説明

薬液タンク装置および背負式動力噴霧機

【課題】 計量カップを紛失し難いうえに、計量カップの容量を大きくすることができるとともに、ストレーナを外さずに計量カップを使用することができる薬液タンク装置および背負式動力噴霧機を提供する。
【解決手段】 この背負式動力噴霧機の薬液タンク装置は、薬液タンク20と、この薬液タンク20の注入口22に取り付けられているタンク蓋24と、このタンク蓋24の内面に着脱自在に取り付けられている計量カップ50とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、農薬等の薬液を散布する噴霧機等で用いられる薬液タンク装置、およびこの薬液タンク装置を備えた背負式動力噴霧機に関する。
【背景技術】
【0002】
農作物に薬液等を散布する背負式動力噴霧機は、一般に、薬液等を貯留する薬液タンクと、この薬液タンクから薬液等を吸込み、噴霧ノズルに圧送するポンプと、ポンプを駆動するエンジンと、これらの薬液タンク、ポンプおよびエンジンを搭載し、作業者によって背負われる背負枠とを備えている。
【0003】
この薬液タンクに貯留される薬液は、濃縮薬液(原液)を溶媒、一般的には水で所望の希釈倍率となるよう希釈したものである。一般に、この薬液は、薬液タンクに水と濃縮薬液とをそれぞれ所定量ずつ入れることにより作られる。薬液タンクは、通常、半透明または透明であり、薬液タンク内の液面を目視できるので、水についてはその液面が薬液タンクの或る特定の位置に達するまで注入することで、所定量とすることができる。この水の注入は、異物の混入を防止するために、薬液タンクの注入口に着脱可能に装着されたストレーナ(濾過器)を通して行う。一方、濃縮薬液は少量であるので、計量カップを用いて薬液タンクに入れる。
【0004】
ところで、この計量カップを噴霧機本体と別個に保管すると紛失しやすいため、従来、薬液タンクの注入口に装着されるストレーナに計量機能を持たせたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。図4に示すように、このストレーナSは、筒状部分aと、フィルタ部材bを有する開口部cが形成された端板部分(底部分)dと、端板部分dに設けられたカップ状部分(計量カップ部分)eとを備えており、ストレーナSを上下逆転させることにより、カップ状部分の開放端部fが上方を向き、この開放端部fから計量すべき濃縮薬液を注ぎ入れることができるようになっている。
【0005】
このストレーナが設けられた薬液タンクにおいて、農薬等の薬液を溶媒である水と濃縮薬液とから作るには、まず、薬液タンクの注入口からタンク蓋(キャップ)を取り外し、水をストレーナの開放端部から注入する。このとき、ストレーナは薬液タンクの注入口に装着された状態のままであり、ストレーナの端板部分は下向きとなっている。
次いで、ストレーナを薬液タンクの注入口から取り外した後、上下を反転させる。これにより、ストレーナのカップ状部分の開放端部が上向きとなるので、液量表示を見ながら濃縮薬液をカップ状部分に入れる。その後、このカップ状部分の濃縮薬液を注入口から薬液タンク内に投入し、ストレーナおよびタンク蓋を薬液タンクの注入口に順次取り付けて薬液タンクを揺すり混合する。
【0006】
【特許文献1】特開2003−290611号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、このような従来の薬液タンクにあって、ストレーナSの端板部分(底部分)dにカップ部分(計量カップ部分)eを設けているので、ストレーナとしての機能を確保できるように、端板部分dに一定面積以上のフィルタ部材b(開口部c)を設けたうえで、端板部分dにカップ部分eを形成する必要があるため、カップ部分eの容量を小さくせざるをえず、このため希釈倍率の低い薬液を作るには何度も濃縮薬液を注がねばならず、手間がかかるという問題がある。また、ストレーナSに計量カップ(カップ部分e)を設けているので、ストレーナSを外さなければ使用できず、作業者の手が薬液で汚れるという問題がある。また、濃縮薬液がストレーナSを通さずに薬液タンクに注がれるという問題がある。
【0008】
本発明は、前記事情に鑑みて為されたもので、計量カップを紛失し難いうえに、計量カップの容量を大きくすることができるとともに、ストレーナを外さずに計量カップを使用することができる薬液タンク装置および背負式動力噴霧機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記目的を達成するために、請求項1に記載の薬液タンク装置は、薬液タンク(20)と、この薬液タンク(20)の注入口(22)に取り付けられているタンク蓋(24)と、このタンク蓋(24)の内面に着脱自在に取り付けられている計量カップ(50)とを備えていることを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載の発明においては、計量カップが薬液タンクとは別個に収納されるのではなく、タンク蓋に取り付けられているので、計量カップを紛失し難い。