説明

蓋の取付構造

【課題】電子機器を壁に掛けた状態で凹嵌部を閉塞するための蓋の取付け作業を容易にすることができる、蓋の取付構造を提供する。
【解決手段】リアーケース2の背面板4には、下方と後方とが開放され蓋26によって覆われる凹嵌部が設けられている。凹嵌部は、係入孔8が設けられた上壁9と、蓋26を上壁9に沿って移動自在に支持する互いに対向した第1支持部11および第2支持部12を有する側壁14,15とを備えている。蓋26には係入孔8に係入される突起29が設けられ、突起29の一方の側面には第1のカム面29aが形成され、他方の側面には係入孔8の端縁8bに係合する係合爪29bが突設されている。蓋26を矢印C方向に移動させると、係入孔8に係入した突起29の第1のカム面9aのカム作用により蓋26が矢印F方向に移動し、突起29の係合爪29bが係入孔8の端縁8bに係合する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、壁に掛けられる電子機器の壁に対向する背面板に設けられ、モジュラージャックやコネクタ等が配設された凹嵌部を覆う蓋の取付構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の蓋の取付構造としては、一面が開口した筺体と、この筺体の開口を覆う蓋とを備え、蓋の両側部に係合突起が設けられ、筺体の両側部に蓋の係合突起が係合する側面視L字状の係合溝が設けられたものがある。この蓋の取付構造においては、先ず蓋を筺体の厚み方向に移動させて係合突起を係合溝に係入させ、次に蓋を水平方向へ移動させることにより係合突起を係合溝に係合させて蓋を筺体に取り付けるようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平8−183552号公報(段落〔0018〕、図2)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
例えば、この種の電子機器においては、蓋が取り付けられた背面板を壁に対向させた状態で電子機器を壁に掛け、この状態で蓋に覆われた凹嵌部内のモジュラージャックやコネクタ等から引き出したケーブルを屋内等において配線する場合がある。この場合、壁と背面板との間に蓋を筺体の厚み方向に移動させるだけの充分な間隔を設けることができないことがあるから、上述した従来の蓋の取付構造においては、蓋の取付け作業が煩雑になったり、電子機器を壁に取り付けたままの状態では蓋が取り付けられないという問題があった。
【0004】
本発明は上記した従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、電子機器を壁に掛けた状態で凹嵌部を閉塞するための蓋の取付け作業を容易にした蓋の取付構造を提供するところにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この目的を達成するために、請求項1に係る発明は、壁掛用支持手段および下方と後方とが開放された凹嵌部が設けられた背面板と、この背面板を囲むように背面板の周端から一体に立設された囲い壁とからなるケースを備え、前記凹嵌部を覆う蓋の取付構造であって、前記凹嵌部は、係入孔が設けられた上壁と、前記蓋を前記上壁に沿って移動自在に支持する互いに対向した第1支持部および第2支持部を有する側壁とを備え、前記蓋に、前記係入孔に係入される突起と前記凹嵌部の下方を閉塞する閉塞部とを設け、前記突起の一方の側面に第1のカム面を形成するとともに、前記突起の他方の側面に前記係入孔の端縁に係合する係合爪を設け、前記閉塞部にねじ挿通孔を設け、前記囲い壁の底部に前記ねじ挿通孔に挿通されたねじが螺合するねじ部を設けたものである。
【0006】
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記囲い壁の前記ねじ部が設けられた部位に嵌合凹部を設け、前記閉塞部の前記ねじ挿通孔が設けられた部位に前記嵌合凹部に嵌合する膨出部を設け、この膨出部の一方の側面に第2のカム面を設けたものである。
【発明の効果】
【0007】
請求項1に係る発明によれば、壁に沿わせて蓋を凹嵌部の背後下方から凹嵌部に挿入し、蓋の突起を凹嵌部の係入孔内に係入させることにより、突起の第1のカム面のカム作用により蓋が壁に沿って左右方向へ移動するため、突起の係合爪が係入孔の端縁に係合し、蓋の凹嵌部からの脱落が規制される。このため、囲い壁の底部に蓋の閉塞部をねじ止めする作業が容易になる。また、この蓋の取付け作業は、壁に沿わせて蓋を移動させるだけの作業であるため、ケースの背面板と壁との間に充分な隙間が設けられていない場合でも作業を行うことができる。このため、電子機器を実際に壁に設置した状態で、電子機器から引き出したケーブルの配線作業ができるから、配線作業が容易になり作業時間を短縮することができる。
