説明

組み合わせられてツールユニットにされたツールを備えたフードプロセッサ

フードプロセッサ(1)において、ツールユニット(29)のための駆動可能なホルダ(13)が設けられ、前記ツールユニット(29)は、複数のツール(26、27、28)を備え、前記ホルダ(13)に対して再配置されることができ、このため、前記ツールユニット(29)からツールが1つずつ(26)、前記ホルダ(13)のホルダ壁(21)の窓(25)内の動作位置に持ってこられることができ、これにより、前記他のツール(27、28)は前記ホルダ壁(21)によってカバーされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、フードプロセッサであって、前記フードプロセッサは食品を処理するための少なくとも2つのツールを備え、前記フードプロセッサは前記ツールを駆動するための駆動手段を有し、前記フードプロセッサは前記ツールを保持するためのホルダを有し、前記ホルダは前記駆動手段によって駆動されることができ、前記ホルダはホルダ壁を備え、前記ホルダは前記ホルダ壁に窓を持ち、前記ホルダによって保持される前記ツールは1つずつ前記窓内に配置されることができる、フードプロセッサに関する。
【背景技術】
【0002】
上記の第1の段落に説明される設計のこの種類のフードプロセッサは、米国特許第4190208A号に開示されており、従って知られている。この既知のフードプロセッサでは、デザインは以下のようなものである。即ち、複数のツールのうちの所望される1つが、これらツールを保持するための実質的に円形−円板形のホルダに接続されることができ、使用するよう選択された特定のツールが、設けられたあり継ぎ接続(dovetail connection)を用いてホルダに径方向に挿入され、この結果、選択された特定のツールは、ホルダのホルダ壁に設けられた窓の中に収容され配置される。選択された特定のツールをホルダに固定するために、クランプ接続が設けられ、これは、スリーブ及び実質的にU字形のクランプジョーによって実現される。既知のフードプロセッサの場合には、各処理プロセスについて別個のツールが設けられ、該ツールは、特定の処理プロセスを実行するためにホルダに別個の接続ステップで接続される。このかなり複雑で不便な取扱いプロセスの他にも、既知のフードプロセッサには、個々のツールを保管するのに比較的大きい保管空間が必要とされ、そのときに選択されていないツール用に、フードプロセッサとは別個の保管空間が必要とされる、という問題がある。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、上述の問題を解消して改善されたフードプロセッサを実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上述の目的を達成するために、本発明によるフードプロセッサには、本発明による特徴が提供され、このため、本発明によるフードプロセッサは以下のように特徴付けられることができる。即ち、
【0005】
フードプロセッサであって、前記フードプロセッサは食品を処理するための少なくとも2つのツールを備え、前記フードプロセッサは前記ツールを駆動するための駆動手段を有し、前記フードプロセッサは前記ツールを保持するためのホルダを有し、前記ホルダは前記駆動手段によって駆動されることができ、前記ホルダはホルダ壁を備え、前記ホルダは前記ホルダ壁に窓を持ち、前記ホルダによって保持される前記ツールは1つずつ前記窓内に配置されることができ、前記少なくとも2つのツールは、組み合わせられてツールユニットを形成し、前記ツールユニットは、前記ホルダに対して再配置可能であるように設計され、前記ツールユニットからのツールは1つずつ前記窓内に配置されることができ、このとき、前記少なくとも1つの他のツールは、前記ホルダ壁に面して並べられると共に前記ホルダ壁によってカバーされ、前記ツールユニットを前記ホルダに固定するための解放可能な固定手段が設けられる、フードプロセッサ。
【0006】
本発明による特徴の提供により、構造的に単純でスペースを節約する態様で、フードプロセッサの複数のツールが、単一のツールユニットを形成するように集められるので、最適に小さい空間要件で間に合わせられることができるということが達成される。しかし、中でも、ツールユニットを形成するように集められたツールのそれぞれが、非常に単純な態様で、ホルダのホルダ壁の窓の領域の動作位置に持ってこられることができることが達成される。更に、本発明によるフードプロセッサによって、ホルダのホルダ壁の窓の領域に配置されない特定のツールの保護された保管が、フードプロセッサ内で、特に、フードプロセッサホルダに直接隣接して、可能にされ、いかなる場合にも存在する、カバーされたツールが面して並ぶホルダ壁によって、特に良い保護が保証される、という利点が得られる。更に、これらのツール用に、フードプロセッサとは別個の保管空間が必要とはされないということが達成される。更に、ツールの、所望されない紛失又は損失が防止される。
