説明

組織試料を含むカセットマガジンの冷却装置

【課題】簡単なやり方で組織試料を含むカセットマガジンの体系的な保管と同時に冷却を可能とする、組織試料を含むカセットマガジンの冷却装置を提供する。
【解決手段】組織試料を含むカセットマガジン20の冷却装置12は、ハウジング14、冷却機、及びハウジング14内の1以上のカセットマガジン20を移送するための移送装置を含む。カセットマガジンは、投入シュート16を介して装置12内に導入され、排出シュート18から回収される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は組織試料を含むカセットマガジンの冷却装置に関する。本装置はハウジングと冷却機を含む。
【背景技術】
【0002】
研究室では、組織試料は一般にカセットに封入されている。カセットは、そのカセットにどの組織試料が入っているかをいつでも容易に識別できるようにラベリングされている。カセット、つまり組織試料は、容易に配置するために、一般にカセットマガジンの中に整理される。一方カセットマガジンには、独自のコードが付されている。さらにカセットマガジンは、決まった研究所のルールに従って保管されることが知られている。カセットをどのカセットマガジンに割り当て配置するかに関する研究所のルールに従って、個々の組織試料があらかじめ決められた位置に保管され、そしていつでも探し出せるようにするためである。
【0003】
組織試料は、例えば組織試料をマイクロメーター単位の薄片に切片化するために例えばミクロトームを使用する際にも、常に冷却しなければならない。従ってカセットマガジン全体が冷却されることが好ましい。
【0004】
カセットマガジンを冷却するため、商業用の冷蔵庫や冷凍機が用いられる。組織試料は、冷蔵庫及び/又は冷蔵庫の個々のコンパートメントにラベリングし、その個々の冷蔵庫及び/又は冷蔵庫のコンパートメントに、例えばリストに従って、組織試料を割り当てることによって回収することができる。
【0005】
US6,251,659B1には、温度調節装置(ボックス)が開示されている。この温度調節装置は、同じ高さに配置された投入シュートと排出シュートとを含む。複数のカセットマガジンを投入シュートを介して装置内に導入することができる。装置内部では、カセットマガジンは排出シュートに向けて横方向に配置されたスライダに載置される。カセットマガジンの試料が所定の温度に達すると、排出シュートから回収される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】US6,251,659B1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の目的は、簡単なやり方で組織試料を含むカセットマガジンの体系的な保管と同時に冷却を可能とする、組織試料を含むカセットマガジンの冷却装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この目的は、独立請求項1に記載の特徴により達成される。即ち、本発明の1視点において、ハウジングと、冷却機と、ハウジング内で1以上のカセットマガジンを移送するための移送装置を有する、組織試料を含むカセットマガジンの冷却装置であって、該ハウジングは、ハウジング上部領域に該カセットマガジンのための投入シュート及び/又は該ハウジングの下部領域に該カセットマガジンのための排出シュートを含み、該移送装置は、1以上のカセットマガジンを該ハウジングの上部から底部まで移送可能なように構成されている、ことを特徴とする冷却装置が提供される。(基本形態1)
有利な実施形態は従属請求項に記載される。
前記移送装置は、スクリューロッドを含むことが好ましい。(形態2)
前記スクリューロッドの軸が垂直方向であることが好ましい。(形態3)
前記冷却機は、前記ハウジング内に、該ハウジングの1以上の側壁に設けた1以上のペルチェ冷却素子を含むことが好ましい。(形態4)
前記冷却機は、前記ハウジングの冷却フィンを含むことが好ましい。(形態5)
前記冷却機は、前記ハウジングの一部分とその他の部分と連絡する、前記ハウジングの空気チャンネルを含むことが好ましい。(形態6)
前記冷却機は、前記空気チャンネル内にファンを含むことが好ましい。(形態7)
前記冷却機は、前記空気チャンネル内に空気冷却器を含むことが好ましい。(形態8)
前記冷却機は、前記ハウジングのベースプレート内に1以上の冷却要素を含むことが好ましい。(形態9)
前記ハウジングは、絶縁材を含むことが好ましい。(形態10)
前記ハウジング内に、1以上の前記カセットマガジンのマガジンコードを読み取るためのデータ読み取りユニットを含むことが好ましい。(形態11)
前記ハウジング内に、該ハウジング内の1以上の前記カセットマガジン内の試料温度を確認できる1以上の温度センサを備えることが好ましい。(形態12)
前記データ読み取りユニット及び/又は前記温度センサは、外部のデータ処理システムに結合されていることが好ましい。(形態13)
なお、特許請求の範囲に付記した図面参照符号は専ら理解を助けるためのものであり、図示の態様に限定することを意図するものではない。
【発明の効果】
【0009】