さらに、計量カップがタンク蓋に取り付けられているので、ストレーナに計量カップを設ける場合のように、一定以上のフィルタ部面積を確保する必要からカップ部の大きさが制約されるということがないため、計量カップの容量を大きくすることができる。また、計量カップがタンク蓋に取り付けられているので、薬液タンクの注入口に通常装着されているストレーナを外さずに、計量カップを使用することができるため、ストレーナについた薬液により手が汚れないとともに、計量カップで計量した濃縮薬液をストレーナを通して薬液タンクに投入することができる。さらに、タンク蓋に計量カップが取り付けられている状態でも、濃縮薬液を計量し、薬液タンクに投入することができるので、薬液に触れなくても済む。また、計量カップがタンク蓋の内面に取り付けられているので、薬液タンクにタンク蓋を取り付けると、薬液タンク内に計量カップが収納されるため、計量カップが邪魔になるということがない。また、タンク蓋に計量カップを着脱自在に設けているので、合成樹脂により計量カップのみを透明または半透明に成形することが可能であるため、計量カップに液を入れたときに、液面位置の視認を容易にすることができる。
【0011】
請求項2に記載の薬液タンク装置は、請求項1に記載の発明において、前記タンク蓋(24)は、ブリーザー孔(42)を備え、前記計量カップ(50)は、カップ部(52)と、このカップ部(52)の底壁(66)の外面から突出して設けられているとともに切り欠き(74)を有する筒部(54)とを備え、前記計量カップ(50)の筒部(54)が、前記タンク蓋(24)の前記ブリーザー孔(42)を囲むようにして、前記タンク蓋(24)の内面に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする。
【0012】
薬液タンクが揺れると、たとえ逆止弁がついているブリーザー孔でも薬液が漏れることがあるが、請求項2に記載の発明においては、計量カップの筒部がブリーザー孔を囲むようにして、タンク蓋の内面に取り付けられているので、ブリーザー孔からの薬液の漏れを抑制することができる。なお、計量カップの筒部内外の空気の通過は切り欠きによって確保されている。
【0013】
請求項3に記載の薬液タンク装置は、請求項2に記載の発明において、前記計量カップ(50)の前記カップ部(52)の底壁(66)の外面は、凸の球面状に形成されていることを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の発明においては、計量カップのカップ部の底壁の外面が凸の球面状に形成されているので、計量カップの筒部をタンク蓋の内面に取り付け、このタンク蓋を薬液タンクに取り付けたときに、カップ部の底壁の外面と筒部の内面との間の空間の薬液が流れ易くなっているため、この薬液が筒部の切り欠きを通して排出され、前記空間に薬液が溜まるのを抑制することができる。
【0015】
請求項4に記載の背負式動力噴霧機は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の薬液タンク装置を備えていることを特徴とする。
【0016】
請求項4に記載の発明においては、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明と同様の作用効果を有する背負式動力噴霧機を提供することができる。
【0017】
なお、上記における括弧内の符号は、図面において対応する要素を便宜的に表記したものであり、したがって本発明は図面上の記載に限定されるものではない。これは、「特許請求の範囲」の欄の記載についても同様である。
【発明の効果】
【0018】
本発明の薬液タンクおよび背負式動力噴霧機によれば、計量カップを紛失し難く、さらに、計量カップの容量を大きくすることができるとともに、ストレーナを外さずに計量カップを使用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は、本発明の実施の形態に係る背負式動力噴霧機を示す図であって、図1は背負式動力噴霧機の側面図であり、図2はタンク蓋に計量カップを取り付けた状態の断面図であり、図3は計量カップの側面図である。
【0020】
図1に示すように、本実施の形態に係る背負式動力噴霧機は、台座部12aと背当て部12bとを有する略L字状の背負枠12を備えており、台座部12a上には、背当て部12bの側から順に、ポンプ14と、ポンプ14の駆動源であるエンジン16とが取り付けられている。エンジン16の下側には燃料タンク18が取り付けられている。背負枠12の側方の台座部12aと背当て部12bとの接合部側方には、スロットルレバー装置Sが設置されている。背負枠12の背当て部12bの上部には、薬液タンク20が背当て部12bと一体的に形成されている。エンジン16を起動し、ポンプ14を駆動すると、薬液タンク20内の薬液はホース(図示せず)を通して噴霧ノズル(図示せず)に圧送され噴霧される。
【0021】
