説明

組み立て枠の連接部材構造

【課題】多様性に富む、組み立て枠の連接部材構造を提供する。
【解決手段】
第一ブロック体と第二ブロック体からなる組み立て枠の連接部材であって、一側に複数の板形リブが伸びて突出し、縦方向と横方向に組み合わせるための長溝が形成され、他側の表面に上記一側の長溝の形状に合わせて適当な厚さの連結部を形成した第一ブロック体と、一側の表面に、連結部が当接して組み合わせるための突出した適当な厚さの組立て部を有する第二ブロック体とからなり、これらの間に、複数の組立て槽が形成される。板体は、四隅により連接部材に組み合わせられ、第一ブロック体に形成された縦方向と横方向の組み合わせるための長溝で四角形枠が形成され、組立て槽に板体が組立てられることにより背板が形成される。また、第二ブロック体の挿設用長溝で板体を組み合わせると、横方向に上記組み立て枠を拡張でき、より実用的な組み立て枠構造が形成される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、連接部材構造に関するものであり、さらに詳しくは、組み立て枠の連接部材構造であって、連接部材が、組み合わせ式によって構成され、上記連接部材と板体との組み合わせを多様化した連接部材構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の組み立て枠の連接部材構造は、図17に示すように、一体成形の連結ブロック体40を有するものである。上記連結ブロック体40は、一側に、複数のL状リブが伸びて突出し、それぞれ、縦方向と横方向の組立て槽41が形成され、連接ブロック体40の裏側端部に、複数の溝により、連結槽42が形成されたものである。その組立て槽41と連結槽42が、板体を組立てて連結することに供され、これにより、複数の連結ブロック体40で、複数の板体に合わせて、組み立て枠が構成される。
【0003】
上記の、従来の構造は、従来の連結ブロック体40が、一体成形であるため、上記連結槽42と板体とが組立てられて利用する形態が限られ、組立てることにより他の利用形態や利用可能性が得られなくなり、また、使用多様化が得られないため、上記構造の実用性が悪いという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従って、本発明の課題は、組み立て枠が、多種類の異なる機能を発揮できる枠に組立てられることができ、より良い多様化と実用性が得られ、ユーザーの購入意欲を向上させ得る連接部材構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そこで、本発明者は、上記の本発明の課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、組み立て枠の連結部材を第一ブロック体と第二ブロック体から構成するものとし、一側に板体を組み立てるための長い溝を設けることにより、板体を組み立てるための長い溝を設けることにより、板体を組み合わせるための組立て槽を形成させ、上記第二ブロック体を多様化させることにより上記課題を解決できることに着目し、かかる知見に基づいて本発明に想到するに至った。
【0006】
すなわち、本発明に係る組み立て枠の連接部材構造は、第一ブロック体と第二ブロック体からなる組み立て枠の連接部材であって、一側に、複数の板形リブが伸びて突出し、それぞれ、縦方向と横方向に、複数の組み合わせるための長い溝が形成され、他側において、表面に、上記一側に形成してある長い溝の形状に合わせて、適当な厚さを連結部が形成される第一ブロック体と、一側の表面に、第一ブロック体に合わせて、第一ブロック体の連結部が当接して組み合わせるための、突出した適当な厚さを有する組立て部が形成される第二ブロック体と、が含有され、組み合わせた第一ブロック体と第二ブロック体との間に、複数の組立て槽が形成されるように構成したものである。
【0007】
かくして、請求項1に係る発明によれば、第一ブロック体と第二ブロック体からなる組み立て枠の連接部材であって、
一側に、複数の板形リブが伸びて突出し、それぞれ、縦方向と横方向に、複数の組み合わせるための長い溝が形成され、他側において、表面に、上記一側に設けてある長い溝の形状に合わせて、適当な厚さの連結部が形成される第一ブロック体と、
一側の表面に、第一ブロック体に合わせて、第一ブロック体の連結部が当接して組み合わせるための、突出した適当な厚さを有する組立て部が形成される第二ブロック体とが含有され、
組み合わせた第一ブロック体と第二ブロック体との間に、複数の組立て槽が形成されてなる、
ことを特徴とする組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0008】
請求項2に係る発明によれば、第一ブロック体と第二ブロック体からなる組み立て枠の連接部材であって、
一側に、複数の板形リブが伸びて突出し、それぞれ、縦方向と横方向の組み合わせるための長溝が形成され、他側において、表面に、上記一側に設けてある長溝の形状に合わせて、適当な厚さを有する連結部が形成される第一ブロック体と、
