説明

縮小命令セット・コンピュータ・マイクロプロセッサーの構造

【課題】本発明は、改良された形態の、単純化された縮小命令セット・コンピューター(RISC)マイクロプロセッサーに関する。特に、スタック構造をとるマイクロプロセッサーに関する。
【解決手段】本発明のある態様では、マイクロプロセッサーシステムはマイクロプロセッシングユニットと入出力プロセッサー(IOP)とを含んでいる。大域メモリーユニットは中央処理装置及びIOPと連結されている。ある手段が、中央処理装置及びIOPの大域メモリーユニットへのアクセスを裁定する。ある形態では大域メモリーユニットは複数の大域レジスタを含んでいる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
マイクロプロセシングユニットと該マイクロプロセシングユニットをシステムランダムアクセスメモリ(RAM)に接続するメモリインターフェースユニットとを備え、
前記マイクロプロセッサシステムは、前記システムRAMを使用する仮想システムメモリを定義するために前記マイクロプロセシングユニットによって与えられた論理列アドレスを前記システムRAMの物理的列アドレスに変換する手段を備えていることを特徴とするマイクロプロセッサシステム。
【請求項2】
さらに、前記メモリインターフェースユニットに接続され、前記システムRAMにアクセスする手段を備え、
各列アドレスストローブ(RAS)サイクルがRASプレチャージインターバルを有しており、前記論理列アドレスが前記RASプレチャージインターバルの間に前記システムRAMの前記物理アドレスに変換されることを特徴とする前記請求項2に記載のマイクロプロセッサシステム。
【請求項3】
中央処理ユニットと前記中央処理ユニットに接続されたビットインプットレジスタとを備え、前記ビットインプットレジスタが少なくとも一つのビットラインからロジカルイップットを受け取るようになったマイクロプロセッサシステムにおいて、 前記少なくとも1つのビットラインに接続され、そのロジックレベルを判断するために前記少なくとも1つのビットラインを最初にサンプリングするラッチ手段と、 前記ラッチ手段に接続され、前記少なくとも一つのビットラインにアサインされたレジスタに前記ロジックレベルをストアするゼロパーシステンスコントロールユニットとを有し、 前記ゼロパーシステンスコントロールユニットが前記中央処理ユニットによって定義済の信号を具備するまで、前記ロジックレベルが前記レジスタにストアされた状態になっていることを特徴とするマイクロプロセッサシステム。
【請求項4】
さらに、前記ゼロパーシステンスコントローラに接続されたダイレクトメモリアクセスコントローラ(DMAC)を備え、前記DMACは前記定義済の信号を発生させる手段を備えていることを特徴とする請求項3に記載のマイクロプロセッサシステム。
【請求項5】
マイクロプロセシングユニット、IOP、及び前記中央処理ユニット及びIOPを前記システムバスに選択的に接続するメモリインターフェースユニットとを備え、
前記IOPが前記メモリインターフェースユニットにシステムアドレス情報を与えるプログラムカウンタ手段を備えていることを特徴とするマイクロプロセッサシステム。
【請求項6】
さらに、前記IOP及びシステムバスに接続され、所定のインターバルで前記システムバスへの前記IOPのアクセスを許容する手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載のマイクロプロセッサシステム。
【請求項7】
前記IOPが前記システムバスに接続され、前記システムバスから受け取ったデータをラッチするラッチ手段を備えていることを特徴とする請求項5に記載のマイクロプロセッサシステム。
【請求項8】
前記IOPが前記プログラムカウンタ手段によって制御されるマルチプレクサ、命令ラッチ、及びデコード/実行モジュールとを備え、
前記マルチプレクサが前記命令ラッチ及び前記デコード/実行モジュールとの間に接続されていることを特徴とする請求項5に記載のマイクロプロセッサシステム。
【請求項9】
スタックキャッシュを有するマイクロプロセシングユニットを備えたマイクロプロセッサシステムにおいて、フローチングポイントマスマティカル命令を可能にするシステムが、
前記スタックキャッシュのセル内の値によりフローチングポイントオペレーションを実行するアリスメティックロジックユニット手段と、
