説明

表示装置、テレビジョン受像機、表示方法、プログラム及び記録媒体

【課題】コンテンツの情報を視覚的にわかりやすく表示し、より親しみやすく、ユーザーフレンドリーな表示装置等を提供する。
【解決手段】テレビジョン受像機10は、放送番組の情報に応じた、少なくとも顔を有した所定のキャラクターを表すキャラクター画像102をメモリ7から取得する画像取得部42と、画像取得部42が取得した上記キャラクター画像102を上記放送番組と共に液晶表示パネル22に表示する表示制御部21とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、当該表示装置を備えたテレビジョン受像機、表示方法、プログラム及び記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
表示装置を備えた機器として、以下のような様々な技術が開示されている。
【0003】
特許文献1には、機器の調整に関わる設定を変更する設定変更装置が記載されている。この設定変更装置は、機器の調整に関わるメニュー画面を表示し、ユーザからの初期化の指示を受け付けると、このメニュー画面に全初期化又は部分初期化のいずれかを選択させる項目を表示させ、この項目から全初期化又は部分初期化のいずれかが選択されると、該選択に応じて設定変更された項目の変更値を初期化するものである。
【0004】
また、特許文献2には、電子番組情報表示方法及び電子番組情報表示装置が記載されている。これらの方法及び装置は、放送番組に関してそのジャンルの情報を取得し、ジャンル画面を形成してディスプレイ上に表示する。また、このディスプレイ上において、各ジャンルに対応して、複数用意されるアイコンの候補の中から指定アイコンを選択し、ジャンル画面が構成される際に前記ジャンル画面に各ジャンルに対応したアイコンの表示として前記指定アイコンの表示を指示するものである。
【0005】
また、特許文献3には、パソコンから出力される操作指令信号に基づいて再生動作および/または記録動作が制御され得るパソコン制御機能付の音響機器が記載されている。この音響機器は、パソコンから操作指令信号が出力され、該出力に基づく動作が所定時間の間に継続して行なわれている間に、パソコンのディスプレイに、標準形状の所定のキャラクター画像を表示させ、該表示を再生および/または記録の履歴に対応して変化させるように制御するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2007−306113号公報(2007年11月22日公開)
【特許文献2】特開2006−140783号公報(2006年6月1日公開)
【特許文献3】特開2002−133762号公報(2002年5月10日公開)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
テレビの複合化・多機能化が進む一方、ユーザのテレビ視聴時間は長時間化する傾向にある。多機能化したテレビ受像機等の便利性・操作性を向上させるために、視覚的な表示による直感的なわかりやすさが求められている。また、テレビ受像機はユーザ層が広く、子供などの若年層もよく使う電子機器であるため、より親しみやすく、ユーザーフレンドリーであるのが望ましい。
【0008】
しかし従来のテレビでは、ユーザは電子番組表(EPG)又はオン・スクリーン・ディスプレイ(OSD)等において文字又は文字の隣に表示されている小さなアイコンによって表示されているジャンル情報を視認するか、又は放送コンテンツを視聴してはじめて、番組のジャンルを知ることができ、直感的に番組のジャンルを把握することはできなかった。
【0009】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンテンツの情報を視覚的に表示し直感的でわかりやすい、併せて親しみやすさ、ユーザーフレンドリーさを備えた表示装置、該表示装置を備えたテレビジョン受像機、表示方法、プログラム及び記録媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明に係る表示装置は、コンテンツの情報に応じた、予め定めた少なくとも顔を有した所定のキャラクターを表すキャラクター画像を取得する画像取得手段と、上記画像取得手段が取得した上記キャラクター画像を表示する表示手段とを備えていることを特徴とする。
【0011】
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る表示方法は、コンテンツの情報に応じた、予め定めた少なくとも顔を有した所定のキャラクターを表すキャラクター画像を取得する画像取得ステップと、上記画像取得ステップにおいて取得した上記キャラクター画像を上記コンテンツと共に表示する表示ステップとを備えていることを特徴とする。
【0012】
