説明

膀胱切開用カテーテル捕捉器具及びその使用方法

【解決課題】カテーテル捕捉器具は、カテーテルを捕捉するためのバルーンの膨張を利用する尿道用ゾンデとスリーブで構成される。カテーテル捕捉器具は、尿道用ゾンデとクラムシェル器具で構成される。カテーテル捕捉器具は、尿道用ゾンデ、スリーブ及びカテーテル先端部の側方の孔を通すピンで構成される。
【解決手段】カテーテル捕捉部は、尿道用ゾンデとワイヤとノジュールで構成され、ノジュールはカテーテルの先端で係止することによってカテーテルを捕捉する。ナイフ−オン−ワイヤ、栓塞子−オン−ワイヤ、スクリュー−オン−ワイヤがある。カテーテル捕捉器具としての機能に適合されたゾンデを有する。カテーテル捕捉器具は、縁付き又は縁なしゾンデ、栓塞子及び格納式套管針で構成される。肥満又は非肥満の患者で使用されるカテーテルを捕捉する方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、医療機器の分野に関連し、より詳細には、病的な肥満であっても、腹圧性尿失禁(stress urinary incontinence)及び骨盤内臓脱(pelvic prolapse)に関連する恥骨上部のカテーテル交換を円滑にする器具に関する。また、本発明のカテーテル捕捉器具は、患者が治療が困難な失禁又は尿閉に苦しんでいる状況において、恥骨上部に恒久的なカテーテル化するのに使用することができる。本発明のカテーテル捕捉器具は、標準的な(再利用可能な)実施形態及び使い捨ての実施形態の両方を含む。
【0002】
関連出願の相互参照
本出願は2005年1月15日出願の米国特許出願11/035,486号及び2004年5月3日出願の米国特許出願11/837,879号の優先権を主張する。
【背景技術】
【0003】
年間に百万もの外科手術が、400,000のアメリカ人女性及び600,000の外国人女性の腹圧性尿失禁(SUI)を治療するために行われている。こうした状況において、「圧迫」は、失禁を引き起こすくしゃみ、力み及びこれらに似た活動に関与している。大多数のこうした女性は、術後に十分に回避することができず、数日又は数週間の間、膀胱から尿を抜くためにカテーテルが必要である。術後の尿閉(PUR)は、手術例(1,2)の41%まで発生する。PURは、一般的に数日から数週間持続する一時的な症状のみである。しかし、それは、苦痛、恐れ、苦悩を引き起こす可能性があり、術後処置を困難にしうる。こうした状況において、内−外(inside-out,I/O)で設置される恥骨上部のカテーテル−カテーテルをゾンデに取付け、カテーテルを膀胱に挿入して、ゾンデを尿道、膀胱及び腹部を通してカテーテルを排出器具と接続することによる−が他の全ての方法より優れている。こうした手術(「恥骨上部膀胱切開術」と言われる。)は、麻酔を必要とし、2回目の手術のため、手術室に戻らなければならないため、術後処置とは別に大抵の場合手術中に行われる。
【0004】
恥骨上部のカテーテル法は、また骨盤内臓脱の治療を含む外科手術を必要とするかもしれず、それは、女性の骨盤底の弛緩及び膀胱、尿道、直腸及び/又は子宮の下垂又は下降に関連する。−患者がSUI手術を必要とするか否かにも関連する。SUI手術を経験した約70%の女性が骨盤内臓脱(3)の治療のための再生膣式手術もまた必要である。アメリカ及び他の先進国の女性の30%は、彼女らの人生のある時期に骨盤内臓脱を経験し、こうした状態の全ての女性のうち11%はそれを治療するための手術を必要としている。内臓脱治療の手術を受けた女性の29%は再手術(4)を必要としている。これらの数が例証するように、SUI及び/又は骨盤内臓脱の手術を経験した女性への迅速で信頼の高いカテーテル捕捉器具の必要性は広範囲に及ぶ。
【0005】
恥骨上部のカテーテルが適切な場所で正常に機能している場合、膀胱の回復及び残尿の正確な術後処置の評価が比較的容易である。患者が通常の如く排尿を試みることができ、残尿を不快感を有することなしに確認できるように、一般的な処置は、術後最初の2、3週間の間、恥骨上部のカテーテルを埋め込んだままにしておく必要がある。膀胱が溜まって患者が排尿の必要性を感じたときに患者を排尿させて、そして、カテーテルからプラグを取り外してカテーテルの外へ排尿された尿を測定するといったように、残尿は、恥骨上部のカテーテルが固定された状態のままで確認される。排尿後の残尿が連続して60ml以下となったときは、患者が尿閉を来す(又は来さない)ことは、とても低いので、カテーテルを安全に取り外せるであろう。まだ尿閉が手術後2、3週間の時点で続いているのであれば、そのときは、カテーテルを取り外して、一時的な自己導尿カテーテル(ISC)を開始する。
【0006】
ISCは、2つの状態の1つで使用される。(1)患者が術後の排尿の試みに失敗し、恥骨上部カテーテルが取り外されているとき、又は(2)恥骨上部カテーテルが使用されない場合の手術直後。前者の状態において、患者が手術後2から3週間十分な排尿をすることができない状態が続いたときは、恥骨上部カテーテルは一般に取り外され、患者は排尿の後に、1日に3回から4回ISCを始める。ISCでは、新しいカテーテルが、彼女が(残尿を測定するため)排尿する度に、尿道から膀胱に患者によって通される。排尿後の残尿が少なくなれば、患者はカテーテルなしの通常の排尿に戻ることが自由である。
【0007】
好ましいアプローチは、1日に3回から4回ISCを行うために、手術前に患者に教示することである。しかしながら、多くの女性は、理解できないか、血液や血清が滲み出る手術した直後の痛く縫合を有する患部を通して、むやみにカテーテルを尿道や膀胱に挿入するのを好まない(5)。臨床医の間での成熟した大多数の意見は、もし患者が彼女の能力で行うことができないか、又はISCを行うのを好まない場合、手術で恥骨上部カテーテルを取り付けるというものである。外−内(outside-in(O/I))でカテーテルを通すより安全であるから、手術中に内−外(I/O)で恥骨上部カテーテルを通すのが最もよい解決法であると信じられている。さらに、I/O手術は、医師に太いカテーテルの使用を可能にし、それは尿を排出するという観点から見れば信頼性が高い。より細いカテーテル(すなわち、小さな直径を有するカテーテルであって、長さのことではない)がO/I技術では使用される。なぜなら、O/Iは、腸又は腹膜腔にせん孔を引き起こす可能性があり、大きなチューブ(又はカテーテル)では、高い合併症を誘発しうるからである。I/O方法は、そうした有利性を有するにもかかわらず、現在の装置では、扱いづらく困難であった。
【0008】
最も一般的に使用される技術は、外−内(O/I)の恥骨上部「せん孔器(punch)」による膀胱切開術である。これは腹部から膀胱に通じる「せん孔器」である小さい套管針(trocar)を通す細い(幅の)カテーテル通路を必要とする。I/O手術と比較すると、O/I手術はとても単純で、安価かつ容易であるが、膀胱からの排尿に関しては、小さなカテーテルはしばしば捻れたり、カテーテルの内側に小さな血液の塊が入ったり、形成したりすると管が詰まることがあるため、排尿器具としては信頼性が低い。結果として、O/I手術は、排尿器具として信頼性が低いので永続的なカテーテル化のためには決して使用されない。すべてのO/I器具は、I/O器具より深刻な二次性合併症が認識されない腸や腹膜のせん孔を引き起こしがちである。こうした理由から、O/I手術は、キャンベル泌尿器科学(Cambell's Urology)第8版1160頁で、エドマクガイヤ博士、ジェイ.キュー.クレメンス博士によって非難されてきた。出願人は、O/I手術の最近の人気の重要な理由は、近年利用できるI/O器具が不十分な設計で、使い勝手が悪く、使用が困難であるためと考えている。さらに、カテーテル捕捉はこうしたI/O器具で実現するのは困難である。
【0009】
近年、I/Oでカテーテルを挿入する安全で唯一信頼のある方法は、カテーテルがゾンデに付属されて膀胱に引き戻すように尿道及び膀胱を通し、さらに腹部の壁を通す中空のステンレススチール器具(ゾンデ(sound))と呼ばれる。)を貫通させることである。カテーテルは、その後、膨らまされ、排水器具と連結される。しかしながら、最近の市場におけるそれぞれの器具は、深刻な欠点を有する。こうした器具のすべてに共通する一つの欠点は、腹壁を通して器具の先端を通すのが困難な程、それぞれの器具の先端が短い「スロー(throw) 」を有することである。器具が腹部を通して通過させるのに短すぎる場合、カテーテルの捕捉(すなわち、カテーテルの確保又は付属)は極めて困難になる。他の欠点は、存在するカテーテル捕捉手段が機能しないことである。カテーテルが捕捉されない可能性がある場合、医師は、手術後直ちに内在する尿道フォーリーカテーテル(urethral Foley catheter)を挿入しなければならないか、恥骨上部のカテーテルを設置するために、執刀医は腹部を介して膀胱内に切開部を設けなければならないだろう。近年の技術の欠点やこうした領域に多くの患者がいるにもかかわらず、20年以上もの間カテーテル設置器具における重要な発展はなかった。
【0010】
米国特許番号5,152,749号(ギージー他(Giesy et al),1992年)、5,232,443号(リーチ(Leach),1993年)及び5,348,541号(リエル(Lyell)、1994年)の全ては、恥骨上部のカテーテル設置器具について記述されている。ギージーの器具は、カテーテルを設置器具に接続している二つの手段の記述のみに限定されている。これら2つの手段は、(i)カテーテルのループ及び器具のくぼみ、(ii)器具の中空及び溝に適合するカテーテルのボールとステム及び器具、についてである
。所定の位置で接続した器具を保持するため鞘が器具上をスライドする。リーチの器具は、それが短い「スロー」でカテーテルを捕捉するための顎機構(jaw mechanism)を使用する点に限定されている。顎機構はカテーテルが顎内に収容された後広がり、膀胱内の小さな孔を通してカテーテルが安全に引き抜かれることをより困難にし、結果としてカテーテルを紛失する可能性がある。カテーテルの紛失は、執刀医に再度の手術を要求し、患者にさらに不必要な外傷を負わせることになる。リエルの器具は、柔軟なワイヤの末端にあるフックについて記述されたカテーテル捕捉手段のみに限定されている。フックは、カテーテル先端部で縦に延びる孔ではなく、本発明の1実施形態でのようにカテーテルに供給された側面の孔に接続している。本発明の様々な実施形態は、有効性及び使用の容易さの観点で上に記述された実施形態より優れている。
【0011】
近年の恥骨上部のカテーテル設置技術に関連した問題のために、手術中の恥骨上部の膀胱カテーテル法の代わりに、手術後直ちに多くの患者が尿道カテーテル方で設置されている。尿道カテーテル法は、尿道を通じて膀胱に直接カテーテルを設置することを含む。尿道カテーテルは恥骨上部カテーテル法より単純で、より安価で、より容易であるが、それは欠点をも有する。特に、内在する尿道カテーテルが膀胱から排尿するために存在する間は、カテーテルは尿を満たしてそれを排尿させることを不可能にするため、残尿は決定することが不可能である。性器に尿道カテーテルが存在し、所定の位置に尿道カテーテルを有し性的関係が不可能なものより、患者は恥骨上部のカテーテルの方がより快適である。従って、いまだ好ましい代替え手段として、I/O恥骨上部のカテーテル設置法が存在するが、特に女性を含むこうしたケースでは、膀胱から腹部までの距離はしばしば男性より長く、近年の方法及び適用できる器具は不適当なものである。
【0012】
女性に対する他のカテーテル設置器具の使用で有する問題を解決するために最初に設計されたものであるが、本発明のカテーテル捕捉手段は女性及び男性の両方に使用することができる。恥骨上部のカテーテル法は、しばしば、膀胱からの排泄が不可能な又は膀胱をコントロールすることが不可能で、おむつが生活するために必要であり、一般的に介護施設で見られる患者のような男性及び女性のために必要とされる。こうした患者は深刻な前立腺閉塞(prostate obstruction)を有する男性、膀胱のコントロール及び膀胱の排泄が不可能な(多発性硬化症、発作、パーキンソン病、アルツハイマー病及び老衰等のような)神経系の疾患を有する男性及び女性を含む。こうした患者のほとんどは、現在行われるものは、彼らにとって困難でやっかいな処置となりうるため、恥骨上部のカテーテル法は用いられていない。
【特許文献1】米国特許番号5,152,749号
【特許文献2】米国特許番号5,232,443号
【特許文献3】米国特許番号5,348,541号
【非特許文献1】Raz, S., Cambell's Urology, 7th Ed.,Vol., p.1092(WB Saunders, 1998).