前記アリスメティックロジックユニット手段に接続され、前記フローチングポイントオペレーションの選択された実行に応答してフローチングポイントイクセプションを発生する手段と、
前記アリスメティックロジックユニット手段及び、前記フローチングポイントイクセプションを発生する手段に接続され、前記フローチングポイントイクセプションに応答して、前記マイクロプロセシングユニットが定義済のフローチングポイントルーチンを実行できるようにするモードレジスタ手段とを備えたことを特徴とするマイクロプロセッサシステム。
【請求項10】
前記フローチングポイントオペレーションを実行する手段が、前記スタックキャッシュに接続され、テストイックスポーネント、イクストラクトイクスポーネント、アッドイクスポーネント、及び回復イクスポーネント命令を備えていることを特徴とする請求項9に記載のシステム。
【請求項11】
スタックキャッシュを有するマイクロプロセシングユニットを備えたマイクロプロセッサシステムにおいて、ブレイクポイント命令を実行する方法が、
前記ブレイクポイント命令のメモリアドレスを前記スタックキャッシュに押し込むステップと、
ブレイクポイントサービスルーチンを実行するステップとを備えていることを特徴とする方法。
【請求項12】
システムメモリと1つ以上のインターナルレジスタを有するマイクロプロセシングユニットとを備えたマイクロプロセッサシステムであって、前記システムメモリが前記マイクロプロセシングユニットと通信するための第1アドレススペースを割り当てられているものにおいて、前記マイクロプロセシングユニット内にデータを伝送する方法が、
前記一つ以上のインターナルレジスタを前記第1アドレススペースとは異なる第2アドレススペースに割り当て、
前記第2アドレススペース内のアドレスによって識別される前記1つ以上のインターナルレジスタの部分に及びこれらからのデータを伝送するステップとを備えたことを特徴とする方法。
【請求項13】
スタックキャッシュを有するマイクロプロセシングユニットを含むマイクロプロセッサシステムにおいて、アドレスアリスメティックのための方法が、
前記スタックキャッシュの第1のセルの第1のアドレス値をストアし、
記スタックキャッシュの第2のセルに第2のアドレス値をストアし、
前記第1アドレス値を前記第2アドレス値に加算して、前記スタックキャッシュの前記第1セル内に結果としての合計値をストアするステップとを備えたことを特徴とする方法。
【請求項14】
スタックキャッシュを有するマイクロプロセシングユニットを備えたマイクロプロセッサシステムにおいて、コピーバイトオペレーションを実行する方法が、
セル内にストアされた複数のデータバイトのうちの少なくともの1つの意味のあるものを読み取り、
前記複数のデータバイトの少なくとも他の1つを前記少なくとも1つの意味を有するデータバイトで置換するステップとを備えたことを特徴とする方法。
【請求項15】
スタックキャッシュとキャリーレジスタとを有するマイクロプロセシングユニットを備えたマイクロプロセッサシステムにおいて、テストバイトオペレーションを遂行する方法が、
前記スタックキャッシュのセル内にストアされた複数のバイトのそれぞれを読み取り、
任意の前記バイトがゼロ値であるとき、前記キャリーレジスタに第1論理値をストアし、
別途前記キャリーレジスタに第2論理値をストアすることを特徴とする方法。
【請求項16】
システムメモリ、前記システムメモリに接続され、前記システムメモリに接続されたスタックキャッシュ及び前記スタックキャッシュに接続されたプログラムカウンタを有するマイクロプロセシングユニットとを備えたマイクロプロセッサシステムにおいて、
単一のステッププロセシングシステムが、
前記スタックキャッシュ及び前記プログラムカウンタに接続され、前記スタックキャッシュの第1セルからの第1メモリアドレスを前記プログラムカウンタにロードする手段と、
前記プログラムカウンタに接続され、前記第1メモリアドレスに対応するロケーションにおいて、前記マイクロプロセッサシステムの前記システムメモリにストアされた第1命令を実行する手段と、
この間に第2メモリアドレスが前記第1セルにロードされる単一ステップトラップルーチンを実行する手段とを備え、
前記第1命令につづく第2命令が、前記第2メモリアドレスに対応する前記システムメモリのロケーションにストアされるようになっていることを特徴とするシステム。
【請求項17】