上記の構成であれば、コンテンツの情報に応じたキャラクター画像を表示することによって、ユーザに、コンテンツの情報を視覚的に知らせることができ、直感的に認識させることができる。また、キャラクター画像が少なくとも顔を有していることによって、種々の表情を有するキャラクターを表現することができるので、ユーザに、コンテンツがどのようなものであるかを視覚的に分かり易く知らせることができる。
【0013】
したがって、本発明の表示装置及び表示方法は、コンテンツの情報を情報を視覚的に伝えることができるため、より直感的にユーザに伝えることができる。
【0014】
また、コンテンツのジャンルに応じたキャラクター画像を表示することによって、より親しみやすく、ユーザーフレンドリーである。
【0015】
また、本発明に係る表示装置は、上記コンテンツのジャンルを特定するジャンル特定手段をさらに備え、上記画像取得手段は、上記ジャンル特定手段が特定した上記ジャンルの種類に対応した上記キャラクター画像を取得するものであってもよい。
【0016】
上記の構成であれば、コンテンツのジャンルに対応したキャラクター画像を表示することによって、ユーザに、視聴中のコンテンツについてのジャンル情報を視覚的に知らせることができ、直感的に認識させることができる。また、キャラクター画像が少なくとも顔を有していることによって、種々の表情を有するキャラクターを表現することができるので、視聴中のコンテンツのジャンルに対応して表情を有するキャラクター画像を表示することによって、ユーザに、視聴中のコンテンツがどのようなものであるかを視覚的に分かり易く知らせることができる。したがって、視聴中のコンテンツのジャンル情報を視覚的に伝えることができるため、より直感的にユーザに伝えることができる。
【0017】
また、本発明に係わる表示装置は、コンテンツのジャンル情報を取得するジャンル情報取得手段を備え、上記ジャンル特定手段が、上記ジャンル情報取得手段の取得したジャンル情報に基づきジャンルを特定するものであってもよい。上記ジャンル特定手段は、ジャンル情報を表示装置の外部または内部のいずれから取得してもよい。
【0018】
表示装置の外部から取得する例としては、表示装置に接続されているハードディスクや記録再生装置などの外部機器から、またはデジタル放送波やインターネット放送データから、あるいはネットワークを通じて接続されるサーバなどから、ジャンル情報を取得する場合が挙げられる。また、表示装置の内部から取得する例としては、内蔵するハードディスクなどのメモリまたは内蔵するブルーレイレコーダーなどの記録再生装置に挿入された光ディスクなどから、ジャンル情報を取得する場合が挙げられる。
【0019】
上記の構成であれば、ジャンル情報を取得して、それに応じたキャラクター画像を表示することによって、ユーザに、視聴中のコンテンツについてのジャンル情報を視覚的に知らせることができ、直感的に認識させることができる。
【0020】
また、本発明に係わる表示装置は、コンテンツに関する番組情報である番組名、番組内容、および出演者の少なくともいずれかを表す情報と、予め設定されているキーワードとを比較するキーワード検索手段をさらに備え、上記画像取得手段は、上記番組情報が上記キーワードと一致した場合には、一致結果に応じて、予め定めた少なくとも顔を有した所定のキャラクターを表すキャラクター画像を取得することを特徴とする。
【0021】
上記構成によれば、予め、メニューなどで人物名、地域、施設名などのキーワードを設定させておき、コンテンツに含まれる番組情報の番組名や番組内容、出演者などの情報が、設定されたキーワードと一致した場合には、当該コンテンツを好みの番組として判定してキャラクターを変更させることが出来る効果を有する。
【0022】
また、本発明に係る表示装置では、上記キャラクター画像は静止画及び動画の少なくともいずれか一方であればよい。
【0023】
上記の構成であれば、多様な表示形態のキャラクター画像を表示することができる。そのため、視聴中のコンテンツのジャンル情報をより直感的に知らせることができる。
【0024】
上記の課題を解決するために、本発明に係るテレビジョン受像機は、上述したいずれかの表示装置を備えていることを特徴とする。
【0025】
上記の構成であれば、コンテンツのジャンルを視覚的な表示により直感的に伝達するテレビジョン受像機を提供できる。また、より親しみやすく、ユーザーフレンドリーなテレビ受像機を提供できる。
【0026】
なお、本発明に係る表示装置は、コンピュータによって実現してもよい。この場合、コンピュータを上記各手段として動作させることにより表示装置をコンピュータにおいて実現するプログラム、およびそのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
【発明の効果】
【0027】
本発明に係る表示装置は、以上のように、コンテンツの情報に応じた、予め定めた少なくとも顔を有した所定のキャラクターを表すキャラクター画像を取得する画像取得手段と、上記画像取得手段が取得した上記キャラクター画像を表示する表示手段とを備えているので、視聴中のコンテンツの情報を視覚的に伝えることができ、より直感的にユーザに伝えることができる。また、より親しみやすく、ユーザーフレンドリーである。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明の一実施形態におけるテレビジョン受像機の構成を示す図である。
