説明

空調用フィルタの乾燥装置

【課題】空調用フィルタの乾燥装置において、空調用フィルタの乾燥時間を短縮し、空調用フィルタの清掃の作業時間を短くすることができるようにする。
【解決手段】空調用フィルタ12を収容する第一チャンバ14と、これと連通管18を介して連通する第二チャンバ16と、第一及び第二チャンバ14,16を減圧する真空ポンプ22と、第一チャンバ14の内部を加熱し、空調用フィルタ12に含まれる水分の蒸発を促進する加熱手段28と、第二チャンバ16の内部を冷却し、第二チャンバ16内に含まれる水蒸気の凝縮を促進する冷却手段30とを有する。加熱手段28と冷却手段30とが冷媒を介して接続されており、第二チャンバ14から第一チャンバ16に熱が移動する構成になっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、空調用フィルタの乾燥装置、特に真空状態の近くまで減圧し空調用フィルタに含まれる水分を蒸発させて空調用フィルタを乾燥させる乾燥装置に関する。
【背景技術】
【0002】
建物内の空気調和に用いられる空調機やエアコンには、空気中の塵埃などを除去し空気を清浄化する目的で、空調用フィルタが装着されている。空調用フィルタは、塵埃などにより目詰まりする。目詰まりしたときに、人手により水洗浄して塵埃などを除去し空調用フィルタを再利用する場合がある。このような再利用可能な空調用フィルタにおいては、通常、水洗浄した後に天日干しによる乾燥が行われる。
【0003】
下記特許文献1には、液体を濾過するフィルタを収容した濾過装置内を真空ポンプにより減圧して、そのフィルタを乾燥させる乾燥装置が開示されている。この乾燥装置によれば、濾過装置内の減圧により液体の沸点が下がるので、フィルタに含まれる液体が気化しやすくなり短時間でフィルタの乾燥させることができる。
【0004】
【特許文献1】特開2005−218950号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
天日干しにより空調用フィルタを乾燥させる場合、天候により乾燥時間が左右される。通常、夏期より冬期のほうが乾燥時間は長くなる傾向にあり、また晴天より雨天のほうが乾燥時間は長くなる傾向にある。このように、天候により乾燥時間が長くなると、それに伴い空調用フィルタの清掃の作業時間が長くなってしまうという問題があった。
【0006】
本発明の目的は、空調用フィルタの乾燥時間を短縮し、空調用フィルタの清掃の作業時間を短くすることができる空調用フィルタの乾燥装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、空調用フィルタを収容する第一チャンバと、前記第一チャンバと連通管を介して連通する第二チャンバと、前記第一チャンバと前記第二チャンバとを減圧する減圧手段と、前記第一チャンバの内部を加熱し、前記空調用フィルタに含まれる水分の蒸発を促進する加熱手段と、前記第二チャンバの内部を冷却し、前記第二チャンバ内に含まれる水蒸気の凝縮を促進する冷却手段と、を有し、前記第一チャンバと前記第二チャンバとは隣接しており、それらを仕切る壁に前記冷却手段と前記加熱手段とが設けられ、前記冷却手段と前記加熱手段とが熱電変換半導体素子からなるペルチェモジュールにより構成されることを特徴とする。
【0008】
また、前記第一チャンバの周囲に前記第二チャンバを設けることができる。
【0009】
また、前記減圧手段を、前記第二チャンバに接続することができる。
【0010】
また、別の発明は、空調用フィルタを収容する第一チャンバと、前記第一チャンバと連通管を介して連通する第二チャンバと、前記第一チャンバと前記第二チャンバとを減圧する減圧手段と、前記第一チャンバの内部を加熱し、前記空調用フィルタに含まれる水分の蒸発を促進する加熱手段と、前記第二チャンバの内部を冷却し、前記第二チャンバ内に含まれる水蒸気の凝縮を促進する冷却手段と、を有し、前記冷却手段と、前記加熱手段と、それらを相互に接続する冷媒回路とがヒートポンプシステムを構成することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明の空調用フィルタの乾燥装置によれば、空調用フィルタを収容する第一チャンバを減圧することにより、空調用フィルタに含まれる水の沸点が下がるので、その水が蒸発し易くなる。この状態において、加熱手段が第一チャンバの内部を加熱することにより、空調用フィルタに含まれる水の蒸発を促進することができる。また、冷却手段が第二チャンバの内部を冷却することにより、第二チャンバ内に含まれる水蒸気の凝縮を促進することができる。これにより、第二チャンバと連通する第一チャンバ内の水蒸気の増加を抑制するので、空調用フィルタに含まれる水の蒸発を促進することができる。したがって、空調用フィルタの乾燥時間を短縮し、空調用フィルタの清掃の作業時間を短くすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