薬液タンク20は、半透明の合成樹脂からなり、内部の薬液の量を外部から視認することができる。薬液タンク12の上部には、概略円筒状の注入口22が形成されており、この注入口22から薬液タンク12の内部に薬液を注入することができるようになっている。この注入口22の外周面にはねじ部(雄ねじ部)が形成されており、このねじ部に注入口22を閉じるためのタンク蓋24が螺合されている。また、注入口22の内側には段差部(図示せず)が形成されており、注入口22の内側にストレーナ26を落とし込むと、この段差部にストレーナ26が係止され、これにより注入口22の内側にストレーナ26が着脱可能に装着されるようになっている。
【0022】
図2に示すように、タンク蓋24は、合成樹脂からなり、概略平たい円形鍋状に形成されており、その周壁32の内側には、薬液タンク20の注入口22のねじ部に螺合するねじ部(雌ねじ部)34が形成されている。また、タンク蓋24の頂壁36の外周部寄りには、内側に環状に窪んでいる環状凹部38が形成されている。この環状凹部38の内側の円形板状の中央部分40には、その中央部に周方向に間隔をおいて複数個のブリーザー孔(空気取入孔)42が形成されている。また、中央部分40の中央部には、逆止弁44が取り付けられており、この逆止弁44によりブリーザー孔42が内側から塞がれ、タンク蓋24の外側から内側にのみ空気を通すようになっている。また、中央部分40の内面には、ブリーザー孔42の周囲を囲むようにして、中央部分40の内面から突出する円筒状の係合部46が形成されている。係合部46の内周面には、周方向に環状に延びる突起48が形成されている。この係合部46には、計量カップ50が取り付けられている。
【0023】
図2および図3に示すように、計量カップ50は、半透明な合成樹脂からなり、カップ部52と、このカップ部52の底に一体的に形成されている筒部54とを備えている。カップ52の周壁62は、開口側に向かうにつれて次第に少し拡径し、そしてその開口端部はベルマウス状すなわちラッパの口ような形状に形成されている。周壁62の外面には、目盛り(液量表示)64が設けられている。また、カップ52の底壁66は、その外面側に凸の球面状に形成されている。
【0024】
筒部54は、カップ部52と同軸の円筒状に形成されており、その一方の端面がカップ部52の底壁66の外面に接続されている。この筒部54の外面先端部には、周方向に環状に延びる環状溝72が形成されている。また、筒部54には、その軸線を中心に点対称の位置に、該軸線に沿って端から端まで直線状に延びる一対の切り欠き74が形成されている。筒部54の外径寸法は、タンク蓋24の中央部分40の係合部46の内径とほぼ同じ寸法に設定されている。
【0025】
この計量カップ50は、筒部54がタンク蓋24の中央部分40の係合部46内に嵌入され、筒部54の環状溝72が係合部46の突起48に係合されることにより、タンク蓋24の内面に固定されている。このとき、タンク蓋24のブリーザー孔42は、筒部54により囲まれているが、切り欠き74により筒部54の内外が連通され、空気が出入りできるようになっている。
【0026】
この背負式動力噴霧機において、農薬等の薬液を溶媒である水と濃縮薬液(原液)とから作るには、まず、薬液タンク20の注入口22からタンク蓋24を取り外し、水を注入口22から注入する。このとき、薬液タンク20の注入口22にはストレーナ26が装着された状態のままであり、水はストレーナ26を通して薬液タンク20内に入る。
次に、タンク蓋24に取り付けられている計量カップ50に、液量表示を見ながら濃縮薬液を入れる。次いで、タンク蓋24を持って、計量カップ50内の濃縮薬液を注入口22から薬液タンク20内に投入した後、タンク蓋24を薬液タンク20の注入口22に取り付けて薬液タンク20を揺すり混合する。
なお、計量カップ50をタンク蓋から取り外して、計量カップ50に濃縮薬液を入れたり、あるいは計量カップ50内の濃縮薬液を薬液タンク20に投入することもできる。
【0027】
このような背負式動力噴霧機にあっては、計量カップ50が薬液タンク20とは別個に収納されるのではなく、タンク蓋24に係合されているので、計量カップ50を紛失し難い。
さらに、計量カップ50がタンク蓋24に取り付けられているので、ストレーナに計量カップ部分を設ける場合のように、一定以上のフィルタ部面積を確保する必要から計量カップ部分の大きさが制約されるということがなく、計量カップ50の容量を大きくすることができる。
また、計量カップ50がタンク蓋24に取り付けられているので、薬液タンク20の注入口22に装着されているストレーナ26を外さずに、計量カップ50を使用することができ、したがってストレーナ26についた薬液により手が汚れないとともに、計量カップ50で計量した濃縮薬液をストレーナ26を通して薬液タンクに投入することができる。
【0028】
また、タンク蓋24に計量カップ50が取り付けられている状態で、濃縮薬液を計量し、薬液タンク20に投入することができるので、薬液に触れなくても済む。また、計量カップ50がタンク蓋24の頂壁36の内面に取り付けられているので、薬液タンク20にタンク蓋24を取り付けると、薬液タンク20内に計量カップ50が収納されるため、計量カップ50が邪魔になるということがない。