【図2】本発明の一実施形態におけるテレビジョン受像機が液晶表示パネルに表示させる表示画面の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0029】
本発明に係る表示装置の一実施形態について、図1〜2を参照して以下に説明する。なお、以下に示す表示装置は、テレビジョン受像機に備えられている例を示すが、本発明はこれに限定されるものではなく、様々な表示装置に適用可能である。なお、以下の説明では本発明を実施するために好ましい種々の限定が付与されているが、本発明の技術的範囲は以下の実施の形態及び図面の記載に限定されるものではない。
【0030】
(テレビジョン受像機10の構成)
最初に、図1用いて、本発明に従った表示装置を備えたテレビ受像機の構成の概要を説明する。図1はテレビ受像機10の構成を模式的に示す図である。
【0031】
図1において、テレビ受像機10(表示装置)は、例えば、画面サイズ16:9の液晶表示パネル22を有するテレビ受像機の全体を示している。テレビジョン受像機10は、バス8に接続されたCPU6及びメモリ7を備えている。このテレビジョン受像機10の動作は、前記CPU6及び前記メモリ7に記憶された各種の制御プログラムにより制御される。即ち、テレビジョン受像機10では、CPU6を含むコンピュータ・システムによって制御されており、テレビジョン受像機10をコンピュータ・システムによって動作させるためのプログラムはメモリ7に記憶されている。
【0032】
メモリ7は、通常、RAMによって構成されるが、一部にROMを含んでいてもよい。また、書き換え可能なフラッシュメモリ等を含んでいても良い。前記メモリ7には、CPUを動作させるためのOSや各種の制御ソフト等が記憶され、電子番組表(EPG;Electronic Program Guide)データ等の番組情報に関するデータ、OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)データなどを記憶している。また、前記メモリ7は、各種制御動作に必要なワークメモリとして働くワーク領域を有している。
【0033】
また、メモリ7は、後述するジャンル情報とキャラクター画像とを関連付けて記憶している。
【0034】
テレビジョン受像機10には、デジタルチューナー部14及びアナログチューナー部12が設けられており、デジタル放送及びアナログ放送が受信可能とされている。また、外部入力部31には、HDD、SDカード等の固体メモリ、BD(ブルーレイディスク)、DVD、CD等のディスク装置等、種々の外部機器30が接続可能とされており、更に、テレビジョン受像機10の本体内にもBD/DVD/CDの記録/再生部32が内蔵されている。更に、IP放送チューナー部23が備えられており、IP放送の受信も可能とされている。
【0035】
テレビジョン受像機10は、この他、AVスイッチ部13、デジタル復調部15、分離部(DMUX)16、ビデオデコード/キャプチャ部17、ビデオセレクタ部18、映像処理部19、加算回路20、表示制御部21(表示手段)、液晶表示パネル22、EPG/OSD/予約処理部24、オーディオデコード部25、オーディオセレクタ部26、音声出力変換部27、スピーカ28、選局部33、通信制御部34、リモコン受光部35、周囲の明るさを検出するためのOPC(RGB)センサー38を備えている。テレビジョン受像機10には、さらに、ジャンル情報/番組情報処理部41(ジャンル情報取得手段、ジャンル特定手段、キーワード検索手段)、画像取得部42(画像取得手段)が備えられている。
【0036】
アナログチューナー部12は、アナログ放送受信用のアンテナ11を介して受信するアナログテレビ放送信号を選局するもので、選局部33からの選局指示に応じて選局を行なう。アナログチューナー部12からの受信信号は、AVスイッチ部13において、音声信号と映像信号とに分離され、映像信号はビデオセレクタ部18に入力され、音声信号はオーディオセレクタ部26に入力される。
【0037】
デジタルチューナー部14は、デジタル放送受信用アンテナ40を介して受信するデジタルテレビ放送信号を選局するもので、選局部33からの選局指示に応じて受信するチャンネルの選局を行なう。デジタルチューナー部14からの受信信号は、デジタル復調部15にて復調され、分離部(DMUX)16に送られる。
【0038】
IP放送チューナー部23は、電話回線・LAN等に接続された通信制御部34を介して受信するIP放送を選局するもので、選局部33からの選局指示に応じて受信する特定のIP放送を選局し、出力を分離部(DMUX)16に送る。
【0039】
