説明

肝X受容体モジュレーターとしてのイソチアゾール−3(2H)−チオン1,1−ジオキシドのアニリン誘導体

本発明は、式(I)を有するある種の新規な化合物;このような化合物を製造する方法;核内ホルモン受容体肝X受容体(Liver X Receptor)(LXR)α(NR1H3)および/またはβ(NR1H2)のモジュレーションにおける、およびアテローム性動脈硬化症などの心臓血管疾患、炎症性疾患、アルツハイマー病、インスリン抵抗性に関連しているか否かにかかわらない脂質障害(異常脂血症)、2型糖尿病およびその他の代謝症候群発現を含めた臨床症状を処置するおよび/または予防する場合のそれらの有用性;それらの治療的使用方法;およびそれらを含有する医薬組成物に関する。



Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298

【特許請求の範囲】
【請求項1】
一般式(I)
【化1】

[式中、Rは、
Xであって、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)RまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいもの;
シクロアルキルまたはヘテロシクリルであって、各々、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいもの;
フェニルまたはヘテロアリールであって、各々、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいもの;
シクロアルキルYまたはヘテロシクリルYであって、ここにおいて、シクロアルキルまたはヘテロシクリルが各々、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいもの;
フェニルYまたはヘテロアリールYであって、ここにおいて、フェニルまたはヘテロアリールが各々、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;
は、
フェニルであって、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;
は、
アリールまたはHetであって、各々、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいアリールまたはHet
HetまたはTであって、
HetまたはTは、各々、芳香環上に、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよく、そして、
HetまたはTは、各々、非芳香環上に、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、チオキソ、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい、HetまたはTであり;
そして上の定義中において、
Xは、1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分岐状の飽和または不飽和のアルキル基であり、ここにおいて、該アルキル基は、O、S、SiR、S(O)、SO、C(O)、NR、OC(O)、C(O)O、NRC(O)、C(O)NR、SONRまたはNRSOで中断されていてもよく;
Yは、イソチアゾール−3(2H)−チオン1,1−ジオキシド中の2位の窒素に結合していて、1〜3個の炭素原子を有する直鎖または分岐状の飽和または不飽和のアルキレン基であり、ここにおいて、該アルキレン基は、次の内の一つ:
O、S、SiR、S(O)、SO、C(O)、OC(O)、C(O)O、NRC(O)、C(O)NR、NR
で中断されていてもよいまたは終わっていてもよく、および/またはYは、次の:
OH、F、CN、NR、C−Cアルキル、OR、SR、SiR、S(O)RまたはSO
より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよく;
Zは、アリール、Het、HetまたはT、および次の内の一つ:Q、Het、RまたはHetに結合していて、1〜6個の炭素原子を有する直鎖または分岐状の飽和または不飽和アルキレン基であって、次の内の一つ:
O、S、SiR、S(O)、SO、C(O)、OC(O)、C(O)O、NRC(O)、C(O)NR、NR、SONR、NRSO
で中断されていてもよいまたは終わっていてもよい該アルキレン基であり、または次の内の一つ:
O、S、SiR、S(O)、SO、C(O)、OC(O)、C(O)O、NRC(O)、C(O)NR、NR、SONR、NRSO
であり、および/またはZは、次の:
OH、F、CN、NR、C(O)R、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、フェニル、フェニルC−Cアルキル、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、NR、SR、SiR、S(O)R、SO、OR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよく;
Qは、3個、4個、5個、6個、7個または8個の炭素原子を含んで成る飽和または不飽和の非芳香族単環式環であって、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;
Rは、フェニル基であって、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;
アリールは、イソチアゾール−3(2H)−チオン1,1−ジオキシド上の4位の窒素に結合しているフェニル基であり;
Tは、イソチアゾール−3(2H)−チオン1,1−ジオキシド上の4位の窒素に結合していて、8個、9個または10個の炭素原子を含んで成る二環式芳香族または部分芳香族の炭素環式環であり、そしてその場合、イソチアゾール−3(2H)−チオン1,1−ジオキシド上の4位の窒素に結合しているのは、二炭素環式環の芳香族部分であり;
Hetは、イソチアゾール−3(2H)−チオン1,1−ジオキシド上の4位の窒素に結合していて、芳香族の5員または6員の単環式環であり、ここにおいて、その環中の1個またはそれを超える原子は、例えば、窒素、酸素および硫黄の内の一つまたはそれを超えるものより独立して選択される炭素以外の元素であり;
Hetは、飽和または不飽和の非芳香族3員、4員、5員、6員、7員、8員、9員または10員の単環式環であって、その環中の1個またはそれを超える原子が、例えば、窒素、酸素または硫黄の内の一つまたはそれを超えるものより独立して選択される炭素以外の元素である環であり、そしてここにおいて、その環は、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよく;
Hetは、芳香族の5員または6員の単環式環であって、その環中の1個またはそれを超える原子が、例えば、窒素、酸素および硫黄の内の一つまたはそれを超えるものより独立して選択される炭素以外の元素である環であり、そしてそれは、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていて;
Hetは、イソチアゾール−3(2H)−チオン1,1−ジオキシド上の4位の窒素に結合していて、芳香族または部分芳香族の8員、9員または10員二環式環であって、その環中の1個またはそれを超える原子が、例えば、窒素、酸素および硫黄の内の一つまたはそれを超えるものより独立して選択される炭素以外の元素であってよい環であり、そしてその場合、イソチアゾール−3(2H)−チオン1,1−ジオキシド上の4位の窒素に結合しているのは、二環式環の芳香族部分であり;
は、独立して、H、または直鎖または分岐状の飽和または不飽和のC−Cアルキル鎖(該アルキル鎖は、1個またはそれを超えるFで置換されていてよい)であり;
は、独立して、直鎖または分岐状の飽和または不飽和のC−Cアルキル鎖(該アルキル鎖は、1個またはそれを超えるFで置換されていてよい)であり;そして
は、独立して、H、または直鎖または分岐状の飽和または不飽和のC−Cアルキル鎖(該アルキル鎖は、1個またはそれを超えるFで置換されていてよい)である]
を有する化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項2】
が、
Xであって、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、S(O)R、SOまたはC(O)R、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいもの;
シクロアルキルまたはヘテロシクリルであって、各々、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SOまたはC(O)R、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいもの;
フェニルまたはヘテロアリールであって、各々、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SOまたはC(O)R、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいもの;
シクロアルキルYまたはヘテロシクリルYであって、ここにおいて、シクロアルキルまたはヘテロシクリルが各々、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、1個またはそれを超える次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SOまたはC(O)R、で置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいもの;