【非特許文献2】Hendrix, S.L.et al., " Pelvic Organ Prolapse in the Women's Health Initiative: Gravity and Gravidity," Am. J. Obstet. Gynecol. 186(6): 1160-66.
【非特許文献3】Waetjen et al., "Stress Urinary Incontinence Surgery in the United States," Obstet. Gynecol. 101(4): 671-75(2003).
【非特許文献4】Olsen et al., "Epidemiology of Surgically Managed Pelvic Organ Prolapse and Urinary Incontinence," Obstet. Gynecol. 89: 501-06(1997)
【非特許文献5】Whale, G. et al. "Complications of Vaginal Surgery," in Raz, S., Female Urology, 2nd Ed., pp. 623-24(1996).
【非特許文献6】Kobashi, k. and Leach, G., " Pelvic Prolapse," J. Urol. 164(6): 1984(2000)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0013】
従って、膀胱内に恥骨上部のカテーテルを捕捉する迅速で信頼性の高い方法を提供することが本発明の目的である。膀胱、腹部の壁及び皮膚を容易かつ迅速に貫通させるため十分に長い「スロー」を有するカテーテル捕捉手段を提供することが本発明のさらなる目的である。ワイヤを通し、腹壁を通過して、膀胱内へ通すために適合した改良された套管針の先端部を有するカテーテル捕捉手段を提供することが本発明のさらなる目的である。恥骨上部のカテーテル化が必要とされ、かつ腹部の切開が設けられないときの女性及び男性に効果的に使用可能なカテーテル捕捉手段を提供することがさらなる目的である。信頼性が高く長期間カテーテルによる排尿を提供することができるカテーテル捕捉手段を提供することがさらなる本発明の目的である。介護施設で、慢性的な病気で高齢の男性及び女性のため、彼らにおむつ又は長期間の導尿カテーテルを強いる代わりに、永続的な恥骨上部のカテーテルを設置することを可能にすることが本発明のさらなる目的である。病的な肥満であっても恥骨上部のカテーテルを設置するための器具及び方法を提供することが本発明のさらなる目的である。使い捨て可能なカテーテル捕捉手段を提供することが本発明のさらなる目的である。
【課題を解決するための手段】
【0014】
本発明は、カテーテル捕捉器具の多くの実施形態を含む。器具は、尿道用ゾンデ及び多くの異なる付属部品を含む。本発明の尿道用ゾンデは、シャフト、ハンドル及び取り外し自在な先端部で構成され、シャフトは、スローで構成され、スローの長さは、好ましくは少なくとも6cmである。ゾンデはさらに、角度を有し、好ましくは、60°から80°の範囲である。
【0015】
本発明のカテーテル捕捉器具の第1実施形態は、尿道用ゾンデ及びスリーブで構成され、尿道用ゾンデは患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、ゾンデは取り外し自在の先端部が構成され、ゾンデの取り外し自在の先端部が取り外され、スリーブは取り外し自在の先端部が取り外されたゾンデの端部に取り付けられ、捕捉されるカテーテルはバルーンと先端部が構成され、カテーテル先端部はスリーブに挿入され、バルーンは膨らまされ、カテーテルは患者の尿道を通ってゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられる。スリーブは、任意にバルーンが膨張されたとき、カテーテルがスリーブから外れるのを防止するフランジで構成する。
【0016】
本発明のカテーテル捕捉器具の第2実施形態は、尿道用ゾンデとクラムシェル器具とで構成され、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、クラムシェル器具は上半分と下半分で構成され、クラムシェル器具の上半分は、2つのペグが構成され、捕捉されるカテーテルは先端部が構成され、カテーテル先端部は2つの側面の孔が構成され、クラムシェル器具の上半分のペグの1つは、カテーテル先端部の側面の孔を貫通し、クラムシェル器具の下半分はノッチが構成され、クラムシェル器具の上半分の他のペグは、クラムシェル器具の下半分のノッチに適合し、クラムシェル器具はネジ付きの端部が構成され、ゾンデは末端が構成され、ゾンデの末端は内側にネジ溝が切られていて、クラムシェルのネジ付き端部はゾンデのネジ付き末端に適合し、カテーテルは患者の尿道を通ってゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられる。
【0017】
本発明のカテーテル捕捉器具の第3実施形態は、尿道用ゾンデ、スリーブ及びピンで構成されており、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、尿道用ゾンデはネジ付き延長部が構成され、捕捉されたカテーテルは先端部が構成され、スリーブはカテーテル先端部に設置され、カテーテル先端部は側面の孔が構成され、カテーテル先端部はゾンデのネジ付き延長部に挿入され、ネジ付き延長部は孔が構成され、ピンはカテーテル先端の側面の孔及びネジ付き延長部の孔に挿入され、スリーブは内側にネジ溝が切られ、スリーブはゾンデのネジ付き延長部に螺合され、カテーテルは患者の尿道を通ってゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられる。
【0018】
本発明のカテーテル捕捉器具の第4実施形態は、尿道用ゾンデ、ワイヤ及びボールで構成され、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤは尿道用ゾンデを通って先端部から出て、カテーテルはワイヤ内に設置され、カテーテルは接続端部と末端が構成され、ボールはカテーテルの接続端部でワイヤと接続され、カテーテルは先端部が構成され、ワイヤはカテーテル先端部のボール係止部まで尿道用ゾンデを通って引き出され、カテーテルは患者の尿道を通ってワイヤとゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられる。
【0019】
本発明のカテーテル捕捉器具の第5実施形態は、尿道用ゾンデ、ワイヤ及びフックで構成され、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤは尿道用ゾンデを通って先端部から出て、カテーテルはワイヤ内に設置され、カテーテルは接続端部と末端が構成され、フックはカテーテルの接続端部でワイヤと接続され、カテーテルは先端部が構成され、ワイヤはカテーテル先端部のフック係止部まで尿道用ゾンデを通って引き出され、カテーテルは、患者の尿道を通ってワイヤとゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられる。
【0020】
本発明のカテーテル捕捉器具の第6実施形態は、尿道用、ワイヤ、及びノジュールで構成されるカテーテル捕捉器具であって、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤは尿道用ゾンデを通って先端部から出て、カテーテルはワイヤ内に設置され、カテーテルは接続端部と末端が構成され、ノジュールはカテーテルの接続端部でワイヤと接続され、カテーテルは先端部が構成され、ワイヤはカテーテル先端部のノジュール係止部まで尿道用ゾンデを通って引き出され、カテーテルは、患者の尿道を通ってワイヤとゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられる。
【0021】
本発明のカテーテル捕捉器具の第7実施形態は、尿道用ゾンデ、ワイヤ で構成されるカテーテル捕捉器具であって、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入され腹壁から出され、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤは尿道用ゾンデを通って先端部から出て、ワイヤはフックが構成され、捕捉されるカテーテルは先端部が構成され、カテーテルは、フックがカテーテル先端部で係止するようにワイヤに設置され、カテーテルは、患者の尿道を通ってワイヤとゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられる。
【0022】
本発明のカテーテル捕捉器具の第8実施形態は、尿道用ゾンデ及びワイヤで構成されるカテーテル捕捉器具であって、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤは尿道用ゾンデを通って先端部から出て、カテーテルはワイヤに設置され、カテーテルは接続端部と末端が構成され、ワイヤは、カテーテルの接続端部で係止され、カテーテルは先端部が構成され、ワイヤは、ワイヤの係止部がカテーテル先端部で係止するまで尿道用ゾンデを引き出し、カテーテルは患者の尿道を通ってワイヤとゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられる。
【0023】
本発明は、上記に記述されたカテーテル捕捉器具に関連して、カテーテルを捕捉する多くの異なる方法をも網羅している。最初の方法は、尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、尿道用ゾンデは取り外し自在な先端部が構成され、取り外し自在な先端部を取り外し、スリーブを取り外し自在な先端部が取り外されたゾンデの端部に取付け、捕捉されるカテーテルは先端部が構成され、カテーテル先端部をスリーブに挿入し、捕捉されるカテーテルはバルーンが構成され、バルーンを膨張させ、ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込むというステップで構成される。スリーブは、任意にバルーンが膨張したときにカテーテルがスリーブの外に外れるのを防止するフランジを構成してもよい。
【0024】
カテーテルを捕捉する第2の方法は、尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、尿道用ゾンデは取り外し自在な先端部が構成され、取り外し自在な先端部を取り外し、捕捉されるカテーテルは先端部が構成され、取り外し自在な先端部が取り外されたゾンデの端部にカテーテル先端部を挿入し、捕捉されるカテーテルはバルーンが構成され、バルーンを膨張させ、ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込むというステップで構成される。
【0025】
カテーテルを捕捉する第3の方法は、尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、尿道用ゾンデは取り外し自在な先端部が構成され、取り外し自在な先端部を取り外し、捕捉されるカテーテルは先端部が構成され、クラムシェル器具をカテーテル先端部に取付け、クラムシェル器具は、上半分及び下半分で構成され、上半分は2つのペグが構成され、下半分はノッチが構成され、カテーテル先端部は2つの側方の孔が構成され、ペグの1つは、カテーテル先端部の2つの側方の孔に挿入し、他のペグは、クラムシェル器具の下半分のノッチに挿入し、クラムシェル器具はネジ付き端部が構成され、ゾンデは末端が構成され、ゾンデの末端は、内側にネジ溝が切られ、クラムシェル器具のネジ付き端部はゾンデのネジ付き末端に適合しており、ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む、とのステップで構成される。
【0026】
カテーテルを捕捉する第4の方法は、尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、尿道用ゾンデは取り外し自在な先端部が構成され、取り外し自在な先端部を取り外し、捕捉されたカテーテルは先端部が構成され、スリーブをカテーテル先端部に設置し、ゾンデは、ネジ付き延長部が構成され、カテーテル先端部はネジ付き延長部に挿入し、カテーテル先端部は2つの側方の孔が構成され、ネジ付き延長部は孔が構成され、ピンをカテーテル先端部の側方の孔及びネジ付き延長部の孔を通して挿入し、スリーブは内側にネジ溝が切られ、ゾンデにネジ付き延長部にスリーブを螺合し、ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む、とのステップで構成される。
【0027】
カテーテルを捕捉する第5の方法は、尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤを尿道用ゾンデを通して先端部から出し、ワイヤに捕捉されるカテーテルを設置し、カテーテルは、接続端部と末端が構成され、ボールをカテーテルの接続端部のワイヤに取り付け、カテーテルは先端部が構成され、ワイヤをカテーテル先端部のボール係止部まで尿道用ゾンデを通じて引き出し、ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込むとのステップで構成される。
【0028】
カテーテルを捕捉する第6の方法は、尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤ尿道用ゾンデを通して先端部から出し、ワイヤに捕捉されるカテーテルを設置し、カテーテルは、接続端部と末端が構成され、フックをカテーテルの接続端部のワイヤに取り付け、カテーテルは、先端部が構成され、ワイヤをカテーテル先端部のフック係止部まで尿道用ゾンデを通じて引き出し、ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む、とのステップで構成される。
【0029】
カテーテルを捕捉する第7の方法は、尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤ尿道用ゾンデを通して先端部から出し、ワイヤに捕捉されるカテーテルを設置し、カテーテルは、接続端部と末端が構成され、ワイヤをカテーテルの接続端部のノジュールに取り付け、カテーテルは、先端部が構成され、ワイヤをカテーテル先端部のノジュール係止部まで尿道用ゾンデを通じて引き出し、ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込むとのステップで構成される。
【0030】
カテーテルを捕捉する第8の方法は、尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤ尿道用ゾンデを通して先端部から出し、カテーテルは先端部が構成され、ワイヤはフックが構成され、カテーテル先端部にフックが係止するようにワイヤにカテーテルが設置され、ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込むとのステップで構成される。
【0031】
