説明

端末装置及び電子音楽配信システム

【課題】 テレビ、ラジオで放送されている音楽コンテンツや、街中でBGMとして流れているコンテンツの曲名や演奏者名が分からないために、消費者がコンテンツを購入できない。
【解決手段】 コンテンツプロバイダは、曲名、演奏者名、曲IDをコンテンツに電子透かしとして埋め込み、消費者は端末装置に備えられた透かし抽出手段でそれを読み出す。

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、街中でBGMとして流れている音楽や、テレビあるいはラジオで放送される音楽の曲名を検出することを可能とする端末装置、および、そのような端末装置を用いて音楽コンテンツの曲名や購入のための受発注作業を効率よく行う電子音楽配信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、消費者がテレビやラジオなどのメディアを通じて知った音楽コンテンツを購入する際に、消費者は目的のコンテンツの曲名、演奏者名などの情報を知っている必要がある。それがCDなどの物理メディアを店頭で購入する場合でも、電子音楽配信システムでコンテンツをダウンロードする場合でも、曲名や演奏者名を知らなければ、所望のコンテンツを速やかに購入することは非常に難しい。
【0003】特に、テレビやラジオ放送で放送中のコンテンツ、あるいは、CD販売店、レストラン、スキー場などの街中でBGM(バックグラウンドミュージック)として流されているコンテンツを購入したくても、その曲名などが分からずに購入に至らない場合がある。
【0004】これを解決するために、従来技術として、図4に示すようなシステムがある。このシステムは、コンテンツプロバイダ401と、放送局402と、再生装置403と、消費者409で構成される。音楽コンテンツ404は本放送405として送信され、再生手段407によって再生される。
【0005】本従来の技術では、音楽コンテンツ404を送受信する本放送405とは別に、曲名などの付加情報400を、データ放送406として送受信する。付加情報400は、曲名、演奏者名などコンテンツ404に対応した情報である。また、データ放送406は、本放送405がコンテンツ404を送信する際、同時に付加情報400を送信する。
【0006】再生装置403は、本放送405およびデータ放送406に対応したコンテンツ再生装置であって、消費者409は、この放送システムに対応した再生装置403を用いることにより、再生手段407によって再生される音楽を聴き、かつ、表示手段408に表示される付加情報400を見て知ることが出来る。これにより、消費者409は気に入った曲が流れている際に表示される曲名を控えておき、後でコンテンツ404を購入することが出来る。
【0007】また、本発明に対する従来技術として、先行文献(特願平10−276766、特開200−115093)がある。これは、音楽コンテンツと付加情報を、本放送とデータ放送の両チャネルを用いて送受信する方法であるが、やはり本放送405とデータ放送406の両チャネルを用いている。
【0008】また、他に、消費者が、曲名を知らないコンテンツの曲名や演奏者名を知るための技術として、実用化されているものがある。これは、消費者が情報端末に自分の住んでいる地域などの情報を登録し、気に入ったコンテンツがテレビで放送されている時に、日付、時刻、チャンネルが記憶されるような操作を行い、後で、パソコンを経由してそのコンテンツの曲名や演奏者情報を取得するサービスである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の技術では、以下のような課題がある。
【0010】例えば、図4で説明したようなシステムにおいて、消費者は受信機を持っていたとしても、従来からのアナログテレビ放送で流れているコンテンツや、テレビドラマやコマーシャル放送の挿入歌など従来からの音楽再生系においては全く有効ではない。また、街中でBGMとして流れているコンテンツの曲名を知ることも出来ない。
【0011】また、前記先行文献に記載されている方法も、コンテンツを放送する本放送、および、付加情報であるデータ放送を送受信する通信プロトコルに準拠した送信機および受信機を使う場合においてのみ有効であり、街中のBGMの曲名を知ることは出来ない。