本発明の基本形態により、簡単なやり方で組織試料を含むカセットマガジンの体系的な保管と同時に冷却を可能とする、組織試料を含むカセットマガジンの冷却装置が提供される。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明に係る、組織試料を含むカセットマガジンの冷却装置は、ハウジング、冷却機及びハウジング内で1以上のカセットマガジンを移送するための移送装置を含む。これにより、簡単なやり方で組織試料を含むカセットマガジンの体系的な保管と同時に冷却が可能となる。なぜなら、移送装置により、カセットマガジンはその冷却状態に応じて、及び/又はそのカセット内の組織試料に応じて、装置内の所定の位置へ移送可能となるからである。
【0011】
1つの有利な実施形態として、移送装置は、1以上のカセットマガジンをハウジング内の上部から底部へ移送可能であるように構成される。これにより特にカセットマガジンの冷却に有利である。なぜなら、ハウジング内の自然な温度勾配を利用できるからである。詳しく言うと、カセットマガジンはハウジングの上部、つまりより暖かい部分で最初にゆっくりと冷却され、カセットマガジン内の試料の実体温度が下がってくるにつれてハウジング内を連続的に下方へ移送され、さらに冷却することができる。これによって、さらに冷却装置の省エネルギー運転に寄与する。なぜなら、より高い実体温度を持つカセットマガジンが、ハウジング下部のより強く冷却された領域を不必要に加熱することがないからである。
【0012】
さらなる有利な実施形態において、移送装置はスクリューロッドを含む。これにより、移送装置を特に簡単な構成にすることができる。スクリューに用いるねじは、ねじ駆動(送りねじ)に用いる普通のねじが好ましい。スクリューとカセットマガジンは、スクリューロッドのねじがカセットマガジン自体の上に直接結合されるように構成することが好ましい。あるいは、1以上のマガジンホルダがハウジング内に設けられ、それによってカセットマガジンがスクリューロッドで移送されるように、結合される。さらに、2以上のスクリューロッドをハウジング内に追加配置することができる。
【0013】
これに関して、このスクリューロッドの軸を垂直方向に向けることが特に有利である。それにより、カセットマガジンを上部から底部へ移送する経路を短くすることができる。
【0014】
さらなる有利な実施形態において、ハウジングの上部領域に、カセットマガジンを導入するための投入シュートを備える。選択的又は追加的に、この装置はハウジングの下部領域にカセットマガジンの排出シュートを備える。これにより、簡単な方法で装置の省エネルギー運転を行うことができる。なぜなら、カセットマガジンを投入・排出するほうが、冷蔵庫の扉を開閉するよりも温度変化が少ないからである。さらにこれにより、カセットマガジンの体系的配列が容易となる。なぜなら、装置のユーザはハウジングの中のカセットマガジンをランダムに配置することができず、投入シャフトを通じてのみ配置可能となるからであり、装置のハウジング内でのカセットマガジンの位置は移送装置によってのみ決定されるからである。
【0015】
さらなる有利な実施形態において、冷却機はハウジングの1以上の側壁に、1以上のペルチェ冷却素子を含む。これにより、特に簡単かつ効果的に冷却機を配置することができる。
【0016】
さらなる有利な実施形態において、冷却機はハウジングに冷却フィンを含む。冷却フィンは、ハウジング内の熱をハウジングを介して速やかに環境に放出することを助ける。これにより、装置の冷却を特に簡単かつ少ないエネルギーで行うことができる。
【0017】
さらなる有利な実施形態において、ハウジングは他の部分と連絡する(つながっている)空気チャンネルを備える。ハウジングと空気チャンネルとの連絡は、ハウジングと空気チャンネルとの間の1以上の切欠きを介して、空気が空気チャンネルからハウジングへ流入し、また戻ってくるよう循環することにより行われることが好ましい。これにより、装置ハウジングの追加的、又は選択的な冷却を簡単な方法で行うことができる。
【0018】
さらなる有利な実施形態において、空気チャンネルにファンを備える。空気チャンネルとハウジングとがつながっているので、このファンにより空気チャンネルとハウジングのその他の部分の空気循環が容易に可能となる。さらにこれにより、ハウジング内の温度勾配に変化を与える(制御する)ことができる。
【0019】
さらなる有利な実施形態において、冷却機は空気チャンネル内に空気冷却器を含む。空気冷却器は空気チャンネルの空気を冷却し、その冷却空気はカセットマガジンを冷却するために、ファンにより空気チャンネルを通じてハウジングのその他の部分へ送ることができる。これにより、簡単な構成で装置を効率的に冷却することができる。
【0020】
さらなる有利な実施形態において、冷却機はハウジングのベースプレートを含み、このベースプレートは1以上の冷却要素を有する。この冷却要素を有するベースプレートは、ハウジング内のカセットマガジンを選択的又は追加的に冷却することができる。
【0021】
さらなる有利な実施形態において、ハウジングには絶縁材を含む。この絶縁材は具体的には断熱材であるが、これによりハウジング内部が周囲の熱で加熱されることを防ぐことができ、従って省エネルギーでの装置運転が可能である。