カテーテルを捕捉する第9の方法は、尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空で、ワイヤは尿道ゾンデを通して先端部から出て、ワイヤに捕捉されたカテーテルを設置し、カテーテルは接続端部と末端が構成され、カテーテルの接続端部でワイヤを係止し、カテーテルは先端部が構成され、カテーテル先端部のワイヤ係止部で係止するまで、ワイヤを尿道用ゾンデを通して引き出し、ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込むとのステップで構成される。
【0032】
本発明は、また肥満患者のカテーテルを捕捉するいくつかの異なる方法を含む。最初の方法は、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入し、そして可能な限り腹壁に接近させ、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空で、ワイヤを尿道用ゾンデを通して、先端部に出し、腹壁を通し、ワイヤにナイフを設置し、ナイフを尿道用ゾンデ先端部に接触するまで腹壁を通じて押し出し、ナイフを取り出し、上記に記載した方法の一つ(ボール−オン−ワイヤ、フック−オン−ワイヤ、ノジュール−オン−ワイヤ又は係止ワイヤ)を使用してカテーテルを捕捉するとのステップで構成される。
【0033】
肥満患者のカテーテルを捕捉する第2の方法は、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って、膀胱に挿入し、そして可能な限り腹壁に接近させ、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空で、ワイヤを尿道用ゾンデを通して先端部から出して腹壁を通し、ワイヤにナイフを設置し、尿道用ゾンデに接触するまで、腹壁にナイフを押し、少なくともゾンデ先端部の長さに等しい長さまで尿道用ゾンデを取り出し、ナイフを尿道用ゾンデ先端部に接触するまでワイヤにナイフを再度押し下げ、ナイフを取り出し、上記に記載した方法の一つ(ボール−オン−ワイヤ、フック−オン−ワイヤ、ノジュール−オン−ワイヤ又は係止ワイヤ)を使用してカテーテルを捕捉するとのステップで構成される。
【0034】
肥満患者のカテーテルを捕捉する第3の方法は、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入し、そして可能な限り腹壁に接近させ、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空で、ワイヤを通して尿道用ゾンデを通して、先端部から出し、腹壁通し、ワイヤに套管針を設置し、套管針を尿道用ゾンデ先端部が接触するまで、腹壁を通して押し、套管針を取り出し、上記に記載した方法の一つ(ボール−オン−ワイヤ、フック−オン−ワイヤ、ノジュール−オン−ワイヤ又は係止ワイヤ)を使用してカテーテルを捕捉するとのステップで構成される。
【0035】
肥満患者のカテーテルを捕捉する第4の方法は、尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入し、そして可能な限り腹壁に接近させ、尿道用ゾンデは先端部で構成され、尿道用ゾンデは中空で、ワイヤを通して尿道用ゾンデを通して、先端部から出し、腹壁通し、ワイヤに套管針を設置し、套管針を尿道用ゾンデ先端部が接触するまで、腹壁を通して押し、少なくともゾンデ先端部の長さに等しい長さまで尿道用ゾンデを取り出し、ワイヤの套管針を尿道用ゾンデ先端部が接触するまで押し下げ、套管針を取り外し、上記に記載した方法の一つ(ボール−オン−ワイヤ、フック−オン−ワイヤ、ノジュール−オン−ワイヤ又は係止ワイヤ)を使用してカテーテルを捕捉するとのステップで構成される。
【0036】
肥満患者のカテーテルを捕捉する第5の方法は、上記に記述された套管針又はナイフを使用する肥満患者の腹壁に切開部を生成し、套管針又はナイフが取りはずされた後、ワイヤにスクリュードライバーを設置し、ワイヤにスクリュードライバーを尿道用ゾンデ先端部が接触するまで押し下げ、尿道用ゾンデは1又はそれ以上のスロットで構成され、スクリュードライバーは選で構成され、スクリュードライバーの先端は1又はそれ以上の刃で構成され、スクリュードライバーの刃はゾンデ先端部のスロットに適合させ、スクリュードライバーを有するゾンデ先端部を反対にねじり、ワイヤからスクリュードライバーを取り外し、第1ノジュールを最も近い患者の尿道の末端でワイヤに取付け、第1ノジュールがゾンデ先端部に係止するまで切開部を通してワイヤを引き戻し上げ、切開部を通ってワイヤを引き上げることによって、切開部を通じてゾンデ先端部を引き出し、ワイヤから第1ノジュールから取り出し、ワイヤにカテーテルを設置し、ワイヤに第ノジュールを設置し、患者の尿道を通ってワイヤを引くことによって、カテーテル先端部へ第2ノジュールを進行させ、患者の尿道を通してワイヤを引くことによって、カテーテル先端部を取り外し自在の先端部が取りはずされたゾンデの端部に引き入れ、カテーテルは、バルーンで構成され、バルーンを膨張させ、患者の尿道を通して、ゾンデ及びカテーテルを引き出し、バルーンを収縮させ、ゾンデからカテーテルを切り離し、患者の膀胱にカテーテルを引き戻し、バルーンを膨張させ、排尿にカテーテルを取り付けるとのステップから構成される。
【0037】
本発明は、上記に記載された方法に使用されるナイフ−オン−ワイヤ、套管針−オン−ワイヤ、及びスクリュードライバーオン−ワイヤをも網羅する。また、カテーテル捕捉器具として使用するため特に採用されるゾンデの異なる2つの実施形態を網羅する。
【0038】
上記に記載されたカテーテル捕捉器具に加えて、本発明は、ゾンデと栓塞子で構成され、ゾンデと栓塞子は中空で、栓塞子は、ゾンデの内側に適合するカテーテル捕捉器具を含む。1実施形態では、ゾンデは縁で構成され、縁はへこみ部で構成され、栓塞子はゾンデ内のへこみ部に適合するウイングで構成され、またゾンデ内のへこみ部に適合する套管針は刃で構成される。栓塞子と套管針は、複数の液体用管で構成され、栓塞子の一方の端部から他方へ縦方向に延びている。栓塞子は、インサイド−アウトから患者の腹部を通じ孔を開けるために使用され、套管針は、インサイド−アウトから患者の腹部を通じ孔を切開するために使用される。栓塞子又は套管針のいずれかが部分的又は完全にゾンデから取りはずされたとき、カテーテル先端部はゾンデのセンタに挿入されうる。カテーテルのバルーンは、膨張されうり、ゾンデの縁は、それが膨張された後、バルーンが外れるのを防止する。
【0039】
他の実施形態では、ゾンデは、縁で構成されず、栓塞子はウイングで構成されず、格納式套管針は刃の代わりに角度を有する刃先で構成される。しかし、その他の点では、先の実施形態と同様である。適切な位置にカテーテルを保持する縁がない代わりに、この実施形態はカテーテルを捕捉するバルーンを膨張する方法とともに使用される。
【0040】
定義
「カニューレ」は、柔軟なチューブを意味し、一般的に液体を排出したり、薬剤等の物質を投与するための身体の孔、管又は体内の管に挿入される一方端の套管針を含む。
「カテーテル」は、液体の通路又は拡張した通路を可能にするための身体の孔、管又は体内の管に挿入するための中空の柔軟なチューブを意味する。
「膀胱切開術」は、切開部を膀胱に作成する処置を意味する。
「ISC」は、一時的な自己導尿カテーテルを意味する。
「栓塞子」は、取り外し自在に閉塞または詰まらせる構造体を意味する。
「PUR」は、術後の尿閉を意味する。
「ゾンデ」は、あらゆる延長された器具、又は探針を意味し、一般的には金属製で、身体の管が探られ、調査される。
「SUI」は、腹圧性尿失禁を意味する。
「套管針」は、鋭い先端を有した器具を意味し、一般的には付属したカニューレを有し、中空の臓器に液体排出の孔を開けるのに使用される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0041】
図1は、本発明の尿道用ゾンデの斜視図である。この図は、ゾンデ1、ハンドル2、及び先端部3を示している。ゾンデは中空で、ワイヤを挿入するためゾンデの一方に孔を有する。
【0042】
図2は、本発明の尿道用ゾンデの断面図である。この図は、ゾンデ1、ハンドル2、先端部3及びゾンデの一方の端部から他方へ延長している中空の管4を示している。
【0043】
図3は、取り外された先端部を有する本発明に係る尿道用ゾンデの斜視図である。この図は、ゾンデ1、ハンドル2及び先端部3を示す。また、ゾンデのネジ付き末端部6に挿入される先端部のネジ付き端部5をも示す。また、ゾンデの接続端部7もソフィ−バーストアダプター(Thohy-Borst adapter)又は内視鏡キャップを取り付けるためにネジ溝が切られている。
【0044】
図4は、本発明に係る尿道用ゾンデの4つの異なる実施形態の部分概略図であり、使用可能な異なる「スロー」を図示している。スローは、ポイントAからポイントBの距離として本図面に定義されている。ある状況においては、より短いスローが適切である可能性もあるが、本発明のゾンデは、好ましくは、少なくとも6cmの長さのスローを有する。異なる長さのスローが、異なる患者ら(例えば、男性又は女性、大人又は子供)のために有用となるであろう。この図においては、スローの長さは下側に示されているものから上側に示されるものに従って長くなっている。実際には、スローはおそらく14cmより長いものは存在しないであろう。ゾンデの角度は、Cとして示されている。ゾンデの角度は、好ましくは、60から80°の範囲である。この図に示されたゾンデの角度は、全て70°である。
【0045】
図5及び図6は、より短いスローと比較的大きな角度(80°)(図5)及び長いスローと比較的小さい角度(60°)(図6)の間での相違が示されている。
【0046】
図7は、カウンシルカテーテル(Councill catheter)の斜視図である。本発明は、多くの異なるタイプのカテーテルを用いて使用される可能性があり、カウンシルカテーテルに限定されない(ボール-オン-ワイヤ、フック−オン−ワイヤ、ノジュール−オン−ワイヤ及びクリンプワイヤの実施形態を除く。)。カウンシルカテーテルの図面は、説明の目的のために提供されたものである。この図は、カテーテルシャフト13、カテーテル先端部14、カテーテル先端部14の2つの側面孔16のうちの1つ及び収縮しているバルーン15が示されている。カテーテルの接続端部には、膨張部材17及び排水接続部18もまた示されている。膨張部材17の目的は、カテーテル末端部にあるバルーン15を膨張させることである。
【0047】
図8は、カウンシルカテーテルの斜視図である。図7のように、この図は、カテーテルシャフト13、カテーテル先端部14、カテーテル先端部14の2つの側面孔16のうちの1つ及びバルーン15を示している。また、カテーテル先端部14の末端に円形孔19が示されている。フォリーカテーテル(Foley catheter)は、カテーテル先端部にこの円形孔19を有していない点を除いて、カウンシルカテーテルと同様である。加えて、この図は膨張部材17と排水用接続部18を示している。カテーテル末端の円は、図9及び図10の配置で示す。
【0048】
図9は、カウンシルカテーテル先端部の部分斜視図である。この図は、カテーテルの末端のみを示し、先端部14、バルーン15、2つの側面の孔16の1つ及びカテーテル先端部の円形孔19を有する。図10は、膨張したバルーン15を有するカウンシルカテーテル先端部の部分斜視図を示す。
【0049】
図11−14は、本発明のバルーン捕捉器具の実施形態を図示する。この図11は、ゾンデに接続されていないスリーブを有する本発明に係るバルーン捕捉器具の実施形態の斜視図である。この図は、ゾンデ1、カテーテル13、カテーテル先端部14及びバルーン15を示す。また、スリーブ20も示し、これは一般に先端部(図示せず)を取り付ける場合に、ゾンデのネジ付き末端部に挿入できるように、一方の端部にネジ溝が切られている。
【0050】
図12は、ゾンデに接続されたスリーブを有する本発明に係るバルーン捕捉器具の実施形態の斜視図である。この図はカテーテル先端部及びスリーブ20に挿入されたバルーン(図示せず)を示す。スリーブ周囲の円は、図13及び図14の配置で示す。
【0051】
図13は、バルーンが収縮した本発明に係るバルーン捕捉器具の実施形態の部分斜視図を示す。この図は、カテーテル先端部14とスリーブ20に挿入されたバルーン15を示す。また、スリーブ20と一体となり、スリーブの末端部で内側に延長しているフランジ21を示す。フランジの目的は、バルーンが膨張したとき、適切な位置でカテーテルを保持するためである。しかし、実際にはスリーブの内部壁に対して膨張したバルーンによって発生した摩擦力によって、適切な位置にカテーテルを保持するためには十分であると思われる。図14は、バルーン15が膨張された本発明に係るバルーン捕捉器具の実施形態の部分断面図である。この両方の図は、取り外し自在な先端部3のネジ付き端部5内側の任意的な漏斗部38を示す。漏斗部38は、ゾンデ端部を通って、取り外し自在な先端部3から引き出すワイヤの通路をなし、ゾンデ先端部で詰まってしまうことを防止することが意図されている。
【0052】
他のバルーンを捕捉する方法(図示しない。)は、スリーブ又はピンを利用しないものである。この方法では、ゾンデは患者の尿道から膀胱へ挿入され、腹壁から取り出され、ゾンデ先端部が取り外される。バルーンを有するカテーテル先端部は、取り外し自在な先端部が取り外されたゾンデ端部に挿入され、その後、バルーンを膨張させる。さらに、ゾンデ内側のバルーンの膨張は適切な位置にカテーテルを保持するのに十分な摩擦を発生させる。カテーテル及びゾンデは、その後、患者の尿道を通じて引き出され、バルーンは収縮する。カテーテル及びゾンデは分割され、カテーテルは患者の膀胱内に引き戻される。バルーンは、再度膨張され、カテーテルは排水部に取り付けられる。
【0053】
図15−19は、本発明のクラムシェル捕捉器具の実施形態を図示する。図15は、クラムシェルがカテーテル及びゾンデから取り外された本発明のクラムシェル捕捉器具の実施形態の斜視図である。この図は、カテーテル13と取り外されたゾンデ先端部(図示せず。)を有するゾンデ1を示す。また、上半分と下半分で構成されるクラムシェル捕捉器具22を示す。クラムシェル捕捉器具23の上半分は、2つのペグで構成される。ペグ23のうちの1つは、カテーテル先端部14内の側面孔16を貫通する。他のペグ23は、クラムシェル捕捉器具23の下半分のノッチ(図示せず。)に合致する。クラムシェル捕捉器具はゾンデのネジ付き末端に適合するネジ付き端部24を有する。
【0054】
図16は、クラムシェル22がカテーテル13に取り付けられているが、ゾンデ1に取り付けられていない本発明に係るクラムシェル捕捉器具の実施形態の斜視図である。図17は、クラムシェル22がカテーテル13に取り付けられ、かつゾンデ1に取り付けられている本発明に係るクラムシェル捕捉器具の実施形態の斜視図である。クラムシェル周囲の円は、図18及び19の位置を示す。バルーン15は図15−17に図示されているが、それは、位置確認のためのみであり、機能として本実施例に必要とされるものではない。
【0055】
図18は、クラムシェルの断面図と、カテーテルとゾンデの部分断面図である。この図は、カテーテル13とゾンデ1と関係するクラムシェル22の上半分及び下半分を示す。クラムシェルの上半分はペグ23で構成されており、それらの1つは、カテーテル先端部14の側面孔16を貫通し、それらの他のものは、クラムシェル22のネジ付き端部24のノッチに適合している。図19は、クラムシェルがカテーテルに取り付けられ、かつゾンデに取り付けられている(図17に示されるように)ときのクラムシェルの断面図である。
【0056】