一側の表面に、第一ブロック体に合わせて、第一ブロック体の連結部が当接して組み合わせるための、突出した適当な厚さを有する組立て部が形成され、他側において、複数のリブ板が形成され、上記リブ板によって、それぞれ、縦方向と横方向の挿設用長溝が形成される第二ブロック体とが含有され、
組み合わせた第一ブロック体と第二ブロック体との間に、複数の組立て槽が形成されてなる
ことを特徴とする組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0009】
請求項3に係る発明によれば、第一ブロック体の連結部を有する側辺に、複数の挟持突出部が設けられ、また、板形リブの内側において、組み合わせるための長溝が形成された側壁に、複数の嵌設リブが突出し、第二ブロック体の連結部を有する側辺に、複数の挟持突出部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0010】
請求項4に係る発明によれば、連結部には、連結ブロックと連結孔が設けられ、組立て部には、それに合わせて、組立てブロックと組立て孔が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0011】
請求項5に係る発明によれば、連結部と組立て部とは、磁気吸引によって組み合わせられて固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0012】
請求項6に係る発明によれば、第一ブロック体において、連結部の近くに、第一の嵌合槽が凹むように形成され、第二ブロック体において、連結部の近くに、第二の嵌合槽が設けられ、第一ブロック体と第二ブロック体との間に形成されてある組立て槽に戸板が設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0013】
請求項7に係る発明によれば、第一ブロック体において、第一の嵌合槽の近くに、制限円弧突出部が突出することを特徴とする請求項6に記載の組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0014】
請求項8に係る発明によれば、戸板の四隅の縁に、退避端部が形成され、同じ一側辺に、連接棒が延び、嵌合ヘッド端部が形成され、接部材の第一ブロック体と第二ブロック体とが、板体に合わせて組み立て枠が形成された場合において、組み立て枠の一側に形成された開口に、戸板が組み立てられ、戸板の同一側に伸びる連接棒を、組立て槽内に貫設して、嵌合ヘッド端を第一嵌設槽と第二嵌設槽の間に係止して固定することを特徴とする請求項6に記載の組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0015】
請求項9に係る発明によれば、組み立て枠の開口の他側に形成された組立て槽に、更に、位置付け部材が設けられることを特徴とする請求項8に記載の組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0016】
請求項10に係る発明によれば、連接部材の第一ブロック体の板形リブが形成された側辺には、複数の係止槽が形成され、連接部材が、第一ブロック体と第二ブロック体で、板体に合わせて、組み立て枠が形成される場合において、内部に、傾斜板が組立てられ、上記傾斜板が、四隅から、それぞれ、組み合わせるための棒が延び、組み立て枠内に組み立てられた場合、組み合わせるための棒が、第一ブロック体の係止槽に貫設して定位されることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0017】
請求項11に係る発明によれば、第二ブロック体は、リブ板の周辺に、更に、係合槽が設けられることを特徴とする請求項2に記載の組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【0018】
請求項12に係る発明によれば、第二ブロック体は、本体とカバーからなり、本体の周縁に、複数の嵌合槽がリング状に設けられ、カバーの開口の周縁に、対応する嵌合槽に係止される複数のフックが、リング状に設けられることを特徴とする請求項1に記載の組み立て枠の連接部材構造が提供される。
【発明の効果】
【0019】
本発明は、前記の通りの構成からなり、従来の一体形成された構造の連結部材の欠点を改善し、連結部材と板体との多様な組み合わせを提供することができ、具体例で示すように多種の組み立て枠を実現することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、図面を参照しながら、本発明の特徴や技術内容について、詳しく説明するが、それらの図面等は、参考や説明のためであり、本発明は、それらによって限定されるものではない。
【0021】
