口
24 シャッタ
25 健全な種籾の送出樋
26 外装面
27 被選別排出物の排出口
28 排出樋
29 不完全籾の排出口
30 芒の排出口
31 送風機
32、33 収納袋
34 集合ホッパ
35 流下口
36 シャッタ
37 重量計
38 袋開口保持器
39 収納袋
40 制御盤
a 不完全籾
b 芒

【特許請求の範囲】
【請求項1】
種籾を投入して脱芒処理を施す脱芒部と、脱芒した種籾を規定網目の選別網面に摺接させて選別する選別部とで構成された種籾選別装置であって、
筒体内に撹拌回転体を備えた脱芒部と、規定網目の選別網面を有する選別筒体内にその内面に接して回転する可撓性板からなる掻き上げ回転体を備えた選別部とを、脱芒部の撹拌回転体と選別部の掻き上げ回転体を同一軸心の回転体とするユニット構成とし、
上記脱芒部および選別部を内蔵する機体の外装面には、少なくとも選別部の選別筒体の長手方向に沿った被選別排出物の排出口とこの排出口に対応する排出樋を設けて、排出樋をその長手方向に2分して一方を不完全籾の排出口としかつ他方を芒の排出口とし、
前記被選別排出物の排出樋の一側上方位置には、排出樋の上部をその長手方向に向けて送風する送風機を備えてなることを特徴とする種籾選別装置。
【請求項2】
送風機は、外装面に磁気により吸着させるものであって、必要に応じて送風角度の調整および着脱が可能であることを特徴とする請求項1記載の種籾選別装置。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate


【公開番号】特開2007−222059(P2007−222059A)
【公開日】平成19年9月6日(2007.9.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−46035(P2006−46035)
【出願日】平成18年2月22日(2006.2.22)
【出願人】(000132792)株式会社タイガーカワシマ (48)
【Fターム(参考)】