説明

自走式管内検査カメラシステム

【課題】自走車ユニットおよびLED照明部を有するカメラユニットを備えた自走式管内検査カメラ装置と前記自走式管内検査カメラ装置を制御する制御装置との間を長距離ケーブルで接続した自走式管内検査カメラシステムに於いて、上記ケーブルの芯線からLEDの点灯駆動に専用の電源供給用芯線をなくしてケーブルの小径化、軽量化を図るとともに、LEDを設定輝度に従い定電流制御して、長期に亘る安定したLED照明を可能にした。
【解決手段】撮像部21と照明部22のカメラ電源を共通に用いて、照明部22のLEDを設定輝度に従い定電流制御する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば水道管、下水管、ガス管などを検査する際に適用して好適な自走式管内検査カメラシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
管渠、暗渠等の検査に用いられるCCDカメラ装置に於いては、検査対象領域を撮影可能な明るさに保つための照明手段を必要とする。この種、カメラ装置として、従来では、照明ランプを設定照度に応じて定電圧制御し点灯駆動する装置が存在する。
【特許文献1】特開平7−120682号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
水道管、下水管、ガス管などを検査する際に適用される管内検査システムとして、自走車ユニットおよびLED照明部を有するカメラユニットを備えた自走式管内検査カメラ装置と、この自走式管内検査カメラ装置を制御する制御装置との間を長距離ケーブルで接続した自走式管内検査カメラシステムが存在する。
【0004】
このシステムを構成する自走式管内検査カメラ装置は、上記したように自走車ユニットおよびカメラユニットを備え、カメラユニットに、光学系(カメラレンズ)を有するCCDカラーカメラ部と、光源に照明用の白色LEDを用いた照明部とを有する。
【0005】
この種、LEDを用いた照明部を上記した従来技術のように定電圧駆動制御した場合、LEDおよびその周囲温度の上昇に伴いLEDの内部抵抗が変化し、LEDの温度上昇に伴いLEDに過電流が流れてLEDが破壊するという問題が生じる。
【0006】
そこで、LEDを光源に用いた照明部には、上記ケーブル内にLEDの点灯駆動に専用の電源供給用芯線を設けて、LEDに流れる点灯駆動電流を設定輝度に応じた一定の電流値に制御する構成が採られる。
【0007】
しかしながら、この種の構成は、ケーブル内にLEDの点灯駆動に専用の電源供給用芯線を設けなければならず、かつ芯線の電気抵抗を低く抑える必要があることから、ケーブルが大径化し、重量が嵩むという問題が生じる。とくに、ケーブル長が100乃至300メートル程度の長距離ケーブルをシステムの構成要素に含む場合は、物理上の問題として自走車ユニットにかかる負荷(ケーブルを引きずる負荷)が大きくなり、かつケーブル取り扱い上の容易性が失われるとともに、ケーブルの大径化、重量化に伴う巻装機構を含めた機構上の大型化、堅牢化等が必要とされ、システム全体の構成が大型化、重量化するという問題があった。
【0008】
そこで、本発明は、自走車ユニットおよびLED照明部を有するカメラユニットを備えた自走式管内検査カメラ装置と前記自走式管内検査カメラ装置を制御する制御装置との間を長距離ケーブルで接続した自走式管内検査カメラシステムに於いて、上記ケーブルから、LEDの点灯駆動に専用の電源供給用芯線を排除し、ケーブルの小径化、軽量化を図るとともに、LEDを設定輝度に従い定電流制御して、長期に亘る安定したLED照明を可能にした自走式管内検査カメラシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するために本発明は、自走車ユニットおよびカメラユニットを備えた自走式管内検査カメラ装置と前記自走式管内検査カメラ装置を制御する制御装置との間を長距離ケーブルで接続した自走式管内検査カメラシステムに於いて、前記カメラユニットに、検査対象管内を撮影するカメラ部と、前記検査対象管内を照明するLEDを用いた照明部と、前記カメラ部の動作用電源を生成する安定化電源回路と、前記照明部の照明電流を検出する照明電流検出部とを具備し、前記ケーブルに、前記安定化電源回路および前記照明部に共通電源を供給するカメラ電源用芯線と、前記照明電流検出部で検出した電流値を前記制御装置に供給する制御信号用芯線とを具備し、前記制御装置に、前記制御信号用芯線を介して入力された前記照明電流検出部の検出電流値をもとに、前記カメラ電源用芯線に供給する前記共通電源の電圧を可変制御して前記照明部を定電流制御するカメラ電源供給制御手段を具備したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、ケーブル芯線から、LEDの点灯駆動に専用の電源供給用芯線を排除して、ケーブルの小径化、軽量化を図るとともに、LEDを設定輝度に従い定電流制御して、長期に亘る安定したLED照明を可能にした。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