フェニルYまたはヘテロアリールYであって、ここにおいて、フェニルまたはヘテロアリールが各々、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、S(O)R、SO、C(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、1個またはそれを超える次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SOまたはC(O)R、で置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものであり;
が、
フェニルであって、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、1個またはそれを超える次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、S(O)R、SOまたはC(O)R、で置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものである、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項3】
が、
Xであって、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)RまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものである、請求項2に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項4】
が、
Xであって、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SOまたはC(O)R、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよいものである、請求項3に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項5】
が、アリールまたはHetであり、ここにおいて、
アリールまたはHetは各々、次の:
Q、Het、RまたはHet
より独立して選択される一つで置換され、そしてここにおいて、
アリールまたはHetは各々、1個またはそれを超える次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、で置換されていてよい、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項6】
が、アリールまたはHetであり、ここにおいて、
アリールまたはHetは各々、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項7】
が、HetまたはTであり、ここにおいて、
HetまたはTは、各々、芳香環上に、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよく、そして、
HetまたはTは、各々、非芳香環上に、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、チオキソ、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい、請求項1に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項8】
が、アリールまたはHetであり、ここにおいて、
アリールまたはHetは各々、次の:
Q、Het、RまたはHet
より独立して選択される一つで置換され、そしてここにおいて、
アリールまたはHetは各々、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい、請求項2に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項9】
が、アリールまたはHetであり、ここにおいて、
アリールまたはHetは各々、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい、請求項2に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項10】
が、HetまたはTであり、ここにおいて、
HetまたはTは、各々、芳香環上に、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよく、そして
HetまたはTは、各々、非芳香環上に、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、チオキソ、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい、請求項2に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項11】
が、アリールまたはHetであり、ここにおいて、
アリールまたはHetは各々、次の:
Q、Het、RまたはHet
より独立して選択される一つで置換され、そしてここにおいて、
アリールまたはHetは各々、1個またはそれを超える次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、で置換されていてよい、請求項3に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項12】
が、アリールまたはHetであり、ここにおいて、
アリールまたはHetは各々、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、1個またはそれを超える次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NRで置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい、請求項3に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項13】
が、HetまたはTであり、ここにおいて、
HetまたはTは、各々、芳香環上に、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよく、そして
HetまたはTは、各々、非芳香環上に、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、チオキソ、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい、請求項3に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項14】
が、アリールまたはHetであり、ここにおいて、
アリールまたはHetは各々、次の:
Q、Het、RまたはHet
より独立して選択される一つで置換され、そしてここにおいて、
アリールまたはHetは各々、1個またはそれを超える次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、で置換されていてよい、請求項4に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項15】
が、アリールまたはHetであり、ここにおいて、
アリールまたはHetは各々、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい、請求項4に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項16】
が、HetまたはTであり、ここにおいて、
HetまたはTは、各々、芳香環上に、次の:
ハロゲン(Cl、F、I、Br)、OH、CN、NO、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、OSO、NRC(O)NR、SONHC(O)R、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよく、そして
HetまたはTは各々、非芳香環上に、次の:
F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、フェニルCアルキル、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、SONR、NRSO、NRC(O)OR、OC(O)NR、NRC(O)NR、チオキソ、Q、Het、R、Het、QZ、HetZ、RZ、HetZ、またはC−Cアルキル(該アルキルは、次の:F、OH、CN、NR、OR、SR、SiR、S(O)R、SO、C(O)R、C(O)NR、NRC(O)R、C(O)OR、OC(O)R、NRSO、SONR、NRC(O)OR、OC(O)NRまたはNRC(O)NR、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい)、より独立して選択される1個またはそれを超えるもので置換されていてよい、請求項4に記載の化合物またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項17】
2−ブチル−4−{[4−(ジフルオロメトキシ)フェニル]アミノ}−5−フェニルイソチアゾール−3(2H)−チオン1,1−ジオキシド、またはその薬学的に許容しうる塩。
【請求項18】
、RまたはRが、請求項1に定義の通りである請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物の製造方法であって、式(VIII)
【化2】

