説明

自立包装袋およびその製造方法

【課題】前後の積層フィルムとは別体になる底面用積層フィルムを用いることに起因する問題点をことごとく解決して、破袋強度を大きく向上させた自立包装袋提供する。
【解決手段】ベースフィルム層およびシーラント層を具える積層フィルム1を、シーラント層を向き合わせて折返すとともに、U字状をなす折返し端部分を折返しフィルムの内側へW字状に押込み変形させた姿勢で、その押込み変形部分のシーラント層を、構成される包装袋の幅方向に間隔をおいて山形状にヒートシールするとともに、各山形状ヒートシール部3に隣接する位置で、包装袋のそれぞれの側部を特定するヒートシールを施してなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、液状、粘稠状、ゼリー状等の飲食物、調味料、医薬品、化粧品等を包装するに用いて好適な自立型包装袋およびその製造方法に関するものであり、とくには破袋強度を高める技術を提案するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、詰め替え用の各種の洗剤、調味料等の包装袋として自立包装袋が広く一般に使用されている。
しかるに、従来のこの種自立包装袋は、特許文献1〜3に記載されているように、自立包装袋の底部を、前記の積層フィルムの下端部の間に、底面の積層フィルムを内側に折込んで挿入してなるガゼット部を有する形式で形成し、そのガゼット部を内側の中央部が低く、その両側が袋の側部に向かって徐々に高くなる船底形のシールパターンでヒートシールして構成していることから、前後の積層フィルムに加えて底面用の積層フィルムを別途製造して準備することが必要になるという部品点数上の問題があった他、それらの自立包装袋では、被包装物を充填包装した底面視で、袋の両側部分に、ほぼ三角錐の上端部分のような尖った入隅部分が存在することになるため、たとえば、400cc〜700cc程度の量の被包装物を充填包装したその自立包装袋を誤って取り落した場合等に、その包装袋の、床面等への衝突姿勢のいかんにかかわらず、尖った入隅部分に、応力集中に起因する破袋が生じるおそれが高いという問題があった。
【0003】
しかも、この従来技術では、被包装物を充填包装した自立姿勢の下では、前後の積層フィルムのそれぞれと、底面用積層フィルムとのヒートシール部辺縁で自立することになり、この自立姿勢では、底面用積層フィルムは、被包装物の全重量を、底面からの浮き上がり姿勢で支持することになるため、底面用積層フィルムの所要のヒートシール強度の確保のためには、その底面用積層フィルムを、前後の積層フィルムに、広い面積にわたってヒートシールすることが必要になり、結果として、その底面用積層フィルムの大型化が不可避となるという問題もあった。
【0004】
【特許文献1】特開平9−30539号公報
【特許文献2】特開2001−341755号公報
【特許文献3】特開2007−246157号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
この発明は、従来技術が抱えるこのような問題点を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、前後の積層フィルムとは別体になる底面用積層フィルムを用いることに起因する問題点をことごとく解決して、破袋強度を大きく向上させた自立包装袋およびそれの製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明の自立包装袋は、ベースフィルム層およびシーラント層を具える積層フィルムを、シーラント層を向き合わせて、たとえば幅方向に折返すとともに、U字状をなす折返し端部分を折返しフィルムの内側へW字状に押込み変形させた姿勢で、その押込み変形部分のシーラント層を、構成される包装袋の幅方向、たとえば積層フィルムの延在方向に間隔をおいて、折返しフィルムの遊端側に向けて山形状にヒートシールするとともに、形成される山形状ヒートシール部の外側に隣接する位置で、包装袋のそれぞれの側部を特定するヒートシールを施して、たとえばそれぞれの横シール部を形成してなるものである。
【0007】
この場合、山形状ヒートシール部の最高高さは、押込み変形部分の幅以上の高さとすることが好ましく、また、押込み変形部分の幅(h)の、袋丈(H)に対する比を0.14〜0.80の範囲、なかでも、0.14〜0.30の範囲とすることが好ましい。
【0008】
また好ましくは、包装袋の側縁と、山形状ヒートシール部の輪郭線との交角を40〜60°の範囲、より好適には40〜50°の範囲とする。
【0009】
ところで、この自立包装袋は、折返しフィルムの内側へ被包装物を充填するとともに、頂部をヒートシールしてなるものとすることもできる。
【0010】