【0008】
請求項2に係る発明によれば、囲い壁の底部に蓋の閉塞部をねじ止めすると、同時に第2のカム面のカム作用によって突起の係合爪が係入孔の端縁に係合するため作業性が向上する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0009】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1は本発明に係る蓋の取付構造を実施した電子機器の背面側から視た斜視図、図2は同じく蓋を取り外した状態を示す電子機器の背面側から視た斜視図、図3(A)は同じく蓋を正面側から視た斜視図、同図(B)は蓋を背面側から視た斜視図、図4(A)は同じく蓋の背面図、同図(B)は同図(A)におけるIV(B)部の拡大図、図5は同じく蓋の取付けを開始した状態を示す背面図である。
【0010】
図6は本発明に係る蓋の取付構造において、蓋の突起が凹嵌部の係入孔に係入し始めた状態を示す背面図、図7は同じく突起の係合爪が係入孔の端縁に係合した状態を示す背面図、図8は図1におけるVIII-VIII 線断面図であって、同図(A)は蓋の膨出部が電子機器の凹嵌部に嵌合し始めた状態を示し、同図(B)は蓋の膨出部が電子機器の凹嵌部に嵌合しねじによって蓋が電子機器に取り付けられた状態を示し、図9(A)は同じく電子機器が壁に掛けられた状態を示す側面図、同図(B)は電子機器が壁に掛けられた状態で蓋を取り付けている状態を示す。
【0011】
図1に全体を符号1で示す電子機器は、共に一面が開口し浅底状に形成されたリアーケース2およびフロントケース3によって構成され、これら両ケース2,3を互いの開口端縁を対接させて結合することにより筺体が形成される。リアーケース2は、背面板4と、この背面板4を囲むように背面板4の周端から一体に立設された囲い壁5とによって形成されている。
【0012】
背面板4には、図2に示すように後方(図中矢印A方向)と下方(図中矢印D方向)とが開放された平面視においてL字状に形成された凹嵌部6が設けられているとともに、矢印E−F方向の両側に一対の壁掛け用フック部7,7が設けられている。凹嵌部6は、係入孔8が設けられ矢印C方向に形成された上壁9と、後述する蓋26を上壁9に沿わせて(矢印E−F方向)移動自在に支持する互いに対向した第1支持部10,11および第2支持部12を有する側壁13,14,15と、正面部16とを備えている。第1支持部10,11および第2支持部12は、側壁13,14,15よりも矢印B方向に蓋の厚み分だけ低く形成されている。
【0013】
17は正面部16に実装された電子部品、18,19は側壁13,14との間に設けられた壁20に設けられたモジュラージャック、21は正面部16に実装された端子台、22は正面部16に実装された電源用ジャックである。上記した囲い壁5の一部を構成する矢印D方向に形成された底部23の凹嵌部6に隣接した閉塞部固定用凹部24は、蓋の閉塞部の厚み分だけ矢印C方向に位置付けられるように段状に形成されている。この閉塞部固定用凹部24には、矢印C方向から視てU字状で矢印C方向に凹設された嵌合凹部25が設けられており、この嵌合凹部25の中央部にはねじ孔25aが設けられ、矢印E−F方向の端部25b,25cは、図8(A)に示すように断面が円弧状に形成されている。
【0014】
図3において全体を符号26で示す蓋は、上記した凹嵌部6の後方(矢印A方向)を覆うL字状に形成された蓋本体27と、この蓋本体27の矢印D方向の端部に蓋本体27と直交するように形成され、凹嵌部6の下方(矢印D方向)を閉塞する閉塞部28とによって形成されている。蓋本体27の矢印C方向の端部27aには、凹嵌部6の係入孔8に係入される突起29が一体に突設されており、この突起29の矢印E方向の側面には、矢印C方向、すなわち先端に向かって矢印F方向に傾斜した第1のカム面29aが設けられ、矢印F方向の側面には係合爪29bが一体に突設されている。この突起29は、後述するように係入孔8に係入されると、第1のカム面29aが係入孔8の矢印E方向の側面8aに対接することにより、第1のカム面29aのカム作用で蓋26が矢印F方向に移動し、係合爪29bが係入孔8の矢印F方向の端縁8bに係合する。
【0015】