図20−24は、本発明のスリーブ捕捉器具の実施形態を図示する。図20は、カテーテルがゾンデのネジ付き延長部に挿入されておらず、スリーブもゾンデのネジ付き延長部に挿入されていない本発明に係るスリーブ捕捉器具の実施形態の斜視図である。この図は、カテーテル13、ゾンデ1及びゾンデの末端のネジ付き延長部を示している。また、この図は、スリーブ27とピン28をも示す。以下の図で示されるように、スリーブ27はカテーテル先端部14に最初に配置され、バルーン15の後ろにスライドし、その後、カテーテル先端部14はゾンデ1のネジ付き延長部26に挿入され、ピン28はカテーテル先端部14で側面孔16を通って、かつネジ付き延長部26の2つの孔29(図20及び21にそれらの1つのみが示されている。)を通って挿入される。最後に、内側にネジ溝が切られたスリーブ27は、ネジ付き延長部26に回転されながら覆うように取り付けられる。
【0057】
図20Aは本発明のスリーブ捕捉器具の実施例とともに使用するゾンデの取り外し自在な先端部である。この図に示されるように、ゾンデ1のネジ付き延長部26を収容するために、好ましくは、ゾンデの取り外し自在な先端部37は図3に示された取り外し自在な先端部より長く、また内側にネジ溝が切られている。
【0058】
図21は、カテーテル13がゾンデ1のネジ付き延長部26に挿入されており、スリーブ27がゾンデ1のネジ付き延長部26に挿入されていない本発明に係るスリーブ捕捉器具の実施形態の斜視図である。図22は、カテーテル13がゾンデ1のネジ付き延長部26に挿入され、スリーブ27がゾンデ1のネジ付き延長部26に挿入されている本発明に係るスリーブ捕捉器具の斜視図である。バルーン15は位置確認の目的のため図20及び22に示されているが、機能として、この実施形態は必要ではない。
【0059】
図23は、ゾンデのネジ付き延長部に挿入されたカテーテルの部分断面図と、カテーテルを覆うように配置され、ゾンデのネジ付き延長部を覆っていないスリーブの断面図である。この図はカテーテル13、ゾンデ1及び内側にネジを有するスリーブ27を示す。また、カテーテル先端部14、カテーテル先端部の側面孔16、ネジ付き延長部26、ネジ付き延長部の孔29を示す。また、カテーテル先端部14の2つの側面孔26を通って延長しているピン28及びネジ付き延長部の2つの孔29を示す。図24は、ゾンデ1のネジ付き延長部26に挿入されたカテーテル先端部14の部分断面図と、ゾンデのネジ付き延長部26を覆うように配置されたスリーブ27の断面図である。
【0060】
図25−35は本発明のボール−オン−ワイヤの実施形態を図示している。この実施形態では、ワイヤは尿道用ゾンデを通って、カテーテル内に入る。ボールがワイヤに取り付けられており、このボールがカテーテル先端部に引き込まれ、ボールはゾンデ先端部でカテーテルを案内するために使用される。
【0061】
図25は、患者の膀胱9内の本発明に係る尿道用ゾンデ1の断面図である。図26は、尿道用ゾンデが患者の腹壁11を通過した後の本発明に係る尿道用ゾンデ1の断面図である。図27は、ゾンデを通ったワイヤ30を有する本発明に係る尿道用ゾンデの断面図である。実際には、ワイヤはゾンデをほとんど貫通し、(ゾンデ先端部の後方で延長しないように)ゾンデが患者の尿道や膀胱を貫通されるようにゾンデ先端部で保持される。ワイヤは、その後、腹壁を通じて伸ばされて、ゾンデのため「ガイドワイヤ」として機能する。あるいは、ワイヤは、患者の尿道及び膀胱を通過して腹壁から出た後に、ゾンデに挿入してもよい。ワイヤは、リンダークイスト−リング トルク ガイドワイヤ(Lunderquist-Ring torque guidewires)又はアムプラッツ スーパースティッフ ガイドワイヤ(Amplatz super-stiff guidewire)に類似するものが好ましく、ワイヤの太さは、大体0.10から0.20cmまで様々である。ワイヤの末端は、ゾンデ及び尿道、膀胱及び腹部を容易にスライドするようにポリビニルピロリジン又は他の適切な物質で処理されうる。
【0062】
図28は、ゾンデを通ったワイヤとワイヤにカテーテルを有する本発明に係る尿道用ゾンデの断面図である。本手続のこの段階において、カテーテルがワイヤに配置されるように、十分なワイヤがゾンデを通じて押される。図29は、ボール31及びワイヤ30の部分斜視図である。ワイヤがカテーテルを完全に貫通した後、ボール31はワイヤに設置される。ボールは、多くの異なる方法でワイヤに取り付けられる。例えば、ワイヤはギザギザにされていてもよく、溝と整合するボールは、ワイヤの刻み目に被さるように切れ目が入れられる。あるいは、ワイヤは小さなネジ溝を切られた部分を有し、ボールは内側にネジ溝が切られていてもよい。ボールは、ワイヤのネジ付き部分まで通されて、ネジを超えてワイヤの滑らかな部分に設置するように、ワイヤのネジ付き部分を超えるように回される。これらを有するボールは、ネジ付き部分の一方の側のみワイヤを自由に行ったり来たりすることができ(なぜなら、ネジの部分は、一方向にのみボールを移動することを可能にするからである。)、ワイヤが膀胱へカテーテルを引くために使用されているとき、ネジ付き部分を超えて移動することはできなくなる。ボールは、説明の目的で図示されたものであり、いかなるフック、こぶ状物又は同様の物体が使用されうる。図30は、ゾンデとカテーテル13を通過したワイヤ30と、ワイヤにボール31を有する本発明に係る尿道用ゾンデ1の断面図である。図31はワイヤ30のボール31の部分斜視図である。
【0063】
次に、ワイヤ30は、ボール31がカテーテル13の先端部14に係止するまでゾンデ1を通って引っ張られる。図32は、ゾンデを通過したワイヤ30、カテーテル13及びワイヤ上のボール31、及びカテーテル先端部14まで引っ張られたボール31を有する本発明に係る尿道用ゾンデ1の断面図である。図33は、ワイヤ30上で、かつカテーテル先端部の内側にボール31を有するカテーテル先端部14の断面図である。
【0064】
次に、ワイヤは、カテーテル先端部14がゾンデ先端部3と接触するまでゾンデ1を通って引き出される。図34は、ゾンデ10を通過したワイヤ30、カテーテル13及びワイヤ上のボール31を有する本発明に係る尿道用ゾンデ1の断面図であり、ボール31は、カテーテル先端部14まで引っ張られ、カテーテル先端部14は、ゾンデ先端部まで引っ張られている。次に、ゾンデ1は引き込まれ(患者の身体の内側及び膀胱に引かれ)、カテーテル13はワイヤ3を有するゾンデ先端部3に接触しているカテーテル先端部14に有するボール31によって患者の膀胱9に案内される。
【0065】
図35は、ゾンデを通過したワイヤ30、カテーテル13及びワイヤ30上のボール31を有する本発明の尿道用ゾンデ1の断面図であり、ボール31はカテーテル先端部14まで引っ張られ、カテーテル先端部はゾンデ先端部3まで引かれ、カテーテル13は膀胱まで引っ張られている。一旦、カテーテルが膀胱内側の所望位置に置かれたら、ゾンデ1は、完全に患者の尿道を通して引き抜かれ、ワイヤ30は、カテーテルの接続末端(膨張部材17及び排水接続部18を有する末端)を通じて引き抜く取り除かれる。バルーン15は、その後膀胱9の内側位置にカテーテルを保持するために膨張される。
【0066】
ゾンデが取り外された先端部を図示する図27−28、30、32,及び34−35に示されているけれども、実際には、カテーテルがワイヤ上に設置される前にゾンデ先端部を取り除くことが好ましい。このように、カテーテル先端部及びバルーンは、取り外し自在な先端部が取り外されるゾンデの端部に挿入されてもよく、バルーンはゾンデの硬い壁の内側で膨らませて、それによって、患者の膀胱へ引き出されるようなカテーテルに、より追加的な安定性を提供してもよい。
【0067】
図36−39はワイヤ上のカテーテルを捕捉する他の方法を図示する。手段は、図25−35に描かれているものを同様であるが、フックがボールに皮って使用されている。図36は、フック32を有するワイヤ上のカテーテル13の断面図である。図36は1つの可能なフックの形状を示しているが、本発明はいかなる特別なフック形状に限定されない。この特別なタイプのフックが使用されれば、ワイヤがゾンデを通過してカテーテルに挿入される前にワイヤ上に存在せることができる。他のフックの設計では、ワイヤがゾンデを通過し及びカテーテルを通された後、ボール−オン−ワイヤの実施形態に関連して記述したように、フックがワイヤに取り付けられる必要があるかも知れない。
【0068】
図37は、カテーテル先端部14内の円形孔19を通過するフック32を有するワイヤ30上のカテーテル13の断面図である。図38は、フックが円形孔19を通過し、カテーテル13の内側に通過した後のフック32の断面図である。図39は、ワイヤがゾンデを通過して引き出される(図示せず)ワイヤ30上のフック32の断面図である。フック32は、カテーテル先端部14内に引っ掛けてあり、それによって、ゾンデ(図示せず)の先端部の方で、患者の膀胱の方へ引っ張るようにカテーテルを捕捉する。
【0069】
さらに、ボール−オン−ワイヤ及びフック−オン−ワイヤの実施形態の他の変形例では、折り曲げがボールやフックと同様の目的を提供するように、カテーテルがワイヤに位置した後にワイヤは単純に折り曲げてもよい。
【0070】
図40−43は、患者が医者が、内−外で腹壁を通過するゾンデ先端部を得ることができないほどの肥満であったとき、ボール−オン−ワイヤ(又はフック−オン−ワイヤ)の処置に関連して使用される多数の異なる切断器具が図示されている。図40は、ワイヤ30にあるナイフ33を示す。この手段では、ワイヤが患者の腹部を通過した後、ナイフ33はワイヤ30に設置される。ナイフ33は、それが腹壁11を通過して押されると同時にワイヤ30によって案内される。ナイフ33はゾンデ先端部3に接触するまで近づいたとき、図41に示されるように、ゾンデ1はわずかに引き戻され、ナイフはゾンデ先端部3に接触するまで再度押し下げられる。この手段は、ナイフが最初に接触したときに、ゾンデ先端部に一定の切開部を保証する。ナイフ33はその後ワイヤ30から取り外され、カテーテルはワイヤに設置され、上で記述した方法の1を使用して膀胱へ案内される(図25−39)。
【0071】
図40Aと40Bは、ナイフの2つの異なる実施形態の側面図である。これらの図に示されるように、ナイフ33は、鋭い刃先33aとネジ付き端部33cとで構成される。ネジ付き端部は、延長器具を長さを延長するためにナイフに取り付けることを可能にする。ナイフはまた刃33bを有し、それは、図40A又は40Bで示されるような、それぞれの形状を有しうる。好適な実施例では、2つのナイフの刃33bを有し、それらの間に180°のスペースがあるように配置される。図40Aによれば、ナイフの刃33bは六角形を形成し、一方で図40Bにおいては、それはダイヤモンドを形成する。図40Cは、ナイフの刃33bによって形成された切開部を示すナイフの断面図である。請求項32及び33の以外の本発明は、ナイフ、ナイフの刃のいかなる特別の形状にも限定されない。
【0072】
図42及び43に示されるように、套管針34は、迅速かつ容易な切開のためにナイフの代わりに用いられる。套管針34は、ワイヤに装着され、ゾンデ先端部3に接触させるまで押し下げられる。図42Aは、套管針34の断面図である。この図に示されるように、套管針は一方端の套管針の刃34aと、他方端に内部ネジ34bとで構成される。内部ネジは套管針がもしもっと長い長さを必要とするときは、延長器具を取り付けることを可能にする。図42Bは、ホタテ貝状の刃を示す套管針の斜視図である。図42Cは、套管針の断面図を示し、套管針の刃によって作成された切り口を示す。套管針は、その形状が形成される方法によって、ナイフより切り口の異なる形状を提供する。本発明は、套管針又は套管針の刃のいかなる特別な形状にも限定されない。
【0073】
図44はワイヤのスクリュードライバーの断面図である。スクリュードライバーは、ゾンデ先端部が皮膚に届かないときはいつでも使用することが可能である。スクリュードライバーは、カテーテルがワイヤの周囲でゾンデの空いた末端に挿入できるように、医師にゾンデ先端部を取り除くことを可能にする。この図に示されるように、ワイヤが患者の腹部を通した後で、かつ切開部36が図40−43に表された切開器具の1つによって作成された後、スクリュードライバー35はワイヤに設置される。その後、スクリュードライバー35は、腹壁11を通過して押されるようにワイヤ30によって案内される。スクリュードライバー35はゾンデ先端部3に接触しているとき、図45に示すように、スクリュードライバーはゾンデ1から取り外し自在な先端部3を取り外すために使用されうる。この手段では、図46に示すように、先端部3が反締め付け方向に回された後、先端部3が切開部を通ってワイヤを引き上げることによって、患者の身体から取り除かれるように、ボール(図示せず)又は他の小さなノジュールこぶがワイヤに設置され、ゾンデ先端部に送られる。一旦先端部3が取り外されると、カテーテル(図示せず)はワイヤに設置され(上で記述されたボール−オン−ワイヤ、フック−オン−ワイヤ及びノジュール−オン−ワイヤの実施形態に記述されているように)、カテーテル先端部はゾンデの末端(先端部が取り外された端部)へ送られる。この点において、バルーンはゾンデの内側にカテーテルを係止するのを補助するため膨らまされる。カテーテル及びゾンデは尿道を通して引き抜かれ、バルーンは収縮され、ノジュールを有するワイヤは、ゾンデの腹部側端部へ引き出され、カテーテルはゾンデから分けられて、カテーテルは膀胱へ引き戻される。バルーンは、その後定位置にカテーテルを維持するため再膨張され、カテーテルは排水器具に取り付けられる。
【0074】
上記に記述した装置及び方法に加えて、本発明は、カテーテルを捕捉するバルーン膨張方法を容易にするため特に採用されるゾンデを含む。図47は、バルーン捕捉方法を容易にするために採用されているゾンデの第1の実施形態の断面図である。この実施例においては、図2及び図3に示されるように、ゾンデ6の末端は、取り外し自在な先端部3(図示せず)が挿入されうる内側のネジ溝6aを含む。しかし、改良したゾンデは、さらに内側に複数のリブ39を含む。リブ39の目的はバルーンが膨張した後、定位置にバルーン(図示せず)を保持することである。図47のゾンデ6の末端近傍の円は図48に示す。図48は、図47に示されたゾンデの部分断面図である。この図はより詳細にリブ39を示す。
【0075】
図49は、バルーンを捕捉する方法を容易にするため採用されるゾンデの第2実施形態の断面図である。この実施例では、ゾンデ6の末端は、先の実施例のように内側のネジ6aを含むが、図47、48のリブの代わりに、ゾンデはバルーンを膨らませた後に、バルーン15が内部フランジ40を有する。実際には、バルーン15(図示せず)は、フランジ40を超えてゾンデ6の末端に収縮状態で挿入され、その後膨張される。図49のゾンデ6の末端周囲の円は図50の配置を示す。図50は、図49に示されたゾンデの部分断面図を示す。この図は、より詳細にに内部フランジ40を示す。
【0076】
図51−74はさらに、縁付きゾンデ、栓塞子及び格納式套管針で構成される他のカテーテル捕捉器具を表す。図51は、栓塞子42を有する縁付きゾンデ41の斜視図であり、これら両方とも中空である。栓塞子42のテーパーを有する端部46のみがゾンデ41の端部から突き出ている。図51のゾンデ41末端の円は、図52の場所で示す。図52は図51に示されている縁付きゾンデ41及び栓塞子42の先端部の部分斜視図である。この図は、ゾンデ41の三角形へこみ部44と栓塞子42の端部の孔43を示している。栓塞子の端部の孔43は栓塞子の全体の長さを延長し、上記で記載されたボール−オン−ワイヤ、フック−オン−ワイヤ、ノジュール−オン−ワイヤの方法に関連して記述されたように、カテーテルを捕捉するのに使用されるワイヤの通路となす。三角状へこみ部44の目的は、図61に関連して記載される。