この発明の自立包装袋の製造方法は、連続的に繰出し走行される積層フィルムを、シーラント層を対向させた姿勢で幅方向に折半するとともに、U字状をなす折返し側端部分を折返しフィルムの内側へW字状に押込み変形させた状態で、積層フィルムの遊端部分を、積層フィルムの延在方向に連続的にヒートシールして縦シール部を形成するとともに、積層フィルムの押込み変形部分に、積層フィルムの延在方向に所定の間隔をおく山形状のヒートシールを施して、隣接する二つの包装袋に跨る山形状ヒートシール部を形成し、この山形状ヒートシール部の中央部と対応する位置に、折返しフィルムの全幅にわたるヒートシールを施して一方の横シール部を形成し、この一方の横シール部の形成された積層フィルムの内側に被包装物を充填するとともに、隣接する山形状ヒートシール部の中央部と対応する位置に他方の横シール部を形成し、しかる後、製造される連続包装袋を、横シール部で、一袋毎まはた複数袋毎に切断分離するにある。
【0011】
ここで好ましくは、それぞれの横シール部を、連続的に供給される被包装物に対する夾雑物シールによって形成する。
【発明の効果】
【0012】
この発明の自立包装袋は、ベースフィルム層および、ベースフィルム層の一方側の表面に、シーラント層を直接的もしくは間接的に積層してなるフィルムの、そのシーラント層を内向きとする折返し状態で、U字状をなす折返し端部分を折返しフィルムの内側へW字状に押込み変形させるとともに、その押込み変形部分のシーラント層を、相互に間隔をおいて山形状にヒートシールするとともに、形成された山形状ヒートシール部の外側に隣接する位置に、包装袋のそれぞれの側部を特定するヒートシールを施してなるものであり、ここでは、被包装物を充填した包装袋の自立は、山形状ヒートシール部間に存在して、ベースフィルム層の介在下で相互に非融着となる、積層フィルムのW字状押込み変形部分を包装袋の底部として、前後方向、左右方向等に二又状に拡開させて、その押込み変形部分の外表面を床面等に直接的に接触させることによって行わせることができ、この場合、W字状の押込み変形部分は、山形状ヒートシール部でもまた、ベースフィルム層の存在下で相互に非融着状態となるので、この山形状ヒートシール部をも含め、W字状押込み変形部分の全体を、二又状に自由に拡開させることができることになる。
【0013】
これがため、この自立包装袋では、従来技術で述べたような、包装袋底部の両側部分の、三角錐の上端部分のような尖った入隅部分を取り除くことができ、この結果として、被包装物を充填包装した包装袋を誤って取り落すことがあっても、その包装袋の、底面等への衝突姿勢のいかんにかかわらず、尖った入隅部分への応力集中に起因する不測の破袋の発生を効果的に防止することができる。
【0014】
しかもここでは、積層フィルムのW字状の押込み変形部分をもって、包装袋の、床面等に接触する底部を構成することで、底面用の積層フィルムを別途製造して準備したり、その底面用積層フィルムを、前後の積層フィルムに広い面積にわたってヒートシールしたりすることも不要となる。
【0015】
このような自立包装袋において、山形状ヒートシール部の最大高さを、積層フィルムの押込み変形部分の幅以上とした場合は、内外四枚の積層フィルムが重なり合うことになるW字状の押込み変形部分をその全幅にわたって完全にヒートシールすることができるので、山形状ヒートシール部が押込み変形幅の途中で終了する場合に比し、ヒートシールの確実性を十分に担保して、被舗装物の意図しない押出のおそれをより効果的に取り除くことができる。
【0016】
そしてまた、押込み変形部分の幅(h)の、袋丈(H)に対する比を0.14〜0.80、とりわけ、0.14〜0.30の範囲としたときは、被包装物の溢れ出しのおそれなしに、包装袋の自立姿勢をバランスのとれたものとすることができる。
すなわち、その比が0.14未満では、押込み変形部分を二又状に拡開させても、拡開幅が狭すぎて、包装袋をバランス良く自立させることが難しく、一方、その比が0.80を越えると、包装袋の自立姿勢の下で、一般に包装袋の上端部に設けられる注出口と包装袋底部との間隔が小さくなりすぎるため、包装袋を自立させた場合に、注出口から被包装物が溢れ出すおそれが高くなる。
【0017】
ここで、包装袋の側縁と、山形状ヒートシール部の輪郭線との交角を40〜60°の範囲としたときは、包装袋の安定した自立姿勢を確保しつつ、包装袋にすぐれた破袋強度を付与することができる。
その角度が40°未満では、十分な衝撃強度を確保することが難しく、それが60°を越えると、床面等との接触面積が小さくなりすぎて、包装袋の自立姿勢を安定させることが難しくなる他、見映の低下が余儀なくされることになる。
【0018】
そして、この発明の自立包装袋の製造方法によれば、被包装物を充填包装した自立包装袋を、円滑にかつ簡易・迅速に製造することができる。
ところでこの場合、それぞれの横シール部を、連続的に供給される被包装物に対する夾雑物シールによって形成するときは、自立充填包装装置の停止なしに、被包装物を充填された包装袋を能率良く製造することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