閉塞部28の矢印E方向の端部には矢印E方向に延設された延設部30が設けられており、この延設部30には、図8に示すように囲い壁5の底部23に設けられた嵌合凹部25に嵌合する膨出部31が設けられている。この膨出部31の中央部にはねじ挿通孔31aが設けられており、矢印E−F方向の端部31b,31cは断面円弧状に形成され、一方の端部31bは第2のカム面を形成している。この第2のカム面31bは、後述するように突起29が係入孔8に係入されると、嵌合凹部25の矢印E方向の端部25dに対接し、膨出部31のねじ挿通孔31aに挿通されたねじ32を、嵌合凹部25のねじ孔25aに螺合させることにより、カム作用で蓋26を矢印F方向に移動させる。
【0016】
図4に示すように、蓋本体27の矢印E方向の一方の側面27bから矢印F方向の側面27cまでの長さl1は、上記した凹嵌部6の側壁13と側壁15との間隔L1よりもわずかに小さく形成されている。また、蓋27の矢印E方向の他方の側面27dから側面27cまでの長さl2は、凹嵌部6の側壁14と側壁15との間隔L2よりもわずかに小さく形成されている。すなわち、蓋26は、後述するように突起29が凹嵌部6の係入孔8に係入されたとき、第1の支持部10,11と第2の支持部12によって、上壁9にそって(矢印E−F方向)にわずかの範囲において移動自在に支持される。
【0017】
図3において、33は閉塞部28に破断可能に設けられた窓であって、この窓33を閉塞部28から除去することにより、凹嵌部6内に設けられたモジュラージャック18,19に電気的に接続されるケーブル(図示せず)を電子機器1の外部に導出することが可能になる。34は閉塞部28に破断可能に設けられた窓であって、この窓34を閉塞部28から除去することにより、凹嵌部6内に設けられた電源用ジャック22に電気的に接続されるコード(図示せず)を電子機器1の外部に導出することが可能になる。35は蓋本体27に破断可能に設けられた窓であって、この窓35を蓋本体27から除去することにより、凹嵌部6内に設けられた端子台21に電気的に接続されたコード(図示せず)を電子機器1の外部に導出することが可能になる。
【0018】
次に、このように構成された蓋の取付構造において、蓋の取付方法について説明する。予め、図2に示すようにリアーケース2から蓋26を取り外し、必要に応じてモジュラージャック18,19にケーブル(図示せず)を電気的に接続するとともに、電源用ジャック22にコード(図示せず)を電気的に接続し、かつ端子台21にコード(図示せず)を電気的に接続しておく。また、必要に応じて蓋26から窓33,34,35を除去しておく。
【0019】
この状態としてから、蓋26が取り外すされた電子機器1を、図9(A)に示すように壁36に掛け、図示を省略したケーブルやコードの配線作業を行う。配線作業が終了したら、図5および図9(B)に示すように、蓋26を壁36に沿わせて上方向(矢印C方向)に移動させて、蓋26の蓋本体27を凹嵌部6内に挿入する。蓋本体27の両側部を第1および第2の支持部11,12に支持させるようにして、側面27dを凹嵌部6の側壁14に対接させながら上方に移動させると、図6に示すように蓋26の突起29が凹嵌部6の係入孔8内に係入され、突起29の第1のカム面29aが凹嵌部6の側面8aに対接する。
【0020】
さらに、蓋26を上方に移動させると、第1のカム面29aのカム作用によって蓋26が第1および第2の支持部11,12に支持されながら、矢印F方向にわずかに移動し、突起29の係合爪29bが係入孔8の端縁8bにわずかに係合する。このとき、閉塞部28の延設部30に設けた膨出部31が、図8(A)に示すように閉塞部固定用凹部24の嵌合凹部25に対向し、膨出部31の第2のカム面31bが嵌合凹部25の端部25dに当接する。この状態で、ねじ32を膨出部31のねじ挿通孔31aに挿通させ、ねじ32を嵌合凹部25のねじ孔25aに螺合させることにより、閉塞部28の延設部30が、図8(B)に示すように閉塞部固定用凹部24に取り付けられるとともに、蓋26は第2のカム面31bのカム作用で矢印F方向に移動して、図7に示すように突起29の係合爪29bが係入孔8の端縁8bに係合する。
【0021】
このように、壁36に掛けた状態の電子機器1に蓋26を取り付けることができることにより、電子機器1を実際に壁36に設置した状態で、ケーブルやコードの配線作業を行うことができるため、配線作業が容易になり作業短時間を短縮することができる。また、蓋26の取付けを壁36に沿わせて行えるようにしたことにより、壁36と電子機器1の背面板4との間隔が充分にとれない場合であっても、蓋を容易に取り付けることができる。
【0022】
また、蓋26に設けた突起29の係合爪29bを凹嵌部6に設けた係入孔8の端縁8bに係合させた状態で、ねじ32による蓋26の電子機器1への締結作業を行うことができるため締結作業が容易になる。また、ねじ32を嵌合凹部25のねじ孔25aに螺合することにより、蓋26の電子機器1への取付けと、第2のカム面31bのカム作用による係合爪29bの端縁8bへの係合とを、同時に行うことができるため作業性が向上する。