分離部(DMUX)16は、デジタル復調部15又はIP放送チューナー部23から入力された、多重化された映像データ、音声データを分離し、映像データをビデオデコード/キャプチャ部17に送り、音声データをオーディオデコード部25に送る。さらに、分離部(DMUX)16は、放送信号に含まれるEPGデータ等のデータを抽出し、EPG/OSD/予約処理部24に送る。なお、分離部(DMUX)16によって抽出された放送波信号は、必要に応じてCPU6による書き込み制御によりメモリ7に記録される。
【0040】
ビデオデコード/キャプチャ部17は、分離部(DMUX)16によって分離された映像データをデコードしたり、映像データに含まれるビデオ情報を静止画としてキャプチャしたりする。前記ビデオデコード/キャプチャ部17によってデコードされた映像信号は、ビデオセレクタ部18に送られる。ビデオセレクタ部18には、既に説明したとおり、アナログチューナー部12からの映像信号が入力されており、また、外部入力部31からの映像信号も入力されている。ビデオセレクタ部18は、CPU6からの制御信号により、これらの入力映像信号から1つの映像信号を選んで出力し、映像処理部19に送る。
【0041】
映像処理部19では、入力された映像信号に対して、例えば、ノイズリダクションの処理、シャープネスの調整、コントラストの調整等の映像処理を行ない、液晶表示パネル22に対して最適な映像信号となるように映像データを変換する。
【0042】
表示制御部21は、受信した映像データを液晶表示パネル22に表示させるための駆動回路を含む部分である。また、表示制御部21は、加算回路20によって加算された、EPG/OSD/予約処理部24からのOSDデータ、EPGデータなどを、映像処理部19からの映像データに加えて液晶表示パネル22に送信する。
【0043】
液晶表示パネル22には、表示制御部21から受信した映像データ、OSDデータ、電子番組表データなどが表示される。
【0044】
オーディオデコード部25は、分離部(DMUX)16によって分離された音声データをデコードするものである。オーディオデコード部25は、デコードした音声信号をオーディオセレクタ部26に送る。
【0045】
オーディオセレクタ部26は、AVスイッチ部13からの音声信号、外部入力部31からの音声信号、及び、オーディオデコード部25からの音声信号を受け、CPU6からの制御によってビデオセレクタ部18で選択された映像信号に対応した音声信号を選択し、音声出力変換部27を介して音声信号をスピーカ28に送る。音声出力変換部27は、受信した音声信号をスピーカ28での再生に最適な信号に変換してスピーカ28に供給する。
【0046】
通信制御部34は、電話回線、LAN、インターネット等のネットワーク網を介して通信を確立させるように制御を行なう。
【0047】
リモコン受光部35は、リモートコントローラ36(以下リモコン36という)からの光信号を受信して、前記リモコン36からの制御信号を受け付けるためのものである。制御信号には、テレビジョン受像機10における所定の設定を行なうための操作、特に複数の設定項目のうちいずれかを選択するための操作に関する制御信号が含まれる。リモコン受光部35は、受信した制御信号をCPU6に送信する。
【0048】
EPG/OSD/予約処理部24は、定期的に更新保存されたEPGデータに基づき電子番組表を作成する。また、EPG/OSD/予約処理部24は、前記の電子番組表を利用して番組の予約処理等を行なう。また、EPG/OSD/予約処理部24は、メモリ7に予め保存されているOSDデータを描画する。前記OSDデータとは、例えば、設定画面、音量ケージ、現在時刻、選局チャンネル等の各種情報を描画するためのデータである。
【0049】
(ジャンル情報/番組情報処理部41)
ジャンル情報/番組情報処理部41は、分離部16、外部入力部31、記録/再生部32のうち、視聴対象の放送番組(コンテンツ)を受信した部材から、その放送番組に関連付けられたジャンル情報を取得する。これにより、放送番組のジャンルを特定する。
【0050】
例えば、デジタル放送においては、ジャンル情報が大分類、中分類と分類されて関連付けられている。大分類としては、例えば、「ニュース/報道」、「情報/ワイドショー」、「バラエティ」、「映画」、「スポーツ」等がある。中分類としては、例えば大分類が「ニュース/報道」の場合は「定時・総合」、「ローカル/地域」、「天気」等がある。一般に一つの放送番組には、複数の大分類のジャンル情報が関連付けられている。例えば、スポーツニュースの場合は「ニュース/報道」、「スポーツ」の大分類のジャンル情報が関連付けられており、さらに、これらに属する中分類のジャンル情報がいくつか関連付けられている。ジャンル情報/番組情報処理部41は、分離部16、外部入力部31、記録/再生部32のいずれかが、これらのジャンル情報が関連付けられたコンテンツを受信したときに、当該コンテンツに関連付けられたジャンル情報を複数取得する。ここで、取得する複数のジャンル情報は、当該コンテンツに関連付けられたジャンル情報の一部でもよいし全部でもよい。また、ジャンル情報/番組情報処理部41は、大分類のみから複数のジャンル情報を取得してもよいし、中分類のみから複数のジャンル情報を取得してもよいし、大分類及び中分類から合わせて複数のジャンル情報を取得してもよい。