図1は、この発明の自立包装袋の実施形態を、被包装物の未充填状態で示す正面図であり、図中1は、ベースフィルム層およびシーラント層を具える積層フィルムを、2は、この積層フィルム1の、シーラント層を向き合わせて折返したU字状の折返し端部分を、折返しフィルムの内側へW字状に押込み変形させてなる押込み変形部分をそれぞれ示し、そして、図に示す3は、押込み変形部分2のシーラント層を所定の間隔をおいて、折返しフィルムの遊端側に向けて山形状、図では直角三角形状にヒートシールしてなる山形状ヒートシール部を示し、さらに、図に示す4は、各山形状ヒートシール部3に重なり合うを可とする、包装袋のそれぞれの側部を特定するヒートシール部を示し、このヒートシール部4は、ヒートシール部3、4の境界強度を十分に確保し得る限りにおいては、山形状ヒートシール部3に隙間なく隣接させて形成することもできる。
【0020】
ここで積層フィルム1は、図2に折返し積層フィルムの幅方向中心線に沿う断面で示すように、たとえばベースフィルム層5と、このバースフィルム層5に直接的に積層したシーラント層6とを具えるものとすることができる他、それらの両層5、6間に一層以上の中間層を具えるものとすることもできる。
【0021】
ここでは、このような積層フィルム1の、図2(a)に示すような、シーラント層を向き合わせた折返し状態で、U字状をなす折返し部分を、図2(b)に示すように、折り返しフィルムの内側へW字状に押込み変形させた状態で、その押込み変形部分2のシーラント層6を、構成される包装袋の幅方向に間隔をおいて二個所で、図1に示すように山形状にヒートシールして山形状ヒートシール部3を形成し、次いで、これらの山形状ヒートシール部3と隙間なく隣接する位置、図1に示すところでは、山形状ヒートシール部3と重なり合う位置に、包装袋の側部を限定するヒートシール部4を相互に平行に形成する。
【0022】
このように構成してなる自立包装袋によれば、W字状の押込み変形部分2では、山形状ヒートシール部3の形成およびヒートシール部4の形成のいずれによっても、ベースフィルム層5は、ヒートシールされることがないので、押込み変形部分2は、その全幅にわたって、図3に示すように二又状に拡角することができ、この場合は、押込み変形部分2の、山形状ヒートシール部3を形成した部分以外の部分が、充填被包装物の重量の作用下で、床面等に接触する包装袋の底部として機能することになる。
【0023】
ところで、多くは包装袋の上端部に形成される被包装物の注出口の形態は所要に応じて適宜に選択できることはもちろんであるが、たとえば、図3(a)に示すように、包装袋の一方の側部に偏って位置する、または、図3(b)に示すように、包装袋の中央部分に位置する狭幅注出口とすることもできる。
【0024】
以上のように構成してなる自立包装袋の、図1にθで示す、包装袋側縁と、山形状ヒートシール部3の輪郭線との交角をパラメータとして、400ccの液状被包装物を充填するとともに頂部をヒートシールしたものにつき、1mの高さから10回落下させて衝撃耐久性を試験したところ表1に示す結果を得た。
【0025】
【表1】

【0026】
表1に示すところによれば、衝撃破袋強度に関しては、交角θは40°以上とすることが有効であることが明らかである。
この一方で、交角θが60°を越えると、押込み変形部分の接地面積が小さくなることから、包装袋の自立の安定性が損われることになり、また、見映も低下することになる。
【0027】
ちなみに、交角を40°に固定して、400ccの被包装物の温度、落下回数等を変化させたところ以下の試験結果を得た。
(1)常温での落下試験(液温25℃)
試験方法:1mの高さからの落下試験
規格値 :10回落下させて洩れのないこと
n値 :7袋
合否判定:7袋とも全て合格
(2)冬季の製品費用を想定しての落下試験(液温3℃)
試験方法:冷蔵庫で製品を冷却した後、1mの高さからの落下試験
規格値 :10回落下させて洩れのないこと
n値 :3袋
合否判定:3袋とも全て合格
(3)破壊試験(液温25℃)
試験方法:1mの高さからの落下試験
規格値 :上記(1)試験に加えさらに10回落下(計20回)
n値 :7袋
合否判定:7袋とも全て破袋及び浸透なし
(4)破壊試験(液温3℃)
試験方法:冷蔵庫で製品を冷却した後、1mの高さからの落下試験
規格値 :上記(2)試験に加えさらに10回落下(計20回)
n値 :3袋
合否判定:3袋とも全て破袋及び浸透なし
(5)常温での落下試験(液温25℃)
試験方法:1mの高さからの落下試験
規格値 :上記(3)試験に加えさらに30回落下(計50回)
n値 :1袋
合否判定:破袋及び浸透なし
【0028】
次にこの発明の自立包装袋の充填製袋方法について説明する。
図4は、その自立包装袋の製造のための充填包装機の概略図である。