【0012】また、従来、実用化されている技術では、曲名を得るのにパソコンが必要であり、かつ、所定の曲名サーバーにアクセスしてデータを検索する必要があり、消費者が知りたい曲名を即座に知ることが不可能であった。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するための本発明の端末装置は、音楽コンテンツの曲名を知るための端末装置であって、音楽コンテンツを入力するためのマイクロホンと、音楽コンテンツに埋め込まれている曲情報を検出するための埋め込み情報検出手段と、検出された曲情報を表示する表示装置を具備することを特徴とする。
【0014】また、本発明の端末装置は、音楽コンテンツの曲名を知るための端末装置であって、音楽コンテンツを入力するためのマイクロホンと、音楽コンテンツに埋め込まれている曲情報を検出するための埋め込み情報検出手段と、検出された曲情報を表示する表示装置と、前記音楽コンテンツの購入を発注することができる発注手段を具備することを特徴とする。
【0015】また、本発明の端末装置は、音楽コンテンツの曲名を検出し、前記音楽コンテンツの購入を発注することができる端末装置であって、音楽コンテンツを入力するためのマイクロホンと、音楽コンテンツに埋め込まれている曲情報を検出するための埋め込み情報検出手段と、検出された曲情報を表示する表示装置と、記憶手段と、前記音楽コンテンツの購入を発注することができる発注手段を具備することを特徴とする。
【0016】また、本発明の電子音楽配信システムは、音楽コンテンツを売買するための電子音楽配信システムであって、前記音楽コンテンツの曲情報を前記音楽コンテンツに埋め込むコンテンツプロバイダと、前記音楽コンテンツを再生する再生系と、前記音楽コンテンツに埋め込まれた曲情報を検出し、検出された曲情報を元に前記音楽コンテンツを発注する端末装置で構成されることを特徴とする。
【0017】また、本発明の電子音楽配信システムは、音楽コンテンツを売買するための電子音楽配信システムであって、前記音楽コンテンツの曲情報を前記音楽コンテンツに埋め込む、曲情報埋め込み会社と、前記音楽コンテンツを再生する再生系と、前記音楽コンテンツに埋め込まれた曲情報を検出し、検出された曲情報を元に前記音楽コンテンツを発注する端末装置と、前記音楽コンテンツの提供と受注と出荷を行い、前記受注があった場合には、前記曲情報埋め込み会社に手数料を支払うコンテンツプロバイダと、で構成されることを特徴とする。
【0018】また、本発明の電子音楽配信システムは、前記曲情報埋め込み会社が、曲情報の他にも、前記曲情報埋め込み会社の識別記号を埋め込むことを特徴とする。
【0019】また、本発明の電子音楽配信システムは、前記再生系が、テレビ、あるいは、ラジオなど各種放送系のの発信装置および受信装置およびスピーカーで構成されるものである。
【0020】また、本発明の電子音楽配信システムは、前記再生系は、街中のバックグラウンドミュージックを再生する系であることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について、図1乃至図3を参照しながら説明する。
【0022】(実施の形態1)まず、第1の実施の形態について、図1および図2を用いて説明する。
【0023】図1は、レコード会社など等のプロバイダ101から供給されたコンテンツ104が、放送局102を経て、テレビやラジオなどの再生系103で再生され、その再生音が端末装置109に入力され、消費者110がコンテンツの曲名や演奏者名等を確認した後、コンテンツを購入するべく発注し、コンテンツプロバイダがそのコンテンツを出荷する、という電子音楽配信システムを表している。
【0024】また、図2は、端末装置109の構成を詳しく説明するものである。
【0025】まず、コンテンツ104は、レコード会社などで制作される音楽コンテンツのことであり、一般的に、LPなどのレコードに記録されているアナログ情報や、CDなどの記憶媒体に格納されているディジタル情報のことである。従来、コンテンツ104は、放送局を通じて放送され、消費者はそれを視聴するが、上にも書いたように、消費者が放送を通じて気に入ったコンテンツがあったとしても、曲名がわからずに、CDなどを購入できない場合があった。
【0026】そこで、本発明の電子音楽配信システムにおいて、コンテンツプロバイダ101は、曲名、演奏者名、各コンテンツを識別するための曲ID等の曲情報100を、曲情報埋め込み手段105によって、コンテンツに埋め込む。ここで、「埋め込む」というのは、曲情報を電子透かしとしてコンテンツの音声信号自身に埋め込むことであり、スペクトル拡散方式を応用した方法が有名であるが、ここでは特にそれに限るものではなく、一般にコンテンツ自身に所定の情報を埋め込む技術であれば良い。電子透かしとはコンテンツの音声信号に、人間には聴こえないような小さなレベルで加算されるデータのことであり、コンテンツがD/A、A/D変換などをされても、電子透かし抽出手段によって復元されることが可能である。曲情報埋め込み手段105の出力信号は、コンテンツ104と同じ形態であって、通常のCDプレーヤーなどの音楽再生装置で再生できる信号である。また、これには、コンテンツ付加情報が埋め込まれているが、通常の音楽再生装置で再生しても、人間の耳にはコンテンツ104を聴いているのと同じレベルの音質の音楽として聴こえる。