また、タンク蓋24に計量カップ50を着脱自在に設けているので、タンク蓋24と別個に、計量カップ50のみを透明または半透明に成形することが可能であるため、計量カップ50に液を入れたときに、液面位置の視認を容易にすることができる。
【0029】
また、薬液タンク20が揺れると、ブリーザー孔42に逆止弁44がついていても、薬液がブリーザー孔から漏れることがあるが、この背負式動力噴霧機では、計量カップ50の筒部54がブリーザー孔42を囲むようにして、タンク蓋24の内面に取り付けられているので、ブリーザー孔42から薬液が漏れるのを抑制することができる。このとき、計量カップ50の筒部54内外の空気の通過は切り欠き74によって確保されている。
また、計量カップ50のカップ部52の底壁66の外面が凸の球面状に形成されているので、計量カップ50の筒部54をタンク蓋24の内面に取り付け、このタンク蓋24を薬液タンク20に取り付けたときに、カップ部52の底壁66の外面と筒部54の内面との間の空間の薬液が流れ易くなっており、このためこの空間内の薬液が筒部52の切り欠き74を通して排出され、この空間内に薬液が溜まるのを抑制することができる。
また、仮に計量カップ50がタンク蓋24の内面から外れたとしても、ストレーナ26に引っ掛かるので、計量カップ50が薬液タンク内に落下してしまうことない。
【0030】
なお、上述の実施の形態では、係合部46に突起48を形成し、この突起48に計量カップ50の筒部54の環状溝72を係合するようにしたが、突起48および環状溝72を形成せずに、筒部54を係合部46にきつく嵌合することにより、係合するようにしてもよい。また、筒部54を係合部46の外側に嵌合するようにしてもよい。さらに、嵌合以外の他の方法で筒部54をタンク蓋24の内面に着脱自在に係合するようにしてよい。さらには、筒部54を設けることなく、タンク蓋24の内面に着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
【0031】
また、上述の実施の形態では、ブリーザー孔42に逆止弁44を設けたが、逆止弁44を省略するようにしてもよい。
また、上述の実施の形態では、カップ52の底壁66の内面も外面と同様に筒部54側に凸の球面状に形成したが、内面の形状はこれに限らず、どのような形状でもよい。
【0032】
また、上述の実施の形態では、本発明を背負式動力噴霧機の薬液タンク装置に適用した場合について説明したが、本発明は背負式に限らず、可搬式あるいはカート式の動力噴霧機などの薬液タンク装置にも適用でき、さらに人力噴霧機の薬液タンク装置にも適用でき、さらには、薬液タンク装置単体で販売されるものにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【図1】本発明の実施の形態に係る背負式動力噴霧機を示す側面図である。
【図2】タンク蓋に計量カップを取り付けた状態の断面図である。
【図3】計量カップの側面図である。
【図4】従来の薬液タンク用ストレーナの例を示すであって、計量カップ部分を有するストレーナの断面図である。
【符号の説明】
【0034】
20 薬液タンク
22 注入口
24 タンク蓋
42 ブリーザー孔
50 計量カップ
52 カップ部
54 筒部
66 底壁
74 切り欠き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬液タンク(20)と、この薬液タンク(20)の注入口(22)に取り付けられているタンク蓋(24)と、このタンク蓋(24)の内面に着脱自在に取り付けられている計量カップ(50)とを備えていることを特徴とする薬液タンク装置。
【請求項2】
前記タンク蓋(24)は、ブリーザー孔(42)を備え、
前記計量カップ(50)は、カップ部(52)と、このカップ部(52)の底壁(66)の外面から突出して設けられているとともに切り欠き(74)を有する筒部(54)とを備え、
前記計量カップ(50)の筒部(54)が、前記タンク蓋(24)の前記ブリーザー孔(42)を囲むようにして、前記タンク蓋(24)の内面に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の薬液タンク装置。
【請求項3】
前記計量カップ(50)の前記カップ部(52)の底壁(66)の外面は、凸の球面状に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の薬液タンク装置。
【請求項4】
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の薬液タンク装置を備えていることを特徴とする背負式動力噴霧機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2006−14607(P2006−14607A)
【公開日】平成18年1月19日(2006.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−192814(P2004−192814)
【出願日】平成16年6月30日(2004.6.30)
【出願人】(000141174)株式会社丸山製作所 (134)
【Fターム(参考)】