説明

給湯機用リモコン装置

【課題】使用者とリモコンとの距離が大きい場合にも、重要な情報を使用者に確実に認識させることができる給湯機用リモコン装置を提供すること。
【解決手段】本発明の給湯機用リモコン装置は、給湯機を遠隔操作するための給湯機用リモコン装置であって、ドットマトリクス方式の表示部2eと、表示部2eと使用者との間の距離を検出する人体検出手段と、距離が小さい場合には、複数種類の情報を同時に表示する通常画面を表示部2eに表示し、距離が大きい場合には、複数種類の情報のうち、少なくとも一つの情報の表示を省略することにより、他の少なくとも一つの情報の表示サイズを通常画面より拡大させた遠距離用画面を表示部2eに表示するように制御する表示内容制御手段と、を備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、給湯機用リモコン装置に関する。
【背景技術】
【0002】
浴槽や給湯栓へ給湯する給湯機の作動を、台所や浴室等の壁面に設置したリモートコントローラ(以下、「リモコン」と略称する)から遠隔操作する技術が知られている。一般に、このリモコンには、給湯機の状態や給湯温度などの情報を表す文字、数字、図形などを表示する、液晶表示装置等の表示部が設けられている。このリモコンが特に台所等の室内の壁面に設置されている場合に、使用者は、リモコンに近い位置からだけでなく、遠く離れた位置からもリモコンを見ることがある。そのように遠く離れた位置からでは、表示部に表示された文字等が小さすぎて読み取りにくい場合がある。
【0003】
特許文献1には、パーソナルコンピュータの画面と使用者との距離を測定し、使用者が画面に近い場合には文字の表示サイズを小さくし、使用者が画面から遠い場合には文字の表示サイズを大きくするようにしたパーソナルコンピュータシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2006−23953号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
文字の表示サイズを大きくすると、その文字情報を表示するのに必要な領域(面積)も増大する。パーソナルコンピュータの画面の場合には、スクロール機能があるので、文字の表示サイズを大きくしたことによって表示に必要な領域が増大しても、問題はない。
【0006】
一方、給湯機のリモコンでは、使用者がリモコンに手が届かないような位置にいる場合にはスクロール操作を行う訳にいかないので、画面にスクロール機能を持たせることはできない。給湯機のリモコンには、給湯機の状態、給湯温度、時刻などの、複数種類の情報が表示される。給湯機のリモコンの表示部の大きさは限られているため、文字等の表示サイズを大きくすると、それらの情報が表示部の表示領域に入りきらなくなる。このため、特許文献1の技術を適用することは困難であった。
【0007】
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、使用者とリモコンとの距離が大きい場合にも、重要な情報を使用者に確実に認識させることができる給湯機用リモコン装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る給湯機用リモコン装置は、給湯機を遠隔操作するための給湯機用リモコン装置であって、ドットマトリクス方式の表示部と、表示部と使用者との間の距離を検出する人体検出手段と、距離が小さい場合には、複数種類の情報を同時に表示する通常画面を表示部に表示し、距離が大きい場合には、複数種類の情報のうち、少なくとも一つの情報の表示を省略することにより、他の少なくとも一つの情報の表示サイズを通常画面より拡大させた遠距離用画面を表示部に表示するように制御する表示内容制御手段と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、使用者とリモコンとの距離が大きい場合にも、重要な情報を使用者に確実に認識させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】本発明の実施の形態1の給湯機用リモコン装置を適用した給湯システムを示す制御ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態1におけるメインリモコンを正面から見た図である。