【0051】
なお、本実施形態ではテレビジョン受像機10が受信する放送番組がデジタル放送番組である場合について説明するが、アナログ放送番組でも同様の処理が可能である。つまり、アナログ放送の場合は、ジャンル情報/番組情報処理部41は、音声解析及び画像解析等を行なって番組の種類を表すキーワードを種類情報として抽出することによって、ジャンル情報を取得することが可能である。
【0052】
ジャンル情報/番組情報処理部41は、表示装置の外部、内部のいずれからジャンル情報を取得してもよい。表示装置の外部から取得する例としては、表示装置に接続されているハードディスクや記録再生装置などの外部機器から、またはデジタル放送波やインターネット放送データから、あるいはネットワークを通じて接続されるサーバなどから、ジャンル情報を取得する場合が挙げられる。また、表示装置の内部から取得する例としては、内蔵するハードディスクなどのメモリまたは内蔵するブルーレイレコーダーなどの記録再生装置に挿入された光ディスクなどから、ジャンル情報を取得する場合が挙げられる。
コンテンツのジャンル情報を取得して、それに応じたキャラクター画像を表示することによって、ユーザに、視聴中のコンテンツについてのジャンル情報を視覚的に知らせることができ、直感的に認識させることができる。
【0053】
また、ジャンル情報/番組情報処理部41は、コンテンツに関する番組情報である番組名、番組内容、および出演者の少なくともいずれかを表す情報と、予め設定されているキーワードとを比較することが可能である。テレビジョン受像機10では、予め、メニューなどで人物名、地域、施設名などをキーワードとして設定させておき、コンテンツに含まれる番組情報である番組名、番組内容、出演者などの情報が、設定されたキーワードと一致する場合は、選局された番組を好みの番組と判定して、キャラクターを変更させることが出来る。
【0054】
キーワードの具体例としては、人物名(A山B子、C村D男、など)や施設名(ABCランド、水族館、など)、地域(栃木、北海道、など)がある。キーワード設定方法としては、文字入力画面による入力および施設名や地域など一般名称に関してはリストによる選択方式などがある。表示されるキャラクターとしては、検索結果が一致していることによって、目が輝いてるキャラクター、目が飛び出してくるキャラクター、喜んでいるキャラクタター、飛び跳ねているキャラクターなど、喜びや注目を意味するようなキャラクターなどがある。さらに、選択式によってキーワードとキャラクターとを関連付けさせるメニューによって、表示されるキャラクターによって、どのキーワードに一致しているかが一目でわかるようにしてもよい。
【0055】
(画像取得部42)
画像取得部42は、メモリ7からキャラクター画像を取得して表示制御部21に送信するためのものである。メモリ7は、ジャンル情報に対して、当該ジャンルが表すジャンルの種類に応じたキャラクター画像を関連付けて予め保存している。そこでジャンル情報/番組情報処理部41は、取得したジャンル情報に関連付けられたキャラクター画像をメモリ7から取得する。そして、取得したキャラクター画像を映像処理部19に送信する。
【0056】
以上の各構成要素によって、本実施形態におけるテレビジョン受像機10は、以下に説明する表示方法によって、キャラクター画像を表示するものである。
【0057】
(表示方法)
上述したテレビジョン受像機10がキャラクター画像を表示する方法を以下に説明するとともに、本発明に係る表示方法について説明する。本発明に係る表示方法は、ジャンル特定ステップと、画像取得ステップと、表示ステップとを含むものである。
【0058】
(ジャンル特定ステップ)
ジャンル特定ステップとは、視聴対象の放送番組のジャンル情報を取得するステップである。このステップにおいて、ジャンル情報/番組情報処理部41は、分離部16、外部入力部31、記録/再生部32のうち、視聴対象の放送番組を受信した部材から、その番組に関連付けられたジャンル情報を取得する。
【0059】
(画像取得ステップ)
画像取得ステップとは、ジャンル特定ステップにおいて取得したジャンル情報に応じたキャラクターを表すキャラクター画像を取得するステップである。このステップにおいては、CPU6は、受信した制御信号に基づいて、放送番組のジャンルに応じたキャラクターを表すキャラクター画像を、メモリ7から取得するよう、画像取得部42を制御する。画像取得部42は、キャラクター画像をメモリ7から取得し、表示制御部21に送信する。
【0060】
(表示ステップ)
表示ステップとは、画像取得ステップにおいて取得したキャラクター画像を表示するステップである。このステップにおいては、表示制御部21は、画像取得部42から受信したキャラクター画像を、放送番組と共に液晶表示パネル22に表示させる。
【0061】
(キーワード検索ステップ)
