血液透析システム、血液透析カセット、および透析装置の作動方法
血液透析システム(6000)は透析ユニット(6001)と、透析プロセスに関する安全重視情報を表示するユーザインタフェースユニット(6002)とを備える。血液透析システムは平衡回路、混合回路、および/または配向回路を含む透析液流路を含んでもよい。これら回路は、1つ以上のカセット内に画定され得る。流体回路は、システムの電気部品から空間的および/または熱的に少なくとも一部が隔離され得る。気体供給体が透析液流路および/または透析装置に流体連通して設けられることによって、透析液を透析装置に押圧するとともに、血液を患者に戻す。血液透析システムは、制御流体を利用することで駆動されて任意で着脱自在なポンプを使用することで搬送される流体処理装置を含んでもよい。流体処理装置は、全体的に堅固な回転楕円形であり、任意で装置を区画に分割する隔壁が設けられる。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
透析ユニットとユーザインタフェースユニットとを備える血液透析システムであって、
前記透析ユニットは、自動化コンピュータと透析器とを備え、
前記ユーザインタフェースユニットは、ユーザインタフェースコンピュータとユーザインタフェースとを備え、前記ユーザインタフェースは、情報を表示し且つ入力を受信するように構成され、
前記自動化コンピュータは、前記ユーザインタフェースコンピュータから安全重視情報の要求を受信するように構成され、前記自動化コンピュータは、前記ユーザインタフェースコンピュータの代わりに前記安全重視情報にアクセスするように構成され、
前記ユーザインタフェースコンピュータは、前記安全重視情報を使用することで前記ユーザインタフェースを介して透析プロセスに関する情報を表示するように構成されることを特徴とする血液透析システム。
【請求項2】
前記安全重視情報は、前記ユーザインタフェースの表示の状態に関係し、
前記表示の状態は、少なくとも一部が前記透析プロセスの状態に基づく、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項3】
前記安全重視情報は、前記透析プロセスから収集したデータを含む、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項4】
前記ユーザインタフェースコンピュータは、表示モードを指定する入力を受信するとともに、前記指定された表示モードに基づき、前記透析プロセスに関する情報の表示に使用するための前記安全重視情報のサブセットを選択するように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項5】
前記自動化コンピュータは、透析器とのインタフェースである透析器インタフェースを備え、
前記ユーザインタフェースコンピュータは、要求される前記透析プロセスに関する入力を受信し、前記入力を前記自動化コンピュータに送信するように構成され、
前記自動化コンピュータは、前記入力の受信に応答して、前記透析プロセスを開始するためのコマンドを前記透析器インタフェースに発行するように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項6】
前記自動化コンピュータはさらに、前記コマンドの発行に先立って、前記入力を検証するように構成される、
請求項5記載の血液透析システム。
【請求項7】
前記ユーザインタフェースコンピュータはさらに、前記ユーザインタフェースコンピュータが直接アクセスする画面設計情報を使用することで、前記透析プロセスに関する情報を前記ユーザインタフェースを介して表示するように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項8】
前記自動化コンピュータは、前記血液透析システムに記憶されるすべての前記安全重視情報を制御するように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項9】
前記血液透析システムは、前記安全重視情報を記憶するためのデータベースを備え、
前記自動化コンピュータは、前記データベースへの前記安全重視情報の記憶を制御するように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項10】
前記ユーザインタフェースコンピュータは、前記データベースへの情報の書込が禁止されている、
請求項9記載の血液透析システム。
【請求項11】
前記透析器は、混合回路と、血流回路と、平衡回路と、外部透析液回路とを備える、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項12】
前記自動化コンピュータは、透析器に連動する少なくとも1つのセンサによって異常状態が検出されたときに、アラーム状態をトリガするように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項13】
