説明

穀粒品質判定装置

【課題】穀粒品質判定装置における穀粒の品質判定精度を向上させる簡易型の穀粒整列装置を提供することを技術的課題としたものである。
【解決手段】本発明の穀粒品質判定装置6における穀粒整列装置1によると、穀粒整列板3における整列溝3bを設けた面上に被判定用穀粒Gを載せた後に、穀粒整列板3に載置した被判定用穀粒Gを挟み込むように透明材料からなる平面板状の撮像用トレイ2を重合し、次いで、重合した前記穀粒整列板3及び撮像用トレイ2を反転して撮像用トレイ2を下側にして前記振動装置4の載置台4aに載置し、該振動装置4によって振動作用を与え、この後に、前記撮像用トレイ2上に重合した穀粒整列板3を取り除く。これにより、前記撮像用トレイ2の上面に被判定用穀粒Gの整列準備が整う。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像用トレイの上に整列状態に並べた穀粒を撮像手段によって撮像し、その撮像データに基づいて穀粒の品質を判定する穀粒の品質判定装置に関し、前記撮像用トレイ上に穀粒を整列状態に並べる穀粒の品質判定用整列装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種の穀粒品質判定装置としては、例えば特許文献1に、撮像手段によって穀粒を撮像して品質を判定するものが開示されている。この穀粒品質判定装置は、前記穀粒の撮像手段としてのスキャナーと、該スキャナーが撮像した穀粒の撮像データに基づいて穀粒の品質判定をする品質判定手段(例えば、パソコンなど。)とから構成される。前記スキャナーは撮像台及び撮像台カバーを備えて、前記撮像台上に、穀粒(玄米)整列保持用穴を複数設けて該各穀粒整列保持用穴に穀粒を入れた撮像用トレイを載置して撮像台カバーを閉め、撮像台に内蔵した撮像部によって前記穀粒を撮像する。この穀粒の撮像データは前記品質判定手段に送られ、該品質判定手段により、前記撮像データに基づいて穀粒の品質が判定されるというものである。
【0003】
一方、特許文献2は、上記撮像用トレイに設けた各穀粒整列保持用穴に穀粒を供給する穀粒整列装置が開示されている。該穀粒整列装置は、振動装置と、該振動装置上に前記撮像用トレイを載置するトレイ載置台とから構成される。前記撮像用トレイの各穀粒整列保持用穴に穀粒を供給する際には、前記トレイ載置台上に撮像用トレイを載置するとともに、該撮像用トレイ上に多数の穀粒をランダムに載せ、この後、振動装置によって前記撮像用トレイに水平方向の振動が与えられることにより、各穀粒整列保持用穴に穀粒が一粒ずつ入れられる。また、前記振動装置は、前記トレイ載置台をシーソーのように傾斜動させるように構成されており、該傾斜動によって前記穴の多くに穀粒が供給できるようになっている。
【特許文献1】特開2002−162356号公報
【特許文献2】特開2002−162357号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記穀粒品質判定装置及び穀粒整列装置には以下の問題点があった。すなわち、撮像用トレイに設けた穀粒整列保持用穴による撮像時の影の問題である。前記穀粒品質判定装置は、前述のように、穀粒整列装置の振動作用等によって撮像用トレイの各穀粒整列保持用穴に入れた穀粒を、該穀粒の下方から光を照射してその反射光を受光して撮像するものであるため、穀粒から反射される光には前記穀粒整列保持用穴の内側壁面による影が含まれる。このため、穀粒の撮像データに前記穀粒整列保持用穴の影の受光データが含まれるため、穀粒の品質判定の正確性に懸念が生じる。
そこで、本発明は上記問題点にかんがみ、穀粒品質判定装置における穀粒の品質判定精度を向上させる簡易型の穀粒整列装置を提供することを技術的課題としたものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、請求項1により、