【0027】このようにしてコンテンツプロバイダ101から供給されたコンテンツは、放送局102の送信手段106を通じ、電波として発信される。
【0028】放送局102から発信された電波は、再生系103の受信手段107で受信され、スピーカー108により、音波に変換されて出力される。これにより、消費者110はコンテンツを聴くことが出来る。
【0029】ここで、消費者110は、端末装置109を持っており、スピーカー108から再生されるコンテンツの曲名や演奏者名などのコンテンツ付加情報を知りたい場合に、端末装置109を用いて、それらを抽出し、ディスプレイに表示された付加情報を見ることが可能である。この端末装置109がコンテンツ付加情報を抽出する方法は、後で詳しく説明する。
【0030】消費者110は、テレビやラジオなどの放送を通じて流れているコンテンツの曲情報がわからない場合に、端末装置109によって知ることが出来る。消費者110は、そのコンテンツを購入したい場合に、端末装置109から、コンテンツプロバイダに対して、発注をする。発注方法についても、端末装置109の説明として、後で詳しく述べる。
【0031】コンテンツプロバイダ101は、端末装置109から出力された注文を受注手段111で受信し、受注内容を出荷手段112に伝え、出荷手段112はコンテンツ104を消費者110が持っている端末装置109に対して出荷する。これにより、消費者110は、当初、曲名などが分からなかったコンテンツを、端末装置109を用いることによって、簡単に購入することが出来る。
【0032】ここで、消費者110へのコンテンツ104を出荷するには、インターネットなどのネットワーク網を通じてダウンロードする方法以外に、消費者が望むならば、消費者に対してコンテンツ104が記憶されたCDなどの記録媒体を送付する方法でも良い。
【0033】ところで、端末装置109において、曲情報を抽出し、コンテンツの発注を行うしくみについて、図2を参照しながら説明する。
【0034】端末装置109において、まず、マイクロホン201が音波として再生されているコンテンツを受信し、電気信号に変換する。次に透かし抽出手段202は、前記電気信号であるコンテンツから、曲情報を抽出する。この曲情報とは、コンテンツプロバイダ101が曲情報埋め込み手段105によって電子透かしとして埋め込んだものであり、曲名、演奏者名、曲IDなどである。抽出された曲情報は、表示手段203によって表示され、消費者110は、それら曲情報を見ることにより、それまで分からなかった曲名や演奏者名などを知ることが出来る。また、抽出された曲情報は、記憶手段204に格納される。
【0035】次に、消費者110がそのコンテンツを購入したい場合、発注手段に対して曲名などを入力する。発注手段205は、消費者が注文した曲名に対する曲IDを記憶手段204から検索して読み出し、コンテンツプロバイダ101に備えられた受注手段111に対して発注信号を出力する。
【0036】以上により、消費者110は、曲名や演奏者名が分からないけれども購入したいコンテンツがテレビやラジオなどで流れていた場合に、携帯端末109のマイクロホン201をかざしてその音楽を入力してやると、そのコンテンツの曲情報を入手し、その曲情報を元にコンテンツを購入することが可能となる。
【0037】さて、本実施の形態では、コンテンツプロバイダ101から出力されたコンテンツが、消費者110の持っている端末装置109に音波として入力されるまでの伝送媒体を、放送局102および再生系103として説明を行ったが、この伝送媒体は、曲情報が埋め込まれたコンテンツが音波として再生されるような系でさえあれば良く、放送局102と再生系103に限定するものではない。例えば、コンテンツプロバイダ101に備えられた曲情報埋め込み手段105の出力は、CDなどの記憶媒体に収められており、そのCDが店舗やレジャー施設など街中でBGMとして再生されている場合でもよい。
【0038】なお、曲情報100は、曲名、演奏者名、曲IDのみに限定するものではなく、演奏者のコンサート情報、新譜情報など、他の情報を消費者110へのサービスとして一緒に埋め込んでも良い。また、曲情報100は、曲名、演奏者名、曲IDの一部でも良い。