キーワード検索ステップとは、コンテンツに関する番組情報である番組名、番組内容、および出演者の少なくともいずれかを表す情報と、予め設定されているキーワードとを比較するステップである。このステップにおいて、ジャンル情報/番組情報処理部41は、分離部16、外部入力部31、および記録/再生部32のうち、視聴対象の放送番組を受信した部材から、視聴番組の番組情報である番組名や番組内容、出演者などの文字列から、設定したキーワードと一致するものがあるかどうかを検索し、一致結果を判断する。
【0062】
(画面の例)
上述した表示方法を実行することによって、本実施形態のテレビジョン受像機10は、放送番組と、当該放送番組のジャンルに応じたキャラクター画像とを同時に表示する。その際に表示される画面の例について、図2を参照して説明する。図2は、本発明の一実施形態に係るテレビジョン受像機10が表示する画面の一例を示す図である。
【0063】
図2は、本実施形態に係るテレビジョン受像機10が、放送番組のジャンルに応じてキャラクターを表示する表示画面100を示す。表示画面100には、放送番組表示区域101と、キャラクター画像102とが表示されている。図2は、放送番組表示区域101にニュース番組が放送されている場合、ニュースというジャンルに対応したキャラクター画像102が表示されている状態を示している。
【0064】
キャラクター画像102は、キャラクター表示という設定の種類に応じたキャラクターを表す画像である。すなわち、ここでは、キャラクター画像102は、ニュースというジャンルに対応したキャラクター画像である。また、キャラクター画像102は、放送番組表示区域101にて視聴中の放送番組のジャンルに応じた表示形態のものである。すなわち、ここでは、キャラクター画像102は、上半身のみのメガネをかけたクマである。
【0065】
本明細書において、キャラクター画像とは、少なくとも顔を有した所定のキャラクターを表す画像が意図される。ここで、「少なくとも顔を有した」とは、目、口、鼻等の顔を構成するいずれかの部位を含んでなる形状を意味しており、好ましくは顔の表情が認識され得る形態にて表されたキャラクターである。また、キャラクターとしては、例えばヒトをイラスト化したものであってもよいし、生物または無生物を擬人化したものであってもよい。また、キャラクターは顔のみではなく、例えば胴体等その他の部位を含む形態により表されてもよい。
【0066】
本実施形態においては、放送番組のジャンルに応じた表示形態のキャラクター画像を表示することによって、ユーザに、視聴中の放送番組のジャンルについて視覚的に知らせることができ、より直感的に認識させることができる。この図の場合、視聴中の放送番組のジャンルはニュースである。メガネをかけたキャラクターを表すキャラクター画像を対応させることによって、ユーザに、視聴中の放送番組のジャンルがニュースであることを視覚的に知らせ、直感的に認識させることができる。
【0067】
なお、キャラクター画像は、動画であってもよい。動画としては、2コマアニメなどであってもよい。これによって、多様な表示形態のキャラクター画像を表示することができる。そのため、ユーザに、視聴中の放送番組についての関連情報をより直感的に知らせることができる。
【0068】
放送番組のジャンルに応じたキャラクター画像とは、例えばそのジャンルであることを想起させるキャラクターを表すものなどである。例えば、放送番組のジャンルがスポーツである場合には、これに応じたキャラクター画像は、ユニフォーム姿のクマであってもよい。これにより、ユーザは、キャラクター画像を視認することによって、どのようなジャンルの番組が放送されているかを視覚的に知ることができる。
【0069】
また、表示形態とは、キャラクター画像におけるキャラクターの表情、動作などをさす。表情としては、例えば笑う、泣く、すまし顔、目を伏せる等の表情が挙げられ、動作としては、例えば手を上下する、ジャンプする、首をかしげる、手を振る、ウィンクする等の動作が挙げられる。設定値に応じた表示形態のキャラクター画像を表示することによって、その設定値がどのようなものであるかについて、ユーザに視覚的に知らせることができる。
【0070】
また、放送番組視聴以外のエンターテインメント性、癒し効果などをユーザに提供することができ、より親しみやすく、ユーザーフレンドリーである。
【0071】
以下に、本実施形態におけるテレビジョン受像機10が液晶表示パネル22に表示させる表示画面の他の例について説明する。
【0072】
キャラクター画像102は、所定の時間には、他の時間とは異なるキャラクター画像に変更されてもよい。所定の時間とは、例えば、午前0時からの1分間、時刻を表す数字がゾロ目になる時間、特定の機能を使用している時間、そのほかの特定の時間帯などである。特定の機能を使用している時間の例としては、テレビジョン受像機10の電源が自動的に切れるタイマー機能を使用している時間、レコーダー、ゲーム機等をテレビジョン受像機10に接続している時間などがある。
【0073】