【図3】本発明の実施の形態1におけるメインリモコンを壁面に取り付けた時の状態を側面から見た図である。
【図4】本発明の実施の形態1におけるメインリモコンの表示部に表示する文字サイズを変更する様子を示す図であり、図4(a)は使用者とメインリモコン間の距離が十分に小さいときの表示内容(通常画面)を示し、図4(b)は使用者とメインリモコン間の距離が大きいときの表示内容(遠距離用画面)を示し、図4(c)は使用者とメインリモコン間の距離が更に大きいときの表示内容(遠距離用画面)を示す。
【図5】本発明の実施の形態1における記憶装置に保持された優先順位の例を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態1における制御処理の流れを示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
【0012】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の給湯機用リモコン装置を適用した給湯システムを示す制御ブロック図である。図1に示すように、本実施形態の給湯システムは、給湯機本体1と、それに接続されたメインリモコン2および浴室リモコン3とを有している。メインリモコン2は、通常、台所等の壁面に設置される。メインリモコン2は、運転の開始/停止等、給湯機能全般の動作に関する指示を使用者が入力可能であるように構成されている。浴室リモコン3は、浴室の壁面に設置される。浴室リモコン3は、給湯温度やふろ給湯機能等の設定に関する指示を使用者が入力可能であるように構成されている。
【0013】
給湯機本体1は、電源部1cと、メインリモコン2および浴室リモコン3との通信信号の変換を行う通信回路1bと、通信信号の解析や送受信、給湯機能の制御を行う制御部1aとを備えている。更に、給湯機本体1は、図示を省略するが、湯を沸かすための加熱手段、湯を蓄える貯湯タンク、各部の湯水の流れを制御するための弁類、各種センサ類などを備えている。
【0014】
メインリモコン2は、電源部2cと、給湯機本体1および浴室リモコン3との通信信号の変換を行う通信回路2bと、文字情報や情報の優先順位のデータを保持する記憶装置2dと、メインリモコン2の周辺に居る使用者4の位置(距離)を計測する人体検出部2fと、文字情報や給湯温度等を表示する表示部2eと、音声や報知音の音量を調整する音量調整部2gと、音声や報知音を鳴動させる鳴動部2hと、給湯温度等の給湯機能の切り替え設定するスイッチ部2iと、スイッチ部2iや人体検出部2f、通信回路2bとの信号を処理し、表示部2eや音量調整部2gの制御を行うメインリモコン制御部2aとを備えている。
【0015】
浴室リモコン3は、電源部3cと、給湯機本体1およびメインリモコン2との通信信号の変換を行う通信回路3bと、給湯温度等を表示する表示部3eと、音声や報知音の音量を調整する音量調整部3gと、音声や報知音を鳴動させる鳴動部3hと、給湯温度等の給湯機能の切り替え設定するスイッチ部3iと、スイッチ部3iや通信回路3bとの信号を処理し、表示部3eや音量調整部3gの制御を行う浴室リモコン制御部3aとを備えている。
【0016】
図2は、本発明の実施の形態1におけるメインリモコン2を正面から見た図である。この図に示すように、メインリモコン2の正面には、表示部2e、人体検出部2f、鳴動部2hおよびスイッチ部2iが配置されている。表示部2eは、ドットマトリクス方式の表示装置であり、例えば液晶表示装置、有機EL表示装置等で構成される。
【0017】
図3は、本発明の実施の形態1におけるメインリモコン2を壁面5に取り付けた時の状態を側面から見た図である。この図に示すように、人体検出部2fは、床面6上に居る使用者4と、メインリモコン2(表示部2e)との間の距離Lを計測する。人体検出部2fは、使用者4との距離Lを連続的または断続的に繰り返して測定する。人体検出部2fは、例えば赤外線測距センサで構成することができる。あるいは、人体検出部2fとしては、使用者4の像を撮像するカメラを設置し、画像処理によって特定される人物像の大きさ、位置等に基づいて使用者4との距離を推定するようにしてもよい。