【0039】(実施の形態2)次に、実施の形態2について、図3および図2を参照しながら説明する。実施の形態2は実施の形態1とよく似ているので、異なる点のみを説明する。
【0040】実施の形態2が実施の形態1と異なる点は三つある。
【0041】一つ目は曲情報埋め込み手段305が、曲情報埋め込み会社であるところの放送局302に備えられていることである。このように、コンテンツプロバイダ301は、曲情報を埋め込む作業を外部に委託することにより、曲情報300を埋め込むという煩雑な作業から開放される。
【0042】二つ目は、曲情報埋め込み手段305によって、曲情報300の他に、会社ID313が埋め込まれることである。会社ID313とは、放送局302などの曲情報埋め込み会社を識別するための識別記号などのことである。これにより、端末装置309に備えられた透かし抽出手段202では、前記会社ID313が抽出される。そして、消費者310がコンテンツを発注する際に、曲情報305とともに、前記会社IDが受注手段311に送られる。コンテンツプロバイダ301は、送られてきた会社ID313によって、消費者310がどこの放送局を経由して放送されたコンテンツを元に注文をして来たのかを知ることが可能となり、コンテンツのマーケティング情報として活用することができる。
【0043】三つ目は、コンテンツプロバイダ301が、受注実績に応じて放送局302に手数料を支払うことである。これにより、放送局302は、曲情報305の埋め込み作業を請け負ったことに対する報酬を得られる。また、手数料収入を分析することによって、多くの手数料収入を得られそうなコンテンツを多く放送するなどといった放送内容編成を行うことができる。
【0044】なお、本実施例では、曲情報埋め込み手段305が、放送局302に備えられているものとしたが、これは、曲情報の埋め込みを行う専門業者であっても良い。その場合、会社ID313は、放送局302のIDおよび前記専門業者のIDの複数が埋め込まれ、コンテンツプロバイダ301からの手数料は、放送局302および前記専門業者で公平に分配されればよい。
【0045】なお、実施の形態1と同様に、コンテンツプロバイダ301から出力されたコンテンツが、消費者310の持っている端末装置309に音波として入力されるまでの伝送媒体を、放送局302および再生系303として説明を行ったが、この伝送媒体は、曲情報や会社IDが埋め込まれたコンテンツが音波として再生されるような系でさえあれば良く、放送局302と再生系303に限定するものではない。例えば、コンテンツプロバイダ301に備えられた曲情報埋め込み手段305の出力は、CDなどの記憶媒体に収められており、そのCDが店舗やレジャー施設など街中でBGMとして再生されている場合でもよい。
【0046】なお、曲情報100は、曲名、演奏者名、曲IDのみに限定するものではなく、演奏者のコンサート情報、新譜情報など、他の情報を消費者110へのサービスとして一緒に埋め込んでも良い。また、曲情報100は、曲名、演奏者名、曲IDの一部でも良い。
【0047】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、消費者が、テレビやラジオ放送などで流れている音楽コンテンツや街中で流れているBGMの曲名や演奏者名が分からない場合に、そのコンテンツの曲名や演奏者名を端末装置で知ることができ、また、前記端末装置から前記コンテンツを発注することができる。
【0048】また、本発明によれば、コンテンツプロバイダは、どの放送局を通じて流れたコンテンツを元に消費者が発注をして来たのかを知ることができ、マーケティング情報として活用することが可能となる。
【0049】また、本発明によれば、放送局は、曲情報を埋め込む作業の手数料収入を分析することにより、売れ行きの良いコンテンツが分かり、番組編成の参考にすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明する電子音楽配信システムの構成図
【図2】本発明の第1および第2の実施の形態を説明する端末装置の構成図
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明する電子音楽配信システムの構成図
【図4】従来の音楽配信システムの構成図
【符号の説明】
100 曲情報
101 コンテンツプロバイダ
102 放送局
103 再生系
104 コンテンツ
105 曲情報埋め込み手段
106 送信手段
107 受信手段
108 スピーカー
109 端末装置
110 消費者
111 受注手段
112 出荷手段