(式中、R、RおよびRは、請求項1に定義の通りである)
を有する化合物と、Lawesson’s試薬とを、場合により、トルエンなどの不活性有機溶媒の存在下で反応させる工程を含む方法。
【請求項19】
医薬製剤であって、請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物、またはその適する薬学的に許容しうる塩を、薬学的に許容しうるアジュバント、希釈剤および/または担体との混合物で含む医薬製剤。
【請求項20】
療法における薬剤としての、請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物、またはその適する薬学的に許容しうる塩。
【請求項21】
核内ホルモン受容体LXRαおよび/またはβのモジュレーションの必要に関連した状態;心臓血管疾患、アテローム性動脈硬化症、高コレステロール血症、コレステロール逆輸送を改善する必要に関連した状態、腸管コレステロール吸収を減少させる必要に関連した状態、HDLコレステロールレベルを増加させる必要に関連した状態、LDLコレステロールレベルを減少させる必要に関連した状態、炎症性状態、アルツハイマー病、動脈硬化症、2型糖尿病、HDL機能を改善する必要に関連した状態、HDL機能を改善する必要に関連した状態、またはインスリン抵抗性に関連しているか否かにかかわらない脂質障害(異常脂血症)を処置する場合の薬剤として用いるための、請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物、またはその適する薬学的に許容しうる塩。
【請求項22】
核内ホルモン受容体LXRαおよび/またはβのモジュレーション;心臓血管疾患、アテローム性動脈硬化症、高コレステロール血症、コレステロール逆輸送を改善する必要に関連した状態、腸管コレステロール吸収を減少させる必要に関連した状態、HDLコレステロールレベルを増加させる必要に関連した状態、LDLコレステロールレベルを減少させる必要に関連した状態、炎症性状態、アルツハイマー病、動脈硬化症、2型糖尿病、HDL機能を改善する必要に関連した状態、HDL機能を改善する必要に関連した状態、またはインスリン抵抗性に関連しているか否かにかかわらない脂質障害(異常脂血症)のための薬剤の製造のための、請求項1〜17のいずれかに記載の化合物、またはその適する薬学的に許容しうる塩の使用。
【請求項23】
インスリン抵抗性に関連しているか否かにかかわらない脂質障害(異常脂血症);心臓血管疾患、アテローム性動脈硬化症、高コレステロール血症、コレステロール逆輸送を改善する必要に関連した状態、腸管コレステロール吸収を減少させる必要に関連した状態、HDLコレステロールレベルを増加させる必要に関連した状態、LDLコレステロールレベルを減少させる必要に関連した状態、炎症性状態、アルツハイマー病、動脈硬化症、2型糖尿病、およびHDL機能を改善する必要に関連した状態を処置するおよび/または予防する方法であって、それを必要としている哺乳動物への、治療的有効量の請求項1〜17のいずれか1項に記載の化合物、またはその適する薬学的に許容しうる塩の投与を含む方法。

【公表番号】特表2008−526842(P2008−526842A)
【公表日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−550337(P2007−550337)
【出願日】平成18年1月9日(2006.1.9)
【国際出願番号】PCT/SE2006/000027
【国際公開番号】WO2006/073364
【国際公開日】平成18年7月13日(2006.7.13)
【出願人】(300022641)アストラゼネカ アクチボラグ (581)
【Fターム(参考)】