【0077】
図53は、ゾンデの内側に完全に挿入された図51の栓塞子の断面図である。この図に示されたように、栓塞子42はプラグ45で構成されており、それは栓塞子42がゾンデ41の他の端部に突出しすぎて押圧されるのを防止する。栓塞子42の長さはプラグがゾンデ7の接続端部に接触するとき、栓塞子42のテーパーを有する端部46のみがゾンデ6の末端部から突き出るようにされる。
【0078】
図54はゾンデの内側に図51の栓塞子の一部が挿入された断面図である。この図は、栓塞子42が一部引き抜かれている以外は、図53と同様である。図55は、ゾンデ41の内側に部分的に挿入されているが、図54のものより、十分に引き抜かれている栓塞子の断面図である。図56はゾンデ41から完全に取り除かれた図51のゾンデの断面図である。
【0079】
図57は、図51の栓塞子の背面斜視図である。この図はプラグ45、栓塞子のテーパー端部46、及び栓塞子42の一方の端部から他方に向かって縦方向に走っている液体用管47の1つを示す。液体用管47の目的は、液体をゾンデ内に位置する栓塞子を備えたゾンデを通じて膀胱に送り出すことである。図57は、またウイング48を示し、これは栓塞子42が十分に挿入されたとき、ゾンデ41の三角状へこみ部44に埋められ、又は挿入する。ウイング48の目的は、ゾンデや栓塞子が患者の身体に挿入されるときに、三角状へこみがなにかを掴むことから防止するためである。
【0080】
図58は、図51の栓塞子の正面斜視図である。この図は3つの液体用管47を有する栓塞子を示すが、本発明はいかなる特別の液体用管に限定されるものではない。好ましくは、栓塞子は3又は4つの液体用管47を有する。図59は、図51の栓塞子の平面図である。これは、液体用管47、テーパーを有する端部46及びプラグ45を示す。
【0081】
図60は、格納式套管針49を有する縁付きゾンデの斜視図である。図60のゾンデ41の末端の円は図61で示す。。図61は図60に示された縁付きゾンデ41及び格納式套管針49の先端部の部分斜視図である。ゾンデ41及び格納式套管針49は中空である。この図は、套管針49の刃先50を示し、それは複数の刃で構成される。套管針49はゾンデ41に完全に挿入されたとき、刃51は、三角状のへこみ44に適合する。へこみは、三角形になるように示されているが、それら刃を収納できるいかなる形状であってもよい。
【0082】
図62は完全にゾンデ内に挿入された図60の格納式套管針の断面図である。この図で示されるように、格納式套管針49はプラグ45で構成されており、図53の関連で説明したように同様の目的を有する。
【0083】
図63はゾンデの内側に部分的に挿入された図60の格納式套管針の断面図である。この図は、套管針49が部分的に引き出されている以外は、図62と同様である。図64は、ゾンデの内側に部分的に挿入されているが、図63のものより、十分に引き出された図60の格納式套管針の断面図である。図65は、ゾンデから完全に引き出された図60の格納式套管針の断面図である。
【0084】
図66は、図60の格納式套管針の背面斜視図である。この図は、プラグ45、刃51及び套管針49の一方から他方へ縦方向に走る液体用管の一つを示す。液体用管47の目的は、図57に関連して記述されたものと同様である。
【0085】
図67は、図60の格納式套管針の正面斜視図である。この図は66のものより、より明瞭に液体用管を示している。図67の套管針の先端部の円は、図68で示す。図68は、図60の格納式套管針の先端部の部分斜視図である。これは、より詳細に刃51を含む套管針49の刃先50を示す。ガイドワイヤは、套管針を通って案内通路に挿入され、刃先50を通って取り出される。套管針は3つの液体用管47を有するものが図67及び68に示されているが、本発明は、液体用管47の特別な数に限定されるものではない。図69は、平面図を示し、図70は、図60の格納式套管針の側面図である。
【0086】
図71は、図51−56及び60−65の縁付きゾンデの斜視図である。図71のゾンデ41の末端の円は図72の位置を示す。図72は図71の縁付きゾンデ先端部の部分斜視図である。図72はより明瞭に縁52及び三角へこみ部44を示している。縁の目的は、套管針が部分的又は完全に引き抜かれ、カテーテルがゾンデに挿入された後に、適切な位置にカテーテル先端部14(図示せず)内のバルーン15(図示せず)を保持することである。実際には、栓塞子42又は格納式套管針49若しくはこれらの両方が、内−外で患者の腹に孔を開ける(栓塞子42の場合)か、切開(格納式套管針49の場合)するために使用される。栓塞子及び套管針はその後部分的又は完全に取り除かれ、カテーテルがゾンデ41の先端部内側に挿入される。バルーン15(図示せず)は膨らまされ、バルーンが膨らまされた膨張した後、縁52はカテーテルがゾンデの外に外れることから防止する。
【0087】
図73は図51−56及び60−65の縁付きゾンデの断面図である。図73のゾンデ41の末端の円は、図74の位置を示す。図74は、図73の縁付きゾンデ先端部の部分断面図を示す。図72のように、この図は、適合した栓塞子42のウイング48に挿入した三角へこみ部44及び適合した格納式套管針49の刃51を示す。
【0088】
上に記載されたカテーテルを捕捉するボール−オン−ワイヤ、フック−オン−ワイヤ、ノジュール−オン−ワイヤの方法に関連して使用されるために、栓塞子42及び套管針49の両方が中空である。言い換えれば、上で説明したように、それがカテーテルを捕捉するために使用されるとき、このケースではおそらく、ワイヤは、栓塞子又は套管針を通じて挿入され、腹壁を通して取り出される。
【0089】
図75−93はゾンデ、栓塞子及び格納式套管針で構成されるカテーテル捕捉器具の他の実施形態に関する。この実施形態では、ゾンデは縁を有していないが(図51−74にあるように)、ゾンデ、栓塞子及び格納式套管針は全て中空で、上で記述したボール−オン−ワイヤ、フック−オン−ワイヤ、ノジュール−オン−ワイヤの方法を有するカテーテルを捕捉するために使用されうる。この実施形態はまたバルーンを膨張する方法とも併用されるが、定位置にバルーンを保持するための縁はなく、代わりに、バルーンは摩擦によって保持される。
【0090】
図75は、栓塞子54の他の実施形態のゾンデの斜視図である。この図は、ゾンデ53が縁を有しておらず、かつ栓塞子54がウイングを有していない点を除いて、図51と同様である。栓塞子は、図51に示されるように、ゾンデ内に完全に挿入されているとき、栓塞子54のテーパーを有する端部46がゾンデ41の端部から突出する。図75のゾンデ53の末端の円は図76の位置を示す。図76は図75に示されたゾンデ及び栓塞子の先端部の部分斜視図である。この図は、ゾンデ53が縁を有しておらず、栓塞子54がウイングを有していない点を除いて図52と同様である。
【0091】
図77はゾンデの内側に完全に挿入された図75の栓塞子の断面図である。図78はゾンデ内に部分的に挿入された図75の栓塞子の断面図である。図79は、ゾンデ内に部分的に挿入されているが、図78のものより、十分に引き抜かれた図75の栓塞子の断面図である。図80は、ゾンデから完全に取り除かれた図75の栓塞子の断面図である。
【0092】
図81は図75の栓塞子の背面斜視図である。図82は図75の栓塞子の正面斜視図である。図83は図75の栓塞子の平面図である。こうした図は、栓塞子54がウイングを有していない点を除いて、図57、58、59にそれぞれ類似する。
【0093】
図84は格納式套管針の他の実施形態のゾンデの斜視図である。図84に示された套管針は角度を有する刃先56を有する。刃先56は角度を有するように示されているが、本発明は、皮膚や身体の組織を切開する事が出来る限りは、どのような特別な刃先の角度、形状にも限定されない。図84のゾンデ53の末端の円は図85の位置を示す。図84及び85は、ゾンデ53は縁を有さず、套管針55が図61に示された複数の刃に代えて角度を有する刃先56を有する点を除いては、図60、61にそれぞれ類似する。図85は、また套管針の端部に孔43を有する。この孔43は、カテーテル捕捉の目的のためワイヤを収容するために、套管針の全体の長さを延長する。
【0094】
図86はゾンデの内側に完全に挿入された図84の格納式套管針の断面図である。図87は、ゾンデの内側に部分的に挿入された図84の格納式套管針の断面図である。図88は、ゾンデ内に部分的に挿入されているが図87のものより、十分に引き抜かれた図84の格納式套管針の断面図である。図89は、ゾンデから完全に引き抜かれた図84の格納式套管針の断面図である。
【0095】
図90は図84の格納式套管針の背面斜視図である。図91は、図84の格納式套管針の正面斜視図である。図92は平面図で、図93は図84の格納式套管針の側面図である。こうした図は格納式套管針55が図68に示されている複数の刃に代えて角度を有する刃先56を有する以外は、それぞれ図66,67,69及び70と同様である。
【0096】
図58及び67に示されている栓塞子及び格納式套管針のように、図82及び図91に示された栓塞子及び格納式套管針は(カテーテルを捕捉するため、又は皮膚レベルへゾンデを案内し、進ませるのを補助するためのワイヤを収容するため)中空であり、また、これらは液体用管47も有している。こうした2つの特徴は、ここに記述される栓塞子及び格納式套管針の両方の実施形態に共通する。
【0097】
本発明のいくつかの好適な実施形態が示され、記述されているが、多くの変更、改良がその広い特徴を有する発明から逸脱しない範囲でなされることは、本技術分野の当業者にとって明白であろう。それゆえ、添付されたクレームは、本発明の真の概念及び範囲内で捕捉できる全ての変更、改変が保護されることが意図されている。
【図面の簡単な説明】
【0098】
【図1】図1は、本発明に係る尿道用ゾンデの斜視図である。
【図2】図2は、本発明に係る尿道用ゾンデの断面図である。
【図3】図3は、取り外された先端部を有する本発明に係る尿道用ゾンデの斜視図である。
【図4】図4は、本発明に係る尿道用ゾンデの4つの異なる実施形態の部分概略図である。異なる使用可能な「スロー」が図示されている。
【図5】図5は、患者の膀胱に挿入された尿道用ゾンデの断面図である。図6に示されたゾンデと比較すると、本ゾンデは、相対的に短いスローと相対的に大きな角度を有する。
【図6】図6は、患者の膀胱に挿入された尿道用ゾンデの断面図である。図5に示されたゾンデと比較すると、本ゾンデは、相対的に長いスローと相対的に小さな角度を有する。
【図7】図7は、カウンシル(Councill)カテーテルの斜視図である。
【図8】図8は、カウンシルカテーテルの斜視図である。
【図9】図9は、カウンシルカテーテル先端部の部分斜視図である。
【図10】図10は、膨張したバルーンを有するカウンシルカテーテル先端部の部分斜視図である。
【図11】図11は、ゾンデに接続されていないスリーブを有する本発明に係るバルーン捕捉器具の実施形態の斜視図である。
【図12】図12は、ゾンデに接続されたスリーブを有する本発明に係るバルーン捕捉器具の実施形態の斜視図である。
【図13】図13は、バルーンが収縮した本発明に係るバルーン捕捉器具の実施形態の部分断面図である。
【図14】図14は、バルーンが膨張した本発明に係るバルーン捕捉器具の実施形態の部分断面図である。
【図15】図15は、クラムシェルがカテーテル及びゾンデから取り外された本発明に係るクラムシェル捕捉器具の実施形態の斜視図である。
【図16】図16は、クラムシェルがカテーテルに取り付けられているが、ゾンデに取り付けられていない本発明に係るクラムシェル捕捉器具の実施形態の斜視図である。
【図17】図17は、クラムシェルがカテーテルに取り付けられ、かつゾンデに取り付けられている本発明に係るクラムシェル捕捉器具の実施形態の斜視図である。
【図18】図18は、クラムシェルの断面図と、カテーテルとゾンデの部分断面図である。
【図19】図19は、図17に示すように、クラムシェルがカテーテルに取り付けられ、かつゾンデに取り付けられているときのクラムシェルの断面図である。
【図20】図20は、カテーテルがゾンデのネジ付きの延長部に挿入されておらず、スリーブがゾンデのネジ付き延長部にも挿入されていない本発明のスリーブ捕捉器具の実施形態の斜視図である。
【図20A】図20Aは本発明のスリーブ捕捉器具の実施例とともに使用するゾンデの取り外し自在な先端部である。
【図21】図21は、カテーテルがゾンデのネジ付き延長部に挿入されており、スリーブがゾンデのネジ付き延長部に挿入されていない本発明に係るスリーブ捕捉器具の実施形態の斜視図である。
【図22】図22は、カテーテルがゾンデのネジ付き延長部に挿入されており、かつスリーブがゾンデのネジ付き延長部に取り付けられている本発明に係るスリーブ捕捉器具の斜視図である。
【図23】図23は、ゾンデのネジ付き延長部に挿入されたカテーテルの部分断面図と、カテーテルを覆うように配置され、ゾンデのネジ付き延長部を覆っていないスリーブの断面図である。
【図24】図24は、ゾンデのネジ付き延長部に挿入されたカテーテル先端の部分断面図と、ゾンデのネジ付き延長部を覆うように配置されたスリーブの断面図である。
【図25】図25は、患者の膀胱内の本発明に係る尿道用ゾンデの断面図である。
【図26】図26は、ゾンデを患者の腹部壁を通過した後の本発明に係る尿道用ゾンデの断面図である。
【図27】図27は、ゾンデを通過しているワイヤを有する本発明の尿道用ゾンデの断面図である。
【図28】図28は、ゾンデを通ったワイヤとワイヤにカテーテルを有する本発明に係る尿道用ゾンデの断面図である。
【図29】図29は、ボール及びワイヤの部分斜視図である。
【図30】図30は、ゾンデとカテーテルを通過したワイヤと、ワイヤにボールを有する本発明に係る尿道用ゾンデの断面図である。
【図31】図31はワイヤのボールの部分斜視図である。
【図32】図32は、ゾンデを通過したワイヤ、カテーテル及びワイヤ上のボール、及びカテーテル先端部まで引っ張られたボールを有する本発明に係る尿道用ゾンデの断面図である。
【図33】図33は、ワイヤ上で、かつカテーテル先端部の内側にボールを有するカテーテル先端部の断面図である。
【図34】図34は、ゾンデを通過したワイヤ、カテーテル及びワイヤ上のボールを有する本発明に係る尿道用ゾンデの断面図であり、ボールは、カテーテル先端部まで引っ張られ、カテーテル先端部は、ゾンデ先端部まで引っ張られている。
【図35】図35は、ゾンデを通過したワイヤ、カテーテル及びワイヤ上のボールを有する本発明の尿道用ゾンデの断面図であり、ボールはカテーテル先端部まで引っ張られ、カテーテル先端部はゾンデ先端部まで引かれ、カテーテルは膀胱まで引っ張られている。
【図36】図36は、フックを有するワイヤ上のカテーテルの断面図である。
【図37】図37は、カテーテル先端部内の円形孔を通過するフックを有するワイヤ上のカテーテルの断面図である。
【図38】図38は、フックが円形孔を通過し、カテーテルの内側に通過した後のフックの断面図である。
【図39】図39は、ワイヤがゾンデを通過して、引き出されるワイヤ上のフックの断面図である。
【図40】図40は、ワイヤにあるナイフの断面図である。
【図40A−40B】図40Aと40Bは、ナイフの2つの異なる実施形態の側面図である。
【図40C】。図40Cは、ナイフの刃33bによって形成された切開部を示すナイフの断面図である。
【図41】図41は、ゾンデ先端部の接触したナイフの先端を有するワイヤのナイフの断面図である。