前記ユーザインタフェースコンピュータは、アラーム状態を表すアラーム情報の表示を、前記ユーザインタフェースを介して制御するように構成される、
請求項12記載の血液透析システム。
【請求項14】
血液透析システムにおいてユーザインタフェースを管理するユーザインタフェース管理方法であって、前記ユーザインタフェース管理方法は、
ユーザインタフェースコンピュータに連動するユーザインタフェースによって、透析プロセスに関する入力を受信する工程と;
前記入力に応答して、安全重視情報の要求を前記ユーザインタフェースコンピュータから、透析器に連動する自動化コンピュータに送信する工程と;
前記ユーザインタフェースコンピュータの代わりに、前記安全重視情報にアクセスする工程と;
前記安全重視情報を使用することで、前記透析プロセスに関する情報を、前記ユーザインタフェースを介して表示する表示工程と
を含むことを特徴とする、ユーザインタフェース管理方法。
【請求項15】
前記安全重視情報は、前記ユーザインタフェースの表示の状態に関係し、
前記表示の状態は、少なくとも一部が前記透析プロセスの状態に基づく、
請求項14記載のユーザインタフェース管理方法。
【請求項16】
前記安全重視情報は、前記透析プロセスから収集したデータを含む、
請求項14記載のユーザインタフェース管理方法。
【請求項17】
前記ユーザインタフェース管理方法はさらに、
前記ユーザインタフェースによって、表示モードを指定する入力を受信する工程と;
前記ユーザインタフェースコンピュータを使用することで、前記指定された表示モードに基づき前記安全重視情報のサブセットを選択する工程と;
前記安全重視情報のサブセットを、前記ユーザインタフェースを介して表示する工程とを含む、
請求項14記載のユーザインタフェース管理方法。
【請求項18】
前記ユーザインタフェース管理方法はさらに、
前記ユーザインタフェースで要求される前記透析プロセスに関する入力を、受信する工程と;
前記入力を、前記ユーザインタフェースコンピュータから自動化コンピュータに送信する工程と;
前記入力を検証する工程と;
前記入力の検証に応答して、前記透析プロセスを開始するように透析器に命じる工程とを含む、
請求項14記載のユーザインタフェース管理方法。
【請求項19】
前記ユーザインタフェース管理方法はさらに、
前記ユーザインタフェースコンピュータ内に記憶される画面設計情報に、アクセスする工程を含み、
前記表示工程は前記画面設計情報を使用することで、前記透析プロセスに関する情報を、前記ユーザインタフェースを介して表示する工程を含む、
請求項14記載のユーザインタフェース管理方法。
【請求項20】
コンピュータに以下の手順を時効させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記手順としては、
ユーザインタフェースコンピュータに連動するユーザインタフェースから、透析プロセスに関する入力を受信する手順と;
前記入力に応答して、安全重視情報の要求を、前記ユーザインタフェースコンピュータから、透析器に連動する自動化コンピュータに送信する手順と;
前記ユーザインタフェースコンピュータの代わりに、前記安全重視情報にアクセスする手順と;
前記安全重視情報を、前記ユーザインタフェースコンピュータに送信する手順と;
前記ユーザインタフェースコンピュータ内に記憶されている画面設計情報に、アクセスする手順と;
前記安全重視情報と前記画面設計情報とを使用することで、前記透析プロセスに関する情報を前記ユーザインタフェースに表示させる手順と
を含む、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
【請求項21】
少なくとも1つの流体入口と;
少なくとも1つの流体出口と;
前記流体入口を前記流体出口に連結する流路と
を備える透析ポンプカセットであって、
前記流路は、平衡チャンバを通過するように構成され、さらに抗凝血剤の供給源に連結される第2流体入口を通過するように構成され、
前記流体入口に進入する流体は、前記平衡チャンバに進入する前に、前記第2流体入口を通るように構成されていることを特徴とする、透析ポンプカセット。
【請求項22】
スパイクが中空である、
請求項21記載の透析ポンプカセット。
【請求項23】
第1入口を、第1出口に連結する第1流路と;
第2入口を、第2出口に連結する第2流路と;
制御流体路と:
隔壁を含む堅固な容器をそれぞれ備える少なくとも2つのポンプであって、それぞれ前記隔壁は、前記堅固な容器を第1区画と第2区画とに分割し、それぞれ前記第1区画は前記制御流体路に流体連通し、前記第2区画は前記第2流路に流体連通していることと;
前記第1流路と前記第2流路との間の流れの平衡を保つ平衡チャンバと;
前記平衡チャンバ内の流体を直接制御する少なくとも1つの弁を、パルス幅変調を利用することで開放する制御装置と
を備えることを特徴とする、血流カセット。
【請求項24】
前記隔壁は、可撓性である、
請求項23記載の血流カセット。
【請求項25】
未処置の血液を、患者から汲出して透析装置に通過させる血流路と;