【特許請求の範囲】
【請求項1】 音楽コンテンツの曲情報を知るための端末装置であって、音楽コンテンツを入力するためのマイクロホンと、音楽コンテンツに埋め込まれている曲情報を検出するための埋め込み情報検出手段と、検出された曲情報を表示する表示装置と、を具備することを特徴とする端末装置。
【請求項2】 音楽コンテンツの曲情報を検出し、前記音楽コンテンツを発注することができる端末装置であって、発注手段を具備することを特徴とする請求項1記載の端末装置。
【請求項3】 音楽コンテンツの曲情報を検出し、前記音楽コンテンツを発注することができる端末装置であって、記憶手段を具備することを特徴とする請求項2記載の端末装置。
【請求項4】 音楽コンテンツを売買するための電子音楽配信システムであって、前記音楽コンテンツの曲情報を前記音楽コンテンツに埋め込むコンテンツプロバイダと、前記音楽コンテンツを再生する再生系と、前記音楽コンテンツに埋め込まれた曲情報を検出し前記音楽コンテンツを発注する端末装置で構成されることを特徴とする、電子音楽配信システム。
【請求項5】 音楽コンテンツを売買するための電子音楽配信システムであって、前記音楽コンテンツの曲情報を前記音楽コンテンツに埋め込む、曲情報埋め込み会社と、前記音楽コンテンツを再生する再生系と、前記音楽コンテンツに埋め込まれた曲情報を検出し前記音楽コンテンツを発注する端末装置と、前記音楽コンテンツの提供と受注と出荷を行い、前記受注があった場合には、前記曲情報埋め込み会社に手数料を支払うコンテンツプロバイダと、で構成されることを特徴とする、電子音楽配信システム。
【請求項6】 前記曲情報埋め込み会社は、曲情報の他にも、前記曲情報埋め込み会社の識別記号を埋め込むことを特徴とする請求項5記載の電子音楽配信システム。
【請求項7】 前記再生系は、テレビ、あるいは、ラジオなど各種放送系の発信装置および受信装置およびスピーカーで構成されることを特徴とする請求項5あるいは請求項6の電子音楽配信システム。
【請求項8】 前記再生系は、街中のバックグラウンドミュージックを再生する系であることを特徴とする請求項5あるいは請求項6記載の電子音楽配信システム。

【図1】
image rotate


【図2】
image rotate


【図3】
image rotate


【図4】
image rotate


【公開番号】特開2002−91455(P2002−91455A)
【公開日】平成14年3月27日(2002.3.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2000−283013(P2000−283013)
【出願日】平成12年9月19日(2000.9.19)
【出願人】(000005821)松下電器産業株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】