例えば、タイマー機能を使用している場合に、タイマー機能の使用累計回数又は設定累計回数が特定の数であるときには、さらに異なるキャラクター画像に変更されてもよい。また、タイマー機能を使用している場合には、電源が切れる時間の所定時間前から切れるまでの時間に、さらに異なるキャラクター画像に変更されてもよい。例えば、電源が切れる5分前から1分前にパジャマ姿などの表示形態のキャラクター画像に変更され、電源が切れる1分前から切れるまでは寝ている表示形態のキャラクター画像に変更されてもよい。
【0074】
また、キャラクター画像102は、所定の日には、他の日とは異なるキャラクターを表すキャラクター画像に変更されてもよい。所定の日とは、例えば、予め設定された日などである。予め設定された日とは、例えば毎月1日であってもよく、お正月、祝日などのイベントがある日であってもよく、ユーザによって設定された記念日などであってもよい。また、所定の日は、ランダムに選択されたものであってもよい。
【0075】
また、キャラクター画像102は、天気、気温、季節などによって異なるキャラクター画像に変更されてもよい。
【0076】
また、キャラクター画像102は、例えばテレビジョン受像機10と同じメーカーの製品のレコーダー等に接続されているときには、異なるキャラクター画像に変更されてもよい。
【0077】
なお、異なるキャラクター画像としては、例えば通常に表示されるキャラクター画像とはキャラクター自体が異なるもの、キャラクターは同一であるが異なる表示形態(動作、表情、服装、色など)であるもの、などが挙げられる。
【0078】
また、テレビジョン受像機10は、液晶表示パネル22で視聴されている放送番組のジャンルのみならず、音などの情報と連動してもよい。例えばサッカー試合の放送中に、音の盛り上がっている時はゴールシーンと判定してゴール姿のキャラクター画像を表示してもよい。
【0079】
また、テレビジョン受像機10は、液晶表示パネル22が放送番組の映像データを表示しているときに限らず、例えばゲーム画面を表示しているときにキャラクター画像を表示するものであってもよい。この場合には、例えば、ゲーム時間を表示する目的で、ゲーム画面を表示し続けている時間を記載した看板を持っている表示形態のキャラクター画像などを表示してもよい。
【0080】
また、テレビジョン受像機10は、警告メッセージを表示するときに、その警告メッセージの内容に応じたキャラクター画像を表示するものであってもよい。
【0081】
また、テレビジョン受像機10は、上述したようにキャラクター画像を表示する際に、ユーザがテレビジョン受像機10を使用した回数、時間、利用した機能の数などに基づいて異なるキャラクターを表すキャラクター画像を表示するものであってもよい。例えば、テレビジョン受像機10が表示するキャラクター画像におけるキャラクターは、ユーザがテレビジョン受像機10を使い込むごとに、より成長したキャラクターに変更されてもよい。
【0082】
上記の構成により、ユーザに対して放送番組の視聴以外のエンターテインメント性、癒し効果等を提供することができる。
【0083】
(プログラムおよび記録媒体)
最後に、テレビジョン受像機10に含まれている各ブロックは、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
【0084】
すなわち、テレビジョン受像機10は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、この制御プログラムを格納したROM、上記制御プログラムを実行可能な形式に展開するRAM、および上記制御プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
【0085】
この構成により、本発明の目的は、所定の記録媒体によっても、達成できる。この記録媒体は、上述した機能を実現するソフトウェアであるテレビジョン受像機10の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録していればよい。テレビジョン受像機10にこの記録媒体を供給する。これにより、コンピュータとしてのテレビジョン受像機10(またはCPUやMPU)が、供給された記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し、実行すればよい。
【0086】
プログラムコードをテレビジョン受像機10に供給する記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわち、この記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
【0087】
また、テレビジョン受像機10を、通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介してテレビジョン受像機10に供給する。この通信ネットワークは、テレビジョン受像機10にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
【0088】