【実施例】
【0012】
本発明の実施形態に係る自走式管内検査カメラシステムの構成を図1に示す。
本発明の実施形態に係る自走式管内検査カメラシステムは、図1に示すように、カメラ制御器(以下、制御装置と称す)1と、自走式管内検査カメラ装置2と、上記制御装置1と自走式管内検査カメラ装置2との間を接続するカメラケーブル11とを有して構成される。
【0013】
自走式管内検査カメラ装置2は、自走車ユニット2Aと、この自走車ユニット2Aの前進方向先端部に設けられたカメラユニット2Bとにより構成される。
【0014】
カメラユニット2Bには、光学系(カメラレンズ)を含むカラーCCDを用いたカメラ部(以下撮像部と称す)と、複数個の白色LEDを用いた照明部とが設けられている。
【0015】
自走式管内検査カメラ装置2は、カメラケーブル11の先端部に設けられたカメラコネクタ12によりカメラケーブル11に接続される。
【0016】
カメラケーブル11は、制御装置1内に設けられたケーブルドラム13に巻装され、ケーブル長センサ14を介してケーブルドラム13から引き出し可能となっている。ケーブルドラム13には、可変ドラムブレーキ15、ケーブル巻装用トラバース機構16等が設けられている。
【0017】
制御装置1には、ケーブルドラム13に巻装されたカメラケーブル11を介して自走式管内検査カメラ装置2を制御するための制御回路10が設けられている。
【0018】
制御回路10には、自走式管内検査カメラ装置2から入力した電流検出部23の検出電流値(DT)をもとにカメラ電源用芯線11dに供給するカメラ電源の電源電圧を可変制御する出力電圧制御部10aが設けられている(図3を参照)。この出力電圧制御部10aの出力電圧制御により後述する照明部のLED駆動電流が設定輝度に従う定電流値に保たれる。
【0019】
上記ケーブルドラム13に巻装されたカメラケーブル11は、図2に示すように、高張力繊維ロープ11aを中心に、ビデオ信号伝送用同軸芯線11bと、制御信号用芯線11cと、カメラ電源用芯線11dと、グランド(接地)用芯線11eと、自走車駆動電源用芯線11f,11gとでなる6本の芯線が設けられている。これら高張力繊維ロープ11aと6本の各芯線11b〜11gは、シールド編組11h、高張力繊維編組11i及び外皮で被覆される。これら芯線11b〜11gのうち、カメラ電源用芯線11dは、カメラユニット2Bに設けられた撮像部(図3に示す符号21参照)の動作用電源供給路および照明部(図3に示す符号22参照)の点灯駆動用電源供給路として用いられる。尚、上記撮像部(図3に示す符号21参照)は定電圧源で動作し、照明部(図3に示す符号22参照)は設定輝度に従う定電流源で点灯駆動する。この撮像部および照明部への各電源供給については後述する。
【0020】
上記した自走式管内検査カメラシステムの自走式管内検査カメラ装置2に設けられた照明部の電源供給回路の構成を図3に示している。
【0021】
自走式管内検査カメラ装置2には、撮像部21、照明部22、電流検出部23、制御部24、LED点灯駆動部25、安定化電源回路部(PS)26等が設けられている。
【0022】
撮像部21は、光学系(カメラレンズ)を含むカラーCCDを用いて構成される。この撮像部21はカメラユニット2Bに設けられている。カメラユニット2Bには撮像部21に付随して、撮像部21を旋回駆動する回転機構、撮像部21を上下方向に駆動する首振り機構、レンズ駆動(焦点、絞り、ズーム)機構等が設けられている。回転機構および首振り機構にはそれぞれ角度検出のためのポテンショメータが設けられる。
【0023】
照明部22は、複数個の白色LED(LED1〜n)を用いて構成され、検査対象管内を設定輝度で照明する。この照明部22は上記撮像部21とともにカメラユニット2Bに設けられている。
【0024】
上記した撮像部21および照明部22は、カメラケーブル11のカメラ電源用芯線11dを介して制御装置1から供給される共通電源(カメラ電源)を受けて動作(駆動)する。撮像部21は上記共通電源をもとに安定化電源回路部(PS)26が生成した定電圧電源により動作し、照明部22は上記共通電源によりLEDを定電流駆動する。
【0025】
電流検出部23は照明部22のLED点灯時の駆動(動作)電流を検出する。この電流検出部23で検出した電流値は、制御部24の出力インタフェース、およびカメラケーブル11に設けられた制御信号用芯線11cを介し、アナログ値(電位信号)で制御装置1に伝送される。この際、制御装置1に到達したアナログ値の検出信号(電位信号)はケーブル芯線の電気抵抗により減衰する。