【0007】
本発明のフードプロセッサにおいて、ホルダは、例えばドラム形のデザインであってよく、これにより、その円柱形のホルダ壁に、ツールユニットからのツールを収容するための窓を持ち、このツールユニットはこのとき中空の円柱デザインである。しかし、本発明によるフードプロセッサにおいて、ツールユニットが、ホルダに対する固定手段の解放に続いて、ホルダ壁に対して実質的に平行に再配置されることができれば極めて有利であると判明した。これは、可能な限りコンパクトな構造のデザインに関して有利である。
【0008】
上の段落において説明された本発明によるフードプロセッサにおいて、更に、ツールユニットが、ホルダに対する固定手段の解放に続いて、ホルダ壁に対して実質的に直角に再配置されることができれば極めて有利であると判明した。これは、ツールユニットからの1つの特定のツールをホルダのホルダ壁の窓の領域の動作位置に移動することに関する可能な限り容易な動作に関して有利である。
【0009】
上の2つの段落において説明された本発明によるフードプロセッサにおいて、更に、ホルダが、駆動手段によって、ホルダ軸の周りを回転するように動作されることができ、且つ、ホルダ軸に対して直角に伸びるホルダ壁を持ち、更に、ツールユニットが、固定手段の解放に続いて、ホルダ軸の周りを回転されることができれば、極めて有利であると判明した。これは、ホルダの、従ってツールユニットの、可能な限り容易な動作に関して有利である。しかし、フードプロセッサのホルダは前後運動によって動作されることができることにも言及しておくべきである。
【0010】
ホルダ軸の周りを回転するように動作可能なホルダを備えた本発明によるフードプロセッサにおいて、更に、前記ホルダは、前記ホルダ軸に隣接した位置決め面を備え、前記位置決め面は、前記ホルダ壁に対して傾斜角で傾斜し、更に、前記ツールユニットは、前記ホルダの前記傾斜した位置決め面と相互作用するための位置決めリングを備え、更に、前記位置決めリングは、前記傾斜した位置決め面に載置されるように前記固定手段によって固定されることができ、前記ツールユニットからの各ツールは、前記位置決めリングに対して前記傾斜角で傾斜すれば、有利であると判明した。この種類のデザインは、ツールを1つずつその動作位置に持ってくるためにホルダに対してツールユニットを再配置する動作の単純さに関して有利である。この種類のデザインは、更に、容易で信頼性のある、ホルダへのツールの固定に関して有利である。
【0011】
前の段落において説明された本発明によるフードプロセッサにおいて、更に、前記固定手段は、前記ホルダ軸と同心であり且つ前記ホルダに接続されたねじ切りされたスリーブ(threaded sleeve)と、前記ねじ切りされたスリーブを囲み、且つ、前記ねじ切りされたスリーブに沿って再配置されることができる圧力スリーブと、ねじ回し動作によって、前記ねじ切りされたスリーブに沿って再配置されることができるナットとを備え、更に、前記圧力スリーブは、前記ホルダ壁に対して前記傾斜角で傾斜する接触面を備え、更に、前記位置決めリングは、前記圧力スリーブの前記接触面の助けにより、前記ホルダの前記傾斜した位置決め面に対して保持されることができれば、有利であると判明した。この種類のデザインは、特に良好な固定に関して、また、固定の容易な解放に関して、有利であると判明した。
【0012】
更に、ツールユニットが3つのツールを含んでいれば極めて有利であると判明した。この種類のデザインは、実際上極めて好都合である。しかし、ツールユニットが、ただ2つのツールを含んでも良く、又は、4つ若しくは5つ、若しくは妥当な場合には更に多くのツールを含んでも良いことにも言及しておくべきである。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本発明は、更に、図面に示される実施例を参照して説明されるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0014】
図1は、フードプロセッサ1を示す。フードプロセッサ1は、食品を処理するように設計される。例えば、フードプロセッサによって、野菜は切られて太い若しくは細いストリップにされることができ、又は、野菜はすりおろされて小さい断片にされることができる。更に、野菜は切られてスライスにされることもできる。
【0015】