【0018】
メインリモコン制御部2aは、使用者4との距離Lに基づいて、適切な文字サイズと音量を選択するとともに、表示部2eの表示領域に表示する情報を記憶装置2dに保持された優先順位のデータに基づいて選択し、表示部2eに表示させ、音声を鳴動させる。音量は、例えば距離Lが大きいときには大きく、距離Lが小さいときには小さくする。
【0019】
図4は、本発明の実施の形態1におけるメインリモコン2の表示部2eに表示する文字サイズを変更する様子を示す図である。図5は、本発明の実施の形態1における記憶装置2dに保持された優先順位の例を示している。なお、本実施形態では、表示する情報を文字情報7a、給湯温度7b、操作優先権7c、残湯量7d、現在時刻7eに絞って記載しているが、これらに限らず、リモコン表示部2eに表示するすべての情報を本制御の対象とすることができる。
【0020】
図4(a)は、使用者4とメインリモコン2間の距離Lが十分に小さいときに表示部2eに表示する内容(通常画面)を示している。使用者4がメインリモコン2に十分に近い位置にいる場合には、図4(a)に示すように、文字情報7aの表示サイズ(文字サイズ)を最小とし、この文字情報7aとともに、給湯温度7b、操作優先権7c、残湯量7dおよび現在時刻7eを同時に表示する。
【0021】
図4(b)は、使用者4とメインリモコン2間の距離Lが大きいときに表示部2eに表示する内容(遠距離用画面)を示している。使用者4がメインリモコン2から遠い位置にいる場合には、図4(b)に示すように、優先順位1位の情報、すなわち文字情報7aの表示サイズ(文字サイズ)を大きくする。これにより、使用者4は、表示部2eが遠くても、文字情報7aを確実に判読することができる。また、メインリモコン制御部2aは、拡大表示した文字情報7a以外の情報については、表示可能な残りの領域に応じて、記憶装置2dに保存された優先順位のデータに従い、優先順位の高いものから順に選択して、同時に表示を行う。図4(b)に示す例では、残された表示領域に、優先順位2位の給湯温度7bと優先順位3位の操作優先権7cまでが表示可能であるので、これらを文字情報7aと同時に表示し、優先順位4位の残湯量7dおよび優先順位5位の現在時刻7eについては表示を省略している。
【0022】
図4(c)は、使用者4とメインリモコン2間の距離Lが更に大きいとき、または使用者4がメインリモコン2の周辺に存在していないときに表示部2eに表示する内容(遠距離用画面)を示している。この場合には、図4(c)に示すように、文字情報7aの文字サイズを最大とし、その他の情報についてはすべて表示を省略する。これにより、使用者4は、メインリモコン2から更に遠く離れた位置にいる場合においても、文字情報7aを判読することができる。
【0023】
上述したように、メインリモコン制御部2aは、表示部2eに表示する内容を優先順位に従って決定し、表示領域が足りない場合には優先順位の低い情報の表示を省略する。
【0024】
図6は、本発明の実施の形態1における制御処理の流れを示したフローチャートである。ステップS1では人体検出部2fを起動し、ステップS2では人体検出部2fを使用して使用者4とメインリモコン2との距離Lを検出し、メインリモコン制御部2aに送信する。
【0025】
ステップS3では、検出された距離Lに応じてメインリモコン制御部2aが音量選択を行う。ステップS4では、距離Lに応じてメインリモコン制御部2aが文字サイズの選択を行う。文字サイズの選択は、距離Lにいくつかの閾値を設け、距離Lが閾値を超えるごとに文字サイズが大きくなるように設定すればよい。
【0026】
ステップS5では、ステップS4で選択された文字サイズと、記憶装置2dに記憶されている優先順位のデータとに従い、メインリモコン制御部2aが表示情報の選択を行う。すなわち、ステップS4で選択された文字サイズで文字情報7aを表示するために必要な表示領域を算出し、残りの表示領域に入る範囲で、同時に表示すべき他の情報を優先順位の高い順に選択する。残りの表示領域に入りきらない、優先順位の低い情報については、表示を省略する。ステップS6では、ステップS5での表示情報の選択結果に従い、表示部2eに表示を行う。
【0027】