透析液を、透析液供給体から前記透析装置に流す透析液流路であって、前記透析液流路は前記血流路に流体連通していることと;
前記透析液流路内の透析液を、強制的に前記血流路に流し込む圧力装置と
を備える血液透析システムであって、
前記透析装置を出る透析液の圧力が、前記透析装置を出る血液の圧力よりも低くなるように、前記圧力装置内の圧力は制御されることを特徴とする、血液透析システム。
【請求項26】
前記血流路は、血流カセットで画定される、
請求項25記載の血液透析システム。
【請求項27】
前記透析液流路は、少なくとも1つのカセットで画定される、
請求項25記載の血液透析システム。
【請求項28】
未処置の血液を、患者から汲出して透析装置に通過させる血流路と;
透析液を透析液供給体から前記透析装置に流す透析液流路であって、前記透析液流路は前記血流路に流体連通することと;
前記透析液流路内の透析液を、強制的に前記血流路に流し込む圧力装置と
を備える血液透析システムであって、
前記透析装置に入る透析液の圧力が、前記透析装置に入る血液の圧力よりも高くなるように、前記圧力装置内の圧力は制御されることを特徴とする、血液透析システム。
【請求項29】
前記血流路は、血流カセットで画定される、
請求項28記載の血液透析システム。
【請求項30】
前記透析液流路は、少なくとも1つのカセットで画定される、
請求項28記載の血液透析システム。
【請求項31】
血液透析システムの作動方法であって、
前記血液透析システムは、
患者から血液を汲出して、透析装置に通過させる血流路と;
透析液を、透析液供給体から前記透析装置に流す透析液流路と
を備え、
前記透析液流路は、
前記透析装置を通過する前記透析液の量を制御する平衡カセットと;
水から前記透析液を形成する混合カセットと;
水供給体から前記混合カセットに水を通すとともに、前記混合カセットから前記平衡カセットに前記透析液を通す配向カセットと
を備え、
前記作動方法は、
前記血液透析システムを提供する工程と;
透析液ポンプのストローク毎に前記透析液を、前記透析装置を通して前記血流路に圧送し且つ引き返すように、前記透析装置に前記透析液を通過させる工程と
を含むことを特徴とする、血液透析システムの作動方法。
【請求項32】
前記血流路は、血流カセットで画定される、
請求項31記載の作動方法。
【請求項33】
前記透析液流路は、少なくとも1つのカセットで画定される、
請求項31記載の作動方法。
【請求項1】
透析ユニットとユーザインタフェースユニットとを備える血液透析システムであって、
前記透析ユニットは、自動化コンピュータと透析器とを備え、
前記ユーザインタフェースユニットは、ユーザインタフェースコンピュータとユーザインタフェースとを備え、前記ユーザインタフェースは、情報を表示し且つ入力を受信するように構成され、
前記自動化コンピュータは、前記ユーザインタフェースコンピュータから安全重視情報の要求を受信するように構成され、前記自動化コンピュータは、前記ユーザインタフェースコンピュータの代わりに前記安全重視情報にアクセスするように構成され、
前記ユーザインタフェースコンピュータは、前記安全重視情報を使用することで前記ユーザインタフェースを介して透析プロセスに関する情報を表示するように構成されることを特徴とする血液透析システム。
【請求項2】
前記安全重視情報は、前記ユーザインタフェースの表示の状態に関係し、
前記表示の状態は、少なくとも一部が前記透析プロセスの状態に基づく、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項3】
前記安全重視情報は、前記透析プロセスから収集したデータを含む、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項4】
前記ユーザインタフェースコンピュータは、表示モードを指定する入力を受信するとともに、前記指定された表示モードに基づき、前記透析プロセスに関する情報の表示に使用するための前記安全重視情報のサブセットを選択するように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項5】
前記自動化コンピュータは、透析器とのインタフェースである透析器インタフェースを備え、
前記ユーザインタフェースコンピュータは、要求される前記透析プロセスに関する入力を受信し、前記入力を前記自動化コンピュータに送信するように構成され、
前記自動化コンピュータは、前記入力の受信に応答して、前記透析プロセスを開始するためのコマンドを前記透析器インタフェースに発行するように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項6】
前記自動化コンピュータはさらに、前記コマンドの発行に先立って、前記入力を検証するように構成される、
請求項5記載の血液透析システム。
【請求項7】
前記ユーザインタフェースコンピュータはさらに、前記ユーザインタフェースコンピュータが直接アクセスする画面設計情報を使用することで、前記透析プロセスに関する情報を前記ユーザインタフェースを介して表示するように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項8】