本発明に係る空調用フィルタの乾燥装置の実施形態について、図を用いて説明する。図1は、空調用フィルタの乾燥装置(以下、単に乾燥装置と記す)10を示す構成図である。
【0013】
乾燥装置10は、空調用フィルタ12を収容する第一チャンバ14と、第一チャンバ14に隣接する第二チャンバ16と、第一チャンバ14と第二チャンバ16とを減圧する減圧手段である真空ポンプ22とを有する。第一チャンバ14と第二チャンバ16とは、ともに気密性を有する箱体であり、それぞれ連通管18により連通している。真空ポンプ22は、例えば油回転式である。
【0014】
空調用フィルタ12は、矩形の外枠にフィルタ本体である濾材を嵌めこんだパネル式フィルタである。外枠は、アルミなどの金属製、またはプラスチックなどの樹脂製である。濾材は、水洗浄可能なガラス繊維やポリプロピレンなどの不織布を織り込んで形成される。
【0015】
第一チャンバ14の内部には、空調用フィルタ12をガイドするガイドレール(図示せず)が縦方向(紙面の上下方向)に複数設けられている。このガイドレールに沿って空調用フィルタ12を第一チャンバ14内に収容することにより、空調用フィルタ12を横方向(紙面の左右方向)に所定の間隔をあけて並べることができる。なお、第一チャンバ14の内部にガイドレールが横方向に複数設けられ、空調用フィルタ12を縦方向に所定の間隔をあけて並べてもよい。
【0016】
第一チャンバ14には、これの内部と外部とを結ぶ吸入弁20が接続されている。吸入弁20は、気密性がよく完全閉鎖ができると共に、開度調整可能なバルブであり、例えば、ストップ弁、ボール弁及びゲート弁である。第一チャンバ14内が減圧状態のときに吸入弁20を開状態にすることにより、外部から空気を吸入することができる。また、第一チャンバ14には、その内部の圧力を表示する真空計14aが設けられている。真空計14aは、大気圧または周囲の圧力をゼロとし、それより低い圧力(負のゲージ圧)を測定することができる。
【0017】
一方、第二チャンバ16には、真空ポンプ22が排出弁24を介して接続されている。排出弁24、吸入弁20と同様、気密性がよく完全閉鎖ができると共に、開度調整可能なバルブであり、例えば、ストップ弁、ボール弁及びゲート弁である。排出弁24を開状態にして真空ポンプ22を動作させることにより、第一及び第二チャンバ14,16を減圧することができる。そして、排出弁24を閉状態にすることにより、第一及び第二チャンバ14,16を減圧状態で維持することができる。また、第二チャンバ16には、その内部の圧力を表示する真空計16aが設けられている。真空計16aは、真空計14aと同様、負のゲージ圧を測定することができる。
【0018】
本発明に係る乾燥装置10には、第一チャンバ14の内部を加熱する加熱手段28と、第二チャンバ16の内部を冷却する冷却手段30が設けられている。具体的には、第一チャンバ14と第二チャンバ16とを仕切る壁26に、第一チャンバ14側に加熱手段28が配置され、第二チャンバ16側に冷却手段30が配置されている。そして、加熱手段28と冷却手段30とは、熱電変換半導体素子からなるペルチェモジュール32により構成されている。熱電変換半導体素子は、N型半導体とP型半導体を接合して形成される。この熱電変換半導体は、電流が流れると、一方の半導体から他方の半導体に熱を輸送する特性を有する。このような特性を有する熱電変換半導体素子を電気的に直列に接続することにより、ペルチェモジュール32が構成される。ペルチェモジュール32に電流を流すことにより、冷却手段30が雰囲気の熱を吸熱し、その吸熱した熱を加熱手段28が雰囲気に放熱する。つまり、冷却手段30が第二チャンバ16の内部を冷却し、加熱手段28が第一チャンバ14の内部を加熱する。
【0019】
次に、乾燥装置10の動作について説明する。
【0020】
まず、第一チャンバ14に水洗浄後の空調用フィルタ12、すなわちフィルタ本体に水分を含んだ空調用フィルタ12を収容する。このとき、吸入弁20は閉状態であり、排出弁24は開状態である。
【0021】
そして、真空ポンプ22を動作させ、第一及び第二チャンバ14,16内を設定圧力まで減圧する。第一及び第二チャンバ14,16内の設定圧力は、真空状態に近い圧力であり、例えば6.7〜21.3kPaである。この例に示す範囲の圧力における水の沸点は、約10〜20℃である。したがって、第一チャンバ14内が設定圧力(6.7〜21.3kPa)まで減圧されると、そこに収容された空調用フィルタ12に含まれる水分が蒸発し易くなる。
【0022】
また、ペルチェモジュール32を動作させると、加熱手段28が第一チャンバ14の内部を加熱し、冷却手段30が第二チャンバ16の内部を冷却する。
【0023】