ステップS7では、人体検出部2fにより使用者4とメインリモコン2との距離Lを再度検出し、メインリモコン制御部2aに送信する。
【0028】
ステップS8では、ステップS7で検出された距離Lに基づいてメインリモコン制御部2aが文字サイズの選択を行い、その選択された文字サイズと現在表示されている文字サイズとを比較することにより、現在の文字サイズが適切かどうかの判断を行う。現在の文字サイズが適切でないと判断された場合には、ステップS9に移行し、距離Lに基づいてメインリモコン制御部2aが文字サイズの選択を行う。続くステップS10では、選択された文字サイズと記憶装置2dに記憶されている優先順位のデータとに基づいて、メインリモコン制御部2aが表示情報の選択を行う。この処理内容はステップS5と同様である。続くステップS11では、ステップS10での表示情報の選択結果に従い、表示部2eに表示を行い、ステップS12へ移行する。また、上記ステップS8で、現在の文字サイズが適切であると判断された場合も、ステップS12へ移行する。
【0029】
ステップS12では、文字表示を終了するかどうかの判断を行い、文字表示を継続する場合はステップS7へ移行し、ステップS7以下の処理を再度行う。これにより、人体検出部2fで検出される距離Lに応じて、文字情報7aの表示サイズを逐次更新することができる。一方、ステップS12で文字表示を終了すると判断された場合には、ステップS13へ移行し、表示部2eに表示された文字情報の消去を行う。
【0030】
以上説明したように、実施の形態1によれば、使用者とリモコンとの距離が大きい場合には、優先順位の低い情報の表示を省略することにより、優先順位の高い情報(上記の例では文字情報7a)の表示サイズを大きくすることができる。このため、使用者がリモコンから離れた位置にいるときであっても、使用者はリモコンの表示部に表示された重要な情報を確実に読み取ることができる。すなわち、表示領域の限られたリモコンにおいて、使用者とリモコンの距離が変化しても重要な情報を正しく提供することができ、良好な使い勝手が得られる。
【0031】
なお、上記実施の形態1においては、優先順位の高い情報の表示サイズを拡大する際に、優先順位の低い情報から順に表示を省略するようにしているが、表示を省略する対象とする情報を時間的に順次切り換えていくようにしてもよい。例えば、図4(b)の遠距離用画面において給湯温度7bとおよび操作優先権7cを表示している領域に、それと交互に残湯量7dおよび現在時刻7eを表示するようにしてもよい。そのようにすれば、優先順位が最も低い部類の情報についても表示することができるので、使い勝手が向上する。また、表示省略の対象とする情報を時間的に順次切り換えていく場合、表示する情報の優先順位に応じて表示時間を変更してもよい。例えば、優先順位の高い情報は表示時間を長くし、優先順位の低い情報は表示時間を短くしてもよい。
【0032】
また、図5に示すような表示情報の優先順位は固定としてもよいが、使用者が変更することを可能としてもよい。すなわち、使用者がスイッチ部2iを操作することによって優先順位を任意に設定することができるようにしてもよい。また、拡大するときの表示サイズについても、使用者とリモコンとの距離Lに応じて予め固定されたサイズとしてもよいが、使用者が変更することを可能としてもよい。すなわち、使用者がスイッチ部2iを操作することによって、拡大時の表示サイズを好みのサイズに設定することができるようにしてもよい。
【0033】
また、使用者とリモコンとの距離Lに応じて適切な表示サイズを選択(判定)する際の閾値にヒステリシスを設け、端境の距離を使用者が移動した場合に表示サイズの切り換えのハンチングが起こることを確実に防止するようにしてもよい。また、表示サイズの変更は、メインリモコン2だけでなく、浴室リモコン3で実施してもよい。また、優先順位のデータを記憶する記憶装置は、本実施形態のようにメインリモコン2にあってもよいし、または給湯機本体1や浴室リモコン3にあってもよい。また、音量設定に関しては、使用者とリモコンとの距離Lに応じて音量設定が予め固定されていてもよいし、また、距離Lに応じた音量設定を使用者が自由に変更することを可能としてもよい。また、距離Lにかかわらず音量を固定としてもよい。
【0034】