【図42】図42は、ワイヤの套管針の断面図である。
【図42A】図42Aは、套管針34の断面図である。
【図42B】図42Bは、ホタテ貝状の刃を示す套管針の斜視図である。
【図42C】図42Cは、針の断面図であり、套管針の刃によって作成された切り口を示す。
【図43】図43は、ゾンデに接触した套管針の先端部を有するワイヤ上の套管針の断面図である。
【図44】図44はワイヤのスクリュードライバーの断面図である。
【図45】図45は、ゾンデに接触したスクリュードライバーの先端を有するワイヤ上のスクリュードライバーの断面図である。
【図46】図46は、ゾンデ先端部からゾンデからネジが外された後のワイヤ上のスクリュードライバーの断面図である。
【図47】図47は、バルーン捕捉方法を容易にするために採用されているゾンデの第1の実施形態の断面図である。
【図48】図48は、図47に示されたゾンデの部分断面図である。
【図49】図49は、バルーンを捕捉する方法を容易にするため採用されるゾンデの第2実施形態の断面図である。
【図50】図50は、図49に示されたゾンデの部分断面図である。
【図51】図51は、第1実施形態の栓塞子を有する縁付きゾンデの斜視図である。
【図52】図52は、図51に示されている縁付きゾンデ及び栓塞子の先端部の部分斜視図である。
【図53】図53は、ゾンデの内側に完全に挿入された図51の栓塞子の断面図である。
【図54】図54は、ゾンデの内側から図51の栓塞子の一部が挿入された断面図である。
【図55】図55は、ゾンデの内側に部分的に挿入されているが、図54のものより、十分に引き抜かれている栓塞子の断面図である。
【図56】図56はゾンデ41から完全に取り除かれた図51のゾンデの断面図である。
【図57】図57は、図51の栓塞子の背面斜視図である。
【図58】図58は、図51の栓塞子の正面斜視図である。
【図59】図59は、図51の栓塞子の平面図である。
【図60】図60は、格納式套管針を有する縁付きゾンデの斜視図である。
【図61】図61は図60に示された縁付きゾンデ及び格納式套管針の先端部の部分斜視図である。
【図62】図62は完全にゾンデ内に挿入された図60の格納式套管針の断面図である。
【図63】図63はゾンデの内側に部分的に挿入された図60の格納式套管針の断面図である。
【図64】図64は、ゾンデの内側に部分的に挿入されているが、図63のものより、十分に引き出された図60の格納式套管針の断面図である。
【図65】図65は、ゾンデから完全に引き出された図60の格納式套管針の断面図である。
【図66】図66は、図60の格納式套管針の背面斜視図である。
【図67】図67は、図60の格納式套管針の正面斜視図である。
【図68】図68は、図60の格納式套管針の先端部の部分斜視図である。
【図69】図69は、図60の格納式等関心の平面図である。
【図70】図70は、図60の格納式套管針の側面図である。
【図71】図71は、図51の縁付きゾンデの斜視図である。
【図72】図72は、図51の縁付きゾンデ先端部の部分斜視図である。
【図73】図73は、図51の縁付きゾンデの断面図である。
【図74】図74は、図51の縁付きゾンデ先端部の部分断面図を示す。
【図75】図75は、栓塞子の他の実施形態のゾンデの斜視図である。
【図76】図76は図75に示されたゾンデ及び栓塞子の先端部の部分斜視図である。
【図77】図77はゾンデの内側に完全に挿入された図75の栓塞子の断面図である。
【図78】図78はゾンデ内に部分的に挿入された図75の栓塞子の断面図である。
【図79】図79は、ゾンデ内に部分的に挿入されているが、図78のものより、十分に引き抜かれた図75の栓塞子の断面図である。
【図80】図80は、ゾンデから完全に引き抜かれた図75の栓塞子の断面図である。
【図81】図81は図75の栓塞子の後部斜視図である。
【図82】図82は図75の栓塞子の正面斜視図である。
【図83】図83は図75の栓塞子の平面図である。
【図84】図84は格納式套管針の他の実施形態のゾンデの斜視図である。
【図85】図85は、図84に示されたゾンデ先端部及び格納式套管針の部分斜視図である。
【図86】図86はゾンデの内側に完全に挿入された図84の格納式套管針の断面図である。
【図87】図87は、ゾンデの内側に部分的に挿入された図84の格納式套管針の断面図である。
【図88】図88は、ゾンデ内に部分的に挿入されているが図87のものより、十分に引き抜かれた図84の格納式套管針の断面図である。
【図89】図89は、ゾンデから完全に引き抜かれた図84の格納式套管針の断面図である。
【図90】図90は、図84の格納式套管針の背面斜視図である。
【図91】図91は、図84の格納式套管針の正面斜視図である。
【図92】図92は、図84の格納式套管針の平面図である。
【図93】図93は、図84の格納式套管針の側面図である。
【符号の説明】
【0099】
1:ゾンデ
2:ハンドル
3:(ネジ付き端部を有する)ゾンデ先端部
4:中空の管
5:ゾンデ先端部のネジ付き端部
6:ゾンデの末端部 distal end of sound
6a:内側のネジ(ゾンデ)
7:ゾンデの接続端部
8:短いスローと比較的大きい角度を有するゾンデ
8a:長いスローと比較的小さい角度を有するゾンデ
9:膀胱
10:腹腔
11:腹壁
12:恥骨
13:カテーテルシャフト
14:カテーテル先端部
15:バルーン
16:(カテーテル先端部の)側面の孔
17:膨張部材
18:排水接続部
19:(カウンシルカテーテル先端部の)円形孔
20:スリーブ(バルーン捕捉器具の実施形態)
21:フランジ
22:クラムシェル捕捉器具
23:ペグ
24:クラムシェル捕捉器具のネジ付き端部
25:ノッチ
26:(ゾンデの)ネジ付き延長部
27:スリーブ
28:ピン
29:(ゾンデの)ネジ付き延長部
30:ワイヤ
31:ボール
32:フック
33:ナイフ
33a:ナイフの先端部
33b:ナイフの刀
33c:ナイフのネジ付き端部
34:套管針
35:スクリュードライバー
36:切開部
37:ゾンデ先端部(内側にネジ付き)
38:漏斗部
39:内部リブ
40:内部フランジ
41:縁付きゾンデ
42:栓塞子(第1実施形態、縁付きゾンデと共に使用するためのもの)
43:孔
44:三角状へこみ部
45:プラグ
46:(栓塞子の)テーパーを有する端部
47:液体用管
48:ウイング
49:格納式套管針(第1実施形態、縁付きゾンデと共に使用するためのもの)
50:刃先
51:刃
52:縁部
53:ゾンデ(縁部を有さない)
54:栓塞子(第2実施形態、縁無しゾンデと共に使用するためのもの)
55:格納式套管針(第2実施形態、縁無しゾンデと共に使用するためのもの)
56:角度付き刃先

【特許請求の範囲】
【請求項1】
(a)尿道用ゾンデ、及び
(b)スリーブ
で構成されるカテーテル捕捉器具であって、
尿道用ゾンデは患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、ゾンデは取り外し自在の先端部が構成され、ゾンデの取り外し自在の先端部が取り外され、スリーブは取り外し自在の先端部が取り外されたゾンデの端部に取り付けられ、捕捉されるカテーテルはバルーンと先端部が構成され、カテーテル先端部はスリーブに挿入され、バルーンは膨らまされ、カテーテルは患者の尿道を通ってゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられることを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項2】
スリーブは、フランジで構成され、バルーンが膨張したとき、フランジはカテーテルをスリーブから外れるのを防止することを特徴とする請求項1記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項3】
(a)尿道用ゾンデと
(b)クラムシェル器具と
で構成されるカテーテル捕捉器具であって、
尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、クラムシェル器具は上半分と下半分で構成され、クラムシェル器具の上半分は、2つのペグが構成され、捕捉されるカテーテルは先端部が構成され、カテーテル先端部は2つの側面の孔が構成され、クラムシェル器具の上半分のペグの1つは、カテーテル先端部の側面の孔を貫通し、クラムシェル器具の下半分はノッチが構成され、クラムシェル器具の上半分の他のペグは、クラムシェル器具の下半分のノッチに適合し、クラムシェル器具はネジ付きの端部が構成され、ゾンデは末端が構成され、ゾンデの末端は内側にネジ溝が切られていて、クラムシェルのネジ付き端部はゾンデのネジ付き末端に適合し、カテーテルは患者の尿道を通ってゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられることを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項4】
(a)尿道用ゾンデ
(b)スリーブ
(c)ピン
で構成されるカテーテル捕捉器具であって、
尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、尿道用ゾンデはネジ付き延長部が構成され、捕捉されたカテーテルは先端部が構成され、スリーブはカテーテル先端部に設置され、カテーテル先端部は側面の孔が構成され、カテーテル先端部はゾンデのネジ付き延長部に挿入され、ネジ付き延長部は孔が構成され、ピンはカテーテル先端の側面の孔及びネジ付き延長部の孔に挿入され、スリーブは内側にネジ溝が切られ、スリーブはゾンデのネジ付き延長部に螺合され、カテーテルは患者の尿道を通ってゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられることを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項5】
(a)尿道用ゾンデ
(b)ワイヤ、及び
(c)ボール
で構成されるカテーテル捕捉器具であって、
尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤは尿道用ゾンデを通って先端部から出て、カテーテルはワイヤに導かれ、カテーテルは接続端部と末端が構成され、ボールはカテーテルの接続端部でワイヤと接続され、カテーテルは先端部が構成され、ワイヤはカテーテル先端部のボール係止部まで尿道用ゾンデを通って引き出され、カテーテルは患者の尿道を通ってワイヤとゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられることを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項6】
(a)尿道用ゾンデ
(b)ワイヤ、及び
(c)フック
で構成されるカテーテル捕捉器具であって、
尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤは尿道用ゾンデを通って先端部から出て、カテーテルはワイヤに導かれ、カテーテルは接続端部と末端が構成され、フックはカテーテルの接続端部でワイヤと接続され、カテーテルは先端部が構成され、ワイヤはカテーテル先端部のフック係止部まで尿道用ゾンデを通って引き出され、カテーテルは、患者の尿道を通ってワイヤとゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられることを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項7】
(a)尿道用
(b)ワイヤ、及び
(c)ノジュール
で構成されるカテーテル捕捉器具であって、
尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤは尿道用ゾンデを通って先端部から出て、カテーテルはワイヤに導かれ、カテーテルは接続端部と末端が構成され、ノジュールはカテーテルの接続端部でワイヤと接続され、カテーテルは先端部が構成され、ワイヤはカテーテル先端部のノジュール係止部まで尿道用ゾンデを通って引き出され、カテーテルは、患者の尿道を通ってワイヤとゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられることを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項8】
(a)尿道用ゾンデ
(b)ワイヤ
で構成されるカテーテル捕捉器具であって、
尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入され腹壁から出され、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤは尿道用ゾンデを通って先端部から出て、ワイヤはフックが構成され、捕捉されるカテーテルは先端部が構成され、カテーテルは、フックがカテーテル先端部で係止するようにワイヤに導かれ、カテーテルは、患者の尿道を通ってワイヤとゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられることを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項9】
(a)尿道用ゾンデ
(b)ワイヤ
で構成されるカテーテル捕捉器具であって、
尿道用ゾンデは、患者の尿道を通って膀胱に挿入されて腹壁から出され、尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤは尿道用ゾンデを通って先端部から出て、カテーテルはワイヤに導かれ、カテーテルは接続端部と末端が構成され、ワイヤは、カテーテルの接続端部で係止され、カテーテルは先端部が構成され、ワイヤは、ワイヤの係止部がカテーテル先端部で係止するまで尿道用ゾンデを引き出し、カテーテルは患者の尿道を通ってワイヤとゾンデを引き出すことによって患者の膀胱に引き入れられることを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項10】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、
(b)尿道用ゾンデは取り外し自在な先端部が構成され、取り外し自在な先端部を取り外し、
(c)スリーブを取り外し自在な先端部が取り外されたゾンデの端部に取付け、
(d)捕捉されるカテーテルは先端部が構成され、カテーテル先端部をスリーブに挿入し、
(e)捕捉されるカテーテルはバルーンが構成され、バルーンを膨張させ、
(f)ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む。
【請求項11】
スリーブはフランジが構成され、フランジはバルーンが膨張したときカテーテルがスリーブから外れるのを防止することを特徴とする請求項10記載の方法。
【請求項12】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、
(b)尿道用ゾンデは取り外し自在な先端部が構成され、取り外し自在な先端部を取り外し、
(c)捕捉されるカテーテルは先端部が構成され、取り外し自在な先端部が取り外されたゾンデの端部にカテーテル先端部を挿入し、
(d)捕捉されるカテーテルはバルーンが構成され、バルーンを膨張させ、
(e)ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む。
【請求項13】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、