システムメモリ、及びスタックキャッシュを有する前記システムメモリに接続されるマイクロプロセシングユニットとを有するマイクロプロセッサシステムにおいて、
スタックキャッシュマネージングシステムが、
前記スタックキャッシュ内に現に含まれるセルの数を判断する手段と、
前記セルの数を判断する前記手段に接続され、スタックキャッシュの定義済の深さと前記セルの数との比較を実行する手段と、
前記比較の実行手段に接続され、前記比較に基づき現在のスタック深さの指示を与える手段とを備えたことを特徴とするシステム。
【請求項18】
システムメモリと、スタックキャッシュを有する前記システムメモリに接続されたマイクロプロセシングユニットとを備えたマイクロプロセッサシステムにおいて、
スタックキャッシュマネージングシステムが、
前記スタックキャッシュに接続され、前記スタックキャッシュ内に現に含まれるセルの数を判断するスタック深さ手段と、
前記スタック深さ手段に接続され、前記スタック深さの指示を与える手段とを備えたことを特徴とするシステム。
【請求項19】
システムメモリと、スタックキャッシュを有するマイクロプロセシングユニットを有するマイクロプロセッサシステムにおいて、
スタックキャッシュマネージングシステムが、
前記スタックキャッシュに接続され、前記スタックキャッシュ内の現存する数のセルを判断する手段と、
前記セルの現在の数を判断する手段に接続され、前記セルの現存の数とスタック深さとを比較することによって前記スタックキャッシュに付加することかできるセルの数を計算する手段と、
前記スタックキャッシュ及び前記スタックキャッシュに付加することができるセルの数を計算する手段に接続され、前記スタックキャッシュに付加することができる前記セルの数に等しい前記セルの数を前記スタックキャッシュ内の前記現存のセルに付加する手段とを備えたことを特徴とするシステム。
【請求項20】
さらに、前記スタックキャッシュに接続され、前記スタックキャッシュ内の前記セルの付加的な数を前記スタックキャッシュの前記現有のセルの数から除外する手段と、
前記システムメモリから前記スタックキャッシュに新しいセルの前記付加的な数をロードする手段とを備えたことを特徴とする請求項19に記載のシステム。
【請求項21】
アリスメティックロジックユニットと該アリスメティックロジックユニットに接続されたプッシューダウンスタックとを有するマイクロプロセシングユニットを備えており、
前記アリスメティックロジックユニットはビットをシフトするビットシフト手段を有しており、
該ビットシフト手段は1つ以上の部分シフトでビットのカウントをシフトするようになっており、前記カウントが各部分シフトでシフトされた数だけ減少し、前記シフトが、前記カウントがビット倍数より大きい間、ビット倍数だけ実行され、前記倍数がその後減少し、かつその後前記カウントがゼロになるまで前記カウントのシフト及び減少が反復されるようになっていることを特徴とするマイクロプロセッサ。
【請求項22】
前記倍数が最初は8であり、前記倍数は前記カウントが8より小さくなったとき1に減少することを特徴とする請求項21に記載のマイクロプロセッサ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図3a】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図6a】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図41】
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【図42】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図46a】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【公開番号】特開2009−205698(P2009−205698A)
【公開日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−141967(P2009−141967)
【出願日】平成21年6月15日(2009.6.15)
【分割の表示】特願2006−276681(P2006−276681)の分割
【原出願日】平成8年10月4日(1996.10.4)
【出願人】(505316244)パトリオット サイエンティフィック コーポレイション (4)
【Fターム(参考)】