図1及び図2に示すように、本発明に係る組み立て枠の連接部材構造は、上記連接部材1が、第一ブロック体10と第二ブロック体20とから構成される。上記第一ブロック体10は、一側に、複数の板形リブ11が伸びて突出し、それぞれ、縦方向と横方向に、組み合わせるための長溝12が形成されている。また、板形リブ11の内側に、組み合わせるための長い溝12が形成された側壁に、複数の嵌設リブ121が設けられてある。第一ブロック体10の他側表面にも、複数の挟持突出部13が設けられ、上記一側にある組み合わせるための長溝12の形状に合わせて、適当な厚さを有する連結部14が設けられる。上記連結部14に、連結ブロック141と連結孔142が設けられ、磁石を利用してもよく、第二ブロック体20の一側の表面に、複数の挟持突出部21が設けられ、第一ブロック体10に合わせて、適当な厚さを有する組立て部22が設けられる。上記組立て部22に、組立てブロック221と組立て孔222が設けられる。また、磁気吸引部材を利用しても良い。
【0022】
その構造によれば、図2乃至図4に示すように、第一ブロック体10と第二ブロック体20は、連結部14と組立て部22で、互いに当接して固定される。また、連結ブロック141と連結孔142及び組立てブロック221と組立て孔222で、互いに係止して固定される。また、第一ブロック体10と第二ブロック体20とは、磁気吸引によって結合されて固定されてもよい。これにより、組み立て枠に適用される連接部材1が構成され、また、連接部材1の第一ブロック体10と第二ブロック体20との間に、連結部14と組立て部22とが組み合わせられたことにより組立て槽23が形成され、組み立て枠の連接部材構造が構成される。
【0023】
本発明によれば、図5に示すように、上記の複数の連接部材1で、複数の板体30に合わせて、組み立て枠2が形成される。その板体30は、四隅で、連接部材1により組立てられ、第一ブロック体10に形成された縦方向と横方向に組み合わせるための長溝12により、四角形枠が形成される。また、第一ブロック体10と第二ブロック体20とを組立てた後、形成された組立て槽23に、更に、板体30が連結されると、背板が形成され、これにより、組み立て枠構造が完成される。
【0024】
図6と図7に示すように、第一ブロック体10において、連結部14の近くに、第一の嵌合槽15が凹むように形成され、第二ブロック体20において、組立て部22の近くに、第二の嵌合槽24が設けられる。また、第一ブロック体10において、第一の嵌合槽15に、制限円弧突出部16が突出形成され、それらに、板体30が嵌合されて、組み立て枠2の構成強度を向上させることができる。
【0025】
また、図8に示すように、第一ブロック体10と第二ブロック体20との間に設けてある組立て槽23に戸板31が設置される。上記戸板31の四隅の縁に、退避端部311が形成される。また、同一側辺に、連接棒312が伸びて、嵌合ヘッド端部313が形成される。連接部材1の第一ブロック体10と第二ブロック体20で、板体30に合わせて、組み立て枠2を形成した時、その組み立て枠2に形成された開口に設けてある連接部材1にも、更に、戸板31が組立てられることができる。
【0026】
図9に示すように、戸板31の同一側に伸びた連接棒312を組立て槽23内に貫設して、更に、嵌合ヘッド端部313を第一嵌設槽15と第二嵌設槽24との間に係止して固定することにより、図10のように、戸板31が、連接棒312を搖動軸として、開口において、搖動できるように、戸が形成される。また、組み立て枠2の開口が形成された他側に設けてある連接部材1の組立て槽23に、更に、位置付け部材231が組立てられ、戸板31が、組み立て枠2の開口が閉じられる時、開口を封じするように、定位される。
【0027】
図11と図12に示すように、その連接部材1の第一ブロック体10において、板型リブ10が形成された周辺に、複数の係止槽17が形成され、連接部材1が、第一ブロック体10と第二ブロック体20とで、板体30に合わせて、組み立て枠2が組立てられた時、更に、内部において、傾斜板32を組立てることができる。上記傾斜板32は、四隅に、それぞれ、組み合わせるための棒321が伸び、組み立て枠2内に組立てられる時、組み合わせるための棒321で、直接に、第一ブロック体10の係止槽16に貫設して定位する。組み立て枠2の内部が、二つの対称する空間に区画され、靴等の品物を収納することができる。組み立て枠2の利用可能な空間が、増加することにより、その用途が多様化される。
【0028】
図13と図14に示すように、上記第二ブロック体20のもう一側辺に、更に、複数のリブ板25が伸び、上記リブ板25により、縦方向と横方向に挿設用長溝251が形成される。挿設用長溝251が形成された内壁に、補強リブ252が設けられる。第一ブロック体10と第二ブロック体20とが、組立てられて連接部材1が形成された時、板体30を利用して、組立て槽23で、横方向に、複数の組み立て枠2が形成され、第二ブロック体20に形成された挿設用長溝251に、板体30を組立てることにより、縦方向に、上記組み立て枠2が伸び、全体として、収納空間が形成される。また、上記第二ブロック体20は、リブ板25の周辺に、更に、係合槽26が形成される。