(b)尿道用ゾンデは取り外し自在な先端部が構成され、取り外し自在な先端部を取り外し、
(c)捕捉されるカテーテルは先端部が構成され、クラムシェル器具をカテーテル先端部に取付け、
(d)クラムシェル器具は、上半分及び下半分で構成され、上半分は2つのペグが構成され、下半分はノッチが構成され、カテーテル先端部は2つの側方の孔が構成され、ペグの1つは、カテーテル先端部の2つの側方の孔に挿入し、他のペグは、クラムシェル器具の下半分のノッチに挿入し、
(e)クラムシェル器具はネジ付き端部が構成され、ゾンデは末端が構成され、ゾンデの末端は、内側にネジ溝が切られ、クラムシェル器具のネジ付き端部はゾンデのネジ付き末端に適合しており、
(f)ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む。
【請求項14】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、
(b)尿道用ゾンデは取り外し自在な先端部が構成され、取り外し自在な先端部を取り外し、
(c)捕捉されたカテーテルは先端部が構成され、スリーブをカテーテル先端部に設置し、
(d)ゾンデは、ネジ付き延長部が構成され、カテーテル先端部はネジ付き延長部に挿入し、
(e)カテーテル先端部は2つの側方の孔が構成され、ネジ付き延長部は孔が構成され、ピンをカテーテル先端部の側方の孔及びネジ付き延長部の孔を通して挿入し、
(f)スリーブは内側にネジ溝が切られ、ゾンデにネジ付き延長部にスリーブを螺合し、
(g)ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む。
【請求項15】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、
(b)尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤを尿道用ゾンデを通して先端部から出し、
(c)ワイヤに捕捉されるカテーテルを設置し、
(d)カテーテルは、接続端部と末端が構成され、ボールをカテーテルの接続端部のワイヤに取り付け、
(e)カテーテルは先端部が構成され、ワイヤをカテーテル先端部のボール係止部まで尿道用ゾンデを通じて引き出し、
(f)ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む。
【請求項16】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、
(b)尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤ尿道用ゾンデを通して先端部から出し、
(c)ワイヤに捕捉されるカテーテルを設置し、
(d)カテーテルは、接続端部と末端が構成され、フックをカテーテルの接続端部のワイヤに取り付け、
(e)カテーテルは、先端部が構成され、ワイヤをカテーテル先端部のフック係止部まで尿道用ゾンデを通じて引き出し、
(f)ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む。
【請求項17】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、
(b)尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤ尿道用ゾンデを通して先端部から出し、
(c)ワイヤに捕捉されるカテーテルを設置し、
(d)カテーテルは、接続端部と末端が構成され、ワイヤをカテーテルの接続端部のノジュールに取り付け、
(e)カテーテルは、先端部が構成され、ワイヤをカテーテル先端部のノジュール係止部まで尿道用ゾンデを通じて引き出し、
(f)ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む。
【請求項18】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、
(b)尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空であり、ワイヤ尿道用ゾンデを通して先端部から出し、
(c)カテーテルは先端部が構成され、ワイヤはフックが構成され、カテーテル先端部にフックが係止するようにワイヤにカテーテルを導き、
(d)ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む。
【請求項19】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入して腹壁から出し、
(b)尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空で、ワイヤは尿道ゾンデを通して先端部から出て、
(c)ワイヤに捕捉されるテーテルを設置し、
(d)カテーテルは接続端部と末端が構成され、カテーテルの接続端部でワイヤを係止し、
(e)カテーテルは先端部が構成され、カテーテル先端部のワイヤ係止部で係止するまで、ワイヤを尿道用ゾンデを通して引き出し、
(f)ゾンデを患者の尿道を通して引き出すことによって、カテーテルを患者の膀胱へ引き込む。
【請求項20】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入し、そして可能な限り腹壁に接近させ、
(b)尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空で、ワイヤを尿道用ゾンデを通して先端部から出して腹壁を通し、
(c)ワイヤにナイフを設置し、
(d)ナイフを尿道用ゾンデ先端部に接触するまで腹壁を通じて押し出し、
(e)ナイフを取り出し、
(f)請求項15、16、17、18又は19記載の方法を使用してカテーテルを捕捉する。
【請求項21】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入し、そして可能な限り腹壁に接近させ、
(b)尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空で、ワイヤを通して尿道用ゾンデを通して先端部から出して腹壁を通し、
(c)ワイヤにナイフを設置し、
(d)尿道用ゾンデに接触するまで、腹壁にナイフを押し、
(e)少なくともゾンデ先端部の長さに等しい長さまで尿道用ゾンデを取り出し、
(f)ナイフを尿道用ゾンデ先端部に接触するまでワイヤにナイフを再度押し下げ、
(g)ナイフを取り出し、
(h)請求項15、16、17、18又は19記載の方法を使用してカテーテルを捕捉する。
【請求項22】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入し、そして可能な限り腹壁に接近させ、
(b)尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空で、ワイヤを通して尿道用ゾンデを通して先端部から出して腹壁を通し、
(c)ワイヤに套管針を設置し、
(d)套管針を尿道用ゾンデ先端部が接触するまで、腹壁を通して押し、
(e)套管針を取り外し、
(f)請求項15、16、17、18又は19記載の方法を使用してカテーテルを捕捉する。
【請求項23】
以下のステップで構成されることを特徴とするカテーテルを捕捉する方法。
(a)尿道用ゾンデを患者の尿道を通して膀胱に挿入し、そして可能な限り腹壁に接近させ、
(b)尿道用ゾンデは先端部が構成され、尿道用ゾンデは中空で、ワイヤを通して尿道用ゾンデを通して先端部から出して腹壁を通し、
(c)ワイヤに套管針を設置し、
(d)套管針を尿道用ゾンデ先端部が接触するまで、腹壁を通して押し、
(e)少なくともゾンデ先端部の長さに等しい長さまで尿道用ゾンデを取り出し、
(f)ワイヤの套管針を尿道用ゾンデ先端部が接触するまで再度押し下げ、
(g)套管針を取り外し、
(h)請求項15、16、17、18又は19記載の方法を使用してカテーテルを捕捉する。
【請求項24】
以下のステップで構成されることを特徴とする肥満患者へのカテーテルを捕捉する方法。
(a)肥満患者の腹壁に、請求項20、21、22又は23に記述されているような切開を作成し、
(b)套管針又はナイフが取りはずされた後、ワイヤにスクリュードライバーを設置し、
(c)ワイヤのスクリュードライバーを尿道用ゾンデ先端部が接触するまで押し下げ、
(d)尿道用ゾンデは1又はそれ以上のスロットが構成され、スクリュードライバーは先端部が構成され、スクリュードライバーの先端部は1又はそれ以上の刃で構成され、スクリュードライバーの刃をゾンデ先端部のスロットに適合させ、
(e)スクリュードライバーを有するゾンデ先端部を反対にねじり、
(f)ワイヤからスクリュードライバーを取り外し、
(g)第1ノジュールを最も近い患者の尿道の末端でワイヤに取付け、
(h)第1ノジュールがゾンデ先端部に係止するまで切開部を通してワイヤを引き戻し上げ、
(i)切開部を通してワイヤを引き上げることによって、切開部を通じてゾンデ先端部を引き出し、
(j)ワイヤから第1ノジュールから取り出し、
(k)ワイヤにカテーテルを設置し、
(l)ワイヤに第2ノジュールを設置し、
(m)患者の尿道を通してワイヤを引くことによって、カテーテル先端部へ第2ノジュールを進行させ、
(n)患者の尿道を通してワイヤを引くことによって、カテーテル先端部を取り外し自在の先端部が取りはずされたゾンデの端部に引き入れ、
(o)カテーテルはバルーンで構成され、バルーンを膨張させ、
(p)患者の尿道を通して、ゾンデ及びカテーテルを引き出し、
(q)バルーンを収縮させ、
(r)ゾンデからカテーテルを切り離し、
(s)患者の膀胱にカテーテルを引き戻し、
(t)バルーンを膨張させ、
(u)排尿にカテーテルを取り付ける。
【請求項25】
第1ノジュールはボールであることを特徴とする請求項24記載の方法。
【請求項26】
第2ノジュールはボールであることを特徴とする請求項24記載の方法。
【請求項27】
第1ノジュールはフックであることを特徴とする請求項24記載の方法。
【請求項28】
第2ノジュールはフックであることを特徴とする請求項24記載の方法。
【請求項29】
第1ノジュールは、ワイヤの係止部であることを特徴とする請求項24記載の方法。
【請求項30】
第2ノジュールはワイヤの係止部であることを特徴とする請求項24記載の方法。
【請求項31】
ナイフ−オン−ワイヤであって、
(a)ナイフ及び
(b)ワイヤ
で構成され、ナイフは中空で、ナイフはワイヤに設置され、ワイヤは、患者の尿道を通される尿道用ゾンデに接触させ、膀胱へ挿入させるまで、ナイフを案内し、できる限り腹壁に接近するために使用されることを特徴とするナイフ−オン−ワイヤ。
【請求項32】
ナイフは2つの刃で構成され、刃はそれらの間の空間が180°であるように配置されており、刃は、六角形であることを特徴とする請求項31記載のナイフ−オン−ワイヤ。
【請求項33】
ナイフは2つの刃で構成され、刃はそれらの間で空間を空けられ180°であるように配置されており、刃は、ダイヤモンド形であることを特徴とする請求項31記載のナイフ−オン−ワイヤ。
【請求項34】
套管針−オン−ワイヤであって、
(a)套管針及び、
(b)ワイヤ、
で構成され、套管針は中空で、套管針はワイヤに設置され、ワイヤは、患者の尿道を通される尿道用ゾンデに接触させ、膀胱へ挿入させるまで、套管針を案内し、できる限り腹壁に接近するために使用されることを特徴とする套管針−オン−ワイヤ。
【請求項35】
スクリュードライバー−オン−ワイヤであって、
(a)スクリュードライバー及び、
(b)ワイヤ、
で構成され、スクリュードライバーは中空であり、スクリュードライバーはワイヤに設置され、切開は患者の腹壁を通じて作成され、ワイヤは、患者の尿道を通される尿道用ゾンデに接触させ、膀胱へ挿入させるまで、スクリュードライバーを案内し、できる限り腹壁に接近するために使用され、尿道用ゾンデは取り外し自在の先端部を構成し、スクリュードライバーは、ゾンデの取り外し自在の先端部を反対にねじるために使用されることを特徴とするスクリュードライバー−オン−ワイヤ。
【請求項36】
ゾンデはスローを構成し、スローは少なくとも6cmの長さであることを特徴とする請求項1、3、4、5、6、7、8又は9記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項37】
ゾンデは角度を構成し、角度は60°から80°内であることを特徴とする請求項1、3、4、5、6、7、8又は9記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項38】
ゾンデはスローで構成され、スローは少なくとも6cmの長さであることを特徴とする請求項10、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23又は24記載の方法。
【請求項39】
ゾンデは角度を構成し、角度は60から80°の範囲であることを特徴とする請求項10、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23又は24記載の方法。
【請求項40】
中空のゾンデで構成されたカテーテル捕捉器具であって、
中空のゾンデは、末端で構成され、ゾンデの末端は内側のネジ及び複数の内側のリブで構成され、ゾンデはカテーテルに接続されて使用され、カテーテルは先端部で構成され、カテーテル先端部は、膨張可能なバルーンで構成され、カテーテル先端部はゾンデの末端に挿入され、リブは、バルーンが膨張された後、適切な位置にバルーンを保持する機能を有することを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項41】
中空のゾンデで構成されたカテーテル捕捉器具であって、
中空のゾンデは末端が構成され、ゾンデの末端は内側のネジ溝及び内側のフランジで構成され、ゾンデはカテーテルに接続されて使用され、カテーテルは先端部で構成され、カテーテル先端部は、膨張可能なバルーンで構成され、カテーテル先端部はゾンデの末端に挿入され、フランジは、バルーンが膨張された後、バルーンが外れるのを防止することを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項42】
ゾンデ、栓塞子で構成され、ゾンデと栓塞子は両方とも中空で、栓塞子はゾンデの内側に適合することを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項43】
ゾンデは、縁が構成されていることを特徴とする請求項42記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項44】
縁は、へこみが構成されていることを特徴とする請求項43記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項45】
栓塞子は、ウイングで構成されており、ウイングはゾンデのへこみに適合することをを特徴とする請求項44記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項46】
栓塞子は、複数の液体用管で構成され、液体用管は栓塞子の一端から他方端に縦に延びており、液体用管の数はウイングの数に等しいことを特徴とする請求項45記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項47】