前記自動化コンピュータは、前記血液透析システムに記憶されるすべての前記安全重視情報を制御するように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項9】
前記血液透析システムは、前記安全重視情報を記憶するためのデータベースを備え、
前記自動化コンピュータは、前記データベースへの前記安全重視情報の記憶を制御するように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項10】
前記ユーザインタフェースコンピュータは、前記データベースへの情報の書込が禁止されている、
請求項9記載の血液透析システム。
【請求項11】
前記透析器は、混合回路と、血流回路と、平衡回路と、外部透析液回路とを備える、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項12】
前記自動化コンピュータは、透析器に連動する少なくとも1つのセンサによって異常状態が検出されたときに、アラーム状態をトリガするように構成される、
請求項1記載の血液透析システム。
【請求項13】
前記ユーザインタフェースコンピュータは、アラーム状態を表すアラーム情報の表示を、前記ユーザインタフェースを介して制御するように構成される、
請求項12記載の血液透析システム。
【請求項14】
血液透析システムにおいてユーザインタフェースを管理するユーザインタフェース管理方法であって、前記ユーザインタフェース管理方法は、
ユーザインタフェースコンピュータに連動するユーザインタフェースによって、透析プロセスに関する入力を受信する工程と;
前記入力に応答して、安全重視情報の要求を前記ユーザインタフェースコンピュータから、透析器に連動する自動化コンピュータに送信する工程と;
前記ユーザインタフェースコンピュータの代わりに、前記安全重視情報にアクセスする工程と;
前記安全重視情報を使用することで、前記透析プロセスに関する情報を、前記ユーザインタフェースを介して表示する表示工程と
を含むことを特徴とする、ユーザインタフェース管理方法。
【請求項15】
前記安全重視情報は、前記ユーザインタフェースの表示の状態に関係し、
前記表示の状態は、少なくとも一部が前記透析プロセスの状態に基づく、
請求項14記載のユーザインタフェース管理方法。
【請求項16】
前記安全重視情報は、前記透析プロセスから収集したデータを含む、
請求項14記載のユーザインタフェース管理方法。
【請求項17】
前記ユーザインタフェース管理方法はさらに、
前記ユーザインタフェースによって、表示モードを指定する入力を受信する工程と;
前記ユーザインタフェースコンピュータを使用することで、前記指定された表示モードに基づき前記安全重視情報のサブセットを選択する工程と;
前記安全重視情報のサブセットを、前記ユーザインタフェースを介して表示する工程とを含む、
請求項14記載のユーザインタフェース管理方法。
【請求項18】
前記ユーザインタフェース管理方法はさらに、
前記ユーザインタフェースで要求される前記透析プロセスに関する入力を、受信する工程と;
前記入力を、前記ユーザインタフェースコンピュータから自動化コンピュータに送信する工程と;
前記入力を検証する工程と;
前記入力の検証に応答して、前記透析プロセスを開始するように透析器に命じる工程とを含む、
請求項14記載のユーザインタフェース管理方法。
【請求項19】
前記ユーザインタフェース管理方法はさらに、
前記ユーザインタフェースコンピュータ内に記憶される画面設計情報に、アクセスする工程を含み、
前記表示工程は前記画面設計情報を使用することで、前記透析プロセスに関する情報を、前記ユーザインタフェースを介して表示する工程を含む、
請求項14記載のユーザインタフェース管理方法。
【請求項20】
コンピュータに以下の手順を時効させるためのプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記手順としては、
ユーザインタフェースコンピュータに連動するユーザインタフェースから、透析プロセスに関する入力を受信する手順と;
前記入力に応答して、安全重視情報の要求を、前記ユーザインタフェースコンピュータから、透析器に連動する自動化コンピュータに送信する手順と;
前記ユーザインタフェースコンピュータの代わりに、前記安全重視情報にアクセスする手順と;
前記安全重視情報を、前記ユーザインタフェースコンピュータに送信する手順と;
前記ユーザインタフェースコンピュータ内に記憶されている画面設計情報に、アクセスする手順と;
前記安全重視情報と前記画面設計情報とを使用することで、前記透析プロセスに関する情報を前記ユーザインタフェースに表示させる手順と
を含む、コンピュータ読取可能な記憶媒体。
【請求項21】
少なくとも1つの流体入口と;
少なくとも1つの流体出口と;
前記流体入口を前記流体出口に連結する流路と
を備える透析ポンプカセットであって、