また、本実施形態では、優先順位1位の情報のみを拡大表示の対象としているが、複数の情報を拡大表示の対象としてもよい。また、使用者とリモコンとの距離Lが大きい場合に、図4(b)あるいは図4(c)のような遠距離用画面を連続して表示するようにしてもよいが、遠距離用画面と図4(a)のような通常画面とを時間的に切り換えて交互に表示するようにしてもよい。
【符号の説明】
【0035】
1 給湯機本体
2 メインリモコン
2a メインリモコン制御部
2d 記憶装置
2e 表示部
2f 人体検出部
2g 音量調整部
2h 鳴動部
2i スイッチ部
3 浴室リモコン
4 使用者
7a 文字情報表示
7b 給湯温度表示
7c 操作優先権表示
7d 残湯量表示
7e 現在時刻表示

【特許請求の範囲】
【請求項1】
給湯機を遠隔操作するための給湯機用リモコン装置であって、
ドットマトリクス方式の表示部と、
前記表示部と使用者との間の距離を検出する人体検出手段と、
前記距離が小さい場合には、複数種類の情報を同時に表示する通常画面を前記表示部に表示し、前記距離が大きい場合には、前記複数種類の情報のうち、少なくとも一つの情報の表示を省略することにより、他の少なくとも一つの情報の表示サイズを前記通常画面より拡大させた遠距離用画面を前記表示部に表示するように制御する表示内容制御手段と、
を備えることを特徴とする給湯機用リモコン装置。
【請求項2】
前記表示内容制御手段は、
前記遠距離用画面を表示する際に、前記距離がより遠い場合ほど前記表示サイズがより大きくなるように前記表示サイズを決定する手段と、
前記決定された表示サイズがより大きい場合ほど、前記複数種類の情報のうち表示を省略する情報の個数を多くする手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載の給湯機用リモコン装置。
【請求項3】
前記複数種類の情報の、表示の優先順位を記憶する記憶手段を備え、
前記表示内容制御手段は、前記遠距離用画面を表示する場合に前記複数種類の情報のうちで前記表示サイズを拡大する情報と表示を省略する情報とを前記優先順位に基づいて決定する手段を有することを特徴とする請求項1または2記載の給湯機用リモコン装置。
【請求項4】
前記表示内容制御手段は、
前記遠距離用画面を表示する際に、前記距離がより遠い場合ほど前記表示サイズがより大きくなるように前記表示サイズを決定する手段と、
前記決定された表示サイズで拡大表示された情報以外の情報を、残りの表示領域に入る範囲で、前記優先順位の高いものから順に選択して表示する手段と、
を有することを特徴とする請求項3記載の給湯機用リモコン装置。
【請求項5】
前記優先順位および/または前記拡大時の表示サイズを使用者が設定可能であることを特徴とする請求項3または4記載の給湯機用リモコン装置。
【請求項6】
前記表示内容制御手段は、前記遠距離用画面を表示する際に、前記複数種類の情報のうちで表示を省略する対象を時間的に順次切り換える手段を有することを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項記載の給湯機用リモコン装置。
【請求項7】
情報を報知するための音声を出力する音声出力部と、
前記距離が大きい場合には、前記距離が小さい場合と比べて、前記音声の音量を大きくする音量調整手段と、
を備えることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項記載の給湯機用リモコン装置。
【請求項8】
前記表示内容制御手段は、拡大表示の対象となる情報の表示サイズを前記検出される距離に応じて逐次更新することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項記載の給湯機用リモコン装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−145024(P2011−145024A)
【公開日】平成23年7月28日(2011.7.28)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−7040(P2010−7040)
【出願日】平成22年1月15日(2010.1.15)
【出願人】(000006013)三菱電機株式会社 (33,312)
【Fターム(参考)】