【0023】
次に、このように蓋26が取り付けられた電子機器1の保守点検を行う場合は、電子機器1を壁36に掛けた状態で、ねじ32による締結を解除し、蓋26を一旦矢印E方向に移動させ、突起29の係合爪29bと係入孔8の端縁8bとの係合を解除する。次いで、蓋26を下方(矢印D方向)に向かって壁36に沿わせて移動させることにより、蓋26を電子機器1から取り外す。この状態で、凹嵌部6の下方(矢印D方向)が開放されるから、この開放された部位からモジュラージャック18,19に電気的に接続されているケーブル(図示せず)の着脱を行って電子機器1の保守点検作業を行う。保守点検作業が終了したら、上述した方法で蓋26を電子機器1に取り付ける。
【0024】
このように、電子機器1を壁36に掛けた状態で、蓋26の取付け取り外しができることにより、保守点検作業時に電子機器1を壁36から取り外す必要がないため作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明に係る蓋の取付構造を実施した電子機器の背面側から視た斜視図である。
【図2】本発明に係る蓋の取付構造を実施した電子機器において、蓋を取り外した状態を示す電子機器の背面側から視た斜視図である。
【図3】同図(A)は本発明に係る蓋の取付構造を実施した電子機器において、蓋を正面側から視た斜視図、同図(B)は蓋を背面側から視た斜視図である。
【図4】同図(A)は本発明に係る蓋の取付構造を実施した電子機器における蓋の背面図、同図(B)は同図(A)におけるIV(B)部の拡大図である。
【図5】本発明に係る蓋の取付構造を実施した電子機器において、蓋の取付けを開始した状態を示す背面図である。
【図6】本発明に係る蓋の取付構造において、蓋の突起が凹嵌部の係入孔に係入し始めた状態を示す背面図である。
【図7】本発明に係る蓋の取付構造において、突起の係合爪が係入孔の端縁に係合した状態を示す背面図である。
【図8】図1におけるVIII-VIII 線断面図であって、同図(A)は蓋の膨出部が電子機器の凹嵌部に嵌合し始めた状態を示し、同図(B)は蓋の膨出部が電子機器の凹嵌部に嵌合しねじによって蓋が電子機器に取り付けられた状態を示す。
【図9】(A)は同じく電子機器が壁に掛けられた状態を示す側面図、同図(B)は電子機器が壁に掛けられた状態で蓋を取り付けている状態を示す。
【符号の説明】
【0026】
1…電子機器、2…リアーケース、4…背面板、5…囲い壁、6…凹嵌部、7…壁掛け用フック部、8…係入孔、8b…端縁、9…上壁、10,11…第1の支持部、12…第2の支持部、13ないし15…側壁、18…モジュラージャック、25…嵌合凹部、25a…ねじ孔、26…蓋、28…閉塞部、29…突起、29a…第1のカム面、29b…係合爪、31…膨出部、31a…ねじ挿通孔、31b…第2のカム面、32…ねじ、36…壁。


【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁掛用支持手段および下方と後方とが開放された凹嵌部が設けられた背面板と、この背面板を囲むように背面板の周端から一体に立設された囲い壁とからなるケースを備え、前記凹嵌部を覆う蓋の取付構造であって、
前記凹嵌部は、係入孔が設けられた上壁と、前記蓋を前記上壁に沿って移動自在に支持する互いに対向した第1支持部および第2支持部を有する側壁とを備え、前記蓋に、前記係入孔に係入される突起と前記凹嵌部の下方を閉塞する閉塞部とを設け、前記突起の一方の側面に第1のカム面を形成するとともに、前記突起の他方の側面に前記係入孔の端縁に係合する係合爪を設け、前記閉塞部にねじ挿通孔を設け、前記囲い壁の底部に前記ねじ挿通孔に挿通されたねじが螺合するねじ部を設けたことを特徴とする蓋の取付構造。
【請求項2】
前記囲い壁の前記ねじ部が設けられた部位に嵌合凹部を設け、前記閉塞部の前記ねじ挿通孔が設けられた部位に前記嵌合凹部に嵌合する膨出部を設け、この膨出部の一方の側面に第2のカム面を設けたことを特徴とする請求項1記載の蓋の取付構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2008−251909(P2008−251909A)
【公開日】平成20年10月16日(2008.10.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−92423(P2007−92423)
【出願日】平成19年3月30日(2007.3.30)
【出願人】(304020498)サクサ株式会社 (678)
【出願人】(501427559)株式会社関電セキュリティ・オブ・ソサイエティ (2)
【Fターム(参考)】