被判定用穀粒を上面に並べた撮像用トレイを載置する撮像台と、
該撮像台の下方に配設して前記撮像用トレイ上の穀粒に光を照射しその反射光を受光する撮像手段と、
該撮像手段が取得した撮像データに基づいて穀粒の品質を判定する品質判定手段とを備えた穀粒品質判定装置において、
穀粒を入れて整列させる整列溝を一方の面に複数備えた板状の穀粒整列板と、該穀粒整列板の整列溝を設けた面に対して重合する透明材料からなる平面板状の撮像用トレイと、これら両者間に被判定用穀粒を挟み込んで重合した穀粒整列板及び撮像用トレイを該撮像用トレイを下側にして載置して振動作用を与える振動装置とを有してなる穀粒整列装置を備える、という技術的手段を講じた。
【0006】
前記穀粒整列板における整列溝は線状溝としてなる構成とすることにより、被判定用穀粒の粒長や大きさが異なった場合でも穀粒を同様に整列させることができる。
【0007】
前記振動装置は、前記線状溝の長手方向に沿って振動作用を与えるものとすることにより、穀間の形成がより確実になる。
前記穀粒整列板及び撮像用トレイには取っ手を設けたものとすることにより、作業性が向上する。
【発明の効果】
【0008】
本発明の穀粒品質判定装置における穀粒整列装置によると、穀粒整列板の整列溝を設けた面上に被判定用穀粒を載せた後に、穀粒整列板に載置した被判定用穀粒を挟み込むように、透明材料からなる平面板状の撮像用トレイを重合し、次いで、重合した前記穀粒整列板及び撮像用トレイを反転して前記振動装置の載置台に載置して該振動装置によって前記穀粒整列板及び撮像用トレイに対して振動作用を与え、この後に、前記撮像用トレイ上に重合した穀粒整列板を取り除くことによって、上面に被判定用穀粒を互いに間隔を空けて整列した状態で並べた前記撮像用トレイを準備することができる。これにより、穀粒は透明材料からなる平面板状の撮像用トレイ上に整列されて撮像されるので、従来のような撮像用トレイに形成した穀粒整列保持用穴による撮像影の問題が生じることがなく、正確な穀粒の撮像データが取得でき、穀粒の品質判定精度が向上する。
【0009】
また、本発明の穀粒整列装置は、前記穀粒整列板に設けた整列溝を、線状溝とすることにより、被判定用穀粒が短粒種や長粒種等であっても粒間を空けて整列させることができる。被判定用穀粒に砕粒が混入していても、粒間を空けて整列させることができる。このため、穀粒を一粒単位で正確に撮像できる。
【0010】
さらに、本発明の穀粒整列装置は簡易型の構成であるため製造コストが安価なものであり、穀粒の整列作業が簡単で素人の作業者でも十分に行えるものである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、図面を参照しながら、本発明の穀粒品質判定装置における穀粒整列装置の実施の形態を説明する。被判定用穀粒としては、玄米を例にして説明する。
【0012】
穀粒整列装置1:
図1に、前記穀粒整列装置1を示す。該穀粒整列装置1は、玄米(被判定用穀粒)を載せる板状の撮像用トレイ2と、該撮像用トレイ2と重合する板状の穀粒整列板3と、玄米を両者間に挟み込んで重合した前記撮像用トレイ2及び穀粒整列板3を載置してこれに振動作用を与える振動装置4とから構成される。
【0013】
前記撮像用トレイ2:
図2に、前記撮像用トレイ2を示す。図2の(a)は撮像用トレイ2の表側を示す斜視図であり、また、同(b)は撮像用トレイ2の裏側を示す斜視図である。前記撮像用トレイ2は、アクリル樹脂などの透明材料によって形成された、矩形でかつ平面板状の透明穀粒載置部2aを有する(図2の(a))。該穀粒載置部2aは、三方の縁部に堰部2b,2c,2dを配設するとともに、残る一方の縁部2eは開放状態にしてある。前記堰部2dには取っ手2eを設けて、持ち運びが容易にしてある。また、前記堰部2b,2cには、それぞれ前記穀粒整列板3と重合する際の嵌合溝2g,2hが形成してある。