ゾンデは、接続端部及び末端で構成されており、栓塞子は、プラグとテーパーの有する端部が構成されており、栓塞子はゾンデの内側に挿入されており、プラグはゾンデの接続端部へ接触し、栓塞子のテーパーを有する端部のみゾンデの末端から延長していることを特徴とする請求項42記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項48】
栓塞子は、内−外で患者の腹部を通じて孔を切開するために使用され、栓塞子は、ゾンデから部分的又は完全に取り除かれ、ゾンデは先端部が構成され、カテーテルは部分的にゾンデ先端部に挿入され、ゾンデ先端部に挿入されたカテーテルの一部は、膨張バルーンが構成され、バルーンはカテーテルがゾンデ先端部に挿入された後膨張され、ゾンデの縁は、バルーンが膨張された後、バルーンが外れるのを防止することを特徴とする請求項43記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項49】
栓塞子は栓塞子の一方の端部から他方端に縦に延びる複数の液体用管で構成されていることを特徴とする請求項42記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項50】
液体用管の目的は、栓塞子がゾンデの内側にあるとき、液体をゾンデを通して膀胱にポンプすることを可能にするものであることを特徴とする請求項46又は49記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項51】
ゾンデ及び格納式の套管針で構成されており、ゾンデと格納式の套管針両方は中空で構成され、格納式の套管針はゾンデの内側に適合することを特徴とするカテーテル捕捉器具。
【請求項52】
ゾンデは縁で構成されていることを特徴とする請求項51記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項53】
縁はへこみで構成されていることを特徴とする請求項52記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項54】
格納式套管針は刃で構成されており、刃は、ゾンデのへこみに適合することを特徴とする請求項53記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項55】
格納式套管針は複数の液体用管で構成されており、複数の管は一方の端部から他方まで縦に延びており、複数の液体用管の数は刃の数に等しいものであることを特徴とする請求項54記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項56】
ゾンデは、接続端部及び末端で構成され、格納式套管針はプラグ及び複数の刃で構成され、套管針がゾンデの内側に挿入され、プラグがゾンデの接続端部に接触するとき、刃のみがゾンデの末端から延長することを特徴とする請求項51記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項57】
ゾンデは、接続端部及び末端で構成され、格納式套管針はプラグ及び角度を有する刃先で構成され、套管針がゾンデの内側に挿入され、プラグがゾンデの接続端部に接触するとき、角度を有する刃先のみがゾンデの末端から延長することを特徴とする請求項51記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項58】
套管針は、内−外で患者の腹部を通じて孔を切開するために使用され、套管針は部分的又は完全にゾンデから取り除かれ、ゾンデは先端部で構成され、カテーテルは部分的にゾンデ先端部に挿入され、ゾンデ先端部に挿入されたカテーテルの一部は、膨張可能なバルーンで構成され、カテーテルがゾンデ先端部に挿入された後にバルーンが膨張され、ゾンデの縁はバルーンが膨張された後バルーンが外れるのを防止することを特徴とする請求項52記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項59】
格納式套管針は、複数の刃で構成されていることを特徴とする請求項51記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項60】
格納式套管針は角度を有する刃先で構成されていることを特徴とする請求項51記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項61】
格納式套管針は、栓塞子の一方端から他方へ縦に延びている複数の液体用管で構成されていることを特徴とする請求項51記載のカテーテル捕捉器具。
【請求項62】
液体用管の目的は、套管針がゾンデの内側にあるとき、液体をゾンデを通して膀胱へポンプされることを可能にすることを特徴とする請求項55又は61記載のカテーテル捕捉器具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図20A】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【図25】
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【図26】
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【図27】
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【図28】
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【図29】
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【図30】
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【図31】
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【図32】
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【図33】
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【図34】
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【図35】
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【図36】
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【図37】
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【図38】
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【図39】
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【図40】
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【図40A】
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【図40B】
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【図40C】
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【図41】
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【図42】
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【図42A】
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【図42B】
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【図43】
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【図44】
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【図45】
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【図46】
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【図47】
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【図48】
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【図49】
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【図50】
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【図51】
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【図52】
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【図53】
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【図54】
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【図55】
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【図56】
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【図57】
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【図58】
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【図59】
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【図60】
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【図61】
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【図62】
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【図63】
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【図64】
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【図65】
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【図66】
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【図67】
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【図68】
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【図69】
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【図70】
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【図71】
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【図72】
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【図73】
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【図74】
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【図75】
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【図76】
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【図77】
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【図78】
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【図79】
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【図80】
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【図81】
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【図82】
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【図83】
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【図84】
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【図85】
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【図86】
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【図87】
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【図88】
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【図89】
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【図90】
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【図91】
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【図92】
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【図93】
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【公表番号】特表2007−535994(P2007−535994A)
【公表日】平成19年12月13日(2007.12.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−511458(P2007−511458)
【出願日】平成17年4月29日(2005.4.29)
【国際出願番号】PCT/US2005/015015
【国際公開番号】WO2005/109487
【国際公開日】平成17年11月17日(2005.11.17)
【出願人】(506364318)スワン バレー メディカル,インク. (1)
【Fターム(参考)】