フードプロセッサ1は、ハウジング2を備え、該ハウジングは、桶形の基部3及び上下が逆の桶の形の上部4、並びに該上部4から突出する塔状の側部5を有する。基部3及び上部4を有するハウジング領域には、フードプロセッサのツールを動作させる駆動手段及び前記駆動手段のための電力供給回路が収容される。駆動手段は、電動モータ及び該電動モータによって駆動可能な伝動装置を備えるが、これは図1には示されない。これは、今回駆動手段の具体的なデザインは重要ではないからである。駆動手段から上部4のカバー壁6を通過して伸びる駆動軸7が、図1に見える。
【0016】
フードプロセッサ1は、上部4のカバー壁6上に配置されこれに固定されることができるフードボウル8を備えるが、これは、ここではこれ以上詳しく説明されない。フードボウル8は、底部壁9及び中空の円筒形側壁10を持つ。底部壁9からは柱形内部部分11が突出し、これは、内側に配置された管12を持ち、該管12を通じて駆動シャフト7が導入される。駆動軸7は、フードプロセッサのツールを駆動する役目を果たし、この目的のため、ツールを保持するための実質的に円形−円板形のホルダ13に結合され、このため、ホルダ13はホルダ軸14の周りで回転駆動されることができる。ここで、ホルダ13は、フードボウル8の柱形の内部部分11上に配置される。
【0017】
フードボウル8を閉じるために、該フードボウル8には蓋15が設けられる。蓋15はカバー壁16を持ち、該カバー壁16からは、中空の円柱状側壁17が突出し、該側壁17により蓋15はフードボウル8の端18に載置される。フードボウル8のカバー壁16からは供給管19が突出し、該供給管19は、管状のデザインであり、おおよそ長円形の断面を持ち、取外し可能なカバー20によって閉じられる。カバー20が取り除かれると、食品が供給管19に投入されることができ、ここで、投入される食品、例えばジャガイモ、にんじん又はきゅうりが、ホルダ13と、従って、該ホルダ13によって動作位置に保持されたツールと接触することとなり、前記ツールによって、供給された食品は処理され、例えば切られてストリップにされ、これらストリップはフードボウル8に集められる。
【0018】
フードプロセッサ1は、複数のツールを備え、これは、以下で図3〜8を参照してより詳細に説明される。
【0019】
図2、3、6、7及び8で分かるように、ホルダ13は、実質的に円形−円板形である。ホルダ13は、ホルダ軸14に直角に伸びる円板形ホルダ壁21を備え、該ホルダ壁21は、その中心領域において駆動スリーブ22に接続される。駆動スリーブ22の内側には、係合リブ23が設けられ、これは、駆動軸7の自由端の領域に設けられる駆動リブに結合されることができる。ホルダ壁21の周縁領域において該ホルダ壁21は中空の円柱側壁24に接続され、ホルダ13に適切な機械的安定性を与える。ホルダ壁21において、ホルダ13は窓25を備える。ホルダ13に接続され従ってホルダ13によって保持されるツールは、1つずつ、窓25の中に配置されることができる。
【0020】
フードプロセッサ1の場合、全部で3つのツール26、27及び28が組み合わせられてツールユニット29を形成する。第1のツール26は、比較的細いストリップを切る役目を果たす。第2のツール27は、比較的厚いストリップを切る役目を果たす。第3のツール28は、すりおろしの役目を果たす。ツールユニット29は、ホルダ13に対して再配置可能であるように設計され、従って、以下のことが達成される。即ち、ツールユニット29から、ツール26、27又は28が1つずつ、窓25内に配置されることができ、これにより、即ちツールが窓25内に配置された状態で、例えば第1のツール26が窓25に配置された状態で、他のツール、例えば第2のツール27及び第3のツール28は、ホルダ壁21に対面して並び、従って、ホルダ壁21によってカバーされ、これによりいかなる追加の手段もなく保管され、ホルダ壁21によって損傷から非常に良好に保護される。
【0021】
ツールユニット29をホルダ13に固定するために、解放可能な固定手段30が設けられる。固定手段30は、ホルダ軸14と同心であり、ホルダ13に一体に接続されたねじ切りされたスリーブ31を備える。該ねじ切りされたスリーブは、ねじ山32を備えるが、該ねじ山32は、ホルダ壁21にまでは延在せず、従って、ねじ切りされたスリーブ31はねじ山のない部分33を持つ。固定手段30は、更に、圧力スリーブ34を備え、これは、ねじ切りされたスリーブ31をスレッドのない部分33上で囲み、ねじ切りされたスリーブ31に沿って再配置されることができる。固定手段30は、更に、ナット35を備え、これは、ねじ回し動作によってねじ切りされたスリーブ31に沿って再配置されることができる。ホルダ13は、そのホルダ壁21、側壁24、駆動スリーブ22及びねじ切りされたスリーブ31を備え、プラスチック製の1つの部品を有するということにも言及しておく。圧力スリーブ34及びナット35もプラスチック製である。他方で、ツールユニット29はスチール製である。