【0014】
前記穀粒整列板3:
図3に、前記穀粒整列板3を示す。図3の(a)は穀粒整列板3の表側を示す斜視図であり、また、同(b)は穀粒整列板3の裏側を示す斜視図である。前記穀粒整列板3は、前記撮像用トレイ2と略同じ面積からなる矩形でかつ板状の穀粒整列部3aからなり、前記透明穀粒載置部2aの上に重合できるように形成してある。前記穀粒整列部3aは、表側の面に、前記玄米を整列する整列溝3bを構成する(図3(a))。該整列溝3bは、図3(a)に示すような、連続した線状溝を複数列に並設して構成することができる。この線状溝3bは、溝の幅と深さを、玄米の幅と厚みの各長さに対応して構成する。この線状溝3bは、その一端側に堰部3cを構成する。また、前記整列溝3bは上記の実施例以外に、例えば、一粒の玄米が一粒入る大きさの楕円状の溝を任意の間隔をおいて整列して構成することもできる。一方、前記穀粒整列部3aの裏側には、前記堰部3cの位置にU字状の取っ手3dを設けて作業が行い易いようにしてある。なお、前記穀粒整列部3aにおける整列溝3bの両縁部には、前記透明穀粒載置部2aにおける嵌合溝2g,2hと嵌合する嵌合溝3d,3eを構成する。
【0015】
振動装置4:
図4に、前記振動装置4を示す。該振動装置4は、機枠板で覆った箱型をなし、上面には、前記穀粒整列板3を重合した撮像用トレイ2を載置可能な載置台4aを構成する。該載置台4aの長手方向における両側縁部には、重合した前記穀粒整列板3及び撮像用トレイ2が振動作用によってズレ落ちないようにするための脱落防止板4b,4cがそれぞれ設けてある。前記載置台4aは載置板4dによって構成され、該載置板4dはこの四つ角において本体部4eにねじ4f・・・によって固定してある。また、前記載置板4dを取り除いた本体部4eの内部には、振動部材(図示せず)を構成する。該振動部材は公知のものでよく、例えば、市販の小型振動モータで、振動モータ定格(回転数)が5,000rpm〜10,000rpmの範囲のものを適宜使用することができる。前記振動装置4はこのような小型振動モータを用いて、前記載置台4aを、本体部4eの長手方向(図4の矢印Y方向)に微振動するようにしてある。なお、前記本体部4eの側面には、前記振動モータのオン・オフスイッチ4gを設けるとよい。
【0016】
穀粒品質判定装置6:
図5の(a)に、前記穀粒品質判定装置6を示す。前記穀粒品質判定装置6は、玄米を撮像する撮像手段7と、該撮像手段7に対してケーブル5によって電気的に接続した穀粒の品質判定手段8とから構成する。前記撮像手段7としては市販のスキャナーを用い、また、品質判定手段8としては、任意の穀粒品位判定プログラムを内蔵したパソコンとする。図5の(b)は、前記穀粒品質判定装置6の使用状態を示している。
【0017】
図6に、前記撮像手段7の概略の縦側断面図を示す。前記撮像手段7は、撮像本体部7aと、該撮像本体部7aの上面に設けた透明板からなる撮像台7bと、該撮像台7b上を開閉する撮像台カバー7cとを備える。前記撮像本体部7aには光学部7dを内蔵し、該光学部7dは、前記撮像台7b上にセットした被品質判定用の玄米(撮像用トレイ2)に撮像用の光を照射する白色蛍光灯などからなる光源7eと、各玄米からの反射光を受光するカラーCCDラインセンサー等からなる受光部7fとから構成されるとともに、駆動機構によって前記撮像台7bの一端から他端に移動しながら走査できるようになっている。該光学部7dの撮像データは前記品質判定手段8(パソコン)に送るようにしてある。なお、撮像台カバー7cの内側(撮像台7b側)には反射板7gが装着してある。