加熱手段28により加熱される第一チャンバ14においては、その内部の温度が上昇する。第一チャンバ14の内部の温度が沸点、例えば10〜20℃以上になった場合、空調用フィルタ12に含まれる水分が沸騰し始め、水分の蒸発が促進される。すなわち、空調用フィルタ12の乾燥が促進される。なお、空調用フィルタ12に含まれる水分が蒸発すると、第一チャンバ14内においては水蒸気が増加する。
【0024】
一方、冷却手段30により冷却される第二チャンバ16においては、その内部の温度が低下する。第二チャンバ16の内部の温度が沸点、例えば10〜20℃以下になった場合、第二チャンバ16内に含まれる水蒸気が液化し始め、水蒸気の凝縮が促進される。ここで、第一チャンバ14と第二チャンバ16とは連通管18により連通しているので、空調用フィルタ12の乾燥により第一チャンバ14内において水蒸気が増加すると第二チャンバ16内の水蒸気も増加する。しかし、第二チャンバ16においては、冷却手段30により水蒸気の凝縮が促進されるので、結果として、第一及び第二チャンバ14,16内における水蒸気の増加が抑制される。第一チャンバ14内の水蒸気の増加が抑制されると、第一チャンバ14内の相対湿度の上昇が抑制される。第一チャンバ14内において相対湿度の上昇が抑制されると、水分が蒸発し難くなる飽和状態になることを抑制することができる。結果として、空調用フィルタ12に含まれる水分の蒸発が妨げられることなく、空調用フィルタ12を乾燥させることができる。
【0025】
また、第二チャンバ16においては、冷却手段30による水蒸気の凝縮効果により、第二チャンバ16内の空気中に含まれる水蒸気量が減少する。真空ポンプ22は、その水蒸気量が減少した空気を外部に排出する。本実施形態における真空ポンプ22は油回転式であり、その内部において油が使用される。その油は、水分を多量に含む空気と接触すると性能が劣化してしまい、真空ポンプ22の不具合の原因となる。しかし、本実施形態においては、第二チャンバ16内の空気、すなわち真空ポンプ22が排出する空気に含まれる水蒸気量が減少しているので、真空ポンプ22内部の油の性能劣化を抑制することができ、真空ポンプ22の不具合を未然に防止することができる。
【0026】
なお、第一及び第二チャンバ14,16の圧力が設定圧力より低くなる場合、空調用フィルタ12に含まれる水分が凍結するおそれがある。この場合、吸入弁20を開状態にして外部から第一チャンバ14内に空気を取り入れることにより、第一及び第二チャンバ14,16内の圧力を上昇させて水分の凍結を防止することができる。
【0027】
次に、本実施形態の乾燥装置10の具体的な態様について図2を用いて説明する。図2は、乾燥装置10を示す斜視図である。
【0028】
第一チャンバ14は、一辺が約1mの立方体からなるチャンバであり、様々な形状の空調用フィルタ12、例えば一辺が0.4〜0.8mの矩形の外枠を有する空調用フィルタ12を収容することができる。第一チャンバ14の周囲を4個の第二チャンバ16a〜16dがそれぞれ第一チャンバ14に隣接するように設けられている。各第二チャンバの容積は、それぞれ、第一チャンバ14の容積のおよそ1/4である。
【0029】
第一チャンバ14と第二チャンバ16a〜16dとを仕切る4つの壁26には、上述したペルチェモジュール32(図示せず)がそれぞれ設けられている。すなわち、壁26の第一チャンバ14側には加熱手段28(図示せず)が、壁26の第二チャンバ16a〜16d側には冷却手段30(図示せず)がそれぞれ設けられている。第一チャンバ14の周囲の4つの壁26に加熱手段28が設けられているので、第一チャンバ14の内部を効率よく加熱することができる。
【0030】
第一チャンバ14は、連通管18を介して第二チャンバ16aと連通している。また、各第二チャンバ16a〜16dは、互いに管路40を介して連通している。すなわち、第二チャンバ16aが管路40aを介して第二チャンバ16bに、第二チャンバ16bが管路40bを介して第二チャンバ16cに、そして、第二チャンバ16cが管路40cを介して第二チャンバ16dにそれぞれ連通している。また、第二チャンバ16dは、排出弁24を介して真空ポンプ22に接続している。
【0031】
以上のように構成される乾燥装置10においては、真空ポンプ22を動作させると、第一チャンバ14の空気が、複数の第二チャンバを次々に経由して真空ポンプ22に到達する。第一チャンバ14内においては、空調用フィルタ12に含まれる水分が蒸発するので、空気中に多量の水蒸気が含まれている。しかし、各第二チャンバ16a〜16d内において冷却手段30により水蒸気の凝縮が段階的に行なわれるので、真空ポンプ22に到達する空気中の水蒸気量は第一チャンバ14内のときより減少する。このように、真空ポンプ22に到達する空気においては含有する水蒸気量が減少しているので、上述したように真空ポンプ22の不具合を未然に防ぐことができる。