【0022】
ホルダ13は、ホルダ軸14に隣接した位置決め面36を備え、該位置決め面36は、複数の面部分37を有し、これら面部分37はそれぞれ扇形をしており輪に構成される。位置決め面36は、ホルダ壁21に対して傾き角bで傾く。ツールユニット29は、位置決めリング38を備え、これは、ホルダ13の傾斜した位置決め面36と相互作用するように設けられる。位置決めリング38は、固定手段30によって、傾斜した位置決め面36に対して載置されるように固定されることができる。ツール26、27又は28の何れか1つが窓25の領域に配置され、そしてこれにより、実際の処理手段、即ちカット素子を備えたその平坦なツール面がホルダ壁21と同一平面上にある位置を取ることと、この場合は使用されない他の2つのツールが、ホルダ壁21と接触することなくホルダ壁21の下の位置を取ることとを保証するために、ツールユニット29からのツール26、27及び28のそれぞれは、ツールユニット29の位置決めリング38に対して傾斜角bで傾斜するように設計される。
【0023】
特に図2から明白に分かるように、圧力スリーブ34は、ホルダ13のホルダ壁21に対して傾斜角bで傾斜した接触面39を備える。位置決めリング38は、圧力スリーブ34の接触面39によってホルダ13の傾斜した位置決め面36に対して保持されることができる。ホルダ13及びツールユニット29は、通常、固定手段30を用いて組み合わせられ、図2、7及び8に示されるモジュラーユニットを生じる。示される場合では、第1のツール26がホルダ壁21の窓25の領域の動作位置に位置している。他の2つのツール27又は28のうちの1つをその動作位置に持ってくるには、固定手段30が解放されなければならない。これは、ねじ切りされたスリーブ31に沿ってナット35を外すことによって行われ、この結果、圧力スリーブ34は位置決めリング38から持ち上げられ、このため、位置決めリング38はホルダ13の位置決め面36から解放される。この結果、ホルダ13からの固定手段30の解放に続いて、ツールユニット29は、ホルダ壁21に対して実質的に直角に再配置されることができ、このとき、位置決めリング38は、ねじ切りされたスリーブ31に沿って再配置されることができる。続いて、ホルダ13からの固定手段30の解放に続いて、ツールユニット29は、ホルダ壁21に実質的に平行に再配置されることができる。この場合、固定手段30の解放に続いて、ツールユニット29は、実質的にホルダ軸14の周りを回転されることができる。ツールユニット29のこの種類の再配置又は回転の結果、他の2つのツール27及び28の内の1つが、窓25の領域内のその動作位置に持ってこられることができる。ユーザが必要とし従って選択したツール27又は28が、窓25の領域においてその動作位置に達すると、固定手段30は、ナット35をその固定位置に締め直すことによって移動され、この固定位置において、位置決めリング38は再び、圧力スリーブ34及びネジナット35によってホルダ13の位置決め面36に対して押し当てられる。
【0024】
本発明は、上記した実施例に制限されない。ホルダ13へのツールユニット29の固定は、異なった設計の固定手段を用いても、例えばラッチ手段又はクランプリングを用いても達成されることができる。ホルダ13は、ねじ切りされたスリーブ31を介しても駆動されることができ、このとき、適切な駆動手段がねじ切りされたスリーブ31に設けられる。図1に示されるフードプロセッサ1において、更に、複数のツールを備えた第2のツールユニットも設けられることができる。
【0025】
本発明による処置は、ツールユニット及び該ツールユニットを保持するためのホルダの駆動がフードボウルのベースから生じるのではなく、フードボウルの上に配置された蓋型装置内に収容される駆動装置を用いるようなフードプロセッサにも適用されることができる。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【図1】本発明の1つの実施例によるフードプロセッサを斜め上からの特に簡略化された図で示す。
【図2】図1のフードプロセッサの図3の線II−IIを通じる部分について、ツールユニットを含む該ツールユニットのホルダを示す。
【図3】図2の矢印IIIに従う図により、図2に示されるツールユニットを含むホルダを示す。
【図4】図5の線IV−IVを通じる部分について、図1に示されるフードプロセッサのツールユニットを示す。
【図5】図4の矢印Vに従う図により、図4に示されるツールユニットを示す。