【0018】
次に、本発明の穀粒整列装置1の特徴的作用(整列作業)を説明する。
図7に、穀粒整列装置1による玄米整列作業フロー(ステップ1〜6)を示す。
【0019】
ステップ1:
まず、前記穀粒整列板3の表側(整列溝3bがある側)の上部中央に、任意数量の玄米G(被判定用穀粒)を供給する。
【0020】
ステップ2,3:
次に、ステップ1で準備した前記穀粒整列板3上(玄米Gを上)に、裏側にした前記撮像用トレイ2を前記互いの嵌合溝3d,3e,2g,2hを嵌合させて重合する。これにより、前記全任意数量の玄米は前記穀粒整列板3の整列溝3b・・・内に入り、前記穀粒整列板3と撮像用トレイ2の両者間に挟まれる。
【0021】
ステップ4:
次に、ステップ2,3で準備した前記穀粒整列板3と撮像用トレイ2の重合体を表裏反転して、上側に前記穀粒整列板3が位置して下側に前記撮像用トレイ2が位置するようにする。
【0022】
ステップ5:
次に、ステップ4で準備した前記穀粒整列板3(上側)と撮像用トレイ2(下側)の重合体を前記振動装置4の載置台4a上に載置し、前記オン・オフスイッチ4gを押して前記振動装置4(小型振動モータ)を作動させる。前記前記穀粒整列板3と撮像用トレイ2の重合体は、該振動装置4(小型振動モータ)による前記整列溝3bの長手方向(矢印Y方向)への微振動作用を受ける。この微振動作用を受けることにより、前記整列溝3b内の各玄米は、前記撮像用トレイ2の透明穀粒載置部2a上で、該整列溝3bにガイドされてその長手方向に沿って互いに粒間を空けながら移動し整列する。また、微振動作用を受けている際に、前記整列溝3bにおける開放側からは、該整列溝3bに対して余分な玄米が排出され、粒間が狭くなることがない。なお、前記振動装置4によって振動を与える時間は、振動によって形成された粒間の程度等を考慮して適宜決定するとよい。
【0023】
ステップ6:
次に、ステップ5で振動作用を与え終わった前記穀粒整列板3(上側)と撮像用トレイ2(下側)の重合体から、前記穀粒整列板3(上側)をゆっくりと上方に上げて取り外すと、前記撮像用トレイ2の透明穀粒載置部2a上には、互いに間隔を空けて整列して並んだ玄米が現れる。これにより、前記穀粒品質判定装置6における撮像手段7の撮像台7b上に載置するための穀粒整列準備作業が完了する。
【0024】
前記穀粒品質判定装置6による品質判定:
前記ステップ6により、前記透明穀粒載置部2a上に玄米を整列させた撮像用トレイ2を、前記穀粒品質判定装置6における撮像手段7の撮像台7b上に載置する(図5(b)及び図6参照)。次に、前記受光部7dを駆動開始することにより、前記受光部7dは、前記撮像台7bの一端側から他端側に沿って移動しながら透明穀粒載置部2a上の各玄米を順次走査し、その撮像データを前記品質判定手段(パソコン)8に送る。そして、該品質判定手段8は、送られてきた撮像データを基にして、各玄米の光量や色などを予め前記穀粒品位判定プログラムに内蔵したしきい値と比較し、玄米の品質を判定し、判定結果をパソコン画面に表示する。
【0025】
本発明の特徴的な作用・効果として、前記玄米を撮像する際に、整列した前記玄米は、透明でかつ平面に構成された前記撮像用トレイ2の透明穀粒載置部2a上に載置してあり、従来のように撮像用トレイに米粒整列保持用の穴を設けてないので、穀粒撮像データに前記穴の影による悪影響が生じない。このため、穀粒の撮像データが正確になり、この撮像データに基づく穀物の品質判定精度が向上する。また、本発明の前記穀粒整列装置1は、前述のように、撮像用トレイ2、穀粒整列板3及び振動装置4からなる簡易型の装置であるので製造コストが安価なものであり、また、穀粒の整列作業が簡単で素人の作業者でも十分に行えるものである。しかも、被判定用穀粒が、例えば短粒種の米粒や長粒種の米粒などのように異なる粒長又は大きさのものであっても同様に整列させることができる。