【0022】
さらなる有利な実施形態において、ハウジング内にカセットマガジン(単数又は複数)のマガジンコードを読み取るデータ読み取りユニットを配する。これにより、カセットマガジンの効果的な体系的保管が可能となる。なぜなら、ハウジング内のどの位置にどのカセットマガジンがあるのかを自動的に認識できるようになるからである。データ読み取りユニットは、カセットマガジンを記録し、位置確認できる外部のデータ処理システムに結合されることが好ましい。
【0023】
さらなる有利な実施形態において、ハウジング内の1以上のカセットマガジンの温度を確認するための、1以上の温度センサをハウジング内に備える。これにより、どのカセットマガジンが処理温度まで冷却されているかを簡単な方法で決定できる。そのため、1以上の温度センサはハウジング内の異なる高さに配置することが好ましい。あるいは選択的に、ハウジング内の温度勾配を表すハウジング温度モデルを(例えばテスト装置で)作っておき、ただ1つの温度センサによってハウジングの他の位置の温度をそのモデルを用いて推定することができる。
【0024】
これに関して、温度センサも外部のデータ処理システムに結合されることが特に有利である。それにより、どのカセットマガジンが正確にどの位置にあるかだけでなく、そのカセットマガジンのその時点での温度も認識することができる。これにより、特に有利な方法で、カセットマガジンの十分に体系化された同時冷却が達成できる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
本発明に係る典型的な実施例について、以下の図面を用いて説明する。同一の形状又は機能を有する要素は図面全体を通じて同一の符号を用いている。
【図1】組織試料を含むカセットマガジン冷却装置の第1の外観図である。
【図2】同装置の第2の外観図である。
【図3】同装置の縦方向断面図である。
【図4】同装置の断面図である。
【実施例】
【0026】
図1は、組織試料を含むカセットマガジン20の冷却装置12である。装置12は、投入シュート16と排出シュート18とを有するハウジング14を含む。カセットマガジン20は、投入シュート16から容易にハウジング14に送り込むことができる。カセットマガジン20は、排出シュート18から再び回収できる。
【0027】
装置12は、カセットマガジン20を投入シュート16から排出シュート18まで移送可能な移送装置を含む。これに関して、カセットマガジン20は上部から底部まで移送されることが好ましい。二つのシュート16、18及び/又は移送装置は、複数のカセットマガジン20が順次上部から底部へ移送されるように構成しうる。上部から底部へ移送することにより、ハウジング14内の自然な温度勾配を有利に利用することができる。カセットマガジン20は、最初により暖かいハウジング14の上部領域でゆっくりと冷却され、そして実体温度が下がってくるにつれてハウジング内のより冷却された領域に下方移送される。
【0028】
装置の冷却機は、ハウジング14のベースプレート22に、例えば1以上の冷却要素を含みうる。選択的又は追加的に、冷却機はハウジング14の冷却フィン24を含む。これにより、ハウジング14内で発生した熱を迅速かつ容易に周囲の空気へ放出することができる。選択的又は追加的に、冷却機はハウジング14に、例えばファン28及び/又は空気冷却器を備えた空気チャンネル26を含む。
【0029】
図2は、図1に示す装置12を斜め後方から見た図である。
【0030】
装置12の縦断面図である図3には、ハウジング14と空気チャンネル26との間にある開口部34が見える。少なくとも2つの開口部34をハウジング14と空気チャンネル26との間に設けることが好ましく、具体的には1つはファン28の上流側に、もう1つをファン28の下流側に設けることが好ましい。これにより、空気は開口部34を通って、空気チャンネル26から出てハウジング14に入っていくように流れる。この空気流は、ハウジング14内の温度勾配を変えるように用いることができる。具体的には、ハウジング14内の温度勾配を弱めたり強くしたりするように(即ち、制御するように)セットすることができる。
【0031】
図3には、複数のカセットマガジン20がハウジング14内で互いに上下に配列されているのが見える。
【0032】
移送装置は、ねじ送りで知られるねじを含むことが好ましく、その軸は垂直に配置することが好ましい。カセットマガジン20とねじとは、ねじが直接カセットマガジン20と噛み合うように構成することができる。選択的に、マガジンホルダをハウジング14内に設け、そのホルダ内にカセットマガジン20を入れて、ホルダをスクリューロッド(図示省略)で移動することもできる。さらに、1以上の追加のスクリューロッドをハウジング14内に設けることができる。
【0033】
ベースプレート22の冷却要素及び空気チャンネル26内の空気冷却器に追加して、あるいは代えて、冷却機にハウジング14の1以上の側壁に設けたペルチェ素子を含むことができる。さらにハウジング14に、より効果的な冷却のために断熱材32を備えることが好ましい。
【0034】
図4に示すハウジング14とカセットマガジン20の断面図には、ハウジング14の断熱材32と、カセットマガジン20のカセットの中の円形の組織試料がはっきり示されている。