【0029】
図15に示すように、上記の複数のリブ板25が伸びた第二ブロック体20は、組立て部22により、第一ブロック体10の連結部14に組み合わせられた後、その形成された組立て槽23に、板体30が組立てられることができ、隔板が形成される。また、上記の形成された組み立て枠の両側にある開口にも、戸板31が設けられてもよく、これにより、両側から、品物を収納することができるような収納箪笥が形成される。また、戸板31を配置することにより、両側から開ける枠体が形成される。
【0030】
また、図1〜15に示すように、第二ブロック体20は、一体成形によって形成されてもよく、それぞれ、本体20Aとカバー20B(図16のように)を作製してよい。また、本体20Aは、周縁に、複数の嵌合槽27がリング状に設けられ、それに、交換可能なカバー20Bが覆われ、カバー20Bは、開口の周縁に、対応する嵌合槽27に係止される複数のフック28が、リング状に設けられ、当該カバー20Bの外周が、多辺形である幾何形状(例えば、ダイヤモンド状)になり、それに、文字や図柄を印刷することができる。そのため、ユーザーは、好みに応じて、異なる文字や図柄及び幾何模様を選別することができ、識別力や装飾性が向上し、また、実用性を向上させることができる。
【0031】
上記の具体的な実施形態の構造によれば、本発明の連接部材1が、第一ブロック体10と第二ブロック体20からなり、その一側に、板体30が組立てられるための組み合わせるための長溝12があるから,組立て槽23が形成されて,板体30が組立てられることができる。また、上記第二ブロック体20によれば、多様化されて、組み立て枠2が、複数の異なる機能を発揮できる枠として、利用することができる。
本発明によれば、前記したことから、より多様化され、また、複数の機能が発揮できるため、ユーザーの購入意欲を高めることができる。
【0032】
以上は、本発明の好適な実施形態であり、本発明は、それらによって限定されるものではなく、本発明に係わる特許請求の範囲や明細書の内容に基づいて行った等価の変更や修正は、全てが、本発明の請求の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の一実施形態による連結部材の斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態による連結部材の分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態による連結部材の組立て断面図である。
【図4】本発明の一実施形態による連結部材の他の角度から見た組立て断面図である。
【図5】本発明の一実施形態による連結部材の使用状態を示す概念図である。
【図6】本発明の好適な実施形態による連結部材の分解斜視図である。
【図7】本発明の好適な実施形態による連結部材の組立て断面図である。
【図8】本発明の好適な実施形態による連結部材の使用状態を示す分解図である。
【図9】本発明の好適な実施形態による連結部材の使用状態を示す組立ての断面図である。
【図10】本発明の好適な実施形態による連結部材の使用状態を示す概念図である。
【図11】本発明の好適な実施形態による連結部材の他の使用状態を示す分解図である。
【図12】本発明の好適な実施形態による連結部材の他の使用状態を示す概念図である。
【図13】本発明のさらに好適な実施形態による連結部材の使用状態を示す分解斜視図である。
【図14】本発明のさらに好適な実施形態による連結部材の使用状態を示す分解図である。
【図15】本発明のさらに好適な実施形態による連結部材の他の使用状態を示す分解図である。
【図16】本発明のさらに好適な実施形態による連結部材の使用状態を示す分解斜視図である。
【図17】従来の連接部材の斜視図である。
【符号の説明】
【0034】
本発明
1 連接部材
10 第一ブロック体
11 板形リブ
12 組み合わせるための長溝
121 嵌設リブ
13 挟持突出部
14 連結部
141 連結ブロック
142 連結孔
15 第一嵌設槽
16 制限円弧突出部
17 係止槽
2 組み立て枠
20 第二ブロック体
20A 本体
20B 本体
21 挟持突出部
22 組立て部
221 組立てブロック
222 組立て孔
23 組立て槽
231 位置付け部材
24 第二嵌設槽
25 リブ板
251 挿設用長溝
252 補強リブ
26 係合槽
27 嵌合槽
28 フック
30 板体
31 戸板
311 退避端部
312 連接棒
313 嵌合ヘッド端部
32 傾斜板
321 組み合わせるための棒
従来
40 連結ブロック体
41 組立て槽
42 連結槽




【特許請求の範囲】
【請求項1】
第一ブロック体と第二ブロック体からなる組み立て枠の連接部材であって、