【0026】
なお、前記穀粒品質判定装置6で行う穀粒(玄米)の品質判定については、上記において具体的に示していないが、公知の色々な品質判定項目が適用可能であり、どの項目でも本発明の作用効果を奏する。前記品質判定項目としては、例えば、玄米における胴割れの有無判定や着色粒の有無判定であったり、また、被判定用穀粒を「精白米」とすれば、該精白米の表面に残留している糠(ぬか)の量を判定することも可能であり、適宜、前記穀粒品位判定プログラムを作成して適用するとよい。
【図面の簡単な説明】
【0027】
【図1】本発明の穀粒整列装置を示した斜視図
【図2】撮像用トレイの表側(a)と裏側(b)を示した斜視図
【図3】穀粒整列板の表側(a)と裏側(b)を示した斜視図
【図4】振動装置を示した斜視図
【図5】穀粒品質判定装置を示した斜視図
【図6】撮像手段の概略縦側断面図
【図7】穀粒整列装置による穀粒の整列作業フロー
【符号の説明】
【0028】
1 穀粒整列装置
2 撮像用トレイ
2a 透明穀粒載置部
2b 堰部
2c 堰部
2d 堰部
2e 縁部
2f 取っ手
2g 嵌合溝
2h 嵌合溝
3 穀粒整列板
3a 穀粒整列部
3b 整列溝(線状溝)
3c 堰部
3d 嵌合溝
3e 嵌合溝
3d 取っ手
4 振動装置
4a 載置台
4b 脱落防止板
4c 脱落防止板
4d 載置板
4e 本体部
4f ネジ
4g オン・オフスイッチ
5 ケーブル
6 穀粒品質判定装置
7 撮像手段(スキャナー)
7a 撮像本体部
7b 撮像台
7c 撮像台カバー
7d 光学部
7e 光源
7f 受光部(カラーCCDラインセンサー)
7g 反射板
8 品質判定手段(パソコン)
G 玄米(被判定用穀粒)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
被判定用穀粒を上面に並べた撮像用トレイを載置する撮像台と、
該撮像台の下方に配設して前記撮像用トレイ上の穀粒に光を照射しその反射光を受光する撮像手段と、
該撮像手段が取得した撮像データに基づいて穀粒の品質を判定する品質判定手段とを備えた穀粒品質判定装置において、
穀粒を入れて整列させる整列溝を一方の面に複数備えた板状の穀粒整列板と、該穀粒整列板の整列溝を設けた面に対して重合する透明材料からなる平面板状の撮像用トレイと、これら両者間に被判定用穀粒を挟み込んで重合した穀粒整列板及び撮像用トレイを該撮像用トレイを下側にして載置して振動作用を与える振動装置とを有してなる穀粒整列装置を備えたことを特徴とする穀粒品質判定装置。
【請求項2】
前記穀粒整列板における整列溝は線状溝としてなる請求項1に記載の穀粒品質判定装置。
【請求項3】
前記振動装置は、前記線状溝の長手方向に沿って振動作用を与えるものである請求項2に記載の穀粒品質判定装置。
【請求項4】
前記穀粒整列板及び撮像用トレイに取っ手を設けたものである請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の穀粒品質判定装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−53131(P2009−53131A)
【公開日】平成21年3月12日(2009.3.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−222102(P2007−222102)
【出願日】平成19年8月29日(2007.8.29)
【出願人】(000001812)株式会社サタケ (223)
【Fターム(参考)】