前記流路は、平衡チャンバを通過するように構成され、さらに抗凝血剤の供給源に連結される第2流体入口を通過するように構成され、
前記流体入口に進入する流体は、前記平衡チャンバに進入する前に、前記第2流体入口を通るように構成されていることを特徴とする、透析ポンプカセット。
【請求項22】
スパイクが中空である、
請求項21記載の透析ポンプカセット。
【請求項23】
第1入口を、第1出口に連結する第1流路と;
第2入口を、第2出口に連結する第2流路と;
制御流体路と:
隔壁を含む堅固な容器をそれぞれ備える少なくとも2つのポンプであって、それぞれ前記隔壁は、前記堅固な容器を第1区画と第2区画とに分割し、それぞれ前記第1区画は前記制御流体路に流体連通し、前記第2区画は前記第2流路に流体連通していることと;
前記第1流路と前記第2流路との間の流れの平衡を保つ平衡チャンバと;
前記平衡チャンバ内の流体を直接制御する少なくとも1つの弁を、パルス幅変調を利用することで開放する制御装置と
を備えることを特徴とする、血流カセット。
【請求項24】
前記隔壁は、可撓性である、
請求項23記載の血流カセット。
【請求項25】
未処置の血液を、患者から汲出して透析装置に通過させる血流路と;
透析液を、透析液供給体から前記透析装置に流す透析液流路であって、前記透析液流路は前記血流路に流体連通していることと;
前記透析液流路内の透析液を、強制的に前記血流路に流し込む圧力装置と
を備える血液透析システムであって、
前記透析装置を出る透析液の圧力が、前記透析装置を出る血液の圧力よりも低くなるように、前記圧力装置内の圧力は制御されることを特徴とする、血液透析システム。
【請求項26】
前記血流路は、血流カセットで画定される、
請求項25記載の血液透析システム。
【請求項27】
前記透析液流路は、少なくとも1つのカセットで画定される、
請求項25記載の血液透析システム。
【請求項28】
未処置の血液を、患者から汲出して透析装置に通過させる血流路と;
透析液を透析液供給体から前記透析装置に流す透析液流路であって、前記透析液流路は前記血流路に流体連通することと;
前記透析液流路内の透析液を、強制的に前記血流路に流し込む圧力装置と
を備える血液透析システムであって、
前記透析装置に入る透析液の圧力が、前記透析装置に入る血液の圧力よりも高くなるように、前記圧力装置内の圧力は制御されることを特徴とする、血液透析システム。
【請求項29】
前記血流路は、血流カセットで画定される、
請求項28記載の血液透析システム。
【請求項30】
前記透析液流路は、少なくとも1つのカセットで画定される、
請求項28記載の血液透析システム。
【請求項31】
血液透析システムの作動方法であって、
前記血液透析システムは、
患者から血液を汲出して、透析装置に通過させる血流路と;
透析液を、透析液供給体から前記透析装置に流す透析液流路と
を備え、
前記透析液流路は、
前記透析装置を通過する前記透析液の量を制御する平衡カセットと;
水から前記透析液を形成する混合カセットと;
水供給体から前記混合カセットに水を通すとともに、前記混合カセットから前記平衡カセットに前記透析液を通す配向カセットと
を備え、
前記作動方法は、
前記血液透析システムを提供する工程と;
透析液ポンプのストローク毎に前記透析液を、前記透析装置を通して前記血流路に圧送し且つ引き返すように、前記透析装置に前記透析液を通過させる工程と
を含むことを特徴とする、血液透析システムの作動方法。
【請求項32】
前記血流路は、血流カセットで画定される、
請求項31記載の作動方法。
【請求項33】
前記透析液流路は、少なくとも1つのカセットで画定される、
請求項31記載の作動方法。
【図1】
【図2A】
【図2B】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18A】
【図18B】
【図19】
【図20】
【図21A】
【図21B】
【図21C】
【図22A】
【図22B】
【図22C】
【図22D】
【図23】
【図24A】
【図24B】
【図24C】
【図24D】
【図25】
【図26A】
【図26B】
【図26C】
【図26D】
【図26E】
【図26F】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図30A】
【図30B】
【図30C】
【図30D】
【図30E】
【図31A】
【図31B】
【図31C】
【図31D】
【図32A】
【図32B】
【図32C】
【図32D】
【図32E】
【図33A】
【図33B】
【図33C】
【図33D】
【図34A】
【図34B】
【図34C】
【図34D】
【図35A】
【図35B】
【図35C】
【図35D】
【図35E】
【図36A】
【図36B】
【図36C】
【図36D】
【図36E】
【図37】
【図38A】
【図38B】
【図38C】
【図39A】
【図39B】
【図39C】
【図40A】
【図40B】
【図40C】
【図41A】
【図41B】
【図41C】
【図41D】
【図41E】
【図42A】
【図42B】
【図42C】
【図42D】
【図42E】
【図43A】