【0035】
データ読み取りユニット及び/又は温度センサをハウジング14内に設けることが好ましい。できれば、どちらも外部のデータ処理システムに結合することが好ましい。データ読み取りユニットは、カセットマガジンのコードを認識でき、カセットマガジンの正確な位置がデータ処理システムによっていつでも読み取ることができる。そのため、データ読み取りユニットは例えばスキャナを含む。さらに、温度センサからの温度信号により、カセットマガジン20の実体温度、即ちカセットマガジン20内の試料の温度が、データ処理システムによっていつでも確認できる。そのため、1つには複数の温度センサをハウジング14内の特に異なる高さ位置に配置することができる。あるいは、ハウジング14の温度モデルを(例えばテスト装置で)決定しておき、そのモデルを用いて、温度センサからの温度信号により、それぞれのカセットマガジン20のそれぞれの実体温度がハウジング14内の温度勾配を用いて決定できる。
【符号の説明】
【0036】
12 組織試料冷却装置
14 ハウジング
16 投入シュート
18 排出シュート
20 カセットマガジン
22 ベースプレート
24 冷却フィン
26 空気チャンネル
28 ファン
30 ペルチェ素子
32 断熱材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ハウジング(14)と、冷却機と、ハウジング内で1以上のカセットマガジン(20)を移送するための移送装置を有する、組織試料を含むカセットマガジンの冷却装置(12)であって、
該ハウジング(14)は、ハウジング(14)上部領域に該カセットマガジン(20)のための投入シュート(16)及び/又は該ハウジング(14)の下部領域に該カセットマガジン(20)のための排出シュート(18)を含み、
該移送装置は、1以上のカセットマガジン(20)を該ハウジング(14)の上部から底部まで移送可能なように構成されている、ことを特徴とする冷却装置。
【請求項2】
前記移送装置は、スクリューロッドを含むことを特徴とする、請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記スクリューロッドの軸が垂直方向であることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記冷却機は、前記ハウジング(14)内に、該ハウジング(14)の1以上の側壁に設けた1以上のペルチェ冷却素子(30)を含むことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一に記載の装置。
【請求項5】
前記冷却機は、前記ハウジング(14)の冷却フィン(24)を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一に記載の装置。
【請求項6】
前記冷却機は、前記ハウジング(14)の一部分とその他の部分と連絡する、前記ハウジング(14)の空気チャンネル(26)を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一に記載の装置。
【請求項7】
前記冷却機は、前記空気チャンネル(26)内にファン(28)を含むことを特徴とする、請求項6に記載の装置。
【請求項8】
前記冷却機は、前記空気チャンネル(26)内に空気冷却器を含むことを特徴とする、請求項6又は7に記載の装置。
【請求項9】
前記冷却機は、前記ハウジング(14)のベースプレート(22)内に1以上の冷却要素を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれか一に記載の装置。
【請求項10】
前記ハウジング(14)は、絶縁材(32)を含むことを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一に記載の装置。
【請求項11】
前記ハウジング(14)内に、1以上の前記カセットマガジン(20)のマガジンコードを読み取るためのデータ読み取りユニットを含むことを特徴とする、請求項1〜10のいずれか一に記載の装置。
【請求項12】
前記ハウジング(14)内に、該ハウジング(14)内の1以上の前記カセットマガジン内の試料温度を確認できる1以上の温度センサを備えることを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一に記載の装置。
【請求項13】
前記データ読み取りユニット及び/又は前記温度センサは、外部のデータ処理システムに結合されていることを特徴とする、請求項11又は12に記載の装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2010−66263(P2010−66263A)
【公開日】平成22年3月25日(2010.3.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−207833(P2009−207833)
【出願日】平成21年9月9日(2009.9.9)
【出願人】(500113648)ライカ ビオズュステムス ヌスロッホ ゲーエムベーハー (45)
【Fターム(参考)】