【図6】ツールユニット及び該ツールユニットの固定手段を含むツールユニットのホルダを、分解状態の斜め上からの図で示す。
【図7】ツールユニット及び固定手段をを含むホルダを、組み立てられた状態の斜め上からの図で示す。
【図8】組み立てられた状態のツールユニット及び固定手段を含むホルダを下からの図で示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
フードプロセッサであって、
前記フードプロセッサは食品を処理するための少なくとも2つのツールを備え、
前記フードプロセッサは前記ツールを駆動するための駆動手段を有し、前記フードプロセッサは前記ツールを保持するためのホルダを有し、前記ホルダは前記駆動手段によって駆動されることができ、前記ホルダはホルダ壁を備え、前記ホルダは前記ホルダ壁に窓を持ち、前記ホルダによって保持される前記ツールは1つずつ前記窓内に配置されることができ、
前記少なくとも2つのツールは、組み合わせられてツールユニットを形成し、
前記ツールユニットは、前記ホルダに対して再配置可能であるように設計され、
前記ツールユニットからのツールは1つずつ前記窓内に配置されることができ、このとき、前記少なくとも1つの他のツールは、前記ホルダ壁に面して並べられると共に前記ホルダ壁によってカバーされ、
前記ツールユニットを前記ホルダに固定するための解放可能な固定手段が設けられる、フードプロセッサ。
【請求項2】
請求項1に記載のフードプロセッサにおいて、前記ツールユニットは、前記ホルダに対する前記固定手段の解放に続いて、前記ホルダ壁に対して実質的に平行に再配置されることができる、フードプロセッサ。
【請求項3】
請求項2に記載のフードプロセッサにおいて、前記ツールユニットは、前記ホルダに対する前記固定手段の解放に続いて、前記ホルダ壁に対して実質的に直角に再配置されることができる、フードプロセッサ。
【請求項4】
請求項2又は3に記載のフードプロセッサにおいて、
前記ホルダは、前記駆動手段によって、ホルダ軸の周りを回転するように動作されることができ、且つ、前記ホルダ軸に対して直角に伸びるホルダ壁を持ち、
前記ツールユニットは、前記固定手段の前記解放に続いて、前記ホルダ軸の周りを回転されることができる、
フードプロセッサ。
【請求項5】
請求項4に記載のフードプロセッサにおいて、
前記ホルダは、前記ホルダ軸に隣接した位置決め面を備え、前記位置決め面は、前記ホルダ壁に対して傾斜角で傾斜し、
前記ツールユニットは、前記ホルダの前記傾斜した位置決め面と相互作用するための位置決めリングを備え、
前記位置決めリングは、前記傾斜した位置決め面に載置されるように前記固定手段によって固定されることができ、
前記ツールユニットからの各ツールは、前記位置決めリングに対して前記傾斜角で傾斜する、
フードプロセッサ。
【請求項6】
請求項5に記載のフードプロセッサにおいて、
前記固定手段は、前記ホルダ軸と同心であり且つ前記ホルダに接続されたねじ切りされたスリーブと、前記ねじ切りされたスリーブを囲み、且つ、前記ねじ切りされたスリーブに沿って再配置されることができる圧力スリーブと、ねじ回し動作によって、前記ねじ切りされたスリーブに沿って再配置されることができるナットとを備え、
前記圧力スリーブは、前記ホルダ壁に対して前記傾斜角で傾斜する接触面を備え、
前記位置決めリングは、前記圧力スリーブの前記接触面の助けにより、前記ホルダの前記傾斜した位置決め面に対して保持されることができる、
フードプロセッサ。
【請求項7】
前記ツールユニットは3つのツールを有する、請求項4に記載のフードプロセッサ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公表番号】特表2006−509570(P2006−509570A)
【公表日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−560020(P2004−560020)
【出願日】平成15年12月2日(2003.12.2)
【国際出願番号】PCT/IB2003/005593
【国際公開番号】WO2004/054418
【国際公開日】平成16年7月1日(2004.7.1)
【出願人】(590000248)コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ (12,071)
【氏名又は名称原語表記】Koninklijke Philips Electronics N.V.
【住所又は居所原語表記】Groenewoudseweg 1,5621 BA Eindhoven, The Netherlands
【Fターム(参考)】