【図43B】
【図43C】
【図43D】
【図43E】
【図44A】
【図44B】
【図44C】
【図44D】
【図45】
【図46A】
【図46B】
【図46C】
【図46D】
【図46E】
【図47A】
【図47B】
【図47C】
【図47D】
【図47E】
【図48A】
【図48B】
【図49】
【図50A】
【図50B】
【図50C】
【図51A】
【図51B】
【図52A】
【図52B】
【図52C】
【図52D】
【図52E】
【図52F】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56A】
【図56B】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図2A】
【図2B】
【図3A】
【図3B】
【図4A】
【図4B】
【図4C】
【図4D】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図8C】
【図9】
【図10】
【図11A】
【図11B】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17A】
【図17B】
【図17C】
【図18A】
【図18B】
【図19】
【図20】
【図21A】
【図21B】
【図21C】
【図22A】
【図22B】
【図22C】
【図22D】
【図23】
【図24A】
【図24B】
【図24C】
【図24D】
【図25】
【図26A】
【図26B】
【図26C】
【図26D】
【図26E】
【図26F】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図28】
【図29A】
【図29B】
【図30A】
【図30B】
【図30C】
【図30D】
【図30E】
【図31A】
【図31B】
【図31C】
【図31D】
【図32A】
【図32B】
【図32C】
【図32D】
【図32E】
【図33A】
【図33B】
【図33C】
【図33D】
【図34A】
【図34B】
【図34C】
【図34D】
【図35A】
【図35B】
【図35C】
【図35D】
【図35E】
【図36A】
【図36B】
【図36C】
【図36D】
【図36E】
【図37】
【図38A】
【図38B】
【図38C】
【図39A】
【図39B】
【図39C】
【図40A】
【図40B】
【図40C】
【図41A】
【図41B】
【図41C】
【図41D】
【図41E】
【図42A】
【図42B】
【図42C】
【図42D】
【図42E】
【図43A】
【図43B】
【図43C】
【図43D】
【図43E】
【図44A】
【図44B】
【図44C】
【図44D】
【図45】
【図46A】
【図46B】
【図46C】
【図46D】
【図46E】
【図47A】
【図47B】
【図47C】
【図47D】
【図47E】
【図48A】
【図48B】
【図49】
【図50A】
【図50B】
【図50C】
【図51A】
【図51B】
【図52A】
【図52B】
【図52C】
【図52D】
【図52E】
【図52F】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56A】
【図56B】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【公表番号】特表2012−501210(P2012−501210A)
【公表日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−524994(P2011−524994)
【出願日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際出願番号】PCT/US2009/004866
【国際公開番号】WO2010/027435
【国際公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Linux
【出願人】(507247092)デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ (15)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成24年1月19日(2012.1.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成21年8月27日(2009.8.27)
【国際出願番号】PCT/US2009/004866
【国際公開番号】WO2010/027435
【国際公開日】平成22年3月11日(2010.3.11)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.Linux
【出願人】(507247092)デカ・プロダクツ・リミテッド・パートナーシップ (15)
【Fターム(参考)】
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