一側に、複数の板形リブが伸びて突出し、それぞれ、縦方向と横方向に、複数の組み合わせるための長溝が形成され、他側において、表面に、上記一側に設けてある長溝の形状に合わせて、適当な厚さの連結部が形成される第一ブロック体と、
一側の表面に、第一ブロック体に合わせて、第一ブロック体の連結部が当接して組み合わせるための、突出した適当な厚さを有する組立て部が形成される第二ブロック体とが含有され、
組み合わせた第一ブロック体と第二ブロック体との間に、複数の組立て槽が形成されてなる
ことを特徴とする組み立て枠の連接部材構造。
【請求項2】
第一ブロック体と第二ブロック体からなる組み立て枠の連接部材であって、
一側に、複数の板形リブが伸びて突出し、それぞれ、縦方向と横方向の組み合わせるための長溝が形成され、他側において、表面に、上記一側に設けてある長溝の形状に合わせて、適当な厚さを有する連結部が形成される第一ブロック体と、
一側の表面に、第一ブロック体に合わせて、第一ブロック体の連結部が当接して組み合わせるための、突出した適当な厚さを有する組立て部が形成され、他側において、複数のリブ板が形成され、上記リブ板によって、それぞれ、縦方向と横方向の挿設された長溝が形成される第二ブロック体とが含有され、
組み合わせた第一ブロック体と第二ブロック体との間に、複数の組立て槽が形成されてなる
ことを特徴とする組み立て枠の連接部材構造。
【請求項3】
第一ブロック体の連結部を有する側辺に、複数の挟持突出部が設けられ、また、板形リブの内側において、組み合わせるための長溝が形成された側壁に、複数の嵌設リブが突出し、第二ブロック体の連結部を有する側辺に、複数の挟持突出部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て枠の連接部材構造。
【請求項4】
連結部には、連結ブロックと連結孔が設けられ、組立て部には、それに合わせて、組立てブロックと組立て孔が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て枠の連接部材構造。
【請求項5】
連結部と組立て部とは、磁気吸引によって組み合わせられて固定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て枠の連接部材構造。
【請求項6】
第一ブロック体において、連結部の近くに、第一嵌合槽が凹むように形成され、第二ブロック体において、連結部の近くに、第二嵌合槽が設けられ、第一ブロック体と第二ブロック体との間に形成されてある組立て槽に戸板が設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て枠の連接部材構造。
【請求項7】
第一ブロック体において、第一嵌合槽の近くに、制限円弧突出部が突出することを特徴とする請求項6に記載の組み立て枠の連接部材構造。
【請求項8】
戸板の四隅の縁に、退避端部が形成され、同じ一側辺に、連接棒が延び、嵌合ヘッド端部が形成され、接部材の第一ブロック体と第二ブロック体とが、板体に合わせて組み立て枠が形成された場合において、組み立て枠の一側に形成された開口に、戸板が組み立てられ、戸板の同一側に伸びる連接棒を、組立て槽内に貫設して、嵌合ヘッド端を第一嵌設槽と第二嵌設槽の間に係止して固定することを特徴とする請求項6に記載の組み立て枠の連接部材構造。
【請求項9】
組み立て枠の開口の他側に形成された組立て槽に、更に、位置付け部材が設けられることを特徴とする請求項8に記載の組み立て枠の連接部材構造。
【請求項10】
連接部材の第一ブロック体の板形リブが形成された側辺には、複数の係止槽が形成され、連接部材が、第一ブロック体と第二ブロック体で、板体に合わせて、組み立て枠が形成される場合において、内部に、傾斜板が組立てられ、上記傾斜板が、四隅から、それぞれ、組み合わせるための棒が延び、組み立て枠内に組み立てられた場合、組み合わせるための棒が、第一ブロック体の係止槽に貫設して定位されることを特徴とする請求項1又は2に記載の組み立て枠の連接部材構造。
【請求項11】
第二ブロック体は、リブ板の周辺に、更に、係合槽が設けられることを特徴とする請求項2に記載の組み立て枠の連接部材構造。
【請求項12】
第二ブロック体は、本体とカバーからなり、本体の周縁に、複数の嵌合槽がリング状に設けられ、カバーの開口の周縁に、対応する嵌合槽に係止される複数のフックが、リング状に設けられることを特徴とする請求項1に記載の組み立て枠の連接部材構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【公開番号】特開2012−241898(P2012−241898A)
【公開日】平成24年12月10日(2012.12.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−106985(P2012−106985)
【出願日】平成24年5月8日(2012.5.8)
【出願人】(512118912)
【Fターム(参考)】