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえば、IEEE1394、USB(Universal Serial Bus)、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
【0089】
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
【0090】
例えば本発明に係る表示装置は、テレビジョン受像機10に限らず、放送番組以外の何らかのコンテンツを再生(表示)可能な装置として実現可能である。そのような装置の例として、携帯電話、カーナビゲーションシステム、および携帯ゲーム端末機等がある。また、コンテンツも必ずしも放送番組に限られない。
【産業上の利用可能性】
【0091】
本発明は、多機能化したテレビジョン受像機等の表示装置として最適に使用できる等、産業上の利用可能性は高い。
【符号の説明】
【0092】
10 テレビジョン受像機(表示装置)
21 表示制御部(表示手段)
41 ジャンル情報/番組情報処理部(ジャンル情報取得手段、ジャンル特定手段、キーワード検索手段)
42 画像取得部(画像取得手段)
101 放送番組表示区域
102 キャラクター画像

【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンテンツの情報に応じた、予め定めた少なくとも顔を有した所定のキャラクターを表すキャラクター画像を取得する画像取得手段と、
上記画像取得手段が取得した上記キャラクター画像を表示する表示手段とを備えていることを特徴とする表示装置。
【請求項2】
上記コンテンツのジャンルを特定するジャンル特定手段をさらに備え、
上記画像取得手段は、上記ジャンル特定手段が特定した上記ジャンルの種類に対応した上記キャラクター画像を取得することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
上記コンテンツのジャンルを示すジャンル情報を取得するジャンル情報取得手段をさらに備え、
上記ジャンル特定手段は、上記ジャンル情報取得手段が取得した上記ジャンル情報に基づき上記ジャンルを特定することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
上記ジャンル情報取得手段は、上記ジャンル情報を表示装置の外部から取得することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
上記ジャンル情報取得手段は、上記ジャンル情報をデジタル放送波から取得することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
【請求項6】
上記ジャンル情報取得手段は、上記ジャンル情報を表示装置の内部から取得することを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項7】
上記コンテンツに関する番組情報である番組名、番組内容、および出演者の少なくともいずれかを表す情報と、予め設定されているキーワードとを比較するキーワード検索手段をさらに備え、
上記画像取得手段は、上記番組情報が上記キーワードと一致した場合には、一致結果に応じて、予め定めた少なくとも顔を有した所定のキャラクターを表すキャラクター画像を取得することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項8】
上記キャラクター画像が静止画及び動画の少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示装置。
【請求項9】
請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置を備えていることを特徴とするテレビジョン受像機。
【請求項10】
請求項1〜8のいずれか1項に記載の表示装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
【請求項11】
請求項10に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【請求項12】
コンテンツの情報に応じた、予め定めた少なくとも顔を有した所定のキャラクターを表すキャラクター画像を取得する画像取得ステップと、
上記画像取得ステップにおいて取得した上記キャラクター画像を表示する表示手段とを備えていることを特徴とする表示方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2011−139142(P2011−139142A)
【公開日】平成23年7月14日(2011.7.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−296275(P2009−296275)
【出願日】平成21年12月25日(2009.12.25)
【出願人】(000005049)シャープ株式会社 (33,933)
【Fターム(参考)】