ここでは、連続的に繰出し走行される積層フィルム1を、シーラント層6を対向させた姿勢で幅方向に折半するとともに、U字状をなす折返し側端部分を、折返しフィルムの内側へ、図5に例示するように、二枚にフィルムガイド11間に押込み治具12をもって押込むことによって、W字状に押込み変形させた状態で、積層フィルム1の遊端部分を、縦シールロール13によって積層フィルム1の延在方向に連続的にヒートシールして縦シール部14を形成するとともに、積層フィルム1の押込み変形部分2に、たとえば、回転シールロール14をもって、積層フィルム1の延在方向に所定の間隔をおく山形状のヒートシールを施して、隣接する二つの包装袋に跨る山形状ヒートシール部15を形成し、そして、この山形状ヒートシール部15の中央部と対応する位置に、横シールロール16のヒートシール刃をもって、折返しフィルムの全幅にわたるヒートシールを施して一方の横シール部17を形成し、この一方の横シール部17の形成された積層フィルム1の内側へ、充填ノズル18を経て被包装物を充填するとともに、隣接する山形状ヒートシール部15の中央部と対応する位置に他方の横シール部19を形成し、その後、製造される連続包装袋を、横シール部17、19で切断手段20によって一袋毎に、または所要の複数袋毎に切断分離することで、所要量の被包装物を充填包装した図6に例示するような自立包装袋を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】この発明の自立包装袋の実施形態を示す正面図である。
【図2】積層フィルムの折返しおよび押込み状態を示す、折返し積層フィルムの幅方向中心線に沿う断面図である。
【図3】包装袋の自立態様を、例示する斜視図である。
【図4】充填包装機の概略図である。
【図5】押込み変形部の形成例を示す図である。
【図6】被包装物を充填包装した自立包装袋を示す斜視図である。
【符号の説明】
【0030】
1 積層フィルム
2 押込み変形部
3 山形状ヒートシール部
4 ヒートシール部
5 ベースフィルム層
6 シーラント層

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ベースフィルム層およびシーラント層を具える積層フィルムを、シーラント層を向き合わせて折返すとともに、U字状をなす折返し端部分を折返しフィルムの内側へW字状に押込み変形させた姿勢で、その押込み変形部分のシーラント層を、構成される包装袋の幅方向に間隔をおいて山形状にヒートシールするとともに、各山形状ヒートシール部に隣接する位置で、包装袋のそれぞれの側部を特定するヒートシールを施してなる自立包装袋。
【請求項2】
山形状ヒートシール部の最高高さを、押込み変形部分の幅以上の高さとしてなる請求項1に記載の自立包装袋。
【請求項3】
押込み変形部分の幅(h)の、袋丈(H)に対する比を0.14〜0.80の範囲としてなる請求項1もしくは2に記載の自立包装袋。
【請求項4】
包装袋の側縁と、山形状ヒートシール部の輪郭線との交角を40〜60°の範囲としてなる請求項1〜3のいずれかに記載の自立型包装袋。
【請求項5】
折返しフィルムの内側へ被包装物を充填するとともに、頂部をヒートシールしてなる請求項1〜4のいずれかに記載の自立包装袋。
【請求項6】
請求項5に記載の自立型包装袋の製造するに当り、
連続的に繰出し走行される積層フィルムを、シーラント層を対向させた姿勢で幅方向に折半するとともに、U字状をなす折返し側端部分を折返しフィルムの内側へW字状に押込み変形させた状態で、積層フィルムの遊端部分を、積層フィルムの延在方向に連続的にヒートシールして縦シール部を形成するとともに、積層フィルムの押込み変形部分に、積層フィルムの延在方向に所定の間隔をおく山形状のヒートシールを施して山形状ヒートシール部を形成し、この山形状ヒートシール部の中央部と対応する位置に、折返しフィルムの全幅にわたるヒートシールを施して一方の横シール部を形成し、一方の横シール部の形成された積層フィルムの内側に被包装物を充填するとともに、隣接する山形状ヒートシール部の中央部と対応する位置に他方の横シール部を形成し、しかる後、製造された連続包装袋を一袋毎まはた複数袋毎に切断分離する自立包装袋の製造方法。
【請求項7】
それぞれの横シール部を、連続的に供給される被包装物に対する夾雑物シールによって形成する請求項6に記載の自立包装袋の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−89800(P2010−89800A)
【公開日】平成22年4月22日(2010.4.22)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−259849(P2008−259849)
【出願日】平成20年10月6日(2008.10.6)
【出願人】(000206233)大成ラミック株式会社 (56)
【Fターム(参考)】