【0032】
本実施形態によれば、4個の加熱手段30により第一チャンバ14の内部を効率よく加熱することができるので、空調用フィルタ12に含まれる水分の蒸発を促進して、早期に空調用フィルタ12を乾燥させることができる。
【0033】
本実施形態においては、ペルチェモジュール32を用い、冷却手段30から加熱手段28に熱を移動させる場合について説明したが、図3に示されるように、加熱手段28と冷却手段30とを冷媒回路で接続したヒートポンプシステム50を用い、冷却手段30から加熱手段28に熱を移動させることもできる。
【0034】
ヒートポンプシステム50の冷媒回路は、圧縮機52と、膨張弁54と、冷媒が循環する冷媒流路56とを有する。この冷媒流路56を冷媒が循環することにより、冷却手段30から加熱手段28に熱が移動する。具体的な熱の移動については、次に説明する。
【0035】
液体冷媒が膨張弁54により低圧状態にされる。冷却手段30において、低圧状態にされた液体冷媒が気化する際の吸熱作用により周囲(第二チャンバ16内)の空気が冷やされる。気化し気体となった冷媒は、圧縮機52により高圧状態にされる。加熱手段28において、高圧状態にされた気体冷媒が液化する際の放熱作用により周囲(第一チャンバ14内)の空気が暖められる。そして、液化し液体となった冷媒は、再び膨張弁54に供給される。
【0036】
このように構成されるヒートポンプシステム50によれば、加熱手段28と冷却手段30とを冷媒流路56で接続するため、同一の壁26の表裏に一対の加熱手段28と冷却手段30とを設ける必要がなくなる。その結果、加熱手段28及び冷却手段30の設置場所の自由度が増加する。また、当然のことながら冷媒流路56により加熱手段28と冷却手段56との間隔を自由に調整することができるので、第一チャンバ14と第二チャンバ16とを隣接させる必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】空調用フィルタの乾燥装置を示す構成図である。
【図2】空調用フィルタの乾燥装置を示す斜視図である。
【図3】別の空調用フィルタの乾燥装置を示す構成図である。
【符号の説明】
【0038】
10 空調用フィルタの乾燥装置、12 空調用フィルタ、14 第一チャンバ、16 第二チャンバ、18 連通管、22 真空ポンプ、28 加熱手段、30 冷却手段、32 ペルチェモジュール。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
空調用フィルタを収容する第一チャンバと、
前記第一チャンバと連通管を介して連通する第二チャンバと、
前記第一チャンバと前記第二チャンバとを減圧する減圧手段と、
前記第一チャンバの内部を加熱し、前記空調用フィルタに含まれる水分の蒸発を促進する加熱手段と、
前記第二チャンバの内部を冷却し、前記第二チャンバ内に含まれる水蒸気の凝縮を促進する冷却手段と、
を有し、
前記第一チャンバと前記第二チャンバとは隣接しており、それらを仕切る壁に前記冷却手段と前記加熱手段とが設けられ、
前記冷却手段と前記加熱手段とが熱電変換半導体素子からなるペルチェモジュールにより構成される、
ことを特徴とする空調用フィルタの乾燥装置。
【請求項2】
請求項1に記載の空調用フィルタの乾燥装置において、
前記第一チャンバの周囲に前記第二チャンバが設けられている、
ことを特徴とする空調用フィルタの乾燥装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の空調用フィルタの乾燥装置において、
前記減圧手段は、前記第二チャンバに接続されている、
ことを特徴とする空調用フィルタの乾燥装置。
【請求項4】
空調用フィルタを収容する第一チャンバと、
前記第一チャンバと連通管を介して連通する第二チャンバと、
前記第一チャンバと前記第二チャンバとを減圧する減圧手段と、
前記第一チャンバの内部を加熱し、前記空調用フィルタに含まれる水分の蒸発を促進する加熱手段と、
前記第二チャンバの内部を冷却し、前記第二チャンバ内に含まれる水蒸気の凝縮を促進する冷却手段と、
を有し、
前記冷却手段と、前記加熱手段と、それらを相互に接続する冷媒回路とがヒートポンプシステムを構成する、
ことを特徴とする空調用フィルタの乾燥装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2009−112973(P2009−112973A)
【公開日】平成21年5月28日(2009.5.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−290473(P2007−290473)
【出願日】平成19年11月8日(2007.11.8)
【出願人】(000236056)三菱電機ビルテクノサービス株式会社 (1,792)
【Fターム(参考)】