【0026】
制御部24は、カメラケーブル11に設けられた制御信号用芯線11cを介して制御装置1との間で授受する調歩同期方式の入出力インタフェースを具備する。ここでは、撮像部21の回転、首振り、焦点、絞り、ズーム等の制御信号、および照明部22の点灯駆動制御信号をそれぞれ時分割制御によりデジタルデータで入力するデジタル入力インタフェース部と、安定化電源回路部(PS)26で生成した基準電圧(2V,4V)、上記各ポテンショメータの検出出力値(回転角度、首振り角度)、電流検出部23の検出電流値(DT)等をそれぞれアナログ値の信号(電位信号)で制御信号用芯線11cを介し制御装置1に伝送するアナログ出力インタフェース部を具備する。
【0027】
この制御部24に於けるデジタル入力インタフェース部の各種データの受信タイミングを図4(a)に示す。また、アナログ出力インタフェース部の各種信号の送信タイミングを図4(b)に示し、上記デジタル入力インタフェース部の各種データの内容(ビット値)を図5(a)に示し、上記アナログ出力インタフェース部の各種信号の内容を図5(b)に示している。図4(a)に於いて、「STB」は調歩同期のためのスタートビット(パルス)、「S.P.CLK」はサンプリングクロックである。
【0028】
LED点灯駆動部25は、制御部24からの制御信号(点灯駆動指示信号)をもとに照明部22の複数のLEDを点灯駆動制御する。制御部24は、制御信号用芯線11c、デジタル入力インタフェース部を介して制御装置1から図5に示す「照明」の「明」を示すデータフォーマットのデータを受けると、LED点灯駆動部25に点灯駆動指示信号を送出して、照明部22の複数のLEDを点灯駆動制御する。
【0029】
安定化電源回路部(PS)26は、カメラケーブル11に設けられたカメラ電源用芯線11dを介して制御装置1から供給された動作用電源(カメラ電源)をもとに撮像部21の動作電圧に従う一定電圧値のカメラ動作電源を生成し、撮像部21に供給する。さらに安定化電源回路部(PS)26は、上記アナログ出力インタフェース部の基準電圧(2V,4V)を生成し、この基準電圧値(2V,4V)を制御部24のアナログ出力インタフェース部に送出する。制御部24のアナログ出力インタフェース部は、上記基準電圧値(2V,4V)をアナログ信号として、図4(b)に示す伝送タイミング(A/D0,D1)で制御信号用芯線11cを介し制御装置1に伝送する。制御装置1はこの基準電圧値(2V,4V;P−P=2V)をもとに、自走式管内検査カメラ装置2から送られた各種アナログ信号のレベルを認識する。
【0030】
ここで自走式管内検査カメラ装置2に設けられた照明部の電源供給回路の動作を説明する。
【0031】
制御装置1からカメラケーブル11のカメラ電源用芯線11dを介して自走式管内検査カメラ装置2に入力されたカメラ電源は、安定化電源回路部(PS)26に供給されるとともに、LED点灯駆動部25を介して照明部22に供給される。
【0032】
安定化電源回路部(PS)26は、上記カメラ電源用芯線11dを介して制御装置1から供給されたカメラ電源(動作用電源)をもとに撮像部21の動作電圧に従う一定電圧値のカメラ動作電源を生成し、撮像部21に供給する。
【0033】
さらに安定化電源回路部(PS)26は、上記アナログ出力インタフェース部の基準電圧(2V,4V)を生成し、この基準電圧値(2V,4V)を制御部24のアナログ出力インタフェース部に送出する。
【0034】
照明部22がLED点灯駆動部25により点灯駆動されると、その駆動電流が電流検出部23により検出され、当該検出電流値が制御部24のアナログ出力インタフェース部に入力される。
【0035】
制御部24のアナログ出力インタフェース部は、上記安定化電源回路部(PS)26で生成された基準電圧値(2V,4V)をアナログ信号として、図4(b)に示す伝送タイミング(A/D0,D1)で制御信号用芯線11cを介し制御装置1に伝送する。さらに電流検出部23の検出電流値(DT)を図4(b)に示す伝送タイミング(A/D5)で制御信号用芯線11cを介し制御装置1に伝送する。
【0036】
制御装置1は、上記基準電圧値(2V,4V;P−P=2V)をもとに、自走式管内検査カメラ装置2の電流検出部23から出力された検出電流値(DT)を認識し、この値をもとに、出力電圧制御部10aがカメラ電源用芯線11dに供給するカメラ電源の出力電圧を可変制御し、照明部22の点灯駆動電流が設定輝度に従う一定の電流値となるように制御する。
【0037】
上記したLED照明電流のフィードバック制御により、撮像部21と照明部22のカメラ電源を共通に用いて、照明部22のLEDを設定輝度に従い定電流制御することができる。これにより、ケーブル芯線からLEDの点灯駆動に専用の電源供給用芯線を省いてケーブルの小径化、軽量化を図ることができるとともに、照明部22のLEDを設定輝度に従い定電流制御して、長期に亘る安定したLED照明を確保できる。
【図面の簡単な説明】
【0038】
【図1】本発明の実施形態に係る自走式管内検査カメラシステムの構成を示す斜視図。
【図2】上記実施形態に係るカメラケーブルの構成を示す図。
【図3】上記実施形態に係る照明部の電源供給回路を示す図。
【図4】上記実施形態に係る制御信号用芯線上のデータ伝送タイミングを示す図。
【図5】上記実施形態に係る制御信号用芯線上のデジタルデータの内容を示す図。
【図6】上記実施形態に係る制御信号用芯線上のアナログデータの内容を示す図。
【符号の説明】
【0039】
1…制御装置(カメラ制御器)、2…自走式管内検査カメラ装置、2A…自走車ユニット、2B…カメラユニット、10…制御回路、10a…出力電圧制御部、11…カメラケーブル、11c…制御信号用芯線、11d…カメラ電源用芯線、12…カメラコネクタ、13…ケーブルドラム、21…撮像部(カメラ部)、22…照明部、23…電流検出部、24…制御部、25…LED点灯駆動部、26…安定化電源回路部(PS)。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
自走車ユニットおよびカメラユニットを備えた自走式管内検査カメラ装置と前記自走式管内検査カメラ装置を制御する制御装置との間を長距離ケーブルで接続した自走式管内検査カメラシステムに於いて、
前記カメラユニットに、検査対象管内を撮影するカメラ部と、前記検査対象管内を照明するLEDを用いた照明部と、前記カメラ部の動作用電源を生成する安定化電源回路と、前記照明部の照明電流を検出する照明電流検出部とを具備し、
前記ケーブルに、前記安定化電源回路および前記照明部に共通電源を供給するカメラ電源用芯線と、前記照明電流検出部で検出した電流値を前記制御装置に供給する制御信号用芯線とを具備し、
前記制御装置に、前記制御信号用芯線を介して入力された前記照明電流検出部からの検出電流値をもとに、前記カメラ電源用芯線に供給する前記共通電源の電圧を可変制御して前記照明部を定電流制御するカメラ電源供給制御手段を具備したことを特徴とする自走式管内検査カメラシステム。
【請求項2】
前記カメラユニットに、前記照明電流検出部で検出した電流値、および前記安定化電源回路で生成した特定の定電圧値を各々アナログ値の電位信号で時分割制御により前記制御信号用芯線を介して前記制御装置に供給するインタフェース回路を具備し、
前記制御装置は、前記制御信号用芯線を介して入力した前記定電圧値の電位信号のレベルを基準に前記照明部の検出電流値を認識することを特徴とする請求項1に記載の自走式管内検査カメラシステム。
【請求項3】
前記ケーブルは、前記カメラ電源用芯線および前記制御信号用芯線と、前記自走車ユニットに動作電源を供給する自走車駆動用電源芯線と、前記カメラ部で撮影した映像信号を前記制御装置に伝送する同軸芯線とをシールド編組および高張力繊維編組で束ねた長距離多芯ケーブルである請求項1に記載の自走式管内検査カメラシステム。
【請求項4】
前記制御装置は、前記制御信号用芯線を用いて前記カメラ部を制御する複数のカメラ操作制御信号および前記照明部を点灯駆動制御する照明制御信号を時分割で伝送することを特徴とする請求項1に記載の自走式管内検査カメラシステム。
【請求項5】
前記照明部は複数のLEDを用いて構成され、前記カメラ電源供給制御手段は前記複数のLEDを設定輝度に従い定電流制御することを特徴とする請求項1に記載の自走式管内検査カメラシステム。
【請求項6】
前記インタフェース回路は、調歩同期方式により、前記カメラ部の回転、首振り、焦点、絞り、ズームの各制御信号、および前記照明部の点灯駆動制御信号をそれぞれ前記制御信号用芯線を介して前記制御装置から入力するデジタル入力インタフェース部と、前記安定化電源回路で生成した基準電圧値、前記回転および首振りの各角度値、前記照明電流検出部の検出電流値をそれぞれアナログ値の電位信号で前記制御信号用芯線を介して前記制御装置に伝送するアナログ出力インタフェース部とを具備することを特徴とする請求項2に記載の自走式管内検査カメラシステム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2008−20259(P2008−20259A)
【公開日】平成20年1月31日(2008.1.31)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−190731(P2006−190731)
【出願日】平成18年7月11日(2006.7.11)
【出願人】(000220620)東芝テリー株式会社 (116)
【Fターム(参考)】